WO1991003799A1

WO1991003799A1 - Printing device of securities

Info

Publication number: WO1991003799A1
Application number: PCT/JP1990/000493
Authority: WO
Inventors: Shinya Uchida
Original assignee: Laurel Bank Machines Co., Ltd.
Priority date: 1989-09-06
Filing date: 1990-04-16
Publication date: 1991-03-21
Also published as: EP0441964B1; ATE132988T1; ES2081979T3; JP2759379B2; EP0441964A4; DK0441964T3; EP0441964A1; DE69024783T2; US5259678A; DE69024783D1

Description

— i 一 - 明細書

有価証券の印字装置

技術分野

' 本発明は、手形、小切手などの流通証券および株券、債券などの証券（以下、総称して、「有価証券」という。）の印字装置に関するものであり、さらに詳細には、必要なデータを印字するとともに. データが、正しく印字がされているか否かを判定することのできる有価証券の印字装置に関するものである。

背景技術

有価証券にあっては、各別に、必要なデータが印字された後、受取人に手渡されるのが一般である。たとえば、手形、小切手においては、顧客別に、支払人、支払地、振出人、振出地、交換場所、取引銀行名、店舖名、口座番号などのデータが印字され、顧客の希望する枚数ずつ、顧客に渡され、その利用に供されている。

これら印字されるデータとしては、人視覚的に認識し得る文字- 数字、符号および図形などからなるデータと、視覚的には認識し得ず、機械によって読み取られるべき磁気ィンク読取り文字、数字および符号など（以下、「M I C R文字」という。）やバーコ一ドなどの符号よりなるデータ（以下、総称して、「視覚的認識不能データ」という。）とが併用されている場合が多い。

有価証券にあっては、その性質上、このようなデータが、誤って印字されることは、絶対に許されず、したがって、データの印字後に、データが正しく印字されたか否かを判定することが必要不可欠めな

このような判定は、人が視覚-的に認識し得る文字、数字、符号および図形などからなるデータについては、比較的容易になし得るが. 視覚的認識不能データについては、有価証券作成後に、読取り装置により、読取って、正しく印字されたか否かを判定するより他はなく、正しく印字されたか否かの判定作業が煩雑であるという問題がめつ 7こ。

発明の開示

本発明は、視覚的認識不能データが印字されるべき有価証券用紙に、必要なデータを印字するとともに、正しく印字がなされたか否かを容易に判定することができる有価証券の印字装置を提供することを目的とするものである。

本発明のかかる目的は、有価証券用紙を集積状態で貯留する用紙貯留手段と、前記有価証券用紙に、視覚的に認識可能な文字、数字. 符号および図形などよりなるデータを印字する第 1 印字手段と、該第 1印字手段の下流側に設けられ、前記有価証券用紙に、視覚的認識不能データを印字する第 2印字手段と、該第 2印字手段の下流側に設けられ、前記第 2印字手段により印字された視覚的認識不能デ一タを読取るデータ読取り手段と、該データ読取り手段の下流側に設けられ、データの印字および読取りが終了した有価証券を集積状態で貯留する有価証券貯留手段と、前記有価証券用紙を、前記用紙貯留手段から、前記第 1 印字手段、前記第 2印字手段および前記データ読取り手段を経て、前記有価証券貯留手段に搬送する用紙搬送手段と、前記第 1印字手段、前記第 2印字手段、前記データ読取り手段および前記用紙搬送手段を制御する制御手段と、前記データ読取り手段からの読取り信号に基づき、前記第 2印字手段により視覚的認識不能データが正しく印字されているか否かを判定する判定手段を備えた有価証券の印字装置によって達成される。

本発明によれば、有価証券の印字装置は、視覚的に認識可能な文字、数字、符号および図形などよりなるデータを印字する第〗印字手段と、視覚的認識不能データを印字する第 2印字手段を備えるとともに、第 2印字手段により印字された視覚的認識不能データを読取るデータ読取り手段と、データ読取り手段からの読取り信号に基づき、第 2印字手段により視覚的認識不能データが、正しく印字されているか否かを判定する判定手段を備えているので、必要なデータの印字をおこなうとともに、視覚的認識不能データが正しく印字されているか否かを判定することができ、有価証券作成後に、別の読取り装置によって、視覚的認識不能データが、有価証券に正しく印字がなされているか否かを判定する必要がないから、きわめて容易に、有価証券用紙へのデータの印字と、視覚的認識不能データが正しく印字されているかを判定することが可能になる。

本発明の好ましい実施態様においては、前記制御手段が、前記第 2印字手段による視覚的認識不能データの印字の完了時に、前記有価証券用紙の先端縁が、前記データ読取り手段の上流側に位置していないと判定したときは、前記有価証券用紙の先端緣が、前記データ読取り手段の上流側に位置するまで、前記用紙搬送手段を駆動して、前記有価証券用紙を上流側に向けて搬送し、しかる後に、前記有価証券用紙が、データ読取り手段に送られるように、前記用紙搬送手段を駆動するとともに、前記データ読取り手段による視覚的認識不能データの読取りを実行させるように構成されている。

かかる本発明の好ましい実施態様によれば、有価証券の印字装置を小型化するため、第 2印字手段と、データ読取り手段とを近接して配置し、その結果、第 2印字手段による視覚的認識不能データの印字完了時に、有価証券用紙の先端縁が、データ読取り手段内にあるいはその下流側に位置することがあっても、データ読取り手段による視覚的認識不能データの読取りに先立って、有価証券用紙は、用紙搬送手段によって、その先端縁が、データ読取り手段の上流側に位置するように移送されるから、データ読取り手段によって、確実に、第 2印字手段により印字された視覚的認識不能データの読取りをおこなうことができ、視覚的認識不能データが正しく印字されたか否かを判定することが可能になる。

本発明の別の好ましい実施態様においては、前記第 1印字手段と前記第 2印字手段との間に、さらに、前記有価証券用紙を受け渡す用紙受け渡し手段が設けられ、前記用紙受け渡し手段は、前記第 1 印字手段から前記第 2印字手段に連通する主搬送通路と該主搬送通路から分岐す分岐搬送通路とを備え、前記主搬送通路は、前記有価証券用紙が、前記第 1印字手段から下流側に向けて、搬送されるときに、前記有価証券用紙を、前記第 2印字手段に搬送するように配置されるとともに、前記分岐搬送通路は、前記有価証券用紙が、下流側から上流側へ搬送されるときに、前記有価証券用紙を受け入れるように配置され、前記制御手段が、前記第 2印字手段による視覚的認識不能データの印字の完了時に、前記有価証券用紙の先端縁が、前記データ読取り手段の上流側に位置していないと判定したときは、前記有価証券用紙を、前記分岐搬送通路内に、前記有価証券用紙の先端縁が前記データ読取り手段の上流側に位置するまで、前記用紙搬送手段を駆動し、しかる後に、前記有価証券用紙が、データ読取り手段に送られるように、前記用紙搬送手段を駆動するとともに、前記データ読取り手段によるデータの読取りを実行させるように構成されている。

かかる本発明の別の好まし実施態様によれば、有価証券の印字装置を小型化するため、第 2印字手段とデータ読取り手段とを近接して配置し、その結果、第 2印字手段による視覚的認識不能データの印字の完了時に、有価証券用紙の先端緣部が、データ読取り手段内あるいはその下流側に位置することになり、データ読取り手段による視覚的認識不能データの読取りに先立って、有価証券用紙を、その先端縁が、データ読取り手段の上流側に位置するまで、上流側に向けて搬送する場合でも、有価証券 ffl紙は、分岐搬送通路内に送られ、第 1印字手段内に送られることはないから、有価証券用紙が. 第 1印字手段内に送られて、ジャミングを起こすことを確実に防止することが可能になる。

本発明の他の好ましい実施態様においては、前記制御手段が、前記第 2印字手段による視覚的認識不能データの印字の完了後、前記データ読取り手段による視覚的認識不能データの読取り開始前に、前記有価証券用紙を、その先端緑部が、前記データ読取り手段の上流側の所定位置に位置するまで、前記用紙搬送手段を駆動するように構成されている。 '

図面の簡単な説明

第 1図は、本発明の実施例に係る有価証券の印字装置によって、データの印字がなされた有価証券の一例を示す約束手形の略'平面図である。

第 2図は、本発明の実施例に係る有価証券の印字装置の略側面図ある c

第 3図は、本発明の実施例に係る有価証券の印字装置の入力系、制御系、駆動系および出力系を示すブロックダイアグラムである。

第 4図は、本発明の別の実施例に係る有価証券の印字装置の略側面図である。

発明を実施するための最良の形態

第 1図は、日本において流通している約束手形の略平面図であつて、本発明の実施例に係る有価証券の印字装置によって、データの印字がなされた有価証券の典型的な一例を示すものである。第 1図において、 Aで示された部分は、本 ·発明の実施例に係る有価証券の印字装置により印字された視覚的に認識可能な文字および数字からなるデータを示し、 Bで示される部分は、本発明の実施例に係る有価証券の印字装置によつて印字された M I C R文字からなるデータを示しており、その他の文字、数字、符号および図形は、すべての約束手形に共通して、印刷される文字、数字、符号および図形を示し、本発明の実施例に係る有価証券の印字装置による印字に先立つて、約束手形用紙にあらかじめ印字されているものである。

第 2図は、本発明の実施例に係る有俩証券の印字装置の略側面図であり、以下、第 2図に基づき、あらかじめ、共通の文字、数字、符号および図形が印刷された約束手形用紙に、 Aで示される文字ならびに数字および Bで示される M I C R女字を印字し、約束手形を得る場合につき、説明を加える。

第 2図において、本発明の実施例に係る有価証券の印字装置は、約束手形用紙 1を集積状態で貯留する用紙貯留部 2を備え、約束手形用紙 1 は、用紙貯留部 2の底板に形成された図示しない開口部から、用紙貯留部 2内に突出するように配置された繰り出しローラ 3 から加わる摩擦力により、最下の約束了形用紙 1 から順に、 1枚ずつ、用紙貯留部 2から繰り出される。

用紙貯留部 2から繰り出された約束手形用紙 1 は、ローラ対 4および 5 に挟持されて、視覚的に認識可能な文字および数字からなるデータを印字するための印字部 6に、 1枚ずつ、送られる。 7は、用紙貯留部 2から繰り出された約束手形用紙 1の枚数を計数するためのフォトセンサであり、フトセンサ 7 により計数された計数信号は、図示しない制御系に出力される。

印字部 6には、約束手形用紙 1の両側緣部近傍の下面を支持しつつ、上流側から下流側に向けて搬送する一対の第 1搬送ベルト 8と第 1搬送ベルト 8の上方に配置されたし下方向に移動可能なプ一リ 9に懸架され、プーリ 9が下方位置に'位置しているとき、第 1搬送ベルト 8 との間で、約束手形用紙 1 の両側緣部近傍を挟持しつつ、上流側から下流側に向けて搬送する一対の第 2搬送ベルト 1 0が配置されており、また、一対の第 2搬送ベルト 1 0の間には、上下方 '向に移動可能な搬送口一ラ 1 1 が設けられ、搬送ローラ 1 1 は、その下方位置にあるとき、約束手形用紙 1 を、第 1搬送ベルト 8および第 2搬送ベルト 1 0 により形成された搬送通路と垂直な方向に移送し得るようになつている。また、 1 2は、約束手形用紙 1 の先端緑が、第 1搬送ベルト 8および第 2搬送ベルト 1 0 に当接したことを検出するためのフォトセンサであり、フォトセンサ 1 2 の検出信号は、図示しない制御系に出力される。

搬送ローラ 1 1 の下方で、搬送口ーラ 1 1 に対向する位置には、第 1搬送ベルト 8および第 2搬送ベルト 1 0 により形成された搬送通路に沿って延びるガイド部材 1 3が配置されており、ガイド部材 1 3には、ガイド部材 1 3に沿って、移動可能で、約束手形用紙 1 に、視覚により認識可能な文字および数字からなるデータを印字するドットプリンタ 1 4が取付けられている。

このように構成された印字部 6 においては、第 1搬送ベルト 8および第 2搬送ベルト〗 0 により、約束手形用紙 1が、所定位置にまで搬送されると、第 1搬送ベルト 8および第 2搬送ベルト 1 0の駆動が停止され、プーリ 9が、上方位置に退避して、ドットプリンタ 1 4により、データの印字がなされる。すなわち、搬送ローラ 1 1 が下降して、約束手形用紙 1 をバックアップしつつ、必要に応じて- 回転し、約束手形用紙 1を搬送通路と垂直な方向に移送し、他方、ドットプリンタ 1 4が、ガイド部材 1 3に沿って移動して、約束手形用紙 1の所定の位置に所定のデ一タが印字されるようになつている。

印字部 6内の第 1搬送ベルト 8および第 2搬送ベルト 1 0の下流側には、約束手形用紙 1 の後端縁を検出して、ドットプリンタ 1 4 による約束手形用紙 1 の印字が完了し、約束手形用紙 1 が、第一搬送ベルト 8および第 2搬送ベルト 1 0から送り出されたことを検出し、検出信号を図示しない制御系に出力するフォトセンサ 1 5が設けられ、さらに、その下流側には、銀行振出し小切手のように、有価証券発行時に、金額を印字しておく必要がある場合などに、有価証券用紙に、所定の書体で、数字を印字するチエックライター 1 6 が設けられている。チェックライター 1 6 は、外周面に数字が刻印されたローラ 1 6 a と、ローラ 1 6 aの外周面上に位置する印字すべき有価証券用紙を打撃して、有価証券用紙に、金額などの数字を印字するハンマ 1 6 bから構成されている。

印字部 6の下流側には、約束手形用紙 1 に、機械により読取られるべき M I C R文字よりなるデータを印字するとともに、約束手形用紙 1 に印字された M I C R文字からなるデータを読み取るための印字読取部 2 0が設けられている。

印字読取部 2 0 には、それぞれ、その間に、約束手形用紙 1を挟持して、搬送するローラ対 2 1 およびローラ対 2 2が設けられ、印字部 6 において視覚的に認識可能な文字および数字が印字された約束手形用紙 1 は、ローラ対 2 1 およびローラ対 2 2により、外周面に M I C R文字が刻印された印字口一ラ 2 3 と押圧部材 2 4の間に送られ、ローラ対 2 1、 2 2 と、印字ローラ 2 3の下流側に設けられたローラ対 2 5 とによつて保持される。印字口一ラ 2 3の外周面に一部には、ボビン 2 6 (—巻回され、ボビン 2 7によって間欠的に巻き取られるリボン 2 8が懸架されている。リボン 2 8には、磁性ィンクが舍浸されており、押圧部材 2 が約束手形用紙 1を押圧することにより、印字口ーラ 2 3に刻印された M I C R文字が、約束手形用紙 1 に印字されるようになっている。ローラ対 2 1、 2 2および 2 5は、約束手形用紙を下流側に向けて、ステツプ状に搬送し得るように、図示しない駆動手段によって回転可能に構成され、また、印字口ーラ 2 3は、所望の M I C R文字が、約束手形用紙 1 に印字されるように、図示しない駆動手段により回転可能に構成され 5 ており、 1つの M I C R文字が約束手形用紙 1 に印字されると、口ーラ対 2 1、 2 2、 2 5 により、約束芋形用紙 1 が、 1文字に相当する距離だけ、下流側に搬送されるとともに、次に印字すべき M I C R文字が刻印された部分が、押圧部材 2 4 に対向する位置まで、印字ローラ 2 3が回転され、押圧部材 2 4が約束手形用紙 1 を 0 押圧することによって、所望の M I C R文字が、約束手形用紙 1 に印字されるようになつており、この動作を所望の回数繰り返すことにより、所望の M I C R文字よりなるデータカ、約束手形用紙 1 に印字される。 2 9は、約束手形用紙 1 の先端縁を検出し、検出信号を図示しない制御系に出力するめのフォトセンサであって、口一ラ対 15 2 1 とローラ対 2 2 との間に設けられている。

ローラ対 2 5の下流側には、読取り部 3 0が設けられ、読取り部 3 0の下流側には、ローラ対 3 1が設けられている。読取り部 3 0 は、約束手形用紙 1 の M I C R文字よりなる印字データ部分を磁化する磁化へッド 3 2 と磁化された印字データを磁気的に読取る読取 0 りへッド 3 3から構成され、さらに、印字データの磁化および読取りに際して、約束手形甩紙 1 と、磁化へッド 3 2および読取りへッド 3 3 との距離を所定値以下に保持するためのバックアップローラ 3 4 . 3 5を備えている。

ここに、本実施例においては、有価証券の印字装置を小型化する 5 ために、印字ローラ 2 3 と読取り部 3 0 とが近接して配置されており、したがって、印字すべき有価証券の種類によっては、印字ローラ 2 3によって、 M I C R文字よりなるデータの印字が完了した時- 約束手形用紙 1 の印字された部分が、読取り部 3 0 内に、あるいは、読取り部 3 0の下流側に位置し、読取りを実行できない場合が生じ得る。そこで、本実施例においては、図示しない制御系は、 M I C R文字からなるデータの約束手形用紙 1への印字が完了したと判定したときは、その時点における約束手形用紙 1 の位置如何にかかわらず、読取り部 3 0 による M I C R文字からなるデータの読取りに先立って、図示しない駆動手段を駆動して、ローラ対 2 1、 2 2及び 2 5を ϋ転させ、約束手形用紙 1 の先端縁を、フォトセンサ 2 9が検出するまで、約束手形用紙 1を上流側に向けて逆送し、しかる後に、読取り部 3 0 における読取りを開始するように構成されている。

このように、フォトセンサ 2 9が、その先端縁を検出するまで、逆送された後、約束手形用紙 1 は、 σ —ラ対 2 1、 2 2および 2 5 により、読取り部 3 0内に送られ、磁化へッド 3 2 により、印字部分が磁化され、さらに、磁化された印字部分が、読取りヘッド 3 3 により、磁気的に読取られて、図示しない制御系に出力され、口一ラ対 3 1 によって、有価証券貯留部 3 6へ送られて、貯留される。第 3図は、本発明の実施例に係る有価証券の印字装置の入力系、制御系、駆動系および出力系のブ口ックダイァグラムである。

第 3図において、本発明の実施例に係る有価証券の印字装置の入力系、制御系、駆動系および出力系は、印字すべき有価証券の種類および枚数を入力するとともに.、本実施例においては、約束手形用紙 1 に印字すべき視覚的に認識し得る文字および数字からなるデータを入力し、さらに、印字開始信号を入力する入力手段 4 0、入力手段 4 0から入力された約束手形用紙 1 に印字すべき視覚的に認識し得る文字および数字からなるデータを一時的に記憶するとともに, これらの入力データを M I C R文字からなるデータに変換し、一時的に記憶する印字データ記憶手段 4 1 、入力手段 4 0から入力された印字すべき有価証券の種類および枚数を一時的に記憶するデータ記憶手段 4 2、印字データ記憶手段 4 1 に記憶されたデータ、データ記憶手段 4 2に記憶されたデータおよびフォトセンサ 7、 1 2、 1 5 . 2 9の検出信号に基づいて、繰り出しローラ 3、ローラ対 4 およびローラ対 5を駆動する第 1駆動手段 4 3、第 1搬送ベルト 8 および第 2搬送ベルト 1 0を駆動する第 2駆動手段 4 4、搬送口— ラ 1 1 を回転させる第 3駆動手段 4 5、ドットプリンタ 1 4を駆動する第 4駆動手段 4 6 、ローラ対 2 1、 2 2、 2 5および 3 1 を駆動する第 5駆動手段 4 7、印字ローラ 2 3を駆動する第 6駆動手段

4 8 、チヱックライター 1 6 のローラ .1 6 a を回転させる第 7駆動手段 4 9、チェックライター 1 6のハンマー 1 6 bを駆動するソレノイド 5 0および押圧部材 2 4を駆動するソレノイド 5 1を制御するコントロールュニット 5 2 と、読取りへッド 3 3からの読取り信号に基づき、読取りヘッド 3 3により詩取られた M I C R文字からなるデータを一時的に記憶する読取りデータ記憶手段 5 3 と、印字データ記憶手段 4 1 に記憶された印字データと、読取りデータ記憶手段 5 3に記憶された読取りデータとが一致しているか否かを判定して、一致していると判定したときは、正常信号を出力し、他方、一致していないと判定したときには、異常信号を出力する判定手段

5 4 と、判定手段 5 4による判定結果を表示する表示手段 5 5から構成されている。

以上のように構成された本発明の実施例に係る有価証券の印字装置においては、操作者から、入力手段 4 0 に、有価証券の種類、すなわち、本実施例においては、約束手形、印字すべき約束手形の枚数が入力されるとともに、約束手形用紙 1 に印字すべき視覚的に認識し得る文字および数字からなるデータが入力されると、印字デー W

- 1 2 - タ記憶手段 4 1 は、これらの入力データを一時的に記憶し、さらに. 視覚的に認識し得る文字および数字からなるデータを M I C R文字からなるデータに変換して、一時的に記憶する。そして、さらに、入力手段 4 0 に印字開始信号が入力されると、コントロールュニッ 5 ト 5 2は、第 1駆動手段 4 3に駆動信号を出力し、繰り出しローラ 3を回転させて、用紙貯留部 2内に集積された約束手形用紙 1 を、その最下の約束手形用紙 1から順に、 i枚ずつ、繰り出すとともに. ローラ対 4および 5を回転して、繰り出された約束手形用紙 1を 1 枚ずつ、印字部 6 に送り込む。この際、フォトセンサ 7 により、用

10 紙貯留部 2から繰り出された約束手形用 S 1 の枚数が計数され、計数信号は、コントロールュニット 5 2に入力される。

印字部 6内に送り込まれた約束手形甩紙 1 の先端縁が、第 1搬送ベルト 8および第 2搬送ベルト 1 0 に当接したことを、フォトセンサ 1 2が検出すると、検出信号がコントロールユニット 5 2に出力

15 され、コントロールユニット 5 2は、この検出信号にしたがって、第 2駆動手段 4 4に駆動信号を出力し、第 1搬送ベルト 8および第 2搬送ベルト 1 0を駆動して、約束手形用紙 1 を、第 1搬送ベルト 8および第 2搬送ベルト 1 0に挟持させつつ、下流側に向けて搬送する。コントロールユニット 5 2は、入力手段 4 0から入力された

20 有価証券の種類に応じて、あらかじめ定められた距離だけ、約束手形用紙 1が、第 1搬送ベルト 8及び第 2搬送ベルト 1 0により、搬送されたと判定すると、第 2駆動手段 4 4 に駆動停止信号を出力して、第 1搬送ベルト 8および第 2搬送ベルト 1 0を停止させる。こうして、有価証券の種類に応じて、有価証券用紙は、第 1搬送ベル

25 ト 8 と第 2搬送ベルト 1 0の間の所望の位置に保持される。

しかる後、コントロールユニット 5 2は、第 3駆動手段 4 5および第 4駆動手段 4 6 に駆動信号を出力'し、搬送ローラ 1 1を下方位置に下降させるとともに、これを回転させ、また、ドットプリンタ 1 をガイド部材 1 3に沿って、移動させて、約束手形用紙 1 の所望の位置に、視覚的に認識可能な文字および数字を印字する。こう 'して、視覚的に認識可能な文字および数字からなるデータの印字が完了し、かつ、直前に印字された約束手形用紙 1 の M I C R文字からなるデータの読取り部 3 0 における読取りが完了して、判定手段 5 4から正常信号が出力されたことを、コントロールュニット 5 2 が判定すると、コントロールユニット 5 2 は、再び、第 2駆動手段 4 4に、駆動信号を出力し、第 1搬送ベルト 8および第 2搬送ベルト 1 0を駆動して、約束手形用紙 1 を、チェックライター 1 6を経て、印字読取部 2 0 に送り込む。本実施例においては、有価証券は約束手形であるので、第 7駆動手段 4 9およびソレノィド 5 0 に対しては、駆動信号は出力されず、コントロールュニット 5 2は、再び、第 2駆動手段 4 4 に、駆動信号を出力すると同時に、第 5駆動手段 4 7 に、駆動信号を出力して、ローラ対 2 1、 2 2、 2 5および 3 1 を回転させ、約束手形用紙 1 を印字読取部 2 0内に送り込む, そして、フォトセンサ 1 5が、約束手形用紙 1 の後端縁を検出すると、検出信号が、コントロールユニット 5 2に出力され、コントロールユニット 5 2は、この検出信号に基づき、第 2駆動手段 4 4 に、駆動停止信号を出力するとともに、第 1駆動手段 4 3に、駆動信号を出力して、用紙貯留部 2から、次に印字すべき約束手形用紙 1を繰り出す。

さらに、フォトセンサ 2 9が、約束手形用紙 1 の先端緣を検出すると、検出信号が、コント口一ルュニット 5 2に出力され、コントロールュニット 5 3は、この検出-信号に基づき、入力手段 4 0から入力された有価証券の種類に応じて、所定時間経過後に、第 6駆動手段 4 8及びソレノイド 5 1 に駆動信号を出力して、ローラ対 2 1 . 2 2および 2 5の回転、印字口ーラ 2 3の回転および押圧部材 2 4 の駆動を制御して、所望の M I C R文字を、約束手形用紙 1の所望の位置に印字して、 M I C R文字からなる所望のデータを、約束手形用紙 1 に印字する。

M I C R文字からなるデータの印字が完了したと、コントロールユニット 5 2が判定したときは、コントロールユニット 5 2は、第 5駆動手段 4 7 に、逆駆動信号を出力して、口ーラ対 2 1、 2 2、 2 5および 3 1を逆方向に回転させ、フォトセンサ 2 9が、約束手形用紙 1 の先端縁を検出するまで、約束手形用紙 1 を上流側に向けて、すなわち、逆方向に搬送する。フォトセンサ 2 9が、約束手形用紙 1 の先端緣を検出すると、検出信号が、コントロールュニット 5 2に出力され、コントロールユニット 5 2 は、この検出信号に基づいて、駆動信号を第 5駆動手段 4 7に出力して、ローラ対 2 1、 2 2、 2 5および 3 1を回転させるとともに、読取り部 3 0 に、読取り信号を出力する。その結果、読取り部 3 0内を、約束手形用紙 1が搬送され、磁化へッド 3 2によって、 M I C R文字が印字された部分が次々に磁化され、さらに読取りへッド 3 3により、磁化された M I C R文字が順次読取られ、読取り信号が読取りデータ記憶手段 5 3に出力されて、一時的に記憶される。

約束手形用紙 1 が、読取り部 3 0を通過し、読取り部 3 0による M I C R文字からなるデータの読取りが完了すると、約束手形用紙 1 は、有価証券貯留部 3 6に、約束手形 1 a として、送り込まれるとともに、読取りデータが、読取りデータ記憶手段 5 3に記憶される。コント口一ルュニット 5 2 は、 M I C R文字からなるデータの読取りが完了したと判定したときは、印字データ記憶手段 4 1 に一時的に記憶されていた印字すべきデータと、読取りデータ記憶手段 5 3に一時的に記憶されていた読取りデータとを、判定手段 5 に出力させ、判定手段 5 4により、印字すべきデータと読取りデータとが一致しているか否かを判定させる。その結果、印字すべきデータと読取りデータとが一致していると判定したときは、正常信号が. 他方、印字すべきデータと読取りデータとが一致していないときは. 異常信号が、それぞれ、表示手段 5 5およびコント口—ルュ二ット 5 2に出力されて、判定結果が表示手段 5 5に表示される。コント口ールュニット 5 2 は、判定手段 5 4から正常信号を受け、かつ、印字部 6 における次の約束手形用紙 1へのデータの印字が完了したと判定したときは、第 2駆動手段 4 4に、駆動信号を出力し、他方. 判定手段 5 4から異常信号を受けたときは、第 1駆動手段 4 3、第 2駆動手段 4 4、第 3駆動手段 4 5、第 4駆動手段 4 6、第 5駆動手段 4 7および第 6駆動手段 4 8に、駆動停止信号を出力し、有価証券の印字装置の作動を停止する。したがって、操作者は、表示手段 5 5に表示された判定結果から、 M I C R文字からなるデータの印字に異常があったことを知ることができ、有価証券貯留部 3 6 に集積貯留された約束手形 1 aの中から、 M 〗 C R文字からなるデー夕が正しく印字されていない約束手形 1 aを取り出し、回収することが可能になる。

その後、.入力手段 4 0に、印字開始信号が入力されると、コント —ルユニット 5 2は、第 2駆動手段 4 4および第 5駆動手段 4 7 に駆動信号を出力し、 ^の約束手形用紙 1を、印字読取部 2 0内に送り込み、有価証券の印字装置における約束手形用紙 1の印字および読取りを再開する。

そして、入力手段 4 0に入力された印字すべき有価証券の枚数に等しい数の約束手形用紙 1 が、用紙貯留部 2から繰り出しローラ 3 によって繰り出されたことを、フォトセンサ 7が検出し、印字部 6 により、最後に繰り出された約束手形用紙 1 に印字がなされ、その後端縁が、フォトセンサ 1 5 により検出されると、コントロールュニット 5 2は、第 1駆動手段 4 3、第 2駆動手段 4 4、第 3駆動手段 4 5および第 4駆動手段 4 6 に駆動停止信号を出力し、さらに、最後の約束手形用紙 1 に対する M I C R文字からなるデータの印字および読取り部 3 0における読取りが完了し、有価証券貯留部 3 6 内に送り込まれたと、判定したときは、コントロールユニット 5 2 は、第 5駆動手段 4 7 に、駆動停止信号を出力して、有価証券の印字装置における印字およびデータの読取りを停止する。

第 4図に示される有価証券の印字装置は、印字部 6 と印字読取部 2 0 との間に、用紙受け渡し部 6 0が設けられており、この部分を除いて、第 2図に示される有価証券の印字装置と同一の構成を有している。

すなわち、第 4図に示されるように、用紙受け渡し部 6 0は、印字部 6 と印字読取部 2 0 とを連通する主搬送通路 6 1 と、主搬送通路 6 1 から分岐して、上流側に向かって、斜め上方に延びる分岐搬送通路 6 2を備えている。そしで、印字部 6から下流側に向けて、約束手形用紙 1 が搬送されるときは、約束手形用紙 1 は、主搬送通路 6 1を経て、印字読取部 2 0 に送られるが、主搬送通路 6 1の分岐搬送通路 6 2の分岐部の直下流部には、その底面から上方に突出した突起よりなるガイド 6 3が形成されており、そのため、 M I C R文字からなるデータの読取りに先立って、約束手形用紙 1を、上流側に向けて逆送するときには、約束手形用紙 1 は、ガイド 6 3によって、分岐搬送通路 β 2内に導かれ、フォトセンサ 2 9がその先端縁部を検出するまで、分岐搬送通路 6 2内に送り込まれるようになっており、約束手形用紙 1 を逆送する際に、約束手形用紙 1が、印字部 6内に送り込まれることが防止されている。

このように、用紙受け渡し部 6 0を備え、小型化を図るために、印字ローラ 2 3 と読取り部 3 0 とが近接して配置された第 4図に示される有価証券の印字装置においては、有価証券の種類によっては. 印字口一ラ 2 3による M I C R文字からなるデータの印字が完了した時、約束手形用紙 1 の M I C R文字からなるデータが印字された部分が、読取り部 3 0内に、あるいは、読取り部 3 0の下流側にまで送られ、読取り部 3 0 による読取りに先立ち、約束手形用紙 1の先端縁をフォトセンサ 2 9が検出するまで、ローラ対 2 1、 2 2、 2 5および 3 1 を逆方向に回転させ、約束手形用紙 1 を上流側に向けて搬送する必要が生じ得るが、その場合にも、約束手形用紙 1 は. 印字部 6内に送り込まれることはなく、専ら分岐搬送通路 6 2内に送り込まれることになる。したがって、印字すべき有価証券用紙の長さが、有価証券の種類によって、大きく異なっている場合、たとえば、曰本において流通している約束手形と小切手のように、約束手形の長さが、小切手の長さの約 2倍であるような場合に、長さの長い有価証券用紙、たとえば、日本で流通している約束手形用紙 1 に M I C R文字からなるデータの印字をおこない、 M I C R文字からなるデータの読取りに先立ち、フォトセンサ 2 9が、約束手形用紙 1 の先端緑を検出するまで、約束手形用紙 1 を上流側に向けて搬送しても、印字部 6内に搬送されることはなく、約束手形用紙 1が. 印字部 6内の機構と干渉して、ジャミングを起こすおそれを確実に防止することが可能になる。のみならず、主搬送通路 6 1から分岐し、逆送される約束手形用紙 1 を受け入れる分岐搬送通路 6 2は、主分岐搬送通路 6 1 力、ら、上流側に向かって、斜め上方に延びるように配置されているため、印字部 6 と印字読取部 2 0 との間の距離. すなわち、用紙受け渡し部 6 0の長さを長く設定しなくとも、分岐搬送通路 6 2の長さを十分に長く設定することができ、したがって印字すべきすべての種類の有価証券用紙に対するデータの印字および読取りを、ジャミングを発生させることなく、おこなうことが可能になる。

本発明は、以上の実施例に限定されることなく、請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも、本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。

たとえば、第 4図に示された前記実施例においては、主分岐搬送通路 6 2の底面から上方に突出する突起よりなるガイド 6 3によつて、読取りに先立って、逆送される約束手.形用紙 1 を、分岐搬送通路 6 2内に導くようにしているが、このようなガイド 6 3に代えてコントロールュニット 5 2により、その位置が制御される切換えレバーを設けて、約束手形用紙 1 の逆送時には、約束手形甩紙 1が、分岐搬送通路 6 2内に送り込まれるようにしてもよい。

また、前記実施例においては、印字ローラ 2 3により M I C R文字からなるデータを印字した後に、約束手形用紙 1 を、フォトセンサ 2 9が、その先端緑を検出するまで、逆送し、しかる後に、読取り部 3 0におけるデータの読取りをおこなっているが、長さの短い有価証券用紙にデータの印字をする場合のように、印字ローラ 2 3 による M I C R文字からなるデータの印字完了時に、有価証券用紙の先端緣が、読取り部 3 0の上流側に位置することがあり得る場合には、印字口ーラ 2 3 と読取り部 3 0 との間に、さらにセンサを設けて、有価証券用紙の先端縁を検出し、有価証券用紙の先端縁が、読取り部 3 0内あるいはその下流側に位置している場合にのみ、有価証券用紙を逆送するようにすることもできる。

さらに、前記実施例においては、機械のみによって読取りが可能なデータとして、 M I C R文字からなるデータを印字する場合につき、説明を加えているが、 M I C R文字からなるデータに代えて、バーコードよりなるデータを印字するようにしてもよい。

また、前記実施例においては、約束手形用紙 1 にデータを印字する場合につき、説明を加えたが、本発明は、約束手形用紙 1へのデ一夕の印字、読取りに限定されるものではなく、小切手など、視覚的認識不能データを印字する必要のあるすベての種類の有価証券用紙の印字および読取りに適用することが可能である。

さらに、本発明において、各手段は、必ずしも物理的手段のみを意味するものではなく、各手段の機能が、ソフトウェアによって実現される場合も、本発明は包含する。また、 1つの手段の機能が、 2以上の物理的手段により実現される場合および 2以上の手段の機能が、 1つの物理的手段により実現される場合であってもよい。産業上の利用可能性

本発明によれば、視覚的認識不能データが印字されるべき有価証券に、必要なデータを印字するとともに、正しく印字がなされたか否かを容易に判定することができる有価証券の印字装置を提供することが可能となる。

Claims

請求の範囲

1. 有価証券用紙を集積状態で貯留する用紙貯留手段と、前記有価証券用紙に、視覚的に認識可能な文字、数字、符号および図形などよりなるデータを印字する第 1印字手段と、該第 1印字手段の下流側に設けられ、前記有価証券用紙に、視覚的認識不能データを印字する第 2印字手段と、該第 2印字手段の下流側に設けられ, 前記第 2印字手段により印字された視覚的認識不能デ一タを読取るデータ読取り手段と、該データ読取り手段の下流側に設けられ，データの印字および読取りが終了した有価証券を集積状態で貯留する有価証券貯留手段と、前記有価証券用紙を、前記用紙貯留手段から、前記第 1印字手段、前記第 2印字手段および前記データ読取り手段を柽て、前記有価証券貯留手段に搬送する用紙搬送手段と、前記第 1印字手段、前記第 2印字手段、記データ読取り手段および前記用紙搬送手段を制御する制御手段と、前記データ読取り手段からの読取り信号に基づき、前記第 2印字手段により視覚的認識不能データが正しく印字されているか否かを判定する判定手段を備えた有価証券の印字装置。

2. 前記制御手段が、前記第 2印字手段による視覚的認識不能データの印字の完了時に、前記有価証券用紙の先端縁が、前記データ読取り手段の上流側に位置していないと判定したときは、前記有価証券用紙の先端緣が前記データ読取り手段の上流側に位置するまで、前記用紙搬送手段を駆動し、しかる後に、前記有価証券用紙が、前記データ読取り手段に送られるように、前記用紙搬送手段を駆動するとともに、前記データ読取り手段によるデータの読取りを実行させるように構成されたことを特徵とする請求の範囲 1.に記載の有価証券の印字装置。

3. さらに、前記第 1 印字手段と前記第 2印字手段との間に、前記有価証券用紙を受け渡す用紙受け渡し手段が設けられ、前記用紙受け渡し手段は、前記第 1印字手段から前記第 2印字手段に連通する主搬送通路と該主搬送通路から分岐する分岐搬送通路とを備え、前記主搬送通路が、前記有価証券用紙が、前記第 1印字手段から下流側へ搬送されるときに、前記有価証券用紙を、前記第 2 印字手段に搬送するように配置されるとともに、前記分岐搬送通路が、前記有価証券用紙が、下流側から上流側へ搬送されるときに、前記有価証券用紙を受け入れるように配置され、前記制御手段が、前記第 2印字手段による視覚的認識不能データの印字の完了時に、前記有価証券用紙の先端縁が、前記データ読取り手段の上流側に位置していいと判定したときは、前記有価証券用紙を，前記分岐搬送通路内に、前記有価証券用紙の先端縁が前記データ読取り手段の上流側に位置するまで、前記用紙搬送手段を駆動し. しかる後に、前記有価証券用紙が、前記データ読取り手段に送られるように、前記用紙搬送手段を駆動するとともに、前記データ読取り手段によるデータの読取りを実行させるように構成されたことを特徴とする請求の範囲 1.に記載の有価証券の印字装置。

4. 前記制御手段が、前記第 2印字手段による視覚的認識不能デー夕の印字の完了後、前記データ読取り手段によるデータの読取り開始前に、前記有価証券用紙を、その先端緑が、前記データ読取り手段の上流側の所定位置に位置するまで、前記用紙搬送手段を駆動し、しかる後に、前記有価証券用紙が、前記データ読取り手段に送られるように、前記用紙搬送手段を駆動するとともに、前記データ読取り手段によるデータの読取りを実行させるように構成されたことを特徴とする請求の範囲 1.に記載の有価証券の印字

5. さらに、前記第 1 印字手段と前記第 2印字手段との間に、前記有価証券用紙を受け渡す用紙受け渡し手段が設けられ、前記用紙受け渡し手段は、前記第 1 印字手段から前記第 2印字手段に連通する主搬送通路と該主搬送通路かつ分岐する分岐搬送通路とを備え、前記主搬送通路が、前記有価証券用紙が、前記第 1印字手段から下流側へ搬送されるときに、前記有価証券用紙を、前記第 2 印字手段に搬送するように配置されるとともに、前記分岐搬送通路が、前記有価証券用紙が、下流側から上流側へ搬送されるときに、前記有価証券用紙を受け入れるように配置され、前記制御手段が、前記第 2印字手段による視覚的認識不能データの印字の完了後、前記データ読取り手段によるデータの読取り開始前に、前記有価証券用紙を、その先端縁が、前記データ読取り手段の上流側の所定位置に位置するまで、前記用紙搬送手段を駆動し、しかる後に、前記有価証券用紙が、前記データ読取り手段に送られるように、前記用紙搬送手段を駆動るとともに、前記データ読取り手段によるデータの読取りを実行させるように構成されたことを特徵とする請求の範囲 1.に記載の有価証券の印字装置。

6. さらに、前記第 1 印字手段と前記第 2印字手段との間に、有価証券用紙の先端縁を検出し、検出信号を前記制御手段に出力するセンサ手段が設けられ、前記制御手段が、前記センサ手段からの検出信号に基づき、前記有価証券用紙が、前記データ読取り手段に送られるように、前記用紙搬送手段を駆動するように構成されたことを特徴とする請求の範囲 2.に記載の有価証券の印字装置。

7. さらに、前記用紙受け渡し手段と前記第 2印字手段との間に、有価証券用紙の先端縁を検出し、検出信号を前記制御手段に出力するセンサ手段が設けられ、前記制御手段が、前記センサ手段からの検出信号に基づき、前記有価証券用紙が、前記データ読取り手段に送られるように、前^用紙搬送手段を駆動するように構成されたことを特徴とする請求の範囲 3.に記載の有価証券の印字装

8. さらに、前記有価証券用紙の先端縁が前記所定位置に位置しているか否かを検出し、検出信号を前記制御手段に出力するセンサ手段が設けられていることを特徵とする請求の範囲 4.に記載の有価証券の印字装置。

9. さらに、前記有価証券用紙の先端縁が前記所定位置に位蘆しているか否かを検出し、検出信号を前記制御手段に出力するセンサ手段が設けられていることを特徴とする請求の範囲 5.に記載の有価証券の印字装置 o