明 細 ド ッ ト コ ー ド及びそれ を 記録再生 す る た め の情報記録再生 シ ス テ ム
[技術分野 ]
本発明 は、 音声, 音楽等の オ ーデ ィ オ情報、 カ メ ラ, ビデ ォ 等か ら 得 ら れ る 映像 情報、 及 びパ ー ソ ナ ル コ ン ピ ュ ー タ ワ ー ド プ ロ セ ッ サ等 力 ら 得 ら れ る デ ィ ジ タ ル コ ー ド デー タ 等 を 含め た所謂マ ルチ メ デ ィ ァ情報 を 記録及び 又 は再生す る に適 し た ド ッ ト コ 一 ド及 びそれ を 記録再生す る た め の情報 記録再生 シ ス テ ム に係 り、 特に、 紙や各種樹脂 フ ィ ル ム、 金 属等の シ ー ト に光学的 に読み取 り 可能な ド ッ ト コ ー ド の記録 及び /又 は再生 に 関す る。
[背景技術 ]
従来 よ り、 音声や音楽等 を 記録す る 媒体 と し て、 磁気テー プゃ光デ ィ ス ク 等、 種 々 の も の が知 ら れて い る。
し か し こ れ ら の媒体 は、 大量 に複製 を作 っ た と し て も 単価 は あ る程度高価な も の と な り、 ま た そ の保管 に も 多 大な場所 を 必要 と し て い た。
さ ら に は、 音声 を 記録 し た媒体 を、 遠隔地 に い る 別の者 に 渡 す 必要 がで き た場合 に は 、 郵送 す る に し て も 、 ま た 直 に 持 っ て い く に し て も、 手間 と 時間がかかる と い う 問題も あ つ た。
そ こ で、 フ ァ ク シ ミ リ 伝送が可能で、 ま た大量の複製が安 価に 可能 な画像情報の形で音声情報 を 紙 に記録す る こ と が考 え ら れて い る。 例え ば、 特開昭 6 0 — 2 4 4 1 4 5 号公報 に 開示 さ れて い る よ う に、 若干の音声 を 光学的な コ 一 ド と す る こ と に よ り、 音声情報 を 画像情報 に 変換 し て、 フ ァ ク シ ミ リ で送れる よ う に し た も のが提案 さ れて い る。
し カゝ し、 上記公報 に 開示 さ れた装置で は、 フ ァ ク シ ミ リ 装 置に、 こ の光学的 に読 み取 り 可能に 記録 さ れた 音声 を 読み取 る た め の セ ン サ を 持た せ、 そ の セ ン サ 出力 に応 じ て 音声 を 再 生す る よ う に し て い る。 従 っ て、 フ ァ ク シ ミ リ 伝送 さ れて き た光学的 に読み取 り 可能な音声情報 は、 そ の フ ァ ク シ ミ リ 装 置の設置 さ れて い る 場所で聞 く し かな く、 別の場所 に フ ァ ク シ ミ リ 出 力用紙 を 移 し て音 を 再生す る と い つ た使用 法は想定 さ れて い な カゝ つ た。
そ の た め、 音声情報 の記録容量 を 多 く す る と、 他 の フ ァ ク シ ミ リ 送受信 に影響 を 及ぼす恐れがあ り、 ま た 音声記録 さ れ て い る 内 容 自 体が難 し い場合 に は、 多量の音声 を 再生 し て い る う ち に 最初 の 方 を 忘 れて し ま う と い っ た こ と も 有 り 得 る 。 さ ら に は、 記録密度及 び圧縮方法に よ リ 記録容量が限定 さ れ、 僅か数秒程度 の音声 し か送信で き な い も の で あ つ た。 従 っ て、 や は り 多 量の音声情報 を 送 る た め に は、 磁気テ ー プや光デ ィ ス ク な ど に頼 ら ざる を 得な かつ た。
ま た、 短時間の音声情報で あ っ て も、 そ の再生装置 自 体が フ ァ ク シ ミ リ 装置 に 内 蔵 さ れて い る た め、 そ の音声情報の く り 返 し の再生 な ど に も 不便な も ので あ っ た。
ま た、 オー デ ィ オ情報以外の、 カ メ ラ, ビデオ等 か ら 得 ら れ る 映像情報 、 及 びパ ー ソ ナ ル コ ン ピ ュ ー タ , ワ ー ド プ ロ セ ッ サ等 か ら 得 ら れ る ディ ジ タ ル コ ー ド デー タ、 等 を も 含め た所謂マ ル チ メ デ ィ ア 情報全体 に 関 し、 安価且つ大容量の記 録再生 シ ス テ ム は ま だ実現 さ れて レヽ な い。
[発明の 開示 ]
本発明 は、 上記の点 に鑑みて な さ れた も ので、 オ ーデ ィ オ 情報、 映像情報、 及 びディ ジ タ ル コ ー ド デー タ 等 を 含め た マ ル チ メ デ ィ ア情報 を、 安価且つ 大容量記録で き、 且 つ繰 り 返 し再生で き る ド ッ ト コ ー ド及びそれ を 記録再生す る た め の情 報記録再生 シ ス テ ム を 提供す る こ と を 目 的 と す る。
上記の 目 的 を 達成す る た め に、 本発明 に よ る 情報記録 シ ス テ ム は、 オー ディ オ情報, 映像情報, デイ ジ タ ル コ一 ド デ一 タ の少な く と も 一 つ を 含む マ ル チ メ デ ィ ア情報 を 入 力す る た め の入力 手段 と、 該入 力手段に よ リ 入力 さ れた マ ル チ メ デ ィ ァ情報 を、 光学的 に読み取 り 可能な ド ッ ト コ ー ド に 変換す る た め の変換手段 と、 該変換手段で変換 さ れた ド ッ ト コ ー ド を 記録媒体上 に 光学的に 読み取 り 可能 に記録す る 記録手段 と を 備え る こ と を 特徴 と し て い る。
ま た、 本発明 に よ る ド ッ ト コ ー ド は、 ブ ロ ッ ク を 複数個配 置 し て な り、 上記 ブ ロ ッ ク のそ れぞ れ力 デー タ の 内容 に応 じ て配列 さ れた複数の ド ッ ト で な る デー タ ド ッ ト ノ タ ー ン と、 上記デー タ ド ッ ト ノ タ ー ン に は有 り 得な いノ タ ー ン を 持ち 且 つ上記デー タ ド ッ ト パ タ ー ン に 関 し て第 1 の所定の位置関係
で配置さ れる マ ー カ と、 上記マ ー カ に 関 し て第 2 の所定の位 置関係 に 配置 さ れ る 当 該プ ロ ッ ク の ァ ド レ ス を 示す プ ロ ッ ク ァ ド レ ス ノ タ ー ン と、 上記 ブ ロ ッ ク ァ ド レ ス ノ タ ー ン に 関 し て第 3 の所定の位置関係 に配置 さ れ る 上記 プ ロ ッ ク ァ ド レ ス のエ ラ ー検出 コ ー ドパ タ ー ン と を 具備す る こ と を 特徴 と し て い る。
そ し て、 本発明 に よ る情報再生 シ ス テ ム は、 オー ディ オ情 報, 映像情報, デ ィ ジ タ ル コ ー ド デー タ の 少 な く と も 一 つ を 含む マ ル チ メ ディ ア情報が光学的 に 読み取 り 可能な ド ッ ト コ — ド で記録 さ れて い る 部分 を 備え る 記録媒体か ら、 上記 ド ッ ト コ ー ド を 光学的 に読 み取 る 読取手段 と、 該読取手段で読み 取 っ た ド ッ ト コ ー ド を 元の マ ル チ メ デ ィ ア情報 に変換す る 復 元手段 と、 該復元手段 に よ り 復元 さ れた マ ルチ メ デ ィ ア情報 を 出 力 す る 出 力手段 と を 備え る こ と を 特徴 と し て い る。
こ こ で、 上記復元手段は、 上記読取手段で読み取 っ た ド ッ ト コ ー ド を 記憶す る 第 1 の メ モ リ 手段 と、 上記第 1 の メ モ リ 手段 に記憶 さ れた ド ッ 卜 コ ー ド 力 ら 各 ブ ロ ッ ク の マ 一 カ を 検 出 す る マ ー カ 検出手段 と、 上記マ ー カ 検出手段で検 出 さ れた 各 プ ロ ッ ク の マ ー カ か ら デー タ 配列方向 を 検出 す る デー タ 配 列 方 向 検 出手段 と 、 上 記デー タ 配列検 出 手段 で 検 出 さ れ た デー タ 配列方向 に従つ て上記第 1 の メ モ リ 手段 に記憶 さ れた ド ッ ト コ ー ド を 出 力 さ せ る 第 1 の ア ド レ ス制御手段 と、 上記 第 1 の メ モ リ 手段カゝ ら 出力 さ れた ド ッ ト コ ー ド を 二値化後、 復調す る 復調手段 と、 上記復調手段の復調 出力 デー タ か ら 上 記 ブ ロ ッ ク ァ ド レ ス を 検出 す る プ ロ ッ ク ァ ド レ ス検 出手段 と、
上記 プロ ッ ク ァ ド レ ス 検出手段で検 出 さ れた プ ロ ッ ク ァ ド レ ス に従っ て上記復調手段の復調 出力 デー タ を 第 2 の メ モ リ 手 段に マ ッ ピ ン グす る 第 2 の ア ド レ ス 制御手段 と、 上記第 2 の メ モ リ 手段 に マ ッ ピ ン グ さ れ た 復調 出 力 デー タ を 出 力 す る デー タ 出 力手段 と を 含む。
あ る い は、 上記復元手段は、 上記読取手段で読み取 っ た ド ッ ト コ ー ド を 記憶す る 第 1 の メ モ リ 手段 と、 上記第 1 の メ モ リ 手段に 記憶 さ れた ド ッ ト コ ー ド力、 ら 各 ブ ロ ッ ク の マ ー カ を 検出 す る マ ー カ検出手段 と、 上記マ 一 力検出手段で 検出 さ れ た各 プロ ッ ク の マ 一,力 か ら デー タ 配列方向 を 検出 す る デー タ 配列方向検出手段 と、 上記デー タ 配列検出手段で検 出 さ れた デー タ 配列方向 に従 っ て上記 ブ ロ ッ ク ァ ド レ ス を 検 出 す る ブ ロ ッ ク ア ド レ ス検出手段 と、 上記第 1 の メ モ リ 手段か ら 出 力 さ れ た ド ッ ト コ ー ド を 二値化 し た 後、 復調す る 復調 手段 と . 上記 プロ ッ ク ア ド レ ス 検出手段で検出 さ れた ブ ロ ッ ク ァ ド レ ス に従 っ て、 上記復調手段か ら 出 力 さ れた復調 デー タ を 第 2 のメ モ リ 手段 に マ ッ ピ ン グす る ァ ド レ ス制御手段 と、 上記復 調手段か ら 出 力 さ れ上記第 2 の メ モ リ 手段 に マ ッ ピ ン グ さ れ た復調デー タ を 出 力す る デー タ 出 力 手段 と を 含む。
即 ち、 本発明の情報記録 シ ス テ ム に よ れば、 変換手段 にて、 入力手段か ら 入力 さ れ た オ ーデ ィ オ情報, 映像情報, デ イ ジ タ ル コ 一 ド デー タ の少 な く と も 一つ を 含む マ ル チ メ デ ィ ァ情 報 を 光学的に読み取 り 可能な コ ー ド に変換 し て、 そ れ を 記録 手段 に よ っ て記録媒体上 に 光学的に 読み取 り 可能に 記録す る。
こ こ で、 ド ッ ト コ ー ド は、 ブ ロ ッ ク を 複数個配置 し て な り、
上記 プ ロ ッ ク のそ れぞれ力 デー タ の 内容 に応 じ て 配列 さ れ た複数の ド ッ 卜 で な る デー タ ド ッ ト ノ タ ー ン と、 上記デー タ ド ッ ト ノ タ ー ン に は有 り 得な いノ タ ー ン を 持ち 且つ 上記デー タ ド ッ ト ノ タ ー ン に 関 し て第 1 の所定の位置関係で配置 さ れ る マ ー カ と、 上記マ ー カ に 関 し て第 2 の所定の位置関係 に配 置さ れる 当該 ブロ ッ ク の ア ド レ ス を 示す ブ ロ ッ ク ア ド レ ス ノ タ ー ン と、 上記 ブ ロ ッ ク ア ド レ ス ノ タ ー ン に 関 し て 第 3 の所 定の位置関係 に配置 さ れる 上記 プ ロ ッ ク ァ ド レ ス の エ ラ ー検 出 コ ー ド ノ タ ー ン と を 備え て い る の で、 各 ブ ロ ッ ク の マ 一 力 間 を 結ぶ こ と で デー タ の配列方向、 つ ま り 回転や傾 き を 検出 で き、 そ の検出 に応 じ た補正が容易 に行え る。
ま た、 本発明の情報再生 シ ス テ ム に よ れば、 読取手段 に よ リ、 オー デ ィ オ情報, 映像情報, デ ィ ジ タ ル コ ー ド デー タ の 少な く と も 一 つ を 含む マ ル チ メ ディ ァ情報が光学的 に読み取 リ 可能な ド ッ ト コ ー ド で記録 さ れて い る部分 を 備え る 記録媒 体 か ら 上記 ド ッ ト コ 一 ド を 光学 的 に 読 み取 り 、 復元手段 で 、 こ の読み取 っ た ド ッ ト コ 一 ド を 元の マ ル チ メ デ ィ ァ 情報 に変 換 し て、 出 力手段 に よ っ て、 こ の復元 さ れた マ ル チ メ デ ィ ア 情報 を 出 力す る。
こ こ で、 上記復元手段は、 上記読取手段で読み取 っ た ド ッ ト コ ー ド を 第 1 の メ モ リ 手段に記憶 し、 マ 一 力 検出 手段で こ の記憶 さ れた ド ッ ト コ 一 ド カ、 ら 各 ブ ロ ッ ク の マ ー カ を 検 出 し、 デー タ 配列方向検出手段で こ の検出 さ れた各 プ ロ ッ ク の マ ー 力 か ら デー タ 配列方向 を 検出 し て、 第 1 の ァ ド レ ス 制御手段 に よ り、 こ の検出 さ れ た デー タ 配列方向 に従 っ て上記第 1 の
メ モ リ 手段に記憶 さ れ た ド ッ ト コ ー ド を 出 力 さ せ る。 そ し て, 復調手段 に て、 上記第 1 の メ モ リ 手段か ら 出力 さ れ た ド ッ ト コ ー ド を 二値化後、 復調 し、 ブ ロ ッ ク ア ド レ ス検出 手段で そ の復調出 力 デー タ か ら 上記 ブ ロ ッ ク ア ド レ ス を 検出 し て、 第 2 の ア ド レ ス 制御手段 に よ っ て、 こ の検出 さ れた ブ ロ ッ ク ァ ド レ ス に 従 っ て上記復調手段の復調 出 力 デー タ を 第 2 の メ モ リ 手段に マ ッ ピ ン グす る。 その後、 デー タ 出 力手段で こ の第 2 の メ モ リ 手段に マ ツ ビ ン グさ れた 復調出 力 デー タ を 出 力す る。
あ る い は 、 上記復元手段 は 、 上記 読取手段 で読 み 取 っ た ド ッ ト コ ー ド を 第 1 の メ モ リ 手段に 記憶 し、 マ ー カ 検出手段 で こ の記憶 さ れた ド ッ ト コ 一 ド カ ら 各 ブロ ッ ク の マ ー カ を 検 出 し'、 デー タ 配列方向検出手段で こ の検出 さ れた各 ブロ ッ ク のマ ー カ か ら デー タ 配列方向 を 検出 す る。 そ し て、 ブ ロ ッ ク ア ド レ ス 検出手段で こ の検出 さ れた デー タ 配列方向 に従 っ て 上記 ブロ ッ ク ア ド レ ス を 検 出す る。 一方、 復調手段で は、 上 記第 1 の メ モ リ 手段か ら 出 力 さ れた ド ッ ト コ 一 ド を ニ値化 し た後、 復調す る。 そ し て、 ア ド レ ス 制御手段は、 上記プ ロ ッ ク ア ド レ ス検出手段で 検出 さ れた プ ロ ッ ク ァ ド レ ス に従 っ て、 上記復調手段か ら 出力 さ れ た復調デー タ を 第 2 の メ モ リ 手段 に マ ッ ピ ン グ し、 こ の復調手段か ら 出 力 さ れ上記第 2 の メ モ リ 手段 に マ ッ ピ ン グ さ れ た 復調 デー タ を デー タ 出 力 手段 に よ っ て 出 力す る。
[図面の 簡単な説明 ]
図 1 は、 本発明 の第 1 実施例 に お け る ド ッ ト コ 一 ド化 さ れ た オーデ ィ ォ情報の記録装置の プ ロ ッ ク 構成図で あ る。
図 2 A は、 ド ッ ト コ ー ド の記録フ ォ ーマ ツ ト を 示 す図で あ リ、 図 2 B は、 第 1 実施例 に お け る 再生装置の使用 状況 を 示 す図で あ る。
図 3 は、 第 1 実施例 に お け る 再生装置の ブ ロ ッ ク 構成図で あ る。
図 4 A 及 び図 4 B は それぞれ手動走査の説明 図で あ り、 図 4 C 及び図 4 D はそ れ ぞれ走査変換の説明 図で あ る。
図 5 は、 走査変換 に 伴 う デー タ 補間 を 説明す る た め の 図で あ る。
図 6 は、 デー タ 列調整の説明 図で あ る。
図 7 A 及び図 7 B は それぞれ記録媒体の例 を 示す 図で あ る。 図 8 は、 第 2 実施例 に お け る 再生装置の構成 を 示 す図で あ る。
図 9 は、 第 3 実施例 に お け る 再生装置の構成 を 示 す図で あ る。
図 1 O A及 び図 1 0 B はそ れぞれ携帯型ボイ ス レ コ ー ダの 外観斜視図で あ る。
図 1 1 は、 携帯型ボ イ ス レ コ ー ダの 回路構成図で あ る。
図 1 2 A及 び図 1 2 B は記録媒体への印字例 を 示 す図で あ る。
図 1 3 は、 図 1 1 の ボイ ス レ コ ー ダ に於 け る ド ッ ト コ ー ド 印字処理 の フ ロ ー チ ャ ー ト で あ る。
図 1 4 A及 び図 1 4 B は携帯型ボイ ス レ コ ー ダの別の例の 外観斜視図で あ る。
図 1 5 は、 マ ル チ メ デ ィ ァ情報記録装置の ブ ロ ッ ク 構成図 で あ る。
図 1 6 は、 ド ッ ト コ ー ド の概念図で あ る。
図 1 7 は、 マ ル チ メ デ ィ ア情報再生装置の ブ ロ ッ ク 構成図 で あ る。
図 1 8 は、 図 1 7 の マ ル チ メ ディ ア情報再生装置 に於け る 光源発光 タ ィ ミ ン グチ ャ ー ト で あ る。
図 1 9 は、 マ ル チ メ ディ ァ情報再生装置の他の構成例 を 示 す図で あ る。
図 2 0 A は、 図 1 7 の マ ルチ メ デ ィ ァ情報再生装置に於け る デー タ 列調整部 を 説 明す る た め の 図 3 の再生装置 に も 適用 す る ド ッ 卜 3 — ド を 示 す図、 図 2 0 B は、 図 2 0 A の ド ッ ト コ ー ドの ラ ィ ン 状 マ ー 力 を 示す 図、 図 2 0 C は、 走査方法 を 説明 す る た め の図、 図 2 0 D は、 撮像素子の ス キ ャ ン ピ ッ チ を 説明す る た め の図で あ る。
図 2 1 は、 デー タ 列調整部の実際の構成 を 示す図 で あ る。 図 2 2 A 乃至図 2 2 C は、 配列方向検出用 ド ッ ト を 有す る マ 一 力 を 示す図で あ る。
図 2 3 は、 マ ノレ チ メ ディ ァ情報再生装置の更 に別 の構成例 を 示す図 で あ る。
図 2 4 A は、 ブ 口 ッ ク ア ド レ ス の説明図、 図 2 4 B は、 ブ ロ ッ ク の構成 を 示す図、 図 2 4 C は、 マ 一 力 のノ タ ー ン 例 を 示す図で あ り、 図 2 4 D は、 結像系 の倍率 を 説明 す る た め の
図で あ る。
図 2 5 は、 マ ル チ メ ディ ア情報再生装置に於 け る マ ー カ検 出部の プ ロ ッ ク 構成図 で あ る。
図 2 6 は、 図 2 5 中 の マ ー カ 判定部の処理フ ロ ー チ ャ ー ト で あ る。
図 2 7 は 、 図 2 5 中 の マ ー カ エ リ ア 検 出 部 の処理 フ ロ 一 チ ャ ー ト で あ る。
図 2 8 A は、 マ 一 力 エ リ ア を 示す 図、 図 2 8 B は、 検出 さ れた マー カ エ リ ア を 記憶す る テー ブルの記憶 フ ォ ー マ ッ ト を 示す 図で あ り、 図 2 8 C 及 び図 2 8 D は、 図 2 8 A に於け る 各画素 を 累積 し た値 を 示す 図で あ る。
図 2 9 は、 図 2 5 中 の概中心検出部の処理フ ロ ー チ ャ ー ト で あ る。
図 3 0 は 、 図 2 9 中 の 重 心 計 算 サ ブ ル ー チ ン の フ ロ ー チ ャ ー ト で あ る。
図 3 1 は、 概中心検 出部の ブ ロ ッ ク 構成図で あ る。
図 3 2 は、 ド ッ ト コ ー ド の デー タ ブ ロ ッ ク の実際の構成 を 示す 図で あ る。
図 3 3 は、 ド ッ ト コ ー ド の デー タ ブ ロ ッ ク の実際の構成の 別の例 を 示す 図で あ る。
図 3 4 は、 ド ッ ト コ ー ド の デー タ ブ ロ ッ ク の実際の構成の さ ら に別 の例 を 示す図 で あ る。
図 3 5 は、 マ ル チ メ ディ ア情報再生装置に於 け る デー タ 配 列方向検 出部の ブ ロ ッ ク 構成図で あ る。
図 3 6 は、 デー タ 配列方 向検出部 の動作 フ ロ ー チ ャ ー ト で
あ る。
図 3 7 は 、 図 3 6 中 の 隣接 マ ー カ 選定サ ブ ル ー チ ン の フ 口 一 チ ャ ー ト で あ る。
図 3 8 A及 び図 3 8 B は それぞれ隣接マ ー カ 選定 を 説明 す る た めの 図で あ る。
図 3 9 は、 隣接マ ー カ選定 を 説明 す る た め の 図で あ る。 図 4 0 A は 、 方 向検 出 の 説 明 図で あ り 、 図 4 0 B は、 図 4 O A 中 の m と n の関係 を 説明 す る た め の図で あ る。
図 4 1 は、 デー タ 反転 ド ッ 卜 の他の配置 を 説明す る た め の 図で あ る。
図 4 2 は、 方向検出 の別の方法の説明図で あ る。
図 4 3 は、 マ ル チ メ ディ ア情報再生装置に於け る ブ ロ ッ ク ア ド レ ス 検出, 誤 り の判定, 正確な 中心検出部の ブ ロ ッ ク 構 成図で あ る。
図 4 4 は、 ブ ロ ッ 'ク ア ド レ ス検出, 誤 り の判定, 正確な 中 心検 出部 の動作 フ ロ ー チ ヤ一 ト で あ る。
図 4 5 は、 ブ ロ ッ ク ア ド レ ス検出, 誤 り の判定, 正確な 中 心検出部 の説明図で あ る。
図 4 6 は、 マ ル チ メ ディ ア情報再生装置に於 け る マ 一 力 と ア ド レ ス の補間部の動作 を 説明 す る た め の図で あ る。
図 4 7 は、 マ ル チ メ ディ ア情報再生装置に於 け る ア ド レ ス 制御部の プ ロ ッ ク 構成 図で あ る。
図 4 8 は、 マ ー カ判定式 を 説明す る た め の図で あ る。
図 4 9 は、 マ ー カ判定部の他の処理方法 を 説明 す る.た め の 図で あ る。
図 5 0 は、 マ ー カ整列検出 を 説明 す る た め の 図で あ る。 図 5 1 は、 光源一体型イ メ ー ジセ ン サ の構成 を 示 す図で あ る,
図 5 2 は、 X Y ア ド レ ス 式撮像部 を 用 い た 1 チ ッ プ I C の ブ ロ ッ ク 構成図で あ る。
図 5 3 は、 X Y ァ ド レ ス 式撮像部の画素の 回路構成図で あ る。
図 5 4 は、 X Y ア ド レ ス 式撮像部 を 利用 し た 三次元 I C の ブ ロ ッ ク 構成図で あ る。
図 5 5 は、 ド ッ ト コ ー ド取 り 込み制御用 の ス ィ ッ チ を 持つ た ペ ン型情報再生装置の構成 を 示す 図で あ る。
図 5 6 は、 ド ッ ト コ 一 ド取 り 込み制御用 の ス ィ ッ チ を 持 つ た ペ ン型情報再生装置の別の構成 を 示す図で あ る。
図 5 7 A は、 正反射除去対応のペ ン型情報再生装置の構成 を 示す図、 図 5 7 B は、 第 1 及 び第 2 の偏光 フ ィ ル タ の構成 を 説明 す る た め の 図で あ り、 図 5 7 C は、 第 2 の偏光 フ ィ ル タ の別の構成例 を 示す 図で あ る。
図 5 8 は、 正反射除去対応の ペ ン型情報再生装置の別の構 成 を 示す 図で あ る。
図 5 9 は、 電気光学素子 シ ャ ツ タ の構成 を 示す図 で あ る。 図 6 0 A は、 光源に 透明樹脂光導波材 を 用 い た ペ ン型情報 再生装置の構成 を 示す 図、 図 6 0 B は、 光導波材 と 再生装置 筐体 と の接続部分の拡大図で あ り、 図 6 0 C 及 び図 6 0 D は そ れぞれ光導波材先端部の構成 を 示す図で あ る。
図 6 1 は、 光源一体型の イ メ ー ジ セ ン サ を 用 い た ペ ン型情
報再生装置の構成 を 示 す図で あ る。
図 6 2 は、 カ ラ ー多 重対応の ペ ン型情報再生装置の構成 を 示す 図で あ る。
図 6 3 A は、 カ ラ ー 多 重 コ ー ド を 説 明 す る た め の 図、 図
6 3 B は、 カ ラ ー多重 コ ー ド の使用例 を 説明す る た め の図で あ り、 図 6 3 C は、 イ ン デ ッ ク ス コ ー ド を 示す 図で あ る。
図 6 4 は 、 カ ラ ー 多 重対応 ペ ン 型情報再生 装置の 動作 フ ロ ー チ ャ ー ト で あ る。 図 6 5 は、 カ ラ 一撮像素子 を 使用 し た場合の画像 メ モ リ 部 の構成 を 示す 図で あ る。
図 6 6 A は、 カ ラ ー 多重対応のペ ン型情報再生装置の別の 構成 を 示す図で あ り、 図 6 6 B は、 光源の構成 を 示 す図で あ る。
図 6 7 A は、 ス テル ス型の ド ッ ト コ ー ド の記 さ れ た ド ッ ト デー タ シ ール を 示す図 で あ り、 図 6 7 B は、 ス テ ル ス型 ド ッ ト コ ー ド対応の ペ ン型情報再生装置の構成 を 示す図 で あ る。 図 6 8 は、 ス テ ル ス 型の ド ッ ト コ ー ド力 s別な態様 に記 さ れ た ド ッ ト デー タ シ ール を 示す図で あ る。
図 6 9 は、 オー ディ オ 出 力端子 を 備え た カ ー ド型 ア ダ プ タ の構成 を 示す 図で あ る。
図 7 0 及び図 7 1 は それぞれテ レ ビ ゲー ム機用 の カ ー ド型 ア ダプタ の構成 を 示す 図で あ る。
図 7 2 は、 電子手帳用 の カ ー ド型 ア ダプ タ の使用 例 を 示す 図で あ る。
図 7 3 は、 入力手段 を 持た な い装置用 の カ ー ド型 ア ダプ タ
の外観及 び使用例 を 示 す図で あ る。
図 7 4 は、 リ ー ル シ ー ノレ へ ド ッ ト コ ー ド を 印刷す る た め の リ ール シ ール印刷機の使用法 を 説明 す る た め の図で あ る。
図 7 5 は、 リ ール シ ール印刷機の 内部構成 を 示す 図で あ る。 図 7 6 は、 ワ ー プ ロ の 内部の 中 に マ ル チ メ デ ィ ア の ド ッ ト コ 一 ド を 記録す る 機能 を 設け た場合の構成 を 示す図 で あ る。
図 7 7 は、 図 7 6 中 の マ ルチ メ デ ィ ア情報記録処理部の機 能 を 光学複写機に 内蔵 さ せ た場合の構成 を 示す 図で あ る。
図 7 8 は、 図 7 6 中 の マ ル チ メ デ ィ ア情報記録処理部の機 能 を ディ ジ タ ル複写機 に 内蔵 さ せた場合の構成 を 示 す図で あ る。
図 7 9 は、 ペ ン型情報再生装置を 文字や絵の デー タ の入力 部 と し て も 利用 す る よ う に し た場合の構成 を 示す図 で あ る。
図 8 0 は、 ペ ン型情報再生装置を 文字や絵の デー タ の入力 部 と し て も利用 す る よ う に し た場合の別の構成 を 示 す図で あ る。
図 8 1 は、 ス キ ャ ナ 及びデー タ 読取対応型の 力 一 ド型 ァ ダ プ タ の構成 を 示す 図で あ る。
図. 8 2 A 及 び図 8 2 B は そ れ ぞれ ペ ン型 情報再生 装置 で ド ッ ト コ 一 ド を ス キ ャ ン し て投影機で ス ク リ ー ン に 投影す る シ ス テ ム を 示す図で あ る。
図 8 3 は、 図 8 2 A 及び図 8 2 B 中 の 出 力処理部 の具体的 構成 を 示 す図で あ る。
図 8 4 は、 投影機の 代わ り に複写機、 光磁気ディ ス ク 装置、 プ リ ン タ に 出 力 す る場合 を 示す 図で あ る。
図 8 5 は、 出力処理部 を カ ー ド型 ア ダプ タ と し て 構成 し た 場合 を 示 す図で あ る。
図 8 6 は、 出 力処理部の具体的構成 を 示す図で あ る。
図 8 7 は、 ワ ー プ ロ の機種毎の フ ォ ー マ ッ ト に 直 す フ ォ ー マ ツ ト 変換部 を 設 け た 例の構成 を 示す 図で あ る。
図 8 8 は、 フ ォ ーマ ツ ト 変換部の実際の構成 を 示 す図で あ る。
図 8 9 は、 ド ッ ト コ ー ド の記録 さ れた シ ー ト を F A X送受 信す る場合の シ ス テ ム 図で あ る。
図 9 0 は、 F A X用 マ ル チ メ ディ ア情報記録機の構成 を 示 す図で あ る。
図 9 1 は、 F A X 内 蔵マ ル チ メ デ ィ ア情報記録機の構成 を 示す 図で あ る。
図 9 2 は、 オーバ ラ イ ト 型 M M P カ ー ド記録再生装置の構 成 を 示す 図で あ る。
図 9 3 A及 び図 9 3 B は M M P カ ー ド の裏面及び表面 を 示 す図で あ る。
図 9 4 は、 オーバ ラ イ ト 型 M M P カ ー ド記録再生装置の他 の構成 を 示す 図で あ る。
図 9 5 A は、 オーバ ラ イ ト 型 M M P カ ー ド記録再生装置の さ ら に別 の構成 を 示す 図で あ り、 図 9 5 B は、 コ 一 ド ノ タ ー ン記録用 紙の構成 を 示 す図で あ る。
図 9 6 A及び図 9 6 B は M M P カ ー ドの裏面及び断面 を 示 す図で あ る。
図 9 7 は、 オーバ ラ イ ト 型 M M P カ ー ド記録再生装置の他
の構成 を 示す図で あ る。
図 9 8 A は、 追記型 M M P カ ー ド記録再生装置の構成 を 示 す図で あ り、 図 9 8 B は、 図 9 8 A 中 の記録済み領域検 出部 の ブ ロ ッ ク 構成図 で あ る。
図 9 9 は、 記録済み領域検出部の他の構成 を 示す 図で あ る。 図 1 0 0 は、 記録済 み マ ー カ の記 さ れた M M P カ ー ド を 示 す図で あ る。
図 1 0 1 は、 M M P 名剌カ ー ド シ ス テ ム を 示す図 で あ る。 図 1 0 2 A及び図 1 0 2 B は そ れ ぞれ M M P名剌 カ ー ド の 表面及び裏面 を 示す図 で あ る。
図 1 0 3 A及び図 1 0 3 B は半導体 ウ エ ノヽエ ッ チ ン グ式で 形成 し た M M P カ ー ド の平面図で あ り、 特 に、 図 1 0 3 Aは 保護 カ バ ー を 閉 じ た状態、 図 1 0 3 B は開 け た状態 を 示 し て い る。
図 1 0 4 A及び図 1 0 4 B はそれぞれ半導体 ウ ェ ハエ ッ チ ン グ式で 形成 し た別の構成の M M P カ ー ド の平面図及び側面 図で あ り、 図 1 0 4 C は、 爪部の構成 を 説明 す る た め の 図で あ る。
図 1 0 5 は、 ド ッ ト コ ー ド デ コ ー ド機能付き ディ ス ク 装置 を 示す図 で あ る。
図 1 0 6 は、 ド ッ ト コ 一 ド と イ ン デ ッ ク ス の記録例 を 示す 図で あ る。
図 1 0 7 は、 ド ッ ト コ ー ド デ コ ー ド機能付 き デ ィ ス ク 装置 の ブ ロ ッ ク 構成図で あ る。
図 1 0 8 A及び図 1 0 8 B は そ れぞれマ ル チ メ デ ィ ア情報
ド ッ ト コ 一 ド記録対応 カ メ ラ の裏蓋の構成 を 示す図及 びその 側面図で あ る。
図 1 0 9 A は マ ル チ メ デ ィ ア情報 ド ッ ト コ ー ド記録対応力 メ ラ の 裏蓋の 他 の構成 を 示 す 図 、 図 1 0 9 B は 、 L E D ュ ニ ッ ト の構成 を 示す図、 図 1 0 9 C は、 デー タ バ ッ ク 側信号 電極 を 示 す図で あ り、 図 1 0 9 D 及 び図 1 0 9 E は それぞれ L E D ュ ニ ッ ト の移動機構 を 示す図 で あ る。
図 1 1 0 は、 マ ル チ メ デ ィ ア情報 ド ッ ト コ 一 ド記録対応力 メ ラ の ブ 口 ッ ク 構成図 で あ る。
図 1 1 1 は、 マ ル チ メ デ ィ ア情報 ド ッ ト コ ー ド の記録 さ れ た 印画紙 の例 を 示す図 で あ る。
[発明 を 実施す る た め の最良の形態 ]
以下、 図面 を 参照 し て、 本発明の実施例 を 説明 す る 力 ま ず、 マ ル チ メ デ ィ ア情報の 内、 音声, 音楽等の オー デ ィ オ情 報 に 関連す る 実施例 に つ い て説明す る。
図 1 は、 本発明 の第 1 実施例 に お い て、 音声や音楽な どの オー デ ィ ォ情報 を 光学 的 に読み取 り 可能な デ ィ ジ タ ル信号 と し て紙に 記録す る た め のオ ーデ ィ ォ情報記録装置の プ ロ ッ ク 構成図で あ る。
マ イ ク ロ フ ォ ン や オ ー デ ィ ォ 出 力 機器な ど の 音声 入 力 器 1 2 に よ り 入力 さ れ る オー デ ィ オ信号 は、 プ リ ア ン プ 1 4 に て 増幅 ( マ イ ク ロ フ ォ ン 音声 の 場合 は A G C を カゝ け る ) 後、 A D 変換器 1 6 で デ ィ ジ タ ル に変換 さ れ る。 こ の デ ィ ジ タ ル化 さ れ た オーデ ィ オ 信号 は、 圧縮回路 1 8 に て デー タ 圧縮
が施 さ れ た後、 誤 り 訂正符号付加回路 2 0 に て誤 り 訂正符号 が付加 さ れる。
そ の後、 メ モ リ 回路 2 2 に て イ ン タ リ ー ブが施 さ れる。 こ の イ ン タ リ ー ブは、 デー タ の配列 を 前も っ て あ る規則 に従 つ て 2 次元的に分散 さ せ る も ので、 こ れ に よ り、 再生装置に て デー タ を 元の配列 に戻 し た と き に、 紙のバー ス ト 状 の汚れや 傷、 つ ま り 、 エ ラ 一 そ の も の が分散 さ れ 、 エ ラ 一訂正及 び デー タ の 補間 力 s し 易 く な る 。 こ の イ ン タ リ ー ブ は、 メ モ リ 2 2 A に 記憶 さ れた デー タ を イ ン タ リ ー ブ回路 2 2 B に よ り 適宜読み 出 し 出 力 す る こ と に よ り 行わ れる。
こ の メ モ リ 回路 2 2 の 出 力 デー タ は、 次 に、 デー タ 付加回 路 2 4 に よ っ て 、 詳細 は後述す る よ う な 所定 の 記録 フ ォ ー マ ッ ト に 従っ て、 ブ ロ ッ ク 毎に、 マ 一 力、 ブロ ッ ク の 2 次元 的な ア ド レ ス を 示す X ア ド レ ス 及び y ア ド レ ス、 及 び誤 り 判 定符号が付加 さ れた'後、 変調回路 2 6 で記録の た め の変調 を 受 け る。 そ し て、 上記 オー デ ィ オ情報の 出 力 デー タ と 一緒に 記録 さ れ る 画像デー タ 等の デー タ が合成回路 2 7 に よ リ 重畳 さ れた後、 プ リ ン タ シ ス テ ム又 は印刷用製版シ ス テ ム 2 8 に て、 印刷の た め の処置がな さ れる。
こ れ に よ り、 例 え ば、 図 2 A に示す よ う な書式で紙 3 0 に 記録 さ れ る。 即ち、 画像 3 2 や文字 3 4 と 一緒 に、 ディ ジ タ ル信号化 さ れた音の デー タ が記録デー タ 3 6 と し て 印刷 さ れ る。 こ こ で、 記録デー タ 3 6 は、 複数の ブ ロ ッ ク 3 8 力ゝ ら構 成 さ れて お り、 各 ブロ ッ ク 3 8 は、 マ 一 力 3 8 A, 誤 り 訂正 用符号 3 8 B, オーデ ィ オ デー タ 3 8 C, X ア ド レ ス デー タ
3 8 D , y ア ド レ ス デー タ 3 8 E, 及 び誤 り 判定符号 3 8 F 力 ら 構成 さ れて い る。
な お 、 マ 一 力 3 8 A は 同期信号 と し て も 機能す る も の で 、 D A T の よ う に、 通常 は記録変調で 出 て こ な レヽ よ う なノ タ ー ン を 用 い て い る。 ま た、 誤 り 訂正用 符号 3 8 B は、 オー デ ィ ォ デー タ 3 8 C の誤 り 訂正 に 用 い ら れ る も の で あ る 。 ォ ー ディ ォ デー タ 3 8 C は、 上記マ イ ク ロ フ ォ ン又 はオ ー デ ィ オ 出力機器 な どの音声入 力器 1 2 か ら 入力 さ れた オー デ ィ オ信 号 に 対応 す る も の で あ る 。 X 及 び y ァ ド レ ス デー タ 3 8 D , 3 8 E は、 当 該ブ ロ ッ ク 3 8 の位置 を 表す デー タ で あ り、 誤 リ 判定符号 3 8 F は、 こ れ ら X , y ア ド レ ス の誤 り 判定 に用 い ら れる。
こ の よ う な フ ォ ー マ ツ ト の 記録 デ ー タ 3 6 は 、 「 1 」 , Γ 0 」 の デー タ を、 例 え ばバー コ ー ド と 同様 に、 Γ 1 」 を 黒 ド ッ ト 有 り、 Γ 0 」 を 黒 ド ッ ト 無 し と い う よ う に し て、 プ リ ン タ シ ス テ ム又は印刷用製版 シ ス テ ム 2 8 に よ っ て 印刷記録 さ れ る。 以下、 こ の よ う な記録デー タ を ド ッ ト コ ー ド と 称す る。
図 2 B は、 図 2 A に 示 し た よ う な紙 3 0 に記録 さ れた 音の デー タ を ペ ン型の情報再生装置 4 0 で読出 し て い る 場面 を 示 し て い る。 同 図の よ う な ペ ン型情報再生装置 4 0 で、 ド ッ ト コ ー ド 3 6 の上 を な ぞ る こ と に よ り、 ド ッ ト コ 一 ド 3 6 を 検 出 し、 音 に変換 し て ィ ャ ホ ン等の音声 出力器 4 2 で 聞 ぐこ と がで き る。
図 3 は、 本発明 の第 1 実施例 に於 け る情報再生装置 4 0 の
ブ ロ ッ ク 構成図で あ る。 本実施例の情報再生装置は、 ヘ ッ ド ホ ン ゃ ィ ャ ホ ン等の音声出 力器 4 2 以外の部分 を 携帯可能な ペ ン型 の 1 つ の 筐体 ( 図示せ ず ) 内 に 収納す る も の と す る も ち ろ ん、 筐体内 に ス ピー カ を 内蔵す る も の と し て も 良 レ、。
検 出部 4 4 は、 基本 的 に、 テ レ ビ ジ ョ ン カ メ ラ 等 の撮像部 と 同様の機能 を 有 し て い る。 即 ち、 光源 4 4 A に て、 被写体 で あ る紙面上の ド ッ ト コ ー ド 3 6 を 照明 し、 反射光 を、 レ ン ズ等の結像系 4 4 B 及 び空 間 フ ィ ル タ 4 4 C を 介 し て、 半導 体 エ リ ァ セ ン サ等で な る 撮像部 4 4 D で 画像 と し て 検 出 し プ リ ア ン プ 4 4 E に て 増幅 し て 出 力 す る。
こ こ で 、 エ リ ア セ ン サ の 画素 ピ ッ チ は、 標本化定理 に よ り、 撮像面上 の ド ッ ト コ ー ド 3 6 の ド ッ ト ピ ッ チ の以下 に設 定 さ れて い る。 さ ら に、 撮像面上 に 設置さ れた 空間 フ ィ ル タ 4 4 C も、 こ の定理に 基づいて、 撮像面上の モ ア レ 現象 (ェ リ ア ジ ン グ) を 防 ぐ た め に挿入 さ れて レヽ る。 ま た、 エ リ ア セ ン サ の画素数は、 図 4 A に示す よ う に検出部 4 4 を 手動走査 す る 際の手振れ を 考慮 し て、 一度 に 読取可能 と 規定 さ れた所 定の ド ッ ト コ 一 ド 3 6 の縦方向の幅 よ り も 多 め に設定 し て あ る。 即ち、 図 4 A及び図 4 B は、 検 出部 4 4 を 矢印方向 に手 動走査 さ せた 時の あ る 周期 ご と の撮像エ リ ァ の移動状態 を 示 し て い る も の で、 特 に、 図 4 A は ド ッ ト コ ー ド 3 6 の縦方向 の 幅 が撮像ェ リ ァ 内 に 納 ま る 場合 (手振 れ も 考慮 し て あ る : の手動走査の状態 を 示 し、 図 4 B は ド ッ ト コ ー ド 3 6 の量が 多 く、 縦方向 の幅が一 回の撮像エ リ ァ に納 ま ら な い場合 を 示 し て い る。 後者の場合 は、 ド ッ ト コ ー ド 3 6 の手動走査 を 開
始す る位置に、 そ れ を 示す た め の手動走査用 マ ー カ 3 6 A 力 s 印刷 さ れ て い る 。 よ っ て 、 こ の 手動走査用 マ ー カ 3 6 A に 沿っ て、 手動走査 を 複数回行 う こ と よ り、 多量の ド ッ ト コ ー ド 3 6 を 検出 す る こ と が可能 と な る。
上記の よ う に し て検 出部 4 4 に よ リ 検出 さ れ た画像信号は、 次 に、 走査変換及 び レ ン ズ歪み補正部 4 6 に入力 さ れる。 こ の走査変換及 び レ ン ズ歪み補正部 4 6 で は、 入 力画像信号は、 先ず、 A D 変換器 4 6 A で デ ィ ジ タ ル信号 に 変換 さ れ、 フ レ ー ム メ モ リ 4 6 B 内 に 蓄 え ら れ る 。 こ の フ レ ー ム メ モ リ 4 6 B は、 8 ビ ッ ト の 階調 を 持 っ て い る。
ま た、 マ ー カ検出 回路 4 6 C は、 フ レ ー ム メ モ リ 4 6 B に 記憶 さ れ た 画像情報 を 、 図 4 C に 示 す よ う に ス キ ャ ン し て 、 マ 一 力 3 8 A を 検出す る。 Θ 検 出 回路 4 6 D は、 こ の マ ー カ 検出 回路 4 6 C で検出 し た各マ 一 力 3 8 A が撮像面上の どの ア ド レ ス 値 に対応 し て い る の力 を 検 出 し て、 そ の ァ ド レ ス値 か ら ド ッ ト コ 一 ド の配列方向 に対す る 撮像面の傾 き Θ を 演算 す る。 な お、 上記マ ー カ検 出 回路 4 6 C は、 図 4 C に示す よ う な 方向 のみ の ス キ ャ ン で は、 図 4 D に示す よ う に、 図 4 C の場合 と ほ ぼ 9 0 ° 回転 し て ド ッ ト コ 一 ド 3 6 の撮像が行わ れた場合 に傾 き Θ が正 し く 求め ら れ な い恐れがあ る た め、 ブ ロ ッ ク 3 8 の短手方向 に ス キ ャ ン し た場合 に は Θ が正 し く 求 め ら れな い た め、 図 4 D に示す よ う に 直行 し た 方向 の ス キ ヤ ン も 行 い、 こ れ ら 直行す る 2 方 向 の ス キ ャ ン で 得 ら れ た結果 の 内 の正 し い方 を 選択 す る よ う に し て い る。
一方、 レ ン ズ収差情報 メ モ リ 4 6 E に は、 レ ン ズ の歪み補
- - 正 を 行 う た め の、 上記検出部 4 4 の結像系 4 4 B に 用 い ら れ て い る レ ン ズの予め測定 さ れた収差情報 を 記憶 し て い る。 ァ ド レ ス制御回路 4 6 F は、 次 に フ レ ー ム メ モ リ 4 6 B 内 に蓄 え ら れた デー タ を 読出 す際 に は、 上記 Θ 検 出 回路 4 6 D で演 算 さ れた 傾 き Θ の値 と レ ン ズ収差情報 メ モ リ 4 6 E に記憶 さ れ て い る レ ン ズ収差情報 と に 従 っ た 読 み 出 し ア ド レ ス を フ レ ー ム メ モ リ 4 6 B に 与え、 補間回路 4 6 G に て デー タ 補間 を 行い な が ら デー タ の 配列方向への走査変換 を 行 う。
図 5 は、 こ の補間回路 4 6 G に て 行わ れ る デー タ 補間の原 理 を 示 し て い る。 基本 的に は、 デー タ を 補間す る 位置 Q の周 囲の画素 を 使用 し て、 コ ン ボルー シ ヨ ン フ ィ ル タ, L P F に て補間デー タ の作成 を 行 う。 こ の走査変換後の画素 ピ ッ チ及 び走査線 ピ ッ チ は、 撮像時 と 同様 に 標本化定 理 に基 づい て ド ッ ト コ 一 ド の ド ッ ト ピ ッ チの以下 に設定 さ れて い る。
補間す べ き 位置 Q の周囲 4 個の画素 を 使用 し た簡単な デ一 タ 補間の場合 に は、 Q = ( D 6 X F 6 ) + ( D 7 X F 7 ) + ( D 1 0 X F 1 0 ) + ( D 1 1 X F 1 1 ) 、 ま た周 囲 1 6 個の画素 を 使用 し た 比 較 的精度 の 良 い デー タ 補 間 の場 合 に は 、 Q = ( D 1 X F 1 ) + ( D 2 X F 2 ) 十 … + ( D 1 6 X F 1 6 ) の演 算 に よ り 補間 デー タ が作成 さ れ る。 こ こ で、 D n は 画素 n の デー タ 振幅値、 F n は 画素 n ま での距離に従 っ て決定 さ れる 補間用 コ ン ボ リ ュ ー シ ヨ ン フ ィ ル タ ( L P F ) の係数で あ る。
以上の よ う に し て走査変換 を 受 け て フ レ ー ム メ モ リ 4 6 B か ら 読出 さ れ た ド ッ ト コ ー ド 3 6 は、 次に、 ラ ッ チ 4 8 A及 びコ ン ノ レ 一 タ 4 8 B で構成 さ れた 二値化回路 4 8 に て二値
化 さ れる。 こ の二値化 を 行 う 際の閾値 は、 閾値判定 回路 5 0 に て、 画面每も し く は画面 内 の ブロ ッ ク 每の ヒ ス ト グ ラ ムの 値な ど を 利用 し て決定 さ れ る。 即 ち、 ド ッ ト コ ー ド 3 6 上の 染みや紙 3 0 の歪み、 内蔵 ク ロ ッ ク の精度 な ど に応 じ て、 閾 値 を 決定 す る。 こ の閾値判定回路 5 0 と し て は、 例 え ば本出 願人 に よ る 特願平 4 一 1 3 1 0 5 1 号 に 開示 の ニ ュ ー ラ ル ネ ッ ト ワ ー ク を 利用 し た 回路 を 使用 す る の が好 ま し レ、。
ま た こ れ と 並行 し て、 フ レ ー ム メ モ リ 4 6 B 力、 ら 読出 さ れ た ド ッ ト コ ー ド 3 6 は 、 P L L 回路 5 2 に 入 力 さ れ 、 再生 デー タ と 同期 し た ク ロ ッ ク ノ ル ス C K を 発生 す る 。 こ の ク ロ ッ ク パ ル ス C K は、 走査変換後の二値化や復調、 及び後述 す る デー タ 列調整部 5 6 内 の誤 り 判定回路 5 6 A, X , y ァ ド レ ス検 出 回路 5 6 B や メ モ リ 部 5 6 C な どの基準 ク ロ ッ ク と し て使用 さ れる。
二値化 さ れた デー タ は、 復調 回路 5 4 に て復調 さ れ、 デ一 タ 列調整部 5 6 内 の誤 り 判定回路 5 6 A と、 x, y ア ド レ ス 検 出 回 路 5 6 B に 入 力 さ れ る 。 誤 り 判定 回路 5 6 A は、 ブ ロ ッ ク 3 8 内 の誤 り 判定符号 3 8 F を 用 レ、 て X , y ア ド レ ス デー タ 3 8 D , 3 8 E に誤 り 力 無 い 力、 ど う 力、 の 判定 を 行 う < 誤 り が無 い場合は、 X, y ア ド レ ス 検出 回路 5 6 A で検出 し た ァ ド レ ス に従 っ て、 オー ディ オ デー タ 列調整用 の メ モ リ 部 5 6 C に 記録す る。 誤 り があ る 場合 は、 そ の ブ ロ ッ ク 3 8 の オー デ ィ ォ デー タ 3 8 C は オーデ ィ ォ デー タ 列調整用 の メ モ リ 部 5 6 C に は記録 さ れな い。
こ のデー タ 列調整部 5 6 の 目 的は、 上記走査変換及び レ ン
ズ歪み補正部 4 6 に お け る 走査変換の精度 (基準 ク ロ ッ ク の 精度及び撮像素子の S Z N に左右 さ れ る ) や紙の歪 み等 に よ り、 デー タ の配列方向 と 走査変換後の走査方向 に生 じ た僅か な ずれ を 補正す る こ と に あ る。 こ れ を、 図 6 に よ っ て説明 す る。 同図 中、 ド ッ ト コ ー ド D 1, D 2 , D 3 は ブ ロ ッ ク ご と の デー タ を 示 し て い る。 走査変換後 の走査線 1, 2, 3, … の ピ ッ チ は、 前述 し た よ う に標本化定理 に基づ い て デー タ の ド ッ 卜 ピ ッ チ以下 に設定 さ れて いれ ば良 い 力 図 6 に於い て は、 完全 を期 し て ド ッ ト ピ ッ チの 1 2 に設定 し て あ る。 故 に ド ッ ト コ 一 ド D 1 は 図力、 ら も 明 ら かな よ う に、 走査変換後 の走査線 3 に て誤 り な く 検 出 さ れる。 そ し て、 D 2 は走査変 換後の走査線 2 に て誤 り な く 検 出 さ れ、 D 3 も 同様 に、 走査 変換後の 走査線 1 に て 誤 り な く 検出 さ れる。
そ し て 、 そ れ ぞ れ の ブ ロ ッ ク 3 8 内 の x , y ア ド レ ス 3 8 D , 3 8 E に従 っ て、 デー タ 列調整用 の メ モ リ 部 5 6 C に格納 さ れ る。
次 に、 図 4 A, 図 4 B に示 し た よ う に検出部 4 4 を 手動で 走査す る こ と に よ り、 紙 3 0 の 上 の音声 ド ッ ト コ 一 ド 3 6 を 洩れな く デー タ 列調整用 の メ モ リ 部 5 6 C に格納す る こ と が で き る。
こ の よ う な デー タ 列調整部 5 6 に て デー タ 列が調整 さ れた 音声 ド ッ ト コ ー ド は、 次に、 上記 P L L 回路 5 2 と は別の基 準 ク ロ ッ ク 発生回路 5 3 に よ り 発生 し た基準 ク ロ ッ ク C K ' に 従 い 、 デー タ 列調整用 の メ モ リ 部 5 6 C 力ゝ ら 読 出 さ れ る 。 そ し て、 こ の時 に デ · イ ン タ リ ー ブ回路 5 8 に よ リ デ ' イ ン
タ リ 一 ブがか け ら れ 、 正式 な デー タ 列 に 変換 さ れ る 。 次 に ブロ ッ ク 3 8 内の誤 り 訂正用符号 3 8 B を 用 い た誤 り 訂正が 誤 り 訂正 回路 6 0 に て 行わ れる。 そ し て、 復号 回路 6 2 で圧 縮 さ れた デー タ の復号 が行わ れ、 さ ら に デー タ 補間 回路 6 4 に て誤 り 訂正不能な オ ーデ ィ ォ デー タ の補間が行わ れ る。 そ の後、 D Z A変換回路 6 6 に て ア ナ ロ グの オー デ ィ ォ信号 に 変換 さ れ、 増幅器 6 8 に て増幅 さ れて、 音声 出 力器 ( ィ ャ ホ ン, ヘ ッ ドホ ン, ス ピ ー カ, 等) 4 2 にて 音 に変換 さ れ る。
以上の よ う に し て、 音声や音楽な どの オーデ ィ ォ情報 を 紙 に記録で き る よ う に し、 ま た再生機 を 小型の携帯型 の装置 と し た こ と に よ り、 プ リ ン ト ァ ゥ 卜 し た も のやそ れ を フ ァ ク シ ミ リ 伝送 し た も の、 あ る い は印刷製版 に よ リ 本の形式で 印刷 さ れた も の を、 何処で も、 ま た何回 で も 聞 く こ と 力 で き る よ う に な る。
な お、 上記デー タ 列調整部 5 6 内 の デー タ 列調整用 の メ モ リ 部 5 6 C は、 半導体 メ モ リ に 限 ら ず、 フ ロ ッ ピ一 デ ィ ス ク, 光デ ィ ス ク, 光磁気デ ィ ス ク, 等の他の記憶媒体 を 利用 す る こ と が可能で あ る。
上霄己の よ う に オーデ ィ ォ情報 を 記録 し た も の の応用例 と し て は、 種 々 の も の が考 え ら れ る。 例 え ば、 一般用 と し て、 語 学教材、 楽譜、 通信教育等の各種テ キ ス ト、 商品仕様、 修理 等の マ ニ ュ ア ル、 外国語等の辞書、 百科事典、 絵本等の書籍、 商品 カ タ ロ グ、 旅行案 内、 ダイ レ ク ト メ ールや案内 状、 新聞、 雑誌、 チ ラ シ、 ア ルバ ム、 祝電、 葉書、 等が考 え ら れる。 ま た、 業務用 と し て は、 F A X ( ボイ ス & フ ァ ッ ク ス ) 業務指
示書、 議事録、 電子黒板、 0 H P、 身分証明書 (声紋) 、 名 剌、 電話用 メ モ 、 付箋紙、 上質紙 を ロ ー ル状 に し た サ プ ラ ィ 商品 ( 消耗 品 ) 、 等 と い っ た も の が考 え ら れ る 。 こ こ で 消耗品 と は、 図 7 A に 示す よ う に 、 そ の ロ ー ル状 に し た 紙 3 0 A の裏面 に、 両面 テー プや、 付箋紙の様な簡単 に剥がれ る の り が設け ら れて お り、 表面 に ド ッ ト コ ー ド 3 6 を 記録 し て、 必用 な分だ け切 り 離 し て、 種々 の も の に貼れ る よ う に し た も ので あ る (以下、 こ れ を リ ール シ ール と 称す る ) 。 ま た、 図 7 B に 示す よ う に、 紙 3 0 A の幅 を 広 く し て複数段の ド ッ ト コ ー ド 3 6 が記録で き る よ う に す る と 共 に、 検出 部 4 4 の 手動走査 の ガ イ ド ラ イ ン と し て の手動走査用 マ 一 力 3 6 B を 縦横 に 印刷 し て お い て も 良 レ、。 こ の マ 一 力 3 6 B は、 同時に、 ド ッ ト コ ー ド 3 6 の記録位置の 目 安 と し て も 利用 で き る。 即 ち、 プ リ ン タ シ ス テ ム 2 8 に セ ンサ を 設け て お き、 その セ ン ザ で上記 マ ー カ 3 6 B を 読 み取 っ て 、 プ リ ン ト ァ ゥ 卜 す る 頭出 し を す る よ う に す れば、 ド ッ ト コ 一 ド 3 6 は こ の マ ー カ 3 6 B で 囲 ま れた領域 内 に必ず印刷で き る の で、 手動走査も こ の マ ー カ 3 6 B に沿 っ て行 う こ と に よ り 確実 に記録 さ れた オー デ ィ オ情報 を 再生 で き る。 む ろ ん、 ド ッ ト コ ー ド 3 6 を 印刷す る 時 に マ ー カ 3 6 B も 印刷 し て も 良 い。
な お、 オー デ ィ オ情報の記録時間 は、 2 0 0 d p i の一般 的な フ ァ ク シ ミ リ の場合、 例え ば用 紙の一辺 に沿 っ て 1 イ ン チ X 7 イ ン チ ( 2 . 5 4 c m X 1 7 . 7 8 c m ) の エ リ ア に デー タ を 記録 し た場合、 デー タ の総数は 2 8 0 k b i t に な る。 こ れ か ら マ ー カ、 ア ド レ ス信号、 誤 り 訂正符号、 誤 り 判
定符号 (但 し、 こ の場 合 の誤 り 判定符号は上記 X, y ァ ド レ ス 3 8 D, 3 8 E に力 Uえ て 'オー ディ オ デー タ 3 8 C も 誤 り 判 定対象 と し て い る ) の分 ( 3 0 % ) を 差 し 弓 ί く と、 1 9 6 k b i t に な る。 従 っ て、 音声 を 7 k b i t Z s (移動体通信 の ビ ッ ト レ ー ト ) に圧縮 し た時の記録時間 は、 2 8 秒 と な る。 A 4 サ イ ズ両面 フ ァ ク シ ミ リ 用紙の裏面全体に記録 す る 時は、 7 イ ン チ X 1 0 イ ン チ ( 1 7. 7 8 c m X 2 5. 4 c m ) の エ リ ア が取れ る の で、 4. 7 分の音声記録が可能で あ る。
ま た、 4 0 0 d p i の G 4 フ ァ ク シ ミ リ の場合 に は、 上記 と 同様 に 計算 し た結果、 7 イ ン チ X 1 0 イ ン チ の エ リ ア に、 1 8. 8 分の音声記録が可能で あ る。
1 5 0 0 d p i の高級印刷の場合、 5 m m X 3 0 m m のェ リ ァ に 印刷 し た場合、 上記 と 同様に 計算 し た結果、 5 2. 3 秒 の音声記録 が可能 で あ る 。 ま た 、 1 0 m m X 7 5 m m の テー プ状エ リ ア に 印刷 し た場合 に は、 ミ ュ ー ジ ッ ク も 可能な 高音質 (圧縮 し て 3 0 k b i t / s ) の音声信号で 計算 し た 場合、 1 分の音声記録が可能で あ る。
図 8 は、 本発明 の第 2 実施例の構成 を 示す図で あ る。 本第 2 実施例 は 、 撮像素 子 と し て 、 メ モ リ 及 び ラ ン ダム ァ ク セ ス可能な C M D の よ う な X y ァ ド レ ス 型撮像部 を 使用 す る例 で あ り、 再生装置の検 出部 4 4 並び に 走査変換及び レ ン ズ歪 み補正回路 4 6 の み力 上記第 1 実施例 と 異な っ て い る。 即 ち 、 検 出 部及 び走査変 換部 7 0 は 、 x y ア ド レ ス 型撮像部 7 0 A に メ モ リ さ れた 撮像デー タ を 上記第 1 実施例 と 同様に マ ー カ検 出 し て、 読出 す と き に補間 す る 回 り の デー タ 4 つ を
デコ ー ダ用 ァ ド レ ス発生部 7 0 B 及 び X, y デ コ ー ダ 7 0 C, 7 0 D に よ り 順番 に読 出 し て補間部 7 2 に 入力 す る。 補間部 7 2 で は、 入力 デー タ に対 し て、 係数発生 回路 7 0 E よ り 係 数 を順次読出 し て掛け 算器 7 0 F に よ り 掛 け算 し、 さ ら に は カロ算器 7 0 G, サ ン プル ア ン ド ホール ド 回路 7 0 H, ス イ ツ チ 7 0 I で な る ア ナ 口 グの累積加算 回路に て累積加算 し、 サ ン プル ア ン ド ホ ー ル ド 回路 7 0 J に て サ ン プル ア ン ド ホ一ル ド を 行っ て、 走査変換 さ れた ド ッ ト コ ー ド を 上記二値化回路 4 8, 閾値判定回路 5 0, 及び P L L 回路 5 2 に供給す る。
こ の よ う な構成 と す る こ と に よ り、 上記第 1 実施例 と 同様 の機能 を 果 た す こ と 力 s ' で き る と 共 に、 フ レ ー ム メ モ リ 4 6 を 不要 と す る こ と がで き、 コ ス ト の低減並びに小型化 が実現で き る。 さ ら に は、 x y ア ド レ ス 型撮像部 7 0 A、 ア ド レ ス発 生部 7 0 B、 デコ ー ダ 7 0 C, 7 0 D、 補間部 7 2 を 一 つ の 基板 に作 り 込ん で ί C ィヒす る こ と に よ り、 さ ら に小型化が図 れ る。
図 9 は 、 本発 明 の 第 3 実施例 の構成 を 示 す 図で あ る 。 本 実施例は、 絵や文字の 印刷 さ れ た紙 3 0 の上 に、 正反射 (全 反射) し 易 い 透 明塗料 ( イ ン ク ) 7 4 に よ り ド ッ ト コ ー ド 3 6 を 記録 し た も ので あ る。 そ し て、 検出部 4 4 内 に、 光源 4 4 Α と 結像系 4 4 Β の間 に偏光 フ ィ ル タ 4 4 F, 4 4 G を 設け、 こ れ ら 偏光 フ ィ ル タ 4 4 F, 4 4 G の偏光面 を 合わせ て お く こ と に よ り 、 内 部 (紙 3 0 の表 面 ) か ら の 反 射光 や、 コ ー ド に 従 っ て透明塗料 7 4 の抜け て い る 穴 7 4 A の開 い て い る と こ ろ 力ゝ ら の反射光は偏光方向 がば ら ば ら に な っ て偏光
フ ィ ル タ 4 4 G で 1 2 力 カ ツ 卜 さ れ る こ と と な り、 さ ら に 通常の反射光 と 全反射光 と で は も と も と 光量差が大 き い ので、 透明塗料 7 4 で記録 さ れた ド ッ ト コ ー ドの コ ン ト ラ ス 卜 が強 調 さ れて 撮像 さ れ る こ と と な る。
さ ら に は、 紙 3 0 を 表面が正反射 し 易 い よ う に鏡面仕上げ 等の表面処理 し、 透明塗料 7 4 を、 上記表面処理 し た 面の屈 折率 よ リ 髙ぃ屈折率の 素材で、 且つ 1 ノ 4 λ 程度の (入射角 に よ る 光路長の変化 を 考慮 し て、 透明塗料内の光路長で 1 4 と な る よ う な ) 厚み の膜 と し て お け ば、 反射増幅 コ ー ト の 効果で 、 斜め に 当 っ た 光が、 よ り 一層 増幅 さ れ て 表 面反射 (正反射) し 易 い。
こ の場合、 例え ば ド ッ ト コ ー ド の形成は、 微細な ケ ミ カ ル エ ッ チ ン グ等 に て行い、 ド ッ ト に対応 し た穴の部分 を 粗面化 し て 反射率 を 低下 さ せ る も の と す る。
こ の よ う に透明塗料 7 4 に よ り ド ッ ト コ 一 ド 3 6 を 記録す る よ う に す る と、 文字や絵の上 に も 記録で き る の で、 文字や 絵 と 併用 す る 場合、 上記第 1 実施例 に比べて記録容量 を 増大 す る こ と 力 sで き る。
ま た 、 透 明 塗料 の 代 わ り に 、 透明 の 蛍光塗料 を 用 い て も 良 レ、 し、 カ ラ ー に し て 多重ィヒす る よ う に し て も 良 い。 こ の 力 ラ ー に す る 場合 に は、 通常の 力 ラ ー イ ン ク を 使用 す る こ と も で き る し、 透明 の イ ン ク に色素 を 混ぜて カ ラ ー に す る こ と も 可能で あ る。
こ こ で 、 例 と し て 、 透 明 ィ ン ク を 揮発性液 と ノ ィ ン ダ一 ( 例 え ば、 フ エ ノ ー ル 樹脂 ワ ニ ス 、 ア マ 二油 ワ ニ ス 、 ア ル
キ ッ ド樹脂があ る ) 力、 ら な る イ ン ク と し、 色素 を 顔料 と す る こ と がで き る。
次 に、 オー デ ィ オ情報記録装置 を 応用 し た携帯型 ボイ ス レ コ ー ダ を 説明 す る。 図 1 O A及 び図 1 0 B はそ の外観図で あ る。 こ の携帯型ボイ ス レ コ ー ダは、 本体 7 6 と、 本体側及び 音声入 力 部側着脱部材 (面 フ ァ ス ナ ー 、 マ ジ ッ ク テ ー プ等)
7 8 A , 7 8 B に よ り 本体 7 6 に対 し 着脱 自 在な音声入 力部
8 0 と カゝ ら な る。 ま た、 本体 7 6 表面 に は、 記録開始ボ タ ン 8 2 と 印字 シ ー ト の排 出部 8 4 が設 け ら れて い る。 な お、 本 体 7 6 と 音声入力部 8 0 と は ケ ー ブル 8 6 に よ り 結 ばれて い る。 も ち ろ ん、 無線や 赤外線な ど に よ り 音声入力部 8 0 か ら 本体 7 6 に信号 を 送信す る よ う に し て も 良 い。
図 1 1 は、 こ の よ う な携帯型ボイ ス レ コ ー ダの ブ ロ ッ ク 構 成図で あ る。 マ イ ク ロ ホ ン 8 8 力、 ら 入力 さ れた 音声 は、 プ リ ア ン プ 9 0 で増幅後、 A Z D 変換器 9 2 で デ ィ ジ タ ル に変換 さ れて、 圧縮処理部 ( A D P C M ) 9 4 に供給 さ れ る。 圧縮 処理 を 施 さ れた デー タ は、 エ ラ 一訂正符号付加部 9 6 に て ェ ラ ー訂正符号が付加 さ れ、 そ の結果がイ ン タ ー リ ー ブ部 9 8 に供給 さ れ、 それぞれ のデー タ が記憶 さ れて、 その後、 イ ン タ ー リ ー ブ処理が行わ れる。 こ う し て イ ン タ ー リ ー ブ さ れた デー タ は、 さ ら に、 ア ド レ ス デー タ 付加部 1 0 0 に よ り、 ブ ロ ッ ク の ア ド レ ス, ア ド レ ス 用 のエ ラ 一判定符号 ( C R C 等) を 付加 し、 そ の結果が変調 回路 1 0 2 に入力 さ れる。 こ の変 調回路 1 0 2 で は、 例 え ば 8 — 1 0 変調 と い う よ う な 8 ビ ッ 卜 の デー タ を 1 0 ビ ッ 卜 の 別 の ビ ッ ト 数 の も の に 変 換す る 。
その後、 マ ー カ付加部 1 0 4 に て、 上記変調回路 1 0 2 で対 応付 け た 2 5 6 通 り の デー タ 列 に は無 い デー タ 列 を 使 っ て マ ー カ を 生成 し て付加す る。
こ う し て マ 一 力 を 付加 さ れた デー タ は、 簡易 プ リ ン タ シ ス テ ム 1 0 6 に送 ら れて、 図 1 2 A及 び図 1 2 B に示 す よ う に リ ール シ ー ル 1 0 8 に 印刷 さ れ、 印字 シ ー ト 排 出部 8 4 か ら 排 出 さ れ る 。 こ の 場 合、 簡易 プ リ ン タ シ ス テ ム 1 0 6 は タ イ マ 1 1 0 に よ っ て 計時 さ れた 日 付 ' 時刻 を リ ー ル シ ール 1 0 8 に 印字す る。
な お、 上記の各部 は、 記録開始ポ タ ン 8 2 の操作 に応 じ て 制御部 1 1 2 に よ り 制御 さ れる。 ま た、 上記各部の 内、 マ イ ク ロ ホ ン 8 8 か ら ど こ ま で を 音声入 力部 8 0 内 に構成す る か は特 に限定さ れる も の で は な く、 例 え ば、 こ こ で は、 音声入 力部 8 0 に は マ イ ク ロ ホ ン 8 8, プ リ ア ン プ 9 0, Aノ D 変 換器 9 2 を 内蔵す る も の と す る。
図 1 3 は、 こ の よ う な構成の携帯型ボイ ス レ コ ー ダの動作 フ ロ ー チ ャ ー ト で あ る。 即 ち、 本体 7 6 に設け ら れ た記録開 始ポ タ ン 8 2 が押下 さ れる と ( ス テ ッ プ S 1 2 ) 、 そ の押下 さ れて い る 間 ( ス テ ッ プ S 1 4 ) 、 音声入力 か ら リ ール シー ル 1 0 8 へ の ド ッ ト コ ー ド 1 1 4 印字処理迄 の 処理 が行 わ れる ( ス テ ッ プ S 1 6 ) 。 そ し て、 記録開始ボ タ ン 8 2 の押 下 が止 め ら れ る と 、 予 め 決 め ら れ た 一定 時間 内 に 再 び記録 開始ポ タ ン 8 2 が押 下 さ れ た か ど う カゝ を 判断 し ( ス テ ッ プ S 1 8 ) 、 押 下 さ れ た と 判 断 し た 場 合 に は 上 記 ス テ ッ プ S 1 4 に 戻 っ て 上記 の 処理 を 繰 り 返す 。 し カゝ し 、 一 定時 間
以内 に記録開始ボ タ ン 8 2 が押下 さ れな か っ た場合 に は、 タ イ マ 1 1 0 よ り 現在 の 日 時及 び時刻 を 参照 し て ( ス テ ッ プ S 2 0 ) 、 リ ー ル シ ー ル 1 0 8 を 余 白 部分 1 1 6 を フ ィ ー ド し な 力 ら 、 そ の 参照 し た 日 時 , 時刻 を 印 字 す る ( ス テ ッ プ S 2 2 ) 。
こ の よ う な携帯型ボ イ ス レ コ ー ダで は、 図 1 0 A に示す よ う に本体 7 6 と 音声入 力部 8 0 と を 接続 し た状態で は、 ユー ザは本体 7 6 を 手で持 っ て 音声入力部 8 0 を 口 元 に 近づ けて 音声 を ド ッ ト コ ー ド 1 1 4 と し て リ ー ル シ ー ル 1 0 8 に記録 す る 。 ま た 、 図 1 0 B に 示 す よ う に 本体 7 6 と 音声 入 力 部 8 0 と を 分離 し、 音声入力部 8 0 を 着脱部材 7 8 B を 利用 し て電話の送受話器の受話器側に取 り 付け る こ と に よ り、 電話 の 内容 を メ モ す る 代わ り に 直接相手側の用件を ド ッ ト コ ー ド 1 1 4 と し て リ ー ル シ ー ル 1 0 8 に 記録 す る こ と 力 s で き る 。 し かも こ の場合、 図 1 2 A 及び図 1 2 B に示す よ う に、 リ ー ル シ ー ル 1 0 8 に は 、 日 時 ' 時刻 が印 字 さ れ る だ け で な く 、 余 白 部 分 1 1 6 が形成 さ れ る た め 、 受信人名 を メ モ し た り 、 だれ宛の も の で あ る か等 と レ、 つ た コ メ ン ト を 書込む こ と がで さ る。
な お、 音声入力部 8 0 と し て は、 上記の よ う に着脱部材に よ り 本体 に着脱 さ れる 構成以外 に も、 種々 の態様が考え ら れ る。 例え ば、 図 1 4 A 及び図 1 4 B に示す よ う に、 イ ヤ ホ ン 型の も の と す る こ と 力 で き る。 こ の よ う な イ ヤ ホ ン 型の音声 入 力部 8 0 と し た場合 、 図 1 4 B に 示 す よ う に 音声 入 力 部 8 0 を 本体 7 6 の音声入力部格納部 1 1 8 か ら 引 出 し、 ユ ー
ザの耳 に 挿入す る こ と に よ り、 電話の送受話器の受話器側か ら 聞 こ え る相手の声 を 聞 き な 力 ら、 そ れ を ド ッ ト コ ー ド の形 で記録で き る よ う に な る。
ま た、 上記説明 で は、 記録開始ボ タ ン 8 2 を 押 し 続け て い る 間 だ け ド ッ ト コ ー ド 印字 を 行 う も の と し た が、 本体 7 6 に 別 に記録終了 ボ タ ン を 設け、 記録開始ボ タ ン 8 2 がー回押 さ れて か ら 記録終了 ボ タ ン が押 さ れ る ま での間、 ド ッ ト コ 一 ド 印字 を行 う よ う に す る よ う に し て も 良 い。
記録機 に は 、 図 3 で 示 し た よ う な 再生機能 を 組 み 込ん で、 記録再生機 と し て も 良 い。 ま た その時は、 イ ヤ ホ ン 型音声入 力部 8 0 は、 イ ヤ ホ ン の機能も併せ持たせて も 良 い。
以 上の 実施例 に 於 い て は 、 記録 さ れ る 情報 と し て 、 音声, 音楽等 の オ ー デ ィ オ 情報 を 例 に 挙 げて 説 明 し た が、 以下 に、 オー ディ オ情報 に 限 ら ず、 カ メ ラ, ビデオ等か ら得 ら れ る 映 像情報、 及びパー ソ ナ ル コ ン ピ ュ ー タ (以下、 ノ ソ コ ン と 称 す) , ワ ー ド プ ロ セ ッ サ (以下、 ワ ー プロ と 称す) 等か ら得 ら れ る デ ィ ジ タ ル コ ー ド デー タ、 等 を 含め た、 所謂 マ ル チ メ デ ィ ァ情報 を 取 り 扱 う 実施例に つ い て説明 す る。
図 1 5 は、 その よ う な マ ル チ メ デ ィ ア情報 を 記録 す る た め の マ ル チ メ デ ィ ァ情報記録装置の プ ロ ッ ク 構成図で あ る。
マ ル チ メ デ ィ ァ 情 報 の 内 、 オ ー デ ィ ォ 情 報 に つ い て は、 図 1 の 場合 と 同様 に 、 マ イ ク ロ ホ ン や オ ー デ ィ オ 出 力機器 1 2 0 力 ら 入力 さ れ、 プ リ ア ン プ 1 2 2 で増幅後、 Aノ D 変 換器 1 2 4 で デ ィ ジ タ ル に変換 さ れて、 圧縮処理部 1 2 6 に 供給 さ れ る。
圧縮処理部 1 2 6 で は、 入力 デ ィ ジ タ ル オー デ ィ ォ信号 は、 ス ィ ツ チ 1 2 8 に よ り、 A D P C M 回路の よ う な音声圧縮回 路 1 3 0 と 音声合成 コ ー ド化回路 1 3 2 と に選択的 に供給 さ れる よ う に な っ て い る。 音声圧縮回路 1 3 0 は、 入 力 デ ィ ジ タ ル オ ー デ ィ オ 情報 を 適応型 の 差動 P C M す る こ と に よ り デー タ 圧縮 を 施 す 。 音声合成 コ ー ド化 回 路 1 3 2 は 、 入 力 ディ ジ タ ルオーデ ィ オ 情報 に対 し て、 1 つ 音声 を 認識 を し た 後、 コ ー ド に変換す る。 こ れは、 上記 A D P C Mが音声情報 と い う 形 でそ れ を 符号化 し デー タ 量 を 減 ら し て い く 即 ち 生の ま ま 処理 を し て い く の に対 し て、 一旦別の合成の コ ー ド に変 え て し ま う こ と で相対的に デー タ 量 を 減 ら す も ので あ る。 上 記ス ィ ッ チ 1 2 8 の切 り 換 え に つ い て は、 例え ば、 ユーザの 方で 目 的 に応 じ て、 例 え ば、 手動で切 り 換 え る よ う に な っ て い る。 あ る い は、 例え ばオ ーデ ィ オ 出 力機器か ら の 情報の よ う に 高音質の も の に つ い て は音声圧縮回路 1 3 0 を 通 し、 例 え ばマ イ ク ロ ホ ン 力、 ら の人の話声や コ メ ン ト と い う よ う な も の に つ い て は音声合成 コ ー ド化回路 1 3 2 を 通す と い う よ う に予め決 め て お け ば、 入力 さ れた オ ー デ ィ ォ情報が ど ち ら の も の で あ る の か を ス ィ ツ チ の前段で認識 を し て 自 動 的 に切 り 換え る と い う 構成 に す る こ と も 可能で あ る。
ま た 、 も う 既 に デ ィ ジ タ ル コ ー ド デー タ と し て 形 成 さ れ て い る ノ ソ コ ン 、 ワ ー プ ロ 、 C A D 、 電子手 帳 や通信等 か ら く る 各種デー タ は、 イ ン タ フ ェ ー ス (以下、 I ノ F と 称す ) 1 3 4 を 介 し て 、 ま ず デー タ 形態判別 回 路 1 3 6 に 入 力 さ れる。 こ の デー タ 形態判別回路 1 3 6 は、 基本的 に、 後段の
圧縮処理部 1 2 6 で 圧縮が可能 か ど う か を 判 断 す る も の で 、 デー タ が既 に何等かの圧縮処理が行わ れて お り、 後段の圧縮 処理部 1 2 6 で の効果 が得 ら れな い情報 に つ い て は、 圧縮処 理部 1 2 6 を ノ イ ノ ス さ せ て圧縮処理部 1 2 6 の後段 に ダイ レ ク ト に 渡 し、 ま た、 入力 デー タ が非圧縮デー タ の場合 に は、 それ を 圧縮処理部 1 2 6 に送る。
上記デー タ 形態判別部 1 3 6 に て 非圧縮の コ ー ド デー タ で あ る と 判断 さ れ た デー タ は 、 圧縮処理部 1 2 6 に 入 力 さ れ、 ノヽ フ マ ン, 算術符号, ジ ブ レ ン ペル等の圧縮回路 1 3 8 に て コ ー ド デー タ を 最適 に 圧縮 す る 圧縮処理 が行 わ れ る 。 な お 、 こ の圧縮回路 1 3 8 は、 上記音声合成 コ ー ド化回路 1 3 2 の 出 力 に対す る 圧縮処理 も行 う よ う に な っ て い る。
な お、 上記音声合成 コ ー ド化回路 1 3 2 は、 音声以外 に文 字情報 を 認識 し て音声合成 コ ー ド化 し て も 良 い。
ま た、 カ メ ラ や ビデ オ 出 力機器等 1 4 0 の画像情報は、 プ リ ア ン プ 1 4 2 に よ る 増幅及び A D 変換器 1 4 4 で の A / D 変換後、 圧縮処理部 1 2 6 に供給 さ れる。
圧縮処理部 1 2 6 で は、 像域判定及 び分離回路 1 4 6 に て、 入力 さ れ た画像情報が手書 き 文字や グ ラ フ 等の二値画像な の か、 それ と も 自 然画像等の多値画像 な のか を 判別す る。 こ の 像域判定 及 び分離回路 1 4 6 は 、 例 え ば、 本 出 願人 に よ る 特願平 5 - 1 6 3 6 3 5 号 に示 さ れて い る よ う な ニ ュ ー ラ ル ネ ッ ト を 利用 し た 判別像域分離 の 手法 を 用 い て 、 二 値画像 デー タ と 多値画像デー タ を 分離す る。 そ し て、 二値画像デ一 タ は、 二値圧 縮 と し て J B I G 等 で 一般 的 な M R ノ M H Z
M M R 等 の二値圧縮処理回 路 1 4 8 で 圧縮 さ れ 、 多 値画像 デー タ に つ い て は、 例 え ば D P C M あ る い は J P E G等の静 止画像の圧縮機能 を 使 っ て 多値圧縮処理回路 1 5 0 で圧縮 さ れ る。
以 上 の よ う に し て そ れ ぞ れ圧縮処理 を 施 さ れ た デ ー タ は、 適宜デー タ 合成処理部 1 5 2 で 合成 さ れる。
な お、 必 ず し も そ れ ぞ れ の 情報入 力 及 び圧縮処理 の 系 統 を 並列的 に全て備え て い る 必要 はな く、 目 的 に応 じ て、 一 つ あ る い は複数の系統 を 適宜組み合わせて構成す る よ う に し て も 良 い。 従 っ て、 上記 デー タ 合成処理部 1 5 2 は必ず し も 必 要な も の で は な く て、 デー タ 系統力 s 1 種類 し かな い も の に つ い て は 、 こ れ を 省略 し 、 直接次段 の エ ラ ー訂正符号 付加部 1 5 4 へ入力 す る 構成 と す る こ と がで き る。
エ ラ 一 訂正符号付加部 1 5 4 で は、 エ ラ 一訂正符号が付加 さ れ、 デー タ メ モ リ 部 1 5 6 に 入力 さ れる。 デー タ メ モ リ 部 1 5 6 で は、 それぞれ の デー タ が記憶 さ れて、 そ の 後、 イ ン タ ー リ ー ブ処理が行わ れる。 こ れは、 実際 に ド ッ ト コ ー ド と し て 記録 さ れ 、 そ し て そ れ を 再生 さ れ る 際 に 、 少 し で も ェ ラ ー を 減 ら す、 例え ば、 ノ イ ズ等 に よ る ブ ロ ッ ク エ ラ ー と レヽ う も の を 少 し で も な く し て 訂正能力 を 高め る た め に、 連続す る デー タ 列 を 適宜離 れ た位置 に 分散 さ せ て い く 処理 で あ る 。 即 ち、 ノ ー ス 卜 エ ラ 一 を ビ ッ ト エ ラ ーの単位に危険度 を 下 げ る と い う 作業 を 行 う。
こ う し て イ ン タ ー リ ー ブ さ れ た デー タ に 対 し て 、 さ ら に 、 ア ド レ ス デー タ 付力 Π部 1 5 8 に よ り 、 ブ ロ ッ ク の ァ ド レ ス ,
ア ド レ ス 用 の エ ラ 一判定符号 ( C R C 等) を 付加 し、 そ の結 果が変調 回路 1 6 0 に 入力 さ れ る。 変調回路 1 6 0 で は、 例 え ば 8 — 1 0 変調で あ る。
な お、 上記実施例に 於い て は、 イ ン タ 一 リ ー ブ を かけ た後 に、 エ ラ ー訂正の た め の符号 を 付加す る よ う に し て も 良 い こ と は勿論 で あ る。
そ の後、 マ ー カ 付加部 1 6 2 に て、 上記変調 回路 1 6 0 で 対応付け た 2 5 6 通 り の デー タ 列 に は無い デー タ 列 を 使 っ て マ ー カ を 生成 し て付加す る。 こ の よ う に マ ー カ を 変調の後 に 付加す る こ と で、 マ ー カ ま で も が変調 さ れて し ま っ て、 逆 に マ ー カ と し て認識 し に く く な る と い う こ と を 解消す る 効果力 あ る。
こ う し て マ ー カ 付加 さ れた デー タ は、 合成及 び編集処理部 1 6 4 に 送 ら れて、 こ の生成 さ れた デー タ 以外の、 記録紙 に 記録 さ れ る 、 例 え ば、 画像 や タ イ ト ル や 文字 等 と 合成 さ れ、 あ る い は レ イ ァ ゥ ト 等 の編集 を さ れ、 ま た プ リ ン タ への 出力 の 形態や 印刷製版対応 の デー タ フ ォ ー マ ッ ト に 変換 さ れ て 、 次の プ リ ン タ シ ス テ ム や印刷用製版 シ ス テ ム 1 6 6 に送 ら れ る。 そ し て、 こ の プ リ ン タ シ ス テ ム や 印刷用製版 シ ス テ ム で、 最終的に、 シ ー ト, テ ー プ, 及 び印刷物等 に 印刷 さ れる。
な お、 合成及び編集処理部 1 6 4 に於け る 編集処理は、 紙 面情報 と ド ッ ト コ ー ド の レ イ ア ウ ト、 コ ー ドの ド ッ ト サ イ ズ を 印刷機, プ リ ン タ 等 の分解能 に合せ る、 ワ ー ド単位, 内容 の区切 り 等で コ ー ド長 を 適宜区切 り 段変 え を 行 う 即 ち 一列 を 次の ラ イ ン に移す段換 え を 行 う、 等 の編集作業 を 含 む。
こ う し て 印刷 さ れた 印刷物 は、 例 え ば、 F A X 1 6 8 に よ リ 送信 さ れ る 。 む ろ ん 、 合成及 び編集処理部 で 生成 さ れ た デー タ を 印刷す る 代わ り に、 直接 F A X送信す る も の と し て も 良 い。
こ こ で、 図 1 6 を 参照 し て、 本実施例に於け る ド ッ ト コ ー ド 1 7 0 の概念 を 説明 す る。 本実施例の ド ッ ト コ ー ド 1 7 0 の デー タ フ ォ ー マ ッ ト で は、 1 つ の ブ ロ ッ ク 1 7 2 は、 マ 一 力 1 7 4、 ブ ロ ッ ク ア ド レ ス 1 7 6、 及びア ド レ ス のエ ラ ー 検出, エ ラ ー訂正 デー タ 1 7 8 と、 実際の デー タ が入 る デー タ エ リ ア 1 8 0 と 力 ら 成 っ て い る。 即 ち、 上記図 2 A を 参照 し て説明 し た 実施例で は、 1 つ の ブ ロ ッ ク 力 ラ イ ン方向の 一次元的 に構成 さ れて い た も の力 本実施例で は、 二次元的 に 展開 さ れ た 形 で形成 さ れ て い る 。 そ し て 、 こ の ブ ロ ッ ク 1 7 2 が縦, 横、 二次元的 に配列 さ れ、 そ れが集 ま っ て ド ッ ト コ 一 ド 1 7 0 と い う 形で形成 さ れ る。
次 に、 マ ル チ メ デ ィ ア情報の再生装置の構成 を、 図 1 7 の ブ ロ ッ ク 図 を 参照 し て 説明 す る。 こ の情報再生装置 は、 ド ッ ト コ 一 ド 1 7 0 力 印刷 さ れ て い る シ ー ト 1 8 2 力、 ら ド ッ ト コ ー ド を 読み取 る た め の検出部 1 8 4、 検出部 1 8 4 か ら 供 給 さ れ る 画像 デー タ を ド ッ 卜 コ ー ド と し て 認識 し ノ ー マ ラ ィ ズ を 行 う 走査変換部 1 8 6 、 多 値 デー タ を 二値 に す る 二 値化処理部 1 8 8、 復調部 1 9 0、 デー タ 列 を 調整 す る 調整 部 1 9 2、 再生時の読取 り エ ラ ー, デー タ エ ラ 一 を 訂正す る デー タ エ ラ 一訂正部 1 9 4、 デー タ を それぞれの属性 に 合わ せ て分離す る デー タ 分離部 1 9 6、 そ れぞれの属性 に応 じ た
デー タ 圧縮処理に対す る伸長処理部、 表示部あ る い は再生部、 あ る い は他の入力機器 か ら 成る。
検 出部 1 8 4 に 於 い て は 、 光源 1 9 8 に て シ ー ト 1 8 2 上 の ド ッ ト コ ー ド 1 7 0 を 照 明 し 、 反射光 を レ ン ズ 等 の 結 像光学 系 2 0 0 及 び モ ア レ 等 の 除 去等 の た め の 空 間 フ ィ ル タ 2 0 2 を 介 し て 、 光 の情報 を 電気信号 に 変換 す る 例 え ば C C D , C M D 等の 撮像部 2 0 4 で 画像信号 と し て 検 出 し 、 プ リ ア ン プ 2 0 6 に て 増 幅 し て 出 力 す る 。 こ れ ら の 光 源 1 9 8 , 結像 光 学系 2 0 0 , 空 間 フ ィ ル タ 2 0 2 , 撮像部 2 0 4, 及び プ リ ア ン プ 2 0 6 は、 外光に対す る 外乱 を 防 ぐ た め の外光遮光部 2 0 8 内 に構成 さ れ る。 そ し て、 上記 プ リ ア ン プ 2 0 6 で増幅 さ れた画像信号 は、 Aノ D 変換部 2 1 0 に て デ ィ ジ タ ル情報 に 変換 さ れて、 次段の走査変換部 1 8 6 に供給 さ れる。
な お、 上記撮像部 2 0 4 は、 撮像部制御部 2 1 2 に よ り 制 御 さ れる。 例え ば、 撮像部 2 0 4 と し て イ ン タ ー ラ イ ン転送 方式 の C C D を 使用 す る 場合 に は 、 撮像部制御部 2 1 2 は、 撮像部 2 0 4 の制御信号 と し て、 垂 直 同期の た め の V ブ ラ ン ク 信号、 情報電荷 を リ セ ッ ト す る た め の撮像素子 リ セ ッ ト ノ ル ス信号、 二次元 に配列 さ れた電荷転送蓄積部 に蓄積 さ れた 電荷 を 複数の垂直 シ フ ト レ ジ ス タ へ送 る た め の電荷転送ゲ一 ト パ ル ス 信号 、 水平 方 向 に 電荷 を 転送 し 外部 に 出 力 す る 水 平 シ フ ト レ ジ ス タ の 転送 ク ロ ッ ク 信号 で あ る 水 平電荷転送 C L K信号、 上記複数の垂直 シ フ ト レ ジ ス タ 電荷 を 垂直方向 に転送 し て上記水平 シ フ ト レ ジ ス タ に送る た め の垂 直電荷転
送パル ス 信号、 等 を 出 力 す る。 こ れ ら の信号の タ イ ミ ン グは, 図 1 8 に 示 さ れる。
そ し て、 撮像部制御部 2 1 2 は、 こ の タ イ ミ ン グ に 合せ な 力 ら 光源 1 9 8 の発光 の タ イ ミ ン グ を と る た め の発光セ ル コ ン ト 口 一 ルノ ル ス を 光源 に与え る。
基本的 に、 図 1 8 の タ イ ミ ン グチ ャ ー ト は、 1 フ ィ ー ル ド 分 の概念図で あ る。 画像デー タ は、 こ の 1 フ ィ ー ル ド の V ブ ラ ン ク 力、 ら V ブラ ン ク ま で の間 に読み 出 さ れ る,。 光源 1 9 8 は連続点灯す る の で は な く て ノ ル ス 点灯 を 行い.、 フ ィ ー ル ド 単位 に 同期 さ せな が ら、 後続のパル ス 点灯 を 行 う も の と し て い る。 こ の場合、 ノ ル ス点灯 さ せ る 上での ク ロ ッ ク ノ イ ズが 信号 出力 に入 ら な い よ う に、 V ブ ラ ン キ ン グ期間中、 即 ち 画 像電荷 を 出 力 し て い な い間 に露光す る よ う な タ イ ミ ン グに コ ン ト ロ ー ル さ れ る 。 即 ち 、 発光 セ ル コ ン ト 口 ― ルパ ル ス は, 瞬間的に 発生す る 非常 に細 い デ ィ ジ タ ルの ク ロ ッ ク ノ ル ス で あ り、 光源 に大 き な電 力 を 与え る も の で あ る た め、 そ れ に よ る ノ イ ズ がア ナ ロ グの 画像信号 に入 ら な い よ う に す る こ と 力 必要で あ り、 その た め の処置と し て、 V ブ ラ ン キ ン グ期間中 に光源 を ノ ル ス点灯 さ せ る よ う に し て い る。 こ う す る こ と に よ っ て、 S Z N の 向上 が図 ら れ る。 ま た、 ノ ル ス点灯 さ せ る と レ、 う こ と は、 発光時間 を 短 く す る こ と で あ り よ っ て手動 操作の振 れ と 移動 に よ る ぼけ の影響 を な く す と い う 大 き な効 果カ sあ る。 こ れ に よ つ て、 高速 に ス キ ャ ン す る こ と が可能に な る。
た、 再生装置が傾 い た り し て、 外光遮光部 2 0 8 があ る
に も 拘 ら ずな ん ら かの原因で外光等の外乱が入 っ た 場合 に も、 S Z N劣 ィ匕 を 最低限 に 抑え る た め に、 V ブ ラ ン キ ン グ期間 に 光源 1 9 8 を 発光 さ せ る 直前 に 一度、 撮像素子 リ セ ッ ト パル ス を 出 力 し て 画像の信号 を リ セ ッ ト し、 そ の 直後 に 発光 を 行 い、 そめ後す ぐ に、 読 出 し を 行 っ て い く よ う に し て レヽ る。
こ こ で、 図 1 7 に戻 り、 走査変換部 1 8 6 を 説明 す る。 こ の 走査変換部 1 8 6 は 、 検 出 部 1 8 4 か ら 供給 さ れ る 画像 デー タ を ド ッ ト コ 一 ド と し て認識 し、 ノ ー マ ラ イ ズ を 行 う 部 分 で あ る 。 そ の 手法 と し て 、 ま ず検 出 部 1 8 4 か ら の 画像 デー タ を 画像 メ モ リ 2 1 4 に格納 し、 そ こ か ら 一度読出 し て マ ー カ 検 出部 2 1 6 に 送 る 。 こ の マ ー カ 検 出 部 2 1 6 で は、 各 ブ ロ ッ ク 每のマ ー カ を 検出 す る。 そ し て、 デー タ 配列方向 検 出部 2 1 8 は 、 そ の マ ー カ を 使 っ て 、 回転 あ る い は傾 き 、 デー タ の 配列方向 を 検 出す る。 ア ド レ ス制御部 2 2 0 は、 そ の結果 を も と に上記画像メ モ リ 2 1 4 か ら そ れ を 補正す る よ う に 画像 デー タ を 読出 し て補間 回路 2 2 2 に供給す る。 な お こ の時 に、 検出部 1 8 4 の結像光学系 2 0 0 に於 け る レ ン ズ の 収差 の 歪み を 補正 用 の メ モ リ 2 2 4 か ら レ ン ズ収差情報 を 読 出 し て 、 レ ン ズ の 補正 も 併せ行 う 。 そ し て 、 補 間 回路 2 2 2 は 、 画像 デー タ に 補 間処理 を 施 し て 、 本来の ド ッ ト コ 一 ド の ノ タ ー ン と い う 形 に変換 し て い く。
補間回路 2 2 2 の 出 力 は、 二値化処理部 1 8 8 に 与え ら れ る。 基本的に は、 ド ッ ト コ ー ド 1 7 0 は図 1 6 力、 ら も 分力、る よ う に、 白 と 黒のノ タ ー ン、 即 ち 二値情報で あ る の で、 こ の 二値化処理部 1 8 8 で 二値化す る。 そ の時 に、 閾値判定回路
2 2 6 に よ り、 外乱の影響、 信号振幅等の影響 を 考慮 し た閾 値の判定 を 行 い な が ら 適応的 に二値化が行われ る。
そ し て 、 図 1 5 で 説 明 し た よ う な 変調 が行 わ れ て い る の で、 復調部 1 9 0 でそ れ を ま ず復調 し た後、 デー タ 列調整部 1 9 2 に デー タ が入力 さ れ る。
こ のデー タ 列調整部 1 9 2 で は、 ま ず ブ ロ ッ ク ア ド レ ス検 出部 2 2 8 に よ り 前述 し た二次元 ブ ロ ッ ク の ブ ロ ッ ク ァ ド レ ス を 検出 し、 そ の後、 ブ ロ ッ ク ア ド レ ス の誤 り 検出, 訂正部 2 3 0 に よ リ ブ ロ ッ ク ア ド レ ス のエ ラ ー検出及 び訂正 を 行つ た 後、 ァ ド レ ス 制御部 2 3 2 に 於 い て そ の ブ ロ ッ ク 単位 で デー タ を デー タ メ モ リ 部 2 3 4 に格納 し て い く。 こ の よ う に ブ ロ ッ ク ア ド レ ス の単位で格納す る こ と で、 途中抜 け た場合、 あ る い は途中 か ら 入 っ た場合で も、 無駄な く デー タ を 格納 し て レヽ く こ と 力 で き る。
そ の後、 デー タ メ モ リ 部 2 3 4 か ら 読出 さ れ た デー タ に対 し て デー タ エ ラ ー訂正部 1 9 4 に て エ ラ ー の訂正が行わ れ る。 こ の エ ラ ー訂正部 1 9 4 の 出 力 は二 つ に分岐 さ れて、 一方は I / F 2 3 6 を 介 し て、 デ ィ ジ タ ル デー タ の ま ま ノ ソ コ ンゃ ワ ー プロ, 電子手帳, 等 に送 ら れて い く。 他方 は、 デー タ 分 離部 1 9 6 に供給 さ れ、 そ こ で、 画像、 手書き 文字や グ ラ フ、 文字や線画、 音 ( そ の ま ま の音の場合 と 音声合成 を さ れた も の と の 2 種類) に分け ら れ る。
画像は、 自 然画像 に 相当 す る も の で、 多値画像で あ る。 こ. れは、 伸 長処理部 2 3 8 に よ り、 圧縮 し た 時の J P E G に対 応 し た伸 長処理が施 さ れ、 さ ら に デー タ 補間回路 2 4 0 に て
エ ラ ー訂正不能な デー タ の補間が行わ れる。
ま た 、 手書 き 文 字や グ ラ フ 等 の二値画像情報 に つ い て は 伸長処理部 2 4 2 に て、 圧縮で行わ れた M R Z M H / M M R 等 に対す る 伸長処理が行わ れ、 さ ら に デー タ 補間回路 2 4 4 に て エ ラ ー訂正不能な デー タ の補間 が行わ れる。
文字や線画 に つ い て は、 P D L ( ペー ジ記述言語) 処理部 2 4 6 を 介 し て表示用 の別のパ タ ー ン に変換 さ れる。 な お こ の場合、 線画, 文字 に つ い て も、 コ ー ド化 さ れた後 に コ ー ド 用 の圧縮処理が施 さ れ て い る も の に つ い て は、 それ に対応す る伸長処理部 2 4 8 で伸長 ( ハ フ マ ン や ジ ブ レ ン ペ ル等) 処 理 を 行っ て 力ゝ ら、 P D L 処理部 2 4 6 に供給 さ れる よ う に な つ て い る。
上 記 デ ー タ 補 間 回 路 2 4 0 , 2 4 4 及 び P D L 処 理 部 2 4 6 の 出力 は、 合成又は切り 換え 回路 2 5 0 に よ り、 合成 あ る い は セ レ ク ト を 行 っ て、 D / A 変換部 2 5 2 で ア ナ ロ グ 信号 に変換後、 C R T ( テ レ ビモ ニ タ ) や F M D ( フ ェ イ ス マ ウ ン テ ツ ド デ ィ ス プ レ イ ) 等の表示装置 2 5 4 に て表示 さ れ る 。 な お 、 上記 F M D と は、 顔面装着用 の 眼鏡型 モ ニ タ ( ノヽ ン デ一モ ニ タ ) で あ り、 例え ばノ ー チ ャ ル リ ア リ テ ィ ー 等の用途や人 小 さ な場所で大 き な画面で構成 さ れた も の を 見 る と き に 効果があ る。
ま た 、 音声情報 に つ い て は 、 伸長 処理部 2 5 6 に て A D P C M に 対す る 伸長処理が行わ れ、 さ ら に デー タ 補 間 回路 2 5 8 に て エ ラ ー訂正不能な デー タ の補間が行われ る。 あ る い は、 音声合成の場合 に は、 音声合成部 2 6 0 に て、 そ の音
声合成の コ ー ド を も ら っ て実際 に コ ー ドか ら 音声 を 合成 し て 出 力 す る。 な お こ の場合、 ' コ ー ドそ の も の が圧縮 さ れて い る 時 に は、 上記文字, 線画 と 同様 に、 伸長処理部 2 6 2 に てハ フ マ ン も し く は ジ ブ レ ン ペル等の伸長処理 を 行 っ て か ら 音声 合成 を 行 う。
さ ら に、 図 1 9 に示 す よ う に、 文字情報 に つ いて は文章認 識部 2 7 1 で文章認識 し た後、 音声合成部 2 6 0 に て音声情 報 と し て 出 力 し て も 良 い。
ま た、 伸長処理部 2 6 2 は、 同 2 4 8 と 兼用 す る こ と は可 能で あ り、 そ の場合、 伸長処理す る デー タ の属性 に 応 じ て そ の デー タ は ス ィ ッ チ S W 1, S W 2, S W 3 に て適宜切換 え ら れて、 ? 0 処理部 2 4 6、 或 は音声合成部 2 6 0 に 入力 さ れ る。
デー タ 補間回路 2 5 8 及 び音声合成部 2 6 0 の 出 力 は、 合 成 又 は 切 り 換 え 回路 2 6 4 に よ り 、 合成 あ る い は セ レ ク ト を 行 っ て、 D ノ A変換部 2 6 6 で ア ナ ロ グ信号 に変換後、 ス ピ ー 力 や へ ッ ド ホ ン 、 そ の 他 そ れ に 準 ず る 音 声 出 力 装 置 2 6 8 に 出 力 さ れ る。
ま た、 文字や線画等 に つ いて は、 デー タ 分離部 1 9 6 か ら ペー ジ プ リ ン タ や プロ ッ タ 等 2 7 0 に 直接出 力 さ れ て、 文字 等 は ワ ー プロ 文字 と し て紙 に 印刷 さ れ、 あ る い は、 線画等 は 図面等 と し て プロ ッ タ 出 力 さ れ る こ と も で き る。
も ち ろ ん、 画像 に つ いて も、 C R T や F M D だ け で は な く、 ビデオ プ リ ン タ 等で プ リ ン ト す る こ と も 可能で あ る し、 その 画像 を 写真 に撮る こ と も 可能で あ る。
次 に 、 上記 デー タ 列調整部 1 9 2 を 説明 す る 。 こ こ で は 前述 し た オー ディ オ情報の再生装置 ( 図 3 参照) に も適用 す る た め に、 ド ッ ト コ 一 ド は図 2 0 A に示す よ う に そ れぞれ参 照番号 2 7 2 で示す ブ ロ ッ ク ア ド レ ス 2 7 2 A と そ の エ ラ ー 訂正デー タ 2 7 2 B を 最初の ラ イ ン に設け た ブ ロ ッ ク が二次 元に配列 さ れ る と 共 に、 図 2 0 B の よ う な ラ イ ン状 の マ 一 力 2 7 4 が縦方向 に並び、 ま た、 各 ブ ロ ッ ク の各 ラ イ ン毎 に参 照番号 2 7 6 で示す ラ イ ン ア ド レ ス 2 7 6 A と エ ラ ー検 出 デー タ 2 7 6 B が配 さ れて い る も の と し て説明 す る。
本実施例で は、 図 6 を 参照 し て説明 し た走査方法 に比べて、 図 2 0 C に示す よ う に、 各 ラ イ ン毎 に ピ ッ チ を 2 倍 に細か く し、 さ ら に マ ー カ の中 心 を 検出後、 マ ー カ の 中心線間 を ド ッ ト 数の 2 倍の数で等分割す る。 即ち、 図 2 0 D に示 す よ う に、 ま ず、 1 回 目 の走査で は、 ド ッ ト 2 7 8 に対 し て、 細か く 縦, 横 1 ノ 2 つ ま り 1 4 の も の を 取 り 込む。 そ の場合 の ピ ッ チ は 、 ド ッ ト 2 7 8 と 同 じ 間 隔 で 取 っ て い く も の で 、 従 っ て 、 1 ド ッ ト お き に デー タ を 取 っ て レヽ く こ と と な る 。 こ う し て 、 C R C エ ラ ー検出 デー タ 2 7 6 B の と こ ろ ま で の デー タ、 例 え ば、 1 ブ ロ ッ ク 力 s 6 4 ド ッ ト と す る と 、 1 ド ッ ト お き に 6 4 ド ッ ト 取 り 込む。
そ し て 、 ま ず 後 ろ の ほ う の ラ イ ン ア ド レ ス 2 7 6 A と 、 そ の ラ イ ン ァ ド レ ス に 対 す る C R C の エ ラ ー 検 出 デ ー タ 2 7 6 B と を 使 っ て、 実際 に ラ イ ン ア ド レ ス が読め た か ど う か を 確認す る。 こ の ラ イ ン ァ ド レ ス が読め て い る場合 に は、 その前の デー タ ド ッ ト その も の も 正 し く 読め て い る と 判定す
る。 も し 間違 っ て い る と 判断 さ れた 場合 に は、 1 ド ッ ト 例え ば右へず ら し て、 2 回 目 の走査 を 行 う (図 2 0 D に 於け る 黒 丸) 。 こ れ を 6 4 ド ッ ト 分全部取 り 込ん で、 同様 に し て 実際 に ラ イ ン ァ ド レ ス が読め た か確認す る。 間違 っ て い る場合 に は、 1 回 目 の ド ッ ト 力、 ら 1 ド ッ ト 下 へず ら し て 3 回 目 の走査、 それで も 間違 っ て い る 場合 に は 1 ド ッ ト 右へず ら し て 4 回 目 の走査 を 行 う。
こ の よ う に、 1 ラ イ ン の走査 を 4 回繰 り 返せ ば、 こ の 中 で 最低 1 回 は正 し く 読め る と 思わ れる の で、 正 し く 読め て い る と 判定 さ れた と き に は、 そ の デー タ を デー タ メ モ リ 部 2 3 4 へ書 き込む。
こ の場合 、 取 り 込 ん だ ラ イ ン の ラ イ ン ァ ド レ ス が例 え ば 「 0 」 ( ス タ ー ト ア ド レ ス ) 、 即 ち 一番最初 と 認識 さ れ た と き に は 、 そ の 前 の デー タ を ブ ロ ッ ク ア ド レ ス 2 7 2 Α と ェ ラ ー訂正 デー タ 2 7· 2 Β で あ る と 判別す る。 な お、 エ ラ 一訂 正デー タ 2 7 2 Β は、 ブ ロ ッ ク ア ド レ ス の エ ラ 一検 出 の例え ば C R C、 あ る い は 目 的に よ っ て こ れ に エ ラ ー訂正 ま で力 tlえ、 ブ ロ ッ ク ア ド レ ス の リ ー ド ソ ロ モ ン の エ ラ ー訂正 と す る こ と も 可能で あ る。 そ し て、 最初の ア ド レ ス ラ イ ン 0 を 認識 し た と き に、 ま ず ブ ロ ッ ク ア ド レ ス 2 7 2 A を 読ん で レ、 き、 当該 ブ ロ ッ ク 力 何 番 目 の ブ ロ ッ ク 力、 と い う こ と を こ の ア ド レ ス デ一 タ カゝ ら 判定す る。 それ に対 し て、 次 ラ イ ン か ら は実際の デー タ が入 っ て い る の で、 そ れ ら を 読み取 り、 当該 ブ ロ ッ ク に対応 し た デー タ メ モ リ 部 2 3 4 の ブ ロ ッ ク に デー タ を 書 き 込ん で い く。
な お、 上記説 明 で は 、 1 ラ イ ン を 走査 し て い る と き に ェ ラ ー な し と な つ た場合 に は、 次の ラ イ ン の走査 に飛ぶ も の と と し た 力 1 ラ イ ン 当 た り 必ず 4 回走査 を 繰 り 返す よ う に し て も 良 い。 そ の時 に は、 複数回エ ラ ー な し と 判定 さ れ る 力 デー タ メ モ リ 部 には、 同 じ ア ド レ ス の と こ ろ に 同 じ デー タ が 書かれて い く だ け で あ る の で、 何等 問題は な い。 処理 を 簡単 に し よ う と す る と き に は、 4 回走査 を 繰 り 返す。 ま た、 速度 を優先す る と き に は、 前者の走査法 を 採用 す る。
以上の デー タ 列調整部 1 9 2 の動作 を 実現す る た め の、 ブ ロ ッ ク ァ ド レ ス検出部 2 2 8 及びブ ロ ッ ク ア ド レ ス の誤 リ 検 出, 訂正部 2 3 0 の実際の構成 を 図 2 1 を 参照 し て 説明 す る。
復調部 1 9 0 は、 二値化 さ れた補間 デー タ がシ フ ト レ ジ ス タ 1 9 0 A上で 1 0 ビ ッ ト 入 っ て く る と そ れ を ル ッ ク ア ッ プ テー ブル ( L U T ) 1 9 0 B に よ り 8 ビ ッ ト に変換 す る。
デー タ 列調整部 1 9 2 に於い て は、 こ の復調 さ れ た デー タ せ、 書込 み ァ ド レ ス制御部 2 8 0 の制御に よ リ ー且 ノ ッ フ ァ メ モ リ ( 6 4 ド ッ ト 分全部入 る ) 2 8 2 に蓄え ら れ る。 そ し て、 デー タ 読み出 し ア ド レ ス制御都 2 8 4 に よ っ て、 そ の 内 の ラ イ ン ァ ド レ ス 情報 と ァ ド レ ス用 の C R C 情報だ け が読み 出 さ れて、 ラ イ ン ァ ド レ ス エ ラ 一検 出 回路 2 8 6 に よ っ て ェ ラ 一検出 が行われ る。 こ の エ ラ ー検 出 の結果 を 示す 判定信号 力 真、 即 ち エ ラ 一な し と な っ た と き に は、 デー タ 読み 出 し ア ド レ ス 制御部 2 8 4 は、 ノ ッ フ ァ メ モ リ 2 8 2 力、 ら ラ イ ン ア ド レ ス 情報の前の情報、 つ ま り 実際の デー タ 情報 を 読み 出 す。
一 方、 ス タ ー ト ア ド レ ス 検 出 回路 2 8 8 は、 ラ イ ン ァ ド レ ス エ ラ 一 検 出 回路 2 8 6 で エ ラ ー検 出 が行 わ れ た ラ イ ン ア ド レ ス 力 ス タ ー ト ア ド レ ス 力、 ど う 力、 を 確認す る。 ス タ ー ト ァ ド レ ス を 検 出 す る と 、 ス タ ー ト ア ド レ ス 検 出 回 路 2 8 8 は ブ ロ ッ ク ア ド レ ス検出 回路 2 9 0 に 当 該 ラ イ ン 力 sブ ロ ッ ク ァ ド レ ス を 持 っ て レ、 る ラ イ ン で あ る こ と を 情報 と し て 伝え、 こ れ に 応 じ て ブ ロ ッ ク ァ ド レ ス検出 回路 2 9 0 は、 ノ ッ フ ァ メ モ リ 2 8 2 力、 ら 読 み 出 さ れ た デー タ 力、 ら ブ ロ ッ ク ァ ド レ ス を 検 出 し、 エ ラ ー検 出 回 路 2 9 2 に て エ ラ 一 検 出 及 び 訂正 を 行 う。 そ し て、 そ の結果力 ブ ロ ッ ク ア ド レ ス と し て、 デー タ メ モ リ 部 2 3 4 の ア ド レ ス制御部 2 3 2 ヘ ラ ツ チ さ れ る。
な お、 ラ イ ン ァ ド レ ス に 対 し て は 正確 な 読 み 出 し 位置 を 求 め る た め に エ ラ ー検 出 の み の付加 と な る 力 ブ ロ ッ ク ァ ド レ ス に つ い て は、 ア ド レ ス 情報 と し て 用 い る の で、 エ ラ 一 訂正 用 コ ー ド を 付加す る。
そ れ 以 降 の 次 ラ イ ン カ、 ら は 逐 次 デ ー タ ラ イ ン に な る の で 、 デー タ メ モ リ 部 2 3 4 へ デー タ と し て 書 き 込 ま れ て い く。 そ の 時 に、 処理 に よ っ て は必要 に 応 じ て ラ イ ン ァ ド レ ス も 一緒 に 出 力 す る。 あ る い は、 内 部 に カ ウ ン タ 力 あ れ ば、 ラ イ ン ァ ド レ ス は 内 部 で 自 動 的 に カ ウ ン ト ア ッ プす る と い う 方法 を 採 る こ と も で き る。
そ し て、 次 の ス タ ー ト ア ド レ ス 「 0 j を 検 出 し た と こ ろ で 次 の ブ ロ ッ ク と 認識 し て、 同様 の こ と の繰 り 返 し を ブ ロ ッ ク 全部 に 対 し て 行 う。
一 方、 ラ イ ン ア ド レ ス エ ラ 一検 出 回路 2 8 6 力、 ら 出 力 さ れ
る判定信号 は、 画像メ モ リ 2 1 4 の ア ド レ ス制御部 2 2 0 へ も供給 さ れる よ う に な っ て い る。 こ れ は、 上記 ラ イ ン 当 た り 4 回の走査 に於い て、 時間的に短縮す る た め に、 デー タ が真 と な っ た と こ ろ で次の ラ イ ン に飛ぶ と い う 場合 に必要な信号 で あ る。
上記の例で、 ラ イ ン ア ド レ ス エ ラ 一検出 回路 2 8 6 は、 真 と な る ま での 間 は 4 回分同 じ ア ド レ ス情報 を 使 っ て 補間デ一 タ に対す る ア ド レ ス検 出 を 行 う。 そ し て、 デー タ が真 と な つ た と き に は、 新 し い次 の ラ イ ン の次 の ド ッ ト の デー タ ラ イ ン の と こ ろ に ー且ア ド レ ス を 飛ば し て 補間デー タ を 作成後、 ま た そ の 中 の 4 点 づっ 読 出 し て く る と い う 形 に な る 。 従 っ て 、 その よ う な制御の た め に、 画像 メ モ リ 2 1 4 の ア ド レ ス制御 部 2 2 0 に判定信号 を 渡 し て、 それ に よ つ て、 同 じ ア ド レ ス を 4 回発生 さ せて補間 す る、 補間の順番 を 変え な が ら 読んで く る、 あ る い は次の ラ イ ン に ァ ド レ ス を 書 き換 え て そ の ラ イ ン上のデー タ を 出 し て き て補間 し な カ ら 4 回 出 し て く る、 と い う 処理 を 行わせ る。
ま た、 特に 図示 は し て い な い 力 デー タ メ モ リ 部 2 3 4 の ア ド レ ス 制御部 2 3 2 で は、 デー タ メ モ リ 部 2 3 4 へマ ツ ピ ン グ を 行 う が、 さ ら に 読み 出 す 際 に 、 こ の ア ド レ ス 制御部 2 3 2 で デ · イ ン タ ー リ ー ブの 制御 も 行 う 。 こ れ も や は り 、 ル ッ ク ア ッ プテ一 ブル等 を 使つ て、 例え ば ド ッ ト ご と の ア ド レ ス 力 発生 し た 時 に 、 そ の プ ロ ッ ク と ラ イ ン 、 そ し て そ の ド ッ ト ァ ド レ ス を 組み 合わせた デー タ か ら、 R 0 M等 を 使つ て ル ッ ク ア ッ プ テ 一 ブ ル で 実際 に 出 て く る メ モ リ デ ー タ 列
と な る よ う に変換 を 行 う。 それがデ ' イ ン タ 一 リ ー ブ ( デ · シ ャ ッ フ リ ン グ) と い う 作業で、 そ の処理が行われ て初め て. 本来のデー タ 列 と い う 形で デー タ が読み 出 さ れ る と い う こ と に な る。 も ち ろ ん、 こ の デ ' イ ン タ ー リ ー ブは、 デー タ メ モ リ 部 2 3 4 力ゝ ら の読出 し 時 に行 っ て も 良 い し、 書き 込み時 に、 一旦そ う い う 変換 を 行 っ て そ う い う 順番でノ ラ ま い て デー タ を 書 き込ん で い く (マ ッ ピ ン グす る ) と レヽ う よ う に し て も 良 レ、。
ま た 、 こ の 例 で は 、 マ ー カ 2 7 4 力 s ラ イ ン 状 に な っ て い も せ 、 図 1 6 に 示 し た よ う な 丸 で も 良 い し 、 あ る い は 四 角 の マ ー カ で も 良 レヽ 。 一旦 マ ー カ が検 出 さ れ れ ば、 あ と は ブ ロ ッ ク 内 を ラ イ ン 上 で読 ん で い く と い う 構成 に な る の で 必 ず し も マ ー カ は ラ イ ン状 で あ る 必要 は な い 。 例 え ば、 図 2 2 A乃至図 2 2 C に 示す よ う に、 丸、 四角、 長方形 と い う マ ー カ 2 9 4, 2 9 6 , 2 9 8 が考 え ら れ る。
な お 、 印刷 さ れ た コ ー ド が部分的 な に じ み ゃ ズ レ がな く ほ ぼ精密 な も ので あ る 場合 は、 (概中心 - 正確な 中 心) と い え る の で、 後述す る 正確な 中心検出 を 省略 し、 後述 す る 概中 心検出処理の みで処理す る こ と がで き る。 た だ し こ の場合 に は、 配列方向 を 検出 す る た め に、 マ ー カ 部分 に配列方向検出 用 の ド ッ ト 2 9 4 A, 2 9 6 A, 2 9 8 A を 設 け る。
図 2 3 は、 マ ル チ メ ディ ア情報の再生装置の他の 態様 を 示 し て い る。 こ れは、 検 出部 1 8 4 の A Z D 変換部 2 1 0 を 走 査変換部 1 8 6 に移 し、 ま た デー タ 列調整部 1 9 2 の ブ ロ ッ ク ア ド レ ス 検 出 部 2 2 8 及 び ブ ロ ッ ク ア ド レ ス の誤 り 検 出 ,
訂正部 2 3 0 の機能 を 走査変換部 1 8 6 内 で行 う よ う に し た も の で あ り、 デー タ エ ラ ー訂正部 1 9 4 以降は、 図 1 7 の構 成 と 同 じ で あ る た め 図 で は省略 し て あ る。
即 ち、 図 2 3 に於い て、 一番大 き く 図 1 7 と 違 う と こ ろ は、 走査変換部 1 8 6 及 び デー タ 列調整部 1 9 2 で あ る 。 こ の 実施例 で は、 デー タ 列調整部 1 9 2 の 機能 を 、 走査変換部 1 8 6 内 の マ 一 力検出 部 2 1 6 力 ら ア ド レ ス制御部 2 2 0 の と こ ろ ま でで 同時 に行 う も の と し て レヽ る。 つ ま り、 マ ー カ検 出部 2 1 6 で マ 一 力 を 検出 し、 デー タ 配列方向検出 部 2 1 8 に て デー タ 配列方向、 即ち、 傾 き、 回転及 び方向 を 検出 す る。 そ し て、 ブ ロ ッ ク ア ド レ ス検出, 誤 り 判定, 正確な 中心検出 部 3 0 0 に て、 ブ ロ ッ ク ア ド レ ス を 検出 し て、 そ の誤 り 判定 を 行い、 誤 っ て い る 力、誤っ て い な い かで正 し い 中心、 つ ま り 真の 中心 を 検 出す る。 こ の場合、 そ の真の 中心 を 検 出す る に 当 た っ て ブ ロ ッ ク ア ド レ ス を 検出 し て レヽ る ので、 次の マ ー カ と ブ ロ ッ ク ア ド レ ス の補間部 3 0 2 に て マ ー カ と ブ ロ ッ ク ァ ド レ ス の 補間 を 行 っ た 後、 そ の ブ ロ ッ ク ァ ド レ ス の 情報 を デー タ メ モ リ 部 2 3 4 の ア ド レ ス制御部 2 3 2 に も 与え る よ う に し て い る。
ま た、 図 1 7 の構成 と 同様に、 ブ ロ ッ ク ア ド レ ス の補間処 理の デー タ を も と に し て ア ド レ ス制御部 2 2 0 に て ア ド レ ス 制御 を 行 い、 画像 メ モ リ 2 1 4 に 対 し て ア ド レ ス 及 び書 き込 み、 出 力 の制御 を 行 う。
そ れ以外は、 図 1 7 の実施例 と 機能的に は変わ ら な レ、。
な お 、 上記図 1 7 及 び図 2 3 で は 、 検 出 部 1 8 4 に於 い
て A Z D 変換部 2 1 0 で例 え ば 8 ビ ッ 卜 の 多 値 デ ィ ジ タ ル デー タ に 変換 し て、 以後処理 を 行っ て い る せ、 A D 変換部 2 1 0 の 代わ り に、 二値ィヒ処理部 ( コ ン ノ レ 一 タ ) 1 8 8 及 び閾値判定 回 路 2 2 6 を A D 変換部 2 1 0 の 所 に 配置 し 、 以後の処理 を 全て二値 デー タ で行 っ て も 良 い。
こ の場合、 補間回路 2 2 2 は、 図 5 で示 し た よ う な、 ァ ド レ ス 制御部 2 2 0 か ら 得 ら れた補間 ァ ド レ ス座標の 回 り の画 素デー タ を 用 いて 4 点或 は 1 6 点補間の所謂補間処理で は な く 、 補 間 ア ド レ ス 座標 に 一番近 い (近傍 ) の 画 素 デ ー タ を デー タ と し て採用 す る こ と がで き る。
A D 変換す る 代わ り に、 二値化 し て処理 を 行 う こ と に よ リ、 例え ば 8 ビ ッ ト の場合 に比べ る と 1 8 の信号線数、 並 び に デ ー タ 量 と な る 。 従 っ て 、 メ モ リ 容量も 1 ノ 8 に な り 、 各部の処理も 単純 に な る等、 回路規模の大幅な縮小、 処理量 の大幅 な 減少、 処理時間の大幅 な短縮 と い う メ リ ッ 卜 が生 じ、 装置の小型化、 ロ ー コ ス ト ィヒ、 ス ピー ド ア ッ プに寄与す る。
な お、 ア ド レ ス制御部 2 2 0 の ア ド レ ス 出 力 は、 図 1 7 及 び図 2 3 の場合は、 補間回路 2 2 2 への画像デー タ 出 力時 に は、 補間 ア ド レ ス座標の回 り の例え ば 4 点の画素 ァ ド レ ス と な り、 補間回路 2 2 2 に対 し て は図示 し な い信号線 に よ り 各 画素 ァ ド レ ス に対す る 重み付け係数 を 算出 す る た め の距離情 報 と な る 。 あ る い は 、 各画 素 ア ド レ ス と 補間 ア ド レ ス 座標 デー タ と を 送 り、 補間 回路 2 2 2 で各画素 ア ド レ ス と の距離 を 求め て 重み付け係数 を 求め る よ う に し て も 良 い。
ま た、 上記の よ う に 二値 デー タ で の処理時 に は、 ア ド レ ス
制御部 2 2 0 は、 補間 ア ド レ ス座標の近傍の画素ァ ド レ ス を 出力す る。 従 っ て、 こ の場合、 画像 メ モ リ 2 1 4 力、 ら の デ一 タ 出 力 は、 直接復調部 1 9 0 に 入力 さ れる こ と に な る。
こ こ で、 図 1 6 の概念図 に示 し た ド ッ ト コ ー ドの 具体例 を 図 2 4 A 乃至図 2 4 D を 参照 し て説明 す る。
ブ ロ ッ ク 3 0 4 は、 図 1 6 の概念図 に も あ る よ う に、 二次 元 に 配列 さ れ て お り 、 そ れ ぞれ ブ ロ ッ ク ア ド レ ス 3 0 6 が 付加 さ れ て レヽ る。 そ の ブ ロ ッ ク ア ド レ ス 3 0 6 は、 X ァ ド レ ス 、 Y ア ド レ ス に 対応 し た ア ド レ ス 力 ί つ い て い る 。 例 え ば 図 2 4 Α に於 いて 一番左上の ブ ロ ッ ク を ( X ア ド レ ス, Υ ァ ド レ ス ) = ( 1 , 1 ) と す る。 それ に対 し て そ の右 の ブ ロ ッ ク の ブ ロ ッ ク ア ド レ ス は ( 2 , 1 ) 、 以下同様 に し て、 右 に レ、 く に つ れ X ア ド レ ス を イ ン ク リ メ ン ト し た も の力 下 に レ、 く に つ れて Υ ア ド レ ス がイ ン ク リ メ ン ト し た も のが付加 さ れ る と い う 形で、 全 ブ ロ ッ ク 3 0 4 に ブ ロ ッ ク ア ド レ ス 3 0 6 が付加 さ れる。
こ こ で、 最下段の マ 一 力 と 最右段の マ ー カ に つ い て は、 ダ ミ ーのマ ー カ 3 0 8 と す る。 つ ま り、 あ る マ ー カ 3 1 0 に対 す る.ブロ ッ ク 3 0 4 は、 そ れ を 含む 4 つ の マ ー カ 3 1 0 で囲 ま れ る そ の右斜 め 下 の デー タ で あ り 、 最下段及 び最右段 の マ 一 力 は 下カゝ ら 2 段 目 及び右か ら 2 段 目 の マ ー カ に 対す る ブ ロ ッ ク を 定義す る た め に配置さ れた補助的な マ ー カ、 即 ち ダ ミ ー な マ ー カ 3 0 8 で あ る。
次 に、 そ の ブロ ッ ク 3 0 4 の 中身 を 説明 す る。 図 2 4 Β に 示す よ う に、 当該ブ ロ ッ ク 3 0 4 の マ 一 力 3 1 0 に 対 し 下の
マ ー カ と の間 に、 ブロ ッ ク ア ド レ ス 3 0 6 と そ の ブ ロ ッ ク ァ ド レ ス の エ ラ ー検 出 コ ー ド 3 1 2 が付力 Π さ れる。 ま た、 当該 マ ー カ 3 1 0 と 右のマ 一 力 と の間 に 同様に ブ ロ ッ ク ア ド レ ス
3 0 6 と そ の エ ラ ー検 出 コ ー ド 3 1 2 が付力 [1 さ れる。 図 1 6 の概念図 で は、 ブ ロ ッ ク の左上 に マ 一 力 力 あ り、 ブ ロ ッ ク ァ ド レ ス を 右下 に配置 し て示 し た 力 本実施例で は、 ブ ロ ッ ク ア ド レ ス 3 0 6 を 左側 と 上側 に配置 し、 マ 一 力 3 1 0 を その 左上角 に 配置 し た形 と し て い る 。 な お 、 ブ ロ ッ ク ア ド レ ス 3 0 6 は、 1 ブ ロ ッ ク 内 に 2 力 所に 記録 し た例 を 示 し て あ る 力 こ れ は 1 力 所で も 構わ な い。 し カゝ し、 2 力 所に 記録す る こ と に よ っ て、 一方の ブロ ッ ク ア ド レ ス に ノ イ ズ力 の っ て ェ ラ ー を 起 こ し た場合に で も、 他方の ア ド レ ス を 検出 す る こ と に よ っ て 確実 に検 出す る こ と がで き る の で、 2 力 所 に記録す る 方が好 ま し い。
前述 し た、 あ る マ ー カ に対す る プ ロ ッ ク の デー タ の位置 と、 そ の ブロ ッ ク ァ ド レ ス の位置 と、 そ れ に よ つ て決 ま る コ ー ド 上の ダ ミ ー マ 一 力 の位置等 は前例に 限 っ た も の で は な い。
次 に、 マ 一 力 3 1 0 の ノ タ ー ン例 を 説明 す る。 図 2 4 C に 示す よ う に、 本実施例で は、 マ ー カ 3 1 0 と し て、 直径が 7 ド ッ 卜 分 の 円形の黒の パ タ ー ン 3 1 O A を 採用 し て い る。 そ し て 、 そ の黒 丸 3 1 O A の 回 り の 部分 3 1 0 B を 白 と し て 、 マ 一 力 の 黒い部分 を 判別 し 易 く し て レヽ る。 ま た、 図 2 4 C に 於け る参照番号 3 1 0 C は、 説明 の た め の補助線で あ る。
白 部分 3 1 0 B の範 囲は、 記録密度 を 上 げる に は な る べ く 小 さ く し た い 力 マ 一 力検出処理 を 簡単且つ高速 に 行 う た め
に は、 大 き く 取 り た い と い う 要 求 力 あ る 。 そ こ で 、 回転 が 4 5 ° の 時の黒のパ タ ー シ 3 1 O A が十分判別で き る た め の 範囲 3 1 0 C が部分 3 1 0 B 内 に入 る よ う に設定 し て い る。
な お 、 図 1 7 及 び図 2 3 に 於 け る 結像光 学系 2 0 0 の 像 倍率は、 図 2 4 D に示 す よ う に、 デー タ エ リ ア 3 1 4 の デ一 タ ド ッ ト 3 1 6 の大 き さ を 、 以後説明 す る 条件 に 於 い て は 1 . 5 画素 に結像す る も の と す る。 こ こ で の画素は、 撮像部 2 0 4 の撮像素子の 1 画素 を 意味す る。 即 ち、 シー ト 1 8 2 上 に記録 さ れた 1 ド ッ ト、 例え ば 3 0 力、 ら 4 0 m の ド ッ ト を、 通常 と カゝ 1 0 m の大 き さ で あ る撮像素子上の画 素の 1 . 5 画素分 に、 結像系 レ ン ズ を 通 し て結像す る も の と す る。 標本化定理 に於 いて は、 画素 ピ ッ チ は ド ッ ト ピ ッ チ以 下 に すれ ば良 い力 こ こ で は安全 を 見て、 以後 1 . 5 画素 と し て い る。 な お、 前述の Aノ D 変換の代わ り に 二値化 し た場 合の例に つ い て は、 更 に安全 を 見て 2 画素 と し て い る。
上記の よ う な な二次元ブ ロ ッ ク 分割方式 を 採用 す る こ と に よ り、 以下の よ う な利点があ る。 即 ち、
1 ド ッ ト 每の ド ッ ト ピ ッ チ力 撮像素子の解像度以下で あ れ ば、 デー タ ド ッ ト サイ ズが異な っ て も コ ー ド (単位デ一 タ ブ ロ ッ ク の集合) の読取 り が可能 と な る ;
コ ー ド に対 し、 撮像部 2 0 4 が傾いて も 読取 り が可能 と な る ;
シ ー ト の局所的な 伸 び縮み があ っ て も 再生 で き る し、 回 転 し て も 読取 り が可能で あ る ;
総デー タ 量 に応 じ て単位プ ロ ッ ク を 二次元的に 自 由 に展
開が可能 に な っ て お り、 そ の結果、 コ ー ド サイ ズ を 自 由 に換 え る こ と がで き る ;
ブロ ッ ク ァ ド レ ス がそ れぞれ付カ卩 さ れて い る の で、 コ 一 ド の途中 か ら 読み始め て も 再生が可能 に な る ;
ブ ロ ッ ク 単位で あ れば、 紙面の他の情報、 例え ば文字や 絵, グ ラ フ等 に 合わせ て コ ー ド の形状 を 自 由 に レ イ ア ウ ト で き 、 図 2 4 A で は長方形 の ド ッ ト コ 一 ド が示 さ れ て い る が 例え ば、 鍵型 に し た り、 あ る い は も う 少 し 変形 さ せ る よ う な こ と も 可能で あ る ;
ノ ー コ ー ド に 於 け る よ う な 所定 の ス タ ー ト コ ー ド , ス ト ッ プコ ー ド 力 s不要で あ り、 ま た ク ロ ッ ク コ ー ド も 不要で あ る。
ま た、 こ れ ら の特徴 を 生か し て、 手 ブ レ があ っ て も再生が で き る。 従 っ て、 ハ ン デ ィ 再生装置への対応が非常 に し 易 く な っ て い る。 '
即 ち、 詳細 は後述す る 力 再生装置側で、 隣接す る 4 つ の マ 一 力 を 検出 し て、 マ ー カ 間 を ド ッ ト 数分だ け等分割す る こ と で ノ ー マ ラ イ ズ を 行 な っ て い る た め、 拡大, 縮小, 変形等 に強 く、 ま た、 手 ブ レ 等 に強い と い う 利点があ る。
な お、 デー タ エ リ ア 3 1 4 に於け る ド ッ ト 3 1 6 に つ いて は 、 例 え ば、 1 ド ッ ト が数十 m の 大 き さ で あ る 。 こ れ は、 ア プ リ ケ ー シ ョ ン, 用 途に よ っ て は数 // m レ ベル ま で可能で あ る 力 一般的に は、 4 0 m と 力、 2 0 μ m、 あ る レヽ は 8 0 m と す る 。 デ一 タ エ リ ア 3 1 4 は 、 例 え ば 、 6 4 X 6 4 ド ッ ト の 大 き さ で あ る。 こ れ ら は、 上記等分割 に よ る 誤差力 s
吸収で き る範囲 ま で 自 由 に拡大 あ る い は縮小す る こ と が可能 で あ る。 ま た、 上記マ ー カ 3 1 0 は、 同期信号 と し て の機能 だ け で は な く 、 さ ら に ポ ジ シ ョ ン 指標 と し て の 機能 も 併せ 持つ。 こ のマ ー カ 3 1 0 は、 変調 さ れた デー タ に な い大 き さ、 本実施例の場合は、 丸形状で、 デー タ エ リ ア 3 1 4 の ド ッ ト に対 し て 例え ば 7 ド ッ ト 以上 と 力、、 7 X 7 ド ッ ト 位 の直径 を 持つ 円形黒マ ー カ 3 1 O A と し て レヽ る。
こ こ で、 再生時の傾 き や 回転等 に つ いて説明 し て お く。
上記撮像部 2 0 4 の傾き と い う の は、 当 該再生装置が ド ッ ト コ 一 ド の印刷 さ れて い る シー ト 1 8 2 に対 し て本来は垂直 に相対 し な け ればな ら な い と こ ろ 力 ユーザが再生装置 を 斜 め に持つ こ と に よ り、 シー ト 1 8 2 に対 し て斜め に な つ て し ま っ た状態 を 指す。 ^ た、 回転 と は、 シー ト 1 8 2 上 に書力、 れた ド ッ ト コ ー ド に対 し て、 撮像エ リ ア (図 4 A参照) が平 行に な つ て い な い状'態 を 指す。
上記傾 き が生 じ た場合、 撮像部 2 0 4 に よ り 得 ら れ る 画像 は 、 垂 直 に相 対 し た 場 合の 画像 に 比べ て 縮小 さ れて し ま う 。 例え ば、 3 0 度の傾き が生 じ た場合 に は、 見掛上の投影 さ れ た 像 と レ、 う も の は 8 6 . 5 % に 縮小 さ れ て し ま う 。 つ ま り 、 例 え ば ブ ロ ッ ク を 正 方 形 と し た 場合 に 3 0 度 垂 直方 向 に 対 し て 水 平 方 向 に 傾 く と 、 縦方 向 は 1 : 1 で も 、 水平部分 が 0 . 8 6 5 倍 に な っ て し ま い、 得 ら れ る ブ ロ ッ ク の像は長方 形 と な っ て し ま う。 こ の よ う に傾き があ る と、 本来の 内部同 期の ク ロ ッ ク を 持 っ て い る場合で あ れ ば、 そ の等間隔 ク ロ ッ ク で各部 が動作す る た め、 結果 と し て得 ら れる デー タ が本来
のデー タ と 一致 し な く な る こ と 力 S あ る。
ま た 、 回 転 に つ い て は 、 あ く ま で も 水平 、 垂直 と い う ィ メ 一 ジで と ら え て レ、 る と、 本当 の デー タ は斜め上 に 上が っ て、 あ る い は斜め下 に 下力 S つ て き て し ま う の で、 本当 の 情報が取 れて い な い こ と に な つ て し ま う。 さ ら に は、 傾 き と 回転の複 合状態が生 じ た場合 に は、 正方形 ブ ロ ッ ク の撮像結果が菱形 に な っ て し ま い、 水平 と 垂直の デー タ 配列が直交す る と い う 条件も満 た さ な く な っ て し ま う。
以下、 こ れ ら の 問題 を 解決す る た め の マ ー カ 検出部 2 1 6 に つ い て 説明 す る。 マ ー カ 検出部 2 1 6 は、 図 2 5 に示す よ う に、 マ ー カ を コ ー ド の 中 か ら 抜き 出 し て判定す る マ ー カ判 定部 3 1 8 と、 そ の マ ー カ の存在す る エ リ ア を 検出 す る マ 一 力 エ リ ア 検出部 3 2 0 と、 そ の概中 心 を 検出す る概 中心検出 部 3 2 2 力 ら 成 っ て い る。
マ ー カ 判定部 3 1 8 は 、 7 以上 1 3 以下 の 連続黒 画素 を 探 し、 そ の連続黒画素 が連続に 7 行続 く 場合 を 円形黒マ ー カ 3 1 0 A と し て認識す る も の で、 図 2 6 に示す よ う に、 ま ず 画像 メ モ リ 2 1 4 か ら 読出 し た画像 デー タ を 二値化 し、 画素 每に黒 白 を 識別す る ( ス テ ッ プ S 3 2 ) 。 そ し て、 画像 メ モ リ 2 1 4 上で X軸方向 に連続す る黒画素 を 検出 す る ( ス テ ツ プ S 3 4 ) 。 即 ち、 連続す る 黒が 7 画素以上、 1 3 画素以下 の連続す る 黒画素 を 検 出す る。 次 に、 そ の連続 し た 最初の黒 画素 と 最後の画素の真 ん 中 の画素か ら Y 軸方向 に 1 画素ず ら し た点が黒で あ る 力、 を チ ェ ッ ク す る ( ス テ ッ プ S 3 6 ) 。 そ し て 、 そ れ力 s Y 軸方 向 に連続 7 回続 い た な ら ば ( ス テ ッ プ
S 3 8 ) 、 そ れ を 円形黒マ ー カ 3 1 O A と し て判定 す る ( ス テ ツ プ S 4 0 ) 。 ま た、 上記ス テ ッ プ S 3 4 で検出 さ れな く、 又は上記 ス テ ッ プ S 3 6 で黒画素で な かっ た場合、 マ ー カ と 判定 し な い ( ス テ ッ プ S 4 2 ) 。
即 ち、 マ 一 力 を 画像 メ モ リ 上 を チ ェ ッ ク し て い き、 例 え ば 黒画素力 7 個続い た ラ イ ン があ つ た と す る。 す る と、 そ の最 初の黒画素 と 最後の黒画素の真ん 中 か ら Y 軸方向 に 対 し て 1 画素ず ら し た点が黒カゝ ど う か を チ エ ツ ク し、 黒で あ っ た な つ た な ら ば、 そ れ を 真ん 中 と す る 左右の画素が連続 7 画素か ら 1 3 画素 が黒で あ る 力、 と い う の を チ ェ ッ ク し、 同様 に し て 1 画素ずつ γ軸方向 に ず ら し な 力 s ら見 て い き、 最終的 に そ れが Y軸方向 に 7 回続い た な ら ば、 それ を 円形黒マ ー カ 3 1 O A と し て判定す る。
な お、 X軸, Y 軸方 向 に連続黒 を チ ェ ッ ク す る 際の最小値 で あ る 7 と い う の は、 マ ー カ 3 1 0 の黒部分 ( 円形黒マ ー カ 3 1 O A ) と 変調 さ れ て い る デー タ と を 区別 し 判別 す る た め の も の で、 紙の縮みや傾き に よ っ て の縮小があ っ て も デー タ エ リ ア 3 1 4 部分 と 円 形黒マ ー カ 3 1 O A と を 区別 で き る よ う に設定 し た 下限値で あ る。 ま た、 最大値の 1 3 は、 紙の伸 びや イ ン キの滲み等 を 考慮 し て設定 し た上限値で あ る。 こ れ に よ り、 マ ー カ よ り 大 き な ゴ ミ ゃ キ ズ等の ノ イ ズ を マ ー カ と 誤検出 し な い よ う に し て い る。
ま た、 マ 一 カ ノ タ ー ン 3 0 A を 円形 に し た こ と で、 回転 を 考慮す る 必要性が無い の で、 上記下 限値 と 上限値の 差 を 最小 限 に す る こ と がで き、 マ ー カ の誤検 出 を 少 な く す る こ と がで
き る。
マ ー カ エ リ ア検出部 3 2 0 は、 マ 一 力判定部 3 1 8 で判定 さ れた 円 形黒マ 一 力 3 1 O A の範囲力 傾 き や画像 の像倍率 の変化等 に よ っ て 多少 の伸 び縮み、 変形等 さ れ る の で、 その 黒い範囲 力 どの領域に 入 っ て い る 力、 を 検出 す る た め の も の で あ る。
こ の マ ー カ エ リ ア 検 出 部 3 2 0 で は 、 図 2 7 に 示 す よ う に 、 ま ず 、 マ ー カ 判定 部 3 1 8 で 判定 さ れた 円 形黒 マ ー カ 3 1 O A の仮中心画素 を 検 出 す る ( ス テ ッ プ S 5 2 ) 。 即 ち、 マ ー カ判定部 3 1 8 で判定 さ れた範囲の中心の近傍 に あ る一 つ の画素 を 仮中心画素 と す る。
そ し て、 そ の仮中心画素カゝ ら 上方向 ( Y 軸上の マ イ ナ ス方 向) に黒 で あ る こ と を チ ェ ッ ク し、 白 と な っ た ら 左右の数画 素 を チ ェ ッ ク し、 黒で あ る な ら 上方 向 を 上記同様チ ェ ッ ク し、 黒が存在 し な い Y ァ ド レ ス ま で チ エ ツ ク し、 そ の Y ァ ド レ ス を Y m i n 用 レ ジ ス タ ( 図 2 8 A 参照 ) に セ ッ ト す る ( ス テ ツ プ S 5 4 ) 。 同様 に、 仮中心画素か ら 下方向 ( Y 軸上の プ ラ ス方 向) に黒で あ る こ と を チ ェ ッ ク し、 白 と な っ た ら 左 右 の数 画素 を チ ェ ッ ク し 、 黒で あ る な ら 下方 向 を 上記同様 チ ェ ッ ク し、 黒が存在 し な い Y ア ド レ ス ま で チ ェ ッ ク し、 そ の Y ア ド レ ス を Y m a x レ ジ ス タ に セ ッ 卜 す る ( ス テ ッ プ S 5 6 ) 。
次 に、 仮中 心画素か ら 今度 は左方 向 ( X軸上の マ イ ナ ス方 向) に黒 で あ る こ と を チ ェ ッ ク し、 白 と な っ た ら 上 下の数画 素 を 黒で あ る こ と を チ エ ツ ク し、 黒で あ る な ら 左方 向 を 上記
同様チ ェ ッ ク し、 黒が存在 し な い X ア ド レ ス ま で チ ェ ッ ク し、 そ の Xア ド レ ス を X m i n レ ジ ス タ に セ ッ 卜 す る ( ス テ ッ プ S 5 8 ) 。 同様に、 仮 中心画素か ら 右方向 ( X軸上 の プ ラ ス 方向) に 黒で あ る こ と を チ ェ ッ ク し、 白 と な っ た ら 上下の数 画素 を チ ヱ ッ ク し、 黒で あ る な ら右方向 を 上記同様 チ エ ツ ク し、 黒が存在 し な レヽ X ア ド レ ス ま で チ ェ ッ ク し、 そ の X ア ド レ ス を X m a x レ ジ ス タ に セ ッ ト す る ( ス テ ッ プ S 6 0 ) 。
こ の よ う に し て 求 ま っ た X m i n 、 X m a x , Y m i n , Y m a レ ジ ス タ の値 よ り、 図 2 8 B の テ一 ブル に 示す よ う に マ 一 力 エ リ ア 3 2 4 を 選択す る ( ス テ ッ プ S 6 2 ) 。 即ち、 円形黒マ ー カ 3 1 O A を 含む真四角 の範囲で は な く、 端 を 取 り 除 い た 同 図 に 於 け る 斜線 の ノヽ ツ チ ン グで示 し た エ リ ア を マ ー カ エ リ ア 3 2 4 と す る。 マ 一 力 エ リ ア 3 2 4 は、 四角 で も構わな い力 実際に はマ ーカ 3 1 0 の 白部分 3 1 0 B の 回 り に はデー タ があ り、 そ の デー タ が;空間 フ ィ ル タ の 影響等 に よ っ て 白 部分 3 1 0 B の 内 部 に 黒 い デー タ 部 分 の情報等 力 入 っ て、 概中心 を 計算す る ため の こ の マ ー カ エ リ ア 3 2 4 に 入 っ て し ま う と い う こ と が考え ら れ る。 そ れ を で き る だ け避 け る た め に、 マ 一 力 エ リ ア 3 2 4 を な る ベ く 小 さ く 必要な範 囲 に す る こ と が望 ま し く、 こ の場合、 円形黒マ 一 力 3 1 O A と 同 じ 形状で つ ま り 丸 で、 円形黒マ 一 力 3 1 O A よ り 大 き い 丸い エ リ ァ を 設定で き れば良 い 力 本実施例で は 円形黒マ 一 力 3 1 0 Aは 直径 7 ド ッ ト で構成 さ れて い る小 さ な 円 で あ る た め、 同 図 に示す よ う な マ ー カ エ リ ア 3 2 4 と な る。
概中心検出部 3 2 2 は、 こ の よ う に し て マ 一 力 エ リ ア検出
部 3 2 0 で検出 さ れた マ ー カ エ リ ア 内 の マ 一 力 の黒丸の概中 心 を 見つ け る た め の も ので あ る。 一般 に、 印刷等 に 於い て は、 イ ン ク の膨 ら み に よ り ド ッ ト カ S 目 的の大 き さ よ り も 広力 Sつ て し ま つ た り ( こ れ を ド ッ ト ゲイ ン と 言 う ) 、 小 さ く な つ て し ま う ( こ れ を ド ッ ト リ ダク シ ョ ン と 言 う ) 現象 があ る。 ま た、 周辺 に ィ ン ク がに じ ん で広がっ た り、 イ ン ク が片側 に染みて い く よ う な場合が想定 さ れ る。 概中 心検出部 3 2 2 は、 その よ う な ド ッ ト ゲイ ン, ド ッ ト リ ダク シ ョ ン、 ま た は イ ン ク の 染み に対応す る た め に、 円形黒マ 一 力 3 1 0 A の画像 に於け る 中心、 所謂重心 を 求 め て、 そ れ を 概中心 と す る 処理 を 行 う。 こ こ で は、 上記中心 を 1 画素 ピ ッ チ よ り 小 さ い精度 で求め る た め の処理で あ る。
ま ず、 画像上 の こ の マ 一 力 エ リ ア 3 2 4 に対 し て、 画像メ モ リ 2 1 4 の X軸方向 と Y 軸方向の 2 通 り に分 けて、 そ れぞ れ の X 軸上 の 中 心線 と Y 軸上 の 中 心線 を 捜す こ と に よ っ て 、 最終的な 中心つ ま リ 概 中心 を 求め る。 図 2 8 C 及び図 2 8 D は、 図 2 8 A に於 け る 各画素、 縦方 向, 横方向 の各画素 を 累 積 し た値 を 示す図で あ る。 重心 は、 全体の累積値の 半分の と こ ろ、 つ ま リ 上下左右 の累積値がィ コ ール に な る部分で あ る。
ま ず、 図 2 8 C の場合に於い て、 例え ば、 同図 に ノヽ ッ チ ン グを 付 し て表 し た部分 の各累積のそ れぞれ加算の結果 S X 1 は全体の 面積 S の 1 Z 2 を ま だ満た し て お ら ず、 次 の S X c の部分 を そ れ に加算す る と 1 Z 2 の面積 を 超え て し ま う と い う 場合に は、 その列 S X c に概中心 を 含む 中心線 X が含 ま れ て レ、 る と 判断で き る。 つ ま り、 概中 心の X ア ド レ ス は、 左側
( X m i n 方向) よ り 各列 ( X k ) の累積値 を 累積 し て い き. X ' + 1 の列 を 累積 し た時点で全体の累積値の 1 2 を 越え た時、 X , の列 と X ' + 1 の列の間 に概中心があ る。 X ' ま で の累 積値 に 加算 し て 全体 の 面積 S の 1 ノ 2 に な る よ う に X ' + 1 の列 を 左右 に 分割す る と、 そ の分割線上 に は概中心 を 含む。
そ こ で、 1 2 の面積か ら X列 ま で 累積 し た部分 を 除い た 部分、 即 ち ( 1 2 ) S — S X 1 と 、 真 ん 中 の 列の 累積値 S X c と の比力 △ X (概中心 = X , + △ X ) と な る。
こ れ を、 図 2 9 の フ ロ ー チ ャ ー ト を 参照 し て説明 す る。
ま ず、 正規化 を 行 う (ス テ ッ プ S 7 2 ) 。 即 ち、 マ 一 カ ェ リ ア 3 2 4 の各デー タ に対 し て周辺 を 加算 し て も 累積に は影 響がな い よ う に、 白 デー タ 部分 を 0 と し、 黒デー タ を 仮 に 1 と し て、 画像 メ モ リ 2 1 4 上の デー タ を 多値デー タ の階調 を 持っ た デー タ と し て正規化す る。 こ れは、 空間 フ ィ ル タ 等 に よ っ て周 辺がぼけ た状態に な る ので、 そ の状態 を 適確 に認識 し て 正確 に適確 に 重心検 出 を す る た め の も の で あ る 。 次 に 各列 X k ( k = m i n, m i n + 1 , '··, m a x ) の累積値 S k .を 求め て お き ( ス テ ッ プ S 7 4 ) 、 重心計算サ ブルー チ ン を コ ー ルす る ( ス テ ッ プ S 7 6 ) 。
重心計算サ ブルー チ ンで は、 図 3 0 に示す よ う に、 全体の 面積 S を 求め 、 そ の 1 ノ 2 を S h と 、 ま た S 1 を 0 と お き ( ス テ ッ プ S 9 2 ) 、 i = m i n つ ま り 一番左の列 か ら 設定 し て ( ス テ ッ プ S 9 4 ) 、 S l ' = S l + S i を 計算す る こ と に よ り 求め る ( ス テ ッ プ S 9 6 ) 。 初め は S 1 = 0 で あ る
ので、 こ こ は S i その も の と な り、 S l ' = S m i n と な る, 次 に、 そ の S 1 ' を S h つ ま り 全体の面積の 1 ノ 2 の大 き さ と 比較 し ( ス テ ッ プ S 9 8 ) 、 S 1 ' 力 s S h を 越え な い時に は、 i を イ ン ク リ メ ン ト し ( ス テ ッ プ S 1 0 0 ) 、 S I ' を S I に設定 し て ( ス テ ッ プ S 1 0 2 ) 、 上記ス テ ッ プ S 9 6 力、 ら 繰 り 返す こ と に よ り 、 次 の 列 を 累積 し て い く 。 そ し て 累 積結果 が全体の面積 の 半分 を 超 え た 時点 で 、 S 2 か ら S 1 を 弓【 いて S i で割 る こ と に よ り Δ X 力 S求め ら れ ( ス テ ツ プ S 1 0 4 ) 、 i つ ま り X , に Δ χ を 足 し た も の を C と し て ( ス テ ッ プ S 1 0 6 ) 、 上位の ル一 チ ン に戻 る。
上位の ルー チ ン で は、 C の値 を概中心の X座標 と す る ( ス テ ツ プ S 7 8 ) 。
以下、 ス テ ッ プ S 8 0 乃至 S 8 4 で各行方向 に於 いて 同様 の処理 を 行い、 Υ座標 を 求め、 X, Υ を マ ー カ の概 中心 と す る ( ス テ ッ プ S 8 6 ) 。
こ の よ う な処理 を 実現す る た め の構成は、 図 3 1 に示す よ う に な る。
正規化 回路 3 2 6 は、 白 デー タ を 0、 黒デー タ を 1 と し て 正規化す る。 こ の正規化回路 3 2 6 の 出力 は、 累積部 3 2 8 で 全体 の 面積 S を 算 出 す る よ う 累 積 さ れ 、 1 ノ 2 掛 け 算部 3 3 0 に て 1 2 に さ れて、 ラ ッ チ 回路 3 3 2 に ラ ッ チ さ れ る。
一方、 正規化回路 3 2 6 の 出 力 は、 X軸方向 の ブ ロ ッ ク に 関 し て は遅延回路 3 3 4, 3 3 6 で遅延 さ れ、 累積部 3 3 8 で 上記 の 左力ゝ ら の順 に 各列 が累積 さ れ 、 ま た 累 積部 3 4 0
で各列単位で の累積が行わ れる。 結果出力 時 に は、 中心の列 S X c の部分 を 出 力 す る。
比較器 3 4 2 は ラ ッ チ回路 3 3 2 に ラ ッ チ さ れた 1 ノ 2 の 面積 と 累積部 3 3 8 で 累積 さ れた各列の累積値 と を 比較す る。 ラ ッ チ 3 4 4 は判定 を す る タ イ ミ ン グ と そ の前 ま で の列の累 積 を 記憶す る た め の も ので あ る。 X ァ ド レ ス算 出部 3 4 6 は、 比較器 3 4 2 に よ り 1 Z 2 の面積 を 越え た と 判定 さ れた 時に、 ラ ッ チ回路 3 3 2 に ラ ッ チ さ れて い る 1 2 の面積 と、 ラ ッ チ 3 4 4 に ラ ッ チ さ れ て い る S x 1 と、 累積部 3 4 0 力、 ら の 累積値 S x c と、 ア ド レ ス制御部 2 2 0 カゝ ら遅延回路 3 4 8 を 介 し て 供給 さ れ る 上記 X ' に相当 す る ア ド レ ス と か ら、 最 終的な マ 一カ概中心の X ァ ド レ ス を 算出す る。
同 様 に し て 、 遅 延 回 路 3 5 0 , 3 5 2 、 累 積 部 3 5 4 , 3 5 6 、 比較器 3 5 8 、 ラ ッ チ 3 6 0 、 Y ア ド レ ス 算 出 部 3 6 2 を 用 レヽ て、 マ ー カ概中心の Y ア ド レ ス を 算出 す る。 な お、 こ の場合の遅延回路 3 5 0, 3 5 2 は、 ラ イ ン メ モ リ に よ っ て構成 さ れ る。
こ こ で の遅延回路 3 3 4, 3 3 6, 3 5 0, 3 5 2 は、 S / 2, S X 1 , S x c , S y 1 , S y c の各出 力 タ イ ミ ン グ を X ア ド レ ス 算出部 3 4 6, Y ア ド レ ス算出部 3 6 2 の必要 な タ イ ミ ン グ に調整す る た め の 回路で あ る。
次 に 、 デー タ 配列方 向検 出 部 2 1 8 に つ い て説 明 す る 力 s、 説明 の都合上、 先 に ド ッ ト コ ー ドの各 ブロ ッ ク 3 0 4 の詳 し い 配置 を 説明 し て お く 。 ド ッ ト コ ー ド の ブ ロ ッ ク 3 ◦ 4 は、 図 2 4 B に示 し た よ う な配置と な っ て い る 力 さ ら に詳細 に
は、 図 3 2 に示す よ う に な っ て い る。 即 ち、 ブ ロ ッ ク ァ ド レ ス 3 0 6 は上位ア ド レ ス コ ー ド 3 0 6 A と 下位 ア ド レ ス コ ー ド 3 0 6 B と に分け ら れ、 エ ラ ー検 出 コ ー ド 3 1 2 も 上位ァ ド レ ス C R C コ ー ド 3 1 2 A と 下 位 ア ド レ ス C R C コ ー ド 3 1 2 B と に分け ら れ て い る。 そ し て、 マ ー カ 3 1 0 横 に下 位ア ド レ ス コ ー ド 3 0 6 B が配置さ れ、 さ ら に そ の横 に上位 ア ド レ ス コ ー ド 3 0 6 A力 s下位 ア ド レ ス コ ー ド 3 0 6 B よ り も 大 き な 大 き さ で配置 さ れ て い る 。 そ の 次 に 、 上位 ア ド レ ス コ ー ド 3 0 6 A と 同 じ 大 き さ で 上位 の ア ド レ ス に 対す る C R C コ ー ド 3 1 2 A 力 さ ら にそ の次に下位ア ド レ ス コ ー ド 3 0 6 B と 同 じ 大 き さ で 下 位 ア ド レ ス の C R C コ ー ド 3 1 2 B が付加 さ れて い る。
マ ー カ 3 1 0 の下方 に も、 下の マ ー カ に 向 け て上記の順序 で ブ ロ ッ ク ァ ド レ ス と エ ラ ー検出 デー タ が配置 さ れ て い る。
こ こ で 、 上 位 ア ド レ ス コ ー ド 3 0 6 A と 上 位 ア ド レ ス C R C コ ー ド 3 1 2 A を 合 わ せ て s t e p 1 の コ ー ド 、 下 位 ア ド レ ス コ ー ド 3 0 6 B と 下 位 ア ド レ ス C R C コ ー ド 3 1 2 B を 合わせて s t e p 2 の コ ー ド と 称す る も の と す る。
ま た、 下位 ア ド レ ス コ ー ド 3 0 6 B を 分解す る と、 マ 一 力 3 1 0 の 右側 に於いて は、 下位ア ド レ ス デー タ を 示 す た め の 各 ド ッ 卜 の デー タ の 上 下 ( マ ー カ 3 1 0 下側 の 場合 は左右: 両方 に そ の デー タ に対 し て 反転 さ れ る コ ー ド が記載 さ れて い る。 さ ら に は、 そ の上下の デー タ エ リ ア 3 1 4 と 区別ず る た め の デー タ 余 白部 3 6 4 が設け ら れて い る。 な お、 こ の デ一 タ 余 白部 3 6 4 は な く て も 力、 ま わ な い。 ま た、 反転 コ ー ド は、
下位 ァ ド レ ス の み で な く、 上位ァ ド レ ス コ ー ド に も 付カ卩 さ れ る。 こ こ で、 デー タ を わか り や す く す る た め に、 ド ッ ト を 丸 で示 し た が、 実際 に 白 丸 は 印刷す る ド ッ 卜 の無い こ と を 示す。 つ ま り、 白 丸 を 印刷す る こ と で は な レ、。 以下、 図面 に表 さ れ て い る 白 丸 は、 同様の こ と を 示す。
な お こ こ で、 上位ア ド レ ス と 下位 ア ド レ ス と は、 例え ば全 部の ア ド レ ス 力 1 2 ビ ッ ト で構成 さ れて レヽ た と す る と、 その 内 の初め の 4 ビ ッ ト を 上位ア ド レ ス に 当 て、 次の 8 ビ ッ ト を 下位 ァ ド レ ス に 当 て る と い う よ う な も ので あ る。 デー タ 長的 に は適宜装置 に 合わ せ て 変 え る こ と がで き る 。 基本 的 に は 全部の ブ ロ ッ ク ア ド レ ス に対 し て、 初め カゝ ら何番 目 ま で を 上 位ア ド レ ス に す る 力、、 そ こ 力、 ら ラ ス ト ま で を 下位ァ ド レ ス に す る 力、 と レヽ つ た す み分 け に な っ て い る。
上記の よ う に横 と 縦 に ァ ド レ ス コ ー ド を 設け る こ と に よ り 1 方向の ア ド レ ス : i ー ド検出不可能で あ っ て も、 も う 一方の ア ド レ ス コ ー ドで検出 で き る と い う 利点があ る。
另 fjの ド ッ ト コ ー ドの配置に つ い て、 図 3 3 を 用 い て説明す る。 同図 は、 図 3 2 の縦方向の ア ド レ ス コ 一 ド を 省 い た も の で あ る。 ア ド レ ス コ ー ド力 1 方向の み に な っ た ので、 デー タ エ リ ア の増カ卩 と 処理の 高速化が図れ る。 ァ ド レ ス コ ー ド 力 1 方向 と な っ た こ と で、 ア ド レ ス コ ー ド が検 出で き な け れ ばそ の ブ ロ ッ ク の ア ド レ ス は不明 と な る 力 後述す る よ う な ア ド レ ス補間 の処理で捕え る こ と がで き る。
ま た、 図 3 3 で は、 横方向の マ 一 力 間の み に ブ ロ ッ ク ァ ド レ ス コ 一 ドカ あ る と し た 力 縦方向 の み に ブ ロ ッ ク ア ド レ ス
コ ー ド力 あ る ド ッ ト コ 一 ド に し て も 良 い。
あ る い は 、 図 3 4 に 示 す よ う に 、 下 位 ア ド レ ス コ ー ド 3 0 6 B の間 に上位の ア ド レ ス コ ー ド 3 0 6 A、 下位ア ド レ ス C R C コ ー ド 3 1 2 B の 間 に 上位 ア ド レ ス C R C コ ー ド 3 1 2 A が付加 さ れる 配置で あ っ て も 構わ な い。
以 下、 図 3 2 の ド ッ ト コ ー ド を も と に 処理 の説 明 を 行 う 図 3 3 の ド ッ ト コ ー ド に特有の処理の場合のみ、 補足説明 を 加え る。
図 3 5 及 び 図 3 6 は 、 図 2 3 の デ ー タ 配 列 方 向 検 出 部 2 1 8 の ブ ロ ッ ク 構成 図及 びそ の動作 を 示す フ ロ ー チ ャ ー ト で あ る。
デー タ 配列方向検出 部 2 1 8 は、 上記マ ー カ 検出 部 2 1 6 の概中心検出部 3 2 2 よ リ マ 一 力 の概中心の デー タ を あ ら い、 隣接マ 一 力選定部 3 6 6 に て隣接マ 一 力 の選定 を 行 う。 即ち、 既 に 上記概中 心検 出 部 3 2 2 の 処理 に よ っ て 一 画面 上で 各 マ 一 力 の 中心の ァ ド レ ス 力 sマ ッ ピ ン グ さ れて お り、 そ れ に対 し て今処理 し ょ う と す る 代表マ ー カ つ ま り 注 目 す る マ ー カ を 設定 し ( ス テ ッ プ S 1 1 2 ) 、 その代表マ 一 力 に対 し て どの マ ー カ の概中 心 が一番近 い か に つ い て 検 出 す る た め の 隣接 マ ー カ選定 を 行 う (ス テ ッ プ S 1 1 4 ) 。
隣接マ ー カ の選定処理は、 図 3 7 に示す よ う に、 代表 マ 一 力 と 隣接 マ ー カ の距離 d を 算出 し、 d ^ d m a x の 範囲 内 の 隣接マ ー カ を 指定す る ( ス テ ッ プ S 1 4 2 ) 。 但 し こ の場合、 d m a X は、 デー タ ブ ロ ッ ク 長辺の長 さ + α ( α は紙の伸縮 等 に よ っ て決定す る ) で あ る。 そ し て、 指定 さ れた 隣接マ 一
力 の 中力 ら距離 d の短 い順 に概中心 ア ド レ ス を s t e p 1 サ ン プルア ド レ ス発生回路 3 6 8 に送 る ( ス テ ッ プ S 1 4 4 ) 。 例え ば、 図 3 8 A に於 いて は、 代表 マ ーカ 力 ら は距離 D 2 に あ る 概中 心ア ド レ ス が一番近 く、 次 に距離 D 1 と D 4、 そ し て D 3 と D 5 の概中心 ア ド レ ス と い う 順番 に な る の で、 ま ず 一番近い距離 D 2 に あ る概中心 ア ド レ ス を 送る。 そ し て、 距 離 d が 同 じ 場 合 は、 距離算 出 開始 ア ド レ ス カゝ ら 時計 回 り 方 向 に マ 一 力 を 探 し 、 現 れ た 順 に 方 向検 出 を 行 う ( ス テ ッ プ S 1 4 6 ) 。 即ち、 D l , D 4 , D 3 , D 5 の距離 に有 る 概 中 心 ア ド レ ス を 順 に s t e p 1 サ ン プル ア ド レ ス 発 生 回路 3 6 8 に 送 っ て、 後述す る 方向検出 を 行 う。
即 ち 、 s t e p 1 サ ン プ ル ア ド レ ス 発 生 回 路 3 6 8 は , 代 表 マ ー カ 及 び 選 定 さ れ た 隣接 マ 一 力 の 概 中 心 を 中 心 に s t e p 1 サ ン プル ア ド レ ス を 発生 し (ス テ ッ プ S 1 1 6 ) 、 こ の s t e 1 サ ン プル ア ド レ ス 間 を 結ぶ走査線 を 発生 し て ( ス テ ッ プ S 1 1 8 ) 、 走査線上 を 等分割 し た 点で 画像 メ モ リ 2 1 4 の デー タ を サ ン プルす る よ う 読み 出 し ア ド レ ス を 発 生す る ( ス テ ッ プ S 1 2 0 ) 。 ア ド レ ス制御部 2 2 0 は、 こ のサ ン プル点の ァ ド レ ス を 読み 出 し ァ ド レ ス と し て 画像 メ モ リ 2 1 4 に与え、 デー タ を 読出 す。
な お、 前記で は、 サ ン プル点のデー タ を 近似 し て 出 力 す る (画像メ モ リ よ り ) 如 く 述べ た 力 図 5 に示す よ う に、 サ ン プル点が画像の メ モ リ のデー タ 間 に あ る と 判断 し た 時に、 周 囲の 4 画素の デー タ か ら 補間 し て求め て も 良 い。
こ れ に よ り 読み 出 さ れた デー タ つ ま り 上位ア ド レ ス コ ー ド
が誤 り 検 出 回路 3 7 0 で誤 り 検出 さ れた後、 上位 ブ ロ ッ ク ァ ド レ ス 算 出 及 び 中 心 算 出 回路 3 7 2 に 与 え ら れ る 。 上位 ブ ロ ッ ク ァ ド レ ス 算出及 び中心算出 回路 3 7 2 は、 誤 り 検出 回 路 3 7 0 で の誤 り 検出 の結果、 誤 り があ れ ば次の隣接マ ー カ 選定処理 を 行わせ る た め、 ま た、 2 方向の マ ー カ が検出 さ れ た場合に は も はや隣接 マ ー カ を 検知す る 必要がな い の で隣接 マ ー カ選定処理 を 終了 さ せ る た め に、 ア ド レ ス 算出結果 を 隣 接マ ー カ 選定部 3 6 6 に送 る。
な お、 図 3 3 の ド ッ ト コ ー ド を 使用 し た場合 に は、 1 方向 の上位ァ ド レ ス コ 一 ド を 検 出 し た ら マ ー カ 選定処理 を 終了 す る。
そ し て 、 こ の ア ド レ ス 算 出 結果 に よ リ ア ド レ ス エ ラ 一 が あ る こ と が示 さ れ る 場 合 に は ( ス テ ッ プ S 1 2 2 ) 、 全 サ ン プ ル 点 の 走査 が終 了 し た カゝ ど う カゝ を 判 定 し ( ス テ ッ プ S 1 2 4 ) 、 ま だ で あ れ ば上記 ス テ ッ プ S 1 1 8 へ 進 み、 全 サ ン プル点走査が終了 し て いれ ば未検索隣接マ ー カ の有無 を 確力、め ( ス テ ッ プ S 1 2 6 ) 、 有れ ば上記ス テ ッ プ S 1 1 4 に進み、 無け れ ば、 全 マ ー カ に つ い て 同様の処理 を 行 う。 全 マ ー カ に つ い て処理 を 終了 し た後に、 マ ー カ, ア ド レ ス補間 処理へ と 進む ( ス テ ッ プ S 1 2 8 ) 。
な お 、 誤 り 検 出 回 路 3 7 0 は 、 テ レ ビ ジ ョ ン 学 会 誌 V o l . 4 4, N o. 1 1, P. 1 5 4 9 ~ P. 1 5 5 5 の 「符号理論手解 き 」 等 に 開示 さ れて い る よ う な巡回 符号 に基 づい た誤 り 検 出等の一般的な も の を 使用 し て も 良 い。
一方、 上記ス テ ッ プ S 1 2 2 で ァ ド レ ス エ ラ 一 が な い場合
に は、 全サ ン プル点の 走査が終了 し た か ど う か を 判定 し ( ス テ ツ プ S 1 3 0 ) 、 ま だで あ れ ば上記ス テ ッ プ S 1 1 8 へ進 み、 全サ ン プル点走査が終了 し て い れ ば上位ァ ド レ ス を 確定 し ( ス テ ッ プ S 1 3 2 ) 、 s t e p 1 中心 ア ド レ ス を 算 出 し て ( ス テ ッ プ S 1 3 4 ) 、 決定す る ( ス テ ッ プ S 1 3 6 ) 。
即 ち 、 代表 マ ー カ よ り 最至近距離 の マ ー カ (図 3 8 A で は 概中 心 ア ド レ ス が距離 D 2 に あ る ) よ り 方 向 を 検 出 す る , 検 出方法 は、 方 向検 出 用 に デー タ ド ッ ト よ り 大 き い ド ッ ト コ ー ド ( s t e p 1 コ ー ド ) に 記録 さ れ る ア ド レ ス が認識 で き る か に よ つ て どの 方向 に周辺の マ ー カ があ る か判別す る。 s t e p 1 コ ー ド は、 上位の ブ ロ ッ ク ア ド レ ス と そ の C R C コ ー ドが記録 さ れて お り、 コ ー ド を 走査 し た 時 に誤 り が無け れば認識 さ れた と す る。
方向が検出 さ れ る と、 デ一 タ ブ口 ッ ク の傾 き が予測可能 と な る。 s t e p 1 コ ー ド は、 方 向性が有 り、 代表マ ー カ か ら 周辺のマ ー カ に 向 かっ て走査 し た時の み ブ ロ ッ ク ァ ド レ ス カ 正常 に 認識 さ れ る 。 よ っ て 、 認識 エ ラ ー が生 じ な い 場合 は、 常 に 2 方 向 の ブ ロ ッ ク ア ド レ ス コ ー ド が検 出 さ れ る 。 2 方 向 の プ ロ ッ ク ァ ド レ ス コ 一 ド が検 出 さ れ る ま で 処理 を 行 う 。 ま た 、 2 方 向 の 位置関係 よ り デー タ 配列 が推測 で き る ( 図 3 8 B 参照) 。
な お、 図 3 3 の ド ッ ト コ ー ド の場合 は、 1 方向の み ァ ド レ ス コ ー ド が検出 さ れる。 そ の際、 デー タ エ リ ア は検 出 で き た ラ イ ン と 走査方向 よ リ デ一 タ エ リ ア を 認識す る こ と がで き る (図 3 9 参照) 。
実際の 動作 に於 いて は、 代表 マ ー カ か ら 最も 短い 距離で あ る 距離 D 2 か ら 方向検 出 を 行い、 ァ ド レ ス が認識さ れな け れ ば、 時計回 り に サー チ を 行 う の で、 次 に近 い距離 D 1 に て 同 様の動作 を 繰 り 返す。 検出 は、 時計回 り に行 う と す る と、 距 離 D 4, D 3 , D 5 と 検出 は続 く。 2 方向検出 さ れ る ま で処 理 を 行 う。
な お、 図 3 3 の場合 は、 1 方向検 出 さ れ る ま で処理 を 行 う。
1 方向検出 で き れば、 他方向が予測で き る場合も あ る。 例 え ば、 D 4, D 5 が順方向 と し、 D 2 の存在せな く、 D 4 力、 ら サー チ を 始め た と す る と、 D 4 に て ァ ド レ ス が確認 さ れる と、 D 3, D 5 の いず れ力、 に ア ド レ ス を 認識で き る こ と が予 測 さ れる。
上記の よ う な方向検 出処理 を、 図 4 O A を 参照 し て、 さ ら に詳細 に 説明 す る。
マ ー カ 検出部 2 1 6 の概中心検出部 3 2 2 で検出 さ れ た代 表 マ ー カ の概 中 心 を 、 同 図上方左側の ド ッ ト A 5 と 規定 し 、 そ れカゝ ら 1 . 5 ド ッ ト ( こ れ は処理 に よ っ て 適 宜変 更可能) 離れた 8 つ の サ ン プル点 A 1 ~ A 4, A 6 ~ A 9 を s t e p 1 サ ン プル ア ド レ ス 発生 回路 3 6 8 で発生す る。 同様 に、 方 向検 出 し ょ う と す る マ ー カ 例え ば距離 D 2 の概中心 (同図上 方右側の ド ッ ト B 5 ) を 中心 に、 サ ン プル ア ド レ ス を 発生 さ せ る。
こ こ で、 1 . 5 ド ッ ト 間隔 に し た理由 を 述べ る。
先程、 マ ー カ概中心 を 求め る 処理の際、 中心 と の差異力 s 1 ド ッ ト 以 内 に な る ご と く 記述 し た 力 それ は イ ン ク の に じ み
等の不具合が発生 し な い と 仮定 し た場合で あ る。 イ ン ク の に じ み等 を 考慮 し、 検出 範囲 を 土 1 . 5 ド ッ ト と し た。
ア ド レ ス制御部 2 2 0 は、 両マ ー カ の ァ ド レ ス 間 に対 し て あ る 一定 の ラ イ ン を 引 く。 最初 は ド ッ ト A 1 と B 1 に走査線 を 引 く。 そ し て、 上位 ア ド レ ス がサ ン プルで き る よ う な形で、 サ ン プル ク ロ ッ ク を 設 けて、 画像メ モ リ 2 1 4 の デー タ サ ン プル を 行 う。
図 3 2 に示 し た よ う に、 上位ア ド レ ス コ ー ド 3 0 6 A に対 し て は、 その次 に C R C コ ー ド 3 1 2 A が付加 さ れ て い る の で、 その デー タ サ ン プル に よ つ て正 し く 読め た場合 に は、 上 位ァ ド レ ス に対 し て誤 り 検 出 回路 3 7 0 で の誤 り 検 出結果が 問題な い と い う 形で検 出 さ れ、 正 し く 読め な か っ た 場合 に は、 誤 り があ る と い う よ う に判定 さ れる。
そ し て 、 以 下 同 様 に 、 ド ッ 卜 A 1 と B 2 、 A 1 と B 3 . A 1 と B 4 と い う よ う に順次走査線 を 引 い て い き、 そ れ ご と に、 エ ラ 一検 出があ っ て い る か ど う カゝチ ェ ッ ク を 行 う。 ト 一 タ ルで、 代表 マ ー カ側 に 9 個の ポ ジ シ ョ ン があ り、 検出 マ 一 力側 に 9 個の ポジ シ ョ ン があ る ので、 8 1 通 り の処理 を 行 う こ と に な る。
8 1 通 り の処理全部 に つ い て エ ラ ー に な っ た と き に は、 そ ち ら の方 向 に 方向 コ ー ドカ sな い つ ま リ 検出側マ ー カ が配列 以外の マ 一 力 (誤検出 さ れた マ 一 力 ) で あ る と 判別 す る。
例 え ば、 図 4 0 A で は、 ド ッ ト A 1 と B 7 に つ レヽ て 弓 [ レ、 た 走査線 ( 点線で示す) に於 け る 各サ ン プル点で デー タ を と る と、 同図 に破線の 丸で示 し た サ ン プル点は デー タ よ リ 外れて
い る ので、 誤検出 と な る。 特に、 前述 し た よ う に、 ア ド レ ス デー タ ド ッ 卜 の上下側 に 反転 コ ー ド を 設け て い る の で、 必ず エ ラ ー に な る。
一方、 ド ッ ト A 5 と B 5 を 繋い だ場合は、 き ち ん と デー タ 力 と れて レヽ る ので、 検 出エ ラ ー は な く、 よ っ て こ ち ら の方向 に コ ー ド があ る と い う よ う に認識さ れ る。
な お、 エ ラ 一検 出 を 起 こ し易 ぐす る た め に上下 に 反転 コ 一 ド を 設け る も の と し た 力 こ れ は必ず し も 上下 に設 け る 必要 は な く、 例え ばァ ド レ ス デー タ ド ッ ト 上下 は 白 の コ ー ド を 記 載 し、 ア ド レ ス デー タ ド ッ ト を 後半数 ド ッ ト 分だ け 黒の デー タ が続 く よ う な形式 と す る こ と がで き る。 こ の よ う に す る と、 必ず検出 マ ー カ側の端の方が黒の デー タ に な り、 そ の外側が 白 の余 白 に な る の で、 デー タ エ ラ ー が正 し く 検 出 で き る よ う に な る。 ま た、 反転 コ ー ド に し た場合も、 反転 コ ー ド部全域 に設 け る 必要 はな 、 両側の一部 に 設 けて も 良 い ( 図 4 1 ) 。
こ こ で、 ド ッ ト の大 き さ に つ い て 説明 し て お く。 図 4 0 B に示す よ う に、 上位ァ ド レ ス コ ー ド 3 0 6 Aの各 ド ッ ト の大 き さ を n ド ッ ト、 s t e p 1 コ ー ド の幅 を m ド ッ ト と す る と、 m 及 び n の関係 は、 s t e p 1 サ ン プル ア ド レ ス の 内側端 に 於 い て 、 中 心 に 対 し て 2 ド ッ ト の 幅 を 設 け て 対 角 線 を 引 き 、 上位ア ド レ ス コ ー ド 3 0 6 A を どれ だ け設 け る か に よ つ て決 ま る 幅 m を 長 辺 と し 且 つ 上 記対角 線 を そ の対 角 線 と す る 長 方形 の高 さ 力 S n と な る。 即 ち、 m が決 ま れ ば n が必然的 に決 ま る。 s t e p 1 サ ン プル ア ド レ ス 内側端の間 を 全部 こ の ァ ド レ ス コ ー ド と し た と し て も 2 ド ッ ト ま で し 力、 な レ、 の で、 n
ド ッ ト と レヽ う の は、 2 ド ッ ト ま で の 幅 と な る。 ま た、 1 ド ッ ト の横幅 に つ い て は決 め な い 力 デー タ を 認識 し や す い 横幅 が好 ま し レ、。
な お、 上記 2 ド ッ ト と レ、 う の は、 例 え ば ド ッ ト A 5 と B 5 を 結 ん だ 走査線 で は ヒ ッ ト す る 力 ド ッ ト A 6 と B 4 を 結 ん だ線及 び A 2 と B 8 を 結 ん だ線 で は ヒ ッ ト し な い と い う 範囲 を 得 る こ と が で き る よ う に 規定 し て レヽ る。 そ れ よ り も 大 き く す る と、 例 え ば、 ド ッ ト A 5 と B 5 で ヒ ッ ト す る場合、 A 2 と B 8 を 弓【 レヽ た と こ ろ で も ヒ ッ ト し て し ま う と レヽ う こ と が起 こ り、 中 心 と し て 検 出 さ れ る こ と 力 広 力 つ て し ま う。 こ の値 も、 装置 に 合 わ せ て 変 更可能で あ る。
ま た、 図 4 0 Aの例 で は、 ド ッ ト A 5 と B 5 に つ レ、 て ヒ ッ 卜 し て い る 力 s、 同 じ く ド ッ ト A 4 と 例 え ば B 4 の 結 ん だ 線 で も ヒ ッ 卜 し て し ま っ た と い う 場 合 に は 、 次 の 中 心 検 出 の s t e p 2 と レヽ ぅ 段階 で、 ド ッ ト A 4 と A 5 の 中 心 を 起点 に し て、 そ れ を 中 心 に 同 じ く 探索 を 行 う と い っ た よ う な 処理 を 行 っ て レヽ く こ と と な る。
ま た 、 別 の 方 法 も 考 え ら れ る 。 図 4 2 を 用 い て 説 明 す る ( こ こ で 、 A 4 と A 5 、 片側 も B 4 と B 5 カ ヒ ッ ト し だ 場合 . 同 図 に 示 す サ ン プル ア ド レ ス ( A 4 1 ~ A 4 5 , A 5 1 ~ A 5 5, B 4 1 ~ B 4 5, B 5 1 ~ B 5 5 ) を 次 の s t e p 2 の サ ン プル ア ド レ ス と し て も 良 い。 こ の 場合、 s t e p 2 に 於 け る サ ン プ ル ア ド レ ス 点 カ 9 個 力、 ら 1 0 個 に 増 す た め に 処理数 も 8 1 カゝ ら 1 0 0 ( 走査線数) に 増 え て し ま う。 し か し、 A 4 と A 5 の 中 点 を 導 き 出 す 処理及 び、 予 め 決め ら れ
た サ ン プル点 を 使用 し て い る た め に 、 中 点 を 中 心 に 9 点 の s t e p 2 の 坂 プル ァ ド レ ス を 発生 さ せ る 処理 が無 く な る 総合的 に みて、 処理は軽減す る と 思わ れる。
さ ら に、 A 4 と A 5 の間 に s t e p 2 の正確な 中 心力 sあ る と 仮定 し て 、 4 2 〜 4 4 , 5 2 〜 5 4 と 8 4 2 ~ B 4 4, B 5 2 ~ B 5 4 を 結ぶ走査線 に て ア ド レ ス 検出処理 を 行 う と す る と、 処理数は 8 1 力、 ら 3 6 ( 6 X 6 ) と 少 な く な る と レ、 う 考 え方も で き る。
上記処理に て、 s t e p 1 で の大 ま かな 中心力 求 ま る。 以上説 明 し た よ う に、 C R C を 検 出 す る こ と に よ っ て、 そ ち ら の方 向 に デー タ ブ ロ ッ ク カ き ち ん と 配列 さ れて い る 力、 ど う かの検 出 を 行 う。 図 3 8 A に於い て は、 当然、 距離 D 2 に あ る マ 一 力 は誤検出 さ れた マ ー カ に な る ので、 そ ち ら の方向 に デー タ の方向 を 見て い た と き に は、 上位ア ド レ ス の コ ー ド 力 な レヽわ けで あ る 力、 ら、 結局 8 1 通 り 検知 し た と こ ろ で そ ち ら の方向 に誤 り が全部生 じ る こ と に な リ、 方向 がな い と 判定 さ れ る こ と に な る。
こ う し て D 2 力 な レ、 と 判定 さ れ た と き 、 次 に 近 い 距離 は D 1 と D 4 に な る 力 s、 今注 目 し て レヽ た マ ー カ に対 し て 時計回 り に 回 る ので、 次 に距離 D 1 に つ い て処理 を 行 う。 前述 し た よ う に デー タ 配列的 に は左か ら 右及 び上か ら 下 の 向 き に し 力、 判定が可能 に な っ て こ な い た め、 こ の場合、 代表マ 一 力 か ら 距離 D 1 の マ ー カ に 向 け た方向 で処理 を 行 う こ と に な り、 逆 方向 力、 ら、 つ ま り C R C コ ー ド 力 ら 先 に読み、 次 に ア ド レ ス コ ー ド を 読む こ と に な る の で、 こ れ は 当然の結果、 誤 り と 判
定 さ れる。 従 っ て、 距離 D 1 に つ い て は、 方向 がな い と 判定 さ れ る。
次 に、 距離 D 4 に つ い て判定す る。 D 4 に つ いて は、 代表 マ ー カ 力、 ら 距離 D 4 に 沿 っ て 読ん で行 っ た 時 に 、 7 ド レ ス コ ー ド、 C R C コ ー ド と い う 順番で読み込 ま れ る の で、 D 4 に つ い て は方向性があ る と い う 判断力 S く だ さ れ る。 即 ち、 ェ ラ ー は生 じ な い。
次 に、 判定すベ る き も のが、 等距離 と な る距離 D 3 と D 5 に な る。 それ に対 し て、 時計回 り な の で、 ま ず距離 D 3 力、 ら 処理 を 行 う こ と に な る 。 こ の D 3 つ い て も 、 上記の よ う に C R C コ ー ド が先 に読み 出 す こ と に な る の で、 方向性がな い と 検知 さ れ る。 そ し て、 最終的 に は、 距離 D 5 を 読んで、 こ ち ら の ほ う に方向があ る と い う ふ う に判断す る。
結果的 に、 距離 D 4 と D 5 が読み込 ま れ る の で、 図 3 8 B に斜線ハ ッ チ ン グで示 す部分に、 距離 D 4 , D 5 の 部分 に記 載 さ れて い る プ ロ ッ ク ァ ド レ ス に対す る デー タ が書かれて い る こ と を 認識 す る こ と がで き る 。 最終 的 に は 1 つ の 代表 な マ ー カ に 対 し て 2 方向検出 さ れれば、 そ ち ら の ブ 口 ッ ク の方 向が検出 で き る の で、 2 方向が検出 で き る ま で処理 を 行 う こ と に な る。
図 3 3 の ド ッ ト コ一 ドの場合 に は、 1 方向の み検 出 さ れ る。 (図 3 9 に於いて D 5 と な る ) 1 方 向検出 さ れ る ま で、 処理 を 行 う こ と に な る。
な お、 上記 5 つ の方 向の全て に対 し て処理 を 行っ て エ ラ 一 と な っ た 場合、 対角線方向 の マ 一 力 に対 し て上記方 向検出処
理 を 行 う こ と と な る 力 こ の場合、 処理数の増大 を 防 ぐ た め に、 あ る 範囲外の も の は処理 を 行わ な い よ う に し、 得 ら れな かっ た ア ド レ ス情報等 は、 マ ー カ, ブ ロ ッ ク ア ド レ ス補間処 理 に よ り 必要 な情報 を 得る よ う に す る。
ま た、 前述 し た よ う に、 ブ ロ ッ ク ア ド レ ス に つ い て は変調 を 力、け な い よ う に し て い る せ、 変調 を かけ た場合 に は、 当然、 プ ロ ッ ク ア ド レ ス コ ー ド を 認識 し た 後 に復調 と い う 処理が必 要 に な る。
な お、 上記説明 で は、 上位ァ ド レ ス の誤 り 検 出 を 使っ て方 向性があ る か ど う か判断す る も の と し た 力 例え ば、 上位ァ ド レ ス C R C コ ー ド の 代 わ り に、 「 1 1 1 0 0 0 0 1 」 の よ う な方向性の あ る ノ タ ー ン を 使い、 ノ タ ー ン マ ッ チ ン グ的に 「 1 1 1 0 0 0 0 1 」 が検出 さ れた と き に、 そ ち ら 方向 に方 向性力 sあ る マ ー カ があ る と い う こ と を 認識す る よ う な手法 を 採用 す る こ と も で き る。
上記方 向検 出 に於い て、 全マ ー カ と も 時計回 り に 隣接マ ー 力 を 捜す 必要がな く、 次の ブ ロ ッ ク は、 そ の方向 に 上位 ア ド レ ス コ 一 ド を 認識す る た め の動作 を 行 う よ う に し て も 良 い。 そ の方力 処理数が軽減す る。 ま た、 上位 ア ド レ ス の検 出 に 異常が生 じ た場合 に も、 周辺の方向検出 に よ り 得 ら れた方向 に コ ー ド があ る と 認識 し て も 良 い。
次 に 、 ブ ロ ッ ク ア ド レ ス 検 出 , 誤 り の判定 , 正確 な 中 心 検 出部 3 0 0 を 、 図 4 3 の ブ ロ ッ ク 図及 び図 4 4 の フ ロ ー チ ャ ー ト を 参照 し て説明す る。
上 記デー タ 配列方 向検 出 部 2 1 8 の 上位 ブ ロ ッ ク ァ ド レ
ス算出及 び中心算出 回路 3 7 2 は、 上位ア ド レ ス が検出 で き た と き に、 そ の上位ブ ロ ッ ク ア ド レ ス を 次の ブ ロ ッ ク ァ ド レ ス検出, 誤 り の判定, 正確な 中心検 出部 3 0 0 の ブ ロ ッ ク ァ ド レ ス算 出及 び中心算 出 回路 3 7 4 に送る。 ま た、 上位ア ド レ ス検出 時の大 ま かな 中心が分かっ て く る の で、 こ の 中心 ァ ド レ ス を s t e p 2 サ ン プル ア ド レ ス発生回路 3 7 6 に導 く ( ス テ ッ プ S 1 5 2 ) 。
s t e p 2 サ ン プル ア ド レ ス 発生 回路 3 7 6 は 、 こ の 大 ま 力、 な 中 心 の サ ン プ ル ァ ド レ ス を 発 生 さ せ る ( ス テ ツ プ S 1 5 4 ) 。 即 ち、 図 4 5 に示す よ う に、 先ほ ど求 め た 大 ま かな 中心 (方向検出の 中心) に対 し て、 上記同様に 8 点、 外 に サ ン プル ア ド レ ス を 置 く 。 そ し て 、 方 向性 が見 つ か っ た マ ー カ に 対 し て 8 点 ま た 同 じ よ う に設 けて、 同様 に 走査線 を 引 い て ( ス テ ッ プ S 1 5 6 ) 、 下位の ア ド レ ス が検 出で き る か、 検出 で き な い か と い つ た処理 を 行 う。 こ の場合、 サ ン プ ル ァ ド レ ス を 作る デー タ 間隔は 本実施例で は 0 . 5 ド ッ ト お き に規定 し て い る 力 装置の仕様 に よ っ て適宜変更可能で あ る。
そ し て、 ア ド レ ス制御部 2 2 0 は、 発生 さ れた サ ン プル ァ ド レ ス に 基づ い て 画像 メ モ リ 2 1 4 力、 ら デー タ を 読 み 出 し , こ の サ ン プル 点 に従 っ た デー タ を 誤 り 検 出 回 路 3 7 8 に 導 き 出 す ( ス テ ッ プ S 1 5 8 ) 。 方向検出時同様 (図 5 に示す よ う に ) 、 サ ン プル点 が画像 メ モ リ の デー タ 間 に あ る 時 に は、 メ モ リ 上 の 1 デー タ を 代表 す る 方 式 で は な く 、 周 囲 の デ一 タ カ、 ら 補間 し て 導 い て も 良 い 。 誤 り 判定 で エ ラ ー に な っ た
場合 に は ( ス テ ッ プ S 1 6 0 ) 、 全サ ン プル点の走査が終了 し た 力 ど う 力、 を 判定 し ( ス テ ッ プ S 1 6 2 ) 、 ま だ で あ れば 上記ス テ ッ プ S 1 5 6 へ進み、 全サ ン プル点走査が終了 し て い れ ば、 全て の ブ ロ ッ ク に つ い て ァ ド レ ス 力 検 出 さ れ た 後 に、 マ ー カ, ブ ロ ッ ク ア ド レ ス 補間処理へ と 進む ( ス テ ッ プ S 1 6 4 ) 。
一方、 上記ス テ ッ プ S 1 6 0 で ァ ド レ ス エ ラ ーが な い場合 に は、 全 サ ン プル点の 走査が終了 し た カゝ ど う カゝ を 判定 し ( ス テ ツ プ S 1 6 6 ) 、 ま だで あ れ ば上記ス テ ッ プ S 1 5 6 へ進 み、 全サ ン プル点走査 が終了 し て い れ ば下位ァ ド レ ス を 確定 し ( ス テ ッ プ S 1 6 8 ) 、 正確な 中 心 ( s t e p 2 中心) を 決定す る ( ス テ ッ プ S 1 7 0 ) 。
即 ち、 誤 り 検出 回路 3 7 8 で誤 り 検出 を 行い、 誤 り 判定で エ ラ 一 に な つ た場合に は、 次の処理 に行 く。 ブ ロ ッ ク ァ ド レ ス 算出及 び中心算 出 回路 3 7 4 に は、 ァ ド レ ス 制御部 2 2 0 力 ら 中心検出時ス タ ー ト 及 びェ ン ド ア ド レ ス、 つ ま リ ど の点 と どの点 を 今結ん で い る か と い う 信号が与え ら れて お り、 そ の点での 誤 り 判定の可否 を 判断す る。 ブ ロ ッ ク ァ ド レ ス 算出 及び中心算出 回路 3 7 4 は、 誤 り 検 出 がな い場合 に は、 導 き 出 さ れた 下位の ア ド レ ス を、 上位ブ ロ ッ ク ア ド レ ス 算出及び 中 心算 出 回路 3 7 2 カゝ ら 送 ら れ て き た 上位の ァ ド レ ス と 組 み 合わ せ て 、 ブ ロ ッ ク ア ド レ ス と し て 、 次の マ ー カ と ア ド レ ス の補間部 3 0 2 に 導 き 出す。 同様 に、 中心の ア ド レ ス も、 マ 一 力 と ブ ロ ッ ク ア ド レ ス の補間部 3 0 2 に導 き 出 す。
な お 、 図 4 5 に 於 い て 、 0 . 5 ド ッ ト に 設 定'し た の は、
0 . 5 ド ッ ト の 範囲 で サ ン プル 点 を 検 出 す る こ と に よ っ て こ の処理 で最終的 に求 ま っ た 中心 (方向検出 の 中心 ) と 真の 中心 と の差力 1 4 ド ッ ト 範囲 に お さ ま る 力、 ら で あ る。 1 / 4 ド ッ ト 範囲 に お さ ま れ ば、 上記処理で形成 さ れ た サ ン プ ル点 を と れば、 デー タ エ リ ア の と こ ろ の デー タ を き ち ん と 再 生で き る。
ま た、 s t e p 2 コ ー ド の ド ッ ト は、 一番最小が 1 ド ッ ト な ので、 そ れ よ り 小 さ い デー タ 配置は デー タ と し て の意味が 成 さ な レヽ こ と に な る の で、 1 ド ッ ト で形成 し て い る。
な お、 s t e p 1 コ ー ド の場合 と 同様に、 ア ド レ ス デー タ ド ッ ト の 上下 に 反転 コ ー ド を 設 けて も 良 い し、 終 り の ほ う の 数 ド ッ 卜 に黒のデー タ を 設 け、 回 り を 余 白 部 と す る よ う に し て も 良 い。 ま た、 ア ド レ ス コ ー ド と デ一 タ コ ー ド を 区別す る た め のデー タ 余 白 部 3 6 4 は、 デー タ エ リ ア 3 1 4 と 区別す る領域力 例え ば黒で 重な っ た と し て も、 マ ー カ と 間違 え る 確率が非常 に 少な い の で、 こ の デー タ 余 白 部 3 6 4 を 設 け な いで、 反転層 か ら 直接 デー タ エ リ ア 3 1 4 に入 る よ う に し て も 良 い。
ま た、 図 4 5 に示す よ う に、 結果的 に下位ア ド レ ス、 上位 ア ド レ ス と い っ た 形 で 全 デー タ 長 の ほ ぼ 1 / 2 デー タ 長 で 、 さ ら に 、 同 じ 大 き さ で C R C コ ー ド を 付加 し て い る 。 そ の 理 由 は 、 こ の ァ ド レ ス 長 に 関 し て 全部 に ノ ィ ズ がの つ て し ま っ た と 力、、 イ ン ク 力 つ レヽ て し ま っ た と 力、、 そ う レヽ つ た状態 のバー ス ト エ ラ 一 に対 し て も 検出可能な よ う に、 こ の デー タ 長 に設定 し て あ る。 こ の デー タ 長の割合も、 適宜変 更可能で
あ る。
以 上 の よ う な 木探索処理、 つ ま り 大 ま か な 中 心 を 求 め て さ ら に細 かな 中心 を 求 め る よ う な検 出方法 に よ っ て、 デー タ エ リ ア 3 1 4 の デー タ を サ ン プル す る た め の 正確な 中 心 と ブ ロ ッ ク ァ ド レ ス が認識 さ れた こ と に な る。 即 ち、 木探索 と い う 処理 を 行 う こ と に よ っ て、 最初カゝ ら細かい ピ ッ チで サ ン プル を 行 う よ り も、 大幅 に処理が軽減 さ れ、 処理量 と 処理時 間が軽減 さ れ る。 ま た、 ブ ロ ッ ク ア ド レ ス を 方向の検出並び 正確な 中 心検 出 に使 う こ と に よ っ て、 全デー タ 量の 冗長度 を 少な く す る こ と が可能 に な る。
次 に 、 図 4 6 を 参 照 し て 、 マ ー カ と ア ド レ ス の 補 間 部 3 0 2 に つ レ、 て説明す る。 今、 同図 に於レ、 て、 ブ ロ ッ ク B 2 に つ いて の マ ー カ が検 出 さ れな レ、、 ま た は ァ ド レ ス が検 出 さ れな かっ た と い う エ ラ ー に対 し て、 回 り の黒の マ ー カ部分は 検出 さ れて レヽ た と す る。
こ の場合 、 ま ず ブ ロ ッ ク B 1 の マ 一 力 と ブ ロ ッ ク B 3 の マ 一 力 の 求 ま っ た 中心 を 結ぶ線 を 引 き、 ま た ブ ロ ッ ク A 2 の マ ー カ と ブ ロ ッ ク C 2 の マ 一 力 の求 ま つ た 中心 を 結ぶ線 を 引 いて、 そ の交点 を 予測 中心 と す る。 そ し て、 そ の予測中 心点 力、 ら さ ら に ブ ロ ッ ク C 2 の マ 一 力 及 びブ ロ ッ ク B 3 の マ 一 力 に 向 け て ァ ド レ ス の 検 出 や 処理 を 行 う こ と 力 で き る 。 ま た 、 ア ド レ ス 検出 を 行わ な く て も、 配列が分か っ て い る ので、 ブ ロ ッ ク B 1 の下 に ブ ロ ッ ク B 2 が存在す る 場合 に は、 回 り の ア ド レ ス 力、 ら ブロ ッ ク B 2 の ア ド レ ス は設定 さ れる の で、 あ え て検出 し な く て も 推定す る こ と がで き る。 β[1 ち、 回 り の処
理か ら 今注 目 し て レ、 る 予測で き な カゝ つ た ブ ロ ッ ク の ァ ド レ ス と マ ー カ 中心 を 検出す る こ と がで き る。
マ ーカ と ブ ロ ッ ク ァ ド レ ス の補間部 3 0 2 は、 正常 に読み 込 ま れた ア ド レ ス デー タ や 中心位置 と 補間 し た ア ド レ ス、 予 測中心の 情報 を 合わせ て ア ド レ ス制御部 に導い て い る。
な お 、 画像 メ モ リ 2 1 4 に 同 図 に 示 す よ う に取 り 込 ま れ 走査方向 が矢印方向で あ る 場合 に は、 大体左上の方 を 最初の 代表マ ー カ と し て、 そ れ に つ い てか ら 処理 を 行 う。 順次、 縦 方向 につ い て 中心検出 を 行い、 最初 の縦方向の検出 を 行 う こ と で 8 つ ( ブ ロ ッ ク A 1 ~ A 4 の マ 一 力 及 びブ ロ ッ ク B 1 ~ B 4 のマ 一 力 ) の 中心 が求 ま る こ と に な る。 そ し て、 次の縦 列の 中心検出 を 行 う と き に は、 ブ ロ ッ ク B 1 ~ B 4 の マ ー カ の中心は既 に分か っ て い る ので、 そ れ ら に対 し て処理は行わ ず、 それ ら の 中心 を 対象 に し て、 ブ ロ ッ ク C 1 ~ C 4 の マ 一 力 の大 ま 力、な 中心、 s t e p 1 の 中心、 s t e p 2 の 中心 を 求め て い く。 従 っ て、 前述 し た よ う に 8 1 通 り の走査線は必 要な く、 1 度 中心が求 ま っ て し ま え ば後段の 9 点 に つ い て サ ン プル よ う す る に処理 を 行え ば良 い ので、 9 通 り の処理、 さ ら に細か いの で 9 通 り の処理、 す な わ ち 1 8 通 り の処理で 中 心力 s求 ま る こ と と な る。 こ の よ う に、 最初だ け処理 が多 いせ、 その後の処理 は軽減す る と い つ た メ リ ッ ト があ る。
図 3 3 の ド ッ ト コ ー ド の場合 に は 、 ま ず 始 め に 、 左上 の A 1 を 代表マ ー カ と し て A l , B 1 , C 1 と 横方向 に方向検 出処理 を 行 う。 処理は、 A 1 と B 1 の マ ー カ 中心が求 ま る と、 C 1 の 中 心検 出処理は、 9 通 り の処理で良 い。 A 1 の下の ブ
ロ ッ ク が A 2 で あ る と 判断す る に は、 ァ ド レ ス コ ー ドが無い た め に、 以下 に述べ る よ う に処理 を 行 う。
即 ち、 A 1 マ ー カ と B 1 マ 一 力 の長 さ 力、 ら ブ ロ ッ ク の大 き さ を 判断 し、 予測 し た ブ ロ ッ ク の大 き さ か ら適当 な 位置 に あ る マ ー カ 力、 ら 検出 を は じ め て も 良 レヽ し、 A 1 の す ぐ 下 に あ る マ ー カ を ま ず は 代表 マ ー カ と し て 処理 を 行 う よ う に し て も 良 い。 そ し て、 検出 さ れた ブ ロ ッ ク ア ド レ ス に て横方向 の ブ ロ ッ ク ァ ド レ ス 力 S 致 し た ブ ロ ッ ク を A 2 と す れば良 い。 2 段 の方 向検 出 ( 図で は A 1 の段 と A 2 の 段) が終了 す れ ば 縦方向 ( A 3 の マ ー カ を 選定す る処理) の処理 に於 いて 方向 が予測で き る ので、 そ の方向 に あ る マ ー カ のみ検出処理 を 行 う よ う に す れ ば良 い 。 ご検 出 さ れ た マ ー カ 力 あ る 場 合で も 除い て処理 を 行 う こ と が可能 と な る。
次 に、 図 4 7 の ブロ ッ ク 構成図 を 参照 し て、 図 2 3 の ア ド レ ス 制御部 2 2 0 に つ い て説明 す る。
ま ず 、 ア ド レ ス 制御 部 2 2 0 に 於 い て は 、 画 像 メ モ リ 2 1 4 に A Z D 変換部 2 1 0 力、 ら の デー タ を 書 き 込 む と き に ア ド レ ス を 発生 さ せ る 書き 込み ア ド レ ス発生部 3 8 ◦ に よ つ て発生 さ れた ア ド レ ス で、 画像 メ モ リ 2 1 4 に は A ノ D 変換 部 2 1 0 の デ一 タ カ ス ト ア さ れ る。
そ し て、 前述 し た よ う に、 マ ー カ 検 出部 2 1 6、 デー タ 配 列方向 検 出部 2 1 8 、 ブ ロ ッ ク ア ド レ ス 検 出 , 誤 り の判定, 正確な 中 心検 出部 3 0 0、 マ ー カ と ァ ド レ ス の補間部 3 0 2 のそ れぞれ に於い て ァ ド レ ス を 発生 す る 必要力 あ り、 そ の た め の ア ド レ ス 発生部 3 8 2 - 3 8 8 が構成 さ れて い る。 な お
こ の場合、 マ ー カ検出用 ア ド レ ス発生部 3 8 2、 デー タ 配列 方 向検 出 用 ア ド レ ス 発生部 3 8 4 、 ブ ロ ッ ク ア ド レ ス 検 出 誤 り の判定 , 正確 な 中 心検 出 用 ア ド レ ス 発生 部 3 8 6 に 於 いて は、 対応す る マ ー カ検出部 2 1 6 ( 内部の マ ー カ判定部 3 1 8、 マ ー カ エ リ ア 検出部 3 2 0、 概中心検 出部 3 2 2 ) 、 デー タ 配列方向検出部 2 1 8、 ブロ ッ ク ア ド レス検 出, 誤 り の 判定 , 正確 な 中 心検 出部 3 0 0 と 情報 の や り と り を し て ア ド レ ス を 発生 さ せ る 。 ま た 、 補 間処理用 ア ド レ ス 発生部 3 8 8 は、 ブ ロ ッ ク の 回 り の 4 つの マ 一 力 が存在す る ブ ロ ッ ク に っ き、 各 マ ー カ の 正確な 中心 を 画像メ モ リ 上 に 対応 さ せ た ア ド レ ス (以下、 マ ー カ ア ド レ ス と す る ) と デー タ 数 よ り その プロ ッ ク 内 を 等分 し た補間 ァ ド レ ス座標デー タ 及びその 周辺の画素デー タ の メ モ リ 読み 出 し ァ ド レ ス を 発生 さ せ る。
選択回路 3 9 0 は、 こ れ ら ア ド レ ス 発生部 3 8 2 ~ 3 8 8 を そ れぞれの タ イ ミ ン グに於い て選択 し、 レ ン ズ の収差歪み 補正回路 3 9 2 に供給 す る。 そ し て、 レ ン ズ の収差歪み補正 回路 3 9 2 は、 レ ン ズ の収差歪み用 メ モ リ 2 2 4 力、 ら の レ ン ズ の収差 の歪 み 情報 を 受 け て 、 選択的 に 供給 さ れ た ァ ド レ ス を 変換 (補正 ) し 選択 回路 3 9 4 を 介 し て 画像 メ モ リ 2 1 4 に 読み 出 し ア ド レ ス と し て与 え る。
次 に、 マ ー カ検出部 2 1 6 の 中の マ ー カ 判定部 3 1 8 の別 の実施例 を、 図 4 8 乃 至図 5 0 を 参照 し て、 説明 す る。
前述の 実施例 で は 、 ド ッ ト コ ー ド の サ イ ズ を 決 め た場合 に、 そ の 1 ド ッ ト が撮像部 2 0 4 の撮像素子 1. 5 画素分 に な る よ う に 結 像光学系 2 0 0 に よ っ て 結像 し 、 マ ー カ 判定
部 3 1 8 に於 い て 、 二 次元 的 に 連続す る 黒画素 を 見 付 け て マ 一 力 と し て判定す る よ う に し て い た。 こ れ に対 し、 本実施 例は、 ド ッ ト サイ ズの違 う コ ー ド、 例え ば、 ド ッ ト サ イ ズが 2 0 / m の コ ー ド、 4 0 μ πι の コ ー ド、 8 0 m の コ ー ドカ あ っ た場合 に、 結像光学系 2 0 0 で の像倍率 を 変え ず に そ れ ぞれの コ 一 ド を 再生で き る よ う に す る も の で あ る。
即 ち、 各種 ア プ リ ケ ー シ ョ ン に於 いて、 紙質や シ ー ト の性 質、 イ ン ク、 印刷の レ ベルが異な り、 その た め各 ア プ リ ケ一 シ ヨ ン に 応 じ た ド ッ ト サ イ ズの コ ー ド を 使 う こ と と な る。 例 え ば、 非常 に 記録密度 を 上 げる こ と が可能 な 場合 に は 2 0 m を 使 い 、 シ ー ト の 質が悪 い 非常 に ラ フ な 口 一 コ ス 卜 な シー ト を 使っ た ア プ リ ケー シ ョ ン に よ っ て は 8 Ο μ πι を 使 う と い う 状況が考え ら れ る。 そ の よ う な状況 に於いて、 そ のサ ィ ズ を 判断 し て、 こ の コ ー ド を 正 し く 再生 し た い と い う 目 的 があ る。
即 ち、 図 4 8 に示す よ う に 円形の ド ッ ト サ イ ズ 2 0 μ m の マ 一 力、 ド ッ ト サ イ ズ 4 0 m の マ ー カ、 そ し て ド ッ ト サ イ ズ 8 0 m の マ ー カ があ り、 本実施例の適用 さ れた 再生装置 は、 例え ば、 2 0 m の コ ー ド を 効率良 く 再生 す る た め の装 置、 つ ま り 1 回 の撮像 で よ り 多 く の情報 を デ コ ー ド で き る 結像系の倍率 を 持 っ た 装置で あ る と す る。 そ し て、 こ の 2 0 m の ド ッ 卜 に対 し て 1 . 5 倍の像倍率で撮像 さ れ る装置に 於い て、 4 0 m、 8 0 / m の各 コ ー ド も 結像系 を 像倍率 を 変え ず に 再生 す る こ と がで き る よ う に す る こ と 力 S 目 的で あ る。 た だ し、 図 4 8 で示 し た マ ー カ の大 き さ は、 各 ド ッ ト サ イ ズ
の 7 倍の 直径 と し た。
そ の た め 、 図 4 9 に 示 す よ う に 、 ま ず 、 選択 し た い 最 犬 の ド ッ ト サ イ ズ の コ ー ド を 初期 設 定 と す る ( ス テ ッ プ S 1 8 2 ) 。 例え ば、 8 0 m、 4 0 m、 の コ ー ドが存在 し、 それ を 全 て再生 し た い場合 に は、 最大 のサ イ ズ で あ る 8 0 m と す る。 こ れは、 ユ ーザに よ る キー入力 で設 定す る よ う に し て も 良 レ、 し、 8 0 ^ ιη、 4 0 / m、 2 0 m の 3 種類の も のがあ る と 決め て、 そ のサイ ズ に だ け対応で き る と い う 場合 に は、 装置 自 体で その 一番大 き な サ イ ズの 8 0 m と し て設定す る よ う に し て も 良 い。
そ し て、 図 4 8 中の マ ー カ判定式で の判定 を し て 仮中心 を 求め る ( ス テ ッ プ S 1 8 4 ) 。
即 ち、 各 ド ッ ト サ イ ズの 7 ド ッ ト 分 を マ ー カ と し て コ ー ド が作 ら れ て い る と す る と、 そ の時に、 画像 と し て は、 結像光 学系 が 1. 5 倍の像倍率 を 持っ た め、 2 0 m の コ ー ド の場 合は 直径力 1 0. 5 ド ッ ト 分、 4 0 m の コ ー ド の場合 は 2 1 ド ッ ト 分、 8 0 m の コ ー ド の場合は 4 2 ド ッ ト 分 に な る。 そ こ で、 7 画素以上 1 2 画素以下、 黒画素が二次元的 に連続 すれ ば 2 Ο μ πι の コ ー ドの マ ー カ と し て判定 し、 1 4 画素以 上 2 4 画素以下の も の は 4 0 / m の コ ー ド の マ ー カ と 判定 し、 2 9 画素以上 4 7 画素以下の も の は 8 0 m の コ ー ドの マ 一 力 と 判定 す る。
こ の画素の値は、 次式に よ り 算出 さ れる。
r = s X d X m
i n t ( r X 0. 7 ) ≤ R ≤ i n t ( r X 1. 1 + 1 )
但 し、
マ ー カ の 直径相当 画素数 ( = 7 ) ド ッ ト サ イ ズ ( 2 0 z m, 4 0 μ , 8 0 μ m ) m 結像系像倍率 ( = 1. 5 )
d マ 一 力 の 直径の ド ッ ト 数
R 二値画像 で の マ ー カ の 直径画素数
0. 7 傾き、 ド ッ ト リ ジ ェ ク シ ヨ ン等 に よ る 縮小率 1. 1 ド ッ ト ゲ イ ン等 に よ る 拡大率
で あ る。
そ し て、 ま ず上記ス テ ッ プ S 1 8 2 で 8 O /z m の コ ー ドの マ ー カ と 初期設定 さ れ て い る ので、 こ のス テ ッ プ S 1 8 4 で は、 上記 マ 一 力判定式 で 8 0 m の コ ー ド の マ ー カ か ど う か を チ ェ ッ ク し、 そ の大 き さ の マ 一力 ( 8 0 m の ド ッ ト で構 成 さ れた マ 一 力 ) があ る と 判定 し た も の に 関 し て、 仮中心 を 求め る。
次 に、 そ の マ 一 力 の数 を チ ェ ッ ク し て、 それが 4 個以上あ る こ と を チ ェ ッ ク す る (ス テ ッ プ S 1 8 6 ) 。 こ れ は、 1 つ の ブ ロ ッ ク カ 4 個のマ ー カ で囲 ま れて構成 さ れて い る と い う 意味力、 ら、 1 つ以上の ブ ロ ッ ク があ る か ど う 力、 と い う 判定 を 行っ て い る こ と に な る。
そ し て、 そ の マ ー カ が図 5 0 に示 す よ う な隣接マ 一 力 と 所 定の位置関係 に あ る 力、、 つ ま リ 整列が成 さ れて い る か ど う か を 確認す る ( ス テ ッ プ S 1 8 8 ) 。 即 ち、 注 目 マ ー カ A の近 傍 に 有る マ 一 力 B と、 注 目 マ ー カ A に対 し て そ れ ら マ 一 力 A, B を 結ぶ方向 と 垂直な 方向で距離 D 離れた位置の近傍 に有 る
マ ー カ C、 そ れ に マ 一 力 B を 基準に マ 一力 A 力、 ら C の方向 と 同 じ 方向 で距離 D 離れ た位置の近傍 に 有る マ 一 力 D を 検出す る。 それ ら が存在す れ ば、 例え ばこ の場合 8 0 m の コ ー ド で あ る と 判定す る。
ま た、 上記ス テ ッ プ S 1 8 6 に於 レヽ て、 8 0 m の コ ー ド の マ ー カ 力 4 個以上な か つ た な ら ば、 あ る い は上記 ス テ ッ プ S 1 8 8 に於いて、 整列 さ れて い な い と 判断 さ れた 場合 に は、 こ れ は 8 0 m の コ ー ド で は な い と 判断 さ れ 、 1 つ 小 さ な コ ー ド 、 こ の 場合 4 0 m に 設定 し 直 し て 力、 ら ( ス テ ッ プ S 1 9 0 ) 、 上記ス テ ッ プ S 1 8 4 に戻 っ て、 も う 1 回 マ ー 力 の判定 を 行 う。
も し、 一番小 さ な サ イ ズの判定 に於いて も 判定で き な か つ た場合に は、 コ ー ドで な い場合力、、 ま た は コ 一 ドで あ っ て も 再生不可能 と い う こ と で、 処理 を 終 え る。 こ の場合、 ア ラ ー ム を 出す な どの警告 を 発す る 処理に進む こ と が好 ま し い。
次 に、 マ ー カ判定部 3 1 8 に於け る 別の実施例 を 説明 す る。 即 ち、 マ ー カ パ タ ー ン と 変調 さ れた デー タ を 一般的 な画像処 理で あ る ダイ レー シ ョ ン に よ り 判定す る 方法 を 説明 す る。 こ こ で、 ダ イ レ ー シ ヨ ン の処理は、 白 画素の近傍黒画素 を 白 画 素 に変換 す る 処理 と す る。 詳 し く は、 例え ば注 目 画素の 3 画 素周辺 の画素 ( 注 目 画 素 を 中 心 と し た 7 X 7 画素の エ リ ア ) を チ ェ ッ ク ( 白黒判定 ) し、 1 画素で も 白 画素があ れば、 そ の注 目 画素 を 白 画素 に 変換す る処理 を 画像上全画素 に つ い て 行 う。
ま ず、 画像 メ モ リ の デー タ に対 し て二値化処理 を 行 う。
次 に、 上記 ダイ レー シ ヨ ン処理に よ り、 コ ー ド画像の デー タ 部分の み を 全て 白 画素 に変換 し、 且つ マ ー カ のパ タ ー ン部 は 当初の 大 き さ よ り ダ イ レ 一 シ ョ ン し た画素数分だ け小 さ く な っ た画像 に変換 さ れ る。
次 に、 そ の画像上の 白 画素か ら 黒画素への変化点 の画像メ モ リ 上 ァ ド レ ス と そ の 画素 か ら の 黒画素 の連続数 を 計数 し そ の情報 よ り 各マ 一 力 毎に そ の情報 を 分類 し、 上記仮中心 ァ ド レ ス と マ ー カ存在範囲 を 検出 す る。 そ の後、 概中 心検 出処 理 を 行 う。
こ れ に よ り、 高速に マ ー カ の判定且つ マ 一 力 存在範囲 を 検 出す る こ と がで き る。
ま た、 マ ー カ に対 し て前述 し た ド ッ ト ゲイ ン ゃ ド ッ ト リ ダ ク シ ョ ン の よ う に マ ー カ 中 心 に 対 し て 均 等 な 変形 が生 じ た コ ー ドの場合 は、 上記 マ ー カ判定で求め た仮中心ァ ド レ ス を そ の ま ま 概中心 と す る こ と も で き る。
図 4 9 の ス テ ッ プ S 1 8 4 の処理 を 上記処理 と し て も 良 い。 前述 し た A Z D 変換部 を コ ン パ レ ー タ に よ る 二値 ,化で行 う 場合 は、 上記マ ー カ判定処理 に於い て、 二値化処理 を 省 く こ と で き る。
次 に、 図 1 7 や 図 2 3 に示す再生装置の検出部 1 8 4 に適 用可能な 光源一体型イ メ ー ジセ ン サ を 説明 す る。 図 5 1 はそ の構成 を 示す 図で、 例 え ば、 受光セ ル 3 9 6 の横に、 例 え ば L E D や エ レ ク ト ロ ル ミ ネ ッ セ ン ス 素子等 の ィヒ合物 半導体 に よ り 発光セ ル 3 9 8 を オ ン チ ッ プで 形成 す る 。 受 光セ ル 3 9 6 と 発光 セ ル 3 9 8 の 間 に は 、 ウ ェ ハ 上 で 実際 に カ ツ
タ 一 を 入 れて溝 を 作 り、 そ こ に非透過の も の、 例え ばメ タ ル を 埋め込ん だ ア イ ソ レ ー シ ョ ン (遮光) 部 4 0 0 が設け ら れ て い る。 こ の ア イ ソ レ ー シ ョ ン部 4 0 0 に よ っ て、 発光セ ル
3 9 8 か ら 出 た光が直接受光セ ル 3 9 6 に 入 る と い う 不具合 を な く す こ と が可能 と な る。
こ の よ う な 構成 に 於 い て は、 発光セ ル 3 9 8 は、 図 1 8 の タ イ ミ ン グ チ ャ ー ト 示 す よ う な発光 セ ル コ ン ト ロ ー ル ノ ル ス 信号 に従 っ て発光 を 制御 さ れる。 受光セ ル 3 9 6 は、 図示 し な い電荷転送ゲー ト に 電荷転送ゲ一 卜 パ ル ス信号 を 印加す る こ と で 、 蓄積 さ れ た 電荷 を 隣接す る 垂 直電荷 転送 レ ジ ス タ
4 0 2 に 送る。 垂直電荷転送 レ ジ ス タ 4 0 2 は、 垂 直電荷転 送パ ル ス に て 1 ラ イ ン ずつ蓄積電荷 を 水平電荷転送 レ ジ ス タ 4 0 4 に 送 る 。 水平電荷転送 レ ジ ス タ 4 0 4 は 、 水 平転送 ク ロ ッ ク 信号 に よ り 蓄積電荷 を 1 画素 ず っ ノ ッ フ ァ ア ン プ 4 0 6 を 介 し て 出 力す る。
次 に、 前述 し た再生装置の 回路の 中 で、 復調回路の前段 ま で を ア ナ ロ グ回路で実施 し、 な おかつ 1 チ ッ プで構成 し た場 合の実施例に つ い て、 図 5 2 を 参照 し て説明 す る。 本実施例 で は、 撮像部 と し て、 例え ば特開昭 6 1 - 4 3 7 6 号公報 に 開示 さ れ て い る よ う な C M D に代表 さ れ る X Y ア ド レ ス 式撮 像部 4 0 8 を 用 い る こ と に よ っ て、 メ モ リ を 不要 と し、 そ の た め 回路系が少な く て 済む ので、 1 チ ッ プで構成す る こ と 力 s 可能 と な る。 こ の X Y ア ド レ ス 式撮像部 4 0 8 を ァ ド レ ス ス キ ャ ン す る た め に X デ コ ー ダ 4 1 0 及 び Y デコ ー ダ 4 1 2 が 用 意 さ れ て い る。
通常の X Y ア ド レ ス 式の撮像部で は、 C C D と 違 っ て、 1 ラ イ ン読 出 し た後 に、 こ の ラ イ ン を リ セ ッ ト を かけ て次の ラ イ ン を 読み 出 す、 つ ま り あ る ラ イ ン を 読ん で レヽ る 間 に、 他の ラ イ ンが露光期間 に入 る と い っ た読み 出 し 法 を と る のが一般 的で あ る。 し か し、 そ の よ う な読み 出 し法で は、 撮像時間中 に外光が入 っ て し ま っ た時 に、 余分な と こ ろ を 露光 し て し ま う と い う デメ リ ッ ト 力 S あ る ので、 本実施例で は、 X Y ァ ド レ ス 式 に し な カ ら も、 な おかつ、 素子 シ ャ ツ タ と 併用 し て、 外 光が入 っ て き た時つ ま り 露光す べ き 時だ け露光 し て、 そ れ以 外の と こ ろ は露光 し な い と い う 動作 を さ せ る。
撮像素子走査ア ド レ ス発生及 び素子 シ ャ ツ タ 制御部 4 1 4 は、 こ の よ う に X Y ァ ド レ ス式 に素子 シ ャ ツ タ 的な動作 を 設 け る た め の素子シ ャ ツ タ ノ ルス を 発生 し、 全画素 リ セ ッ 卜 す る た め の リ セ ッ 卜 ノ ル ス を 発生 す る。
X デコ ー ダ 4 1 0、 Y デ コ ー ダ 4 1 2 と い う の は、 こ の撮 像素子走査ア ド レ ス発生及 び素子 シ ャ ツ タ 制御部 4 1 4 か ら の X ァ ド レ ス 及び Y ァ ド レ ス に対 し て、 何れか一つ の素子 を オ ン に さ せ る 回路で あ る。 通常 は、 シ フ ト レ ジ ス タ 等で構成 さ れ る 力 本実施例で は、 撮像素子走査ア ド レ ス発生及 び素 子 シ ャ ツ タ 制御部 4 1 .4 か ら の信号 に よ っ て何れか一つ の素 子 を オ ン で き る と い う タ イ プの セ レ ク タ に な っ て レヽ る。
本実施例 に於け る リ セ ッ ト ノ ルス と い う の は、 図 1 8 の タ ィ ミ ン グ チ ャ ー ト の撮像素子 リ セ ッ ト ノ ル ス に相当 す る も の で、 撮像素子 を 露光の前段で リ セ ッ ト し、 こ の リ セ ッ ト 期間 中 、 リ セ ッ ト ノ ル ス を H i に す る こ と に よ っ て 、 ス ィ ッ チ
4 1 6 を 切 り 換え、 負電源 4 1 8 の ほ う に全て の電荷 を 引 き 込む。
素子シ ャ ツ タ ノ ルス は、 図 1 8 中 に破線の波形で 示す よ う に、 リ セ ッ ト パ ル ス終 了後か ら 露光終了後 ま で の間 ゲー ト を かけ ら れ る よ う な形で 発生 さ れる。
読み出 し は、 通常の ノ ル ス と 同 じ よ う に、 各素子 を 順次ォ ン し て い っ て、 信号電荷 を、 リ セ ッ ト 時選択ス ィ ッ チ 4 1 6 を 介 し て、 電流電圧変換ア ン プ 4 2 0 で増幅後、 マ ー カ 検出 部 4 2 2 に 供給 す る 。 マ 一 力 検 出 部 4 2 2 は 、 前述 し た も の と 同 様 の も の で あ り 、 マ ー カ 検 出 し た デー タ は レ ジ ス タ 4 2 4 に 記憶 さ れ る。 Θ 検出部 4 2 6 は、 レ ジ ス タ 4 2 4 の 内容 を も と に、 前述 し た よ う な方向検出部の よ う に 傾き を 求 め る。 例 え ば、 図 2 3 に示 し た 回路で は、 Θ 検 出部 4 2 6 と い う の は デー タ 配列方 向検出部 2 1 8 に あ た り、 次の デー タ 間隔制御部 4 2 8 な ら びに撮像素子走査ァ ド レ ス発生及 び素 子 シ ャ ツ タ 制御部 4 1 4 がア ド レ ス 制御部 2 2 0 に 相当 す る。
そ し て、 デー タ 間隔制御部 4 2 8 の制御に よ リ 係数発生部 4 3 0 か ら 発生 さ れた 補間の た め の係数は、 乗算回路 4 3 2 に て読み 出 さ れた電荷 に掛け ら れ、 加算回路 4 3 4 に て全て 加算 さ れ る。 即 ち、 該加算回路 4 3 4 の 出 力 は、 サ ン プル ァ ン ド ホ ー ル ド ( S & H ) 回路 4 3 6 で サ ン プル ア ン ド ホ ー ル ド さ れ、 ス ィ ッ チ 4 3 8 を 介 し て該加算回路 4 3 4 に戻 さ れ る 。 こ の動作 は 、 方 向 、 走査線 が確定 し た 後 に 、 デー タ を サ ン プル す る 際、 図 5 に示す よ う な デー タ 補間 を す る た め に 行 う。 図 5 に於い て は、 Q の デー タ を 得る た め に D 6, D 7 ,
D 1 0, D 1 1 に係数 を かけて補間 し て い る。 こ う し て補間 さ れた値力 さ ら に S & H 回路 4 4 0 で サ ン プル ア ン ドホール ド さ れ て 、 こ の サ ン プリレ ア ン ド ホ ー ル ド さ れ た 値 に 対 し て コ ン パ レ ー タ 4 4 2 及 び閾値判定回路 4 4 4 で二値化が行わ れる。
X Y ア ド レ ス式撮像部 4 0 8 の各撮像素子 (画素) に つ い て さ ら に 詳細 に 説明 す る 。 各画素 は 、 図 5 3 に 示す よ う に . 2 個の C M D 素子で構成 さ れて お り、 素子 シ ャ ッ タ 用ノ ルス が第 1 の C M D素子 4 4 6 に入 り、 素子 シ ャ ツ タ 用 に蓄積 さ れ る コ ン デ ン サ 4 4 8 の と こ ろ に 電荷 を 蓄積 す る 。 そ の 後, 第 2 の C M D 素子 4 5 0 を Y デ コ ー ダ 4 1 2 よ り 読 出 し 用 の ノ ル ス を 駆動 し て ラ イ ン を 選択 し、 水平選択ス ィ ッ チ 4 5 2 か ら 画素毎の電荷 を 読み出 す。
露光時 に は、 素子 シ ャ ツ タ ノ ル ス に よ り 第 1 の C M D 素子 4 4 6 を 素子 シ ャ ツ タ 動作 さ せ て、 素子 シ ャ ツ タ 用 コ ン デ ン サ 4 4 8 に電荷 を 蓄積す る。 こ う し て電荷 を 蓄積す る と、 遮 光 さ れ 、 Y デ コ ー ダ 4 1 2 よ り 読 み 出 し 用 ノ ノレ ス を カ卩 え て ラ イ ン を 選択 し 、 水 平選択 ス ィ ッ チ 4 5 2 に よ っ て 第 2 の C M D素子 4 5 0 を オ ン さ せ て 1 画素ずつ読み 出 す。
電荷 を リ セ ッ 卜 す る と き に は、 撮像素子走査 ア ド レ ス 発生 及び素子 シ ャ ツ タ 制御部 4 1 4 力 ら 出 力 さ れる リ セ ッ ト ノ ル ス に て、 水平選択 ス ィ ッ チ 4 5 4 を 全て オ ン し、 リ セ ッ ト 時 選択 ス ィ ッ チ 4 1 6 を 負電源 4 1 8 側 に す る 。 C M D 素 子 4 5 0 の ソ ー ス が負電圧 に な る た め、 素子 シ ャ ツ タ 用 コ ン デ ン サ 4 4 8 と C M D素子 4 4 6 の ゲー ト に蓄積 さ れ た電荷が
負電源に 移動 し リ セ ッ ト さ れる。
上記動作以外 に、 素子シ ャ ッ タ 用 パル ス と 読み 出 し用 パ ル ス の電圧 を 同時に も う 少 し 高い電圧 を 印カ卩 し て も リ セ ッ 卜 で き る。
な お、 通常の撮像素子の場合、 暗電流 と い う のが問題 に な る 力 本実施例の場合 に は、 図 1 8 に示す素子 シ ャ ツ タ パル ス がハ イ の期間だ け に し か露光 し て お ら ず、 電荷 を す ぐ読出 し て し ま う と い つ た よ う な状態で あ る ので、 暗電流 が蓄積す る 時間は実際 に は非常 に短 く、 よ っ て、 S Z N比的 に は他の 撮像素子 の動作に比べ る と 有利な も の で あ る。 露光 は、 こ の 短い露光期間で も 十分 な光量が与え ら れる ので、 信号の レ べ ルはその ま ま で、 な お かつ暗電流 に対す る S / N レ ベル と い う の は 少 な く な っ て く る の で 、 本実施例 を 応用 す る こ と に よ っ て、 後段の電流電圧変換ア ン プ 4 2 0 の 出 力度 合い の ゲ イ ン に つ レヽ て は か な り 大 き な も の を 設定す る こ と 力 s で き ま る。
本実施例で は、 以上 の よ う な 素子 シ ャ ッ タ 動作 を 行 う 画素 構成 と し た 力 特開昭 6 1 一 4 3 7 6 号公報 に 開示 さ れる よ う な素子 シ ャ ッ タ 動作が可能な C M D 素子 を 利用 す る こ と も 可能で あ る。
次 に、 図 5 4 を 参照 し て、 上記の よ う な X Y ア ド レ ス 式撮 像部 4 0 8 を 利用 し た 回路 を、 三次元 I C 的 に構築 し た実施 例 を 説明 す る。 な お、 本実施例 は、 オーデ ィ オ情報 の再生装 置の場合で あ る。
こ れは、 シ ー ト 1 8 2 の紙面 に対 し て C M D 4 0 8 と X デ コ ー ダ 4 1 0 、 Y デ コ ー ダ 4 1 2 があ る 撮像部層 4 5 4 と 、
そ の撮像部層 4 5 4 に 対 し て 積層 さ れ て 形成 さ れ た デー タ を 検出す る検 出部層 4 5 6 と、 その検出部層 4 5 6 に対 し て 積層 さ れ て形成 さ れた 出 力処理層 4 5 8 で な る。 出 力処理層 4 5 8 は、 復調部 1 9 0、 エ ラ 一訂正部 1 9 4、 伸 長処理部 2 5 6、 デー タ 補間回路 2 5 8、 D Z A変換部及び 出 力バ ッ フ ァ 2 6 6 等 を 含み、 デコ ー ド し た オー デ ィ オ情報 を ィ ャ ホ ン等の音声 出 力装置 2 6 8 で音 と し て再生 す る。
も ち ろ ん、 こ の 出 力 処理層 4 5 8 は、 前述 し た よ う に、 画 像情報 を 含め た マ ル チ メ デ ィ ア情報 を 再生 す る よ う に構成す る こ と も 可能で あ る。
こ の よ う に 三次元 I C に す る こ と に よ っ て、 1 つ の チ ッ プ で音の 出 力 ま で の処理がで き る ので、 非常 に 回路規模が小 さ く な リ、 ま た コ ス ト ダ ウ ン に も つ な がる。
次 に、 ペ ン型の マ ル チ メ ディ ア情報再生装置の各種構成例 を 説明す る。
例え ば、 ペ ン型情報再生装置に は、 ド ッ ト コ 一 ド を 取 り 込 む タ イ ミ ン グ を 指示す る た め の ス ィ ツ チ を 設け る こ と がで き る。
図 5 5 は そ の 一例 を 示 す 図 で 、 こ の ペ ン 型情報再生装置 は 、 図 1 7 或 は 図 2 3 に 示 し た よ う な 再生装置 に於 け る 光 源 1 9 8 , 結 像光学 系 2 0 0 , 空 間 フ ィ ノレ タ 2 0 2 , 撮像 部 2 0 4 , プ リ ア ン プ 2 0 6 , 及 び撮像部制御部 2 1 2 を 含む検出 部 1 8 4 がそ の先端に設け ら れ、 走査変換部 1 8 6, 二値化処理部 1 8 8 , 復調 部 1 9 0 , デー タ エ ラ ー 訂正部 1 9 4, 伸長処理部 2 5 6, 及びデー タ 補間回路 2 5 8, 等
を、 画像処理部 4 6 0、 デー タ 処理部 4 6 2、 デー タ 出 力部 4 6 4 と し て 内蔵 し て い る。 そ し て、 音声 出力装置 2 6 8 と し て の イ ヤ ホ ン を 持っ て い る。 な お、 こ の 図で は、 オー デ ィ ォ情報の 出 力装置 し か示 し て い な い 力 画像や文字, 線画等 の処理部 を 内蔵す る場合 に は、 そ れ に応 じ た 出 力装置 を 接続 可能な こ と は も ち ろ ん で あ る (以下 の ペ ン型情報再生装置の 説明 に於 いて も 同 じ ) 。
そ し て 、 こ の ペ ン 型情報再生装置 の 側面 に は、 タ ツ チ セ ン サ 4 6 6 力 s設 け ら れて い る 。 こ の タ ツ チ セ ン サ 4 6 6 と し て は 、 例 え ば、 圧電 ス ィ ッ チ 、 マ イ ク ロ ス ィ ッ チ 、 圧電 ゴ ム等 が利用 可能で あ リ 、 ス ィ ッ チ の 厚 さ は 小型の も の で 0 . 6 m m以下の も の が知 ら れて い る。 撮像部制御部 2 1 2 と し て の コ ン ト ロ ール部は、 こ の タ ツ チセ ン サ 4 6 6 の指 に よ る 押下 に応 じ て、 前述 し た よ う な ド ッ ト コ 一 ドの取 り 込み を 開始す る。 そ し て、 こ の タ ツ チセ ン サ 4 6 6 力、 ら 指が離 さ れた と こ ろ で取 り 込み を 終了 す る。 即 ち、 こ の タ ツ チセ ン サ 4 6 6 を 使 っ て ド ッ ト コ ー ドの取 り 込みの 開始, 終 了 を 制御 す る。
な お、 同図中 の参照番号 4 6 8 は、 ペ ン型情報再生装置内 の各部の動作電源 と し て のバ ッ テ リ で あ る。
ま た、 タ ツ チセ ン サ 4 6 6 は指で押 さ れ る 形式だ けで な く、 図 5 6 に 示す よ う に、 ペ ン型情報再生装置の先端部 に そ れ を 張 り 付け た構成 と し て も、 同様の機能 を 果た す こ と がで き る。
即 ち 、 ユ ー ザ が シ ー ト 1 8 2 に 印刷 さ れ た ド ッ ト コ 一 ド を 手動 走査す る た め に 、 こ の ペ ン 型情報再生 装置 を シ ー ト
1 8 2 の 上 に 置 く と 、 タ ツ チ セ ン サ 4 6 6 力 オ ン す る の で コ ン ト ロ ー ル部 2 1 2 は、 それ を 認識 し て ド ッ ト コ ー ド の み取 り を 開始す る。
こ の場合、 走査時に ペ ン型情報再生装置の先端部 がシ ー ト 面 に接 し て移動す る の で、 こ の例 に 於 いて は、 タ ツ チセ ン サ 4 6 6 の 先端部つ ま り シー ト 面 に接す る 面 は滑 ら か な樹脂等 を コ 一テ ィ ン グ し て、 手動走査 (移動) 時 に滑 ら か な動 き を す る よ う に構成 さ れる のが好 ま し い。
ま た、 ペ ン型情報再生装置の検出部 に、 正反射 を 除去 す る 機構 を さ ら に設け て も 良 い。
図 5 7 A は そ の 構成 を 示 す 図 で 、 光源 ( L E D 等 の光源) 1 9 8 の 前 面 つ ま り 照 射 す る 側 に 、 第 1 の 偏 光 フ ィ ル タ 4 7 0 が配置 さ れ、 次 に結像光学系 ( レ ン ズ ) 2 0 0 の前面 に、 第 2 の偏光 フ ィ ル タ 4 7 2 が配置 さ れ る。
例 え ば、 第 1 の偏光 フ ィ ル タ 4 7 0 は、 図 5 7 B に示す よ う に、 偏光 フ ィ ル タ フ ィ ル ム 4 7 4 を ド一ナ ッ ツ状 に切 り 抜 く こ と で 形成 さ れ、 第 2 の偏光 フ ィ ル タ 4 7 2 の方 は、 別の 偏光 フ ィ ノレ タ フ イ ル ム 4 7 6 を 用 レヽ る こ と も で き る し、 例 え ば図 5 7 C に示す よ う に、 偏光 フ ィ ノレ タ フ イ ル ム 4 7 4 の第 1 の偏光 フ ィ ル タ 4 7 0 を 切 り 抜い た 内側の部分 を 利用 す る こ と 力 で き る。
そ し て、 こ う し て形成 さ れた第 1 及 び第 2 の偏光 フ ィ ル タ 4 7 0, 4 7 2 は、 第 1 の偏光 フ ィ ル タ 4 7 0 の ノ タ ー ン面 (偏光方 向) に 対 し て、 第 2 の偏光 フ ィ ル タ 4 7 2 の ノ タ ー ン面 (偏光面) が直交 す る 形で配列 さ れる。
こ の結果、 照明光源 1 9 8 か ら 出 た ラ ン ダム な光 は、 第 1 の偏光 フ ィ ル タ 4 7 0 で偏波面が制限 さ れ、 例 え ば P 波が照 射 さ れる。 そ し て、 正反射成分 はそ の ま ま 偏波面が保存 さ れ て P 波 と し て シー ト 面 か ら 返っ て く る 力 第 2 の偏光 フ ィ ル タ 4 7 2 は偏波面が第 1 の偏光 フ ィ ル タ 4 7 0 と は 直交 し て い る の で、 こ の 正反射成分 は こ の第 2 の偏光 フ ィ ル タ 4 7 2 で遮断 さ れる。 一方、 第 1 の偏光 フ ィ ル タ 4 7 0 力、 ら 出 て き た光が実際の ド ッ ト つ ま リ シー ト 面上 に あ た っ て紙面の輝度 情報 と し て戻 っ て き た も の に つ いて は、 偏波面が ラ ン ダム に な る。 従 っ て、 こ の よ う に ー且紙面上 に入 っ て 白黒情報、 あ る い は色情報 と し て戻 っ て き た信号 は、 P 成分 と S 成分の両 方 を 持っ て い る。 その う ち、 P 成分 に つ い て は 同様 に第 2 の 偏光 フ ィ ル タ 4 7 2 に て カ ツ ト さ れ る こ と と な る 力 そ れ と 直交す る S 成分 に つ い て は、 こ の第 2 の偏光 フ ィ ル タ 4 7 2 を 通過 し て、 実際 に レ ン ズ 2 0 0 を 介 し て撮像部 2 0 4 に結 像 さ れ る 。 即 ち 、 正 反 射成分 の 除去 さ れ た 反 射光 が撮像部 2 0 4 に 導力、 れ る こ と と な る。
な お、 こ の場合、 空 間 フ ィ ル タ 2 0 2 の前面 に は、 1 ノ 4 λ 板 1 2 3 0 が配置さ れ、 一旦直線偏光で入射 さ れ て来 る像 光 を 円偏光 に変え て、 空間 フ ィ ル タ 2 0 2 に入力 さ れる。 こ れは、 空 間 フ ィ ル タ が通常水晶 の複屈折 を 利用 し て い る た め、 直線偏光 さ れ た 光で は 、 そ の効果 が得 ら れ な い か ら で あ る 。 な お 、 こ の例 で は、 1 4 λ 板 1 2 3 0 は、 空 間 フ ィ ル タ 2 0 2 の前面 に配置さ れて い る 力 こ れ に 限定 さ れ る も の で はな く、 第 2 の偏光 フ ィ ル タ 4 7 2 と 空間 フ ィ ル タ 2 0 2 と
の間 の任意の設置 し易 い場所に配置す れば良 レ、。
こ の よ う に 正反射成分 を 除去 す る た め の構成 と し て は、 さ ら に 図 5 8 に示す よ う な も のが考え ら れ る。 こ れは、 第 1 の 偏光 フ ィ ル タ 4 7 0 を 上記光源 1 9 8 近傍 に配す る 代わ り に、 例え ば、 表面 ミ ラ ー コ ー ト 4 7 8 の施 さ れ た透明樹脂の光導 波材 4 8 0 を 使っ て、 光源 1 9 8 力ゝ ら の光 を 非常 に シー ト 面 に近 い状態の と こ ろ ま で導いて シー ト ( ド ッ ト コ ー ド) を 照 明 す る よ う に し、 そ の 光導波材 4 8 0 の光 出射部 に 配 し た も の で あ る。 こ の場合 は、 第 1 の偏光 フ ィ ル タ 4 7 0 は、 第 2 の偏光 フ イ リレ タ 4 7 2 に 直交す る 光が透過す る よ う に配置さ れる。
ち な み に、 こ こ で透明樹脂光導波材 4 8 0 を 使 う と、 光源 1 9 8 と 外形 を 極力細 く す る こ と がで き る と い う メ リ ツ ト と、 入射角 が浅 く な る ので 正反射成分 を 減 ら す こ と がで き る と い う メ リ ッ ト 力 s あ る。
た だ し、 イ ン ク の盛 り 上カ り、 シ ー ト 紙面の盛 り 上が り 等 に よ り、 ま だ正反射成分が残る た め、 それ を さ ら に 効率良 く 無 く すす た め に、 偏光 フ ィ ル タ が設 け ら れて い る。
さ ら に 、 上記第 2 の 偏光 フ ィ ル タ 4 7 2 の 代 わ り に 、 液 晶 シ ャ ツ タ ゃ P L Z T シ ャ ツ タ 等 の 電 気 光 学 素 子 シ ャ ツ タ 1 2 2 0 を 設 け て も 良 い 。 こ の 電 気 光 学 素 子 シ ャ ツ タ 1 2 2 0 は 、 図 5 9 に 示 す よ う に 、 偏光 フ イ ノレ タ と し て の 偏光子 1 2 2 1、 液晶 や P L Z T 等の電気光学素子 1 2 2 2、 及び偏光 フ ィ ル タ と し て の検光子 1 2 2 3 カゝ ら な る。 こ の場 合、 該シ ャ ツ タ 1 2 2 0 の偏光子 (偏光 フ ィ ル タ ) 1 2 2 1
の配光方 向 を 上記第 2 の偏光 フ ィ ル タ 4 7 2 と 同 じ 方向 に な る よ う に、 該 シ ャ ツ タ 1 2 2 0 を 配置す る こ と で、 正反射除 去効果が得 ら れる。
さ ら に、 シ ャ ツ タ 機能に よ り、 I T — C C D 等の フ ィ 一ル ド読み 出 し 対応の イ メ ー ジ セ ン サ で、 フ レ ー ム読み 出 し が可 能 と な る、 或 は、 C M D 等の X Y ア ド レ ス 方式の イ メ ー ジ セ ン サで も 全画素同時露光が実現で き る と い う メ リ ツ ト があ る。
次 に、 光源 1 9 8 部分 を 効率化 し、 装置の ス リ ム ィヒ を 図 つ た例 を 説明 す る。
図 6 0 A は その構成 を 示す図で、 上記図 5 8 の例 と 同様 に、 表面 に ミ ラ 一 コ ー ト 4 7 8 を 有す る ア ク リ ル透明樹脂光導波 材 4 8 0 を 備え る。 こ の ア ク リ ル透明樹脂光導波材 4 8 0 は、 図 6 0 B に示す よ う に、 円錐台の形状 に形成 さ れ、 その上部
( 広 力 S つ て い る 方の 端部) に は ネ ジ 部 4 8 2 が設 け ら れ て , ペ ン型情報再生装置の筐体 4 8 4 に螺合 し て取 り 付 け ら れ る よ う に な つ て い る。 ま た、 こ の ネ ジ部 4 8 2 近傍の 内側部分 に は、 表面 ミ ラ 一 コ ー ト 4 7 8 は施 さ れて お ら ず、 そ の部分 4 8 6 に、 光源 1 9 8 が設 け ら れて い る。 即 ち、 光源 1 9 8 は、 細 く 切 ら れた フ レ キ シ ブル基板 4 8 8 上 に L E D を 装着 し、 こ れ を リ ン グ状 に 構成 し た L E D ア レ イ と し て 提供 さ れ、 こ れが上記表面 ミ ラ ー コ ー ト の無い部分 4 8 6 に接着 し て取 リ 付け ら れて い る。 そ し て、 図 6 0 C に示す よ う に、 ア タ リ ル透明樹脂光導波材 4 8 0 の下部 (先端部) がカ ッ テ ィ ン グ さ れ、 表面 ミ ラ ー コ ー ト 4 7 8 の施 さ れて い な い部分 4 9 0 が形成 さ れて い る。 従 っ て、 上記光源 1 9 8 か ら の 光 は、 上
記 ミ ラ 一 コ ー ト 無 し 部 4 8 6 よ り 透明樹脂光導波材 4 8 0 内 に入 り、 表面 ミ ラ 一 コ ー ト 4 7 8 に よ り 反射 さ れて 光導波材 4 8 0 内 を 通 っ て、 先端部の表面 ミ ラ 一 コ ー ト 無 し 部 4 9 0 よ り 外 に 出 て、 シ ー ト 上の ド ッ ト コ ー ド に 照射 さ れ る。
な お、 ア ク リ ル透明 樹脂光導波材 4 8 0 の先端部 と し て は、 図 6 0 D に示す よ う に、 真 っ 直 ぐ伸 ば し た ま ま と し、 外側の 部分 に の み表面 ミ ラ ー コ ー ト 4 7 8 を 施す よ う な、 よ り 製作 の容易 な 形状 と し て も 良 い。 こ の場合、 先端 を 丸 く し て滑 り やす く す る と さ ら に好 ま し い。
次 に、 光源一体型ィ メ ー ジセ ン サ を 使っ た場合の ン型情 報再生装置の例 を 説明 す る (図 6 1 参照) 。
即 ち、 本実施例で は、 先 に図 5 1 を 用 い て説明 し た よ う な 光源一体型イ メ ー ジセ ン サ 4 9 2 が用 い ら れ、 そ の露光面上 に、 結像系 と し て の ロ ッ ド レ ン ズ (例え ばセ ルホ ッ ク レ ン ズ や凸 レ ン ズ等) 4 9 4 と ガ ラ ス 薄板 4 9 6 が配置形成 さ れ る。 こ こ で、 ガ ラ ス薄板 4 9 6 は、 実際の接触面 に対 し て の保護 ガ ラ ス の役 目 を 持つ と 共 に、 照明 を な る ベ く フ ラ ッ 卜 な形 に す る た め に あ る程度の距離 を も たせ る と い う 役 目 を 持つ。
こ の よ う に、 光源一体型イ メ ー ジ セ ン サ 4 9 2 を 用 い る こ と に よ り、 ペ ン型情報再生装置の形状 を 小 さ く す る こ と が可 能 と な り、 ま た、 長 さ 方向 に お いて も 短 く す る こ と が可能 と な る。
次 に、 カ ラ 一多重化 し た ド ッ 卜 コ ー ド に対応す る た め のぺ ン型情報再生装置 を 説明 す る。
図 6 2 はそ の構成 を 示す 図で、 先の 図 5 5 に示 し た よ う な
タ ツ チセ ン サ 4 6 6 と 図 5 7 A に示 し た よ う な第 1 及び第 2 の偏光 フ ィ ル タ 4 7 0, 4 7 2 を 有 し て い る。 さ ら に、 本実 施例のペ ン型情報再生装置は、 図 6 3 A に示す よ う な そ れぞ れ別の色 で な る複数の ド ッ ト コ 一 ド を 合成す る こ と に よ リ カ ラ ー多重ィ匕 し た カ ラ ー 多重 ド ッ ト コ ー ド を 読む た め に、 コ ン ト ロ ール部 2 1 2 に よ り 制御さ れる カ ラ ー液晶 4 9 8 を レ ン ズ 2 0 0 の瞳面上 に配置 し て い る。
こ こ で、 コ ン ト ロ ー ル部 2 1 2 で の カ ラ 一液晶 4 9 8 の制 御法 を 説明す る た め に、 ま ず、 カ ラ ー多重 ド ッ ト コ ー ド の使 用例か ら 説明 す る。
例え ば、 図 6 3 B に 示す よ う に、 A 4 シ ー ト 5 0 0 上 に 力 ラ ー多重 ド ッ ト コ 一 ド 5 0 2 が配置 さ れ、 それ に対応 さ せて Γ G 0 0 d M o r n i n g 」 と い う 文 字 が書 かれ て お り , ま た所定位置、 例え ば右下 に 、 イ ン デ ッ ク ス 5 0 4 と イ ン デ ッ ク ス コ 一 ド 5 0 6 が配置さ て レ、 る も の を 考 え る。 そ し て、 カ ラ ー多 重 ド ッ ト コ一 ド 5 0 2 を こ の ペ ン型情報再生装置で 再生 し た 場合 に、 日 本語で 「お は よ う ご ざい ま す」 と 発音出 力 さ せ る か、 英語で 「 グ ッ ド モ ー ニ ン グ」 と 発音 さ せ る か、 又 は ド イ ツ 語 で 「 グー テ ン モ ル ゲ ン 」 と 発音 さ せ る か を 選 択 す る た め 、 図 6 3 C に 示 す よ う に そ の 選択肢 を 示 す イ ン デ ッ ク ス 5 0 4 に対応 さ せ て配置さ れた イ ン デ ッ ク ス コ ー ド 5 0 6 を ス キ ャ ン さ せ て認識さ せ、 例 え ば 日 本語 と い う 選択 を し た後、 カ ラ 一多重 ド ッ ト コ ー ド 5 0 2 を ス キ ャ ンす る と、 「お は よ う ご ざい ま す 」 と い う よ う な発声が発せ ら れ る よ う に す る と レ、 う こ と を 目 的 と し て、 以後の説明 を 行 う。
ま ず、 図 6 3 A に 示 す よ う に 、 日 本語で 発音す る た め の ド ッ ト コ ー ド を 生成 し、 そ れ を コ ー ド 1 と し て、 赤 ( R ) に 割 り 当 て る。 同様 に、 コ ー ド 2 と し て英語で発音 さ せ る ド ッ ト コ ー ド を 作成 し、 緑 ( G ) に割 り 当 て、 コ ー ド 3 と し て ド イ ツ 語で 発音 さ れ る ド ッ ト コ ー ド を 作成 し、 青 ( B ) に割 り 当 て る。 こ れ を、 各情報の重な っ た 部分の色 は各色 の加色法 の色 よ り な る 色 と し て 、 カ ラ 一 多 重 ド ッ ト コ ー ド 5 0 2 を シー ト 5 0 0 上 に記録す る。 こ の場合、 色の重な ら な い部分 は黒の ド ッ ト と し て記録す る。 即ち、 前述 し た よ う に ド ッ ト コ ー ド は マ ー カ と デー タ ド ッ ト カ ら な る が、 マ 一 力 は黒 で デー タ ド ッ ト は加色法 に よ っ て別な色 に記録 さ れる と い う こ と で あ る。 こ の よ う に カ ラ ー多重 ド ッ ト コ 一 ド 5 0 2 で記録 す る と い う こ と は つ ま リ、 記録密度 を 上げて い る こ と に な る。
な お、 R G B の 3 種類の色 に 限 ら ず、 異な る 複数の情報 を それぞれ異な る 狭帯域の波長の色 に 割 り 当 て れ ば良 く、 従 つ て、 さ ら に別の狭帯域の波長の色 を 用 いて、 4 種類、 5 種類 と レ、 つ た よ り 多 く の情報 を 多重化す る こ と が可能で あ る。 そ の 場合 の カ ラ 一 イ ン キ と し て は 、 従来 の シ ア ン 、 イ エ ロ 一、 マ ゼ ン タ 等の イ ン キ以外 に、 色素 (狭帯域波長のみ の光 を 反 射す る イ ン キ ) を 混合 さ せ た も のが考 え ら れる。
ま た、 イ ン デ ッ ク ス コ ー ド 5 0 6 は、 使用者 が認識、 選択 で き る よ う に 文字 ま た は絵等で示 し た イ ン デ ッ ク ス 5 0 4 の ア ン ダー ラ イ ン部分 に 配置 さ れ る も の で、 そ の 印刷 は、 どの 色が選択 さ れて い て も 読み込め る よ う に、 黒 に よ っ て 印刷 さ れる。
カ ラ ー液晶 4 9 8 は、 R G B の光透過モ ザイ ク フ ィ ル タ を 液晶 の画素 に 合わせて 貼る こ と に よ り 構成 さ れ、 カ ラ ー多重 ド ッ ト コ ー ド 5 0 2 の各色の情報 を 分離す る た め の も の で あ る。 即 ち、 イ ン デ ッ ク ス コ ー ド 5 0 6 の ス キ ャ ン に よ り 選択 さ れ た 情報の 色 に 対応 す る 画素 の み を 透過状 態 に す る よ う コ ン ト ロ ール部 2 1 2 に よ り 制御 さ れ る。 ま た、 液 晶 は モ ザ イ ク 状で な く て も、 光路 を 面分割す る よ う に構成 し て も 良 レ、。 その際、 各色の分割面積比 を 画素の感度 に 反比例 さ せた 方が、 色毎の 感度が 一様 に な り 好 ま し い 。 即 ち 、 B の 感度 が低 い 場合 は面積 を 他の色 よ り も 大 き く す る こ と に な る。 ま た、 力 ラ 一液晶 は光源側に入 れて も 良 い。
次 に、 イ ン デ ッ ク ス コ ー ド 5 0 6 を 読ん で色 を 選択 し て所 望の言語で発生 さ せ る た め の動作 を、 図 6 4 の フ ロ ー チ ヤ一 ト を 参照 し て説明 す る。
ま ず、 コ ン ト ロ ール部 2 1 2 は、 初期設定 に よ り 仮に緑が 選択 さ れ ( ス テ ッ プ S 2 0 2 ) 、 タ ツ チセ ン サ 4 6 6 力 押 さ れる と ( ス テ ッ プ S 2 0 4 ) 、 色選択 に合わせ て カ ラ ー液晶
4 9 8 の 液晶透過部分 を 制御す る ( ス テ ッ プ S 2 0 6 ) 。 例 え ば、 初期状態で は緑が選択 さ れて い る の で、 緑の フ ィ ル タ が付いて い る ド ッ ト だ け を 透過性 に す る。 次 に、 コ ン ト 口 一 ル部 2 1 2 に よ り 光源 1 9 8 を 制御 し、 画像処理部 4 6 0 に よ っ て ド ッ ト コ ー ド を 読み込む ( ス テ ッ プ S 2 0 8 ) 。 そ し て、 デー タ 処理部 4 6 2 で コ ー ド を デ コ ー ド し て ( ス テ ッ プ
5 2 1 0 ) 、 全部 コ ー ドが終了 し た か即ち 全部読み終わ っ た か を 認識 し ( ス テ ッ プ S 2 1 2 ) 、 読み終わ っ た な ら ば、 そ
れ を 報知 す る た め の音 を 発す る (ス テ ッ プ S 2 1 4 ) 。 次 に、 コ ン ト ロ ール部 2 1 2 は、 デコ ー ド結果 に よ り 読み込ん だの がイ ン デ ッ ク ス コ ー ド 5 0 6 で あ っ た の力、、 音情報 ( カ ラ ー 多重 ド ッ ト コ ー ド 5 0 2 ) で あ っ た の 力、 を 判定 し ( ス テ ッ プ S 2 1 6 ) 、 イ ン デ ッ ク ス コ ー ド 5 0 6 で あ れば、 その イ ン デ ッ ク ス コ 一 ド 5 0 6 で示 さ れ る 色 を 選択 し て ( ス テ ッ プ S 2 1 8 ) 、 上記ス テ ッ プ S 2 0 4 に 戻 る 。 ま た 、 音情報 で あ っ た な ら ば、 デー タ 出 力 部 4 6 4 に よ り 音声 出 力装置 2 6 8 力、 ら 音 を 再生 さ せ る ( ス テ ッ プ S 2 2 0 ) 。
そ し て 、 上記 ス テ ッ プ S 2 2 0 で の 音再生 の後 、 さ ら に 音 を 所定 の 回 数繰 り 返 し 発生 さ せ る か否 かの 判断が行わ れ ( ス テ ッ プ S 2 2 2 ) 、 予 め そ の 回数力 s リ ピ ー ト ス ィ ッ チ
4 6 7 で プ リ セ ッ 卜 さ れて い れ ば、 そ の所定回数力 s リ ピー ト 再生 さ れ る こ と に な る。
こ の繰 り 返 し 回数は、 勿論 1 回で も 良 く、 適宜各種ス イ ツ チ 等で 設定 し 得 る も の で 、 こ の 他 に 、 イ ン デ ッ ク ス コ ー ド
5 0 6 又 は ド ッ ト コ ー ド 5 0 2 に、 予め そ の 回数 を 記録 し て お く こ と に よ つ て も 可能で あ る。
こ こ で の リ ピー ト 再生 に 当 っ て は、 図 1 7 や 図 2 3 に於け る デー タ メ モ リ 部 2 3 4 力、 ら の読み 出 し を 繰 り 返 し 行 う こ と で可能 と な る。
な お、 撮像部 2 0 4 に は、 白 黒の も の と、 一般的 に カ ラ ー モ ザイ ク フ ィ ル タ を 撮像素子部 に装着 し た カ ラ 一撮像素子 と が あ る 。 上記 の 例 は 白 黒の 撮像部 を 用 い た も の で あ っ た 力 カ ラ 一撮像素子 を 使用 し て、 画像処理部 4 6 0 に於 い て色 を
分離す る こ と に よ っ て色 に分け て再生す る こ と がで き、 そ の よ う な場合に は、 カ ラ ー液晶 4 9 8 を 不要 と す る こ と がで き る。
図 6 5 は 、 カ ラ 一撮像素子 を 使用 し た 場 合 に於 け る 画像 処理部 4 6 0 の 画像 メ モ リ 部 の 構成 を 示 す 図 で あ る 。 即 ち カ ラ 一 撮像素 子 か ら 入 っ て き た 信号 を 色分離 回 路 5 0 8 に よ っ て そ れぞ れ の色 に 分離 し て メ モ リ 5 1 0 A , 5 1 0 B 5 1 0 C に記憶 し、 そ れ を マ ル チ プ レ ク サ ( M P X ) 5 1 2 で選択 し て、 以降の処理 を 行 う よ う に す る。
ま た、 正反射防止の 目 的の た め の第 1 及 び第 2 の偏光 フ ィ ル タ 4 7 0, 4 7 2 の 内、 第 2 の偏光 フ ィ ル タ 4 7 2 に つ レヽ て は、 カ ラ 一液晶 4 9 8 の偏光子部分で も 同様の偏光 フ ィ ル タ が使 わ れて い る の で 、 そ れ と 兼用 す る こ と が可能 で あ る , 従 っ て、 カ ラ 一液晶 4 9 8 の方の偏光 フ ィ ル タ と 組合わせ る こ と で、 こ の第 2 の偏光 フ ィ ル タ 4 7 2 は省略す る こ と がで き る。 但 し そ の時 は、 こ の カ ラ ー液 晶 の水平面 に於 け る 角度 は、 こ の第 2 の偏光 フ ィ ル タ 4 7 2 に相当 す る 方向 と 同配列、 つ ま リ 同 方向 の成分 を カ ツ 卜 す る よ う に 回転 し て い な け れ ば な ら な い。
ま た 、 図 6 6 A に 示 す よ う に 、 上記 カ ラ 一 液晶 4 9 8 を 取 り 除 き、 光源 1 9 8 と し て、 白色光源で はな く、 図 6 6 B に 示す よ う な L E D 等 に よ る R G B の 光源 を 用 い て も 、 力 ラ 一多重 ド ッ ト コ 一 ド 5 0 2 を 読み取る こ と がで き る。 即 ち、 R G B, 先ほ どの 3 色 で分 け る 場合 は、 R G B の光源 1 9 8 の 内、 赤 に相当 す る 上記 コ ー ド 1 を 読む時 に は赤 に 相当 す る
L E D だ け を 点灯 さ せ 、 コ ー ド 2 で あ れ ば緑 の L E D だ け コ ー ド 3 で あ れば青の L E D だ け を 点灯 さ せて、 再生す る よ う に すれ ば良 い。
ま た、 R G B の L E D を 用 い る 代 わ り に、 白 色光源 と し て 各部分に カ ラ ー フ ィ ル タ を 付加 し て 各色の光源 に す る こ と も 考え ら れ る。
こ の よ う に、 光源 1 9 8 に R G B 別 々 の色の光源 を 使用 し、 イ ン デ ッ ク ス コ ー ド 5 0 6 で選択 さ れ た色の光源を 点灯制御 す る こ と で、 図 6 2 の 構成 と 同様の効果 を 得る こ と がで き る。 さ ら に は、 複数の狭帯域の波長の光 を 発す る 光源を 各々 持つ こ と で 、 カ ラ ー 液晶 や そ の 制御 回路 を 持 つ 必要 がな く な り 、 ロ ー コ ス ト で小型化す る こ と がで き る。 特 に、 L E D は狭帯 域、 例え ば、 あ る 波長 の ± 2 7 n m の波長 ぐ ら い を 持っ た も のがあ る ので、 そ う い つ た も の を 使 え ば、 よ り 狭帯域の再生 力 sで き る。
次 に、 ス テ ル ス 型 ド ッ ト コ ー ド の ペ ン型情報再生装置に つ き 説明す る。
図 6 7 A は ス テル ス 型の ド ッ ト コ ー ド と し て の赤外発光塗 料 ド ッ ト コ ー ド 5 1 4 が印刷 さ れた タ イ ト ル付 ド ッ ト デー タ シ ール 5 1 6 を 示 し て い る。 こ の ド ッ ト デ一 タ シー ノレ 5 1 6 は 、 例 え ば、 印刷機 あ る い は プ リ ン タ に 於 い て 、 普通の 力 ラ ー な り 白 黒 の 印刷 の 印字 で例 え ば タ イ ト ル を 印字 し 、 そ の 下 の と こ ろ に 今度 は 不可視の 塗料 を 使 っ て ド ッ ト コ 一 ド を 印刷 し た も ので あ る。 も ち ろ ん、 こ の ド ッ ト デー タ シ ール 5 1 6 は、 ド ッ ト コ ー ド 5 1 4 が不可視つ ま り 透明 印刷 と な
る の で、 図 6 7 B に示 す よ う に、 可視情報の タ イ ト ルの上 に, ド ッ ト コ 一 ド 5 1 4 を 透明 の イ ン ク を 使っ て重ねて 印刷す る よ う に し て も 良 い も の で あ る。 こ の 印刷に つ レヽ て は、 例え ば、 イ ン ク ジ ェ ッ ト プ リ ン タ 等で あ れば シ ア ン、 マ ゼ ン タ、 イ エ 口 一及び ブ ラ ッ ク の 4 つ の イ ン ク に さ ら 【こ第 5 の ィ ン ク と し て赤外発光塗料の イ ン ク を 付け、 そ れ を 重ねて プ リ ン 卜 す る と レ、 う こ と に よ り 実現で き る。
な お、 図 6 7 A は、 ス テ ル ス 型の ド ッ ト コ ー ドの 余 白 に タ ィ ト ル を 印刷 し た例で あ る が、 む ろ ん、 該 タ イ ト ル付 ド ッ ト デー タ シ ール に は、 可視光の ド ッ ト コ ー ド を 印刷 し、 そ の余 白 に タ イ ト ノレ を 印刷 し て も 良 い。
こ の よ う な ス テ ル ス 型の ド ッ ト コ ー ド と し て の赤外発光塗 料 ド ッ ト コ 一 ド 5 1 4 を 再生す る ペ ン型情報再生装置 と し て は、 例え ば、 図 6 8 に 示す よ う に、 ド ッ ト コ ー ド 5 1 4 が赤 外発光塗料で 印刷 さ れ て い る ので、 光源 1 9 8 と し て赤外発 光素子 5 1 8 を 用 い、 撮像部 2 0 4 の前に 赤外帯域バ ン ドパ ス 光学 フ ィ ル タ 5 2 0 を 配 し た構成 と な る。
即 ち、 赤外発光素子 5 1 8 よ り 赤外領域の光 を ド ッ ト コ 一 ド 5 1 4 に照射す る と、 赤外領域、 つ ま り あ る 狭波帯域の波 長で光が反射 し て く る。 そ の反射の強度 を 撮像部 2 0 4 で検 出す る た め、 赤外帯域バ ン ド パ ス光学 フ ィ ル タ 5 2 0 を 通 し て可視光情報 と 切 り 分 けて、 反射光 を 導 く よ う に し て い る。
な お、 ド ッ ト コ ー ド 5 1 4 を 印刷す る た め に用 い ら れ る塗 料の発光帯域も 数種類用意で き る の で、 例 え ば、 ノ ン ドバ ス 光学 フ ィ ル タ 5 2 0 の特性 を 少 し ずつ変え な が ら撮像す る こ
と で、 こ の透明印刷も ま た 多重化が可能 と な っ て い る。
次 に、 ペ ン型情報再生装置内 に再生系の全機能 を 構成す る の で は な く 、 電子手帳 , P D A , ワ ー プ ロ 、 ノ ソ コ ン 、 コ ピー機、 プ リ ン タ、 電子投影機、 等の各種機器 に、 各種ォ プ シ ョ ン機能 を 追加す る た め に一般に R 〇 M 力 一 ドが使用 さ れ る。 R 〇 M カ ー ド の コ ネ ク タ に接続で き る カ ー ド型 ア ダ プ タ に、 一部 そ の機能 を 分散 し た場合の例 を 説明 す る。
図 6 9 は、 ペ ン型情報再生装置内 に は画像処理部 4 6 0 ま で を 設け、 画像処理部 4 6 0 の 出 力 を 出 力 コ ネ ク タ 5 2 2 を 介 し て カ ー ド 型 ア ダ プ タ 5 2 4 に 供給 す る よ う に し た 場 合 の 例 を 示 し て い る 。 こ の場合 の カ ー ド 型 ア ダ プ タ 5 2 4 は デー タ 処理部 4 6 2、 デー タ 出 力部 4 6 4、 D / A を 含む信 号処理部 5 2 6、 オー デ ィ オ接続端子 5 2 8 を 有 し、 再生 し た オーデ ィ オ情報 を 音声出 力装置 2 6 8 か ら 音 と し て 出 力 す る こ と が可能 と さ れる と 共 に、 I Z F 5 3 0 を 介 し て、 電子 手帳等の外部機器 5 3 2 に再生 し た 画像等の マ ル チ メ デ ィ ア 情報 を 供給す る こ と が で き る よ う に な っ て レヽ る。
即 ち、 電子手帳等の よ う に ス ピー カ 一等の音声出 力機構 を 設け な い外部機器 5 3 2 の不図示 R 0 M カ ー ド接続端子 に接 続 し て、 こ の よ う な音声出 力 がで き な い も の に対 し て ド ッ ト コ ー ド化 さ れた画像等 の マ ル チ メ デ ィ ァ情報 を 入力 す る と 同 時 に、 音声 に つ い て は カ ー ド型 ア ダ プ タ 5 2 4 の オ ー デ ィ オ 接続端子 5 2 8 に イ ヤ ホ ン等の音声 出 力装置 2 6 8 を 接続 し て、 ド ッ ト コ 一 ドィヒ さ れた 音声 を 聞 こ う と レ、 う も の で あ る。
ま た、 外部機器 5 3 2 と し て は、 近年広 く 各家庭 に入 り 込
- Ill— ん で い る テ レ ビ ゲー ム 機 を 想定 す る こ と も 可 能 で あ る 。 図
7 0 及び図 7 1 はそ の よ う な テ レ ビ ゲー ム機に 対す る カ ー ド 型 ( こ の場合は、 カ セ ッ ト 型 と な る が) ア ダプ タ 5 2 4 の構 成 を 示 す も の で 、 図 7 0 の 場合 は ペ ン 型情報再生装置内 に デー タ 処理部 4 6 2 ま で を 構成 し た場合で あ り、 図 7 1 は検 出部 1 8 4 だ け を 構成 し た場合で あ る。 R O M 5 3 4 は テ レ ビゲーム機本体に 内蔵の不図示 C P U に よ リ 実行 さ れる 制御 プ ロ グ ラ ム を 記憶 し て お り、 カ セ ッ ト 揷入時、 本体側へ 口 一 ド さ れる。 R A M 5 3 6 は デー タ 処理部 4 6 2 での処理結果 を 記憶 す る た め に用 い ら れ る 。 メ モ リ 制御部 5 3 8 は、 テ レ ビ ゲー ム機本体 内 C P U 力、 ら の 命令 に し た カ つ て R O M 5 3 4 及 び R A M 5 3 6 を 制御す る。
通常、 テ レ ビゲーム機に は、 高性能の C P U が搭載 さ れて お り、 従 っ て、 ペ ン型情報再生装置内 で全て の処理 を 行 う よ リ は、 そ の ゲー ム機本体 C P U に 一部行わせ る こ と で高速な 処理が可能 と な る。 ま た、 ゲー ム機の操作部 を 各種制御入力 部 と し て 利用 す る こ と がで き る ので、 タ ツ チセ ン サ等の読取 開始指示 ス ィ ツ チ等 を ペ ン 型情報再生装置 に 設 け る 必要 が な く な り 、 小型化が図 れ る 。 こ の 場合、 ゲー ム 機の 本体 の C P U が受 け持つ処理 の制御プ ロ グ ラ ム、 或は、 ペ ン型情報 再生装置の コ ン ト 口 一 ルゃ操作用 ユーザィ ン タ ー フ エ ー ス機 能 を 本体の C P U 及び ゲー ム機の操作部が受 け持つ た め の制 御プ ロ グ ラ ム 力 R 〇 M 5 3 4 に記憶 さ れて い る。 さ ら に は、 ゲー ム機 に は、 ス ピー カ や オーディ オ 出力端子、 モ ニ タ 出 力 端子等が構成 さ れて い る た め、 そ れ ら を ペ ン型情報再生装置
及びカ ー ド型 ア ダプ タ 力、 ら 省 く こ と も で き る た め、 コ ス ト ダ ゥ ン が可能 と な る。
次 に、 カ ー ド型 ア ダ プ タ 5 2 4 を 使 う 時の操作ス ィ ッ チ に つ い て説 明 す る。
外部機器 5 3 2 と し て の電子手帳 と い う の は通常、 R O M カ ー ド や I C カ ー ド と 称 さ れ る カ ー ド を 装着す る た め の ス リ ッ ト を 有 し 、 そ の ス リ ツ 卜 に カ ー ド 型 ア ダ プ タ を 挿入 装 着 す る と 、 そ の カ ー ド 型 ア ダ プ タ 表面 に 記 さ れ た 文 字や 記 号が電子手帳本体の透明 タ ツ チパ ネ ル 5 6 0 下 に透 け て見 え、 カ ー ド型 ア ダ プ タ に記 さ れて い る と こ ろ を タ ヅ チす る と、 そ れ に 合わ せ た機能が働 き、 例え ばデ ィ ス プ レ イ 5 6 2 上 に表 示力 さ れ る と い っ た操作がで き る よ う に な っ て い る も の も あ る。
そ こ で、 こ の よ う な 電子手帳用 の 力 一 ド型ア ダプ タ 5 2 4 の 場 合 に は 、 図 7 2 に 示 す よ う に 、 ペ ン 型 情 報 再 生 装 置 5 6 4 の コ ン ト ロ ール系の ス ィ ッ チ、 例え ば光源 1 9 8 の ォ ン, オ フ 等 と い う よ う な操作ス ィ ッ チ を 設 け る こ と な く、 単 に表面所定位置に、 そ れ ら の ス ィ ッ チ を 表す文字や 記号 を 記 し て お く。
ま た、 ノ ソ コ ン ゃ ワ ー プ ロ 等の外部機器 5 3 2 で は、 キ一 ボ一 ドが 内蔵 さ れて い る の で、 ペ ン 型情報再生装置 を そ の よ う な 機器 に 繋 ぐ 時 に は 、 カ ー ド 型 ア ダ プ タ 5 2 4 に コ ン ト ロ ール系 の ス ィ ツ チ を 設け な く と も、 そ ち ら の方か ら 制御で き る。
し カゝ し、 プ リ ン タ の よ う に、 それ 自 体 を 動作 さ せ る た め の
コ ン ト 口 一ル ス ィ ツ チ は専用 の も の があ っ て も、 そ れ以外の コ ン ト ロ ー ル 系 の ス ィ ツ チ が全 く な い 外部機器 5 3 2 で は 力 一 ド型 ア ダ プタ 5 2 4 に コ ン ト 口 一ノレ系の ス ィ ッ チ を 設け る こ と が必要 に な る。 例え ば、 図 7 3 に示す よ う に、 通常の カ ー ド長 よ り も 長 く し、 機器 5 3 2 に装着 さ れた際 に機器外 部 に はみ 出 る 部分 に必要な ス ィ ツ チ 5 6 6 を 設 け る。 こ の場 合 の ス ィ ッ チ 5 6 6 と し て は 、 例 え ば、 タ ク ト ス イ ッ チ や タ ツ チパ ネル等が利用 で き る。
次 に、 ド ッ ト コ ー ド を 印刷す る装置 を 説明 す る。
ま ず、 図 7 4 に示す よ う に、 ノ ソ コ ンゃ ワ ー プ ロ 等 5 6 8 で編集 し た デー タ を マ ルチ メ デ ィ ア情報記録機 5 7 0 で ド ッ ト コ ー ド ィヒ し、 そ の ド ッ ト コ 一 ド を リ ール シ ール上 に 印刷す る リ ール シ ー ル印刷機 5 7 2 に つ い て説明 す る。
図 7 5 は、 こ の リ ー ル シ ール印刷機の 内部構成 を 示す 図で あ る。
マ ル チ メ デ ィ ア情報記録機 5 7 0 か ら の ド ッ ト コ ー ド は一 且、 メ モ リ 5 7 4 に蓄 え ら れた後、 L E D ド ラ イ ノく 5 7 6 に よ り、 そ の ド ッ ト の ノ タ ー ン に基づ レ、 て L E D ア レ イ 5 7 8, 5 8 0 カ 発光 さ れ る。 こ れ ら L E D ア レ イ 5 7 8 , 5 8 0 力、 ら の光 は各画素毎 に密着 し て設 け ら れた ロ ッ ド レ ン ズ 5 8 2 に よ り 感光紙 リ ー ル 5 8 4 か ら 延 び る 感光紙上 に 導 かれ る 。 ま た、 発光の タ イ ミ ン グは、 セ ン サ 5 8 6 で検出 さ れる 感光 紙の速度 や位置に応 じ て C P U 5 8 8 が管理す る。 同様 に、 感光紙の送 り 速度 は、 出 力段の ロ ー ラ 5 9 0 を 駆動す る 回転 モー タ 5 9 2 の ド ラ イ ノ 5 9 4 を 制御す る こ と に よ り 行われ
る。
一 方、 印刷 さ れ た ド ッ ト コ ー ド を 保護す る た め に 、 表面 コ ー ト シ ー ル 5 9 6 を 出 力 段で 付 け 加 え て 、 感 光紙 と 表 面 コ ー ト シ ー ル を 貼 り 合 わせ た 形 で 同 時 に 出 力 す る 。 こ こ で 感光紙 と し て は印画紙や フ ィ ル ム等 が利用 で き る 力 こ の場 合、 その裏面 に粘着性 を 有 し て提供 さ れる。
ま た 、 感 光 紙 を 普通 の フ ィ ル ム 等 と し た 場 合 に は 、 図 7 5 に あ る よ う に L E D ア レ イ 5 7 8 は 赤の L E D ア レ イ L E D 5 8 0 は黄色の L E D ア レ イ で あ る と レ、 う よ う に、 二 種類の ド ッ ト コ ー ド の 多重 を 行な う よ う に し て も 良 い。 多重 に つ いて は、 2 種類の L E D を 位置的 に ず ら し て 2 色の ド ッ ト コ 一 ド に し て も 良 い し、 ま た、 2 種類の L E D を 同 じ 位置 で発光 し て別の色 を 作 り、 さ ら な る 多重 を 行 う よ う に し て も 良 い。
こ の よ う な リ ール シ ール印刷機 5 7 2 で は、 感光紙 を 使 う こ と に よ っ て、 高解像度で あ り な が ら な お かつ低 コ ス ト で あ る と い う 特徴 を 有す る。 ま た、 露光部分の方の構成 力 レ ー ザ等で ス キ ャ ン す る と い つ た よ う な形の高価な処理等 を 必要 と せず、 小型の L E D ア レ イ を 使っ て行な う も の と し て い る ので、 非常 に装置が安価に な る。 さ ら に は、 レ ーザ等で あ る と ミ ラ ー の角度 と か細 かい位置決め の精度 が必要 に な る の に 対 し 、 こ の 印刷機 5 7 2 で は 光路 を 密着型 に し て い る た め 、 そ う い っ た細かい位置決め の精度が不要で あ り、 製作上での 問題も 回避で き る。
な お 、 同 図 で は 、 図 面 の 作 成 の 都 合 上 、 L E D ア レ イ
5 7 8, 5 8 0 及 び ロ ッ ド レ ン ズ 5 8 2 の配列方向 を 感光紙 の走行方 向 と し て示 し た力 実際に は紙面 と 垂直方 向つ ま リ 感光紙の 幅方向 に配列 さ れ る も ので あ る。 も ち ろ ん、 こ の ま ま 幅方 向 に も 配列 し た 二次元 ア レ イ と し て 、 一度 に 多数 の ド ッ ト コ 一 ド を 形成す る よ う に し て も 良 い。
ま た、 上記の よ う な リ ール シ ール 印刷機 5 7 2 で は、 口一 ラ 5 9 0 力、 ら ド ッ ト コ ー ド の印刷 さ れた感光紙が図 7 4 の よ う な形で 出力 さ れ る が、 こ の場合、 次の デー タ と の境い 目 に は 白 の ブ ラ ン ク 部分 を 入れ、 ユーザが どの部分で 力 ッ タ ー等 の切断処理 を 行え ば良 いか見て わか る よ う に し て お く こ と が 好 ま し い。 さ ら に は、 リ ー ル シール を 貼る べ き シー ト の サイ ズ、 つ ま り A 4 で あ る と 力 B 4 で あ る と 力、 に よ っ て、 貼れる コ ー ド長 と い う も のが変わ っ て く る の で、 それ に合 わせて印 字で き る ド ッ ト コ 一 ド の長 さ を 可変 す る よ う な構成 に し て も 良 い。 そ の よ う な 時 に は、 例え ばマ ニ ュ ア ル設定 さ れる シ一 ト サ イ ズ に合わせ て、 ド ッ ト ノ タ ー ン メ モ リ 5 7 4 上の ド ッ ト ノ タ ー ン を 読み 出す タ イ ミ ン グを 制御 し て、 長 さ を 適応的 に変 え て い く よ う に す る等の制御法 を 採用 す る。
図 7 6 は、 ワ ー プ ロ の 内部 に マ ル チ メ デ ィ ア の ド ッ ト コ 一 ド を 記録す る 機能 を 設 け た も の の構成 を 示 し て い る。
本構成 に 於 い て 、 文 章上 で 編集 し た も の に 関 し て ド ッ ト コ ー ド を 生成す る マ ル チ メ デ ィ ア情報記録処理部 5 9 8 以外 の 構成 は 、 一 般 的な ワ ー プ ロ の 構成で あ る 。 即 ち 、 C P U 6 0 0 力、 ら く る ノ ス 6 0 2 に、 プ ロ グ ラ ムや キ ャ ラ ク タ ジ ェ ネ レ ー タ 等 の 各 種 R 〇 M 6 0 4 、 ワ ー ク エ リ ア と し て の
R A M 6 0 6 、 カ レ ン ダ 6 0 8 、 ノ ス コ ン ト ロ ール 6 1 0 ビデオ R A M 6 1 2 に 展開 し た デー タ を C R T 6 1 4 に表示 す る C R T コ ン ト ロ ー ル 6 1 6、 キ ー ボー ド 6 1 8 と の I 0 コ ン ト ロ ール 6 2 0、 F D D 6 2 2 を 制御す る デ ィ ス ク コ ン ト ロ ー ノレ 6 2 4、 プ リ ン タ 6 2 6 を 制御す る プ リ ン タ コ ン ト ロ ール 6 2 8、 及 び各種 I F 6 3 0 等力 ぶ ら さ 力 ϊつ て い る。
マ ルチ メ デ ィ ア情報記録処理部 5 9 8 は、 ノく ス 6 0 2 に対 し て専用 に ア ク セ ス で き る よ う な も の で 、 基 本 的 に は 、 図 7 4 に於 け る マ ル チ メ デ ィ ア情報記録機 5 7 0 と 同 内容の も ので あ る。 即 ち、 両方 向 1 ノ 〇 6 3 2 を 介 し て ノ ス 6 0 2 に よ り 供給 さ れた デー タ を 分離回路 6 3 4 に よ り 文字 と グ ラ フ や絵 と を 分離 し、 それ ぞれ庄縮回路 6 3 6, 6 3 8 で適当 な 圧縮 を か けて、 合成回路 6 4 0 で合成す る。 一方、 文字, 絵, グ ラ フ の レ イ ア ウ ト 情報 は 、 直接、 合成 回路 6 4 0 に 入 力 す る 。 こ の 合成 デー タ に 対 し て 、 エ ラ ー 訂正 符 号付加 回 路 6 4 2 に て エ ラ ー訂正符号 を 付カ卩 し、 メ モ リ 6 4 4 上で イ ン タ ー リ ー ブ等の処理 を 行な っ て、 ァ ド レ ス付加回路 6 4 6 に よ り ブロ ッ ク ア ド レ ス 等 を 付力 [] し て 力、 ら、 変調回路 6 4 8 で 変調 を か け る。 そ の後、 マ ー カ 付加回路 6 5 0 に よ り マ 一 力 を 付加 し、 そ れ に対 し て編集合成回路 6 5 2 に て ド ッ ト コ一 ドの タ イ ト ル等 を 合成 し、 それ に対 し て ド ッ 卜 パ タ ー ン形状 変換回路 6 5 4 で ド ッ ト ノ タ ー ン の大 き さ を 変更 し、 両方向 1 / 0 6 3 2 を 介 し て それ を ノく ス 6 0 2 に戻す。
そ し て、 こ の ノく ス 6 0 2 に戻 さ れ た デー タ に従 っ て、 プ リ
ン タ コ ン ト ロ 一ノレ 6 2 8 は プ リ ン タ 6 2 6 を 制御 し て、 図中 に参照番号 6 5 6 で示 す よ う な プ リ ン 卜 ァ ゥ ト を 得 る。
基本的 な プ リ ン ト ア ウ ト 6 5 6 は、 図示す る よ う に、 ヮ 一 プロ 上で 記入 し た (打 ち込ん だ) 文章 6 5 8 と、 そ れ に対 し て 絵 6 6 0 や グ ラ フ 6 6 2 を 付 け 加 え 、 そ れ ら 文章 6 5 8 絵 6 6 0, グ ラ フ 6 6 2 の 内容 を、 所定位置、 例え ば下方 に ド ッ ト コ 一 ド 6 6 4 で 印字 し た も の と な っ て い る。
こ の よ う な プ リ ン ト ア ウ ト 6 5 6 と す る 事に よ り、 こ の プ リ ン ト ア ウ ト 6 5 6 を 直接或は F A X に よ り 受 け取 っ た ユー ザは、 ド ッ ト コ ー ド 6 6 4 を 前述 し た よ う な ペ ン型情報再生 装置に よ リ 読み取 る こ と に よ り、 そ れ に対応す る 文書 6 5 8, 絵 6 6 0, グ ラ フ 6 6 2 を その ユー ザの ワ ー プ ロ に 取 り 込む こ と 力 で き、 それ ら を 任意 に編集す る こ と 力 で き る よ う に な る と い う メ リ ッ ト 力 sあ る。
な お、 マ ル チ メ デ ィ ア 情報記録処理部 5 9 8 は 、 C P U 6 0 0 に よ る ソ フ ト ウ エ ア 的な処理で実現 し て も 良 い。
ま た、 マ ル チ メ ディ ア情報記録処理部 5 9 8 は、 こ の よ う に ワ ー プ ロ に実装す る 代わ り に、 プ リ ン タ 6 2 6 に 内蔵す る 形 を 取っ て も 良 い。 即 ち、 プ リ ン タ 6 2 6 で、 フ ォ ン ト ゃ グ ラ フ の情報等が入 っ て き た と き に、 そ れ に対 し て こ の よ う な 記録変調 を 加 え て 印字す る と い う 処理 に し て も 良 い。 そ の場 合、 プ リ ン タ 6 2 6 に 内蔵 し な く と も、 カ ー ド型ア ダプ タ の 形で供給す る よ う に し て も 良 い。
な お、 上記マ ル チ メ ディ ア情報記録処理部 5 9 8 内 の ド ッ ト パ タ ー ン形状変換 回 路 6 5 4 は 、 プ リ ン タ 6 2 6 の解像
度 に 合 わ せ て 変換す る と い う 以外 に 、 プ リ ン ト し た 内容 を F A X送信す る場合 に は、 F A X に も や は り 解像度 或 は精細 度力' G n や G UI の よ う に決 ま っ て レヽ る ので、 そ ち ら の方の解 像度 に適応で き る よ う な形 に変換す る、 即 ち 大 き さ を 変 え て レヽ く と い う 処理も 行 う よ う に し て も 良 い。
図 7 7 は、 マ ル チ メ ディ ア情報記録処理部の機能 を 光学複 写機 6 6 6 に 内蔵 さ せ、 原稿 を コ ピ ー を す る と そ の 内容が用 紙 に複写 さ れ る と 共 に そ の 内容 に対応す る ド ッ ト コ 一 ド がそ の用紙の所定位置に 印字 さ れる よ う に し た場合の構成 を 示す 図で あ る。
即 ち、 通常の複写機 と 同様に、 原稿台 6 6 8, 照 明 6 7 0, ミ ラ 一 6 7 2 , レ ン ズ 6 7 4 , 感光 ド ラ ム 6 7 6 等 を 有 し 原稿上の像 を 用紙上 に 複写す る。
こ れ に 加え て、 本実施例の光学複写機 6 6 6 は、 光路中 の レ ン ズ 6 7 4 の前 にノヽ 一 フ プ リ ズム 6 7 8 を 挿入 し て光 を 分 岐 さ せ、 光学部品 6 8 0 を 介 し て ラ イ ン セ ン サ等の 撮像素子
6 8 2 に 導 く。 撮像素子 6 8 2 力、 ら の信号 は ア ン プ 6 8 4 で 増幅 し て 種々 の ア ナ 口 グ的な処理 を 行な っ た後、 A D 変換 器 6 8 6 で デ ィ ジ タ ル変換 し て メ モ リ 6 8 8 に記録 す る。 そ し て、 こ の メ モ リ 6 8 8 に記録 し た デー タ に対 し て、 像域判 定及 びデー タ 文字認識 回路 6 9 0 に て像域判定な リ デー タ 文 字認識等 を 行な っ て い く。 こ こ で、 像域判定 に つ い て は、 本 出願人 に よ る 特願平 5 — 1 6 3 6 3 5 号 に記載 さ れ た手法が 利用 で き る。
そ し て、 像域判定や デー タ の文字認識等が行な わ れた デ一
タ は、 圧縮回路 6 9 2 に て圧縮 さ れ る。 こ の場合、 それぞれ 文字、 絵、 グ ラ フ 等の種別 に応 じ て圧縮の方式が異 な る の で、 それぞれ に対応 し た圧縮 を 行な い、 そ の後、 デー タ 合成回路 6 9 4 で レ イ ァ ゥ ト 情報 を 含め て そ れ ら の デー タ 合成 を 行な う。 そ し て、 合成 さ れ た デー タ に対 し て、 エ ラ 一訂正符号付 カロ 回路 6 9 6 に て エ ラ 一訂正 の 符号 を 付カ卩 し た 後、 メ モ リ
6 9 8 に 蓄積 し て再度 イ ン タ 一 リ ー ブ等の処理 を 行 な い、 ァ ド レ ス 付加回 路 7 0 0 に て ア ド レ ス を 付加 し て 、 変調 回 路
7 0 2 で 変調 を 行 う。 そ の後、 マ 一 力 付加回路 7 0 4 に よ り マ ー カ を 付力!] し て 、 ド ッ 卜 パ タ ー ン 形状変換 回 路 7 0 6 で ド ッ ト ノ タ ー ン形状 を 変換す る。 そ し て、 そ の ド ッ ト ノ タ ー ン に従っ て、 発光素子 ド ラ イ バ 7 0 8 に よ り 発光素子 7 1 0 を 発光 さ せ る と 共 に、 ミ ラ ー シ ャ ツ タ 7 1 2 を 立ち 上げて発 光素子 7 1 0 力、 ら の光 を レ ン ズ 6 7 4, 感光 ド ラ ム 6 7 6 へ と 導 く。
ま た、 前述 し た よ う に、 F A X等 に 出す場合 に は、 F A X 解像度選択部 7 1 4 で F A X の解像度 を 選択 し、 そ れ に 合わ せ て ド ッ ト パ タ ー ン形状変換回路 7 0 6 に て ド ッ ト コ ー ド の パ タ ー ン の形状 を 変 え る。
さ ら に、 像域判定及 びデー タ 文字認識回路 6 9 0 で は、 文 字 に 関 し て は、 文字 を 二値画像 と し て扱っ て M R や M H 等 の 一般的な 二値ィヒ の画像圧縮 の処理 を 行 な う も の で も 良 い し 、 ま た は文 字認識 を し て、 ア ス キー コ 一 ド等の普通の ワ ー プ ロ に使われ て い る コ ー ド に変換 し た後 に、 ジ ブ レ ン ペ ル等の圧 縮方式で 圧縮 を かけ て も 良 い。 こ の よ う に 文字認識 を し て ァ
ス キー コ ー ド変換 を し、 ま た更 に そ れ に圧縮 を かけ る と、 圧 縮率 は か な リ 上 力 S り そ れ だ け 多 量 の デー タ が 少 な い ド ッ ト コ 一 ドで 記録で き る よ う に な る。
な お、 ド ッ ト コ ー ド の印字は、 信号処理系の処理速度の関 係か ら、 一度原稿画像 を 感光 ド ラ ム 6 7 6 に書 き 込 み感光 さ せて し ま っ た後 に、 ミ ラ ー シ ャ ツ タ 7 1 2 を 立て て 発光素子 7 1 0 に よ り も う 一度 ド ラ ムの ほ う に書き 直 し て 印字す る と い う よ う に し て行われ る。 あ る い は、 プ リ ス キ ャ ン と い う 形 で 1 回 目 の原稿ス キ ャ ン で ド ッ ト コ 一 ド を 発生 し、 2 回 目 の 原稿ス キ ャ ン で原稿像 と ド ッ ト コ 一 ド を 感光 ド ラ ム 6 7 6 に 書込む よ う に し て も 良 い。 将来的に、 信号処理系の 処理速度 が向上す れば、 こ の よ う に複数回 に分 け た処理 は必要無 く な る かも し れな い。 し カゝ し、 原稿が原稿台 6 6 8 に横置き さ れ た り、 上下逆 さ ま に置かれた場合に は、 参照番号 6 5 6 の よ う に 印字 さ れた用紙縦方向下部 に ド ッ ト コ ー ド を 印字 し た よ う な複写結果 を 得 る た め に は、 や は り 複数回 に 分け た処理力 必要 と な る。
図 7 8 は、 ディ ジ タ ルの複写機 7 1 6 に応用 し た 場合の構 成 を 示 し て い る。 同図 に於 いて、 図 7 7 と 同様の機能 を 有す る も の は、 図 7 7 と 同 じ 番号 を 付 し て あ る。 ま た、 入力部分 に於いて、 光学 ミ ラ ー を 移動す る ご と く 記 さ れて い る 力 ラ イ ン セ ン サ を 移動 さ せ て原稿 を 読み取 る よ う に構成 し て も 良 い。
即 ち、 本デ ィ ジ タ ル複写機 7 1 6 で は、 前述の よ う に し て ド ッ ト パ タ ー ン形状変換回路 7 0 6 で形状の変 え ら れた ド ッ
卜 コ ー ド と、 メ モ リ 6 8 8 に取 り 込 ま れた原稿画像 の デー タ と を 編集合成回路 7 1 8 で合成 し、 プ リ ン タ 7 2 0 で印字出 力 す る。 こ う い っ た デ ィ ジ タ ル複写機で あ れば、 前述 し た よ う な複数回 に分け た処理 を 行わ ず と も、 メ モ リ 6 8 8 を 有す る た め、 1 回 の ス キ ャ ン で用紙の ど の位置 に で も ド ッ ト コ 一 ド を 印字 す る こ と がで き る。
次 に、 図中 の破線の流れ に つ いて説明 す る。 こ れ は、 上記 の よ う に原稿画像 を 読 み取 っ て それ を ド ッ ト コ ー ド に落 と す と い う の と は反対 に、 文章や絵 と 一緒 に ド ッ ト コ ー ド の 印刷 さ れた原稿か ら ド ッ ト コ 一 ド だ け を 読み取 っ て、 ド ッ ト コ 一 ドか ら再生 さ れた 文章や絵 と ド ッ ト コ 一 ド と 合わせ た形の書 類 を 印字 出力 す る と い つ た 内容の流れで あ る。
即 ち、 同様 に撮像素子 6 8 2 に よ り 原稿カゝ ら ド ッ ト コ 一 ド を 読み 込 み、 A / D 変換 し て そ れ を メ モ リ 6 8 8 に 記録 す る。 ま た、 A Z D 変換器 6 8 6 の 出 力 を ド ッ ト コ ー ド再生機 7 2 2 の 方 に も 入力す る。 こ の ド ッ ト コ ー ド再生機 7 2 2 は、 例え ば図 1 7 の走査変換部 1 8 6 以降の回路構成 を 含む も の で、 ド ッ ト コ ー ド カゝ ら 文章や絵、 グ ラ フ を 再生す る こ と がで き る。 メ モ リ 6 8 8 に 蓄積 さ れた ド ッ ト コ ー ド の画像は、 そ の ド ッ ト コ ー ド の状態 の ま ま ド ッ ト パ タ ー ン 形 状変換回 路 7 0 6 に 与 え ら れ、 大 き さ を 変 え ら れ た 後、 編集合成 回路 7 1 8 に 入力 さ れ る。 編集合成回路 7 1 8 は、 ド ッ ト コ ー ド 再生機 7 2 2 で再生 さ れた 文章、 絵、 グ ラ フ 等 に、 こ の ド ッ ト パ タ ー ン形状変換回路 7 0 6 カゝ ら の ド ッ ト コ 一 ド を 付 け加 え て、 プ リ ン タ 7 2 0 に入力 し、 印字 出 力 す る。
こ の よ う に す る と、 原稿 を ス キ ャ ン す る 時間が こ の ド ッ ト コ ー ド部分 を 読む 時間 だ け で済む の で、 時間的な短縮が可能 で あ る。 さ ら に は、 文章、 絵、 グ ラ フ 等 を 拡大や縮小 し た時 に、 それ と は無関係 に、 ド ッ ト コ ー ド の大 き さ は変 わ ら な く 印字で き る よ う に す る こ と がで き る と い う 効果があ る。
次 に、 図 7 9 に示 し て あ る の は、 ペ ン型情報再生装置 を 文 字や絵の デー タ の入力 部 と し て も 利用 す る よ う に し た場合の 例で あ る。
即 ち、 ペ ン型情報再生装置の画像処理部 4 6 0 か ら の信号 を マ ルチ メ デ ィ ア情報記録装置 7 2 4 に入力 す る。 マ ル チ メ デ ィ ア情報記録装置 7 2 4 で は、 入 力 さ れた、 つ ま り 撮像 さ れた デー タ を セ レ ク タ 7 2 6 を 介 し て フ レ ーム メ モ リ 7 2 8 A 又 は 7 2 8 B に 入 力 す る 。 こ の 場合、 セ レ ク タ 7 2 6 は . ま ず 1 画面 を フ レ ー ム メ モ リ 7 2 8 A に 取 り 込 ま せ 、 そ の 後 、 次 の 1 画 面 を フ レ ー ム メ モ リ 7 2 8 B に 取 り 込 ま せ る と レヽ う よ う に 選択す る 。 そ し て 、 フ レ ー ム メ モ リ 7 2 8 A , 7 2 8 B に 取 り 込 ま れ た 画像 デー タ は そ れぞ れ歪 み 補正 回 路 7 3 0 A , 7 3 0 B に て 周辺 の 収差等 の レ ン ズ歪 み を 取 ら れ た 後 、 ず れ量検 出 器 7 3 2 に 入 力 さ れ る 。 こ の ず れ量 検 出器 7 3 2 は 、 フ レ ー ム メ モ リ 7 2 8 A に 取 り 込 ま れ た 画像 と フ レ ー ム メ モ リ 7 2 8 B に 取 り 込 ま れ た 画像 と を 後 段 で 合成 す る 際 に 両 画像で 重複 す る 部分 が絵 と し て 重 な る よ う に、 両画像の相関 を 取 っ て どの方向 に どれだ け ずれて い る 力、 を 演算す る も の で あ る。 こ のずれ量検出器 7 3 2 と し て は、 例え ば本 出願人 に よ る特願平 5 — 6 3 9 7 8 号 や特願平
5 — 4 2 4 0 2 号等 に 記載の も の を 利用 で き る。 そ し て、 こ の検出 し た ずれ量 に従 っ て、 一方の 画像、 即 ち フ レ ー ム メ モ リ 7 2 8 B に取 り 込 ま れた画像 を 補間演算回路 7 3 4 に て補 間 し、 ェ ン ノヽ ン サ ( E n h a n c e r ) 7 3 6 でェ ン ノヽ ンサ を 力、 けた 後、 画像合成回路 7 3 8 で他方の フ レ ー ム メ モ リ 7 2 8 B に 取 り 込 ま れた 画像 と 画像合成 し、 そ の結果 を 画像合成メ モ リ 7 4 0 に 記憶す る。
そ し て、 次の 1 画面 を フ レー ム メ モ リ 7 2 8 A に 取 り 込み、 上記 と 同様の処理 を 行 い、 今度 は フ レ ーム メ モ リ 7 2 8 A に 取 り 込 ま れた 画像 を 補間す る。
以後、 こ れ を 交互 に 繰 り 返す こ と で、 犬画面化が図れ る。 即 ち、 ペ ン型情報再生装置は、 も と も と ド ッ ト コ ー ド と い う 細かい コ ー ドの も の を 読み取る た め の も ので あ り、 従 っ て 撮像エ リ ァ が非常 に小 さ い。 こ の よ う に撮像エ リ ア の小 さ レヽ も の を 文字や絵の画像 を 取 り 込む た め の ス キ ャ ナ と し て使用 す る た め に は、 複数回 に分 けて 画像 を 取 り 込み、 そ れ ら を 貼 り 合わせ る こ と が必要 と な る。 そ こ で、 本実施例で は、 複数 の フ レ ー ム メ モ リ を 設 け、 ずれ量 を 検出 し て ず れ を 補正 し て 画像 を 貼 り 合わせ る よ う に し て い る。
こ う し て合成画像メ モ リ 7 4 0 に 記録 さ れた デー タ は、 像 域判定回路 7 4 2 で像域判定等が行われ、 文字で あ れば文字 認識回路 7 4 4 で 文字認識 を 行な つ た後、 ま た 画像 で あ れば そ の ま ま 、 前述 し た よ う な マ ル チ メ デ ィ ア情報記録処理部 5 9 8 に 入力 さ れ る。 そ し て、 マ ル チ メ デ ィ ア情報記録処理 部 5 9 8 で圧縮等の処理 を 行な っ て ド ッ ト コ 一 ド に 変換 さ れ、
前述 し た よ う な リ ール シール印刷機 5 7 2 に導かれ る。 あ る い は、 マ ル チ メ デ ィ ア 情報記録処理部 5 9 8 に 入力 す る 代わ り に、 I Z F 7 4 6 を 介 し てノ ソ コ ン ゃ ヮ 一 プ ロ 等 の外部機 器 5 3 2 に入力す る こ と も で き る。
な お 、 ペ ン 型情報再生 装置 の 方 に は 、 出 力 端子 と し て は イ ヤ ホ ン 端子 と 画像 を 出 力 す る よ う な 二 つ の 端子が設 け て あ っ て も 良 い し、 ま た は一つ の コ ネ ク タ を マ ニ ュ ア ルで音 を 出 力 す る 系 と 画像 を 出 力す る 系 と に 切替え使用 す る よ う な構 成 に す る こ と も で き る。
図 8 0 は、 図 7 9 の変形例で あ る。 図 7 9 は ド ッ ト コ ー ド を 読む時の撮像部 2 0 4 の エ リ ア と ス キ ャ ナ と し て 使用 す る 時の撮像エ リ ア と が同 じ場合に つ い て述べて い る 力 本実施, 例 の場合 に は 、 ス キ ャ ナ と し て 使用 す る 場合 に は広 角 に し , ド ッ ト コ ー ド を 読み込む と き に はマ ク ロ 的な撮像 を す る よ う に、 結像光学系 2 0 0 を 変ィヒ さ せ る よ う に し た も の で あ る。 即 ち 、 結像光 学系 2 0 0 は 、 普通 の カ メ ラ に使 わ れて い る ズー ム や 2 焦点の レ ン ズ群 に よ り 構成 さ れ 、 レ ン ズ鏡筒 7 4 8 を ス ラ イ ド さ せ て広角 と マ ク ロ の切 り 換 え を 行 う よ う に な っ て い る。 そ し て、 レ ン ズ鏡筒 7 4 8 を 縮め た 時に接点 が閉 じ て オ ン す る よ う な ス キ ャ ナス ィ ッ チ 7 5 0 を 設け、 ス キ ヤ ナス イ ッ チ 7 5 0 がオ ン し て い る 時 に は ス キ ャ ナ と し て 使 う も の と し て デー タ 処理部 4 6 2 及 びデー タ 出 力 部 4 6 4 の動作 を 停止 さ せ、 オ フ し て い る 時だ と マ ク ロ 的な 動作 を さ せ る た め に そ れ ら を 動作 さ せ る と い う よ う な 処理 を コ ン ト ロ ール部 2 1 2 に行わ せ る。
結像光 学系 2 0 0 を 広 角 側 に し た 場合、 撮像エ リ ァ が大 き く な リ、 そ の時の焦点深度が ± 1 2 0 m で、 撮像倍率が 0 . 0 8 と 仮定す る と、 被写界深度 は ± 1 9 m m に な る。 縦 方向の手振れがあ つ た と し て も、 こ れだ け の深度が あ れ ば問 題 と はな ら な い。
ま た、 広角 と マ ク ロ と を 変更す る た め に レ ン ズ鏡筒 7 4 8 を ス ラ イ ド さ せ る 形以外 に も、 レ ン ズその も の を 差 し換 え る、 つ ま リ 広 角 系の レ ン ズ を と つ て マ ク ロ 用 の レ ン ズ を 装着す る と レ、 う よ う な形式で も、 同様 に 実施可能で あ る。
図 8 1 は、 カ ー ド型 ア ダ プタ 5 2 4 内 に、 図 6 9 に示 し た よ う な ペ ン型情報再生装置で ド ッ ト コ 一 ド を 読み込ん だ時に パ ソ コ ン や ワ ー プ ロ 等 の外部機器 5 3 2 に その ド ッ ト コ ー ド に対応す る情報 を 出 力 す る た め の デー タ 処理部 と、 図 7 9 に 示 し た よ う な ペ ン型情報再生装置 を 文章や絵の画像 の ス キ ヤ ナ と し て 用 い た時の画像の貼 り 合わせや ド ッ ト コ ー ド の発生 等の た め の デー タ 処理部 と の両方の デー タ 処理部 を 組み込ん だ例 を 示 し て い る。 即 ち、 ス キ ャ ナ用 のデー タ 処理部 と ド ッ ト コ 一 ド 読み 取 り 用 の デー タ 処理部 の 2 つ を 内 蔵 し て い る カ ー ド型 ア ダ プタ 5 2 4 を 示す。
図 8 1 に於 いて、 セ レ ク タ 7 5 2 及 び 7 5 4 は、 ス キ ャ ナ 用 の デー タ 処理部 と ド ッ 卜 コ ー ド読み取 り 用 の デー タ 処理部 と の切 り 換え を 行 う も の で あ り、 そ の切 り 換 え選択 はマ ニ ュ ア ル的な 操作で も 良 い し、 図 8 0 で示 し た よ う な ス キ ャ ナ ス イ ッ チ 7 5 0 の オ ン オ フ に連動 さ せて も 良 レヽ し、 あ る い は 外部機器 5 3 2 側か ら 直接駆動す る よ う に し て も 良 い。
ま た、 画像合成処理 回路 7 5 6 は、 図 7 9 に示 し た よ う な セ レ ク タ 7 2 6、 フ レ ー ム メ モ リ 7 2 8 A, 7 2 8 B、 歪 み 補正回路 7 3 0 A, 7 3 0 B、 ずれ量検出器 7 3 2、 補間演 算回路 7 3 4、 ェ ン ハ ン サ 7 3 6、 画像合成回路 7 3 8 の機 能 を 果 た す 回 路 で あ り 、 出 力 処理 回路 7 5 8 は 出 力 す べ き デー タ を 外部機器 5 3 2 の フ ォ ー マ ツ 卜 に あ わせ る た め の も の で あ る。
次 に、 読み取っ た ド ッ ト コ ー ド の情報 を 電子投影機の ほ う に 出 力す る と い う 実施例 を 説明 す る。 即ち、 図 8 2 A及 び図 8 2 B に 示す よ う に 、 ペ ン 型情報再生 装置 7 6 0 で ド ッ ト コ ー ド を ス キ ャ ン し、 出力処理部 7 6 2 で元の情報 に戻 し て、 プ ロ ジ ェ ク タ 7 6 4 の R G B 入 力 端子 あ る い は 電子 O H P 7 6 6 の ビデオ入力端子 に 入力 し て、 ス ク リ ー ン 7 6 8 に投 影す る も の で あ る。
こ の場合、 ペ ン 型情報再生装置 7 6 0 は 、 図 1 7 或 は 図 2 3 に示 し た再生系の構成 に於 け る 検 出部 1 8 4 か ら デー タ エ ラ 一訂正部 1 9 4 ま で の構成 を 内蔵 し て お り、 出 力処理部 7 6 2 は、 デー タ 分離部 1 9 6 以降の構成及 び他の 処理回路 を 内蔵 し て い る。
出 力処理部 7 6 2 の 実際 の 構成 は 、 図 8 3 の よ う に な る 。 即 ち 、 ペ ン 型情報再生装置 7 6 0 か ら の マ ル チ メ デ ィ ア 情 報 を 、 分離部 1 9 6 で 、 画像, グ ラ フ , 文字 , 音声 , へ ッ ダ情報 に 分離 し 、 画像 , グ ラ フ , 文 字 は伸長処理部 2 3 8 , 2 4 2, 2 4 8 で伸張 し た後、 画像 と グ ラ フ に対 し て は デ一 タ 補間回路 2 4 0, 2 4 4 で補間処理 を 施 し、 文字 に対 し て
は P D L 処理部 2 4 6 で P D L 処理 を 行 う。 そ し て、 補間又 は P D L 処理 さ れた画像, グ ラ フ, 文字 を 合成 回路 2 5 0 で 合成 し、 メ モ リ 7 7 0 に記憶す る。 こ の メ モ リ 7 7 0 に 記憶 さ れて い る デー タ と い う の は既 に ス ク リ ー ン 7 6 8 に投影で き る デー タ で あ り、 よ っ て それ を D ノ A変換部 2 5 2 で D Z A変換 し て、 プロ ジ ェ ク タ 7 6 4 や電子 O H P 7 6 6 に 出 力 す る。 こ の場合、 メ モ リ 7 7 0 は、 ア ド レ ス制御部 7 7 2 に よ り 制御 さ れ る。 一方、 音声の方は、 伸長処理部 2 5 6 でそ の ま ま伸張 し、 デー タ 補間 回路 2 5 8 で補間 し た後、 D A 変換部 2 6 6 で D / A 変換 し、 セ レ ク タ 7 7 4 を 介 し て プロ ジ ェ ク タ 7 6 4 や電子 O H P 7 6 6 に 内蔵 さ れた、 或 は外部 の ス ピー カ 7 7 6 に 出 力 さ れる。
さ ら に 、 音声合成 コ ー ド化 さ れ た デー タ は 、 音声 合成部 2 6 0 で 音声 に変換 さ れ、 D Z A変換部 2 6 6 に入 力 さ れ る。
ま た、 例え ば、 プ レ ゼ ン テ一 シ ョ ン の最中 に 必要 に応 じ て 文章 を そ の ま ま 読 ま せ る よ う な場合 に は、 表示用 の 文字 コ ー ド か ら 文 章認識部 2 7 1 で 文章 と し て 認識後 、 音声 合成部 2 6 0 で 音声 に変換後、 最終的 に、 ス ピー カ 7 7 6 か ら 音声 力 出 力 さ れる こ と に な る。
こ の場合、 朗読用 の 音声合成 コ ー ド を 別 に記録 し て お く 必 要が無い の で、 そ の分、 よ り 多 く の情報 を ド ッ ト コ ー ド に入 れ て お く こ と 力 sで き る。
ま た、 こ の場合、 ど の よ う な電子投影機系 を も っ て き て も 接続可能 な よ う に、 投影機の選択手段 7 7 8 を 設け、 例え ば、 プ ロ ジ ェ ク タ Ί 6 4 力 Sノヽ イ ビ ジ ョ ン 対応 の も の で あ る と 力
N T S C の み の対応で あ る と い う よ う な こ と を 選択 で き る よ う に し て い る。 つ ま り、 出 力系 と し て の電子投影機系 に よ り, メ モ リ 7 7 0 上 に 文字 を どの よ う な 大 き さ に割 り 振 る か等の 処理が変 わ る 。 そ こ で 、 投影機選択手段 7 7 8 に よ る 選択 に応 じ て、 上記デー タ 補間回路 2 4 0, 2 4 4 や P D L 処理 部 2 4 6 で の 処理 を 変 更 し た り 、 あ る レ、 は ァ ド レ ス 制御部 7 7 2 や D Z A変換部 2 5 2 に供給 さ れ る ク ロ ッ ク 信号 C K を 基準 ク ロ ッ ク 選択部 7 8 0 で変更 す る よ う に し て い る。
ま た、 プ ロ ジ ェ ク タ 7 6 4 や電子 O H P 7 6 6 等 の電子投 影機の使用状況に於い て は、 例 え ば、 同図の よ う に 文章、 絵、 グ ラ フ 等 を 含む原稿の 内、 文章だ け を 投影 し た い、 絵だ け を 投影 し た い、 ま た は グ ラ フ だ け を 投影 し た い、 と い っ た選択 的な投影 を 行い た い場合があ る。 そ の よ う な と き に は、 出力 コ ン ト ロ ール部 7 8 2 に よ り ユーザが選択で き る よ う に、 あ る レ、 は、 ド ッ ト コ ー ド の ^ に、 文章別 に投影せ よ で あ る と か、 絵だ け を 投影せ よ で あ る と 力、 グ ラ フ だ け を 投影せ よ で あ る と かの情報 を へ ッ ダ情報 と し て書き 込んで お き、 出 力 コ ン ト 口 ―ル部 7 8 2 で そ の ヘ ッ ダ情報 に応 じ て 出力 すべ き 部分 を 選択で き る よ う に し て レヽ る。 そ し て、 こ の 出 力 コ ン ト ロ ール 部 7 8 2 で の選択 に従 っ て、 出 力エ デ ィ タ 部 7 8 4 は、 どの 部分 を 投影す る か と い う 切 り 分け作業 を 行い、 ア ド レ ス 制御 部 7 7 2 に メ モ リ 7 7 0 の そ の部分 を ア ク セ ス さ せ て投影用 の デー タ を 出 力 さ せ る。 ま た、 上記 出 力 エ デ ィ タ 部 7 8 4 は、 こ の よ う な エ リ ア分割 の処理以外 に、 電子 ズー ム の処理、 つ ま り 最初 は原稿全部 を 投影 し、 その後、 文章の一部 や絵だ け
を 拡大 し て い く と い う よ う な処理、 及 びそ の時 に文章の一部 や絵の部分だ け焦点 を 合わせて拡大 し て い く と い う 形の編集 処理 を 行 え る よ う に す る こ と も で き る。 そ の よ う な 処理 を 行 う 場合に は、 こ の 出力 処理部 7 6 2 に 入力部 と 表示部 と を 設 け、 グ ラ フ ィ カ ル ユー ザ一 イ ン タ フ ェ ー ス等の よ う な処理 を し て、 実際に拡大部分 を 指定で き る よ う に構成す る のが好 ま し い。
ま た、 音声は、 ド ッ ト コ ー ド と し て 入力 さ れて D / A変換 部 2 6 6 か ら 出力 さ れ る も の だ け で な く、 外部マ イ ク 7 8 6 力、 ら の音声 と を セ レ ク タ 7 7 4 に よ り 選択で き る よ う に し て い る。
な お、 ペン型情報再生装置 7 6 0 に は検 出部 1 8 4 だ け を 構成 し、 走査変換部 1 8 6 か ら 以降 を 出力処理部 7 6 2 の方 に盛 り 込 ん で も 良 い し、 逆 に、 分離部 1 9 6 ま で も ペ ン型情 報再生装置 7 6 0 の方 に持たせて、 分離 さ れて い る デー タ が な ん ら かの形で 出 力処理部 7 6 2 に送 ら れて く る と い う 構成 し て も 良 い。 実際 に は、 手で持つ こ と を 考 え る と、 ペ ン型情 報再生装置 7 6 0 は、 で き る だ け小 さ く す る の が好 ま し い の で、 検出部 1 8 4 だ け を 設 け、 後の処理は 出 力処理部 7 6 2 の方で行 な う と す る の が好 ま し い。
図 8 4 は、 上記電子投影機の代わ り に、 複写機 7 8 8、 光 磁気デ ィ ス ク 装置 ( M O ) 7 9 0、 プ リ ン タ 7 9 2 に 出 力す る 場合 を 示す も の で 、 出 力 処理部 は 、 ノ ソ コ ン 等 7 9 4 に ハー ド ウ ェ ア 的或 は ソ フ ト ウ エ ア的 に 内蔵 さ れ、 出 力処理部 の 出 力 は、 オ ン ラ イ ン 又は フ ロ ッ ピ 7 9 6 等 に よ る オ フ ラ イ
ン で、 複写機 7 8 8、 M 〇 7 9 0、 プ リ ン タ 7 9 2 に供給 さ れる と い う 状況 を 示 し て い る。 ま た、 図 8 5 は、 出 力処理部 を プ リ ン タ 7 9 2 や電子手帳 7 9 8 に装着 さ れ る カ ー ド型 ァ ダプ タ 8 0 0 と し て構成 し た場合 を 示 し て レ、 る。
こ の場合の 出 カ処理部 7 6 2 の実際の構成は、 図 8 6 に示 す よ う に な る。 ,
先 ほ ど の 投影機 の 実施例 と 同 じ よ う に 、 マ ル チ メ デ ィ ア 情報が入 力 さ れ、 分離部 1 9 6 で画像, グ ラ フ, 文 字が分離 さ れ、 そ れぞれが伸長処理部 2 3 8, 2 4 2 , 2 4 8 で伸張 さ れて 、 画像 及 び グ ラ フ に 関 し て は デー タ 補 間 回路 2 4 0 2 4 4 で 補間、 文字 に 関 し て は P D L 処理部 2 4 6 で P D L 処理 を 行 な っ て 、 合 成 回 路 2 5 0 で 合成 さ れ て 、 メ モ リ
7 7 0 に 記憶 さ れ る。 メ モ リ 7 7 0 は ア ド レ ス 制御部 7 7 2 に よ り 制御 さ れ、 読出 さ れた デー タ は補間部 8 0 2 及び D ノ A変換部 2 5 2 を 介 し て実際に 出 力 さ れる デー タ を 確認す る た め編集 モ ニ タ 8 0 4 に 出 力 さ れ る。 な お、 こ の編集モ ニ タ
8 0 4 は、 無 く て も 良 レヽ。
ま た 、 メ モ リ 7 7 0 力、 ら 読 出 さ れ た デ ー タ は 、 合 成 部 8 0 6 に も 入力 さ れる。 こ の合成部 8 0 6 は、 ペ ン 型情報再 生装置 7 6 0 か ら のマ ル チ メ デ ィ ア 情報 を コ ー ドィヒ部 8 0 8 で再度 ド ッ ト コ 一 ド に し て、 そ れ を 出 力適応補間部 8 1 0 で、 出 力 すべ き プ リ ン タ 7 9 2 等の解像度 に合わせ た 出 力補間 を 行 な っ て 、 そ れ と メ モ リ 7 7 0 力、 ら の デー タ と を 合成 す る 。 つ ま り 、 文 章 や 絵 に ド ッ ト コ ー ド を 付 け カ卩 え て 、 I ノ F 8 1 2 を 介 し て プ リ ン タ 7 9 2 や複写機 7 8 8 に 出 力す る。
出 力選択手段 8 1 4 は、 プ リ ン タ 7 9 2 で 出 力 す る場合に, その プ リ ン タ 7 9 2 を 当該 出 力部 7 6 2 に繋い だ と き に その 機種が分かれ ば、 自 動的 に解像度の方の設定 に 入 り、 ま た フ 口 ツ ビ 7 9 6 等で オ フ ラ イ ン で送る 場合で あ る と 機種が分か ら な い の で、 そ の よ う な と き に は マ ニ ュ ア ル で切 り 換え る も の と す る。
こ の よ う な構成で は、 文章等 はそ の ま ま コ ピーや プ リ ン ト さ れ、 ド ッ ト コ ー ド は そ の 出力 の媒体の解像度 に合 わせ て 出 力 す る こ と が可能 と な る。
ま た、 電子手帳 7 9 8 に接続す る 場合 に は、 ド ッ ト コ 一 ド は入力 し な い た め に、 ド ッ ト コ 一 ド を 記録す る 系が不要 と な る。 構成 は、 図 6 9 と ほ ぼ同 じ で あ る。
図 8 7 は、 現在、 ワ ー プ ロ の デー タ フ ォ ーマ ッ ト が機種每 に 異 な る と い う こ と に 対処 す る た め 、 そ れぞ れ の機種每 の フ ォ ー マ ツ 卜 に 直す よ う な フ ォ ーマ ツ ト 変換部 8 1 6 を 設け た実施例で あ る。 フ ォ ー マ ッ ト 変換部 8 1 6 は、 機種選択手 段 8 1 8 と し て の ワ ー プロ セ レ ク ト ス ィ ッ チ を 持ち、 ド ッ ト コ ー ド を ペ ン型情報再生装置 7 6 0 で読み込み、 選択に基づ いて デー タ を 変換 し て、 ワ ー プ ロ 8 2 0 に 入力 す る。
フ ォ ー マ ッ ト 変換部 8 1 6 は 、 実際 に は 、 図 8 8 に 示 す よ う に 構成 さ れ る 。 即 ち 、 デー タ 補間 回路 2 4 0 , 2 4 4 , 2 5 8、 ? 0 処理部 2 4 6、 及び音声合成部 2 6 0 で の処 理後、 そ れぞ れ の デー タ を 対応 す る フ ォ ー マ ツ ト 変換 回 路 8 2 2, 8 2 4, 8 2 6, 8 2 8 で 上記機種選択手段 8 1 8 で の選択 に応 じ て フ ォ ー マ ッ ト 変換す る よ う に構成 さ れて い
る。
図 8 9 は、 ド ッ ト コ ー ド の記録 さ れた シ ー ト (以降、 マ ル チ メ デ ィ ア ぺーパ と 称す) を F A X送受信す る 場合 の シ ス テ ム 図 で あ る 。 こ れ は 、 F A X用 マ ル チ メ デ ィ ア 情報記録機 8 3 0 で 作 ら れた ド ッ ト コ ー ド を プ リ ン タ 7 9 2 で プ リ ン ト ア ウ ト し て、 送信側 F A X 8 3 2 よ り 受信側 F A X 8 3 4 へ 電話回線 8 3 6 を 通 し て送信す る。 受信側 F A X 8 3 4 で は こ れ を 受 け と つ て、 紙の情報に戻 し て か ら ペ ン型情報再生装 置 8 3 8 を 使 っ て ド ッ ト コ 一 ド を 再生す る。
F A X 用 マ ル チ メ デ ィ ア情報記録機 8 3 0 は、 図 9 0 に示 す よ う に、 マ ル チ メ デ ィ ア情報記録機 8 4 0、 ド ッ ト ノ タ ー ン形状変換回路 8 4 2、 F A X選択手段 8 4 4、 合成編集回 路 8 4 6 カゝ ら 構成 さ れ る。 マ ル チ メ デ ィ ア情報記録機 8 4 0 は、 図 1 5 の記録系の構成 に於け る マ ー カ 付加部 1 6 2 ま で の 構成 を 含 み 、 合成編集回 路 8 4 6 は 合成及 び編集処理部 1 6 4 に 相 当 す る 。 そ し て 、 ド ッ ト パ タ ー ン 形状変換 回 路 8 4 2 及 び F A X選択手段 8 4 4 は 、 図 7 7 , 図 7 8 中 の ド ッ 卜 パ タ ー ン形状変換回路 7 0 6 及 び F A X解像度選択部 7 1 4 に 相当 す る。
こ の場合、 電話回線 8 3 6 で送信側 F A X 8 3 2 か ら 受信 側 F A X 8 3 4 に 回線 を 繋 い だ時、 受信側 F A X 8 3 4 力 ら 送信側 F A X 8 3 2 に 着信 の状況 と い う も の を 返 し て く る の で 、 こ の デー タ を 手動で あ る い は 直接、 F A X選択手段 8 4 4 に 与え、 F A X の解像度 と い う か分解能 を セ レ ク 卜 し て、 ド ッ ト パ タ ー ン形状変換回路 8 4 2 に て ド ッ ト コ ー ド の
パ タ ー ン の サ イ ズ、 あ る い は、 1 行 に 書 け る 量 に 応 じ て 形 状 そ の も の を 変 え て 、 合成編集 回路 8 4 6 に て 紙面 情報 と 合成 し 、 プ リ ン タ 7 9 2 で プ リ ン ト ァ ゥ 卜 す る こ と に よ り 、 F A X送信す る マ ル チ メ デ ィ ア ベー ノ を 印刷す る。
図 9 1 は 、 そ の よ う な 処理 を 全て 自 動化 し て 、 初 め 力、 ら F A X送受信手段 ま で も 記録機の方 に持たせた F A X 内蔵マ ル チ メ デ ィ ァ情報記録機 8 4 8 を 示す も の で あ る。
こ の場合 は 、 直接相手方 F A X の 分解能情報 を 電話回 線 8 3 6 で 繋 い だ 時点 で 確認 し 、 そ の 情報 を 使 っ て 、 ド ッ ト パ一 タ ン の形状 を 最適化 し て、 紙面情報 と 合成 し て 送信 を 行 な う。
図 9 2 は、 図 9 3 A 及び図 9 3 B に示す よ う な ド ッ ト コ ー ド を 印刷 し た カ ー ド (以下、 マ ルチ メ ディ ア ぺ一パ ( M M P ) カ ー ド と 称す る ) を 記録再生す る オ ーバ ラ イ ト 型 M M P カ ー ド記録再生装置の構成 を 示す図で あ る。
こ の記録再生 装置 8 5 0 は 、 不 図示 カ ー ド 挿入 ス リ ッ ト に 挿入 さ れ た M M P カ ー ド 8 5 2 を カ ー ド搬送用 ロ ー ラ 部 8 5 4 に よ り ド ッ ト コ ー ド 検 出 部 8 5 6 に搬送 し 、 M M P カ ー ド 8 5 2 の裏面 に 既に書 き 込 ま れて レヽ る ド ッ ト コ 一 ド を 読み取 り、 デー タ コ ー ド再生部 8 5 8 に て元の マ ル チ メ デ ィ ァ情報 に 変換 し て、 不 図示 I Z F や デー タ 分離部へ 出 力 す る。 つ ま り、 ド ッ ト コ ー ド検出部 8 5 6 は図 1 7 又は図 2 3 に示 し た よ う な構成 に於け る検 出部 1 8 4 に相 当 し、 ま た デー タ コ ー ド 再生部 8 5 8 は 同 じ く 走査変換部 1 8 6 か ら デー タ エ ラ 一 訂正部 1 9 4 ま で の 回路構成 を 有 し て い る 。 た だ し 、
ド ッ ト コ ー ド 検 出部 8 5 6 は 、 カ ー ド の 両面 に 対 し て 撮像 部 を 設 け て あ り 、 こ の 内 の 力 一 ド の裏面 に 対 す る も の が検 出 部 1 8 4 の 撮像部 2 0 4 と し て 利用 さ れ る 。 ま た こ こ で M M P カ ー ド 8 5 2 は、 図 9 3 A に 示す よ う に カ ー ド裏面 に ド ッ ト コ 一 ド の記録領域 8 5 2 A 力 あ り、 表面 に は タ イ ト ル や名前、 絵等の画像が記録 さ れる も の と す る。
ま た、 こ の記録再生装置 8 5 0 は、 外部のパ ソ コ ンや記憶 装置等か ら I Z F 8 6 0 を 介 し て、 カ ー ド に既 に書 かれて い る情報以外の情報が供給 さ れ、 ド ッ ト コ ー ド と し て カ ー ド裏 面 に書かれ る べ き 情報 はデー タ 合成編集部 8 6 2 に 供給 さ れ て デー タ コ ー ド 再生 部 8 6 2 で 再生 さ れ た 情報 と 合成 さ れ, 例 え ば、 従来 デー タ に は な い新規情報 力 s I ノ F 8 6 0 力、 ら 入力 さ れ た場合 に は、 例え ばァ ド レ ス がそ の次の ァ ド レ ス に な っ て 新 た に 追加 さ れ て い く 、 あ る い は 一部 変 更 の 場合 は、 そ の一部変更す る 部分 だ け差 し 替え と い う 形で、 デー タ の合 成編集が行わ れる。 こ う し て合成編集 さ れ た情報は、 コ ー ド パ タ ー ン 生成部 8 6 4 に 入力 さ れ、 ド ッ ト コ 一 ド に 変換 さ れ る。 こ の コ ー ド ノ タ ー ン生成部 8 6 4 は、 図 1 5 に 示 し た よ う な構成 を 有 し、 生成 し た ド ッ ト コ ー ド と I / F 8 6 0 力、 ら の コ 一 ド 以外 に 印刷 す る デー タ と の 合成及 び編集も 行 っ て、 印刷部 8 6 6 に 印刷す べ き デー タ を 渡す。 こ の 印刷部 8 6 6 に は 、 上 記 ド ッ 卜 コ ー ド 検 出 部 8 5 6 力、 ら M M P カ ー ド 8 5 2 表 面 の 絵 柄 デ ー タ も 供給 さ れ 、 給 紙 カ ー ト リ ッ ジ 8 6 8 力ゝ ら給紙 さ れる 何も 印刷 さ て い な い カ ー ド の表裏両面 に 印刷 を 行 っ て、 新 し い M M P カ ー ド を カ ー ド搬送用 ロ ー ラ
部 8 7 0 に よ り 不図示 カ ー ド排出 ス ロ ッ 卜 に搬送 し て排出 す る。 な お、 印刷部 8 6 6 で の両面印刷 に つ いて は、 カ ー ド の 一方の面 に対す る 印刷終了後そ の カ ー ド を 反転 さ せ て他面の 印刷 を 行 う 形式で も 良 い し、 同時 に 両面 に対 し て 印刷す る 形 式 の も の で も 良 レ、。
ま た 一方 、 古 い カ ー ド は 、 ド ッ ト コ ー ド 検 出部 8 5 6 を 通過 し た 後、 そ の後段 の塗 り 潰 し 用 塗布 ロ ー ラ 8 7 2 に よ り、 例え ば黒塗 り 潰 し 用 の イ ン ク を 塗布 さ れて、 コ ー ド記録 領域 8 5 2 A を 真 っ 黒 く 塗 っ て し ま う と い う 形で排 出 さ れる。 ユーザは、 そ の結果、 塗 り 潰 さ れた 元の カ ー ド を 返却 さ れ る こ と 力 で き る ので、 古 い カ ー ド が悪用 さ れ る と い う 恐れが無 く な る。
こ の よ う に、 本実施例の オーバ ラ イ ト 型 M M P カ ー ド記録 再生装置 8 5 0 に よ れ ば、 も う 既 に あ る程度記録 さ れて い る カ ー ド を こ の記録再生装置 8 5 0 に 入れて や る と、 その情報 を 読ん で 、 そ し て 新 た に 追加 す る 情報 と 組合 せ て 、 新 し い 力 一 ド を 発行す る と い う も ので あ り、 ユー ザか ら 見 た場合 に は、 あ た かも 古い カ ー ド に 対 し て、 さ ら に デー タ が追加 さ れ て カ ー ド が出 て き た よ う な形 に見 え る。 そ し て、 や は り 古い カ ー ド と い う のが残る ので、 そ の古 い カ ー ド を ユー ザに返却 す る。 従 っ て、 カ ー ド の交換 と い う 形で、 あ た かも ォ 一 ノく一 ラ イ ト し た よ う な形 に す る。
図 9 4 は、 オーバ ラ イ ト 型 M M P カ ー ド記録再生装置の別 の構成 を 示す 図で あ る。 こ の記録再生装置 8 7 4 は、 基本的 に は図 9 2 の記録再生装置 8 5 0 と 同 じ で あ る 力 古い カ ー
ド を ユ ー ザ に 返却す る 必要 の な い 用 途 の 場合 の 装置 で あ る 従 っ て、 こ の記録再生装置 8 7 4 は、 古い カ ー ド を 裁断す る シ ュ レ ッ ダ 8 7 6 を ド ッ ト コ ー ド検 出部 8 5 6 の後段 に配 し て い る。
図 9 5 A は、 オ ー バ ラ イ ト 型 M M P カ ー ド記録再生装置の さ ら に別 の構成 を 示す 図で あ る。 こ の記録再生装置 8 7 8 の 場合は、 M M P カ ー ド の構成力 上記 M M P カ ー ド 8 5 2 と は異な っ て い る。 即ち、 先ほ どの M M P カ ー ド 8 5 2 は特に カ ー ドの べ一 ス 自 体に 直 に 印刷 し た も ので あ っ た 力 本実施 例の M M P カ ー ド 8 8 0 は、 図 9 6 A に示す よ う に、 厚紙や プ ラ ス チ ッ ク 等の 力 一 ドベー ス 8 8 2 に ド ッ ト コ ー ドが記録 さ れた非常 に 薄い紙 ( フ ィ ル ム ) 8 8 4 を 貼 り 付け た状態で 構成 さ れ る も ので あ る。 つ ま リ カ ー ド の裏面 に、 図 9 6 B に 示す よ う 印刷 さ れた薄 い フ ィ ル ム状の シー ト が貼 ら れた も の と な る。
こ の よ う な M M P カ ー ド 8 8 0 を 使 う 記録再生装置 8 7 8 で は、 ド ッ ト コ ー ド検 出部 8 5 6 で読ん だ デー タ は先ほ ど と 同 じ よ う にノ ソ コ ン等 力、 ら く る デー タ と 合成 さ れ、 コ 一 ド ノ タ " " ン に な っ て 印刷部 8 6 6 に入 っ て く る。 こ の時 に、 印刷 部 8 6 6 で は、 カ ー ド の裏側 に 印刷す る の で は な く て、 給紙 カ ー ト リ ッ ジ 8 8 6 か ら の コ ー ド 記録用 紙 8 8 8 に 印刷 し 、 そ れ を 新 た に 力 一 ド ベ ー ス 8 8 2 に 貼 り 付 け る 。 こ の場合、 コ ー ド記録用紙 8 8 8 は、 図 9 5 B に示す よ う に、 コ ー ド記 録薄紙 8 8 4 の実際に 印刷す る 印刷面 8 9 0 側で は な い方力 例え ば接着剤等の粘着剤がつ い た粘着面 8 9 2 に な っ て お リ、
そ の上 に 粘着 面 8 9 2 の保護紙 8 9 4 が付 い た 構成 に な つ て い る。 そ し て、 印刷後、 保護紙 8 9 4 は剥離ノ 一 8 9 6 に よ っ て 剥 さ れ 、 保護紙卷取 リ リ ー ル 8 9 8 に 卷 き 取 ら れ る 保護紙 8 9 4 の 剥離 さ れ た コ ー ド 記録薄紙 8 8 4 は 粘着 面 8 9 2 が露 出 さ れ、 圧接用 ロ ー ラ 部 9 0 0 で カ ー ド ベー ス 8 8 2 に 圧接 さ れて貼 り 込 ま れ、 記録済み カ ー ド と し て 出て い く。
こ の場合、 コ ー ド記録薄紙 8 8 4 は、 非常 に 薄い フ ィ ル ム 状の も の で あ る の で、 力 一 ド ベース 8 8 2 に対 し て 重ね貼 り し て い く も のでも 良 い 力 薄い と は い っ て も 何枚も 重ねて い く と 厚み が出 て く る の で、 ド ッ ト コ 一 ド検 出部 8 5 6 力 ら 圧 接用 ロ ー ラ 部 9 0 0 ま で の カ ー ドの搬送経路途中 に、 旧 コ ー ドパ タ ー ン記録薄紙剥離部 9 0 2 を 設 けて、 古 い コ ー ド記録 薄紙 を 剥がす よ う に し て い る。 こ の剥がさ れた古い コ 一 ド記 録薄紙は、 そ の ま ま 排 出 し て も 良 い し、 シ ュ レ ッ ダ一 を かけ て も 構わ な い。
な お、 図 9 5 A 中 の付加情報付加部 9 0 4 は、 例 え ば、 元 の カ ー ド に対 し て い っ こ の記録再生装置 8 7 8 で記録 し た の か と い う 時間 関係 を 示 す情報、 あ る い は こ の 記録再生装置 8 7 8 を サー ビス セ ン タ に つ な がれ た端末 と し て利用 し た時 に どの端末で あ る か と い う よ う な情報 を 付加す る た め の も の で あ る。 そ れ に よ つ て、 どの記録再生装置 8 7 8 を 使っ た 力、 と か、 ど れだ けの ブ ラ ン ク を 置いて 記録 さ れた 力、 と い う よ う な こ と 力 わか る。
図 9 7 は、 オーバ ラ イ ト 型 M M P カ ー ド記録再生装置の さ
ら に 別 の構成 を 示す 図 で あ る 。 こ の 記録再生 装置 9 0 6 は 基本的に は図 9 2 の記録再生装置 8 5 0 と 同 じ で あ り、 黒 く 塗 り 潰す 代わ り に逆 に 白 く 塗 り 潰 し て、 そ こ を も う 一度新た な 印刷面 に す る と レ、 う も の で あ る。 そ の た め、 ド ッ ト コ 一 ド 検 出部 8 5 6 後段 に 、 白 色塗 り 潰 し 用 イ ン ク カ ー ト リ ッ ジ 9 0 8 と 白色塗 り 潰 し 用 イ ン ク 塗布 ロ ー ラ 9 1 0 を 配 し た構 成 に し て あ る。
こ れに よ り、 M M P カ ー ド裏面が一旦 白 く な る の で、 そ こ に新た に 印刷部 8 6 6 で印刷 し てや る こ と に な る。 な お、 新 た に カ ー ド を 発行す る 意味 も あ る の で 、 給紙 カ ー 卜 リ ッ ジ 8 6 8 を 配 し て い る 力 こ れは な く て も 良 い。
次 に、 追記型の M M P カ ー ド記録再生装置を 説明 す る。 追 記型 と は、 古い情報は そ の ま ま 残 し、 新た な情報だ け を、 ま だ 未記録領域 が あ る 限 り 、 そ こ に 追カ卩 し て い く も の で あ る , こ の場合、 カ ー ド の デー タ 再生が 目 的の と き 以外、 つ ま り 記 録時 に は、 前述の ォー ノ ラ イ ト 型の装置の よ う に ド ッ ト コ 一 ド の全て の再生処理 を 行 う 必要 はな い。
図 9 8 A は追記型の M M P カ ー ド記録再生装置 9 1 2 の構 成 を 示す 図で あ る。 記録時 に は、 デー タ コ ー ド再生 部 8 5 8 は、 二次元 ブ ロ ッ ク の.マ 一 力情報 と ァ ド レ ス情報だ けの再生 を 行い、 コ ー ドパ タ ー ン生成部 8 6 4 で追記部分の ブ ロ ッ ク ア ド レ ス を 生 成 し 、 追記 ド ッ ト コ 一 ド ノ タ ー ン を 作成 す る 。 ま た、 記録済み領域検 出部 9 1 4 は、 カ ー ド の記録済み領域 を 検出す る。 そ し て、 印刷部 8 6 6 は、 記録済み領域検出部 9 1 4 か ら の情報 に基 づい て、 カ ー ド の未記録領域 (追記可
能領域) に コ ー ドパ タ ー ン生成部 8 6 4 力、 ら の ノ タ ー ン を 印 刷す る。
記録済み領域検 出部 9 1 4 は、 図 9 8 B に示す よ う に、 記 録領域検 出部 9 1 6、 マ ー カ検出部 9 1 8、 最後部 マ ー カ座 標算出部 9 2 0、 及 び追記開始座標出 力部 9 2 2 か ら構成 さ れて い る。 即 ち、 マ 一 力 と ブ ロ ッ ク の サイ ズは分か っ て い る の で、 自 動的 に コ ー ド 記録領域の ど こ ま で書力、れて い る のか と い う の は、 記録領域検出部 9 1 6 及 びマ ー カ 検出 部 9 1 8 で検出で き る。 よ っ て、 最後部 マ ー 力座標算出部 9 2 0 で追 記の開始の座標 を 算出 し て、 追記開始座標出 力部 9 2 2 か ら 出力 す る。
ま た、 記録済み領域検出部 9 1 4 は、 図 9 9 に示 す よ う に 構成 し て も 良 い。 た だ し こ の場合は, . 図 1 0 ◦ に示 す よ う に、 ど こ ま で記録 し た か を 示す記録済み マ ー カ 9 2 4 を 力 一 ド余 白部分 に 記録 し て お く こ と が必要があ る。
記録済 み 領域検 出 部 9 1 4 で は 、 記録済 み マ ー カ 検 出 部 9 2 6 に よ り こ の記録済み マ ー カ を 検出 し て、 最後部記録済 み マ ー カ 座標算出部 9 2 8 で ど こ ま で書力 れ て い る 力、 と い う の を 算出 し て、 追記の 開始座標 を 追記開始座標 出力 部 9 2 2 よ り 出力 す る。 つ ま り、 細かレヽ ド ッ ト コ ー ドの マ ー カ ま で を 見 に い 力 Vな く て も、 も っ と 大 き な記録済み マ 一 力 9 2 4 を 検 出す る こ と で検出 し 易 く し て い る。
な お、 こ の記録済み マ ー カ 9 2 4 は さ ら に、 印刷部 8 6 6 の ほ う で の位置合 わ せ 用 に も 利用 で き る。 即 ち、 先 の例 で あ れば、 印刷部 8 6 6 の ほ う の位置合わせ も や は り ま た ド ッ ト
コ 一 ド を 読み に い かな けれ ばな ら な カゝ つ た 力 記録済み マ ー 力 9 2 4 を 用 い た場合 に は その マ 一 力 9 2 4 だ けで 処理がで き る。 つ ま り、 記録済みマ ー カ 9 2 4 の検出 に よ り、 記録済 み領域 と 追記部部分の 間 に、 例え ば 1 m m 程度離 し て記録 し て も 良 い し、 図 1 0 0 に示す 向 き に 於 レヽて上下方向 に l m m 程度ずれ て記録 し て も か ま わ な い の で、 非常 に簡単 に追記す る こ と がで き る。 た だ し、 追記内容 に よ っ て は、 記録済み ブ ロ ッ ク の ブ ロ ッ ク ア ド レ ス を 読む よ う に す る と、 そ の最終 ブ ロ ッ ク ァ ド レ ス の次 の ブ ロ ッ ク ァ ド レ ス を 付力 Π す る こ と で 追記す る 部分の ブ ロ ッ ク ァ ド レ ス に 1 つ の コ ー ド と し て の連 続性 を 持 たせ る こ と がで き る。
図 1 0 1 は 、 上記の よ う な ォ 一 ノく ラ イ ト 型 或 は 追記型 の M M P カ ー ド を 使 っ た 一つ の応用例 と し て、 名刺カ ー ド読み 取 り シ ス テ ム を 示 し て い る。 こ の シ ス テ ム は、 ド ッ ト コ ー ド で マ ル チ メ デ ィ ア情報 が記載 さ れた M M P 名刺 カ ー ド 9 3 0 を M M P 名 刺 力 一 ド リ ー ダ 9 3 2 で 読 み 取 り 、 ノ ソ コ ン 等 9 3 6 の 〇 1 丁 9 3 8 に 画像 を 表示 し 、 ス ピ ー カ 9 3 8 力、 ら 音声 を 発生 さ せ る も の で あ る 。 M M P 名 剌 カ ー ド リ ー ダ 9 3 2 は、 特 に構成上、 こ れ ま で説明 し た情報再生装置 と 変 わ り な い も の で、 た だ名刺カ ー ド を 読み取 る の で、 ペ ン型 に 構成す る よ り は据 え 置 き 型 に構成 し た も の で あ る。 も ち ろ ん、 先 に説明 し た よ う に ペ ン型情報再生装置 と カ ー ド型 ア ダプ タ の形式で提供 し、 電子手帳等 に て表示や再生す る よ う に し て も 良 い。
M M P 名刺カ ー ド 9 3 0 は、 先に 説明 し た ォ 一ノ ラ イ ト 型
或は追記型の M M P カ ー ド の よ う に、 図 1 0 2 A に 示す よ う な表面 に 会社名や所属、 氏名、 住所、 電話番号 を 記 し た カ ー ドの裏面 に ド ッ ト コ一 ド を 印刷 し て も 良 い し、 裏面 も 英文 を 記載 し た 名刺の場合 に は、 図 1 0 2 B に示す よ う に、 先 に説 明 し た よ う な 赤外発光性の イ ン ク や蛍光イ ン ク を 使 っ て ド ッ ト コ ー ド を ス テ ル ス 印刷 9 4 0 し て も 良 い。
次 に、 半導体 ウ ェハ エ ッ チ ン グ式で形成 し た M M P カ ー ド を 説明 す る。 こ れは、 半導体 ウ ェハ上 に、 半導体の エ ツ チ ン グ技術 を 利用 し て、 非常 に微細な ド ッ ト ノ タ ー ン を 記録 し た も ので あ る。 鏡面仕上 げの ウ ェハ面 と、 エ ッ チ ン グ さ れたパ タ ー ン部分 と で は光の 反射率が異な リ、 そ の コ ン ト ラ ス 卜 で、 ド ッ ト コ ー ド 力 S読め る 。 こ こ で 、 よ り コ ン ト ラ ス ト を 高 め
S Z N を 向上 さ せ る た め に は、 エ ッ チ ン グ さ れた ド ッ ト コ一 ドパ タ ー ン に ア ル ミ ニ ュ ー ムそ の他、 反射率や色の 大 き く 異 な る 部材 を 埋め込ん で も 良 い。
図 1 0 3 A 及 び 図 1 0 3 B 、 並 び に 図 1 0 4 A 乃 至 図 1 0 4 C はそ の構成 を 示す 図で、 ド ッ ト コ一 ド ノ タ ー ン の記 録 さ れ た ウ エ ノヽ 9 4 2 が、 カ ー ド本体 9 4 4 の ベ ー ス 9 4 6 の と こ ろ に埋め込 ま れ る。 こ の場合、 ド ッ ト コ 一 ド ノ タ ー ン は、 数 // m 力、 サ ブ m レ ベルの ド ッ ト サ イ ズで記録 さ れ る の で 、 非常 に 高密度 な 記録 がで き る 。 こ れ に よ り 、 例 え ば、 ギ ガバ イ ト 単位の R 0 M カ ー ド がで き る。
さ ら に 、 R 0 M — I C と 異 な り 、 電気的 に 正常動作す る 必要が無 い た め、 ノ タ ー ン の一部が不良で も、 再生機内 のェ ラ ー訂正処理で訂正可能で あ る た め、 R O M — I C に比べ る
と は る 力、 に歩留 ま リ カ s 向上 し、 さ ら に 工程も I C に 比べ て は る か に少 な い た め、 非常 に 安価 に供給で き る メ リ ッ ト があ る。
し 力、 し、 非常 に細か レヽ ピ ッ チで あ る た め、 ち ょ っ と し た ゴ ミ ゃ指紋等の汚れ に対 し て 注意 を 要す る。 それ を 保護す る た め に、 例 え ば図 1 0 3 A及 び図 1 0 3 B に示す よ う に、 カ ー ド 9 4 4 の ウ エ ノヽ 9 4 2 面の方 に ス ラ イ ド式の複数枚の保護 カ ノく 一 9 4 8 を 付け た り、 図 1 0 4 A乃至図 1 0 4 C に示す よ う な 1 枚の保護 シ ャ ツ タ 9 5 0 を 取 り 付 けて い る。
こ の場合、 保護 カ バ 一 9 4 8 は、 例 え ば 4 枚構成 で な り 必要な箇所だ け を 開 い た り、 襖開 き に し た り と、 開 き 方 に は 何種類か の選択も 可能 で あ る し、 カ ー ド揷入時 に片側 に全部 開 く よ う に し て も 良 い。
一 方、 保護 シ ャ ツ タ 9 5 0 の場合 に は、 カ ー ド 揷入時 に 全部開 き 、 カ ー ド を 抜 く と 同 時 に 閉 ま る 構成 と な っ て い る , こ れ は 、 例 え ば、 図 1 0 4 B 及 び図 1 0 4 C に 示 す よ う に , 力 — ドベー ス 9 4 6 に ウ エノヽ部 9 4 2 が落 と し 込 ま れ、 そ こ の カ ー ド ベー ス 9 4 6 の と こ ろ に溝 9 5 2 がそ れぞれ両脇 に 切 っ て あ っ て、 そ こ を 挟む よ う な形 で保護シ ャ ツ タ 9 5 0 カ 入 っ て い る。 保護 シ ャ ッ タ 9 5 0 の側面の爪部 9 5 4 先端 に は ス ト ッ ノ 9 5 6 が設 け ら れ、 受け る カ ー ドベー ス 9 4 6 側 は、 保護 シ ャ ツ タ 9 5 0 が所定位置 を 越え て 開かな い よ う に、 ス ト ッ ノ 9 5 6 が所定位置 に き た と き に そ こ で止め る た め に 溝 9 5 2 の深 さ が浅 く な っ て い る。
こ の よ う な 半導体 ウ ェ ハ エ ッ チ ン グ式で 形成 し た M M P カ ー ド力、 ら ド ッ ト コ一 ド を 再生 す る 時 に は、 前述 し た よ う な
ペ ン型情報再生装置で も構わな い力 た だ し そ の時 に は結像 光 学系 を 顕微鏡 レ ベ ル の も の に す る 必要 があ る 。 あ る い は ラ イ ン セ ン サ的な形で、 機械的 に動かす と い う な構成 に し て も 良 い。
図 1 0 5 は、 ド ッ ト コ ー ド デ コ ー ド機能付 き ディ ス ク 装置 9 5 8、 即ち、 音楽等 の オーデ ィ オ情報 を 光磁気デ ィ ス ク に 記録再生 す る 公知の デ ィ ス ク 装置の 中 に、 新た に ド ッ ト コ 一 ドの再生機能及び レ コ ー ド機能 を 付 け た も ので あ る。 こ れは、 例え ば図 1 0 6 に示す よ う な シ ー ト 9 6 0 上の ド ッ ト コ ー ド を 、 操作部 9 6 2 で 走査す る こ と に よ リ コ 一 ド を 再生 し て パ ソ コ ン や電子手帳等 の情報機器 9 6 4 や イ ヤ ホ ン 9 6 6 に 出力 す る も の で あ る。
デ ィ ス ク 装 置 9 5 8 は 、 図 1 0 7 に 示 す よ う に 、 公 知 の構成 と し て 、 ス ピ ン ド ノレ モ 一 タ 9 6 8 、 光 ピ ッ ク ア ッ プ 9 7 0 、 送 り モ ー タ 9 7 2 、 ヘ ッ ド駆動 回路 9 7 4 、 ア ド レ ス デ コ ー ダ 9 7 6 、 R F ア ン プ 9 7 8 、 サ ー ボ制御回 路 9 8 0、 E F M ( Eight to Fourteen Modulation) , A C I R C ( Advanced Cross Interleave Read So lomon Code) 回 路 9 8 2、 耐震用 メ モ リ コ ン ト ロ ー ラ 9 8 4、 メ モ リ 9 8 6、 表示部 9 8 8、 キー操作ノ ネ ル 9 9 0、 シ ス テ ム コ ン ト ロ ー ラ 9 9 2、 圧縮伸長処理部 9 9 4、 A Z D コ ン ノ 一 タ 9 9 6、 オ ー デ ィ オ 入 力 端 子 9 9 8 、 D Z A コ ン ノ 一 タ 1 0 0 0 、 オー ディ オ 出 力端子 1 0 0 2 を 有 し て い る。
こ こ で、 E F M, A C I R C 回路 9 8 2 は、 デ ィ ス ク の書 き込み及 び読み 出 し 時のェ ン コ 一 ド 及 びデ コ ー ド を 行 う 部分
で あ る。 耐震用 メ モ リ コ ン ト ロ ー ラ 9 8 4 は、 振動 に よ る 音 飛び を 防 ぐ た め に、 メ モ リ 9 8 6 を 使用 し て デー タ を 補間す る た め の も の で あ る。 圧縮伸張処理部 9 9 4 は、 時間軸か ら 周波数軸 に変換 し て符号化 を 行 う ト ラ ン ス フ ォ ー ム 符号化方 式の一種で あ る A T R A C ( Adaptive Transform Acoustic Coding) と い う オーデ ィ ォ高能率符号化方式 を 用 い て圧縮伸 長処理 を 行 う。
本 ド ッ ト コ ー ド デ コ ー ド機能付 き デ ィ ス ク 装置 9 5 8 は、 こ の よ う な従来の デ ィ ス ク 装置に、 操作部 9 6 2 か ら の画像 信号 を 受 けて例え ば図 5 5 に於 け る 画像処理部 4 6 0 の よ う な処理 を 行 う 画像処理部 1 0 0 4 と、 情報機器 9 6 4 と の接 続端子 1 0 0 6 並びに その I / F 1 0 0 8 を 設け、 ま た、 上 記圧縮伸張処理部 9 9 4 が A S I C — D S P 等で構成 さ れて い る こ と 力、 ら、 そ こ に 上記 ド ッ ト コ ー ドの再生用 の復調ゃェ ラ ー訂正 と い っ た デー タ 処理部 4 6 2 の機能や その他の情報 機器 1 0 0 8 に対す る デー タ の圧縮伸張用 の処理等 も 入れて い る。
な お、 操作部 9 6 2 は、 例え ば図 5 5 に於け る結像光学系 2 0 0, 撮像部 2 0 4, プ リ ア ン プ 2 0 6 に相当 す る 光学系 1 0 1 0, 撮像素子 1 0 1 2, ア ン プ 1 0 1 4 等 を 含む。
そ し て、 ド ッ ト コ一 ド を 再生す る 情報再生装置に 於い て は、 音楽等の 高容量な情報 の再生 は通常、 大容量の メ モ リ を 必要 と す る が、 デ ィ ス ク 1 0 1 6 へ の 記録再生部 を 持つ こ と で、 大容量 の メ モ リ を 不要 と す る こ と 力 sで き る 。 ま た 、 音の 再 生部分、 こ こ で は、 音 の圧縮伸張処理部 9 9 4 や D Z A コ ン
ノ 一 タ 1 0 0 0 等 を 共通 に使用 す る こ と がで き、 ま た、 音声 圧縮伸張部 9 9 4 を コ ー ド再生処理の デー タ 処理部分 と 共通 ィ匕 し て、 A S I C — D S P に よ っ て設計す る こ と で、 口 一 コ ス ト 化並 びに小型化が図れ る。
こ の よ う な構成の ド ッ ト コ 一 ド デ コ ー ド機能付き デ ィ ス ク 装置 9 5 8 は、 通常の ディ ス ク 装置 と し て の音の録音, 再生 等、 ま た 選曲等の機能が使用 で き、 ま た、 ド ッ ト コ ー ド の再 生装置と し て も使用 で き る。 こ の切 り 換え は、 キー操作パ ネ ル 9 9 0 の操作に よ り シ ス テ ム コ ン ト ロ ー ラ 9 9 2 で制御す る。
ド ッ ト コ ー ドの再生装置 と し て使用 す る 場合 に は、 例え ば、 次の よ う な使用法が想定 さ れる。 即 ち、 図 1 0 6 に 示す よ う に、 A 4 の シー ト 9 6 0 に、 楽 曲名 や歌手名で な る 選曲用 ィ ン デ ッ ク ス が文 字で 記載 さ れ、 そ の楽 曲 に相 当 す る ド ッ ト コ ー ド が記録 さ れて い る 。 こ の 場合、 楽 曲 は 、 例 え ば 3 分、 4 分 と い う オー ダの情報で あ る ので、 かな り 長 く な つ て し ま う。 そ こ で、 ド ッ ト コ ー ド は複数段、 同図で は 4 段 に分割 し て記録 さ れ る。 即 ち、 各 1 つ の楽曲 を 複数段の ド ッ ト コ ー ド に分割 し て、 各段の ド ッ ト コ ー ド 内 に、 前 に も 説明 し た よ う に ブ ロ ッ ク ァ ド レ ス が例え ば X ア ド レ ス 力 s 1, Y ァ ド レ ス 力 1 の ブ ロ ッ ク を ヘ ッ ダ ブ ロ ッ ク と し て、 そ の音楽内 の分割 さ れた位置 を 示す ァ ド レ ス を 付 し て シ ー ト 上 に記録す る。 再生 時 に は 、 そ の 複数段 の ド ッ ト コ ー ド を す ベ て ス キ ャ ン し て デ ィ ス ク 1 0 1 6 に記録す る。
そ の 時、 そ の ス キ ャ ン す る 順番 を ラ ン ダ ム に 行 な っ て も 、
そ の楽曲 は上記楽 曲 内 の位置 を 示す ア ド レ ス に よ つ て デ ィ ス ク 1 0 1 6 の 記録す る 位置 を 考慮 し て 書 き 込 む こ と が で き 即 ち 正確 な順番 に記録 さ れ る。 例え ば、 図の よ う に 1 つ の楽 曲 力 4 段の ド ッ ト コ ー ド に分割 さ れて い る 時、 最初 に 2 段 目 の ド ッ ト コ 一 ド を 操作部 9 6 2 で走査 し て も、 それ が何番 目 のつ ま り 2 番 目 の ド ッ ト コ ー ド で あ る 力、 と い う こ と 力 ァ ド レ ス ょ リ わ かる ので、 ド ッ 卜 コ ー ド よ り 再生 さ れ る オ ーデ ィ オ 情報 を デ ィ ス ク 1 0 1 6 に録音 し た場合 に再生時に 正 し い順 序で再生 さ れ る よ う に 1 番 目 の ド ッ 卜 コ ー ド の録音部分 を 開 け て録音 す る こ と カ で き る。
ま た、 例え ば、 楽曲 A と 楽曲 C を 録音 し、 次 に楽 曲 D を 録 音す る と い う よ う な、 ユーザがオ リ ジ ナル な デ ィ ス ク を 作る こ と が、 別 の オ ー デ ィ オ再生機、 例 え ば、 テ ー プデ ッ キ や C D 再生機等がな く て も で き る。 例 え ば、 シー ト 9 6 0 上 に 記録 さ れ た複数の楽曲 の ド ッ ト コ ー ド を ュ一ザがそ の選曲用 イ ン デ ッ ク ス を 見 て、 再生時 に再生 し た順番で ド ッ ト コ ー ド を ス キ ャ ン す る こ と で、 例 え ば、 楽 曲 A, C, D, … の順番 に録音で き、 それ を 通常再生す れば、 その順番で再生 さ れる。 即 ち、 プ ロ グ ラ ミ ン グがで き る。
な お、 上記情報機器 9 6 4 と し て は、 画像出 力装置を 使用 す る こ と がで き る。 例 え ば、 F M D を 使用 し、 圧縮伸張処理 部 9 9 4 で、 例え ば特願平 4 — 8 1 6 7 3 号 に記載 さ れた よ う な J P E G , M P E G , そ れ に三次元画像用伸張処理 を 行 い 、 I ノ F 1 0 0 8 で ビ デ オ 信号 に 変換 す る こ と で 、 読 み 取 っ た ド ッ ト コ ー ド に 対応す る 三次元画像 を 表示す る こ と 力
で き る。 こ の よ う に、 本実施例も、 オ ーデ ィ オ情報 に 限 ら な
. ま た、 同様 に し て、 D A T 等の他の デ ィ ジ タ ル記録再生装 置に も適用可能な こ と は も ち ろ ん で あ る。
次 に、 ド ッ ト コ ー ド 記録機能 を 銀塩カ メ ラ に組み込む例 を 説明 す る。
図 1 0 8 A及び図 1 0 8 B は、 マ ル チ メ デ ィ ア情報 ド ッ ト コ ー ド記録対応 カ メ ラ の裏蓋 1 0 1 8 の構成 を 示す 図で あ る。 こ れ は 、 従来 デ一 タ ノ ッ ク と い う 形 で 年 月 日 等 の デー ト 情 報 を L E D ア レ イ 1 0 1 0 を 使 っ て 記録 す る と い う も の に さ ら に 、 ド ッ ト コ ー ド を 記 録 す る 二 次 元 の L E D ア レ イ 1 0 2 2 を そ の横 に配設 し た構成に な っ て い る。 デー タ バ ッ ク の後 ろ 側 に は 回路 内 蔵部 1 0 2 4 を 有 し 、 こ こ に 例 え ば L E D ア レ イ 1 0 2 0 の点灯 コ ン ト ロ ー ル等 の 回路が入 っ て お り 、 そ こ に さ ら に 、 マ ル チ メ デ ィ ア 情報 ド ッ ト コ ー ド を 記録す る 回路系 を 組 み 込み 、 デー タ を ド ッ ト コ ー ド と し て L E D ア レ イ 1 0 2 2 に よ り 不図示銀塩フ ィ ル ム上 に写 し 込 む。 例え ば、 回路内蔵部 1 0 2 4 に は、 タ イ ピ ン型の マ イ ク 口 ホ ン 1 0 2 6 力 S繋 力 つ て お り 、 マ イ ク ロ ホ ン 1 0 2 6 力、 ら 音声 を ひ ろ っ て 、 そ の情報 を ド ッ ト コ ー ド 記録用 二次元 L E D ア レ イ 1 0 2 2 で ド ッ ト コ ー ド と い う 形 で フ ィ ル ム に 露光す る。
デ一 タ ノ ッ ク 1 0 1 8 に は 、 上記 L E D ア レ イ 1 0 2 0 , 1 0 2 2 に加 え、 カ メ ラ 本体の C P U 等 を 使っ て コ ン ト ロ ー ルす る の で、 本体カ メ ラ ボディ 側 と の電気接点 1 0 2 8 が用
意 さ れて い る。 ま た、 ヒ ン ジ部 1 0 3 0 の爪の部分 1 0 3 2 力 S ス ラ ィ ド す る よ う に な っ て お り 、 爪部 ス ラ イ ド レ バ ー 部 1 0 3 4 を 使 っ て カ メ ラ 本体カゝ ら取 り 外 し が可能に な っ て い る。 即 ち、 カ メ ラ 本来 の裏蓋 と 交換 し て、 こ の デー タ ノ' ッ ク 1 0 1 8 を 取 り 付け る こ と 力 可能 と な っ て レ、 る。
こ の実施例 は 、 二次元 の L E D ア レ イ 1 0 2 2 で ド ッ ト コ ー ド を 一気 に記録す る も のの例で あ る。 こ れ に対 し て、 図 1 0 9 A は、 ド ッ ト コ ー ド記録用 L E D ユ ニ ッ ト 1 0 3 6 を 移動 し て 二次元的 に ド ッ ト コ ー ド を 記録す る も ので あ る。 こ の L E D ユニ ッ ト 1 0 3 6 は、 図 1 0 9 B に示す よ う に、 ラ イ ン状 の L E D ア レ イ 1 0 3 8 と そ れ か ら の 光 を 収 束す る つ ま り 縮小す る た め の レ ン ズ 1 0 4 0 と 力、 ら な る 。 そ し て L E D ア レ イ 1 0 3 8 の コ ン ト ロ ー ル用 の信号が入 る た め の 電気信号電極 1 0 4 2 がそ の両側に 延びて お り、 こ の信号電 極 1 0 4 2 は L E D ュ ニ ッ ト 1 ◦ 3 6 の 移動 に 伴 っ て 、 図 1 0 9 C に示す よ う な デ一 タ ノく ッ ク 1 0 1 8 側の信号電極板 1 0 4 4 の上 を ス ラ イ ド す る 形 で 常 に 接触 し て 、 そ こ 力、 ら デー タ 信号が入 っ て く る よ う に構成 さ れて い る。 な お、 デー タ ノく ッ ク 1 0 1 8 の フ ィ ル ム押 え板 1 0 4 6 に は、 透明 ガ ラ ス ゃ ア ク リ ル 等 力、 ら な る ス キ ャ ン 用 窓 1 0 4 8 が設 け ら れ、 こ こ 力、 ら L E D ュ ニ ッ ト 1 0 3 6 の みが不図示 フ ィ ルム に対 向す る よ う に構成 さ れ て レヽ る。
二次元 L E D ア レ イ を 使用 す る場合 はそ れ を 物理的 に移動 さ せ な く て も、 電気的 に そ れぞれの必要な部分 を 点滅 さ せれ ば良 レヽ力 こ の よ う な 一次元 L E D ア レ イ 1 0 3 8 を 使用 す
る場合に は、 L E D ュ ニ ッ ト 1 0 3 6 を動力、 さ な け ればな ら な レ、。 そ の移動機構 と し て は、 例え ば図 1 0 9 D に 示す よ う な も の が考 え ら れ る 。 即 ち 、 こ れ は 、 良 く 知 ら れ た チ ュ ー ナ一の針 の移動機構 と 基本的 に は 同様の構成で あ り、 モ ー タ 1 0 5 0 で プ ー リ 1 0 5 2 を 回 転 さ せ る と 、 そ れ に 伴 っ て 、 プー リ 1 0 5 2 に 卷 回 し た ワ イ ヤ 線 1 0 5 4 に 両端 が固定 さ れた L E D ュ ニ ッ 卜 1 0 3 6 が左右 に 移動 す る 。 ワ イ ヤ 線 1 0 5 4 は 、 伸 び縮 み の な い も の で あ り 、 よ っ て L E D ュ ニ ッ ト 1 0 3 6 を 精度 良 く 動 力、 す こ と 力 で き る 。 ま た 、 正確 に 平行移動 す る よ う に 、 プー リ 1 0 5 2 及 び ワ イ ヤ 線 1 0 5 4 は、 L E D ュ ニ ッ ト 1 0 3 6 に 関 し て両側 に構成 さ れて い る。
ま た 、 L E D ユ ニ ッ ト 1 0 3 6 の 移動機構 と し て は、 図 1 0 9 E に示す よ う に超音波モ ー タ 1 ◦ 5 6 を 使用 す る こ と も で き る。 こ の超音波 モー タ 1 0 5 6 は、 超音波の 波動 を 伝 達す る振動板 1 0 5 8 に、 う ま く 位相 を ず ら し な力 ら、 右方 向、 左方 向へ あ た かも 波が移動す る よ う な形で振動 を 与え て い き、 そ の波 に乗 っ た 形で移動体 1 0 6 0 が右 に移動 し た り 左 に移動 し た り す る と い う 構成 の も の で あ り 、 こ の 移動体 1 0 6 0 の移動 に と も な っ て 、 そ れ に 接続 さ れ た L E D ュ ニ ッ ト 1 0 3 6 も 右 に 移動 し た り、 左 に移動す る。
図 1 1 0 は 、 図 1 0 8 A 及 び図 1 0 9 A に 示 し た デー タ バ ッ ク 1 0 1 8 の 回路構成 を 示す図で、 特 に、 破線 で囲 ま れ た部分がデ一 タ ノく ッ ク 1 0 1 8 の構成で あ る。
カ メ ラ 本体 に設 け ら れた C P U (例え ば 1 チ ッ プマ イ コ ン )
1 0 6 2 は、 カ メ ラ 全体の制御 を 行 う。 露光制御部 1 0 6 4 は、 測光部 1 0 6 6 か ら の測光デー タ を も と に露光制御 を 行 う も の で、 シ ャ ツ タ 制御部 1 0 6 8 及 び絞 り 制御部 1 0 7 0 に よ り シ ャ ツ タ 速度あ る レ、 は絞 り、 ま た はそ の両方 を、 目 的 に応 じ て、 あ る い は モ ー ド に応 じ て 制御 し て、 適宜最適な露 光 に な る よ う に制御す る。
ま た、 C P U 1 0 6 2 は、 レ ン ズ側あ る い は本体側 に持 つ て い る レ ン ズ情報 を 使 っ て 、 レ ン ズ制御量 を 演算 し 、 レ ン ズ制御部 1 0 7 4 に 必要 な レ ン ズ制御 を 行わ せ る 。 こ れ は フ ォ ー カ ス制御や ズー ム制御を 含む。 ま た、 C P U 1 0 6 2 は 、 フ ォ ー カ ス ロ ッ ク ポ タ ン 1 0 7 6 及 び レ リ ー ズ ボ タ ン 1 0 7 8 (通常は、 機械的 に は 1 つ の ボ タ ン で兼用 さ れて い て、 独立 に 出 て く る と い う 形 に な っ て い る ) の操作 に応 じ て シ ャ ツ タ 動作 を 制御す る。 さ ら に C P U 1 0 6 2 は、 モ ー タ 制御部 1 0 8 0 に よ り、 フ ィ ル ム を 巻 き 上 げる た め の モ ー タ 1 0 8 2 を 制御す る。
ま た 、 C P U 1 0 6 2 は 、 カ メ ラ ボ デ ィ 側 と の 電気接点 1 0 2 8 を 介 し て、 デー タ ノ ッ ク 1 0 1 8 内 の マ ル チ メ デ ィ ァ情報記録 再生部 1 0 8 4、 マ ル チ メ デ ィ ア情報用 L E D コ ン ト ロ ー ラ 1 0 8 6 、 及 びデー ト 用 L E D コ ン ト ロ ー ラ 1 0 8 8 と デー タ の や り 取 り 力 で き る よ う 【こ な っ て レヽ る 。 デー ト 用 L E D コ ン ト ロ ー ラ 1 0 8 8 は、 デー ト 用 L E D ァ レ イ 1 0 2 0 を 発光制御 し て、 撮影 日 付や時間 を フ ィ ル ム上 に写 し込 む た め の も の で、 デー タ ノ ッ ク 1 0 1 8 に は、 そ れ 用 の時間パ タ ー ン を 発生す る た め の デー ト 用 ク 口 ッ ク ジ エ ネ
レ 一 タ 1 0 9 0 力 内蔵 さ れて い る。
マ ルチ メ デ ィ ア情報記録ノ再生部 1 0 8 4 は、 記録系 に 関 し て は、 例え ば図 1 5 の構成 に於け る 音声入力 か ら コ ー ド合 成編集の 直前、 要す る に ド ッ ト コ ー ド を 構成す る パ タ ー ン を 生成す る 部分 ま で の構成 を 有 し、 再生系 に つ い て は、 例え ば 図 1 7 の 走査変換部 1 8 6 か ら D Z A変換部 2 6 6 ま で の構 成 を 有 し て い る。 そ し て、 マ ル チ メ デ ィ ア情報用 L E D コ ン ト ロ ー ラ 1 0 8 6 は 、 こ の マ ル チ メ デ ィ ァ情報記録ノ再生 部 1 0 8 4 力 ら 出 力 さ れ る ド ッ ト コ一 ド ノ S タ ー ン に 従 っ て
L D E ア レ イ 1 0 2 2 又 は 1 0 3 8 の 発光 を コ ン ト ロ ー ル す る。 こ の場合、 図 1 0 8 Aの例で は、 二次元 L E D ア レ イ
1 0 2 2 で あ る の で、 こ の構成だ け で ド ッ ト コ 一 ド ノ タ ー ン が露光 さ れる。 こ れに 対 し、 図 1 0 9 Aの例で は、 さ ら に一 次元 L E D ア レ イ 1 0 3 8 を 移動 さ せ る こ と が必要 で あ る の で、 L E D ア レ イ 移動用 モ ー タ コ ン ト ロ ー ラ 1 0 9 2 に よ り モー タ 1 0 5 0 を 駆動 し て、 L E D ユ ニ ッ ト 1 0 3 6 を 移動 さ せ る。 マ ル チ メ デ ィ ア情報用 L E D コ ン ト ロ ー ラ 1 0 8 6 は 、 こ の モ ー タ 1 0 5 0 に よ る 移動 と タ イ ミ ン グ を 合わ せ な が ら 、 随時 そ の位置 で必要 な 記録す る べ き コ 一 ド 情報 を L E D ア レ イ 1 0 3 8 に与え て、 発光 さ せ る。
な お、 カ メ ラ 本体側 に は、 各種モ ー ド設定用 キー 1 0 9 4 が設け ら れて い る。 こ れは、 い く つ かのボ タ ン で構成 さ れて い た り、 あ る い は モ ー ド切 り 換 え用 の ボ タ ン と、、 設定用 のボ タ ン と い う よ う な形 で 分 れ て い る よ う な 場合 も あ る 。 ま た 、 こ れ は 、 デ 一 タ ノく ッ ク 側 に 設 け て も 良 く 、 そ の 場 合 に は、
キー操作信号 は、 電気接点 を 介 し て C P U 1 0 6 2 に供給 さ れる。
以上の よ う な構成 に 於い て、 ド ッ ト コ 一 ド は、 例 え ば以下 の よ う に し て フ イ ノレム に露光 さ れ る。 即 ち、 撮影 を 始め る と い う 一つ の指標 に な る フ ォ ー カ ス ロ ッ ク 1 0 7 6 ボ タ ン の操 作信号が ア ク テ ィ ブに な っ た と き、 C P U 1 0 6 2 は、 マ ル チ メ デ ィ ア 情 報記録 /再生部 1 0 8 4 に 、 マ イ ク 1 0 2 6 か ら 音 声 を 取 り 込 み 、 マ ル チ メ デ ィ ァ 情 報 記 録 再 生 部 1 0 8 4 内部の不図示記憶部で順次、 あ る 一定時間分だ け記 憶 さ せ る。 例 え ば、 こ の一定時間 を 5 秒 と カゝ 1 0 秒 と い う 形 で決め て お き、 不図示 メ モ リ の最大容量 を それ に合わせて お いて、 一般的な ボイ ス レ コ ー ダ と 同様 に、 順次、 巡 回的 に記 憶す る も の と す る。 そ し て、 レ リ ー ズボ タ ン 1 0 7 8 が押 さ れ た 時、 C P U 1 0 6 2 は、 そ れ に 合 わせ て、 マ ル チ メ デ ィ ァ情報記録 再生部 1 0 8 4 に、 例 え ば、 そ の前数秒 (例え ば 5 秒) 、 あ る い はそ の前後 (例え ば後 1 秒, 前 3 秒) の音 を ド ッ ト コ ー ド に変換 さ せ る。 こ の設定は、 例 え ば、 モ ー ド 設定用 キ ー 1 0 9 4 に よ リ ューザ設定可能 に な っ て い る。 そ し て 、 マ ル チ メ デ ィ ア 情報記録 Z再生部 1 0 8 4 で 記憶 さ れ て い る 音 声 を 実 際 に コ ー ド ィヒ し 、 そ れ を L E D ア レ イ 1 0 2 2 又 は 1 0 3 8 に よ り フ ィ ル ム 上 に焼 き 付 け て い く c そ の動作 が終 わ っ た 後 、 C P U 1 0 6 2 は 、 フ ィ ル ム の 卷 き 上 げ動作 を 行 う 。 も ち ろ ん 、 L E D ア レ イ 移動用 モ ー タ コ ン ト ロ ー ラ 1 0 9 2 と 、 フ ィ ル ム 巻 き 上 げ モ ー タ 制御部 1 0 8 0 と を う ま く 同期 さ せて、 フ ィ ルム を 巻 き 上 げな カ ら
同時に、 移動の速度、 タ イ ミ ン グ を 合わせて、 記録 し て い く こ と も 可能で あ る。 そ の場合、 高速連写 と い う よ う な対応も 可能 に な る。 ま た、 L E D ユニ ッ ト 1 0 3 6 は固定 し て お き. フ ィ ルム巻き 上げ時に 記録す る と い う 動作も 可能で あ る。 こ の時は、 モ ー タ 力 1 つ減る 利点があ る。
ま た、 こ の よ う に音声 を フ ィ ルム に ド ッ ト コ ー ド 情報 と し て記録す る 以外に、 当 然、 C P U 1 0 6 2 カゝ ら 与え ら れ る各 種カ メ ラ 側の情報、 例 え ば、 今使わ れて い る レ ン ズ が ど う い う 種類 の レ ン ズ な の か 、 あ る い は シ ャ ッ タ 速度 が ど の位 で 絞 り は ど う い う 絞 り に な っ て い る 力、 と い う 情報 を 記録す る こ と も で き る 。 つ ま り 、 例 え ば、 出 来上 が っ た 写真 に 対 し て ど う い う 条件で写真 を 撮っ た の力、 と い う こ と 力 後 か ら 分か る よ う に な る。 通常は、 こ の よ う な情報は ユーザ一 が頭の中 に記憶 し て お く も ので あ る 力 本実施例の よ う に す れば、 後 で 出来上力 つ た フ ィ ル ム、 ま た はそ れ を 印画 し た 印画紙上の ド ッ ト コ 一 ド を、 マ ル チ メ デ ィ ア情報 ド ッ ト コ 一 ド の再生装 置で再生 す る こ と に よ リ、 そ の情報 を 選択的 に表示 す る こ と が可能に な り、 撮影当 時の カ メ ラ の条件等がわ かる よ う に な る 。 従 っ て 、 例 え ば、 次回 も 同 じ 条件 で 撮 り た い と い う よ う な 時 に も 、 簡単 に 、 同 じ 設定 がで き る よ う に な る 。 特 に , ルー チ ン 的 に絵 を 撮っ て い く 場合、 例 え ば、 特定の風景の変 化 を、 月 を お つ て撮っ て い く と 力、、 そ う い う 場合 に は、 非常 に役立つ。
図 1 1 1 【ま 、 上記 の よ う に し て ド ッ ト コ ー ド が焼 き 付 け ら れ た フ ィ ル ム を 印 画 し た 例 を 示 し て い る 。 こ れ は 例 え ば、
フ イ ノレ ム 上 に 書 かれ て い る ド ッ ト コ ー ド 1 0 9 6 と デー ト コ ー ド 1 0 9 8 を その ま ま 絵 と し て、 他の絵の部分 1 1 0 0 と 一緒に 印画 し た例で あ る。 こ の場合は、 こ の ド ッ ト コ ー ド 1 0 9 . 6 の箇所 を 前述 し た マ ル チ メ デ ィ ア情報 ド ッ ト コ ー ド の再生装置、 例え ばペ ン型情報再生装置で ス キ ャ ン す る こ と に よ り、 音情報、 あ る い は種々 の カ メ ラ 情報 を 再生 す る こ と がで き る。 ま た、 D P E 側で、 例え ば こ の ド ッ ト コ 一 ド だ け は抜 いて 裏側 に 印画す る よ う に すれ ば、 表側は写真 だ け に な リ、 従来 の写真 と 同 じ も の が得 ら れ る よ う に す る こ と も で き る。 さ ら に、 カ メ ラ の 情報の一つ と し て、 D P E に 於け る ト リ ミ ン グ情報 、 例 え ば ズー ミ ン グ と かノ ノ ラ マ の切 り 換 え の 情報 を フ ィ ル ム に 記録 し て お く よ う に す れ ば、 D P E は フ ィ ルム 上で ド ッ ト コ 一 ド を ス キ ャ ン し て、 そ の情報 を 読み 取 っ て、 ノ ノ ラ マ な ら ノ ノ ラ マ と い う 形で、 あ る い は ズ一 ミ ン グ し て 印画す る と い う よ う な こ と が可能 に な る。
な お、 フ ィ ル ム に ド ッ ト コ ー ド を 焼 き付け る 場合、 実際の 風景 と の 二重露光 に な る の で、 その 時 に外光が強い 場合 に は ド ッ ト コ ー ド 力 S う ま く 写 ら な い と レ、 う 恐れ も あ る。 従 っ て、 例え ば従来のパ ノ ラ マ 対応 カ メ ラ で は、 ノ ノ ラ マ に 切 り 換え る と 上下 に遮光板が入 り、 その部分 は風景が写 ら な い よ う な 形 に構成 さ れて い る も のがあ る 力 そ れ と 同様の機能 を い れ て も 良 い。 即 ち、 遮光板 を 自 動的に挿入、 あ る い は 初め か ら ド ッ ト コ ー ド 対応の 場合 は 、 そ の遮光板 を フ ィ ル ム の 直前 レ ン ズ の 後 に 嵌 め 込 ん で お く よ う に し て も 良 い 。 さ ら に フ ィ ル ム の余 白 部 (露光 さ れな い部分) に コ ー ド を 記録す る
よ う に し て も 良 い。
な お 、 図 1 1 0 に 於 い て 、 ペ ン 型 情 報再 生 装 置 1 1 0 2 を デ一 タ ノ ッ ク 1 0 1 8 に 繋 レ、 で 図 1 1 1 の ド ッ ト コ ー ド 1 0 9 6 を 再 生 す る こ と に よ り 、 カ メ ラ 情報 、 即 ち 絞 り や シ ャ ッ タ ー情報、 レ ン ズ情報等 を、 例 え ば 力 メ ラ ノ ッ ク の裏 側 あ る い は カ メ ラ 本体 に 初 め 力、 ら 持 っ て い る L C D モ ー ド表 示部 1 1 0 4 や フ ァ イ ン ダ 内 L E D 表示部 1 1 0 6 に 表示 さ せ て も 良 い。 ま た、 ド ッ ト コ ー ド 1 0 9 6 を ス キ ャ ン す る こ と に よ り、 そ れ と 同 じ 条件 に モ ー ド 設定 さ れ る よ う に し て も 良 い。 即 ち、 フ イ ノレ ム な り 写真 な り を 持 っ て い っ て、 ド ッ ト コ ー ド 1 0 9 6 を ス キ ャ ン す る と、 そ の モ ー ド に 自 動的 に 力 メ ラ 側の 各条件が設定 さ れ、 同 じ シ ャ ツ タ 速度 で、 同 じ 絞 り、 同 じ レ ン ズ の 倍率 に な る。
以 上詳 述 し た よ う に 、 本発 明 に よ れ ば、 オ ー デ ィ オ 情 報、 映像情報、 及 びデ ィ ジ タ ル コ ー ド デー タ 等 を 含 め た マ ル チ メ デ ィ ア情 報 を、 安価且 つ 大容量記録 で き、 且 つ 繰 り 返 し 再生 で き る ド ッ ト コ ー ド 及 びそ れ を 記録再生 す る た め の 情報記録 再生 シ ス テ ム を 提供す る こ と がで き る。