WO1994018608A1 - Intermediate transfer element, and method for image formation by use of this element - Google Patents

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Description

fy]細書
中間転写体およびこれを用いた画像形成方法
技術分野
本発明は静電潜像担持体上の静電潜像を液体トナーで現像し、 この現像により 顕像化された顕像を中問転写体に静電的に転写した後、 該中間転写体上の顕像を 被転写材上に再転写する画像形成方法に用いられる中間転写体に関するものであ り、 例えば複写機やレーザービームプリンタに利用される画像形成方法に用いら れる中間転写体に関するものである。
背景技術
上述のような画像形成方法に用いられる中間転写体としては、 以下のようなも のがある。
例えば、 E P公開 399186号 (従来例 1 ) には表面が平滑で薄層の誘電体 層と誘電体を支持する導電体層の 2層からなる弾性層を有する中間転写体につい て開示されており、 誘電体層の材質についてはシリコーンコートやフッ素コート などの材質を用いれば良いとの記述があるだけである。
また、 特開平 3 - 243973号公報 (従来例 2) には表面が平滑で液体トナ 一中の溶媒を吸収する性質を有した弾性層を有する中間転写体について開示され ている。 この弾性層は、 誘電体層と導電体層からなり、 具体的には導電性シリコ ーンゴムに絶縁性シリコーンゴムをコートした中間体が挙げられている。
さらに、 U S P 5099286号明細書 (従来例 3 ) には導電性基材の上に誘 電体屑を形成した中間転写体について開示されている。 この中間転写体は具体的 にはゥレタンゴムからなる導電性基材の上にポリテトラフルォロェチレン層から なる誘電体層を設け ことによって形成されたものが挙げられている。
上述のような画像形成方法に用いられる中間転写体に必要な要件としては、 次 の項目が挙げられる。
(1) 顕像が中間転写体に効率良く転写されること。
( 2) 中間転写体上の顕像が被転写材上に効率よく再転写されること。 ( 3 ) 中間転写体に耐久性があること。
しかしながら、 前記した従来例 1〜 3では、 上記の要件 ( 1 ) 〜 ( 3 ) の全て を満足するものは得られていない。
例えば、 従来例 1のように単にシリコーンコートやフッ素コ一卜等の材質を用 いただけでは、 耐久性等が十分なものは得られない。 また、 従来例 2については、 弾性層に導電性シリコーンゴムを用いるため、 液体トナーに使われる溶剤で弾性 層が膨潤するため中間転写体上の顕像が乱れるなどの問題があった。 さらに、 従 来例 3では弾性層にポリウレ夕ンゴムを使用しているため、 ヒー卜ローラ一で被 耘写材上に再転写する方法を用いた場合にはポリウレタンゴムの耐熱性が不十分 であるなどの問題があつた。
本発明は上述の欠点に鑑み創案されたものであつて、 その目的とするところは、 顕像が中間転写体に効率よく転写されること、 中間転写体の顕像が被転写材上に 効率よく再転写されること、 および中間転写体に耐久性があることの 3つの要件 を満たす中間転写体を提供することにある。
また別の目的は、 中間転写体を用いて画像を形成する際に高品質の画像を再現 性良く得ることにある。 発明の開示
本発明の中間転写体は、 導電性の弾性層として導電性のフッ素ゴム層を用いて いるので、 中間転写体上の顕像を被転写材上に再転写する際に、 熱源を内包する ヒー卜ローラーを使用する場台においても耐熱性が十分であり、 優れた転写性を 有する。 さらに、 導電性のフッ素ゴム層とシリコーンゴム層との間に接着剤層を 設けている、 もしくは、 表面剥離層中にアミ ノシラン系カップリング剂などの接 着性付与剤を含むので、 中間転写体自体の耐久性も十分に実用性を有するもので ある。 したがって、 本発明の中間転写体を用いて画像を形成すると、 高品質の画 像を再現性よく得ることができる。
発明を実施するための最良の形態
本発明の目的は、 以下の(1) または(2) により達成される。 Π ) 静電潜像担持休上の静電潜像を液体トナ -で現像し、 この現像により顕像化 された顕像を中間転写体に静電的に転写した 、、 該中間転写体上の顕像を被転写 材上に再転写する画像形成方法に用いられる中間転写休において、 少なく ともシ リコーンゴム層、 接着剤層および導電性のフッ素ゴム層を外表面側からこの順に 設けたことを特徴とする中間転写体 Α。
(.2 ) 静電潜像担持体上の静電潜像を液体トナーで現像し、 この現像により顕像化 された顕像を中間転写体に静亀的に転写した後、 該中間転写体上の顕像を被転写 材上に再転写する画像形成方法に用いられる中間転写体において、 少なく ともシ リコーンと接着性付与剤を含む表面剥離層および導電性のフッ素ゴム層を外表面 側からこの順に設けたことを特徴とする中間転写体 Β。
以下、 本発明について詳細に説明する。
本発明の中間転写体 Αは、 少なく とも、 シリ コーンゴム層、 接着剤層および導 電性のフッ素ゴム層を表面側からこの順に設けたものであり、 アルミニウム、 鉄、 プラスティ クフィルムなどの基板の上に、 少なく とも導電性のフッ素ゴム層、 接 着剤層およびシリコーンゴム層を順次積層したベルト状の形態であってもよいし、 アルミニウム、 鉄などのドラムに、 少なく とも導電性のフッ素ゴム層、 接着剤層 およびシリコーンゴム層を順次積層したドラム状の形態であってもよい。 また、 導電性のフッ素ゴム層と基板あるいは導電性フッ素ゴム層と ドラムの間に接着剤 層を設けてもよい。
中間転写体 Aの外表面にはシリ コーンゴム層が設けられる。 外表面のシリ コ一 ンゴムは、 液体トナーの中間転写体への接着力を下げ、 中問転写体から被転写材 への転写性を向上する働きがある。 また、 トナーのキャ リア溶剤を中間転写体が 吸収することにより、 中間転写体の卜ナ一像をある程度固定化し、 多重転写性 (静電潜像担持体から中間転写体) を向上する働きも有する。 シリ コーンゴム層 と しては、 公知の.メチルシリ コーンゴム、 メチルフエニルシリコーンゴム、 メチ ルビニルシリコーンゴムなどが用いられるが、 これらに限定されるものではない c また、 シリ コーンゴム屑の厚みとしては、 0 . 2 m以上 5 i m未満であること が好ましい、 さらに好ましくは 0 . 5 m以上 3 m未満である。 0 . 2 iti m未 満の場合には、 中間転写体から被転写体への転写率が十分でなく、 5 m以上の 場合には、 色重ね性に問題が生じる。
シリ コーンゴム層の下には、 導電性のフ 素ゴム層との接着を図るため、 接着 剤層が設けられる。 接着剤層が無い場台には、 シリ コーンゴム層と導電性のフッ 素ゴム層との接着が十分でないために、 耐久性あるいは耐刷性が良好でなく、 実 用的な中間転写体が得られない。
接着剤層と しては、 シリ コーンゴムの接着に通常使用されるブライマ一類など を使用できるが、 ア ミ ノ シラン系カップリ ング剤およびチタン酸エステル系力ッ プリ ング剤の群から選ばれる少なく とも一種を含有することが好ま しい。
ア ミ ノ シラン系カップリ ング剤としては、 3—ァミ ノプロビルト リエ 卜キシシ ラン、 3—ァミ ノプロビルト リ メ トキシシラン、 3—ァ ミ ノプロピルジェチルメ チルシラン、 N— ( 2 —ア ミ ノエチル) 一 3 —ァミ ノプロビルト リ メ トキシシラ ン、 p —ア ミ ノフヱニルト リメ 卜キシシランなどが挙げられる力^ これらに限定 されるものではない。 これらの中で特に好ましいものは、 3—ァミ ノプロビルト リエトキシシランン、 N— (2 —アミ ノエチル) 一 3—ァミ ノプロビルト リ メ ト キシシランである。
チタン酸エステル系カップリ ング剤としては、 チタン酸テトラメチル、 チタン 酸テ 卜ラエチル、 チタン酸テ トラプロピル、 チタン酸テトライソプロピル、 チタ ン酸テトラプチル、 チタン酸テトラ (2—ェチル) へキシル、 チタン酸テ トラス テアリル、 チタン酸テ トラフエニル、 チタン酸テ トラ ト リル、 チタン酸テトラキ シリルなどが挙げられるが、 これらに限定されるものではない。 これらの中で特 に好ましいものは、 チタン酸テ 卜ライソプロピル、 チタン酸テ トラブチルである c また、 アミ ノ シラン系カップリ ング剂以外の公知のシラン系カップリ ンング剤 を混台することもできる。 具体的には、 ァリルジメチルシラン、 ベンジルジメチ ルシラン、 2— (ビシクロへプチル) メチルジクロロシラン、 2—ァセ トキシェ チルト リ クロ口シランなどが挙げられるが、 これらに限定されるものではない。 また、 接着剤層自体の強度を補強する目的で樹脂などを混合することもできる c 具体的には、 アク リル樹脂、 ポリエチレン、 ポリプロピレン、 ポリスチレン、 ナ ィ口ン樹脂などがあげられるが、 これらに限定されるものではない。
接着剤層中のァミ ノ シラン系カツプリ ング剤および またはチタン酸エステル 系力 '、,プリ ング剂の含有比率は 1 0〜 1 Γ 量%が好ま しく、 より好ま し く は 2 0〜 1 0 0重量%、 さ らに好ま しく は 〜 1 0 0重量%でぁる。
ア ミ ノ シラン系カップリ ング剂、 チタン液エステル系力ップリ ング剂の含有比 率があまりに少ないと、 ア ミ ノ シラ ン系カップリ ング剤、 チタン酸エステル系力 ップリ ング剤の良好な特性が失なわれる恐れがある。
これらのカップリ ング剤は、 必要に応じて例えばメ タノール、 エタノール、 プ ロパノール、 ブタノール、 へキサン、 ベンゼン、 トルエン、 キシレン、 塩化メチ レン、 クロ口ホルム、 四塩化炭素などの溶媒で希釈してもかまわない。
接着剤層の厚みとしては、 0 . 2 m以上 5 m未満が好ましい。 0 . 2 m 未満の場合には、 接着性が十分でなく、 5 / m以上の場台には接着層内部で凝集 破壊が生じ接着性が不良になる。 さらに誘電層 (シリ コーンゴム層 +接着剤層) の厚みが厚く なるため、 色重ね性が不良になる。
本発明の中間転写体 Aにおいては、 シリコーンゴム層の下に接着剤層を介して 導電性のフッ素ゴム層が設けられる。 導電性のフッ素ゴム層は、 導電性の弾性層 として用いられるものである。 すなわち、 中間転写体から被転写材に転写する場 合に熱源を内包するヒー 卜ローラーを用いる場合には、 導電性の弾性層として耐 熱性のあるものが要求され、 さらに、 液体トナーに使用される炭化水素系溶剤に 膨潤しないということが要求されるため、 導電性のフッ素ゴム層を用いる必要が ある。
本発明の中間転写体 Aに用いられる導電性のフッ素ゴム層としては、 具体的に は、 ビニリデンフルオライ ド—へキサフルォロプロペン系、 ビニリデンフルオラ イ ド一クロロ ト リフルォロェチレン系、 ビニリデンフルオラィ ドーペンタフルォ 口プロペン系、 テ トラフルォロエチレン一プロピレン系、 含フッ素シリ コン系、 含フッ素ニ 卜口ソ系、 含フッ素ト リァジン系、 含フッ素フォスファゼン系などに 導電性の付与のためにカーボノブラックを分散させたものなどがあげられる。 フッ素ゴムに分散させる力一ボンブラックとしては、 公知のものがいずれも使 用できるが、 導電性の付与を良好に行うためには、 ケツチニンブラッ クを使用す ることが好ましい。 カーボンブラックの分散量としては 2重量%以上 1 0重量% 以下であることが好ま しい。 2重量%未満の場合には導電性が不足となり、 1 0 重量%を超えた場合には導電性のフツ素ゴム層表面の平沿さが失われるといつた 問題が生じる。
導電性のフッ素ゴム層としては、 体積固有抵抗が 1 08 (Ω · c m) 以下のも のが好ましく、 1 05 (Ω · c m) 以下のものがより好ましい。 体積固有抵抗が 1 08 (Ω · cm) を超えた場合には、 中間転写体上に多色を重ね合わせて画像 を形成し、 一回の転写で該中間転写体上の顕像を被転写材上に再転写しようとす る場台において、 中間転写体上の既に転写された顕像の上に感光休上の顕像を転 写しようとしたときに、 転写性が低下するという問題が生じやすい。 また、 導電 性のフッ素ゴム層の硬度としては、 ショァ A 20以上ショァ D 50以下のものが 好ましい。 ショァ A 20未満の場合には、 静電潜像担持休 (感光体) から中間転 写体に顕像を転写する時に像が乱れるといった問題が生じやすい。 また、 ショァ D 50を超えると中間転写体から被転写材に転写する場合に、 被転写材が紙のよ うな表面の平滑性が劣るような材質の場合に転写率が劣るといった問題が生じや すい。
導電性のフッ素ゴム層の厚みとしては、 50 /m以上 5, O O O jum未満であ ることが好ましい。 より好ましくは 500 / m以上 3. 000 itzm未満である。
5000 m以上の場合には、 静電潜像担持体 (感光体) から中間転写体に顕像 を転写する時に像が乱れるといった問題が生じやすい。 また、 50 im未満の場 台には中間転写体から被転写材に転写する場合に、 被転写材が紙のような表面の 平滑性が劣るような材質の場合に転写率が劣るといった問題が生じやすい。
また、 導電性のフッ素ゴム屑の内、 下側 (基板、 ドラム側) を他の材質の層で 置き換えることも可能である。 例えば、 ク ッ ショ ン層としての機能を有する非導 電性のフ ッ素ゴム層、 ブチルゴム層、 ポリ ウ レタ ンゴム層、 ネオプレンゴム層な どが使用可能である。 ク ッ ション層などの他の材質で置き換えることが可能な厚 みは、 40〜4. Ο Ο Ο μηιである。
本発明の中間転写体 Βは、 少なく ともシリコーンゴムと接着性付与剤を含む表 面剥離層および導電性のフッ素ゴム層を外表面側からこの順に設けたものであり、 アルミニウム、 鉄、 プラステイ クフィルムなどの基板の上に少なく とも導電性の フ ッ素ゴム層、 シリコーンゴムと接着性付与剤を含む表面剥離層を順次積層した ベルト伏の形態であってもよいし、 ァ几 ミニゥ厶、 鉄などの ドラムに、 少なく と も導電性のフッ素ゴム層、 シリ コーンゴムとア ミ ノ シラン系カップリ ング剂を含 む表面剥離層を順次積層したドラム状の形態であってもよい。 また、 導電性のフ 'リ素ゴム肩と基板あるいは導電性のフ 'ソ素ゴム層と ドラムの間に接着層を設けて も良い。
中問転写体 Bの外表面にはシリ コーンゴムと接着性付与剤を含む表面剥離層が ή又 ίフ れる ο
表面剥離層に含まれるシリコーンゴムは液体トナーの中間転写体への接着力を 下げ、 中間転写体から被転写材への転写性を向上する働きがある。 また、 トナー のキヤ リア溶剤を中間転写体が吸収することにより、 中間転写体のトナー像をあ る程度固定化し、 多重転写性 (静電潜像担持体から中間転写体) を向上する働き も有する。 シリコーンゴムとしては、 公知のメチルシリ コーンゴム、 メチルフエ ニルシリ コーンゴム、 メチルビニルシリ コーンゴムなどが用いられる力 、 これら に限定されるものではない。
また、 表面剥離層に含まれる接着性付与剤としては、 アミ ノ シラン系カツプリ ング剤をあげることができる。 アミ ノシラン系カップリング剤は、 表面剥離層と 導電性のフッ素ゴム層との接着を高め、 中間転写体の耐久性を向上させる働きを 有する。 アミ ノ シラン系カップリ ング剤としては、 3—ァ ミ ノプロピルト リエト キシシラン、 3—ァ ミ ノプロピル卜 リ メ トキシシラン、 3—ァミ ノプロピルジェ チルメチルシラン、 N— ( 2 —ア ミ ノエチル) 一 3 —ァ ミ ノプロビルト リ メ トキ シシラン、 p —アミ ノフヱニルト リ メ 卜キシシランなどが挙げられるが、 これら に限定されるものではない。
表面剥離層中にァ ミ ノ シラン系カップリング剂は 1重量%以上 2 0重量%以下 含まれることが好ましい、 さらに好ましく は 2重量%以上 1 0重量%以下である c ここで、 ア ミ ノ シラン系カップリ ング剤が 1重量%未満である場合には、 表面剥 離層と導電性のフッ素ゴム層との接着力が十分でなく、 中問転写体の耐久性も不 良となる。 また、 アミ ノ シラン系カップリ ング剂が 2 0重量%を越えて含まれる 場台には、 液体トナーの中間転写体への接着力が高くなり、 中間転写体から被転 写材への転写性が不良となる。 表面剥離層中には、 メチル 卜 リ メ 卜キシシラ ンなどのシ リ コーンゴムの架橋剂 を含んでも良い。
また、 表面剥離層の厚みとしては、 0 . 2 m以上 5 jt/ m P下であることが好 ましい。 さらに好ましくは 0 . 5 m以上 3 m以下である。 0 . 2 / m未満の 場台には、 中間転写体から被転写体への転写率が十分でなく、 5 mを超えた場 台には、 色重ね性に問題が生じる。
本発明の中間転写体 Bにおいては、 表面剥離層の下に導電性のフッ素ゴム層が 設けられる。 この導電性フッ素ゴム層としては、 先に説明した中間転写体(1 ) の 導電性フッ素ゴム層と同様のものを使用しうる。
次に、 本発明の中間転写体を用いた画像形成方法について説明する。
本発明の中間転写体は、 静電潜像担持体上の静電潜像を液体トナーで現像し、 この現像により顕像化された顕像を中間転写体に静電的に転写した後、 中間転写 体上の顕像を被転写材上に再転写する画像形成方法において用いられる。
本発明の中間転写体は、 中でも、 中間転写体上の顕像を被転写材上に再転写す る際に、 該中間転写体に被転写材を圧力ローラ一で密着させる画像形成方法で用 いられることが好ましい。 ここで使われる圧力ローラーとしては、 金属口一ラー や、 中間転写体との密着性を高めるために金属ローラー表面をシリコーンゴム、 フッ素ゴムなどの耐熱性の高いゴムで覆ったローラ一などがあげられる。 とりわ け、 圧力ローラーが熱源を内包するヒ一トローラーである画像形成方法で用いら れることが好ましい。 このような圧力ローラーとしては、 円筒構造であって、 セ ラミ ックヒー夕一、 ハロゲンランプなどの熱源を内包したものがあげられる。 また、 画像形成方法がカラー画像形成方法であって、 中間転写体の上に多色を 重ね合わせてカラー画像を形成し、 一回の転写で該中問転写体上の顕像を被転写 材上に再転写する画像形成方法であることが好ましい。
なお、 本発明で言う被転写材としては、 紙、 プラスティ クフィ ルム、 金属、 布, 板など通常印刷が可能なものであれば、 種類を問わない。
次に、 実施例により本発明を具体的に説明するが、 木発明はこれらに限定され るものではない。
実施例 1 のアルミ板上にチ トラフルォロエチレン プロ ピレンゴム系である "アフラス" # 1 5 0 (旭硝子製) にケツチヱ ンブラ ッ クを 5 w t %添加した 1 , 0 0 0 mの加硫成型したショァ D 2 0の導電性のフッ素ゴム層を設け、 その上 に 3 —ア ミ ノプロビル ト リエ 卜キシシラ ンからなる接着剤層をバ一コ一ティ ング によって 1 m設け、 さらにその上に脱ォキシム型室温硬化型メチルシリ コーン ゴム層をバーコ一ティ ングによつて 2 μ m設けることで中間転写体を形成した。
S e ドラムを感光体として用い、 液体現像剤で現像し、 ドラム上に貼りつけた 中間転写体上に黄、 紅、 藍、 墨の順に順次画像を形成し、 中間転写体上でフル力 ラー画像を形成し、 そのフルカラー画像を紙に 2 0 k gの線圧をかけ、 かつ圧力 ローラーの温度が 1 5 0 °Cである条件で転写したところ良好な印字物を得ること ができた。 さらに、 連続して 2 , 0 0 0枚の印字を行ったが、 1枚目と同等の良 好な印字物が得られ、 該中間転写体についても欠陥なく使用することができた。 実施例 2
直径 1 8 0 m mのアルミ製の ドラム上にテトラフルォロエチレン—プロピレン ゴム系である "アフラス" # 1 5 0 (旭硝子製) にケツチヱンブラックを 5 w t %添加した 5 0 0 mの加硫成型したショァ D 2 0の導電性のフッ素ゴム層を設 け、 その上に 3—ァミ ノプロビルト リメ トキシシランからなる接着剤層をバーコ 一ティ ングによって 1 Ai m設け、 さらにその上に脱酢酸型室温硬化型メチルシリ コーンゴム層をバーコ一ティ ングによって 1 . 5 m設けることで中間転写体を 形成した。
この中間転写体を用いて、 実施例 1 と同様に印字を行ったところ、 良好な印字 物を得ることができた。 さらに、 連続して 2 , 0 0 0枚の印字を行ったが、 1枚 目と同等の良好な印字物が得られ、 該中間転写体についても欠陥なく使用するこ とができた。
実施例 3
2 0 0 mのステンレス製の板上にビニリデンフルオラィ ドーへキサフルォ口 プロペンゴム系である "ダイエル" G— 5 0 1 (ダイキン工業製) にケ ",チェン ブラックを 6 w t %添加した 8 0 0 mの加硫成型したショァ D 3 0の導電性の フッ素ゴム層を設け、 その上に 3—ァ ミ ノプロビルト リ メ トキシシランからなる 接着剂屑をバ一コーチ ί ンゲによって 1 m設け、 さ らにその I-.に脱酢酸型室温 硬化型メチルシリ コーンゴム屑をバーコ一チイ ングによって 1 m設けることで 中問転写休を形成した。
この中問転写体をベル 卜伏に成形し、 実施例 1 と同様に印字を行ったところ、 良好な印字物を得ることができた。 さらに、 連続して 2、 0 0 0枚の印字を行つ たが、 1枚目と同等の良好な印字物が得られ、 該中問転写休についても欠陥なく 使用することができた。
実施例 4
2 0 0 〃 mのアルミ板上にテ トラフルォロエチレン一プロピレンゴム系である "アフラス" # 1 5 0 (旭ガラス製) にケツチヱンブラックを 5 w t 90添加した 丄 . 0 0 0 mの加硫成型したショァ D 2 0の導電性のフッ素ゴム屑を設け、 そ の上にチタン酸テ トライソプロピルからなる層をバーコ一ティ ングによって 1 m設け、 さらにその上に脱ォキシム型室温硬化型メチルシリ コーンゴム層をバ一 コ一ティ ングによって 2 〃 m設けることで中間転写体を形成した。
S e ドラムを感光休として用い、 液体現像剤で現像し、 ドラム上に貼りつけた 中間転写体上に黄、 紅、 藍、 ϋの順に順次画像を形成し、 中問転写休上でフル力 ラー画像を形成し、 そのフルカラー画像を紙に 2 0 k gの線圧をかけ、 かつ圧力 ローラーの温度が 1 5 0 °Cである条件で転写したところ良好な印字物を得ること ができた。 さらに、 連続して 2 , 0 0 0枚の印字を ったが、 1枚目と同等な印 字物が得られ、 中間転写体についても欠陥なく使用することができた。
実施例 5
直径 1 8 0 m mのアルミ製の ドラム上にテ 卜ラフルォロエチレン—プロピレン ゴム系である "アフラス" # 1 5 0 (旭ガラス製) にケッチェンブラッ クを 5 w t %添加した 5 0 0 mの加硫成型したショァ D 2 0の導電性のフッ素ゴム層を 設け、 その上にチタン酸テ トラ ( 2 —ェチル) へキシルからなる層をバーコ一テ ィ ングによって 1 jt m設け、 さらにその ヒに脱酢酸型室温硬化型メチルシリ コ一 ンゴム屑をバーコ一ティ ングによって 1 . 5 m設けることで中問転写休を形成 した。
この中間転写体を用いて、 実施例 1 と同様に印字を行ったところ、 良好な印字 物を得ることができた。 さ らに、 連続して 2 , 0 0 0枚の印字を行ったが、 1枚 目と同等な印字物が得られ、 中間転写休についても欠陥なく使用することができ た。
実施例 6
2 0 0 〃mのステンレス製の板上にビニリデンフルオラィ ドーへキサフルォ π プロペンゴム系である "ダイエル" G - 5 0 1 (ダイキン工業製) にケッチェン ブラックを 6 w t %添加した 8 0 0 mの加硫成型したショァ D 3 0の導電性の フッ素ゴム層を設けた。 その上にチタン酸テ 卜ラエチル 4 0重量%、 ァリルジメ チルシラン 6 0重量%を混合した力ップリ ング剂をバーコ一ティ ングによって塗 布し、 l /z mの層を形成し、 さらにその上に脱酢酸型室温硬化型メチルシリ コー ンゴム層をバーコ一ティ ングによって 1 m設けることで中間転写体を作成した。 この中間転写体をベルト状に整形し、 実施例 1 と同様に印字を行ったところ、 良好な印字物を得ることができた。 さらに、 連続して 2 , 0 0 0枚の印字を行つ たが、 1枚目と同等な印字物が得られ、 中間転写体についても欠陥なく使用する ことができた。
実施例 7
2 0 0〃mのステンレス製の板上にビニリデンフルオラィ ドーへキサフルォロ プロペンゴム系である "ダイエル- # G— 5 0 1 (ダイキン工業製) にケッチェ ンブラックを 6 w t %添加した 8 0 0 mの加硫成型したショァ D 3 0の導電性 のフッ素ゴム層を設けた。 その上にチタン酸テ 卜ラエチル 5重量%、 ァリルジメ チルシラン 9 5重量%を混合した力ップリ ング剂をバーコ一ティ ングによって塗 布し、 l iu mの層を形成し、 さらにその上に脱酢酸型室温硬化型メチルシリ コ一 ンゴム層をバーコ一ティ ングによって 1 m設けることで中間転写体を作成した ( この中間転写体をベルト状に整形し、 実施例 1 と同様に印字を行ったところ、 良好な印字物を得ることができた。 さらに、 連続して印字を行ったところ、 1, 0 0枚を過ぎた時点から印字物に欠陥が生じるようになつた。 中間転写体を取り はずし、 調べたところ、 導電性弾性層からシリ コーンゴム屑が剥離していること がわかつた。
実施例 8 2 0 0 μ mのアルミ板上にテ 卜ラフルォロエチレン プロピレンゴム系である "アフラス" # 1 5 0 (旭ガラス製) にケッチェンブラックを 5 w t ?6添加した 1 , 0 0 0 の加硫成型したショァ A 6 0の導電性のフッ素ゴム屑を設け、 そ の上に N— ( 2 —ア ミ ノエチル) 一 3 —ァ ミ ノプロピルト リ ノ 卜キシシランから なる接着剤層をバーコ一ティ ングによって 1 m設け、 さらにその上に脱ォキシ 厶型室温硬化型メチルシリ コーンゴム屑をバーコ一ティ ングによって 1 . 5 〃 m 設けるこどで中間転写体を形成した。
O P C ドラム (有機系感光体) を感光体と して用い、 液体現像剤で現像し、 ド ラム上に貼りつけた中間転写体上に黄、 紅、 藍、 墨の順に順次画像を形成し、 中 間転写体上でフルカラー画像を形成し、 そのフルカラ一画像を紙に 2 0 k gの線 圧をかけ、 かつ圧力口一ラーの温度が 1 5 0 °Cである条件で転写したところ良好 な印字物を得ることができた。 さらに、 連続して 2 . 0 0 0枚の印字を行ったが、 1枚目と同等な印字物が得られ、 中間転写体についても欠陥なく使用することが できた。
実施例 9
2 5 0 mのアルミ板上にテ 卜ラフルォ αエチレン—プロピレンゴム系である "アフラス" # 1 5 0 (旭ガラス製) にケッチェンブラックを 7 w t %添加した 7 5 0 ju mの加硫成型したショァ A 7 0の導電性のフッ素ゴム層を設け、 その上 にチタン酸テ 卜ラブチルからなる接着剤層をバーコ一ティ ングによって 1 / m設 け、 さらにその上に脱ォキシム型室温硬化型メチルシリ コーンゴム層をバーコ一 ティ ングによって 1 . 5 m設けることで中間転写休を形成した。
アモルファスシリ コンを感光体として用い、 液体現像剤で現像し、 ドラム上に 貼りつけた中間転写体上に黄、 紅、 藍、 攝の順に順次画像を形成し、 中間転写体 上でフルカラー画像を形成し、 そのフルカラー画像を紙に 2 0 k gの線圧をかけ. かつ圧力ローラーの温度が 1 8 0 °Cである条件で転写したところ良好な印字物を 得ることができた。 さらに、 連続して 2 . 0 0 0枚の印字を行ったが、 1枚目と 同等な印字物が得られ、 中間転写体についても欠陥なく使 fflすることができた。 実施例 1 0
2 0 0 〃 mのアルミ板上にテ 卜ラフルォロエチレン—プロピレンゴム系である "アフラス" # 1 5 0 (旭ガラス製) にケ 手エンプラ 'リ クを 5 w t %添加した 1 , 0 0 0 Ai mの加硫成型したショァ D 2 0の導電性のフッ素ゴム層を設け、 そ の上に次の構成からなる表面剥離層をバーコーティ ングによって 2 m設けるこ とで中間転写体を形成した。
3—ァ ミ ノプロピル卜 リエ 卜キシシラン 5重量% 脱ォキシム型室温硬化型メチルシリコーンゴム 9 5重量%
S e ドラムを感光休として用い、 液体現像剤で現像し、 ドラム上に貼りつけた 中間転写体上に黄、 紅、 藍、 墨の順に順次画像を形成し、 中間転写体上でフル力 ラー画像を形成し、 そのフルカラー画像を紙に 2 0 k gの線圧をかけ、 かつ圧力 ローラ一の温度が 1 5 0 °Cである条件で転写したところ良好な印字物を得ること ができた。 さらに、 連続して 2、 0 0 0枚の印字を行ったが、 1枚目と同等な印 字物が得られ、 中間転写体についても欠陥なく使用することができた。
実施例 1 1
直径 1 8 0 m mのアルミ製の ドラム上にテ 卜ラフルォロェチレン—プロピレン ゴム系である "アフラス' # 1 5 0 (旭ガラス製) にケッチェンブラックを 5 w t %添加した 5 0 0 mの加硫成型したショァ D 2 0の導電性のフッ素ゴム層を 設け、 その上に次の構成からなる表面剥離層をバーコ一ティ ングによって 1 . 5 β m設けることで中間転写休を形成した。
3—ァ ミ ノプロピル卜 リ メ 卜キシシラン 3重量% 脱詐酸型室温硬化型メチルシリ コーンゴム 9 7重量% この中間転写体を用いて、 実施例 1 0と同様に印字を行ったところ、 良好な印 字物を得ることができた。 さらに、 連続して 2、 0 0 0枚の印字を行ったが、 1 枚目と同等な印字物が得られ、 中問転写体についても欠陥なく使用することがで きた。
実施例 1 2
2 0 0 /z mのステンレス製の板上にビニリデンフルオラィ ド一へキサフルォロ プロペンゴム系であるダイエル G— 5 0 1 (ダイキン工業製) にケッチェンブラ ックを 6 w t 9 添加した 8 0 0 mの加硫成型したショァ D 3 0の導電性のフッ 素ゴム層を設け、 その上に次の構成からなる表面剥離層をバーコ一ティ ングによ 1 つて 1 m設けることで中問転写体を形成した。
N- (2—アミ ノエチル) 3—ァ ミ ノプロビルト リ メ トキシシラン
3重量% 脱舴酸型室温硬化型メチルンリ コーンゴム 97重量% この中間転写体をベルト状に整形し、 実施例 1 0と同様に印字を行ったところ、 良好な印字物を得ることができた。 さらに、 連続して 2, 000枚の印字を行つ たが、 1枚'目と同等な印字物が得られ、 中間転写体についても欠陥なく使用する ことができた。
比較例 1
200〃mのアルミ板上にテ トラフルォロエチレン一プロピレンゴム系である "アフラス" # 150 (旭硝子製) にケッチェンブラックを 5 w t %添加した 1, 000 jumの加硫成型したショァ D 20の導電性のフッ素ゴム層を設け、 その上 に直接脱ォキシム型室温硬化型シリ コーンゴム層をバーコ一ティ ングによって 2 m設けることで中間転写体を形成した。
実施例 1と同様に印字を行ったところ、 100枚目までは良好な印字物が得ら れたが、 1 00枚を過ぎた時点から印字物に欠陥が生じるようになった。 中間転 写体を取りはずし、 調べたところ、 導電性のフッ素ゴム層からシリ コーンゴム層 が剥離していることがわかった。
比較例 2
200 «mのアルミ板上に体積固有抵抗 103 Ω · c m厚さ 1 mmの導電性シ リ コーンゴムを設け、 その上に脱ォキシム型室温硬化型シリ コーンゴム層をバー コーティ ングによって 1. 5 m設けることで中間転写体を形成した。
実施例 1と同様に黄、 紅、 藍の順に印字を行ったところ、 中問転写体が液体ト ナ一で膨潤し、 顕像が乱れ、 良好な印字物が得られなかった。
比較例 3
200 i iTiのアルミ板上に体積固有抵抗 1 03 Ω · c m厚さ 1 mmの導電性ゥ レ夕ンゴムを設け、 その上に 3—ア ミ ノプロビルト リ メ トキシシランからなる接 着剤層をバーコ一ティ ングによって 1 m設け、 さらにその上に脱酢酸型室温硬 化型メチルシリ コーンゴム層をバーコ一ティ ングによって 1. 5 jt m設けること で中間転写体を形成した。
実施例 1と同様に印字を行ったところ、 ウ レタ ンゴム肩が熱変形し、 中問転写 体から紙への転写が不良となり、 良好な印字物が得られなかった。
比較例 4
2 0 0 ju mのアルミ板上に体積固有抵抗 1 0 Ω · c m厚さ 1 m mの導電性ゥ レ夕ンゴムを設け、 その上にその上に次の構成からなる表面剥離層をバーコーテ ィ ングによって 1 m設けることで中間転写体を形成した。
N - (2—ァ ミ ノェチル) - 3—ァ ミ ノプロ ビル 卜 リ メ トキシシラン
3重量% 脱酢酸型室温硬化型メチルシリ コーンゴム 9 7重量% 実施例 1と同様に印字を行ったところ、 ウレタ ンゴム層が熱変形し、 中間転写 休から紙への転写が不良となり、 良好な印字物が得られなかった。 産業上の利用可能性
本発明の中間転写体は、 制電潜像担持体上の制電潜像を液体トナーで現像し、 この現像により顕像化された顕像を中間転写体に静電的に転写した後、 中間転写 体上の顕像を被転写材上に再転写する画像形成方法において用いられる。 この画 像形成方法は、 例えば、 複写機やレーザービームプリ ンターに利用されるもので ある。

Claims

請求の範囲
1 . 静電潜像担持体上の静電潜像を液休トナーで現像し、 この現像により顕像化 された顕像を中間転写休に静電的に転写した後、 該中問転写体上の顕像を被転写 材上に再転写する画像形成方法に用いられる中間転写体において、 少なく ともシ リコーンゴム層、 接着剤層および導電性のフッ素ゴム餍を外表面側からこの順に 設けたことを特徴とする中間転写体。
2 . 接着剤層がァミノシラン系力ップリ ング剤を含むことを特徴とする特許請求 の範囲第 1項記載の中間転写体。
3 . 接着剤層がチタン酸エステル系力ップリ ング剤を含むことを特徴とする特許 請求の範囲第 1項記載の中間転写体。
4 . 接着剤層がァミノシラン系カップリング剤およびァミノシラン系カップリン グ剤を含むことを特徴とする特許請求の範囲第 1項記載の中間転写体。
5 . シリコーンゴム層の厚みが 0 . 2 m以上 5〃m未満であることを特徴とす る特許請求の範囲第 1項記載の中間転写体。
6 . 接着剤層の厚みが 0 . 2 以上 5 m未満であることを特徴とする特許請 求の範囲第 1項記載の中間転写体。
7 . 静電潜像担持体上の静電潜像を液体トナーで現像し、 この現像により顕像化 された顕像を中間転写体に静電的に転写した後、 該中間転写体上の顕像を被転写 材上に再転写する画像形成方法に用いられる中間転写体において、 少なく ともシ リコーンと接着性付与剤を含む表面剥離層および導電性のフッ素ゴム層を外表面 側からこの順に設けたことを特徴とする中間転写体。
8 . 接着性付与剤がァミノシラン系力ップリング剤であることを特徴とする特許 請求の範囲第 7項記載の中間転写体。
9 . 表面剥離層中に接着性付与剤が 1重量%以上 2 0重量%以下含まれることを 特徴とする特許請求の範囲第 7項記載の中間転写体。
1 0 . 表面剥離層の厚みが 0 . 2 m以上 5 m m以下であることを特徵とする特 許請求の範囲第 7項記載の中間転写休。
1 1 . 導電性のフッ素ゴム層の厚みが 5 0 w m以上 5 , 0 0 0 m未満であるこ とを特徴とする特許請求の範囲第 1項または第 7項記載の中問転写体。 丄 2 . 静電潜像担持休上の静電潜像を液体トナーで現像し、 この現像により顕像 化された顕像を中間転写体に静電的に転写した後、 該中問転写体上の顕像を被転 写材上に再転写する画像形成方法において、 該中問転写体として特許請求の範囲 第 1項または第 7項記載の中間転写体を用いることを特徴とする画像形成方法。
1 3 . 中間転写体上の顕像を被転写材上に再転写する際に、 該中問転写体に被転 写材を圧力ローラーで密着させることを特徴とする特許請求の範囲第 1 2項記載 の画像形成'方法。
1 4 . 圧力ローラーが熱源を内包するヒートローラ一であることを特徴とする特 許請求の範囲第 1 3項記載の画像形成方法。
1 5 . 画像形成方法が、 カラー画像形成方法であって、 かつ中間転写体上に多色 を重ね台わせてカラー画像を形成し、 一回の転写で該中間転写体上の顕像を被転 写材上に再転写することを特徴とする特許請求の範囲第 1 2項記載の画像形成方 法。
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