WO1995010026A1

WO1995010026A1 - Dispositif de traitement de donnees d'image pour vehicule

Info

Publication number: WO1995010026A1
Application number: PCT/JP1994/001659
Authority: WO
Inventors: Masanori Konishi; Shinji Kubota; Hisatomo Ohki; Kazuyuki Tomita
Original assignee: Seiko Epson Corporation; Unisia Jecs Corporation
Priority date: 1993-10-04
Filing date: 1994-10-04
Publication date: 1995-04-13
Also published as: US5781872A; EP0672892A4; JP3533685B2; EP0672892A1; JPH07103782A

Description

明細書

車両用画像データ演算装置

[技術分野]

本発明は車両用画像データ演算装置、特に、車載ディスプレイ上に車両の走行モード画面、停止モード画面を表示する車両用画像データ演算装置に関する。

[技術背景]

今日、車両には、テレビなどのディスプレイ装置が搭載されることが多い _c 特に、技術の発達に伴う小型化、低コスト化により今後益々車載ディスプレィ装置の普及が予想される。

し力、し、従来の車載ディスプレイ装置は、例えばナビゲーシヨンシステムによって車両の現在位置を表示することや、テレビの受信装置によって得られた T V画像を表示することなどが行われているのみで、これ以外の用途にはあまり用いられていないという問題があった。

しかも前記ナビゲーシヨンなどは、車を日常運転する場合には、必要とされることが少ない。また T V画像は、原則として車両走行中には見ることができない。したがって、車両用ディスプレイ装置を搭載しても、実際のところ、あまり活用されない場合が多いという問題がある。

[発明の開示]

本発明は、このような従来の課題に鑑みなされたものであり、その目的は- 車載ディスプレイ上に車両の情報を表示させ、特に、車両の走行時と停止時にはそれぞれ異なる車両情報をディスプレイ上に表示させ、車載ディスプレィを有効に活用できる車両用画像データ演算装置を提供することにある。前記目的を達成するため、本発明は、

車両の走行速度に基づき、走行モードおよび停止モードの設定を行うモ— ド設定手段と、

走行モード設定時には、車両の走行状態を表す走行モード画面を演算し、停止モード設定時には、車両の詳細な情報を表す停止モード画面を演算するディスプレイデータ演算手段と、

を含み、車載ディスプレイ上に前記走行モード画面、停止モード画面を表示することを特徴としている。

このように本発明の車両用画像データ演算装置によれば、車両の走行速度に基づき、走行モード及び停止モードの設定を行う。そして、走行モード設定時には、車両の走行状態を表す走行モード画面を演算し、これを車載ディスプレイ上に表示する。また停止モード設定時には車両の詳細な情報を表す停止モ一ド画面を演算し、これを車載ディスプレイ上に表示する。

このようにすることにより、車両の走行モード時には、ドライバの見易さを優先した走行モード画面を表示させ、停止モード時には、内容を優先した停止モード画面を車載ディスプレイ上に表示させることができる。これにより、ドライバは、車載ディスプレイから各種の車両情報を得ることができる。また本発明の装置は、

前記走行モード画面、停止モード画面として表示する複数の項目から任意の表示項目を選択する操作手段を含み、

前記ディスプレイデータ演算手段は、

選択された項目に対応した走行モード画面、停止モード画面を演算するよう形成することが好ましい。

このようにすることにより、操作手段を用いて、走行モード画面、停止モ ― ド画面として表示する複数の項目から任意の表示項目を選択することができる。例えば、車両の走行状態を表示する項目として、スピード、燃費、トルク、縦加速度等を選択設定可能に形成することにより、これらの内から任意に選択された項目を走行モ一ド画面として、車載ディスプレイ上にリアルタイム表示することができる。例えば、トルクの項目が選択された場台には、トルクの変動を、ディスプレイ上にリアルタイム表示することができる。また、車両の詳細な情報として、車両の各種メンテナンス情報や、卜リツプ情報、トラベル情報及びその他の情報などの各項目を選択設定可能に形成することにより、これらの中から任意に選択された項目を、停止モード画面として車載ディスプレイ上に表示することができる。

このようにして、複数の項目から、ドライバが必要とする所望の項目を任意に選択し、これを車載ディスプレイ上に表示することができる。

また本発明の装置は、

走行モード画面として選択された項目の走行データの履歴をヒストリデー夕として記憶するメモリ手段を含み、

前記操作手段は、

停止モード画面の表示項目として、前記ヒストリデータを選択可能に形成され、

前記ディスプレイデータ演算手段は、

前記停止モ一ド時にヒストリデータが選択されているとき、前記メモリ手段から前記ヒストリデータを読出しグラフィック表示する停止モード画面を演算するよう形成され、

走行モード時には選択された走行デ.一夕がリアルタイム表示され、停止モ ― ド時には選択された走行データの変化がヒストリデータとしてグラフィック表示されるよう形成することが好ましい。

このように、本発明の装置は、走行モード両面としてリアルタイム表示されている走行データの履歴をヒストリ一データとして記憶し、停止モード設定時には、車載ディスプレイ上に、停止モード画面として前記ヒストリーデ一夕をグラフィック表示するように形成されている。

これにより、例えば燃費の項目を表示する場台、走行モード設定時には、現在の燃費がリアルタイム表示され、停止モード設定時には、例えば走行中に燃費がどのように変化したかをグラフィック表示させることができ、ドラィバは、これにより燃費に関する自分のドライビングテクニックを解析することができる。また本発明の装置は、

前記操作手段は、

走行モード画面および停止モード画面の少なくとも一方の選択項目に対し警告値を設定するよう形成され、

前記ディスプレイデータ演算手段は、

前記警告値が設定された選択項目の値が、警告値に達したとき、警告信号を出力するよう形成することが好ましい。

このようにすることにより、表示項目に対し、警告値を設定することができるため、選択項目の値が警告値に達したとき、ドライバの注意を喚起することができる。例えば、燃費走行をする場合に、燃費の下限値を設定しておけば、ェンジンのふかし過ぎなどによる急激な燃費悪化などをドライバに警告することができる。

また本発明において、前記モード設定手段は、

走行モードから停止モードへの切り替えを行う第 1の基準速度を、停止モ一ドから走行モードへの切り替えを行う第 2の基準速度より小さく設定するよう形成することが好ましい。

このように停止モードと走行モードとの切り替え基準速度に、ヒステリシス特性を持たせることにより、例えば渋滞時のように車両が停止、発進を繰り返すような場台に、ディスプレイ画面が頻繁に切り替わることを防止し、車載ディスプレイ上に安定した画面を表示させることができる。

また、本発明において、前記ディスプレイデータ演算手段は、

前記各モード画面に含まれるキャラクタを、走行モード画面では大きく、停止モード画面では小さく表示するよう形成することが好ましい。

このようにすることにより、走行モード画面では、文字等のキヤラクタ一を大きく、停止モード画面では小さく表示される。これにより、走行モード画面では見易さを重視して車両の走行状態をリアルタイム表示することができ、また、停止モード画面では、その内容を重視し、車両のより詳細な情報を表示することができる。また、本発明において、前記ディスプレイデータ演算手段は、

昼用の画面は、前景を明るく背景を暗く表示するよう画像演算し、夜用の画面は、背景を明るく前景を暗く表示するよう画像演算するよう形成することが好ましい。

このように、昼用の画面と、夜用の画面とでは、前景及び背景の明るさを反転させることにより、昼及び夜共に視認性が高く、しかも夜は眩しくない画像表示を行うことができる。

[図面の簡単な説明]

図 1は、実施例の車載用画像データ演算装置及びディスプレイ装置が取り付けられた車室内の様子を示す説明図である。

図 2は、実施例の装置のブロック図である。

図 3は、操作部の説明図である。

図 4は、実施例の装置の基本動作を示すフローチヤ一ト図である。

図 5は、メニュー選択処理の動作を示すフローチヤ一ト図である。

図 6は、走行モード画面表示動作を示すフローチヤ一ト図である。

図 7は、停止モード画面表示動作を示すフローチヤ一ト図である。

図 8は、スピードメ一夕表示動作を示すフローチヤ一ト図である。

図 9は、メンテナンス表示動作を示すフローチヤ一ト図である。

図 1 0は、メニュ画面の一例を示す説明図である。

図 1 1は、スピードメ一夕の走行モード画面の説明図である。

図 1 2は、パワーメ一夕の走行モード画面の説明図である。

図 1 3は、トルクメータの走行モード画面の説明図である。

図 1 4は、タコメータの走行モード画面の説明図である。

図 1 5は、ブ一ストメ一夕の走行モード画面の説明図である。

図 1 6は、ェコメ一夕の走行モード画面の説明図である。

図 1 7は、メンテナンスの停止モード画面の説明図である。

図 1 8は、トリップの停止モード画面の説明図である。図 1 9は、トラベルの停止モード画面の説明図である。

図 2 0は、レコードの停止モード画面の説明図である。

図 2 1は、トレースの停止モード画面の説明図である。

図 2 2は、グラフの停止モード画面の説明図である。

図 2 3は、ヒストリーデ一夕蓄積動作を示すフローチヤ一卜図である。図 2 4は、ヒストリ一データのダラフイツク表示動作のフローチヤ一ト図である。

図 2 5は、警告値の入力画面及び表示画面の説明図である。

図 2 6は、同図（A ) は昼用の画像表示、同図（B ) は前景、背景の明るさを反転させた夜用の画像表示の説明図である。

[実施例]

次に、本発明の好適な実施例を図面に基づき詳細に説明する。

図 1には、車両の運転席付近の様子が概略的に示されている。

この車両の室内には、運転席に座ったドライバから見える位置に車載ディスプレイ装置 1 0が取り付け固定されている。そして、このディスプレイ装置 1 0は、遠隔操作部 2 0を操作する.ことにより、その表示制御が行われるように構成されている。

前記ディスプレイ装置 1 0は、市販の T V用ディスプレイ装置や、ナビゲ —ションシステム用のディスプレイ装置、または木発明の装置専用のものを用いることができる。本実施例では市販の T V用の車載ディスプレイ装置が用いられている。

図 2には、実施例の車両画像データ演算装置のプロック図が示されている _c 実施例の装置は、走行データ演算回路 3 0と、メモリ 4 0とを含む。

前記走行データ演算回路 3 0には、前記操作部 2 0からの操作信号と、車両各部からの信号が入力される。実施例において、車両のエンジン 5 0は、エンジンコントロールュニッ卜 5 2により電子制御されている。このため、このエンジンコントロールュニット 5 2から走行データ演算回路 3◦へは、エンジン回転数を表すパルス信号、タイヤ回転数（スピード）を表すパルス信号、エンジンの空気吸込み量を表す電圧信号、インジュクシヨン（燃料噴射量）を表すパルス信号等が入力されている。

前記走行データ演算回路 3 0は、モード設定部 3 2と、ディスプレイデー夕演算部 3 4とを含むよう構成されている。

モード設定部 3 2は、入力信号から車両の走行速度を求め、その走行速度に基づき、走行モード及び停止モードの設定を行うように形成されている。実施例では、走行モードから停止モードへの切り替えを行う第 1の基準速度が、停止モードから走行モードへの切り替えを行う第 2の基準速度より小さく設定されている。

前記ディスプレイデータ演算部 3 4は、入力データに基づき車両の各種走行データの演算を行う。そして、走行モード設定時には、車両の走行状態を表す走行モード画面をリアルタイム演算し、これをディスプレイ装置 1 0上に¾ する。

前記メモリ 4 0内には、走行モード設定時に、走行データ演算回路 3 0内へ入力される車両の走行データや、走行データ演算回路 3 0で演算された走行データが必要に応じ記憶される。

そして、前記ディスプレイデ一夕演算部 3 4は、停止モード設定時に、メモリ 4◦から任意のデータを読みだし、車両の詳細な情報を表す停止モード画面を演算し、これをディスプレイ装置 1 0上に表示する。

なお、実施例では、停止モードと走行モードとの切り替え基準速度に、前述したヒステリシス特性を持たせることにより、例えば渋滞時のように車両が停止、発進を繰り返すような場合に、ディスプレイ画面が頻繁に切り替わることを防止し、車載ディスプレイ上に安定した画面を表示させることができる。

本実施例においては、前記走行モード画面の表示項目として、図 1 0 ( A ) に示すよう、スピード、パワー、夕コ（エンジン回転数）、トルク、ブース卜、ェコ（燃費）の項目を任意に選択可能に形成されている。図 1 1ないし図 1 6には、これら各項目に対応した走行モ- ド画面の具体例が示されてい

また、実施例の装置は、停止モード画面として表示する項目として、図 1 0 ( B ) に示すよう、メンテナンス、トリップ、卜ラベル、レコード、トレース、グラフ、セットアップ、ピットオフの各項目が選択できるように構成されている。図 1 7ないし図 2 2 , 図 2 5には、前記メンテナンスからセットアップの各項目に対応した停止モード画面の具体例が示されている。なお、ピットオフは、停止モード設定時においても、走行モード画面を引き続き表示することを指示するものである。

なお、前記図 1 1〜図 1 6に示す走行モード画面の左上隅には、表示中の選択項目が表示され、右上隅には停止モード画面の選択項目が表示されている。同様に、図 1 7〜図 2 2、図 2 5に示す停 Iヒモード画面には、その右上隅に現在表示中の停止モード画面の選択項目が表示され、左上隅には.、走行モード画面の選択項目が表示されている。これにより、ドライバは、停止モード、走行モード時に、どのような項目が表示されるのか知ることができる。また、実施例のディスプレイデータ演算部 3 4は、走行モード画面では、文字等のキャラクターを大きく、停止モード画面では小さく表示する。これにより、走行モード画面では見易さを重視して車両の走行状態をリアルタイム表示することができ、また、停止モード画面では、その内容を重視し、車両のより詳細な情報を表示することができる。

さらに、実施例のディスプレイデータ演算部 3 4は、昼用の画面と、夜用の画面とでは、前景及び背景の明るさを反転させ、昼及び夜共に視認性が高く、しかも夜は眩しくない画像表示が行えるよう形成されている。

例えば、図 2 6には、このような昼夜切替え型の画像表示の一例が示されている。実施例では、操作部 2 0のイルミネ一ションキ一 2 9を操作すると、図 2 6 ( A ) に示す昼用の画像表示と、図 2 6 ( B ) に示す夜用の画像表示とに、交互に切替わるよう構成されている。ここでは、文字やメータ針等の可動部を前景とし、それ以外を背景としている。そして、昼用の画面では、背景は白、前景は黒とし、夜用の画面では、白と黒とを逆に表示している。また、これ以外にも、前景の明るさを固定し、背景の明るさを調整することで、視認性を高めるようにしてもよい。

以下、本実施例の装置の構成を詳細に説明する。

図 3には、本実施例に用いられる操作部 2 0の詳細な構成が示されている _c この操作部 2 0は、パワーキー 2 1、 T V表示及び本実施例の装置との切り替えを行う切り替えキ一 2 2、メニュ一キー 2 3、スタート ♦ ストップキー 2 4、リセットキー 2 5、機能キー 2 6 - 1， 2 6 - 2 , ·'· 2 6— 5の組合わせからなる項目選択キー 2 6及びその他のキー 2 7， 2 8， 2 9を含む。そして、パワーキー 2 1をオンし、次に切り替えキー 2 2を操作して、 Τ V表示を選択すると、図示しない受信機で受信されたテレビ画像がディスプレイ 1 0上に表示される。また、切り替えキー 2 2を操作し、本実施例の装置を選択すると、ディスプレイ装置 1 0上には、実施例の装置から出力される車両用画像データが表示されることになる。

図 4には、車両用画像データの表示動作を示すフローチヤ一ト図が示されている。

まず、図 3に示すパワーキー 2 1をオンにし、切り替えキー 2 2により本実施例のシステムの選択を行うと、ステップ 1 0 0において所定の初期値設定が行われ、ステップ 1 0 2でメニューフラグが 1か 0かの判断が行われる _c このメニューフラグは、図 1 0に示すメニュー画面を呼び出し、任意の項目を選択する場合に「1」に設定されるものである。

システム立上げ時には、メニューフラグは通常「0」に設定されているため、次にステップ] 0 4の判断を行う。ステップ 1 0 4では、車両が走行モードであるか停止モードであるかの判断を行う。なお、走行モード設定時には、走行フラグが「 1」に設定され、停止モード設定時には「0」に設定されている。

走行モードと判断された場合には、現在選択されている項目に対応した走行モード画面をディスプレイ装置 1 0上に表示する（ステップ 1 0 6 ) 。停止モ一ドと判断された場台には、現在選択されている項目の停止モード画面をディスプレイ装置 1 0上に表示する（ステップ 1 08) 。

また、走行モード画面、停止モード画面の表示項目を変更する場合には、操作部 20のメニューボタン 23を操作する。これにより、メニューフラグ力く「 1」にセットされ、ステップ 1 02から、ステップ 1 1 0に移り、車両が走行モードか停止モードかの判断を行う。走行モードと判断された場合 (走行フラグ= 1 ) には、ステップ 1 1 2において、図 1 ◦ (A) に示すようなメニュー画面の表示を行い、停止モードであると判断された場合（走行フラグ = 0) には、ステップ 1 14において、図 1 0 (B) に示すようなメニュー画面の表示を行う。即ち、走行モードと判断された場台には、現在表示中の走行モード画面上にウィンドを開き、図 1 0 (A) に示すようなメニュ一画面 140を表示する。また、停止モードと判断された場合には、図 1 0 (B) に示すよう、現在表示中の停止モード画面上にウィンドを開き、メニュー画面 1 0を表示する。

図 5には、この様なメニュー選択処理動作のフローチヤ一ト図が示されている。

まず、メニュー選択処理が開始されると、ステップ 21 0でメニューフラグが「0」に設定され、ステップ 21 2で図 10 (A) または（B) に示すようなメニュー画面の表示が行われ、現在選択されている項目が他の項目よりも明るくなるようにハイライト表示される（"ステップ 214) 。

この状態で、操作部 20のメニューボタン 23を押すと、ハイライト表示される項目が図 1 0のメニュー画面上を上から下へ順に移動する。このようにして、任意の項目の選択を行う（ステップ 216, 218) 。

そして、所望の項目がハイライト表示された時点で、操作部 20の OKキ一 26— 5を操作する。これにより選択項目が確定し（ステップ 220) 、新たに確定した選択項目の走行モード画面または停止モード画面が表示されしとにな o ₀

ここにおいて、図 1 0 (A) に示す走行モード用のメニュー画面から「スピード」 …… 「ェコ」のいずれかが選択された場台には、それに対応したドライブ（D R ) モードフラグが「0」 ~ 「5」に設定される。同様に、図 1 0 ( B ) に示す停止モード用のメニュー画面から、「メンテナンス」 ……

「ピットオフ」の各項目が選択されると、それに応じたピット（P T ) モードフラグが「0」 ~ 「7」の値に設定される。

図 6には、このようにして表示項目が選択された走行モード画面の表示動作、即ち、図 4に示すステップ 1 0 6の動作のフローチヤ一ト図が示されている。

この表示動作では、走行モードメニューの選択処理動作（ステップ 1 1 2 ) で選択された表示項目（ドライブモードフラグ）をステップ 3 1 0〜 3 2 〇で判断し、対応する表示項目の走行モ一ド画面をステップ 3 3 0 ~ 3 4 0で画像表示させる。

例えば、表示項目として、「スピード」が選択されている場合には、図 1 1に示すよう、現在のスピードがリアルタイム演算され、これがディスプレィ上に表示される。さらに、走行中のスピードのピーク値がホールドされ、そのピーク値表示も同時に行われる。実施例の走行モード表示では、後述するよう、スピードの上限を警告値として予め設定しておくことができる。そしてスピードが警告値に達する毎に、ドライバに画面の点滅等を用いてその都度警告表示を行わせることができ、例えば市街地走行でのスピードの出し過ぎを未然に防止することができる。

また，実施例の装置は、走行データ演算回路 3 0に入力されるデータから、車両のパワーや、タコ（エンジン回転数）、トルク、ブースト圧、燃費等をほぼリアルタイムで演算し、これをディスプレイ装置 1 0上に図 1 2〜図 1 6のように画像表示させる（ステップ 3 3 0 ~ 3 4 0 ) 。したがって、ドラィバは備え付けの車載メ一夕からは得ることができないデータを、ディスプレィ装置 1 0からほぼリアルタイムで得ることができる。例えば、走行燃費が悪くなつたような場台には、アクセルの踏み込み量を抑制するなどして、燃費運転を行うことができる。また、実施例の装置では、図 6に示すよう、各項目の走行モード画面の表示を行う場合、当該表示項目のデータをメモリ 4 0内へ順次ヒストリーデ一夕として書き込むように動作する。例えば、スピードを走行モード画面として表示する場台には、スピ一ドに関するデータをメモリ 4 0内へ順にヒス卜リーデ一夕として書き込む。これにより、後述するようヒストリーデ一夕をディスプレイ上にグラフィック表示することかできる。

図 8には、走行モード画面としてスピードメータを表示する動作（ステツプ 4 2 0 ) の詳細なフローチャートが示されている。

この場合には、まず、ステップ 5 1 0で図 1 1に示す背景画面（画面の中の動きのない部分または動きの少ない部分）を表示し、次に、ステップ 5 1 2 , 5 1 4で針表示、ピーク値表示をィニシァライズする。

次に、ステップ 5 1 6でスピードデータの読み取りを行い、ステップ 5 1 8で、前景画面（画面の中の動きのある部分）に該当するスピードメ一夕の指針のリアルタイム表示を行う。これと同時に、ステップ 5 2 0で、デイスプレイ上にピーク値を表示する。

このようにして、図 :！ 1に示すように、ディスプレイ上にスピードをリァルタイム表示すると共に、そのピーク値を表示する。

このような走行モード画面の表示は、ステップ 5 2 4で、車両が走行モードであると判断されている限り、継続して行われる。このステップ 5 2 4では、車速は 1 0キロ以下で、かつ P Tモードフラグが 7以外という条件を満足した場合に、車両が停止モードであると判断され、それ以外の場合は車両が走行モードであると判断される。

なお、走行モード時に、ステップ 5 2 4で車両が停止モードに切り替わつたと判断された場台には、次にステップ 5 2 6にうつり、走行フラグを 0にセッ卜し、走行モード画面の表示を終了する。

また、走行モード画面を表示中に、操作部 2 0のメニューボタン 2 3を操作すると（ステップ 5 2 2 ) 、ステップ 5 2 8でメニューフラグが 1にセットされ、前述した図 1 0 ( A ) に示すようなメニュー画面の表示が行われることになる。

なお、他の項目の走行モード画面の表示もほぼ同様にして行われる力;'、ェコ（燃費）項目の走行モード画面を表示する場合には、ステップ 52 C)のピーク値表示が平均値表示となる点で異なる。

図 7には、図 4に示す停止モード画面の表示動作（ステップ 1 08) のフ口一チヤ一ト図が示されている。

この停止モード画面表示動作を行う場台には、まず、ステップ 4 1 0, 4 1 2, '·'···424において、 Ρ Τモードフラグの値に基づき、図 1 0 (Β) に示すメニュー画面からどの項目が選択されているかを判断する。そして、ステップ 430， 432, 〜444において、選択された表示項目の停止モード画面をディスプレイ上に表示する。

例えば、「メンテナンス」の項目が設定された場合には、図 17 (Α) に示す停止モード画面が表示される（ステップ 430) 。このメンテナンス表示画面は、車の整備手帳と同様にして用いるものである。エンジンオイル、エンジンオイルフィル夕、タイヤ、自由項目の 4つの要素について、セット距離と、その後の走行距離をバーグラフで表示している。これにより、車両のメンテナンス項目の状態を即座に認識することができる。

なお、前記セット距離の設定動作の詳細は後述する。

また、トリップメータの項目が設定された場台には、図 18に示す停止モード画面が表示される（ステップ 432) 。このトリップメータ表示では、操作部 20のリセットボタン 25を押してからの経過時間、走行距離、使用ガソリン量、平均燃費が演算表示される。

トラベルの項目が設定された場台には、図 19 (Α) に示す停止モード画面が表示される（ステップ 434) 。これは、ドライバの設定した距離に対し、残りの走行距離、残りの走行時間、これからの予想使用ガソリン量、予想平均燃費を数値表示する。残りの走行距離は、レベルメータでも表示する。なお、設定距離の変更は、前記メニュー表示のセット距離の変更と同様に、図 1 9 (Β) に示すようウィンドを開いて行う。レコードの項目が設定された場台には、図 2 0に示す停止モード画面が表示される（ステップ 4 3 6 ) 。この表示画面は、走行モード時に、操作部 2 0のボタン 2 4を操作して「スタート」してから、ボタン 2 4を操作して「ストップ」する迄の距離、時間、スピード、燃費を過去 3回分表示する。そして、過去のデータは古い順から消去し、新しいデータに変更して表示す ο

このような表示は、例えば、自宅から会社までの間の距離、時間、スピ一ド、燃費を、通勤経路を変えて測定比較する場合に有効であり、これにより、最も短い通勤経路や、通勤時間の短い経路等を客観的に判断することが可能となる。

トレースの項目が設定された場合には、図 2 1 ( A ) に示す停止モード画面が表示される（ステップ 4 3 8 ) 。この画面は、予め距離を設定しておき、この設定距離を横軸に取り、走行時間、夕コ、スピード、パワーの値の測定値を表示するものである。

即ち、図 2 ] ( A ) に示す画面が表示された段階で、セットボタン 2 8を押し、図 2 1 ( B ) に示すような入力用のウインドを開き、前述した場合と同様にして計測距離の入力を行う。

そして、このような表示設定が終了した後、車両を走行させ、操作部 2 0 のスタートボタン 2 4をオンすると、その時点から車両が所定距離（例えば 1 0キロ）走行する間のタコ、スピード、パワーの値、時間が距離との関係でメモリ 4 0内に順次記憶される。

そして、車両が、停止モードに切り替わった時点で、メモリ 4 0から当該データが読み出され、ディスプレイ上に図 2 1 ( A ) に示すような画面として、グラフィック表示されることになる。このとき、ドライバは、操作部 2 0のボタン 2 6— 3 , 2 6— 4を操作し、力— ノル Kを左右に移動させる。すると、カーソル K位置における各データの数値が、対応する表示位置に数値表示される。したがって、ドライバは、この表示データに基づき、走行経路の分析を行うことができる。また、グラフの項目が設定された場合には、図 2 2に示す停止モード画面が表示される（ステップ 4 4 0 ) 。この表示項目が設定されている場台には、車両が走行モードから停止モードに切り替わると同時に、走行モードで表示されている走行データ、例えばスビードのヒストリ一データがメモリ 4 0力、ら読み出され、ディスプレイ上に図 2 2に示すようにグラフィック表示される。即ち、走行モードから停止モードに切り替わった時点で、それ以前の過去数分間のスピードの変化が、ディスプレイ上にグラフィック表示される。このようにして、走行モード時にリアルタイム表示された走行データの変化を、ヒス卜リーデ一夕としてグラフィック表示するため、ドライバは表示画面から今までの走行データの履歴を瞬時に判断することができる。

セットアップの項目が設定された場合には、図 2 5 ( A ) 示す停止モード画面が表示される（ステップ 4 4 2 ) 。すなわち、実施例の装置には、走行モード画面及び表示モード画面の少なくとも一方の選択項目に関し、警告値を設定し、警告値が設定された選択項目の値が警告値に達した時に、警告信号を出力する手段が設けられている。

実施例では、スピード、パワー、タコの各項目について、警告値の設定が可能なように形成されている。

前記各警告値を設定する場台には、セットボタン 2 8を操作し、図 2 5 ( A ) に示すメニュー画面をディスプレイ上に表示させる。

次に、ボタン 2 6— 1， 2 6 - 2を用い、スピ一ド、パワー、夕コの各項目から警告のアラームを設定するための項目を選ぶ。図では、スピードの項目が選択されている。

次に、ボタン 2 6— 3， 2 6— 4を用い、スピードの警告のための数値入力を行う。数値人力終了後、 O Kボタン 2 6— 5を押すことにより、アラーム設定が終了する。

そして、走行データ演算回路 3 6は、車両が走行モードである場台に、ァラーム設定項目（例えばスピード）、警告値に達すると、図 2 5 ( B ) に示すよう、ディスプレイ上にアラーム画面を割り込み表示すると共に、警告音を発生させる。ドライバは、このアラーム表示及び警告音に基づき、スビ一ドが警告値に達したことを即座に知ることとなるため、スビードの出し過ぎを未然に防止することができる。

同様にして、タコ、パワー等の警告表示を行うこともできるので、ェンジンのふかし過ぎや、出力の出し過ぎ等を防止することができる。

以上説明したように、停止モード設定時には、車両の詳細な情報が停止モ一ド画面としてディスプレイ上に表示されることとなり、例えばこの停止モード両面から、詳細な情報を得ることができる。

特に、図 1 7〜図 2 2に示すよう、車両の停止モード画面では、車両走行モード画面に比べ、画面に含まれる文字などのキャラクターを、相対的に小さく表示し、より詳細なデータをドライバに伝達できるようになっている。図 9には、図 7のメンテナンス表示動作（ステップ 4 2◦) の詳細なフロ —チヤ一卜が示されている。

まず、ステップ 6 1 0で背景表示フラグカ《「】」にセッ卜され、ステップ 6 1 2を介してステップ 6 1 4に移る。ここで背景表示フラグは「0」に再設定され、ステップ 6 1 6で背景表示が行われる。このとき何のキー操作も行われないと、ステップ 6 1 8、 6 2. 0 , 6 2 2を介し、ステップ 6 2 4に至り、車速は時速 1 5キロ以上か否かの判断が行われる。時速 1 5キロ以内の場合には、引き続き停止モード状態にあると判断され、ステップ 6 1 2に戻り、図 1 7 ( A ) に示すようなメンテナンス表示画面の表示を継続して行ラ o

そして、車速が時速】 5キロ以上になると、ステップ 6 2 4で車両が停止モードから走行モードに切り替わつたと判断され、ステップ 6 2 6で走行フラグが「1」にセッ卜され、現在選択設定されている項目の走行モード画面の表示動作を開始する。

なお、実施例では、停止モードカ、ら、走行モードへの切り替えを時速 1 5 キロに設定し、さらに、図 8のステップ 5 2 4に示すよう、走行モードから停止モードへの切り替えを、時速 1 0キロに設定している。このように、停止モ一ドから走行モードへの切り替え基準速度を、走行モードから停止モードへの切り替え基準速度に比べ大きな値に設定する。これにより、渋滞時に車両が停止 ·走行を繰り返したり、また、低速走行で運転している場台に、ディスプレイ上に表示されている画面が、停止乇一ド画面と走行モード画面とに頻繁に切り替わるのを防止し、安定した画面表示を可能としている。また，図 1 7 ( A ) に示すような画面表示を行っている場合に、セット距離（図 1 7では 2万キロに設定されている）を変更する場合には、操作部 2 0のセッ卜ボタン 2 7を操作する。これにより、ステップ 6 1 8からステツプ 6 2 8へ移向し、ステップ 6 3 0のメンテナンスのための距離データの入力処理を開始する。この場合、エンジンオイル、フィル夕、タイヤ、自由項目の 4つについてそれぞれ独立した距離を設定できる。例えば、セットボ夕ン 2 7を操作することにより、これら 4つの項目が任意に選択される。そして、項目選択の終了後、次に、 0 Kボタン 2 6— 5を操作すると、図 1 7 ( B ) に示すようなウインドが開かれる。そして、操作部 2 0のボタン 2 6 一：！〜 2 6— 4を操作して設定距離を入力する。そして、最後に O Kキ一 2 6一 5を操作することにより、入力が完了し、ウィンドが閉じられ、図 1 7 ( A ) に示す画面表示に戻る。

このような一連の距離データ入力処理（ステップ 6 3 0 ) が終了すると、ステップ 6 3 2で背景表示フラグ力《「 1」にセットされる。これにより、ステツプ 6 2 0からステップ 6 1 2に至り、前述したと同様にして、メンテナンス画面の表示動作を行う。

なお、停止モードにおける表示項目を変更する場台には、操作部 2 0のメニューボタン 2 3を操作する。これにより、ステップ 6 1 8 , 6 2 8を介し, ステップ 6 3 4に至り、ステップ 6 3 6でメニュフラグを「 1」にセッ卜する。そして、ステップ 6 2 0 , 6 2 2を介して図 5に示すメニュー画面の選択処理動作へと移向する。これにより、前述したように、所望の表示項目の選択を行うことができる。

なお、前述した図 1 8〜図 2 1に示す各停止モード画面の表示動作及び設定値の書替え動作は、基本的に図 1 7に示すメンテナンス両面表示の場台と同様なので、ここではその説明は省略する。

また、図 23には、走行モード設定時に、図 22に示すダラフィック表示のためのヒストリ一デ一夕をメモリ 40へ書き込む動作のフローチヤ― ト力;' 示され、図 24には書き込まれたヒストリーデータを用いディスプレイ上にこれをグラフィック表示する動作の詳細なフローチヤ一卜が示されている。例えば、走行モード設定時に、表示項目として、「スピード」が選択設定される場台を想定する。この場台、図 23のステップ 71 0で、 0. 3秒毎にメインフローに対する定期的に割り込むプログラムの実行を行う。そして、ステップ 71 2で、走行モード画面に表示中のスピードデータを取り込み、アドレス I NT Iで指定されるメモリ 40のァドレスヘスビードデ一夕の書込みを行う。そして、アドレス I NT Iを 1つインクリメントする（ステツプ 714 ) 。

そして、 I NTNの値が 256に達した時点で、ステップ 7 ] 6からステップ 7 18に移り、 I NTNを 0にセットする。

このように 0. 3秒ごとに読み取られたスピ一ドデータを順次記憶する動作を行う。これにより、メモリ 40内には、そのアドレス 0〜 255の間に、常に最新の 256個のスピ一ドデータが書き込まれることになる。

図 24には、このようにしてメモリ 40内に書き込まれたヒストリーデー夕を、ディスプレイ上にグラフイツク表示する場台の動作が示されている。まず、ステップ 81 0では、図 22に示す画面の背景を表示し、次に、ステップ 81 2で、読み出しァドレス CRF Cの値を、最後にメモリ 40への書込みを指示したアドレス（ I NT 1 — 1 ) に設定する。

次に、ステップ 814で、グラフィック用のカウンタ C R F Iを 0に設定し、次にステップ 816で、メモリ 40からァドレス C RF Cの最新のデー夕を読みだし、これをディスプレイ上にグラフィック表示する。

次に、ステップ 81 8で、読み出しアドレス CRF Cを一つ減算し、さらにステツプ 820でグラフィックカウン夕 C R F Iを一つ加算する _π このようなカウント動作を、グラフィックカウンタ C R F Iのカウント値が 2 0 0に達するまで繰返し行い（ステップ 8 2 2 ) 、図 2 2に示すよう、スピードなどのヒス卜リ一デ一夕をディスプレイ上にグラフィック表示する _c なお、ステップ 8 2 4 ~ 8 2 8のメニュフラク設定動作、ステップ 8 3 0の停止モード判别動作は、前記図 9に示すフローと同様なので、ここではその説明は省略する。

なお、図 2 2に示すヒストリーデ一夕のグラフィック表示と、図 2 1に示す卜レースデータの表示との相違は、図 2 2に示すグラフィック表示では、横軸は時間幸由であるのに対し、図 2 1に示すトレース表示では、横軸は距離を表している点である。

なお図 2 2に示すダラフイツク表示は、過去 1分ないし数分程度のヒストリーデータを表示するように構成されている。

このようなグラフィック表示から、例えば過去 1分ないし数分のスピードの変化の様子を視覚的に瞬時に把握することができ、このデータを基に、自分のドラィビングテクニックの向上に努めることができる。

なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で各種の変形実施が可能である。

以上説明したように、本発明によれば、車両の走行モード時には、ドライバの見易さを優先した走行モード画面を表示させ、停止モード時には、内容を優先した停止モード画面を車載ディスプレイ上に表示させることができる c これにより、ドライバは、車載ディスプレイから各種の車両情報を得ることができ、車載デスプレイの有効活用を計ることができる。

Claims

請求の範囲

1 . 車両の走行速度に基づき、走行モードおよび停止モードの設定を行うモード設定手段と、

を含み、車載ディスプレイ上に前記走行モード画面、停止モード画面を表示することを特徴とする車両用画像データ演算装置。

2. 請求項 1において、

前記ディスプレイデータ演算手段は、

選択された項目に対応した走行モード画面、停止モード画面を演算することを特徴とする車両用画像データ演算装置。

3. 請求項: I , 2のいずれかにおいて、

走行モード画面として選択された項目の走行データの履歴をヒストリデ一夕として記憶するメモリ手段を含み、

前記操作手段は、

前記ディスプレイデータ演算手段は、

前記停止モード時にヒストリデータが選択されているとき、前記メモリ手段から前記ヒストリデ一夕を読出しグラフィック表示する停止モード画面を演算するよう形成され、

走行モード時には選択された走行データがリアルタイム表示され、停止.モ一ド時には選択された走行データの変化がヒストリデー夕としてグラフィック表示されることを特徴とする車両用画像データ演算装置。

4 . 請求項 1 ~ 3のいずれかにおいて、

前記操作手段は、

前記ディスプレイデータ演算手段は、

前記警告値が設定された選択項目の値が、警告値に達したとき、警告信号を出力するよう形成されたことを特徵とする車両用画像データ演算装置。

5 . 請求項 1〜4のいずれかにおいて、

前記モード設定手段は、

走行モードから停止モードへの切り替えを行う第 1の基準速度を、停止モ一ドから走行モードへの切り替えを行う第 2の基準速度より小さく設定したことを特徴とする車両 ffl画像データ演算装置。

6. 請求項 1 ~ 5のいずれかにおい.て、

前記ディスプレイデータ演算手段は、

前記各モード画面に含まれるキャラクタを、走行モード画面では大きく、停止モード画面では小さく表示することを特徴とする車両用画像データ演算装置。

7 . 請求項 1〜 6のいずれかにおいて、

前記ディスプレイデータ演算手段は、

昼用の画面は、前景を明るく背景を暗く表示するよう両像演算し、夜用の画面は、背景を明るく前景を暗く表示するよう画像演算するよう形成されたことを特徴とする車両用画像データ演算装置。