WO1997000808A1 - Vetements etanches a l'eau - Google Patents

Vetements etanches a l'eau Download PDF

Info

Publication number
WO1997000808A1
WO1997000808A1 PCT/JP1996/000833 JP9600833W WO9700808A1 WO 1997000808 A1 WO1997000808 A1 WO 1997000808A1 JP 9600833 W JP9600833 W JP 9600833W WO 9700808 A1 WO9700808 A1 WO 9700808A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
valve
air
exhaust port
exhaust
waterproof
Prior art date
Application number
PCT/JP1996/000833
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
Seiji Hattori
Tetsuo Yoshizawa
Original Assignee
Apollo Sports Co., Ltd.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Apollo Sports Co., Ltd. filed Critical Apollo Sports Co., Ltd.
Priority to AU51218/96A priority Critical patent/AU704009B2/en
Priority to US08/973,812 priority patent/US5940878A/en
Publication of WO1997000808A1 publication Critical patent/WO1997000808A1/ja

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63CLAUNCHING, HAULING-OUT, OR DRY-DOCKING OF VESSELS; LIFE-SAVING IN WATER; EQUIPMENT FOR DWELLING OR WORKING UNDER WATER; MEANS FOR SALVAGING OR SEARCHING FOR UNDERWATER OBJECTS
    • B63C11/00Equipment for dwelling or working underwater; Means for searching for underwater objects
    • B63C11/02Divers' equipment
    • B63C11/04Resilient suits
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63CLAUNCHING, HAULING-OUT, OR DRY-DOCKING OF VESSELS; LIFE-SAVING IN WATER; EQUIPMENT FOR DWELLING OR WORKING UNDER WATER; MEANS FOR SALVAGING OR SEARCHING FOR UNDERWATER OBJECTS
    • B63C11/00Equipment for dwelling or working underwater; Means for searching for underwater objects
    • B63C11/02Divers' equipment
    • B63C11/04Resilient suits
    • B63C11/08Control of air pressure within suit, e.g. for controlling buoyancy ; Buoyancy compensator vests, or the like
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/7722Line condition change responsive valves
    • Y10T137/7837Direct response valves [i.e., check valve type]
    • Y10T137/7876With external means for opposing bias

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)

Description

発明の名称
防水服 技術分野
本発明は、 防水服に関する。 背景技術
防水服には、 潜水に使用される防水潜水服 (以下、 ドラ イ スーツ という ) 、 救命胴衣、 下半身を防水する約り用ズボン等がある。
ドラ イ スーツは、 その内部にエアタ ンクから供給される空気を滞 留させ、 内部の空気圧を潜水深さ等に合わせて調整するよう、 エア タ ンクからの空気の供給を調整する圧力空気の給気バルブと、 内部 に滞留した空気を排気する排気バルブを備えている。 従来の ドライ スーツでは、 水中での姿勢が水平または頭部が上に位置する時に、 内部の空気を排気する排気バルブのみが取り付けられている。 その 排気バルブは、 通常、 操作し易いように上半身の一部である上腕を 覆う部分に取り付けられている。 技術的課題
しかしながら、 上記従来の ドラ イ スーツのよ う に上半身を覆う部 分にのみ排気バルブが取り付けられているのでは、 ダイ バーが足を 体の中心の水平位置より上に上げた際、 内部の空気が足を覆う部分 に溜まってしまう。 その空気が排出されずに浮力を発生させ、 ダイ バーは逆さまになったまま姿勢を変えられな く なる。 このよ う に足 の浮上が起こると、 その浮上により周囲の水圧が减じ、 足を覆った 部分の空気は排出されないでその体積を増す。 従って、 浮上と共に さ らにその浮力が增すことになる。 最悪の場合はダィ バーを水面ま で一気に浮上させてしまい、 このための潜水病等の事故が発生して いる。
これを防止すべく、 従来は足首に数百グラムの重りを着けて潜水 する等の対策がとられていたが、 完全な解決方法は提案されていな かった。
また、 約り用のズボンにあっても、 誤って水中に投げ出された際 には、 足を覆う部分に空気が溜まっているため、 足の方が浮き上が つてしまい、 顔を水中から出せずに呼吸ができな く なるという事故 が発生している。
そこで、 本発明の目的は、 内部に溜まった空気をバラ ンスよ く好 適に排出するこ とができ、 使用者の水中での姿勢を好適に保つこと のできる防水服を提供する ことにある。 発明の開示
上記の課題を解決するため、 本発明は次の構成を備える。
すなわち、 本発明は、 内部に水が浸入することを防止する防水服 において、 脚部の先端側を覆う部分に、 その付近の内部空間に溜ま つた空気を排気する排気バルブを配設したことを特徴とする。 これ によれば、 脚部の先端側を覆う部分に、 その付近の内部空間に溜ま つた空気を排気する排気バルブを配設したため、 内部に溜まつた空 気をバラ ンスよ く 好適に排出するこ とができる。 従って、 脚部が浮 き上がってしま う ことを防止するこ とができ、 使用者の水中での姿 勢を好適に保つこ とができる。
また、 前記防水服において、 前記排気バルブが、 内部が外部より も所定の圧力以上に高圧になつた際に自動的に開いて内部に溜まつ た空気を排出し、 外部が内都より高圧になっても内部に水が浸入す ることを防止する逆止弁機能を備えるォ一 トバルブであることによ つて、 緊急時にも自動的に対応できるため、 安全性を向上できる。 また、 前記ォー トバルブが、 防水服の排気口を形成する と共に、 該排気口の周縁に弁座が形成されたべ一ス部と、 該ベース部を覆つ てベース部に着脱自在に設けられ、 外界との通気が可能な通気口を 有するカバー部と、 該カバー部との間に弾装されたスプリ ングによ つて常時は前記弁座に当接して排気口を閉塞し、 防水服の内圧が外 圧より も上昇した際に排気口を自動的に開放する弁体とを備えるこ とで、 内部空間に溜まつた空気を好適に排出するこ とができると共 に水の浸入を防止できる。
また、 前記弁体が、 剛性に富む材質で前記排気口覆うべ く該排気 口より大き く形成された弁ホルダー部と、 弾性に富む材質でリ ング 状に形成され、 前記弁ホルダー部に該弁ホルダー部と前記弁座の間 に挟まれて水密するように装着されたリ ング弁とからなる ことで、 水が潜水具内部に浸入するこ とを確実に防止するこ とができる。
また、 前記防水服が、 上半身を覆う部分に他の排気バルブを配設 した ドライ スーツであることを特徴とする防水服にもある。
また、 前記他の排気バルブが前述したォー トバルブであることで、 排気を完全に自動化できる。
また、 前記他の排気バルブが、 手動で開閉するこ とのできる機能 を有する手動機能付のォー トバルブであるこ とで、 防水服の安全性 を向上できる。
また、 前記手動機能付のオー トバルブが、 潜水具に設けられた開 口に固定可能に設けられ、 該潜水具の排気口を形成すると共に、 該 排気口の周緣に弁座が形成されたベース部と、 該ベース部を覆って ベース部に着脱自在に設けられ、 外界との通気が可能な通気口を有 するカバー都と、 該カバー部との間に弾装されたオー トスプリ ング によって常時は前記弁座に当接して排気口を閉塞し、 潜水具内圧が 外圧より も上昇した際に排気口を開放する弁体と、 該弁体の中央に 貫通された貫通孔に水密状態で且つ摺動自在に挿入された摺動軸部 を有すると共に、 該摺動轴部の外端部に設けられ、 前記カバー部に 穿設された貫通部から手指により押 E可能な押ボタ ン部を有し、 潜 水具内方向へ押入可能に設けられた押圧轴と、 前記弁体と前記押ボ タ ン部の間に弾装され、 常時は前記押圧轴を潜水具外方向へ付勢す るマニアルスプリ ングと、 前記ベース部に、 前記排気口内に位置し て設けられた受部と、 該受都と前記押圧轴とに連繫して設けられ、 押圧軸が潜水具内方向へ押入される こ とによ り、 潜水具外方向へ移 動され、 前記弁体を排気口が開放する方向へ押動する押動体とを具 備する こ とで、 自動的に排気できると共に、 手動操作によっても好 適且つ確実に排気できる。
また、 前記防水服において、 エアタ ンクから潜水用の ドラ イ ス一 ッ内へ圧力空気を自動的に供給するために、 該ドラ イ スーツに取り 付けられると共にエアホースを介してエアタ ンク に連結される ドラ ィ スーツ用自動吸気バルブを備える ことで、 潜水用の ドラ イ スーツ 内への袷排気を完全に自動化できる。
また、 前記 ド ラ イ スーツ用自動吸気バルブが、 本体内に ドラ イ ス ーッ内へ連通するように設けられ、 エアタ ンクの圧力空気を通過さ せるエア通路と、 圧力空気の供給方向へ付勢されるこ とで前記エア 通路を閉塞し、 圧力空気の供給方向への付勢力に抗して移動するこ とで前記エア通路を開口する蓋体と、 前記蓋体を圧力空気の供給方 向へ付勢する内部スプリ ングと、 前記エア通路と ドラ イ スーツ内の 空間を舍む内部と、 外部とを気密面成すると共に、 内部 外部より 低圧になった際には内部側へ変形し、 圧力空気を ド ラ イ スーツ内へ 自動的に供給するよう前記蓋体を前記内部スプリ ングの付勢力に抗 して移動させるダイ ァフラム とを具備することで、 好適且つ確実に 自動袷気できる。 図面の簡単な説明
図 1 は、 本発明に係る ドライ スーツの一実施例を示す説明図であ
¾、
図 2 は、 本発明にかかる排気バルブの一実施例を示す断面図であ Ό、
図 3 は、 図 2 の実施例を示す平面図であり、
図 4 は、 本発明に係る排気バルブの一実施例を示す断面図であり、 図 5 は、 図 4 の実施例の自動排気状態を示す断面図であり、 図 6 は、 図 4 の実施例の手動排気状態を示す断面図であり、 図 7 は、 図 4 の実施例のベース部を示す平面図であり、
図 8 は、 本発明に係る ドラ イ スーツ用自動袷気バルブの実施例を 示す断面図であり、
図 9 は、 図 8 の実施例の平面図であり、
図 1 0 は、 空気タイ ヤ用バルブの原理を説明する断面図である。 実施例
以下には本発明に係る好適な実施例について図面を参照して詳述 する。
図 1 は本発明にかかる ドライ スーツの一実施例を示す参考図であ る。
1 0 は ド ラ イ スーツであり、 全身を覆い内部に水が浸入すること を防止する防水服である。 また、 1 4 は給気バルブであり、 エアタ ンク (図示せず) から空気を ドライ ス一ッ 1 0内に導入するための 袷気弁である。 また、 1 6 はメ イ ン排気バルブであり、 ド ラ イ ス一 ッ 1 0内に滞留した空気を排気する排気弁である。
1 2 はオー トバルブであり、 両脚部の先端惻を覆う部分に配設さ れ、 その付近の内部空間に溜まった空気を排気する排気弁として作 用する。 オー トバルブ 1 2 は、 ドライ スーツ 1 0の足部のできるだ け先端へ設けるのが良いが、 実際にはフ ィ ンなどの邪魔にならない 所、 例えば、 両足首に設置する。 少な く とも膝より先端に設置すれ ば、 脚部を覆う部分に形成される内部空間の空気を有効に排出する ことができる。 これにより、 脚部が浮き上がつてしまう ことを防止 することができ、 使用者の水中での姿勢を好適に保つことができる。 すなわち、 ダイ ビング中の姿勢変化によって足部へ内部空気が移動 しても、 その内部空気は、 両足部の先端部 (実施例では足首の部分) に取り付けられた排気バルブ (本実施例ではオー トバルブ) によつ て好適に排出され、 使用者の水中での姿勢を好適に保つこ とができ る。
また、 このォー トバルブ 1 2 は、 内部が外都より も所定の圧力以 上に高圧になつた際に自動的に開いて内部に溜まつた空気を排出し、 外部が内部より高圧になっても内部に水が浸入する ことを防止する 逆止弁機能を備える。 これにより、 緊急時にも好適に対応でき、 安 全性を向上できる。
ォー トバルブ 1 2 の具体的な構成を図 2および図 3 に基づいて以 下に説明する。
2 0 はベース部であり、 潜水具 ( ドライスーッ) の生地 2 2 に取 り付けられた ドーナツ形のゴムシー ト 2 4を介して形成された円形 の開口に固定可能に設けられ、 ドライ スーツの排気口 2 6 を形成す る。 このベース部 2 0 には、 排気口 2 6の周縁に弁座 2 8が形成さ れている。 本実施例では、 ベース部 2 0 の装着用の雄ねじ部が、 ゴ ムシ一ト 2 4 の内側でバックキャ ップ 3 0 の雌ねじ部に螺合し、 ゴ ムシー ト 2 4がベース部 2 0 とバッ クキャ ップ 3 0 との間に挟み込 まれるこ とで、 ベース部 2 0がゴムシー ト 2 4 の開口に固定される 。 また、 ベース部 2 0およびバッ クキャ ップ 3 0 は、 その生地に接 する面に形成された同心円状の突条部 (図示せず) によって、 ゴム シー ト 2 4 に水密状態に固定されている。 なお、 3 0 a は排気口 2 6 を閉塞しないようにバックキャ ップ 3 0 の一部と して形成された 板部である。
3 2 はカバー部でありベース部 2 0 を覆い、 そのベース部 2 0 に 着脱自在に螺合されている。 このカバー部 3 2 は、 外界との通気が 可能な通気口 3 3 を有する。
3 6 は弁体であり、 この弁体 3 6 の上面と、 カバー部 3 2 の上部 内面との間に弾装されたスプリ ング 3 4 によって、 常時は弁座 2 8 に当接して排気口 2 6 を閉塞し、 ドライ ス一ッ 1 0 の内圧が外圧よ り も上昇した際には、 スプリ ング 3 4 の付勢力に抗して ドライ ス一 ッ 1 0外方向 (図面上では上方向) に移動して排気口 2 6 を自動的 に開放する。 これによ り、 内部空間に溜まった空気を好適に排出す ることができる と共に水の浸入を防止できる。
この弁体 3 6 は、 剛性に富む材質で形成された弁ホルダー部 3 7 と、 弾性に富む材質で形成され、 弁ホルダ一部 3 7 の外周に周緣部 がリ ング状に露出するように装着されたリ ング弁 3 8 とからなる。 リ ング弁 3 8 は、 その内径側で弁ホルダ一部 3 7 に形成された下側 向きの面に形成された周溝に挿入されることで装着されている。 外 圧が弁ホルダー部 3 7 とリ ング弁 3 8 の双方に作用するため、 全体 が弾性材料によって形成された弁体と異なり、 外圧による変形を小 さ く 抑えることができ、 水の ドラ イ スーツ 1 0内部への侵入を確実 に防止することができる。 また、 弁ホルダ一部 3 7 の下部 3 7 b は ベース部 2 0 によつて形成される排気口 2 6 の内壁に摺接している。 これにより、 弁体 3 6が上下方向に好適に移動可能にガイ ドされて いる。
このオー トバルブ 1 2 は、 弁体 3 6 と、 それを押し付けるスプリ ング 3 4 を備え、 スプリ ング 3 4 の押し圧によって内部に溜める空 気の量を決定できるもので、 自動調整圧弁と して作用する。 スプリ ング 3 は本実施例のよ う なコ イ ルスプリ ングに限らず、 パネの作 用をする弾性部材であればよ く 、 例えば板バネ等を利用してもよい。 パネ圧は、 使用条件によって自由に設定できるが、 通常は、 使用者 が水中で倒立しないように空気が排出されると共に、 逆止弁機能が 有効に作用できるよう、 2 0〜3 O c m水柱程度に設定すればよい。
また、 スプリ ング 3 4 のバネ圧は、 可変式でもよい。 パネ圧を調 整可能にすれば、 体格等により足部の浮力の許容量が異なったとき、 これを適正化するのに有効である。 さ らに、 バルブの機能を意図的 に停止させる ロ ック機能を装備してもよい。
なお、 本実施例では、 弁体 3 6が所定の差圧で自動的に開放する ように構成されたもの (自動機能のみを備える もの) を取り付けた が、 マニュアルで操作が可能なメ イ ン排気バルブ 1 6 に使用される タイ プのものを取り付けてもよい。
また、 上記のォー トバルブ 1 2 は、 構造が簡単であり分解清掃が 容易にできる。 力バ一部 3 2 を外せば、 弁体 3 6 とスプリ ング 3 4 を取り外すことができる。 このように分解が容易であり、 部品点数 が少ないため、 付着した塩等を除去する清掃を容易にできる。 これ により、 スーツ内部へ水が浸入するなどの不具合が生じることを防 止できる。
次に上記実施例のォー トバルブ 1 2 の作用状態について説明する, ォー トバルブ 1 2 は、 ドラ イ スーツ 1 0 の内圧が外圧より も上异 した際には、 スプリ ング 3 4 の付勢力に抗して弁体 3 6が、 排気口 2 6を開放する方向へ移動し、 差圧が所定以上に達したときに排気 口 2 6を開放させて ドラ イ スーツ 1 0内の空気を排出できる。 空気 は弁ホルダー部 3 7 に設けられた溝部 3 7 a を通過し、 リ ング弁 3 8 と弁座 2 8 の表面との間を通り、 通気口 3 3から排出される。 そして、 ドラ イ スーツ 1 0 の内圧が外圧より も小さい場合には、 弁休 3· 6 の全面に外圧が負荷されるため、 弁体 3 6 が排気口 2 6 を 閉塞するよう にリ ング弁 3 8が弁座 2 8 の表面に強く 押しつけられ る。 すなわち、 弁体 3 6 の全面に作用する圧力が、 リ ング弁 3 8 と 弁座 2 8 の表面との接触する周線に作用するため、 確実に水密がで きる。
また、 弁ホルダー部 3 7が排気口 2 6 より も大径に形成されてお り、 リ ング弁 3 8 が、 弁ホルダ一部 3 7 の外周部 3 7 c と弁座 2 8 との間に挟まれるので水密が確実になされる。 そして、 弁ホルダ一 部 3 7が、 その外周部 3 7 c の全周でリ ング弁 3 8 を介して弁座 2 8 によって支持されるため、 弁体 3 6全体として外圧に対して強い 構造になっている。 すなわち、 弁体 3 6が外圧によってめ く れてし まう ような変形を防止できる。
また、 リ ング弁 3 8 の断面形状は図 2 に示すように先端側が薄く 、 柔軟性に富む材質で形成され、 カバー 3 2 によって弁体 3 6 の移動 長さが規制されている。 このため、 リ ング弁 3 8 は外圧が作用した 際には水密方向へ好適に変形して弁座 2 8 の表面に当接でき、 確実 に水密できる。 すなわち、 リ ング弁 3 8 の周縁部 3 8 aがリ ツプ状 に形成されているため、 弁休 3 6 は圧力差に敏感に反応 き、 逆止 弁と しての機能を好適に発揮できる。
また、 以上説明してきた ドラ イ スーツにおいて、 上半身を覆う部 分 (実施例では上腕部) に配設されたメ ィ ン排気バルブ 1 6 にも、 図 2 に示したオー トバルブ 1 2 を使用してもよい。 すなわち、 脚部 の先端を覆う部分 (本実施例では二箇所) と上半身を覆う部分 (本 実施例では一箇所) との全箇所においてオー トバルブ 1 2 を使用し てもよい。 これにより、 ドライ スーツの排気を完全に自動化できる と共に、 ォー トバルブ 1 2 は構造が簡単であるため手動機能付のォ ― トバルブを用いる場合より もコス トを低減できる。 なお、 安全性 について も、 複数箇所にオー トバルブ 1 2を配設するため、 同時に 複数個の機能が損なわれることはない。 従って、 各排気バルブに手 動機能を備えな く とも、 一つの排気バルブを配設する場^より も安 全性を実質的に向上できる。
なお、 ドラ イ スーツにおいては、 特に上半身を覆う部分に、 従来 と同様に手動で開閉することのできる機能を有する手動機能付のォ 一トバルブを配設すれば、 ォ一 ト とマニュアルの両方の機能を備え るので、 安全性を向上できると共に使用者に安心感を与えるという 効果がある。
以上、 上記実施例では、 本発明を ドラィ スーツに適用した場合に ついて説明してきたが、 本発明を水中浮力調整機能付救命胴衣、 約 り用防水ズボン等の防水服に利用できる こ とは勿論のことである。 次に、 本発明で利用するこ とのできる他の排気バルブの実施例に ついて、 図 4〜 7 に基づいて詳述する。 本実施例の排気バルブは、 手動機能付のォ一 トバルブであり、 図 1 の ドライ スーツにあっては、 メ ィ ン排気バルブ 1 6 として用いるこ とができる。
図 4 は本発明にかかる潜水具の排気バルブの一実施例を示す断面 図であり、 徘気バルブが閉じた状態を示す。
1 1 0 はベース部であり、 潜水具 ( ドライ スーツ) の生地 1 1 2 に設けられた開口に固定可能に設けられ、 その ドライ スーツの排気 口 1 1 6 を形成すると共に、 その排気口 1 1 6 の周縁には弁座 1 1 8が形成されている。 本実施例では、 ベース部 1 1 0 の装着用の雄 ねじ部が、 生地 1 1 2 の内側に配されたバッ クキ ャ ン プ 1 2 0 の雌 ねじ部に螺合し、 生地 1 1 2がベース都 1 1 0 とバ ン ク キ ャ ップ 1 2 0 との間に挟み込まれることで、 ベース部 1 1 0が生地 1 1 2 の 開口に固定される。 また、 ベース部 1 1 0およびバックキ ャ ッ プ 1 2 0 は、 その生地に接する面に形成された同心円状の突条部 1 2 2 によって、 生地 1 1 2 に水密状態に固定されている。
1 2 4 はカバー部でありベース部 1 1 0を覆ってベース部 1 1 0 に着脱自在に設けられている。 このカバー部 1 2 4 は、 外界との通 気が可能な通気口 1 2 6を有し、 ク リ ン ク機構によって相対的に所 定の角度間で回動する上部カバ一 1 2 8 と下部カバー 1 3 0 とから 構成されている。
1 3 2 は弁体であり、 この弁体 1 3 2 の上面と、 カバー部 1 2 4 の上部内面との間に弾装されたオー トスプリ ング 1 3 4 によって、 常時は弁座 1 1 8 に当接して排気口 1 1 6を閉塞する。 そして、 こ の弁体 1 3 2 は、 ドライ ス一ッの内圧が外圧より も上异した際には、 図 5 に示すようにオー トスプリ ング 1 3 4 の付勢力に抗して ドライ スーツ外方向 (図面上では上方向) に移動して排気口 1 1 6を開放 する。
この弁体 1 3 2 は、 剛性のある材質で形成される と共に、 中央に 貫通孔 1 3 6 が形成された弁ホルダー部 1 3 8 と、 弾性に富む材質 で形成され、 弁ホルダー部 1 3 8 の外周に阇緣部がリ ング状に露出 するように装着されたリ ング弁 1 4 0 とからなる。 外圧が弁ホルダ —部 1 3 8 に作用するため、 全体が弾性材料によって形成された弁 体と異なり、 外圧による変形を小さ く 抑える ことができ、 水の ドラ ィ スーツ内部への浸入を防止するこ とができる。
1 4 2 は押圧軸であり、 弁体 1 3 2 の中央に貫通された貫通孔 1 3 6に ' 0 ' — リ ング 1 4 6を介して水密状態で且つ摺動自在に揷 入された摺動軸部 1 4 8 を有すると共に、 その褶動轴部 1 4 8 の外 端部に設けられ、 カバー部 1 2 4 に穿設された貫通部 1 5 0から露 出して手指により押圧可能な押ボタ ン部 1 5 2を有し、 ドラ イ ス一 ッ内方向へ押入可能に設けられている。 本実施例では、 押ボタ ン部 1 5 2が摺動軸部 1 4 8 の外端に螺子止めされて固定されている。
1 5 4 はマニアルスプリ ングであり、 弁体 1 3 2 の上面と押ボタ ン部 1 5 2 の下面との間に弾装され、 常時は押圧軸 1 4 2 を ドライ スーツ外方向へ付勢する。 なお、 1 5 6 はヮ ッ シャであり、 マニア ルスプリ ング 1 5 4 の付勢力が弁体 1 3 2 の上面に確実に作用する と共に、 ' ◦ ' 一リ ング 1 4 6を定位置に保持するように配設され ている。 また、 本実施例では、 このマニアルスプリ ング 1 5 4 とし て、 前記ォ一 ト スプリ ング 1 3 4 より も十倍以上もバネ係数の大き いコ イ ルスプリ ングを使用している。
1 5 8 は受部であり、 ベース部 1 1 0 の排気口 1 1 6 内に位置し て設けられている。 この受部 1 5 8 は上方向に抜き出し可能に、 排 気口 1 1 6 に形成された段差部 1 6 0 に受けられて、 排気口 1 1 6 内に着脱自在に装着されている。 この受部 1 5 8 は、 本実施例では 図 7 に示すように、 円形リ ングの外緣部 1 5 8 a と、 その内部に排 気口 1 1 6を塞がないように十字状に設けらえた支持リ ブ 1 5 8 b と、 その中央部に支持リ ブ 1 5 8 bに支持されて形成され、 矩形の 貫通口 1 6 2および突起部 1 5 8 c を形成する支持枠部 1 5 8 d と からなる。 また、 ベース部 1 1 0 に設けられた突部 1 1 0 a に、 外 縁部 1 5 8 a に設けられた溝部 1 5 8 eが嵌まって、 ベース部 1 1 0 と受部 1 5 8 とは相対的に回転しない。
また、 1 6 4 はレバー部材であり、 受部 1 5 8 と押圧蚰 1 4 2 と に連繫して設けられ、 押圧铀 1 4 2がドラ イ スーツ内方向へ押入さ れることにより、 ドライ スーツ外方向へ移動され、 弁体 1 3 2 を排 気口が開放する方向へ押動する押動体として作用する。 このレバー 部材 1 6 4 は、 受部 1 5 8 に中途部 1 6 4 bが支持され、 一端側 1 6 4 a が押圧铀 1 4 2 の先端側に連繫され、 他端側 1 6 4 cが弁体 1 3 2 の裏面側に位置し、 押圧軸 1 4 2がドラ イ スーツ内方向へ押 入されることで梃子作用により弁体 1 3 2を排気口 1 1 6 を開放す る方向へ移動させる。
また、 本実施例では、 レバー部材 1 6 4 は一端側 1 6 4 a で押圧 軸 1 4 2 の先端部 1 4 8 a の力点蚰 1 6 8 に铀着されている。 詳細 には、 二つのレバー部材 1 6 4が、 先端部 1 4 8 a に設けられたス リ ッ ト内に挿入された状態で左右両方向にそれぞれの他端側 1 6 4 cが突出するように、 力点轴 1 6 8 に铀着されており、 弁体 1 3 2 を梃子作用によってバラ ンスよ く移動できる。 また、 このレバー部 材 1 6 4 は、 押圧軸 1 4 2が押入されない際には図 4 に示すように、 貫通孔 1 3 6 に架け渡された状態に位置し、 押圧軸 1 2 が弁体 1 3 2から抜け出る ことを防止している。 これにより、 レバー部材 1 6 4、 弁体 1 3 2、 押圧铀 1 4 2 およびマニアルスプリ ング 1 5 4 を一まとまり にすることができ、 分解して洗浄する際に取扱い易 く することができる。
なお、 レバー部材 1 6 4 は、 本実施例のように一端側 1 6 4 a で 押圧軸 1 4 2 の先端部 1 4 8 a に軸着されることに限らず、 梃子作 用の支点となる受部 1 5 8 の突起部 1 5 8 dに中途部 1 6 4 bで軸 着されてもよいし、 梃子作用の作用点となる弁体 1 3 2 に他端側 1 6 4 c で铀着されていてもよい。 このときに、 弁体 1 3 2、 押圧軸 1 4 2およびマニアルスプリ ング 1 5 4を一まとまりにするには、 押圧铀 1 4 2 の先端側に貫通孔 1 3 6から抜け出ないようにフ ラ ン ジ部を形成すればよい。 また、 レバー部材 1 6 4 は二つに限られる こ とはない。
なお、 押動体としては、 レバー部材 1 6 4 に限らず、 カムの作用 を利用したもの (例えば面カム機構) など、 押入方向の動作を弁体 1 3 2が弁座から浮き上がる方向へ作用する動作に変換する変換機 構と して作用するものであればよい。
1 7 0 はィ ンナーバルブであり、 円形状の弁部 1 7 0 a と、 その 中央部に一体に設けられて突起柱部 1 7 O b とからなる。 突起柱部 1 7 0 bにはく びれ部が設けられている。 このィ ンナーバルブ 1 7 0が、 ベース部 1 1 0 の下端部に排気口を塞がないように放射線状 に形成された支持骨部 1 7 2 の中央の貫通孔に、 突起柱部 1 7 0 b が挿入され、 く びれ部が係合することで固定されている。
このィ ンナーバルブ 1 7 0 は、 ドラ イ スーツの内圧が外圧より高 く なつた際には排気口 1 1 6を開放し、 ドラ イ スーツの内圧が外圧 より低く なつた際には、 排気口 1 1 6 を閉塞し、 水がドラ イ スーツ 内に浸入する こ とを防止する安全弁として作用する。 イ ンナ一バル ブ 1 7 0 の洗浄は、 ベース部 1 1 0から受部 1 5 8を外して行う こ とができる。
次に、 ドラ イ スーツの内圧が外圧より も高く なつた際、 弁体 1 3 2が自動的に排気口 1 1 6を開放する方向へ移動するこ とを阻止し て、 自動排気機構をロ ックするロ ック機構について説明する。 図 4 は自動排気機構が口 ックされた状態を示しており、 図 5 は自動調圧 機構のロ ッ クが解除された状態を示している。
図 4 に示すよう にカバー部 1 2 4 の上部カバー 1 2 8 の貫通部 1 5 0を形成する内周緣に下側に突起して設けられたロ ッ ク部 1 Ί 4 が、 押圧軸 1 4 2 の押ボタ ン部 1 5 2 の側壁から外方へ突設された 耳部 1 7 6 に係合している。 このようにロ ック部 1 Ί 4が押ボタ ン 部 1 5 2 (押圧軸 1 4 2 ) に係合した際には押圧軸 1 4 2がドライ スーツ外方向へ移動することを阻止されるため、 弁体 1 3 2 は、 ォ 一トスプリ ング 1 3 4 とマニアルスプリ ング 1 5 4 の両者の付勢力 で、 ドラ イ スーツ外方向へ移動する ことが規制される。 すなわち、 自動排気機能の作動が規制される。 そして、 本実施例のように、 ォ 一ト スプリ ング 1 3 4 より もマニアルスプリ ング 1 5 4 のばね係数 が非常に大きい場合には、 実質的に弁体 1 3 2が排気口 1 1 6を開 放する方向へ自動的に移動することが阻止され、 上記口 ッ ク部 1 7 4が耳部 1 7 6 に係合する機構が自動排気機能の実質的な口 ック機 構として作用する。
また、 ロ ッ ク部 1 7 4が押ボタ ン部 1 5 2 の耳部 1 7 6 に係合し ない際、 すなわち、 ロ ック状態が解除された際には、 図 5 に示すよ う に、 押圧铀 1 4 2がドラ イ スーツ外方向へ移動する こ とを許容し、 自動排気機能が作動できる状態となる。
上記口 ック機構の切換は、 上部カバー 1 2 8 と下部カバー 1 3 0 とを相対的に所定の区間で回動させるク リ ック機構によってなされ る。
図 4に示すように、 1 7 8 はローラであり、 円柱ころ状に形成さ れ、 下部カバー 1 3 0 に設けられた透孔 1 8 0 に挿入され、 リ ング 状の板バネ 1 8 2 と、 上部カバー 1 2 8 の下面との間に、 画動可能 に保持され保持されれている。 前記板バネ 1 8 2 は、 透孔 1 8 0を 形成する下部カバー 1 3 0殻壁の下面に接する状態に、 上部カバー 1 2 8から突設された複数箇所の装着部 1 8 4 に、 ねじ 1 8 6で上 部カバー 1 2 8側に装着されている。 前記装着部 1 8 4 は上部カバ - 1 2 8 に形成された長透孔 1 8 8内に嵌めこまれており、 その長 透孔 1 8 8 の範囲内で上部カバー 1 2 8 と下部カバー 1 3 0が摺接 状態で相対的に移動することを許容する。 ローラ 1 Ί 8 の直径は、 透孔 1 8 0を形成する下部カバー 1 3 0 の殻壁の肉厚より も若干大 き く設定されており、 このローラ 1 7 8 に上部カバ一 1 2 8 の下面 がころがり接触する。 また、 上部カバー 1 2 8 の下面には一の口一 ラ 1 7 8 に対応して二つの凹部 1 9 0、 1 9 2が所定の角度間隔を おいて設けられている。
上記構成のク リ ッ ク機構によれば、 押ボタ ン部 1 5 2 の耳部 1 7 6 に、 上部カバー 1 2 8 のロ ッ ク部 1 7 4が係合した状態では、 口 ーラ 1 7 8がー方の凹部 1 9 0 に板バネ 1 8 2 の付勢力によって係 止している。
そして、 下部カバ一 1 3 0 に対して上部カバー 1 2 8を一方へ回 動すると、 ローラ 1 7 8が板パネ 1 8 2 の付勢力に抗して一方の凹 部 1 9 0から脱離し、 さ らに上部カバ一 1 2 8が回動される ことで、 ローラ 1 Ί 8が他方の凹部 1 9 2 に係止し、 自動排気機構のロ ック 状態が解除される。 このようなク リ ッ ク機構によって、 自動排気機 能のロ ックおよびロ ック解除の状態の設定を確実に行う こ とができ る。 なお、 押圧轴 1 4 2 は、 その先端部 1 4 8 aが外形的に矩形状 に形成され、 ベース部 1 1 0 に対して面動することを阻止された受 部 1 5 8 に設けられた矩形の貫通口 1 6 2 (図 7参照) に嵌入され ているため、 ベース部 1 1 0およびそのベース部 1 1 0 に固定され た下部カバ一 1 3 0 とは相対的に回動しない。
カバー部 1 2 4 のベース部 1 1 0への着脱機構はカ メ ラ等に一般 的に利用されているバヨネ ッ ト方式によっている。 すなわち、 ベー ス部 1 1 0 の外周縁に断続的に複数設けられた外周緣突起 1 9 4 と、 カバ一部 1 2 4 の内周緣に断続的に複数設けられた内周縁突起 1 9 5 とを、 嵌合および回動操作をすることで係合させ、 ス ト ツバ機構 (不図示) によってベース部 1 1 0 にカバー都 1 2 4が容易には離 脱しないように装着される。
次に上記実施例の使用状態について説明する。
先ず、 押ボタ ン部 1 5 2 を手指で押圧すると、 押圧軸 1 4 2が ド ラ イ スーツ内方向へ押入され、 その押圧轴 1 4 2 に一端側 1 6 4 a で軸着されたレバー部材 1 6 4が、 中途部 1 6 4 bで受部 1 5 8 に 受けられ、 梃子の作用で他端側 1 6 4 c が当接して弁体 1 3 2 を排 気口 1 6が開放する方向に押動する。 これによ り 、 ドラ イ ス一ッ内 の空気を排出できる。 なお、 図 6 に示すよう に、 レバー部材 1 6 4 の先端側に設けられた斜面 1 6 6 によ って レバー部材 1 6 4 の所定 以上の回動が阻止され、 レバー部材 1 6 4 の回動範囲が規定されて いる。
また、 ドラ イ スーツの内圧が外圧より も上昇した際には、 オー ト スプリ ング 1 3 4 の付勢力に抗して弁体 1 3 2が排気口 1 1 6を開 放する方向へ移動すると共に、 リ ング弁 1 4 0 の周緣部である リ ッ プ状部 1 4 0 a が矢印の方向にめ く れて、 ドライ スーツ内の空気を 排出できる。
従って、 自動弁体の作用と手動弁体の作用とを、 一つの弁体 1 3 2 で賄える。 分解し易 く 、 洗浄等のメ ンテナ ンスが容易にできる。 また、 この排気バルブでは、 押ボタ ン部 1 5 2 を誤って押圧した 場合でも、 ドラ イ スーツの内圧が外圧より も小さい場合には、 弁体 1 3 2 に外圧が負荷されるため、 排気口 1 1 6が開放するように弁 体 1 3 2を押し上げるためには大きな力が必要であり、 押圧軸 1 2 は容易には押入できない。 外圧が ドライ スーツの内圧より大き く なればなるほど、 弁体 1 3 2 を手動で押圧することは難し く なる。 従って、 ドライ スーツ内への水の浸入をより確実に防止する ことが でき る。
また、 ほぼ内、 外圧が等しい場合に、 押しボタ ン部 1 5 2 を誤つ て押圧したような場合でも、 リ ング弁 1 4 0 の周緣部である リ ップ 状部 1 4 0 a は、 本来図 6 に 1点鎖線で示すよう に弁座 1 1 8 に接 触する形状に成形されているので水は浸入しない。
次に、 本発明で利用するこ とのできる給気バルブの実施例につい て、 図 8 〜 1 0 に基づいて詳述する。 本実施例の袷気バルブは、 手 動機能付のォ一 ト袷気バルブであり、 図 1 の ドラ イ スーツにあって は、 給気バルブ 1 4 として用いることができる。 図 8 は本発明にかかる ドライ スーツ用給気バルブの一実施例を示 す断面図であり、 給気バルブが閉じた状態を示す。 また、 図 9 は図 8 の実施例の平面図である。
2 1 0 は本体であり、 エアタ ンク (図示せず) から潜水用の ドラ ィ スーツ内へ圧力空気を供給するために、 ド ラ イ スーツに取り付け られる。 固定リ ング 2 1 2 とバックキャ ップ 2 1 4 とで、 ドライ ス —ッに設けられた孔の緣部 2 1 6を挟むことで取り付けられる。 ッ クキャ ップ 2 1 4 は固定リ ング 2 1 2 に螺合しており、 締め付け るこ とで前記縁部 2 1 6 を挟む。 また、 固定リ ング 2 1 2およびバ ッ ク キ ャ ッ プ 2 1 4 は、 前記縁部 2 1 6 の生地に接する面に形成さ れた同心円状の突条部 2 1 8 によって、 緣部 2 1 6 に水密状態に固 定される。 固定リ ング 2 1 2 には、 本体 2 1 0 の袷気本体部 2 2 0 が回転可能に装着されている。 給気本体部 2 2 0 のフラ ンジ部 2 2 0 a と、 金属材で形成された本体プレー ト 2 2 2 の間に、 固定リ ン グ 2 1 2 の内周に設けたられた内周フラ ンジ部 2 1 2 aが挟まれて おり、 袷気本体部 2 2 0が回転できる。 本体プレー ト 2 2 2 は袷気 本体部 2 2 0 にねじ 2 2 3で固定されている。 2 2 4 は' 0 ' — リ ングであり、 固定リ ング 2 1 2 と給気本体部 2 2 0 との間を気密し ている。
上記袷気本体部 2 2 0 は、 エアタ ンク にエアホース 2 2 5 を介し て連結される。 2 2 6 はエアホースの取付力ブラであり、 給気本体 部 2 2 0 に螺合して固定され、 ' 〇 ' — リ ング 2 2 8で気密されて いる。 この取付カプラ 2 2 6 の内部に自動車の空気タイ ヤ用バルブ 2 3 0が螺合して固定されている。 空気タ イ ヤ用バルブは、 価格 - 信頼性共に実績のある市販のバルブを使用すればよい。
空気タイ ヤ用バルブ 2 3 0 は、 本体 2 1 0内に ドライ ス一ッ内へ 連通するよう に設けられ、 エアタ ンクの圧力空気を通過させるエア 通路と、 圧力空気の供給方向へ付勢されるこ とで前記エア通路を閉 塞し、 圧力空気の供給方向への付勢力に抗して移動することで前記 エア通路を開口する蓋体 2 3 2 と、 前記蓋体を圧力空気の供給方^ へ付勢する内部スプリ ングとを備える。 例えば、 図 1 0 (原理図) に示すようにエア通路 2 3 4、 蓋体 2 3 2および内部スプリ ング 2 3 6が設けられている。 エア通路 2 3 4 が管状部材 2 3 8 によって 設けられている。 蓋体 2 3 2 の管状部材 2 3 8 の一端緣 2 3 8 a に 当接してヱァ通路 2 3 4 を開閉する当接面が気密部材 (例えばゴム 材) で設けられている。
また、 蓋体 2 3 2 に一端側が固定されると共に管状部材 2 3 8 を 貫通して他端側が管状部材 2 3 8 の他端緣 2 3 8 bから突出したピ ン部材 2 4 0 を備える。 ピン部材 2 4 0 には大径に形成された頭部 2 4 0 aが形成されている。 ピン部材 2 4 0 の中途部に形成された 大径部 2 4 0 b と管状部材 2 3 8 の内壁 2 4 0 c の間に内部スプリ ング 2 3 6が弾装されている。 従って、 常時は内部スプリ ング 2 3 6 の付勢力によって蓋体 2 3 2がエア通路 2 3 4 を閉塞し、 ピ ン部 材 2 4 0を押圧する ことで蓋体 2 3 2がエア通路 2 3 4を開口し、 圧力空気を ドラ イ スーツ内に導入できる。
図 1 0 では、 押圧力 Fによ って、 ピン部材 2 4 0 を内部スプリ ン グ 2 3 6 の付勢力に抗して移動させた状態を示している。 押圧力 F が作用しない場合は、 蓋体 2 3 2がー端縁 2 3 8 a に当接され、 頭 部 2 4 0 が所定以上突出する ことを防止している。 なお、 図 8 には 頭部 2 4 0 aが最も突出した状態を示している。
2 4 2 はダイ アフ ラ ムであって、 エア通路 2 3 4 と ド ラ イ スーツ 内の空間を舍む内部 2 4 5 と、 外部 2 4 6 とを気密画成する。 ダイ ァフ ラム 2 4 2 の外周緣が、 $合気本体部 2 2 0 に螺合するダイ ァフ ラム押さえ 2 4 8 によって挟まれて固定されている。 このダイ ァフ ラム 2 4 2 は、 内部 2 4 5が外部 2 4 6 より低圧になつた際には内 部 2 4 5側へ変形し、 圧力空気を ドラ イ スーツ内へ供給するよう蓋 体 2 3 2 を内部スプリ ングの付勢力に抗して移動させる。 本実施例 では、 ダイ アフラム 2 4 2が、 空気タイ ヤ用バルブ 2 3 0 との間に 往復動可能に配されたスライダ 2 5 0 を介し、 ピン部材 2 4 0を押 圧できる。 ス ライダ 2 5 0 は、 空気タイ ヤ用バルブ 2 3 0 とダイ ァ フ ラムとの間を直線的に連通する連絡路 2 5 2内を往復動する。 こ のスライ ダの中途部には、 連絡路 2 5 2 の内径より小径の円板状の 仕切り部 2 5 0 aが形成されている。 この仕切り部 2 5 0 a によつ て、 空気タイ ヤ用バルブ 2 3 0から導入される圧力空気の動圧が、 ダイ アフラム 2 4 2 に影響するこ とを防止する。 また、 連絡路 2 5 2 の内径と仕切り部 2 5 0 a の間の隙間によって、 空気は流通可能 であり、 ダイ アフラム 2 4 2 の内面に面する空間へ圧力空気を間接 的に導く ことができる。 ダイ アフラム 2 4 2 の内面側であって、 ス ライ ダ 2 5 0 に当接する面には、 金属板 2 5 4が貼着されて補強さ れている。 金属板 2 5 4 としてはステンレススチール板を用いるこ とができる。 そして、 金属板 2 5 4 は、 例えば、 ゴム状弾性体であ る シ リ コーンゴム等から形成されるダイ アフ ラ厶 2 4 2 と接着或い はモールドによって一体的に設けられればよい。
2 5 6 は第 1 流路であり、 エア通路に連なり、 ドライ スーツ内へ 圧力空気を供給する通路として、 本体 2 1 0内で連絡路 2 5 2 と ド ライ スーツの内部 2 4 5 との間を開口している。 また、 2 5 8 は第 2流路であり、 ドライ スーツ内に連通してダイ アフラム 2 4 2 の内 面に面する空間へ圧力空気を間接的に導く通路として、 ダイ アフ ラ ム 2 4 2 の内面に面する空間 2 4 5 a と ドラ イ スーツの内部 2 4 5 との間を開口している。
第 1流路 2 5 6 と第 2流路 2 5 8 を別途設けたのは、 空気タィ ャ 用バルブ 2 3 0 より吹き出したエアによって一時的に本体 2 1 0 の 内圧がドライ スーツ内圧より上昇し、 そのためダイ アフラム 2 4 2 が外部側へ戻され、 圧力空気の供給を正常にできない場合が生じる のを防ぐためである。
2 6 0 は調整ダイ ヤルであり、 ダイ アフラム押さえ 2 4 8 の外周 面に設けられた凸部であるク リ ック爪 2 4 9 に、 内周面に形成され た凹部 2 6 0 aが係合可能に、 且つ回転自在に配されている。 調整 ダイ ヤル 2 6 0 の弾性によつて、 ク リ ッ ク爪 2 4 9 に対して凹部 2 6 0 aがク リ ック作用を生じ、 不用意に回転して調整が狂う ことを 防止している。 この調整ダイ ャル 2 6 0 の内底部には、 先端側が雄 ねじ部 2 6 2 a に形成された調整ねじ軸 2 6 2が、 後端部でねじに よって固定されている。 調整ねじ軸 2 6 2 の中途部に形成された鍔 部 2 6 2 b力 、 ダイヤフ ラム押さえ 2 4 8 の内底部 2 4 8 a に突き 当てられ、 調整ダィ ャル 2 6 0が外部 2 4 6 へ離脱しないように設 けられている。
また、 調整ダイ ヤル 2 6 0 は、 ダイ ヤフラム押さえ 2 4 8 の底孔 2 4 8 bに調整ねじ軸 2 6 2 の後端側 2 6 2 cが挿入されており、 軸線方向に往復動可能に配されている。 従って、 この調整ダイ ヤル
2 6 0を押し込むと、 ダイ アフラム 2 4 2 に当接して、 そのダイ ァ フ ラ丄 2 4 2 を外部 2 4 6から内部 2 4 5方向へ変形させ、 その金 属板 2 5 4が貼着された中央部を移動させる ことができる。 これに より、 ダイ アフラム 2 4 2に当接しているス ライ ダ 2 5 0 も移動さ れ、 空気タィ ャ用バルブ 2 3 0 のピン部材 2 4 0 力く、 内部スプリ ン グ 2 3 6 の付勢力に抗して移動させられ、 蓋体 2 3 2がエア通路 2
3 4を開口する。 従って、 調整ダイ ヤル 2 6 0 は、 内部スプリ ング 2 3 6 の付勢力に抗して蓋体 2 3 2をエアの供給方向と反対方向へ 移動させてエア通路 2 3 4を開口するための手動給気ボタ ンとして も作用する。
2 6 は外部スプリ ングであり、 前記内部スプリ ング 2 3 6 の付 勢力に対抗するよう に配され、 ダイ アフ ラム 2 4 2 を挟んで内部ス プリ ング 2 3 6 の付勢力との間でバラ ンスをとる付勢手段の一例で ある。 この外部スプリ ング 2 6 4 は、 ダイアフラム 2 4 2 の外面に —端が当接するように配設されたコ イ ルスブリ ングである。
2 6 6 はスプリ ング押さえであり、 ダイアフラム押さえ 2 4 8 の 内面に前記調整ダィ ャル 2 6 0 の軸線と平行に設けられた直動ガィ ド 2 4 8 c に'ぬって往復動可能にガイ ドされると共に、 前記調整ね じ軸 6 2 の先端側の雄ねじ部 2 6 2 a に螺合している。 すなわち、 このスプリ ング押さえ 2 6 6 は、 直動ガイ ド 2 4 8 c にガイ ドされ ているので回転不能状態にあり、 調整ねじ轴 2 6 2が固定された調 整ダイ ヤル 2 6 0 と共に回転する ことで、 轴線方向に往復動される。 従って、 このスプリ ング押さえ 2 6 6 は、 外部スプリ ング 2 6 4 の 付勢力を調整できるように、 外部スプリ ング 2 6 4が弾装されるダ ィ ァフラム 2 4 2 の外面側との間隔を調整可能なスプリ ングの調整 機構として作用する。
以上の構成からなるため、 ダイ アフラム 2 4 2 には、 内部スブリ ング 2 3 6および外部スプリ ング 2 6 4 の双方で予圧を与えられた 状態にある。 これは、 空気タ イ ヤ用バルブ 2 3 0 を作動させるため に ピン部材 2 4 0を押すときの作動力が大き く、 適当な ドラ イ ス一 ッ内外圧差での動作を確保するためには大きな断面積のダイ アフラ ム 2 4 2が必要になるが、 これを小さなダイ アフラム 2 4 2で補う ためと共に、 姿勢や体格等による、 適正な ドラ イ スーツ内外圧差を 各潜水者が、 調整ダイ ヤル 2 6 0を回すことで、 バネ圧を可変でき るようにしたものである。 すなわち、 前述したよう に、 スプリ ング 押さえ 2 6 6が前後に移動できるため、 外部スプリ ング 2 6 4 はそ の圧縮長を変えられ、 ダイ アフラム 2 4 2 にかかる予圧が可変され る。 これによ り、 ドラ イ スーツ用給気バルブの袷気を開始する差圧 (感度) を調整して設定できる。 なお、 意図的に給気したいときは、 調整ダイ ャル 2 6 0を押すこ とで、 圧力空気を ド ラ イ スーツ内へ給 気できる。 この構成によ って、 小型化が可能であり、 安価で信頼性 の高い ドラ ィ スーツ用給気バルブを提供でき る。
ところで、 内部スプリ ング 2 3 6 の付勢力を小さ く 設定した場合、 或いはダイ アフラム 2 4 2 の径を大き く設定するこ とができて受圧 面積を広く とれる場合は、 小さな内外圧差で作動させるこ とができ るため、 外部スプリ ング 2 6 4で予圧を与えな く てもよい。 調整ダイ ヤル 2 6 0、 ダイ アフラム押さえ 2 4 8およびスプリ ン グ押さえ 2 6 6 の各部材には、 孔 2 6 7、 2 6 8、 2 6 9が開口さ れており、 外部 2 4 6 とダイ アフ ラム 2 4 2 の外面が面する空間 4 6 a とが連通している。 これらの孔 2 6 7、 2 6 8、 2 6 8 は、 ダ ィ ビング中に水が、 容易に外部 2 4 6 からダイ アフ ラム 2 4 2 の外 面が面する空間 2 4 6 a へ進入できる程度に開口していればよい。 本実施例によれば、 ダイ アフラムの内部の圧力が外部に比べて低 く なると、 ダイ ァフ ラムが内部方向へ変形し、 その変形によって、 圧力空気を ドラ イ スーツ内へ供給するよう蓋休が内部スプリ ングの 付勢力に抗して移動され、 エア通路が開口して ドラ イ スーツ内にェ ァタ ンクから圧力空気を供給できる。 このよう に、 ドラ イ ス一ッ内 へ自動的に圧力空気を給気できるため、 使用者は従来のような煩雑 な操作をするこ とを要しないという著効を奏する。
以上、 本発明の好適な実施例について種々述べてきたが、 本発明 はこの実施例に限定されるものではな く、 発明の精神を逸脱しない 範囲内でさ らに多く の改変を施し得るのは勿論のことである。

Claims

請求の範囲 . 内部に水が浸入することを防止する防水服において、
脚部の先端側を覆う部分に、 その付近の内部空間に溜まった空 気を排気する排気バルブを配設したことを特徴とする防水服。 . 前記排気バルブが、 内部が外部より も所定の圧力以上に高圧に なつた際に自動的に開いて内部に溜まつた空気を排出し、 外部が 内部より高圧になっても内部に水が浸入する ことを防止する逆止 弁機能を備えるオー トバルブであることを特徴とする請求項 1記 載の防水服。 . 前記ォ, トバルブが、
防水服の排気口を形成すると共に、 該排気口の周縁に弁座が形 成されたベース部と、
該ベース部を覆ってベース部に着脱自在に設けられ、 外界との 通気が可能な通気口を有するカバー部と、
該カバー部との間に弾装されたスプリ ングによつて常時は前記 弁座に当接して排気口を閉塞し、 防水服の内圧が外圧より も上异 した際に排気口を自動的に開放する弁体とを備えるこ とを特徴と する請求項 2記載の防水服。 . 前記弁体が、
剛性に富む材質で前記排気口覆うベく 該排気口より大き く形成 された弁ホルダー部と、
弾性に富む材質でリ ング状に形成され、 前記弁ホルダー部に該 弁ホルダー部と前記弁座の間に挟まれて水密するように装着され たリ ング弁とからなることを特徴とする請求項 3記載の防水服。
. 前記防水服が、 上半身を覆う部分に他の排気バルブを配設した ドライ スーツであることを特徴とする請求項 1、 2、 3 または 4 記載の防水服。 . 前記他の排気バルブが、 前記請求項 2、 3 または 4 に記載のォ ー トバルブであることを特徴とする請求項 5記載の防水服。 . 前記他の排気バルブが、 手動で開閉する こ とのできる機能を有 する手動機能付のォー トバルブであることを特徴どする請求項 5 記載の防水服。 . 前記手動機能付のオー トバルブが、
潜水具に設けられた開口に固定可能に設けられ、 該潜水具の排 気口を形成すると共に、 該排気口の周縁に弁座が形成されたべ一 ス部と、
該ベース部を覆ってベース部に着脱自在に設けられ、 外界との 通気が可能な通気口を有するカバー部と、
該カバ一部との間に弾装されたォー ト スプリ ングによって常時 は前記弁座に当接して排気口を閉塞し、 潜水具内圧が外圧より も 上昇した際に排気口を開放する弁体と、
該弁体の中央に貫通された貫通孔に水密状態で且つ摺動自在に 挿入された摺動蚰部を有すると共に、 該摺動軸部の外端部に設け られ、 前記カバー部に穿設された貫通部から手指により押圧可能 な押ボタ ン部を有し、 潜水具内方向へ押入可能に設けられた押圧 軸と、
前記弁体と前記押ボタ ン部の間に弾装され、 常時は前記押圧軸 を潜水具外方向へ付勢するマニアルスプリ ングと、
前記ベース部に、 前記排気口内に位置して設けられた受部と、 該受部と前記押圧軸とに連繫して設けられ、 押圧轴が潜水具内 方向へ押入されるこ とによ り、 潜水具外方向へ移動され、 前記弁 体を排気口が開放する方向へ押動する押動体とを具備することを 特徴とする請求項 7記載の防水服。 . エアタ ンクから潜水用の ドライ スーツ内へ圧力空気を自動的に 供給するために、 該ドライ スーツに取り付けられると共にエアホ ースを介してエアタ ンクに連結される ドライ スーツ用自動吸気バ ルブを備えることを特徴とする請求項 5、 6、 7 または 8記載の 防水服。 0 . 前記ドラ イ スーツ用自動吸気バルブが、
本体内に ドラィ スーツ内へ連通するように設けられ、 エアタ ン クの E力空気を通過させるエア通路と、
圧力空気の供給方向へ付勢されるこ とで前記エア通路を閉塞し、 圧力空気の供給方向への付勢力に抗して移動するこ とで前記エア 通路を開口する蓋体と、
前記蓋体を圧力空気の供給方向へ付勢する内部スプリ ングと、 前記エア通路と ドラ イ スーツ内の空間を含む内部と、 外部とを気 密画成する と共に、 内部が外部より低圧になった際には内部側へ 変形し、 圧力空気を ドラ イ スーツ内へ自動的に供給するよう前記 蓋体を前記内部スプリ ングの付勢力に抗して移動させるダイ ァフ ラム とを具備する ことを特徴とする請求項 9記載の防水服。
PCT/JP1996/000833 1995-06-20 1996-03-28 Vetements etanches a l'eau WO1997000808A1 (fr)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AU51218/96A AU704009B2 (en) 1995-06-20 1996-03-28 Watertight suit
US08/973,812 US5940878A (en) 1995-06-20 1996-03-28 Watertight suit

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7/153345 1995-06-20
JP15334595 1995-06-20

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO1997000808A1 true WO1997000808A1 (fr) 1997-01-09

Family

ID=15560448

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP1996/000833 WO1997000808A1 (fr) 1995-06-20 1996-03-28 Vetements etanches a l'eau

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5940878A (ja)
AU (1) AU704009B2 (ja)
WO (1) WO1997000808A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013178264A1 (en) * 2012-05-30 2013-12-05 Rita Stradella Automatic adjustable overpressure and manual exhaust valve for diving dry-suits
US20130340140A1 (en) * 2012-05-02 2013-12-26 La Spirotechnique Idustrielle Et Commerciale Diving dry suit

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1314513B1 (it) * 2000-03-24 2002-12-18 Htm Sport Spa Muta stagna ad assetto variabile.
GB0219243D0 (en) * 2002-08-17 2002-09-25 Multifabs Survival Ltd Device
US7513481B2 (en) * 2005-10-28 2009-04-07 Fu-Long Su One way valve
US10004924B1 (en) 2007-12-20 2018-06-26 Paragon Space Development Corporation Hazardous-environment diving systems
US20170137097A9 (en) * 2007-12-20 2017-05-18 Paragon Space Development Corporation Hazardous-environmental diving systems
DE102008057057B4 (de) * 2008-11-13 2013-10-02 Dieter Schaffner Gasmengeneinstellvorrichtung für einen Trockentauchanzug und Inflator zum Tarieren eines Tauchers
DE102009037181A1 (de) 2009-08-12 2011-02-17 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Verschlussvorrichtung für ein gegenüber der Umgebung abgeschlossenes Gehäuse und Gehäuse
ITGE20100133A1 (it) * 2010-12-01 2012-06-02 Rita Stradella Valvola di sovrappressione automatica regolabile e scarico manuale per mute stagne per uso subacqueo.
US20160280343A1 (en) * 2015-03-24 2016-09-29 Diving Unlimited International, Inc. Quick mount drysuit port system
BE1027486B1 (fr) * 2019-12-10 2021-03-03 Pierre Gilbert Système de purges de sécurité à la demande aux pieds d'un plongeur subaquatique en combinaison étanche
IT202100020663A1 (it) * 2021-07-30 2023-01-30 Ferplast S R L Valvola di scarico per attrezzature subacquee gonfiabili

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5575599U (ja) * 1978-11-20 1980-05-24
JPS581117Y2 (ja) * 1978-11-27 1983-01-10 シバタ工業株式会社 乾式潜水服
JPS61180074A (ja) * 1984-11-30 1986-08-12 ポ−ル・エツチ・ガンダ−ソン・デイ−ビ−エ−・オ−・エス・システムズ 潜水装置の排気弁
JPS63119199U (ja) * 1987-01-29 1988-08-02
JPH01127484A (ja) * 1987-11-11 1989-05-19 Kaiyo Kagaku Gijutsu Center ホース付排気弁を使用するドライスーツ
JPH04118896U (ja) * 1991-04-08 1992-10-23 株式会社アポロスポーツ スキユーバダイビングに於けるエキゾーストバルブ

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2989752A (en) * 1960-04-29 1961-06-27 Sloane Murray Pressure suit having an automatic valve
SE309728B (sv) * 1968-03-20 1969-03-31 Aqua Sport Oesterlund & Elfstr Dykardräkt
US4103704A (en) * 1977-02-16 1978-08-01 Eaton Corporation Safety relief valve
US4229832A (en) * 1979-05-21 1980-10-28 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Diver's suit excess gas exhaust valve
US4324507A (en) * 1980-04-14 1982-04-13 Shane Harrah Automatically-controlled buoyancy vest
GB8609684D0 (en) * 1986-04-21 1986-05-29 Buoyco Divers Ltd Venting valve apparatus
NL9300862A (nl) * 1993-05-18 1994-12-16 Flamco Bv Klep.
JPH08127390A (ja) * 1994-11-01 1996-05-21 Shigeki Kamiya ドライス−ツ用給排気弁

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5575599U (ja) * 1978-11-20 1980-05-24
JPS581117Y2 (ja) * 1978-11-27 1983-01-10 シバタ工業株式会社 乾式潜水服
JPS61180074A (ja) * 1984-11-30 1986-08-12 ポ−ル・エツチ・ガンダ−ソン・デイ−ビ−エ−・オ−・エス・システムズ 潜水装置の排気弁
JPS63119199U (ja) * 1987-01-29 1988-08-02
JPH01127484A (ja) * 1987-11-11 1989-05-19 Kaiyo Kagaku Gijutsu Center ホース付排気弁を使用するドライスーツ
JPH04118896U (ja) * 1991-04-08 1992-10-23 株式会社アポロスポーツ スキユーバダイビングに於けるエキゾーストバルブ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130340140A1 (en) * 2012-05-02 2013-12-26 La Spirotechnique Idustrielle Et Commerciale Diving dry suit
WO2013178264A1 (en) * 2012-05-30 2013-12-05 Rita Stradella Automatic adjustable overpressure and manual exhaust valve for diving dry-suits
US10012323B2 (en) 2012-05-30 2018-07-03 Rita STRADELLA Automatic adjustable overpressure and manual exhaust valve for diving dry-suits

Also Published As

Publication number Publication date
AU5121896A (en) 1997-01-22
AU704009B2 (en) 1999-04-01
US5940878A (en) 1999-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO1997000808A1 (fr) Vetements etanches a l'eau
US6016802A (en) Breathing apparatus and facepiece therefor
AU2014393630B2 (en) Diving mask having a built-in snorkel
US4276877A (en) Respiratory method and apparatus
JP2905454B2 (ja) 潜水マスク用の均圧機構
US8196581B2 (en) Mouthpiece supply valve
US3130424A (en) Automatically inflatable flotation device for bathing suits
NO171767B (no) Gassmaske for bruk i forurensede miljoeer
JPH0249959B2 (ja)
SE438484B (sv) Anordning for att forse en dykare med andningsluft och for att vid behov endra flytkraften
US5092325A (en) Scuba breathing apparatus
US2534568A (en) Submarine mask
US4211220A (en) Diving helmet assembly
JPH02270696A (ja) スクーバダイビング用浮力調整装置
JP3129610B2 (ja) 潜水具の排気バルブ
US5044017A (en) Helmet retainers operated by rotary handles
KR200271671Y1 (ko) 휴대용 산소공급장치
US5960793A (en) Breathing device for diving
WO2010131031A2 (en) Mask for breathing apparatus
US3143739A (en) Face mask for divers
US4960120A (en) Breathing apparatus
JPH10194193A (ja) ドライスーツ
KR101982980B1 (ko) 방수작업복
JPH0966889A (ja) 防水服
JPS6211630Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
AK Designated states

Kind code of ref document: A1

Designated state(s): AU KR US

AL Designated countries for regional patents

Kind code of ref document: A1

Designated state(s): AT BE CH DE DK ES FI FR GB GR IE IT LU MC NL PT SE

DFPE Request for preliminary examination filed prior to expiration of 19th month from priority date (pct application filed before 20040101)
121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application
WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 08973812

Country of ref document: US

122 Ep: pct application non-entry in european phase