WO1997034207A1 - Procede d'affichage/entree de donnees pour appareil a commande numerique par calculateur utilise comme terminal en ligne - Google Patents

Description

明 細 害

オンラ イ ン端末と し て利用さ れる C N C 装置のデータ 表 示 入力方法

技 術 分 野

本発明は、 オンラ イ ンシステム の端末と し て利用さ れ る C N C 装置のデータ 表示 Z入力方法の改良に関する。

背 景 技 術

ホス ト コ ンピュ ータ に複数の C N C 装置を接統し 、 C N C 装置側のオペレ ータ と ホス ト コ ンピュ ータ と の問で 情報の相互利用を 図る よ う にし たネッ ト ワ ーク シ ス テ ム が既に公知である。

従来こ の種のシ ス テ ム においては、 ネッ ト ワ ーク に接 続さ れたパーソ ナルコ ンピュ ータ 等を 中継手段と し て設 置し 、 こ の中継手段を介し て C N C 装置から の情報をホ ス ト コ ン ピ ュ ータ へと 送る よ う にし ており 、 C N C 装置 の側から 直接ホス ト コ ンピュ ータ にアク セス する こ と は でき なかっ た。

し かも 、 オペレ ータ が入力し たデータ をパーソ ナルコ ンピュ ータ から ホス ト コ ンピュ ータ に送る 場合には、 パ ーソ ナノレコ ンピュ ータ 力 ら ホス ト コ ンピュ ータ にデータ を送り 、 ホス ト コ ンピュ ータ で処理し パーソ ナルコ ンビ ユ ータ にその結果を転送し てパーソ ナルコ ンピュ ータ の 画面に表示さ せる よ う にし ていたため、 C N C 装置側の キーボード 操作が行われる 度にホ ス ト コ ンピュ ータ の処 理機能が利用さ れる こ と になり 、 C N C 装 gやパーソ ナ ルコ ンピュ ータ の数が多いよ う な場合には、 ホス ト コ ン ピュ ータ 側の負荷が増大し て処理動作が重く なる と いう 問題があっ た。

ま た、 中継手段と なる パーソ ナルコ ンピ ュ ータ 等が各 C N C 装置毎に必要と なる ため、 シス テムを構築する た めの費用が嵩むと 共に、 工場の床面積が狭小と なる 問題 も ある 。

—方、 ホス ト コ ンピ ュ ータ から C N C 装置側への情報 は、 中継手段である パーソ ナルコ ンピ ュ ータ 等に予め組 み込ま れたフ ォ ーマッ ト を利用し て C N C 装置側のパー ソ ナルコ ンピ ュ ータ 等に表示するよ う にし ていたため、 ホス ト コ ン ピ ュ ータ から C N C 装 g側に送る 情報は必ず こ のフ ォ ーマッ ト に合わせて設計し なければなら ず、 ホ ス ト コ ンピュ ータ が C N C 装置側に送る こ と のでき る情 報に制限が生じ る と いう 問題があっ た。

例えば、 中継手段である パーソ ナルコ ンピ ュ ータ 等の 表示領域は予めテキス ト データ 用， 図形データ 用等と 決 めら れてし ま っ ており 、 ま た、 表示領域の配置位置およ び表示色数等も パーソ ナルコ ンピュ ータ 側のソ フ ト ゥ ェ ァ によ って決めら れてしま っ ている ため、 ホス ト コ ンビ ュ 一タ から 中継手段に転送し て表示さ せる こ と のでき る 情報に制限があり 、 ホス ト コ ンピ ュ ータ の情報を有効に 利用でき ないと いう 欠点がある 。

ま た、 ホス ト コ ン ピ ュ ータ 力 ら ノ 一ソ ナルコ ンピ ュ ー タ に送る データ を変更する よ う な場合には、 こ れに応じ て 各々 のパーソ ナノレコ ンピ ュ ータ のデータ フ ォ ーマ ツ ト をその各々 について全て修正し なければなら ず、 シ ステ ム の修正が非常に面倒である。

ホス ト コ ンピ ュ ータ から C N C 装置に対し て緊急情報 を送出し て表示さ せる と いっ たこ と は既に一般に行われ ている が、 こ れま でのも のは、 C N C 装置側の利用状況 に関わり なく 常に一定の形式で表示画面上に緊急情報が 表示さ れる よ う になっ ていたため、 こ の緊急表示によ つ てオペレ ータ 側における データ やプロ グラ ム の編集作業 が疎外さ れたり 、 ま た、 オペレ ータ が表示面面から 離れ ている よ う な場合では、 緊急情報 自 体が確認さ れないと いった場合も あっ た。

発 明 の 開 示

本発明の 目 的は、 ホス ト コ ンピュ ータ の負荷を軽減し かつ、 ホス ト コ ンピ ュ ータ の有するテキス ト およ び数値 や図形等の様々なデータ を C N C 装置側で有効に利用で き る よ う にする と 共に、 中継手段と し てのパーソ ナルコ ンピュ ータ を廃し てシス テム の構築に必要と さ れる 費用 を軽減し 、 更に、 工場の床面積を有効に利用でき る C N C 装置のデータ 表示 Z入力方法を提供する こ と にある。

本発明の他の 目 的は、 C N C 装 gの側から ホス ト コ ン ピ ュ ータ へのア ク セス を 可能と し 、 C N C 装置側の情報 を効果的にホス ト コ ンピュ ータ に蓄積でき る よ う にする こ と ？）な 。

本発明の更なる 目 的は、 表示装置を利用し たオペレ ー タ 側の作業が繁急情報の表示によ つ て邪魔さ れる こ と な く 、 し かも 、 伝える べき 緊急情報をオペレ ータ に確実に 伝える こ と のでき る C N C 装置のデータ 表示 /入力方法 を提供する こ と にある。

本発明の C N C 装置のデータ 表示 /入力方法は、 ホス ト コ ンピ ュ ータ と C N C 装 Sと を相互に接統するオンラ イ ンシス テム を備えたフ ァ ク ト リ 一オート メ ーショ ンシ ス テム に於いて 、 オンラ イ ンシス テム の端末装置と し て の C N C 装置に表示さ せる べき 表示内容及びその入出力 情報をホス ト コ ンピ ュ ータ から C N C 装置へ送出する ス テツ プと 、 送出さ れた表示内容を入出力情報に従っ て C N C 装置の表示入力装置に表示するス テッ プと 、

C N C 装置に手動入力さ れたデータ を 、 表示内容が表示 さ れる 表示入力装置の同一面面に表示する ス テツ ブと を 備える 。 C N C 装置に手動入力さ れたデータ は表示入力 装置に表示さ れた後、 ホス ト コ ン ピ ュ ータ に送信さ れる こ の構成によ れば、 ホス ト コ ンピ ュ ータ が送出し た表示 内容と C N C 装置で入力し たデータ が共に C N C 装置の 表示入力装置に表示さ れる ので、 中継手段と し てのパー ソ ナルコ ン ピ ュ ータ を配備する 必要がなく 、 シス テム の 構築に必要と さ れる 費用が軽減さ れる と 共に、 工場の床 面積を有効に利用する こ と ができ る。

ま た、 ホス ト コ ンピ ュ ータ から 送出さ れる 入出力情報 は、 画面の表示領域に関する 情報、 表示位置に関する 情 報、 表示色に関する 情報、 画面制御に関する 情報、 C N C 装置へ手動入力さ れたデータ の表示位置、 及び手動入 力データ のフ ォ ーマッ ト 等を含むので、 ホス ト コ ンビュ ータ 側の設定さ え変えれば、 こ れに接統さ れた全ての C N C 装 がこ の変更に対処し てデータ の入出力処理を行 う こ と ができ るよ う になり 、 ホス ト コ ンピュ ータ から C N C 装置側に 自 由 に情報を送る こ と が可能と なる 。 また ホス ト コ ンピ ュ ータ から C N C 装置に送る データ を変更 し た場合でも 各々 の C N C 装置のデータ フォ ーマッ ト を 修正する と いつ た必要がなく 、 シス テム の修正を容易に 行う こ と ができ る 。 更に、 C N C 装置に手動入力さ れる データ に関し ては、 ホス ト コ ンピュ ータ から 送ら れたフ ォ ーマッ ト に応じ て C N C 装雷 自 体がデータ セッ ト 作業 を行う ので、 テンキ ー入力毎に文字コ ード 等をホス ト コ ンピュ ータ に送り 、 更に、 こ れを処理し た後エコ ーバッ ク し て C N C 装置の表示面面に表示する と いつた必要が な く なり 、 ホス 卜 コ ンピ ュ ータ の負荷が軽減さ れてシス テム 全体と し て軽快な処理操作が行える よ う になる。

前記入出力情報には、 C N C 装 gの表示入力装置の面 面に表示さ れる フ ァ ンク ショ ンキーの表示内容およ び機 能について の規定が含ま れ、 ま た、 表示内容には文字情 報ある いは図形情報が含ま れている。 C N C 装置がこ れ ら の規定や情報を解読し て C N C 装置の表示入力装置の 面面に表示し 、 し かも 、 ホス ト コ ンピ ュ ータ から 送出さ れる 表示内容はページ単位で送出する こ と ができ る ので C N C 装置側の表示態様は 1 ページ毎に 自 由に切り 替え る こ と ができ る 。

更に、 ホス ト コ ンピュ ータ から の表示内容と 、 C N C 装置が制御し ている プロ グラ ムゃサーボモータ の現在位 置等を表示する 面面と をソ フ ト キー等で切り 替えて選択 する よ う にすれば、 C N C 装置の全画面を使用し てプロ グラ ムゃ工具軌跡の現在位置等を表示する こ と ができ る ， ま た、 本発明の C N C 装置のデータ 表示ノ入力方法は C N C 装 Sが現在認織し ている プロ グラ ム番号、 C N C 装置に接練さ れているサーポモータ の現在位置、 C N C 装置が指令し ている 情報、 サーポモータ やス ピ ン ド ルモ ータ の切削負荷情報、 アラ ーム情報及び送出時刻を含む 少なく と も 2 種以上の C N C 装置の状態を示すデータ を 同時に、 ホ ス ト コ ン ピ ュ ータ から の要求時に、 或いは C N C 装 側から 周期的に、 ホ ス ト コ ン ピ ュ ータ に送出す る こ と によ り 、 C N C 装置の側から ホ ス ト コ ン ピ ュ ータ へのア ク セス を可能と し 、 C N C 装置側の情報を 効果的 にホス ト コ ンピュ ータ に菴稍でき る よ う にし た。

サンプリ ングおよ びデータ 送出の方法と し ては、 定め ら れた周期毎に C N C 装置の状餱を C N C 装鬣がモニタ し 、 該モニタ 情報を 同一周期內にホス ト コ ンピュ ータ に 送出する 方法と 、 該モニタ 情報を C N C 装置が複数周期 分記慷し ておき 、 ホ ス ト コ ン ピ ュ ータ から の要求時に纏 めてホス ト コ ンピュ ータ に送出する 方法と がある。

本発明は、 更に、 C N C 装 gの表示入力装置に表示さ せる 内容を予めホ ス ト コ ン ピ ュ ータ 內部で作成し ておき こ の表示内容を C N C 装置に送出する 。 ホス ト コ ンビュ ータ から 送出さ れる 表示データ は、 緊急情報と 該緊急情 報のために C N C 装 ¾の表示入力装置の画面の表示色を 変える コ ード と を含み、 C N C 装 Sは C N C 装置の状態 に応じ て表示方法を変えて表示内容を表示する 。 こ れに よ り 、 オペレ ータ の表示装置を利用し た作業が緊急情報 の表示によ っ て邪魔さ れる こ と なく 、 し かも 、 伝える ぺ き 緊急情報をオペレ ータ に確実に伝える こ と ができ る よ う にし た。 例え ば、 C N C 装 Sがデータ 入力モ—ド ゃプ 口 グラ ム編集モード 等の重要な設定操作モード にめ る よ う な場合には緊急情報を表示画面の片喁に表示し て重要 な面面表示を疎外し ないよ う にし 、 ま た、 自 動運転時の よ う にオペレ ータ によ る 設定操作が必要なく 、 オペレ ー タ が C N C 装置から 離れている 可能性が高いよ う な場合 には、 表示面面全体に緊急情報を表示し てオペレ ータ の 注意を喚起する よ う にする。

図面の簡単な説明

図 1 は、 本発明の情報処理方法を適用し た F Aネッ ト ワ ーク シス テム の一実施形態を概念的に示すブロ ッ ク 図 図 2 は、 C N C 装 eにおける 表示面面の分割例を示す 概念図、

図 3 は C N C 装置における 表示面面の分割例を示す 概念図、

図 4 は C N C 装置における 表示画面の分割例を示す 概念図、 W 7

8 図 5 は、 C N C 装置における 表示画面の状態を示す概 念図、

図 6 は、 C N C 装爾における 表示面面の状餱を示す概 念図、

5 図 7 は、 C N C 装置における 表示面面の状餱を示す概 念図、

図 8 は、 C N C 装置における 表示面面の状態を示す概 念図、

図 9 は、 C N C 装置における 表示画面の状態を示す概 10 念図、

図 1 0 は、 C N C 装置における 表示面面の状飽を示す 概念図、

図 1 1 は、 C N C 装雷における 表示画面の状態を示す 概念図、

15 図 1 2 は、 C N C 装置における 表示面面の状態を示す 概念図、

図 1 3 は、 C N C 装置における 表示画面の状態を示す 概念図、

図 1 4 は、 ホス ト コ ンピュ ータ における 表示面面の状 20 餱を示す概念図、

図 1 5 は、 ホス ト コ ンピ ュ ータ における 表示面面の状 態を示す概念図、

図 1 6 は、 テキス ト データ の表示位置等を記憶するた めのイ ンデッ ク ス フ ア イ /レの—例、

25 図 1 7 は、 C N C 装置における 情報入出力処理の概略 を示すフ ロ ーチャ ート 、

図 1 8 は、 C N C 装置における 情報入出力処理の一部 を詳細に示すフ ロ ーチャ ート 、

図 1 9 は、 C N C 装置における 情報入出力処理の一部 を詳細に示すフ ロ ーチャ ート 、

図 2 0 は、 C N C 装置における 情報転送処理の概略を 示すフ ロ ーチャ ート 、

図 2 1 は、 C N C 装 «における 情報転送処理の他の実 施形態の概略を示すフ ロ ーチャ ート 、

図 2 2 は、 R S 2 3 2 C /イ ーサネッ ト 変換器の処理 の概略を示すフ ロ ーチャ ート 、

図 2 3 は、 ホス ト コ ンピ ュ ータ における 情報入出力処 理の概略を示すフ ロ ーチャ ート 、

図 2 4 は、 ホス ト コ ンピ ュ ータ における 情報入出力処 理の概略を示すフ ロ ーチャ ート の続き 、

図 2 5 は、 ホス ト コ ンピュ ータ における 表示データ の 階層構造を示す概念図、

図 2 6 は、 緊急表示画面の表示例、

図 2 7 は、 緊急表示面面の表示例である 。

発明を 実施する ための最良の形態 図 1 は、 本発明の情報処理方法を適用し た F A ( フ ァ タ ト リ 一オート メ ーショ ン） ネ ッ ト ワ ーク シス テム の一 例を示す概念図である。

こ の実施形態において は、 第 1 ， 第 2 のホス ト コ ンビ ユ ータ 1 , 2 等の複数のホス ト コ ンピ ュ ータ がデータ 伝 送路と し てのイ ーサネッ ト 3 を介し て接統さ れ、 更に、 複数の工作機械の C N C ( Computer i zed Numer ical Control ler)4 〜 7 の各々 力 S、 夫々 の R S 2 3 2 C ケ ー ブル 1 0 〜 1 3 およ び R S 2 3 2 C /イ ーサネッ ト 変換 器 1 4 〜 1 7 を介し て 、 イ ーサネッ ト 3 に接統さ れてい る 。 第 1 , 第 2 のホス ト コ ンピュ ータ 1 , 2 は各々用途 の異なる コ ンピ ュ ータ であ っ て 、 例え ば、 第 1 のホ ス ト コ ンピュ ータ 1 は生産管理用のコ ンピュ ータ 、 第 2 のホ ス ト コ ンピ ュ ータ 2 は C A D ZC A M用のホス ト コ ンビ ユ ータ である。

R S 2 3 2 C Zイ ーサネッ ト 変換器 1 4 〜 1 7 は、 デ ータ の送受信およ び銜突検出機能を備えたト ラ ンシ ーバ と し て機能する。 なお、 イ ーサネッ ト 用のイ ンタ ーフ エ イ ス を備えたレ ーザ測定器ま たは 3 次元測定器 8 や C N C 装置 9 において は、 そのイ ンタ ーフ ェ イ ス を直接ィ ー サネッ ト に接続する こ と ができ る ので、 R S 2 3 2 C / イ ーサネッ ト 変換器を介在さ せる 必要はない。 テープリ ーダゃフ ロ ッ ピ一カ セッ ト 等の従来のデータ 入出力機器 と の互換のために R S 2 3 2 C 用のイ ンタ ーフ ェ イ ス を 備えた C N C 装置が多いが、 イ ーサネッ ト 用のイ ンタ ー フ ェ イ ス を初めから 備えたレ ーザ測定器や C N C 装置も ある。

C N C 装置 4 〜 7 およ び測定器 8 は、 手動データ 入力 のためのテンキーや文字キーおよ びカ ーソ ル移動キ ー等 を 有する キ ーボード と 情報表示のための表示画面と を備 え 、 該 C N C 装置 4 〜 7 内に内蔵さ れた C P Uや R O M R A M等によ っ て 、 制御対象と なる ド リ ルマシンゃマシ ニングセンタ およ びワ イ ヤ放電加工機や射出成形機等の 各部を駆動制御する。

図 2 およ び図 3 は C N C 装置 4 〜 7 における 各々 の表 示面面 1 8 の分割例を示す概念図である 。 図 2 において は表示画面を 上下に分割し 、 その上側の領域を第 1 , 第 2 のホス ト コ ンピュ ータ 1 , 2 から の情報を表示する 第 1 の表示領域と する 一方、 下側の領域を第 2 の表示領域 と し て、 C N C 力 ら のメ ッ セージを表示する よ う にし て いる 。

ま た、 図 3 , 図 4 に示すよ う に第 1 の表示領域には第 1 ， 第 2 のホス ト コ ンピュ ータ 1 , 2 から の質問櫊と 回 答檷を分割し て表示する よ う にし ている。

第 1 , 第 2 のホス ト コ ンピ ュ ータ 1 ， 2 力 ら C N C 装 置 4 〜7 に転送さ れる 表示情報と し ては、 実行対象と な る 処理操作の項 目 を選択する ためのメ ニュ ー選択画面や 各種のガイ ド 情報を検索する ためのフ ァ イ ル検索画面等 のよ う に、 主に、 テキス ト データ によ っ て構成さ れてい る も のと 、 第 1 , 第 2 のホス ト コ ンピ ュ ータ 1 ， 2 に貯 溜さ れている 各種データ 、 例え ば、 工作機械や射出成形 機の稼働時間等を表示する ためのバーグラ フ や、 製品検 査の手統き を示すための製品見取り 図のよ う にグラ フィ ッ ク データ によ っ て構成さ れるも の、 更に、 テキス ト デ ータ と グラ フ ィ ッ ク データ と を重合し て構成さ れるも の 等がある。

こ れら のメ ニュ ー選択画面やフ ァ イル検索面面およ び 製品見取り 図等を表示し たり するために必要と さ れる 作 業手統き の一部は、 第 1 , 第 2 のホス ト コ ンピュ ータ 1 2 にアプリ ケーショ ンプロ グラ ム と し て保存さ れており こ れら のアプリ ケーショ ンプロ グラ ムが C N C 装 ¾ 4 〜 7 の要求によ り 起動さ れる こ と で、 既存のメ ニュ ー選択 面面や製品見取り 図等を転送し たり 、 更には、 第 1 , 第 2 のホス ト コ ン ピ ュ ータ 1 ， 2 内の記憶装置を検索し 、 必要なデータ を収集し た後で所定の処理手統き に従っ て バーグラ フ 等を生成し たり し て 、 こ れを C N C 装 « 4 〜 7 に転送し たり する 。

第 1 の表示領域に関する 表示面面の分割状態や表示領 域の配置位置およ び表示色数等に関する 情報 （ 以下、 縫 めて表示属性と いう ） は、 グラ フ ィ ッ ク データ やテキス ト データ と いっ たデータ の種別、 更には、 メ ニュ ー選択 面面やフ ァ イ ル検索画面およ び製品見取り 図等と いった 表示作業用のアプリ ケーショ ン毎に異なっ ており 一様で はない。 前述の表示属性は、 最終的に、 表示作業用のァ プリ ケーショ ンプロ グラ ムの各々 に対応し て決めら れ、 その表示属性がアプリ ケーショ ンプロ グラ ム の名称等に 対応し て第 1 , 第 2 のホス ト コ ンピ ュ ータ 1 ， 2 內のィ ンデッ タ ス フ ァ イ ル等に記憶さ れて いる 。 そ し て 、 メ ニ ユ ー選択面面やフ ァ イ ル検索画面およ び製品見取り 図等 と いっ た表示データ が第 1 ， 第 2 のホス ト コ ン ピ ュ ータ 1 , 2 から 各々 の C N C 装置 4 〜 7 に転送さ れる 際に各 表示データ に対応する 前述の表示属性それ自 体も 表示デ ータ と 共に各々 の C N C 装置 4 〜 7 に転送さ れる （ 第 1 第 2 のホス ト コ ンピ ュ ータ 1 , 2 が表示属性を特定し て 各々 の C N C 装 ¾4 〜 7 がこ れを受ける ） 。

表示属性と し ては、 テキス ト データ の列数や行数およ び表示位置やフ ォ ン ト 等、 ま た、 グラ フィ ッ ク データ に 関する表示位置や表示色数およ び精細度や背景色の指定 更には、 プリ ンク ゃ反転表示の有無等があ り 、 第 1 , 第 2 のホス ト コ ンピ ュ ータ 1 , 2 で指定し た表示色数や階 調数等に各 C N C 装置 4 〜 7 側の特性が合致し ないよ う な場合には、 C N C 装置 4 〜 7 側のカラ ーパレ ッ ト 等で 近似し て表示色を決定する。 なお、 カラ ー表示ではなく グレイス ケールやバイ ナリ 一を採用する 場合も ある。

図 1 6 は前述の表示展性のう ち C N C 装置から 入力さ れる データ の表示位置等を記慷する ためのイ ンデッ ク ス フ ァ イ ルの一例であり 、 こ の例では複数の質問事項に対 し 、 C N C 装置のキー操作によ り 入力さ れる データ の位 雷 （ 回答檷の位置） が表示面面 1 8 上の座標系 X ( カラ ム数の設定値） ， Y ( 行番の設定値） によ り 文字列の先 頭文字を表示する位置を決めら れ、 更に、 文字列の全長 が入力長 （ 設定値） によ っ て規定さ れている。 入力長の 範囲內であれば項 目 1 ， 項 目 2 , · · · 等の文字列 自 体 の構成はどのよ う なも のでも よ い。 更に、 各項 目 に対し て入力さ れたデータ を格納する フ ァ イ ルが指定さ れ、 こ のフ ァ イ ル内に入力データ が格納さ れ、 ホス ト コ ンビ ュ ータ にこ のフ ァ イ ルに記憶さ れている データ が送出さ れ る 。

グラ フィ ッ ク データ はラ ス タ 一でも べタ ト ルでも 構わ ないが、 転送データ のフ ァ イ ルを縮小し たり 表示時の精 細度を 向上さ せる ために、 円， 長方形， 直線等のォブジ ェ タ ト の作成指令をデータ と し て第 1 ， 第 2 のホス ト コ ンピュ ータ 1 , 2 力 ら 各 C N C 装置4 〜 7 に転送し 、 こ れを C N C 装置 4 〜 7 の側で翻訳し て表示作業を行わせ る 場合が多い。 無論、 その表示位置は前述のメ ッ セージ 表示の場合のよ う にテキス ト 基準のカラ ム や行数に左右 さ れるも のではない。

ま た、 テキス ト データ に関し てはデータ の転送に際し て圧縮や解凍の処理を行う 場合も ある。

テキス ト データ と グラ フィ ッ ク データ と を重合し て転 送する 場合は、 テキス ト データ のビ ッ ト マッ プ化や各種 データ のリ ソ ース の操作と いっ た一般的な処理でこ れを 実現する。

必要と あれば、 第 1 , 第 2 の表示領域と 重合ま たは分 離さ せて図 4 に示すよ う な第 3 の表示領域（ 以下、 ウ イ ンド ウ と いう ） を表示し て各種のデータ を表示さ せる こ と も 可能である 。 ウ ィ ンド ウ の縦横の長さ や表示位置は 表示面面上の表示ド ッ ト 数を基準にし て決めら れた一種 の表示属性であり 、 ウ ィ ンド ウ を表示する 際には、 ウ イ ンド ウ 內のテキス ト データ やグラ フ ィ ッ ク データ と 共に こ の表示属性が第 1 , 第 2 のホス ト コ ンピ ュ ータ 1 , 2 から 各々 の C N C 装置 4 〜 7 へと 転送さ れる。 C N C 装 置 4 〜 7 側のド ッ ト 間隔や面面イ ンチ数等が本来のも の と 相違する よ う な場合には、 C N C 装 g4 〜 7 側の処理 でこ れを矯正し て適当な面面を表示する。

ウ ィ ンド ウ は基本的には第 1 , 第 2 のホス ト コ ンビュ 一夕 1 , 2 から の転送データ を表示するも のである が、 適当なソ フ ト ウ ェ アを組めば C N C 装置 4 〜 7 側の入力 操作によ っ てこ のウ イ ンド ウ 面面を操作する こ と も 可能 であり 、 本発明を適用し た他の実施形態に関し てまで、 ウイ ン ド ゥ の利用方法を制限するも のではない。

図 2 ないし 図 4 における 符号 1 9 は第 1 のフ ァ ン ク シ ョ ンキー表示領域、 ま た、 符号 2 0 は第 2 のフ ァ ンク シ ョ ンキー表示領域である。 第 1 のフ ァ ンク ショ ンキー表 示領域 1 9 に関する 表示属性は前述し た第 1 の表示領域 の表示属性の一部と し て記憶さ れ、 ま た、 第 2 のフ ァ ン ク ショ ンキー表示領域 2 0 の表示属性は各々 の C N C 装 置 4 〜 7 自 体に記憶さ れている 。 第 1 のフ ァ ンク ショ ン キー表示領域 1 9 およ び第 2 のフ ァ ンク ショ ンキー表示 領域 2 0 における キー面面の各々 は図 5 ないし 図 1 3 に 示さ れる 通り 、 各々横方向に 5 分割し て表示さ れる よ う になっ ており 、 その各々 の位置に対応し て C N C 装置 4 〜 7 の各表示装 Sの下部に計 1 0 個ずつのス ィ ッ チが設 けら れている。

図 5 ないし 図 1 3 に示す通り 、 第 1 のフ ァ ンク ショ ン キー表示領域 1 9 の割り 付けは表示面面の状態、 つま り . 面面表示の原因と なる 第 1 ， 第 2 のホス ト コ ンピ ュ ータ 1 , 2 のア プリ ケーショ ンプロ グラ ム に応動し て変化す る が、 第 2 のフ ァ ン ク ショ ンキー表示領域 2 0 の割り 付 けは画面表示に関わり なく 一定であって、 常に、 回線切 断およ び終了ス ィ ッ チと し て のみ機能する。 要する に、 第 1 のフ ァ ンク ショ ンキ一表示領域 1 9 に表示さ れる フ ア ンク シヨ ンキ ーの各々 は、 各 C N C 装置 4 〜 7 の各々 を 実質的な端末装置と し て C N C 装 «4 〜 7 側のオペレ 一タ が第 1 ， 第 2 のホス ト コ ンピ ュ ータ 1 , 2 の機能を 利用する ためのフ ァ ンク シ ョ ンキ ーであ り 、 ま た 、 第 2 のフ ァ ンク ショ ンキー表示領域 2 0 に表示さ れたフ ァ ン ク シ ョ ンキーの各々 は、 第 1 ， 第 2 のホス ト コ ンビユ ー タ 1 , 2 と の回線接統等と いっ た各 C N C 装置 4 〜 7 が 有する機能を実施する ためのフ ァ ンク ショ ンキーである ， なお、 各画面の表示内容等については後述する 。

図 1 7 ないし 図 2 1 は各 C N C 装置 4 〜 7 における 情 報入出力処理等の概略を示すフ ロ ーチャ ート 、 図 2 2 は 各々 の R S 2 3 2 〇 イ ーサネッ ト 変換器 1 4 〜 1 7 の 処理の概略を示すフ ロ ーチャ ート 、 ま た、 図 2 3 ないし 図 2 4 は第 1 , 第 2 のホス ト コ ンピ ュ ータ 1 ， 2 の側に おける 情報入出力処理の概略を示すフ ロ ーチャ ート であ る 。

こ のう ち 、 図 1 7 ないし 図 1 9 に示す情報入出力処理 は C N C 装置 4 〜 7 から 通信専用面面表示指令が入力さ れる と 各々 の C N C 装懞4 〜 7 の C P U によ り 実行さ れ また、 図 2 0 に示す情報入出力処理は所定周期 （ 例えば 3 0 秒単位） で各々 の C N C 装置 4 〜 7 の C P U によ つ て搡り 返し 実行さ れる よ う になっ ている。 更に、 図 2 2 に示す R S 2 3 2 C /イ ーサネッ ト 変換器 1 4 〜 1 7 の 処理は、 該 R S 2 3 2 C Zイ ーサネッ ト 変換器 1 4 〜 1 7 の各々 に固有の C P U によ り 定常的に継統し て行われ る よ う になっ ており 、 ま た、 図 2 3 に示す情報入出力処 理は第 1 ， 第 2 のホス ト コ ン ピ ュ ータ 1 ， 2 の C P U に よ り 定常的に継統し て行われる よ う になっ ていている。

以下、 こ れら のフ ロ ーチャ ート を参照し て本実施形態 の処理動作について説明する。 なお、 C N C 装置 4 〜 7 R S 2 3 2 C /イ ーサネッ ト 変換器 1 4 〜 ： L 7 、 第 1 ， 第 2 のホス ト コ ンピュ ータ 1 ， 2 における 各処理は装置 の種別が同一であれば実質的に同一である ので、 以下の 説明では、 符号によ る 装置の個別的な特定 （ 例え ば C N C 装置 4 や C N C 装 »5 等と いっ た明記） は行わない。

ま ず、 通信専用画面表示要求キーの操作によ り 情報入 出力処理を 開始し た C N C 装置は、 該 C N C 装置と R S 2 3 2 C Zイ ーサネッ ト 変換器と の間の通信回線が確立 し ている か否かを判別する （ 図 1 7 のステッ プ a 1 ) 。 既にこ の段階で該 C N C 装置の R S 2 3 2 C Zイ ーサネ ッ ト 変換器はポート の初期化を完了し （ 図 2 2 のステツ プ e 1 ， 電源投入直後の処理） 、 C N C 装置から のホ ス ト 接続要求信号の入力を待つ待機状態に入っ ている が ( ス テッ プ e 2 ) 、 こ の時点では、 ま だ、 C N C 装置か ら R S 2 3 2 C Zイ ーサネッ ト 変換器へのホス ト 接続要 求信号は出力さ れて いないので、 R S 2 3 2 C Zイ ーサ ネッ ト 変換器と 該 C N C 装置と の間の通信回線は閉鎖の 状態 （ 接統し ていない状態） にあり 、 従っ て、 C N C 装 置と ホス ト コ ンピ ュ ータ と の接統も 行われていない。 よ つ て 、 図 1 7 のス テ ッ プ a 1 における 判別結果は必然的 に偽と なる 。

そこ で、 C N C 装置は、 ま ず、 第 1 のホス ト コ ンビュ —タ 1 を最初の接続対象と し て記悚し 、 R S 2 3 2 C / イ ーサネッ ト 変換器にホス ト 接統要求信号を 出力する ( ス テッ プ a 2 ) 。 そし て 、 該 C N C 装置と R S 2 3 2 C Zイ ーサネッ ト 変換器と の間の回線が確立し たか否か を判別する が （ ステッ プ a 3 ) 、 回線が確立し ていなけ れぱ、 こ の回線が確立する か、 ま たは、 所定の許容時間 が経過する ま での間 （ ステッ プ a 1 5 ) 、 回線確立のた めのリ ト ラ イ 動作を綠り 返し 実行する こ と になる。

なお、 ス テ ッ プ a 1 5 の判別処理は回線異常等の部分 的な障害によ つ て C N C 装置全体の処理動作が滞つ てし ま う のを 防止する ためのエラ ー回避処理である。 通常、 前述の所定許容時間の範囲で C N C 装置と R S 2 3 2 C ノイ ーサネッ ト 変換器と の間の回線が確立さ れる が、 ケ 一ブルの接続ミ ス 等の理由でス テッ プ a 1 5 の判別結果 が真と なっ た場合には、 そのま ま 回線切断処理を行っ て 回線接統のためのリ ト ラ イ 動作を完了さ せ （ ス テッ プ a 1 0 ) 、 C N C 装置の全体的な機能、 例えば、 工作機械 全般の駆動制御機能が停止する のを 防止する。

C N C 装 Sと R S 2 3 2 C Zイ ーサネッ ト 変換器と の 間の回線が確立する と 、 C N C 装置は、 接統対象と なる ホス ト コ ンピ ュ ータ と の間で回線を接統する ための指令 と 初期メ ニュ ー選択画面要求信号と を R S 2 3 2 C /ィ ーサネッ ト 変換器に出力し （ ス テ ッ プ a 4 ) 、 接続対象 と なる ホス ト コ ンピュ ータ から の接続完了信号の入力の 検出を待つ待機状態に入る （ ス テ ッ プ a 5 , ス テッ プ a 1 6 ) 。 既に述べた通り 、 こ の時点での接続対象は第 1 のホス ト コ ンピ ュ ータ 1 であ り 、 ス テ ッ プ a 4 の処理で C N C 装笸から R S 2 3 2 C /イ ーサネッ ト 変換器に出 力さ れた初期メ ニュ ー選択画面要求信号は R S 2 3 2 C イ ーサネッ ト 変換器によ っ て一時的に記悌さ れている そして 、 図 2 2 のステッ プ e 2 の処理で回線接続指令 を検出し た R S 2 3 2 C /イ ーサネッ ト 変換器は、 前述 のス テッ プ a 2 の処理に対応し て第 1 のホス ト コ ンビュ ータ 1 を接統対象と し て選択し 、 該 R S 2 3 2 C ィ ー サネッ ト 変換器と ホス ト コ ンピ ュ ータ と の間の回線接続 処理を開始し （ ス テッ プ e 3 ) 、 ホス ト コ ンピュ ータ か ら の接統完了信号が入力さ れる か （ ス テッ プ e 4 ) 、 ま たは、 所定の許容時間が経過するま での間 （ ステッ プ e

1 1 ) 、 回線確立のためのリ ト ラ イ 動作を搡り 返し 実行 する。 なお、 所定の許容時間が経過し ても ホス ト コ ンビ ユ ータ から の接続完了信号が入力さ れなければ、 ホス ト コ ンピュ ータ 側の回線が他の C N C 装置と の間のデータ 伝送処理のために塞がっている こ と を意味する ので、 R S 2 3 2 C Zイ ーサネッ ト 変換器は、 回線確立のための リ ト ラ イ 動作を一且中止し て再びステッ プ e 2 の処理へ と 移行し 、 C N C 装置から のホス ト 接統要求信号の入力 を待つ待機状態に入る。

一方、 図 2 3 のス テッ プ f 1 の処理で既に通信ポート の初期化を完了し （ 電源投入直後の処理） 、 既にこ の時 点で R S 2 3 2 C Zイ ーサネッ ト 変換器から の回線接続 要求を待機し ていたホス ト コ ンピュ ータ は、 ス テッ プ f 2 の処理で R S 2 3 2 C Zイ ーサネッ ト 変換器から の回 艨接統要求 （ ス テ ッ プ e 3 参照） を検出し て、 R S 2 3 2 C Zイ ーサネッ ト 変換器と の間の回線接統処理を 開始 し （ ス テッ プ f 3 ) 、 回線の接続が成功する か （ ス テツ ブ f 4 ) 、 ま たは、 所定の許容時間が経過する ま での問 ( ス テッ プ f 9 ) 、 回線確立のためのリ ト ラ イ 動作を操 り 返し 実行する。 なお、 所定の許容時間が経過し ても R S 2 3 2 C Zイ ーサネッ ト 変換器と の接統が成功し なけ れぱ、 ホス ト コ ンピュ ータ はリ ト ラ イ 動作を 中止し て再 びス テッ プ f 2 の処理へと 移行し 、 R S 2 3 2 C Zィ ー サネッ ト 変換器から の接統要求信号の再入力を待つ待機 状態に入る 。

そ し て 、 ホス ト コ ンピュ ータ 側における 回線接統処理 が成功する と 、 ホス ト コ ンピ ュ ータ は、 R S 2 3 2 C / イ ーサネッ ト 変換器に接続完了信号を 出力する （ ス テツ プ f 5 ) 。 ま た、 こ の接铳完了信号は R S 2 3 2 C /ィ ーサネッ ト 変換器を介し て C N C 装置の側にも 伝達さ れ C N C 装 S側のス テッ プ a 5 の処理でも 検出さ れる。

つま り 、 接続対象と なる ホス ト コ ンピュ ータ において はス テッ プ f 5 の処理が完了し た時点、 ま た、 R S 2 3 2 C Zイ ーサネッ ト 変換器においてはス テッ プ e 4 の判 別結果が真と なっ た時点、 ま た、 C N C 装置においては ス テッ プ a 5 の判別結果が真と なっ た時点で、 相互間の 通信経路が確保さ れたこ と になる。

図 2 2 のス テッ プ e 4 の処理でホス ト コ ンピュ ータ か ら の接続完了信号を検出し た R S 2 3 2 C Zイ ーサネッ ト 変換器は、 次いで、 C N C 装置から ホス ト コ ン ビ ユ ー タ への送信データ がある か否かを判別する が （ ス テッ プ e 5 ) 、 こ の場合、 ス テッ プ a 4 の処理で C N C 装置か ら 出力さ れた初期メ ニュ ー選択面面要求信号が R S 2 3 2 C Zイ ーサネッ ト 変換器に記憶さ れている のでス テツ プ e 5 の判別結果は真と なり 、 次いで、 R S 2 3 2 C イ ーサネッ ト 変換器は、 こ の送信データ がホス ト コ ンビ ユ ータ に対する 回線切断要求である か否かを判別する ( ス テッ プ e 6 ) 。 無論、 初期メ ニュ ー選択画面要求信 号は回線切断要求ではないので、 ステッ プ e 6 の判別結 果は偽と なり 、 R S 2 3 2 C ,イ ーサネッ ト 変換器は、 C N C 装 «から のデータ 、 つま り 、 初期メ ニュ ー選択面 面要求信号をホス ト コ ンピ ュ ータ に転送する こ と になる ( ス テッ プ e 7 ) 。 図 2 3 のステッ プ f 6 の処理は、 R S 2 3 2 C Zィ ー サネッ ト 変換器を介し て C N C 装置から 入力さ れたデー タ をホ ス ト コ ンピ ュ ータ が検出し 、 該デ一タ の要求に応 じ てホス ト コ ンピュ ータ が実施する 処理を一括し て示す も のである 。 ス テッ プ f 5 の処理が完了し てから C N C 装置側の回線切断要求が入力さ れる ま での間 （ ス テ ッ プ f 7 ) 、 要する に、 ホス ト コ ンピ ュ ータ と C N C 装置と の間の回糠が確立さ れてから 再び解除さ れる ま での間、 ホス ト コ ンピュ ータ は C N C 装置側から の要求に応じ 、 その詳細を 図 2 4 に示すステッ プ f 6 の処理と ステッ プ f 7 の処理と を搡り 返し 実行する。

ス テッ プ f 6 の処理を 開始し たホス ト コ ンピュ ータ は ま ず、 C N C 装置から のデータ が入力さ れている か否か を判別し （ 図 2 4 のス テッ プ g 1 ) 、 データ 入力がなけ れぱ、 以下、 ス テッ プ g 1 と ステッ プ f 7 の処理のみを 搡り 返し 実行し て C N C 装置から のデータ 入力を待機す る。 そし て、 C N C 装置から のデータ 入力があり し だい 以下のステッ プ g 2 から g 8 の処理によ り C N C 装置か ら の要求を判別し 、 その要求に応じ 、 前述し た様々なァ プリ ケーショ ンプロ グラ ム を起動し てス テッ プ g 9 から ステッ プ g 1 4 の処理を実行する こ と になる。

こ の場合、 C N C 装置から の初期メ ニュ ー選択画面要 求信号が入力さ れている ので、 ス テッ プ g 1 から ステツ プ g 3 の判別結果が真と なり 、 ホス ト コ ン ピ ュ ータ は、 その記 tt装徽から 図 5 に示すよ う な最初の初期メ ニュ ー 面面を読み込み、 こ のデータ を要求し た C N C 装直の R S 2 3 2 C Zイ ーサネッ ト 変換器にこ れを 出力する （ ス テツ プ g 9 ) 。 既に述べた通り 、 こ の転送データ には、 テキス ト データ の列数や行数およ び表示位置やフ ォ ン ト 等なら びにグラ フ ィ ッ ク データ に関する 表示位置や表示 色数およ び精細度や背景色の指定、 更には、 プリ ンク ゃ 反転表示の有無等や第 1 のフ ァ ンク ショ ンキ一表示領域 1 9 における フ ァ ンク ショ ンキーの割り 付け等が含ま れ ている 。

図 5 に示す最初の初期メ ニュ ー選択面面は、 C N C 装 置側のオペレ ータ がホス ト コ ンピ ュ ータ を利用し て 実施 する 作業を選択する ための作業選択画面である 。 詳し く は後述する が、 こ の画面が C N C 装置側の表示画面の第 1 の表示領域に表示さ れた状態で、 オペレ ータ が C N C 装置側のキーボード 等を操作し て所望する 作業に応じ た 項 目番号を選択する と 、 そ の項 目番号が第 2 の表示領域 に属する A O 1 の位置（ C N C 装 Sに対し て行われた入 力操作を表示する 領域） に表示さ れ、 更に、 第 1 のフ ァ ンク ショ ンキー表示領域 1 9 における 実行キーを操作す る と 、 設定さ れた項 目番号の値が R S 2 3 2 C /イ ーサ ネッ ト 変換器を介し てホス ト コ ンピュ ータ に送信さ れる よ う になっ ている。

こ のよ う に、 ホス ト コ ンピュ ータ から C N C 装置への データ の転送に対し て C N C 装镙側から のデータ の返送 が必要と さ れる 作業に関し ては、 ステッ プ g 9 に示すよ う なデータ の転送処理が完了し ても こ れに対応する アブ リ ケーショ ンプロ グラ ム のイ ベント はそのま ま継続し て 行われ、 C N C 装置側から データ が返送さ れる ま での間 ホス ト コ ンピュ ータ 側の処理がこ のアプリ ケーショ ンプ ロ グラ ム の管理下に入るよ う になっ ている 。 従っ て 、 C N C 装置側から の返送データ を検出する ための処理が見 掛け上ステッ プ g 7 のみであっ ても 、 C N C 装置側から の返送データ がホス ト コ ンピュ ータ 側のどのアプリ ケー ショ ンプロ グラ ム に対応するも のである かを判別するこ と ができ る 。 なお、 C N C 装置側から のデータ を検出す る ための処理はス テッ プ g 1 でも 行われる が、 ステッ プ g 1 の処理は C N C 装置から 転送さ れる 全てのデータ を 検出する ためのも のであって 、 返送データ のみを検出す るス テッ プ g 7 のも のと は異なる。

C N C 装置にデータ を転送し たホス ト コ ンピ ュ ータ は ス テッ プ g 1 およ びス テッ プ f 7 の判別処理を搡り 返し ながら 、 対応する C N C 装置から のデータ 返送を待機し ス テッ プ g 7 の処理でこ れを読み込むこ と になる 。

こ の実施形態においては、 図 5 に示すよ う な初期メ ニ ユ ー選択画面をルート と し て図 6 ないし 図 9 に示すよ う な各種の選択ま たは設定画面を階層的に呼び出すよ う に し ているため、 C N C 装 S側のオペレ ータ が第 1 ， 第 2 のホス ト コ ンピ ュ ータ 1 ， 2 を用いて何ら かの作業を行 う ためには、 ま ず、 最初の操作と し て C N C 装置に図 5 に示すよ う な最初の初期メ ニュ ー選択面面を表示さ せる 必要がある。 こ のため、 電源投入後に行われる C N C 装 置から の最初のアク セス では接統対象と なる ホス ト コ ン ピ ュ ータ が常に第 1 のホス ト コ ンピ ュ ータ 1 に股定さ れ る よ う になっ ており 、 第 1 のホス ト コ ンピュ ータ 1 に対 する 接統要求と 共に初期メ ニュ ー選択面面要求信号が C N C 装置から 出力さ れる よ う にし ている （ 図 1 7 のス テ ッ プ a 2 参照） 。

一方、 前述し た図 2 2 のステッ プ e 7 の処理で C N C 装置から のデータ をホス ト コ ンピュ ータ に転送し 、 その —時記憶を消去し た R S 2 3 2 C /イ ーサネッ ト 変換器 は、 その後、 ステッ プ e 8 およ びステッ プ e 5 の処理を 操り 返し 実行し てホス ト コ ンピュ ータ から のデータ 転送 を待機し ており 、 ホス ト コ ン ピ ュ ータ 側から のデータ の 送り 出し をス テッ プ e 8 の処理で検出し 次第、 こ れら の データ を直ちに C N C 装 Sへと 転送する （ ス テッ プ e 9 ) o

そし て 、 C N C 装置の側では、 図 1 7 のス テッ プ a 6 の処理で R S 2 3 2 C Zイ ーサネッ ト 変換器から のデー タ 転送を検出し てこ れを記憶し 、 その後、 オペレ ータ の キーボード 操作等に基いて 、 ホス ト コ ン ピュ ータ と の間 の具体的な連携作業を開始する （ ス テッ プ a 7 ) 。 こ の ステッ プ a 7 の処理は、 前述し たホス ト コ ンピュ ータ 側 のステッ プ f 6 の処理と 同様、 オペレ ータ が C N C 装置 のホス ト 切り 替えキーを操作する ま で継続し て実行さ れ こ の間、 該 C N C 装置と ホス ト コ ンピュ ータ と のシエ イ ク ハン ド 状態が維持さ れる 。 ス テ ッ プ a 7 の詳細を 図 1 8 およ び図 1 9 に示す。

R S 2 3 2 C Zイ ーサネッ ト 変換器から の転送データ を読み取っ た C N C 装置は、 ま ず、 転送データ に含まれ る テキス ト データ の列数や行数およ び表示位置やフ ォ ン ト 等なら びにグラ フ ィ ッ ク データ に関する 表示位 eや表 示色数およ び精細度や背置色の指定、 更には、 プリ ンク や反転表示の有無等や第 1 のフ ァ ンク ショ ンキー表示頜 域 1 9 における フ ァ ンク ショ ンキーの割り 付け等の表示 属性に基いて 、 前述の図 5 に示すよ う な最初の初期メ ニ ユ ー選択画面を表示し 、 第 1 のフ ァ ンク ショ ンキー表示 領域 1 9 のフ ァ ンク ショ ンキーの割り 付けを変更し た後 ( ス テッ プ b 1 ) 、 オペレ ータ によ る キ一操作の有無を 判別する が （ ス テ ッ プ b 2 ) 、 キー操作が検出さ れなけ れば、 C N C 装置のキ一操作が検出さ れる ま でそのまま 待機する。

そし て 、 フ ァ ンク ショ ンキーま たはキーボード によ る キー入力が検出さ れる と 、 C N C 装置は、 ま ず、 その操 作がデータ 送信に関するも のである か否かを判別する ( ス テ ッ プ b 3 ) 。 データ 送信に関する キー入力と は、 例えば、 前述し た図 5 の最初の初期メ ニ ュ ー選択画面に おける 実行キーの操作等である。

ま た、 こ の操作がデータ 送信に関するも のでなければ C N C 装置は、 更に、 こ の操作がページ切り 替えに関す るも のである か否かを判別する （ ステッ プ b 4 ) 。 図 5 の最初の初期メ ニュ ー選択面面の場合では表示すべき 情 報が 1 面面内に収ま る ので、 ページ切り 替えに関する フ ア ン ク シ ョ ンキ一は表示さ れていないが、 図 6 に示す外 観検査およ び重要部分の検査に係わる 設定面面のよ う に 表示すべき 情報が同じ 階層で 2 面面以上に跨がっ ている よ う な場合には、 ページ切り 替えキー、 例え ば、 図 6 に おける 次項 目 や前項 目 等のキ一が表示さ れ、 オペレ ータ はこ れら のキーを操作し て、 必要と さ れる 項 目 の情報を C N C 装置の表示画面に表示さ せる こ と になる。

こ の実施形態の場合では、 C N C 装置側のメ モリ を節 約する ために、 ページを切り 替える 場合には一旦 C N C 装置側のメ モリ をク リ アし 、 その後、 改めてホス ト コ ン ピュ ータ にアク セス し て他の 1 面面分の情報を読み込む こ と になる。 メ モリ をタ リ ァする と いつ ても 全てのメ モ リ がタ リ ァさ れる わけではなく 、 その前に選択さ れてい た面面に对する キー操作等で設定し たデータ はそのま ま 残さ れる よ う になっ ている ので、 階層が同じ 複数の面面 に！：つ て設定操作を行う よ う な場合、 画面を切り 替える 前に必ずしも その前の画面で設定し たデータ を転送し て おかなければなら ないと いう こ と も ない。 例え ば、 ぺー ジ 1 から ページ 2 に亘つ てデータ を設定する 場合、 ぺ一 ジ 2 の表示情報を読み込む前にページ 1 に対し て設定し たデータ を先に転送し 、 改めてページ 2 の表示情報を読 み込むと いう 必要はなく 、 ページ 1 に対する データ を設 定し た後直ちにページ 2 の表示情報を読み込み、 こ れを 参照し てページ 2 に対する データ を設定し てから 、 ぺー ジ 1 と ページ 2 に対し て設定し たデータ を一括転送する と いっ たこ と も 可能である。

なお、 複数面面に対する設定データ を重複し て記憶す る こ と が困難な場合には、 ページ切り 替えキーの操作に 応じ て該 1 画面分の設定データ を転送するよ う にすれば よ い。

データ 送信に関するキー操作が行われる 前には、 当然 オペレ ータ によ る 転送データ のセッ ト は完了し ていなけ ればなら ない。 ま た、 データ 送信に関する キー操作も ぺ ージ切り 替えに関する キー操作も 、 共に、 単独キー 1 つ の操作によ っ て行われるも のであるから 、 こ れら のキー が操作さ れた段階で、 直ちにその內容を C N C 装置から ホス ト コ ンピュ ータ に転送し てし ま っ て構わない。

従っ て、 データ 送信に関する キー操作ま たはページ切 り 替えに関する キ一操作が行われた場合、 C N C 装置は ま ず、 こ の C N C 装置が転送禁止状態と さ れている か否 かを判断し （ ステッ プ b 1 6 ) 、 転送禁止状態と さ れて いなければ、 該 C N C 装置の R S 2 3 2 C Zイ ーサネッ ト 変換器を介し てホス ト コ ンピュ ータ にこ れら のデータ を直ち に転送し （ ステッ プ b 1 5 ) 、 前述の図 2 3 にお けるステッ プ f 6 の処理つま り 図 2 4 に示すよ う な処理 をホス ト コ ンピ ュ ータ に行わせ、 こ のホス ト コ ンビ ユ ー タ から 新たな情報を受けと り （ ス テ ッ プ b 1 4 ) 、 前記 と 同様にし て 、 その表示属性に基いてホス ト コ ン ビ ユ ー タ から の情報を C N C 装置の表示画面に表示さ せる （ ス テツ プ b 1 ) 。 例えば、 C N C 装置に図 5 のよ う な最初 の初期メ ニュ ー選択画面が表示さ れている 状態で A O 1 の領域にテンキーで 1 をセッ ト し て実行キーを操作すれ ば、 ホ ス ト コ ン ピ ュ ータ の側から 図 6 に示さ れる よ う な 試験チェ ッ ク 指示 //設定に関する 情報が送り 返さ れてく る と いっ た具合である。 但し 、 図 6 ではページ数が 6 と なっ ている が最初に送ら れてく る 情報は第 1 ページ 目 の も のである 。

よ り 具体的にいえば、 試験チェ ッ ク 指示 設定に関す る 情報の最初のページを呼び出すためには、 ま ず、 図 5 に示す聂初の初期メ ニュ 一選択画面で外観検査およ び重 要部分の検査に係わる 面面番号 1 の値をテンキーで A O 1 の領域にセッ ト し て実行キーを操作し 、 ホ ス ト コ ン ビ ュ 一タ の側で図 2 4 のステッ プ g 4 およ びス テッ プ g 1 0 の処理を行わせて外観検査およ び重要部分の検査に係 わる 第 1 ページ 目 の表示情報を受けと り 、 こ れを C N C 装置の面面に表示さ せてから 、 ページ切り 替えキーの 1 つである 次項 目 キーを何度か操作し てホ ス ト コ ン ビユ ー タ の側で図 2 4 のステッ プ g 6 およ びス テッ プ g 1 2 の 処理を繰り 返し 行わせて外観検査およ び重要部分の検査 に係わる 第 6 ページ 目 の表示情報を受けと る と いっ た操 作と なる 。 無論、 ページを戻す際には C N C 装置側のぺ ージ切り 替えキー の 1 つである 前項目キーを操作すれば 良く 、 こ れに応じ てホス ト コ ンピュ ータ の側で図 2 4 の ス テッ プ g 5 およ びステッ プ g 1 1 の処理が行われて、 C N C 装置の側に前ページ の表示情報が表示さ れる こ と になる。

こ の段階ではホス ト コ ンピ ュ ータ と C N C 装懞と が既 にシェ イ ク ハンド 状態でリ ンク し ている ので、 ステッ プ b 1 5 やス テッ プ b 1 4 の処理に際し て接統の確認と い つ た作業は必要ない。 ステッ プ b 1 6 の処理で転送禁止 状態の確認を行っ ている のは、 C N C 装置の側から ホス ト コ ンピ ュ ータ の側に送る 情報と し て、 ページ切り 替え やメ ニュ ー選択よ り も 重要な項 目 、 即ち 、 工作機械の運 転データ 情報等を初めと する C N C 装置の内部情報の転 送がある から である 。 工作機械の運転データ の転送につ いては後述する が、 こ の運転データ が転送さ れている 間 はページ切り 替えやメ ニュ ー選択等のよ う に便先度の低 いデータ の転送処理はキャ ンセルさ れ、 実行キー等が押 さ れても データ の転送は実施する こ と ができ ない。 ま た こ の間は各種入力キーの操作も 受け付けら れない。

既に述べた通り 、 こ の実施形態では各種の表示情報が 階層的に取り 扱われている が、 図 5 に示すよ う な最初の 初期メ ニュ ー選択画面がルート と なっ て 、 その下の階眉 に図 6 に示すよ う な外観検査およ び重要部分の検査に係 わる 設定面面や、 図 7 に示すよ う なフ ァ イ ル検索面面、 図 9 に示すよ う な欠品情報検索画面等のサブメ ニュ ー面 面が位 ¾する 。 その下には更に別の階層があり 、 例えば 図 7 に示すよ う なフ ァ イ ル検索面面の下には図 8 に示す よ う なアラ ーム参照面面等がある。 C N C 装置側の面面 と し て実際のデータ 設定作業に直接用いら れる のは、 多 く の場合、 最も 下の階層に位 Sする 設定画面であり 、 い ずれの表示面面も 1 ラ ンク 上の画面をイ ンデッ ク ス と し て任意に呼び出すこ と が可能である 。

こ の内、 図 7 に示すのは、 アラ ーム ， 組み立て情報， 部品情報， 操作内容等の詳細を確認する ための検索面面 であり 、 面面番号の 1 〜4 を選択し て入力する こ と によ り 、 アラ ーム ， 組み立て情報， 部品情報， 操作内容等の 詳細な情報がホス ト コ ンピ ュ ータ の側から 送ら れて C N c 装置の表示面面に表示さ れる よ う になっ ている 。 要す る に作業マニュ アル等に代えて利用する こ と のでき る機 能である が、 ホス ト コ ンピュ ータ 側の元データ を害き 替 える こ と によ り 、 多数の C N C 装置に対し て常に最新の 情報を提供する こ と ができ る よ う になる ので、 即時性の 点や内容の更新等の点で、 ハード コ ピ ーさ れた仕様害よ り も 便利である 。 ま た、 一般に製造図面等には改訂があ り 、 設計業務が電子化さ れた今 日 においては、 C A D Z C A Mシス テム に入っ ている 電子媒体（ 図面） だけが最 も 新し いも のになっ ている。 こ のため、 オンラ イ ンで直 接 C A D ZC A Mのデータ を C N C 装置に送れる こ と は 情報の遅れに起因する 改訂事項の適用の遅れが未然に防 止でき る 等の効果がある。 ま た、 本シス テム をオンラ イ ンマニュ アルと し て適用し た場合も 同様の効果がある 。 ま た、 一部ではオリ ジナルデータ の修正に応じ 、 こ れを 雛形にし て作成さ れた他のコ ピ ーデータ に対し て 同じ 修 正処理を加えるも のも 知ら れている が、 ソ フ ト ウ ェ アに よ る 複雑な修正作業を必要と し ない分、 本実施形態の方 が利用価値が高い。 例えば、 図 7 の画面から アラ ーム に 対応する 面面番号 1 を選択し て入力すれば、 図 8 に示す よ う な面面が表示さ れてアラ ーム に関する 情報を入力で き る よ う になり 、 A O 1 の櫚に照会を望むアラ ーム番号 を入力すれば、 こ のアラ ーム番号に対応する 異常の内容 を知る こ と ができ る。 更に詳細な情報が知り たければ、 A O 2 の檷に詳細情報を望む記号 Y を入力し てやればよ い o

ま た、 図 9 は図 5 の初期メ ニュ ー選択面面における 面 面番号 1 4 の選択によ っ て表示さ れる欠品情報に関する 検索面面であり 、 前述の図 8 の場合と 同様、 A O 1 の桐 に照会を望む部品番号を入力する こ と によ り 、 こ の部品 番号の部品に関する 詳細情報がホス ト コ ンピ ュ ータ の側 から 転送さ れてく る よ う になっ ている。

なお、 ページ切り 替えキーの操作によ って表示さ れる 情報、 例え ば、 外観検査およ び重要部分の検査に係わる 設定画面の第 1 ページと 第 6 ページと は同じ 階層である 階層構造の概略を模式化し て図 2 5 に示す。

一方、 操作さ れたキーがデータ 転送キーでも ページ切 り 替えキーでも ない場合、 C N C 装置は図 1 8 , 図 1 9 におけるス テッ プ b 2 ないし ス テッ プ b 1 0 の判 別処理を繰り 返し 実行し 、 ス テッ プ b 5 の処理でソ フ ト キーの操作が検出さ れれぱこ れに応じ た入力処理を行い ( ス テッ プ b 1 1 ) 、 ス テ ッ プ b 6 の処理でカ ーソ ル移 動キーの操作が検出さ れれぱカ ーソ ル移動の処理を行う ( ス テッ プ b 1 2 ) 。 こ のカ ーソ ル移動は、 例えば、 表 示面面 1 8 上に表示さ れる 項 目 1 ， 項 目 2 等のメ ッ セ一 ジに対するス キッ プ動作である。 ま た、 ステッ プ b 7 の 処理でテンキー操作等が検出さ れれば、 その値を文字列 ま たは数値列と し てカ ーソ ル現在位置に対応するバッ フ ァ （ 前述の 2 3 . 5 や 3 4 . 5 のフ ア イ ノレ ） に記憶し 、 バッ フ ァ 内の文字列の値が変化する 度に、 その内容を C N C 装置における 第 2 の表示領域、 例えば、 図 5 の A O 1 の位置に表示し てゆく こ と になる （ ステッ プ b 1 3 ) バッ フ ァ にセッ ト さ れたデータ の転送は、 既に述べた通 り 、 実行キ一等のデータ 転送キーの操作によ っ て一括し て行われる。

ま た、 ホス ト 切り 替えキーが操作さ れた場合（ ス テツ ブ b 8 ) 、 他の面面への移動キーが操作さ れた場合（ ス テツ ブ b 9 ) 、 も し く は、 通信機能の終了キーが操作さ れた場合（ ステッ プ b l O ) 、 C N C 装置は図 1 8 に示 すよ う なループ処理（ 要する にス テ ッ プ a 7 の処理） を 終了し た後、 改めて、 前述のキー操作がホス ト の切り 替 え操作であつ たか否かを判別する （ ス テッ プ a 8 ) 。

なお、 こ こ でいう 他の画面への移動と は、 通信専用面 面から 工具軌跡の描画や加工プロ ダラ ム編集面面への移 動、 つま り 、 C N C 専用面面への移動であ り 、 前述のよ う に同一の初期メ ニュ ー選択面面をルート と する 階眉内 での選択画面の切り 替えと では意味が異なる 。

ホス ト の切り 替えがステッ プ a 8 の判別処理で検出さ れた場合、 C N C 装置は、 ま ず、 R S 2 3 2 C Zイ ーサ ネッ ト 変換器を介し てこ れま で接統し ていたホス ト コ ン ピュ ータ に対し て回線切断要求を 出力する と 共に、 次に 接続すべき ホス ト コ ンピュ ータ の番号（ ス テッ プ b 8 の 処理で入力済） を参照し て 、 こ れに対応する ホス ト コ ン ピュ ータ に対し て回線接続要求を 出力する （ ス テ ッ プ a 1 3 ) 。

R S 2 3 2 C Zイ ーサネ ッ ト 変換器はス テ ッ プ e 5 の 処理で C N C 装置から の回線切断要求を検出し 、 こ れを ホス ト の切断要求と 判断し （ ス テ ッ プ e 6 ) 、 シェ イ ク ハン ド 状態にあるホス ト コ ンピ ュ ータ に回線切断要求を 出力し （ ス テッ プ e 1 0 ) 、 再びステッ プ e 2 の処理に 復帰し て該 C N C 装置から のデータ 転送を待機し 、 こ こ で再び次のホス ト コ ンピ ュ ータ への回線接統要求を受け て （ ス テ ッ プ a 1 3 で出力さ れた回線接統要求） 、 前記 と 同様の回線接統操作によ り こ の C N C 装置を選択対象 のホス ト コ ン ピ ュ ータ に接続する 。

—方、 こ れま でこ の C N C 装置に接統さ れていたホス ト コ ンピュ ータ は図 2 3 におけるステッ プ f 7 の処理で こ の回線切断要求を検出し 、 前述の C N C 装置の R S 2 3 2 C Zイ ーサネッ ト 変換器と の接続を切り （ ス テッ プ f 8 ) 、 初期の待機状態へと 復帰する。 なお、 新たに接 続さ れたホス ト コ ンピ ュ ータ によ っ て行われる 処理操作 はメ ニュ ー面面の表示やアブリ ケーショ ンプロ グラ ムの 構成に関し て相違するも のの 、 全体的な処理や操作の流 れに関し ては前述のホス ト コ ンピュ ータ （ こ れま で接続 さ れていたホス ト コ ンピュ ータ ） の場合と 同一である の で、 こ こ で改めて説明する こ と はし ない。

図 1 0 は新たに接統さ れたホス ト コ ンピ ュ ータ から C N C 装置に転送さ れる 初期メ ニュ ー選択画面の一例を示 す図であり 、 こ のよ う に、 初期メ ニュ ー選択画面は各ホ ス ト コ ンピ ュ ータ 毎に設けら れている。 図 1 0 の初期メ ニュ ー選択面面は主に加工オンラ イ ンシス テム に関する も のであって 、 前述した図 5 の例と 同様、 その下の階層 に加工ス ケジュ ール （ 図 1 1 参照） や加工プロ グラ ム要 求（ 図 1 2 参照） およ び加工指示参照 （ 図 1 3 参照） と いっ た様々な設定およ び参照画面を備えており 、 フオ ル ダの構成そのも のに関し てみれば前述の組み立てシス テ ム のメ イ ンメ ニュ ー （ 図 2 5 参照） と 同様である。

例えば、 組み立てシス テム メ イ ンメ ニュ ーの初期面面 から 画面番号 1 を選択し て入力すれば、 図 1 1 に示さ れ るよ う な加工ス ケジュ ールの参照面面が表示さ れ、 現在 のス ケジユ ー ノレや次のス ケジュ ー^^、 およ び、 予定の作 業終了時刻と カ レ ン ト タ イ ム と の時間差等を知る こ と が でき る。 ま た、 組み立てシス テムメ イ ンメ ニュ ーの初期 画面から 画面番号 2 を選択し て入力すれば、 図 1 2 に示 さ れるよ う な加工プロ グラ ム要求の参照画面が表示さ れ 更に、 A O 1 の領域にプロ グラ ム番号やス ケジュ ール番 号を入力する こ と によ り 、 こ れら のプロ グラ ム番号ゃス ケジュ ール番号に対応する加工プロ ダムで製造さ れる 部 品の仕様や名称、 更には加工プロ グラ ム の保存先などを 知る こ と ができ る 。 ま た、 加工プロ グラ ム の保存先を確 認し た後、 図 1 2 に示さ れる よ う な参照面面の A O 2 の 領域にプロ グラ ムのロ ーディ ングを要望する符号 Y を入 力すれば、 その加工プロ グラ ムをホス ト コ ンピュ ータ か ら C N C 装 に読み込むこ と も でき る。 図 1 3 に示さ れ る加工指示参照の面面は、 組み立てシス テムメ イ ンメ ニ ュ 一の初期画面における 画面番号 3 の選択で表示さ れる 参照画面であり 、 A O 1 の領城に部品の仕様や名称を入 力する こ と によ り 、 グラ フ ィ ッ ク 表示を利用し た寸法チ エ ッ ク 位置の参照等が行える よ う になっ ている。

無論、 組み立てシス テム のメ イ ンメ ニュ ーや加工オン ラ イ ンシス テム のメ イ ンメ ニュ ーを 同じ ホス ト コ ンビ ュ ータ 内に収容するよ う にすれば、 ホス ト コ ンピュ ータ 間 を渡り 歩いて種別の異なるメ イ ンメ ニュ ーを選択する と いっ た必要はなく なる が、 こ の実施形態においてはホス ト コ ンピ ュ ータ のメ モリ 容量等の制限から 2 種以上のメ イ ンメ ニュ ーを複数のホス ト コ ンピュ ータ で分割する よ う にして 、る 。

ま た、 ホス ト の切り 替えではなく 他の画面への移動キ 一の操作、 つま り 、 工具軌跡の描画や加工プロ グラ ム編 集面面等の C N C 専用面面への移動がス テッ プ a 9 の判 別処理で検出さ れた場合、 C N C 装 Sは、 ホス ト コ ンビ ユ ータ の画面番号を記憶し て一且図 1 7 に示す情報入出 力処理を終了し （ ス テッ プ a 1 4 ) 、 C N C 装置側で行 われる 工具軌跡の描面や加工プロ グラ ム編集等の処理ま たは工作機械の加工制御を開始する。

他の画面に移動する 時にホス ト コ ンピ ュ ータ の画面番 号を記憶する のは、 再び通信専用画面が選択さ れた時に その前に表示さ れていたホス ト コ ンピ ュ ータ の画面に復 帰するためである。

通信専用面面から ホス ト コ ンピ ュ ータ の画面に復帰す る 場合では、 こ の C N C 装置と ホス ト コ ンピュ ータ と の 間の回線は既に確保さ れている ので、 通信専用画面要求 キーが操作さ れ次第ス テッ プ a 1 の判別結果は真と なる 従っ て 、 C N C 装 gは R S 2 3 2 イ ーサネッ ト 変換 器に C N C 専用面面に移動する 前のホス ト コ ンピュ ータ の画面番号（ ス テッ プ a 1 4 の処理で記億し たも の） を 転送し （ ス テ ッ プ a 1 1 ) 、 こ れを 図 2 2 のス テ ッ プ e 5 の判別処理で検出し た R S 2 3 2 C Zイ ーサネッ ト 変 换器は面面の転送要求をホス ト コ ンピ ュ ータ に出力し ( ス テ ッ プ e 7 ) 、 ス テ ッ プ f 6 の処理でこ の要求を検 出し たホス ト コ ンピュ ータ がス テッ プ g 1 0 の処理で前 期面面番号に対応する 面面データ を R S 2 3 2 C /ィ ー サネッ ト 変換器に出力し 、 ステッ プ e 8 の処理でこ れを 検出し た R S 2 3 2 C Zイ ーサネッ ト 変換器が C N C 装 镢にこ のデータ を転送し て （ ステッ プ e 9 ) 、 ステッ プ a 1 2 の処理でこ れを受けた C N C 装置が、 前記画面番 号に対応する 画面を表示し て 、 C N C 専用画面へ移動す る 前の状態に復帰する こ と になる。

ま た、 ホス ト の切り 替えでも 他の画面への移動キーの 操作でも なく ス テ ッ プ a 8 およ びス テ ッ プ a 9 の判別結 果が共に偽と なっ た場合は、 必然的に、 通信機能の終了 が選択さ れている こ と を意味する ので （ ス テッ プ b 8 〜 ス テ ッ プ b 1 0 参照） 、 C N C 装 Sは、 ホス ト コ ンビ ュ ータ と R S 2 3 2 C Zイ ーサネッ ト 変換器と の接続およ び R S 2 3 2 C Zイ ーサネッ ト 変換器と 該 C N C 装 Sと の閒の接統を断っ て初期の状態に復帰し （ ス テ ッ プ a 1 0 ) 、 データ の入出力に関する 処理を全て終了する。

更に、 C N C 装置と ホス ト コ ンピュ ータ と の間では、 相互のデータ の入出力が必要と さ れる 前述の各処理に加 え、 C N C 装 Sから ホス ト コ ンピュ ータ への一方的なデ ータ の送信処理、 つま り 、 C N C 装置の状態や工作機械 の運転情報等に関するデータ の送信処理が行われている , こ の內、 C N C 装置の状態に関するデータ は比較長い サンプリ ング周期、 例えば、 3 0 秒毎のサンプリ ング周 期で検出さ れて C N C 装置から ホス ト コ ンピュ ータ に転 送さ れ、 工作機械の運転情報は、 実行中の加エブロ グラ ム 中に害き 込ま れている サンプリ ング 開始指令およ びサ ンプリ ング終了指令によ り サンプリ ングの実行ノ非実行 を制御さ れ、 その実行時においては、 相当に短いサンブ リ ング周期例え ばミ リ 秒毎に操り 返し サンプリ ングさ れ る。 無論、 こ れら の転送データ を収集するホス ト コ ンビ ユ ータ は常に同じも の、 例え ば、 C A D ZC A M用の第 2 のホス ト コ ンピュ ータ 2 等である 必要がある 。 こ のた め、 C N C 装置によ る加工制御を 開始する前の段階で、 予め、 前述のホス ト 切り 替え操作を行い、 予め定めら れ たホス ト コ ンピュ ータ に C N C 装置を接続し ておく よ う にする。 こ の予め定めら れたホス ト コ ンピ ュ ータ はデー タ 収集用のサーバである と 同時に、 緊急メ ッ セージ送出 用のホス ト コ ンピュ ータ でも あ る 。

図 2 0 は C N C 装置の状態に関するデータ 転送処理を 示すフ ロ ーチャ ート であ る 。

C N C 装置の状態に関する データ のサンプリ ングおよ び転送処理を開始し た C N C 装置は、 ま ず、 該 C N C 装 置と R S 2 3 2 C Zイ ーサネッ ト 変換器と の接続およ び R S 2 3 2 C Zイ ーサネッ ト 変換器と ホス ト コ ンビュ一 タ と の間の接統が確立し ている か否かを判別する が （ ス テツ プ c 1 ， ス テッ プ c 2 ) 、 当然、 こ の場合には C N C 装置と ホス ト コ ンピ ュ ータ と が接続さ れている 答であ る。 C N C 装置と ホス ト コ ンピ ュ ータ と が接続さ れてい ない場合はオペレ ータ がホス ト の切り 替え操作を誤っ て いる か、 ま たは、 サンプリ ングの要なし と し てその接統 を意黢的に切断している のであり 、 いずれにせよ データ の転送は不可能である から 、 以降の処理は全てキ ャ ンセ ルさ れるこ と になる。

一方、 ス テ ッ プ c 1 , ス テッ プ c 2 の処理で接続が確 認さ れた場合、 C N C 装置は、 ホス ト から の緊急メ ッ セ —ジが入力さ れているか否かを判別し （ ス テ ッ プ c 3 ) 緊急メ ッ セージが入力さ れていなければ、 更に、 ホス ト から のブロ ッ ク 転送要求が入力さ れている か、 も し く は 該 C N C 装置から ホス ト へのブロ ッ ク 転送が既に開始さ れている か否かを判別する （ ステッ プ c 4 ) 。 なお、 ブ ロ ッ ク 転送要求と はホス ト コ ンピュ ータ が C N C 装置に 工作機械の運転データ の転送を求める 時の指令である。

そし て、 緊急メ ッ セージも ブロ ッ ク 転送要求も 入力さ れていなければ、 C N C 装Sは、 現在の処理モード ， 現 在実行し ている加工プロ グラ ム の番号， 実行中のス テー ト メ ント のコ ード の種別， アラ ーム発生の有無やアラ ー ムの種別， 信号の入出力状態， 工作機械の各 現在位 S 等のデータ を 内部メ モリ から 検出し （ ス テッ プ c 5 〉 、 図 1 8 におけるステッ プ b 1 6 の判別結果を真と する フ ラ グ 、 つま り 、 オペレ ータ のマニュ アル操作によ る デー タ の転送処理を禁止状旗と する ためのフ ラ グをセッ ト し て （ ステッ プ c 6 ) 、 予めホス ト コ ンピュ ータ から 指令 さ れている データ フ ォ ーマッ ト に従い、 ス テ ッ プ c 5 の 処理で収集し た C N C 装匿の状態データ をバッ フ ァ にセ ッ ト し てホス ト コ ンピュ ータ に一括し て転送し た後 （ ス テツ プ c 7 ) 、 前記フ ラ グをリ セッ ト し てオペレ ータ の マニュ アル操作によ る データ の転送処理を許可する （ ス テツ プ c 8 ) 。 なお、 こ れら のデータ はホス ト コ ンビュ ータ に設けら れた C N C 装置毎のロ グフ ァ イ ルにカ レ ン ト タ イ ム と 共に記憶さ れる。

また、 ステッ プ c 4 の判別処理でブロ ッ ク 転送要求が 検出さ れた場合、 ま たは、 既にブロ ッ ク 転送が開始さ れ ている 場合は、 C N C 装 gの状態データ の転送に関わる ス テッ プ c 5 の処理はキャ ンセルさ れ、 C N C 装 Sは、 転送要求フラ グをセッ ト してこ の周期の処理を終了し ( ス テ ッ プ C 9 〉 、 後述する 工作機械の運転情報のデー タ 送信処理によ り 、 工作機械の運転情報の転送を開始ま たは継続する こ と になる。 つま り 、 工作機械の運転情報 の転送処理は C N C 装置の状態データ 転送処理に比べて 僂先度が高いと いう こ と である。

ま た 、 ス テ ッ プ c 3 の処理でホス ト から の緊急メ ッ セ ージが検出さ れた場合、 C N C 装置はこ のメ ッ セージデ ータ （ 表示内容） と 表示情報 （ 緊急メ ッ セージの場合表 示色を変える コ ード も 含まれており 、 特別な色で表示さ せる よ う になっ ている ） と を読み込んだ後 （ ステッ プ c 1 0 ) 、 該 C N C 装置の運転モード を判別し て、 該装置 の表示入力装儺の表示面面が重要な作業に使用さ れてい る か否かを判定する （ ス テッ プ c 1 1 ) 。 例えば、 プロ グラ ム編集モード や工具軌跡の描画モード 等では表示面 面がデータ 入力用と し て利用さ れている 可能性が高いの で、 表示面面の利用に関する 重要度が高いと 判定さ れる こ の場合、 当然、 オペレ ータ は C N C 装置の間近にいて プロ ダラ ム の編集作業や工具軌跡の動作確認等を行っ て いる こ と になる。 ま た、 単純にメ ニュ ー選択の初期面面 が表示さ れていたり 、 自 動運転時の各軸データ の数値表 示が行われている よ う な場合では、 オペレ ータ が何等の 作業も 行っ ていない、 または、 開始し ていないと か、 ェ 作機械の運転を C N C 装置に任せてその場を離れている と いっ た可能性が高いので、 表示面面の利用に関する 重 要度が低いと 判定さ れる こ と になる 。

そこ で、 前者の場合、 C N C 装置は、 その場で使用さ れている C N C 装置の表示面面の機能を優先し て 、 ス テ ッ プ c 1 0 で読み込んだ緊急メ ッ セージのアイ コ ンを表 示画面の片隅に例えば図 2 6 に示すよ う にし て小さ く 表 示し 、 緊急メ ッ セージの表示がオペレ ータ の作業を妨げ る のを防ぐ 。 一般に、 こ のよ う な状況下ではオペレ ータ が C N C 装置の間近にいる こ と が多いので、 緊急メ ッ セ ージの表示が小さ く ても オペレ ータ によ って把握さ れ得 る 。 なお、 こ の実施形態ではカ ーソ ルでアイ コ ンをピ ッ ク し てこ のフ ァ イ ルを開く ためのコ マンド を入力する こ と によ り 、 最終的に、 緊急情報のテキス ト データ （ また はグラ フィ ッ ク データ ） を開いて図 2 6 のよ う な内容表 示に切り 替える こ と ができ る よ う になつている 。 ま た、 後者の場合は、 C N C 装置の表示画面の機能が殆どオペ レ ータ によ っ て利用さ れていないと いっ た状況下にある ので、 C N C 装置は、 ステッ プ c 1 0 で読み込んだ緊急 メ ッ セージのテキス ト データ （ ま たはグラ フ ィ ッ ク デ一 タ ） を直ちに展開し て、 表示画面の全体に例え ば図 2 7 に示すよ う にし て大き く 表示する。 こ の場合、 オペレ ー タ が C N C 装置から 離れている 公算が高いので、 ォペレ ータ の注意を 喚起し て緊急メ ッ セージに 目 を 向けさ せる ためにも 、 メ ッ セージ表示は大き い方が都合がよ い （ 以 上、 ス テ ッ プ c 1 2 ) 。

なお、 こ の実施形態においてはス テ ッ プ c 3 の処理で ホス ト コ ンピュ ータ から の緊急メ ッ セージが検出さ れた 場合に C N C 装置の状態データ 転送処理（ ステッ プ c 5 ) と 転送要求フラ グのセッ ト に関する 処理（ ステッ プ c 9 ) を非実行にする よ う にし ている が、 緊急メ ッ セ一 ジ の読み込み完了後であれば C N C 装置から ホス ト コ ン ピュ 一タ へのデータ 転送は可能である。 従っ て、 ス テツ プ c 1 2 の実行後にこ の処理を終了さ せなければなら な いと いっ た必然性はなく 、 当然、 ス テッ プ c 1 2 の実行 後にステッ プ c 4 の処理に移行し て以降の処理を継続さ せる よ う にする こ と も 可能である。

図 2 1 は工作機械の運転情報に関する サンプリ ング処 理と その運転情報の転送に関わる C N C 装置側の処理を 示すフ ロ ーチャ ート であり 、 既に述べた通り 、 前述の状 態データ 転送処理 （ 図 2 0 ) に比べて相当に短い周期例 えばミ リ 秒単位で特に、 C N C 装置が各軸のサーボ回路 へ移動指令を分配する 分 E周期毎に繰り 返し 実行さ れて いる。

こ の処理を 開始し た C N C 装 は、 ま ず、 実行中の加 エブロ グラ ムから 現時点で読み込ま れているス テート メ ント がサンプル終了指令の Mコ ード である か否かを判刖 し （ ス テッ プ d 1 ) 、 サンプル終了指令でなければ、 更 に、 こ のス テート メ ント がサンプル開始指令の Mコ ード である か、 ま たは、 測定状態記憶フ ラ グがセッ ト さ れて いる か否かを判別する （ ス テッ プ d 2 ) 。

無論、 実行対象と し て のス テ ート メ ント の読み込みが ミ リ 秒単位と いっ た短い時間間隔で実行さ れる と いっ た 意味ではなく 、 ー且加工プロ グラ ムから C N C 装置のス テート メ ント 記憶レ ジス タ （ 仮名） に実行対象と し て一 時的に保存さ れたス テート メ ン ト に対し てァク セス する こ と 〖こよ り ス テッ プ d 1 およ びス テッ プ d 2 の判別処理 が行われる のである。

ま た、 測定状態記憶フ ラ グ の初期値は非測定中である こ と を示す初期値 0 に初期設定さ れ、 ま た総サンプリ ン グ数を示す指標 i と 転送済みサンプル数を示す指標 j の 値は 0 に初期設定さ れている。

そし て 、 ス テッ プ d 1 およ びス テッ プ d 2 の判別結果 が共に偽であっ て 、 現時点で読み込ま れているス テート メ ント がサンブル終了指令の Mコ ード でも サンプル開始 指令の Mコ ード でも なく 、 し かも 、 測定状餱記憶フ ラ グ がセッ ト さ れていなければ、 次いで、 C N C 装置はブロ ッ ク 転送要求フ ラ グ （ 図 2 0 参照） がセッ ト さ れている か否かを判別し ( ス テッ プ d 8 ) 、 転送要求フ ラ グがセ ッ ト さ れていなければ、 C N C 装置はこ の周期の運転情 報転送処理をそのまま 終了する 。

従っ て 、 加工プロ グラ ムから 最初のサンプル開始指令 の Mコ ード が読み込ま れるま での間、 C N C 装置は周期 毎の運転情報転送処理においてス テッ プ d 1 , ス テッ プ d 2 , ス テッ プ d 8 の判別処理のみを操り 返し 実行する こ と になる。 も し 、 こ の期間内にホス ト コ ンピュ ータ か ら のブロ ッ ク 転送要求が受信さ れればス テ ッ プ d 9 以降 の処理が行われる こ と になる が、 こ の場合に転送さ れる 運転情報は空データ である。 ブロ ッ ク 転送要求を検出し た時点で指標 i の値が 0 よ り も 大き いか否かを判別し 、 0 よ り も 大き い場合に限ってステッ プ d 9 以降の処理を 実施さ せるよ う にし ても よ い。

こ のよ う にし てス テッ プ d 1 , ス テ ッ プ d 2 , ス テツ プ d 8 の判別処理のみを搡り 返し 実行する 間に加工プロ ダラ ムから サンプル開始指令の Mコ ード が読み込ま れる と 、 C N C 装置は総サンプリ ング数を示す指標 i の値を 1 イ ンク リ メ ント し （ ステッ プ d 3 ) 、 工作機械から の フ ィ ード バッ ク 信号によ り 算出さ れた各軸の現在位置

( 実位 e ) や位置制御上での指令位置 （ 目標位置） およ び各軸の負荷現在値（ 実電流ま たはオブザーバによ り 推 定さ れた値） を読み込み（ ス テッ プ d 4 ) 、 指摞 i の値 に対応する 運転情報記憶フ ァ イ ルの記憶領域にこ れら の データ を害き 込んで （ ス テッ プ d 5 ) 、 測定状態記憶フ ラ グをセッ ト する （ ステッ プ d 6 ) 。

測定状態記憶フ ラ グがセッ ト さ れる 結果、 以降の処理 周期においてはス テッ プ d 1 ないし ス テッ プ d 6 の処理 のみが橾り 返し 実行さ れ、 運転情報記憶フ ァ イ ルの記慷 領域にはサンプリ ング周期毎の前記運転情報が次々 と 褰 き 込ま れて行く こ と になる。 ま た、 こ の間はブロ ッ ク 転 送要求フ ラ グの設定状態の確認が行われないので、 ホ ス ト コ ン ピ ュ ータ 側から ブロ ッ ク 転送要求が入力さ れた場 合であっ ても 、 運転情報の転送に関わる 処理は一切行わ れない。 なお、 ブロ ッ ク 転送要求のフ ラ グのセッ ト アツ プは前述の状態データ 転送処理（ 図 2 0 ) によ っ て行わ れている ので、 フ ラ グのセッ ト アッ プ自 体は可能であり サンプリ ング処理の完了後に運転情報の転送に関わる 処 理を 関始する こ と ができ る。

サ ン プル開始指令の Mコ ード やサ ン プル終了指令の M コ ード は加工プロ グラ ム 中のどの位置にでも ステート メ ント と し て嘗き 込むこ と ができ る ので、 円弧補間や直線 補間等の 1 加工ブロ ッ ク を最小の単位と し て 、 加工経路 上にサンプリ ング 区間を任意に設定する こ と が可能であ る。

そし て 、 こ のよ う にし てサンプリ ング処理を繰り 返し て行く 間に加工プロ グラ ムから サ ン プル終了指令の Mコ ード が読み込ま れる と 、 C N C 装置は、 測定状態記憶フ ラ グをリ セッ ト し （ ステッ プ d 7 ) 、 こ のサンプリ ング 処理中にホ ス ト コ ン ピ ュ ータ から のブロ ッ ク 転送要求が 入力さ れていたか否かを判別する （ ステッ プ d 8 ) 。 無 論、 ブロ ッ ク 転送要求が検出さ れていなければ、 サンプ リ ングデータ を転送する 必要はなく 、 C N C 装置はこ れ ま でにサンプリ ングし たデータ を運転情報記憶フ ァ イ ル に保持し たま ま 当該周期の運転情報転送処理を終了する 従っ て、 こ のよ う な状況下で加工プロ グラ ムから 改めて サンプル開始指令の Mコ ード が読み込ま れた場合では、 指標 i の現在値の次の記憶領域から 前記と 同様にし て 、 次のサンプリ ング 区間のデータ が継続し て書き 込ま れる こ と になる 。

そし て、 最終的にホス ト コ ンピュ ータ から のブロ ッ ク 転送要求が検出さ れる と 、 C N C 装置は、 図 1 8 におけ るス テ ッ プ b 1 6 の判別結果を真と する フ ラ グ 、 つま り 、 オペレ ータ のマニュ アル操作によ る データ の転 送処理を禁止状態と する ためのフ ラ グをセッ ト し （ ス テ ッ プ d 9 ) 、 予めホス ト コ ンピュ ータ から 指令さ れてい る データ フ ォ ーマッ ト に従い、 運転情報記憶フ ァ イ ルに 記憶さ れている 最初の n 組のデータ をノくッ フ ァ にセッ ト し てホス ト コ ン ピ ュ ータ に転送し （ ス テ ッ プ d 1 0 ) 、 指標〗 の値を n だけイ ンク リ メ ン ト し て 、 転送済みデー タ 数 j の値を更新し た後 （ ス テ ッ プ d 1 1 ) 、 前記フラ グをリ セッ ト し てオペレ ータ のマニュ アル操作によ る デ ータ の転送処理を許可する （ ステッ プ d 1 2 ) 。

次いで、 C N C 装置は、 運転情報記慷フ ァ イ ルの全デ ータ がホス ト コ ンピ ュ ータ に転送さ れている か否か （ j ≥ i と なっ ている か否か） を判別し （ ステッ プ d 1 3 ) 全データ の転送が完了し ていれば、 ブロ ッ ク 転送要求と 指標 i およ び〗 の値をリ セッ ト し て運転情報記慷フ ア イ ルの内容をタ リ ァ し （ ス テ ッ プ d 1 4 ) 、 当該周期の運 転情報転送処理を終了する。

し かし 、 伝送路の容量から 送信でき る データ の数には 制限があり （ 例え ば n 個） 、 ま た、 加工プロ グラ ム 上の サンプリ ング 区間が相当に長いよ う な場合も ある ので、 必ずしも 1 回の転送作業で全てのデータ を転送でき る と いう 保証はない。

そこ で、 ス テッ プ d 1 0 の処理でデータ を転送し 切れ なかっ た場合、 つま り 、 ス テッ プ d 1 3 の判別結果が偽 と なっ た場合においては、 C N C 装置は、 ブロ ッ ク 転送 要求と 指標 i およ び〗 の値と 運転情報記憶フ ァ イ ルの內 容をそのまま保持し 、 次周期以降の処理で残り データ の 転送処理を行う こ と になる 。 こ の場合、 運転情報記慷フ ア イ ルの内容をそのまま 保持する こ と が必要と なる ので こ の運転情報記慷フ ァ ィ ルへのデータ の害き 込み操作は 一切禁止さ れ、 こ の結果、 新たなサンプリ ング処理を行 う こ と はでき ず （ 測定不能の状態） 、 仮に、 ス テッ プ d 2 の処理でサンプル開始指令の Mコ ード が読み込ま れた 場合であっ ても 、 C N C 装置はこ れを無視し てステッ プ d 8 の処理へと 移行する 。

以下、 運転情報記憶フ ァ イ ルの全データ がホ ス ト コ ン ピュ ータ に転送さ れて j ≥ i と なるま での間、 C N C 装 置は前記と 同様にし てステッ プ d 9 ないしス テッ プ d 1 2 の処理を橾り 返し 実行し 、 1 処理周期毎に n 組の運転 情報をホス ト コ ンピュ ータ に転送し 、 そし て 、 最終的に 全データ の転送が完了する と 、 ス テッ プ d 1 4 の処理に よ り 、 ブロ ッ ク 転送要求と 指標 i およ び〗 をリ セッ ト し て運転情報記憶フ ァ イ ルの內容をク リ アする。 但し 、 こ れは運転情報記憶フ ァ イルが 1 組し かない場合のこ と で こ れと 同じ 運転情報記憶フ ァ イ ルをも う 1 組用意し 、 一 方の運転情報記憶フ ァ イ ルのデータ を転送し ている 間に も う 一方の運転情報記憶フ ァ イ ルにサンプリ ング データ を書き 込むよ う にすれば、 運転情報記億フ ァ イ ルの転送 作業中に新たなサンプル開始指令の Mコ ード が読み込ま れた場合でも 、 こ れに対処する こ と ができ る 。

ホス ト コ ンピ ュ ータ に転送さ れた各種工作機械の運転 情報は加工プロ グラ ムゃ C N C 装置ま たは工作機械毎に 分類さ れ、 ホス ト コ ンピュ ータ 側の記憶装置、 例えば、 ハード ディ ス ク 等に格納さ れ、 ホス ト コ ンピュ ータ 側の オペレ ータ から の要求によ り 、 様々な形でデータ を加工 し てホス ト コ ンピュ ータ 側の表示装置に表示する こ と が でき 、 加工プロ グラ ムの修正等に利用さ れる。

ホス ト コ ンピ ュ ータ には、 工作機械の運転データ を加 ェし たり 表示し たり する ための様々なアプリ ケーショ ン プロ グラ ム が格納さ れており 、 工作機械のデータ 表示項 目 を選択する ために設けら れた図 1 4 のよ う な初期メ ニ ユ ー選択面面から 、 稼働時間の集計， アラ ーム分析， 生 産ス ケジュ ール， 保守管理シス テム等の項 目 を選択する こ と によ り 、 前述のアプリ ケーショ ンプロ グラ ム を起動 し て 、 様々なデータ をホス ト コ ンピュ ータ の表示画面に 表示さ せる こ と ができ る。 一例と し て 、 稼働時間の集計 の項 目 が選択さ れたと き には、 図 2 0 に示す処理のス テ ッ プ C 5 で得ら れた情報に基いて作成さ れたバーグラ フ の表示状態を 図 1 5 に示す。

ま た、 ホス ト コ ンピ ュ ータ に C A D /C A M機能が組 み込ま れている 場合は、 前述し た工作機械の運転データ つま り 、 各軸 （ 送り 軸やス ピ ンド ル軸） の現在位置 （ 実 位置） と 各轴の負荷データ と 加工が終わっ たワ ーク を 3 次元測定器 6 で測定したデータ をも と に補正加工指令デ ータ の補正をする こ と ができ る 。 例えば、 C A D ZC A Mは設計さ れた加工経路が記憶さ れていて 、 こ のデータ と 高速でサンプリ ングさ れた各軸の現在位懞（ 実位置） データ を比較し てその差分を加工指令データ に加減算す る こ と で補正を加える こ と ができ る。 ま た、 3 次元測定 器 6 によ る 測定結果と C A D Z C A Mによ っ て作ら れた 加工経路と を比較し 、 こ の差分によ っ て補正をかける こ と も 可能である。 ま た、 送り 軸やス ピ ン ド ル軸の負荷デ ータ を利用する 場合は、 負荷データ の変化の割合に従つ て 、 該当する加工指令に補正をかける こ と も 可能である ま た、 3 次元測定器のデータ に対し て位置と 負荷のデー タ を独立し て比較する ほか、 こ れら のデータ を組み合わ せて演算する こ と で補正量を導く よ う にし ても よ い。

図 5 から 図 1 3 に示し た実施形態では、 いずれも C N C 装置の表示画面を左右に分割し 、 左側を第 1 ， 第 2 の ホス ト コ ンピュ ータ 1 , 2 から の情報を表示する 第 1 の 表示領域と する 一方、 右側の領域を第 2 の表示領域と し て 、 オペレ ータ がテンキーや文字キーおよ びカ ーソ ル移 動キー等の操作で入力し た情報を表示する よ う にし てお り 、 オペレ ータ がテンキーや文字キーおよ びカ ーソ ル移 動キー等の操作で入力し た情報を表示するための領域 A 0 1 や A O 2 はいずれの場合も 画面右側の第 2 の表示領 域に属し ている。

無論、 図 2 に示すよ う に画面を上下に分割し て第 1 , 第 2 の表示領域と する よ う にし ても よ く 、 更に、 こ れら の領域に重合さ せて第 3 の表示領域と なる ウ イ ンド ウ を 表示さ せる よ う にする こ と も 可能である。 ま た、 こ のゥ イ ンド ウ を最も 上層のレイ ヤと し て用い、 緊急の要件に 関するメ ッ セージ等を表示するよ う にすれば、 各 C N C 装 «における 面面の利用状況に係わり なく 、 ホ ス ト コ ン ピュ ータ の側から C N C 装置側のオペレ ータ に緊急の要 件等を知ら せる こ と ができ る。

本発明によ れば、 ホ ス ト コ ン ピ ュ ータ 側に蓄積さ れて いる情報を直に C N C 装置の表示入力装置に表示さ せる こ と ができ 、 し かも 、 オペレ ータ が C N C 装置を操作し て入力し た情報を 同じ 画面内で確認する こ と ができ る の で、 パーソ ナルコ ンピュ ータ 等の格別の中継手段およ び 表示手段を必要と せずに C N C 装置と 複数のホ ス ト コ ン ピュ ータ と の間の情報の双方向連絡およ び表示を行う こ と ができ 、 F Aネッ ト ワ ーク システムを構築する ための 費用を廉価に収める こ と ができ る と 共に、 装置の設雷面 積を省いて 工場の床面積の有効利用を図る こ と ができ る ま た、 ホ ス ト コ ン ピ ュ ータ から C N C 装 Sに入力さ れ る 情報の表示属性に応じ て C N C 装置側の表示属性を切 り 替える よ う にし ている ので、 テキス ト データ 等に加え 様々な形式でフォ ーマッ ト さ れたグラ フィ ッ ク データ 等 を C N C 装置に 自 由に表示する こ と ができ 、 し かも 、 表 示属性はホ ス ト コ ン ピ ュ ータ の側から 与えら れる ので C N C 装置側のプロ グラ ムの変更を必要と し ない。

更に、 ホ ス ト コ ン ピ ュ ータ から C N C 装置に送る 情報 は、 ページ単位で転送する こ と ができ る ので、 表示面面 1 ページ毎に表示属性を切り 替えて表示する こ と ができ る。

ま た、 ホ ス ト コ ン ピ ュ ータ から の情報表示と C N C 装 置専用の表示画面と を切り 替えて表示する こ と ができ る の で 、 工具軌跡の描面やプロ グラ ム の編集等と いっ た大 画面を必要と する 作業に際し ては、 表示入力装置の全面 面を利用する こ と ができ る。

ま た、 C N C 装置から の情報をホス ト コ ンピュ ータ に 収集する 際には、 C N C 装置の状態を示す情報を送出し た時間、 C N C 装置がその時点で認識し ている プロ グラ ム番号、 C N C 装置に接続さ れているサーボモータ の現 在位置、 C N C 装置が指令し ている 情報、 サーポモータ やス ピ ン ド ルモータ の切削負荷情報、 アラ ーム情報等が 自 動的にホ ス ト コ ン ピ ュ ータ に口 ギ ングさ れる ので 、 各 C N C 装置の情報を 自 動で管理するこ と ができ る。

更に、 C N C 装置から ホ ス ト コ ン ピ ュ ータ へのデータ 転送に際し て使用さ れる フ ァ イ ル等のフォ ーマッ ト がホ ス ト コ ン ピ ュ ータ から 与えら れた入出力情報によ って規 定さ れる ので 、 ホ ス ト コ ン ピ ュ ータ 側でフ ァ イ ルの変換 作業を行っ てフ ォ ーマッ ト を調整する 必要がなく 、 ホ ス ト コ ン ピ ュ ータ 側の負荷が軽減さ れてシ ス テ ム全体が軽 快に動作でき る よ う になる 。

ま た、 ホ ス ト コ ン ピ ュ ータ から C N C 装置側に緊急情 報を転送し た場合は、 C N C 装置自 ら が C N C 装置の状 態を判別し て緊急メ ッ セージの表示方法を切り 替える よ う にし ている ので、 C N C 装置の利用状況に応じ 、 プロ グラ ム編集や工具軌跡描画の際のュ 一ザィ ンタ ーフ ヱ一 ス と し て の表示面面機能を損なう こ と なく 緊急情報を表 示する こ と が可能と なる。

Claims

請 求 の 範 囲

1 . ホス ト コ ンピュ ータ と C N C 装置と を相互に接統す るオンラ イ ンシス テムを備えたフ ァ ク ト リ 一オート メ 一 ショ ンシス テム に於いて C N C 装置にデータ を表示 入 力する 方法であっ て、

( a ) 前記オンラ イ ンシス テム の端末装 と し て の前 記 C N C 装置に表示さ せる べき 表示内容及びその入出力 情報を前記ホス ト コ ンピ ュ ータ から 前記 C N C 装置へ送 出するス テッ プと 、

( b ) 前記ス テ ッ プ （ a ) で送出さ れた前記表示内容 を前記入出力情報に従っ て前記 C N C 装置の表示入力装 雷に表示するステッ プと 、

( c ) 前記 C N C 装置に手動入力さ れたデータ を 、 前 記ス テ ッ プ （ b ) で前記表示内容が表示さ れる 前記表示 入力装雷の同一画面に表示するス テ ッ プと を備える 、 C

N C 装置のデータ 表示 /入力方法。

2 . ( d ) 前記 C N C 装置に手動入力さ れたデータ を前 記ホス ト コ ンピ ュ ータ に送信するステッ プを更に備える 請求の範囲第 1 項に記載の C N C 装置のデータ 表示 Z入 力方法。

3 . 前記入出力情報は、 前記 C N C 装置の表示入力装置 の面面の表示領域に関する 情報、 表示位置に関する 情報 表示色に関する 情報、 画面制御に関する 情報、 前記 C N C 装置へ手動入力さ れる データ の表示位置、 及び手動入 力データ のフ ォ ーマッ ト を含む、 請求の範囲第 1 項に記 載の C N C 装置のデータ 表示 Z入力方法。

4 . 前記入出力情報は、 前記 C N C 装置の表示入力装置 の面面に表示さ れる フ ァ ンク ショ ンキーの表示内容及び 機能について の規定を含む、 請求の範囲第 1 項に記載の C N C 装置のデータ 表示ノ入力方法。

5 . 前記表示内容は、 文字情報及び図形情報を含み、 前 記ス テ ッ プ （ b ) は、 前記文字情報及び図形情報を解読 し て前記表示入力装置の画面に表示するス テッ プを含む 請求の範囲第 1 項に記載の C N C 装置のデータ 表示 Z入 力方法。

6 . 前記ス テ ッ プ （ a ) は、 前記表示内容をページ単位 で送出するス テッ プを含む、 請求の範囲第 1 項に記載の C N C 装 Sのデータ 表示 Z入力方法。

7 . 前記ス テ ッ プ （ d ) は、 前記 C N C 装攆に手動入力 さ れたデータ をページ単位で送出するステッ プを含む、 請求の範囲第 2 項に記載の C N C 装 Sのデータ 表示 Z入 力方法。

8 . 前記表示內容を表示する 画面と 、 前記 C N C 装置が 制御し ている プロ グラ ム及び前記 C N C 装像に接続さ れ ている サーポモータ の現在位置を含む情報を表示する 画 面と は、 前記表示入力装置のソ フ ト キーによ り 選択可能 である 、 請求の範囲第 1 項に記載の C N C 装置のデータ 表示/入力方法。

9 . ホス ト コ ンピ ュ ータ と C N C 装置と を相互に接続す る オンラ イ ンシス テム を有する フ ァ ク ト リ 一オート メ 一 ショ ンシス テム に於いて C N C 装 Sにデータ を 表示 z入 力する 方法であっ て 、

( a ) 前記オンラ イ ンシス テム の端末装置と し ての前 記 C N C 装置の状態を C N C 装置内部でモニタ するステ ッ プと 、

( b ) 前記 C N C 装置が現在認識し ている プロ グラ ム 番号、 前記 C N C 装置に接続さ れている サーポモータ の 現在位置、 前記 C N C 装置が指令し ている 情報、 サーポ モータ やス ピ ン ド ルモータ の切削負荷情報、 アラ ーム情 報、 及び送出時刻を含む少なく と も 2 種以上の前記 C N C 装置の状態を示すデータ を 同時に前記ホス ト コ ンビュ ータ に送出するス テ ッ プと を備える 、 C N C 装置のデー タ 表示 Z入力方法。

1 0 . 前記ス テ ッ プ （ a ) は、 前記 C N C 装置の状態を 所定周期毎にモニタ するス テ ッ プを含み、 前記ス テ ッ プ ( b ) は、 前記ス テ ッ プ （ a ) でモニタ さ れた情報を前 記所定周期内にホス ト コ ンピュ ータ に送出するス テッ プ を含む、 請求の範囲第 9 項に記載の C N C 装置のデータ 表示/入力方法。

1 1 . 前記ス テッ プ （ a ) は、 前記 C N C 装置の状態を 所定周期毎にモニタ するス テ ッ プを含み、 前記ス テ ッ プ ( b ) は、 前記ス テ ッ プ （ a ) でモニタ さ れた情報を複 数周期分記憶し 、 該複数周期分の情報を前記ホス ト コ ン ピュ ータ から の要求に応じ て前記ホス ト コ ンピ ュ ータ に 送出するス テ ッ プを含む、 請求の範囲第 9 項に記載の C N C 装置のデータ 表示 /入力方法。

1 2 . ホス ト コ ンピュ ータ と C N C 装 gと を相互に接統 するオンラ イ ンシス テム を有する フ ァ ク ト リ 一オート メ ーショ ンシス テム に於いて C N C 装置にデータ を表示 Z 入力する 方法であって、

( a ) 前記オンラ イ ンシス テム の端末装置と し ての前 記 C N C 装置の表示入力装置に表示すべき 表示内容及び そ の入出力情報を前記ホス ト コ ンピ ュ ータ 内部で作成す る ス テ ッ プと 、

( b ) 前記ホス ト コ ン ピュ ータ から 前記 C N C 装 Sに 前記表示内容及び前記入出力情報を送出する ステツ プと 前記表示内容は緊急情報を含み、 前記入出力情報は前記 緊急情報のために前記 C N C 装置の表示入力装置の面面 の表示色を変える コ ード を含み、

( c ) 前記ス テ ッ プ （ b ) で送出さ れた前記表示内容 を前記入出力情報に従つ て前記 C N C 装置の状態に応じ て表示方法を変化さ せて前記表示入力装置に表示するス テツ プと を備える 、 C N C 装镢のデータ 表示ノ入力方法