WO1999000921A1 - Dispositif multicanal d'emission de donnees numeriques et procede correspondant, dispositif d'organisation d'information et procede correspondant, et dispositif multicanal de gestion de donnees et procede correspondant - Google Patents

Description

明 細 多チャンネルデジタルデータの送出装置及び送出方法、 情報編成 装置及び情報編成方法並びに多チャンネルデジタルデータの管理装 置及び管理方法

技 術 分 野

本発明は、 情報源で管理する素材を多チヤンネルデジタルデ一夕 として、 自動的に、 かつ効率的に送出することができるようにした 多チャンネルデジタルデータの送出装置及び送出方法、 情報編成装 置及び情報編成方法並びに多チャンネルデジタルデ一夕の管理装置 及び管理方法に関する。

背 景 技 術 最近、 情報をデジタル化し、 圧縮して、 伝送する技術が実用化さ れている。 これにより、 例えば 1 0 0チャンネル分の楽曲を、 衛星 を介して、 各家庭に放送することもできるようになつてきた。 その 結果、 各家庭において、 所望の曲を適宜選択し、 聴取することが可 能となる。

このような放送を行う場合、 多くの音楽情報を、 記録媒体に予め 記録して用意しておく必要がある。 そして、 そこに記録されている 音楽情報を適宜読み出して、 放送が行われる。

しかしながら、 従来、 このような多数のチャンネルの情報を伝送 しょうとする場合には、 例えば、 1 0 0台のコンパク トディスク（C D : Compact Disc ) プレーヤで C Dを再生し、 その再生出力を 1 0 0 台のエンコーダで、 それぞれエンコードして、 放送すべきデ一夕を 生成し.， これを磁気テープなどの記録媒体に一旦記録する。 そして、 その記録媒体を再生して放送するようにしている。 そこで、 このよ うな放送を行うには、 1 0 0チャンネル分の音楽情報を記録した磁 気テ一プを多数作成し、 予め用意しておく必要がある。

その結果、 1 0 0チャンネル分の音楽情報を放送するのに、 膨大 な時間と労力を必要とし、 少ない人数で、 自動的かつ効率的に放送 を行うことは困難であった。 また、 必要に応じて、 放送する内容を 変更するようなことが簡単にはできない。

すなわち、 多くのチャンネルの情報を放送することができるよう になってく ると、 情報を放送する前に、 情報を編成する作業も効率 的に行う必要がある。 しかしながら、 従来の編成装置においては、 このような情報の編成に時間がかかり、 短時間で多数のチャンネル の情報を編成することが困難である。

また、 従来の放送システムにおいては、 単に楽曲を放送するだけ であり、 予め用意した楽曲の資源を、 ライブ放送に有機的に結び付 けて放送することが困難である。

また、 このように、 極めて多くのチャンネルの情報を放送するこ とができるようになると、 それだけ 1つの装置の故障が、 システム 全体に与える影響が大きくなる。 従って、 故障した装置を速やかに 発見し、 これを修理する必要がある。

さらに、 チャンネル数が多くなると、 その記録媒体の容量も多く せざるを得ない。 その結果、 装置が大型化し、 コス トも高くなる。

発 明 の 開 示

そこで、 本発明は、 上述の如き従来の状況に鑑み、 少ない人数で、 短時間に多数の情報を、 自動的かつ効率的に放送することができる ようにするとともに、 放送内容を簡単に変更することができるよう にするものである。

すなわち、 本発明の目的は、 多くの素材を、 自動的かつ効率的に、 デジタルデータとして送出できるようにした多チヤンネルデジタル データの送出装置および送出方法を提供することにある。

また、 本発明は、 上述の如き従来の状況に鑑み、 多チャンネルの 楽曲を放送できるだけでなく、 そのために用意した資源を、 ライブ 放送においても有機的に結合し、 これを利用することができるよう にするものである。

すなわち、 本発明の目的は、 保存されている楽曲を読み出し、 こ れを放送するだけでなく、 これを有機的にライブ放送にも利用でき るようにした多チャンネルデジタルデータの送出装置および送出方 法を提供することにある。

また、 本発明は、 上述の如き従来の状況に鑑み、 極めて多くのチ ヤンネルの情報を放送するシステムの一部に故障が発生した場合に. その影響を最小限に押さえることができるようにしたものである。 すなわち、 本発明の目的は、 故障箇所を迅速かつ確実に検出する ことができるようにした多チャンネルデジタルデータの送出装置お よび送出方法を提供することにある。

さらに、 本発明の目的は、 故障が発生した場合に、 その影響を最 小限に押さえることができるようにした多チャンネルデジタルデー 夕の送出装置および送出方法を提供することにある。

また、 本発明は、 上述の如き従来の実状に鑑み、 一定時間内に放 送できる楽曲の編成作業を容易にするものである。

すなわち、 本発明の目的は、 多くのチャンネルの情報を短時間で 効率的に編成できるようにした情報編成装置および情報編成方法を 提供することにある。

さらに、 本発明の目的は、 上述の如くチャンネル数が多くなると、 装置が大型化し、 コス トも高くなるつてしまうという実状に鑑み、 小型で低コス トの装置を実現できるようにした多チャンネルデジ夕 ルデ一夕の管理装置および管理方法を提供することにある。

本発明に多チャンネルデジタルデータの送出装置及び送出方法で は、 情報源の情報の管理、 送出する素材の情報、 送出するデータの 進行編成、 送出する素材情報の登録、 複数の素材の保持、 保持され ている複数の素材を多チャンネルデジタルデータとして伝送路に送 出する等の各種処理を相互に関連付けて行うことにより、 少ない人 数で、 短時間に多数の情報を、 自動的かつ効率的に放送することが できるようにするとともに、 放送内容を簡単に変更することができ るように "5—る。

すなわち、 本発明に係る多チャンネルデジタルデ一夕の送出装置 は、 情報源の情報を管理する管理手段と、 送出する素材の情報を管 理するとともに、 送出するデータの進行編成を行う編成手段と、 送 出する素材情報を登録する登録手段と、 複数の素材を保持する保持 手段と、 保持手段に保持されている複数の素材を、 多チャンネルデ ジ夕ルデータとして伝送路に送出する送出手段と、 各手段が他の手 段にアクセスできるように、 各手段を相互に接続する接続手段とを 備えることを特徴とする。

また、 本発明に係る多チャンネルデジタルデータ送出方法は、 情 報源の情報を管理する管理ステツプと、 送出する素材の情報を管理 するとともに、 送出するデ一夕の進行編成を行う編成ステップと、 送出する素材情報を登録する登録ステツプと、 複数の素材を保持す る保持ステップと、 保持ステップで保持された複数の素材を、 多チ ヤンネルデジタルデータとして伝送路に送出する送出ステップと、 各ステップでの処理が他のステップでの処理と関連づけられるよう に、 各ステツプの処理を相互に接続する接続ステツプとを備えるこ とを特徴とする。

このように本発明に係る多チヤンネルデジタルデータの送出装置 及び送出方法によれば、 各手段、 または各ステップを相互に接続す るようにしたので、 各手段、 または各ステップにおける処理を、 他 の手段または他のステツプに関連づけることができ、 少ない人数で. 自動的かつ効率的に、 多くの情報をデジタルデータとして送出する ことが可能となる。 また、 送出するデ一夕の変更も容易となる。 また、 本発明に係る多チャンネルデジタルデータの送出装置及び 送出方法では、 保持されている複数の素材を伝送形式に変換して、 多チャンネルデジタルデータとして伝送路に送出するだけでなく、 P

6 保持された素材を読み出し、 再生したとき、 これをリアルタイムで エンコードして、 伝送形式に変換し、 多チャンネルデジタルデータ として伝送路に送出する。 これにより、 多チャンネルの楽曲を放送 できるだけでなく、 そのために用意した資源を、 ライブ放送におい ても有機的に結合し、 これを利用することができるようにする。 すなわち、 本発明に係る多チャンネルデジタルデータの送出装置 は、 送出する複数の素材を保持する保持手段と、 保持手段に保持さ れている素材を読み出し、 再生する再生手段と、 再生手段により再 生された素材をリアルタイムでエンコードするェンコ一ド手段と、 保持手段に保持されている複数の素材、 または、 エンコード手段に より リアルタイムでェンコ一ドされた複数の素材を、 伝送形式に変 換する変換手段と、 変換手段により変換された素材を、 多チャンネ ルデジタルデ一夕として伝送路に送出する送出手段と、 各手段が他 の手段にアクセスできるように、 各手段を相互に接続する接続手段 とを備えることを特徴とする。

また、 本発明に係る多チャンネルデジタルデ一夕の送出方法は、 送出する素材を保持する保持ステツプと、 保持ステツプで保持され た素材を読み出し、 再生する再生ステップと、 再生ステップで再生 された素材をリアルタイムでエンコードするエンコードステップと、 保持ステップで保持された複数の素材、 または、 エンコードステツ プにより リアルタイムでェンコ一ドされた複数の素材を、 伝送形式 に変換する変換ステップと、 変換ステップで変換された素材を、 多 チャンネルデジタルデ一夕として伝送路に送出する送出ステツプと. 各ステツプでの処理が他のステップでの処理と関連づけられるよう に、 各ステツプの処理を相互に接続する接続ステツプとを備えるこ とを特徴とする。

このように、 本発明に係る多チャンネルデジタルデ一夕の送出装 置及び送出方法によれば、 保持されている素材が、 その後、 伝送形 式に変換され、 多チヤンネルデジタルデ一夕として伝送路に送出さ れるだけでなく、 保持された素材を読み出し、 再生したとき、 これ をエンコードし、 エンコードした素材を伝送形式に変換して、 多チ ヤンネルデジタルデータとして伝送路に送出するようにしたので、 保持した素材を用いて、 多チャンネルデジタルデ一夕として送出す るだけでなく、 これをライブ放送にも有機的に活用することが可能 となる。

また、 本発明に係る多チャンネルデジタルデ一夕の送出装置及び 送出方法では、 保持されている素材、 変換された素材、 送出された 素材をモニタすることによって、 故障箇所を迅速かつ確実に検出す ることができるようにする。

すなわち、 本発明に係る多チャンネルデジタルデータの送出装置 は、 送出する複数の素材を保持する保持手段と、 保持手段に保持さ れている複数の素材を伝送形式に変換する変換手段と、 変換手段で 変換された複数の素材を、 多チャンネルデジタルデ一夕として伝送 路に送出する送出手段と、 保持手段より読み出された素材、 変換手 段により変換された素材、 または送出手段より送出された素材をモ 二夕するモニタ手段と、 保持手段より読み出された素材、 変換手段 により変換された素材、 または送出手段より送出された素材を、 モ 二夕手段に供給する供給手段とを備えることを特徴とする。

また、 本発明に係る多チャンネルデジタルデ一夕送出方法は、 送 出する複数の素材を保持する保持ステップと、 保持ステップで保持 された複数の素材を伝送形式に変換する変換ステツプと、 変換ステ ップで変換された複数の素材を、 多チヤンネルデジタルデ一夕とし て伝送路に送出する送出ステツプと、 保持ステツプで読み出された 素材、 変換ステップで変換された素材、 または送出ステップで送出 された素材をモニタするモニタステップと、 保持ステヅプで読み出 された素材、 変換ステップで変換された素材、 または送出ステップ で送出された素材を、 モニタステツプでモニタできるように供給す る供給ステツプとを備えることを特徴とする。

このように本発明に係る多チャンネルデジタルデータの送出装置 及び送出方法によれば、 保持されている素材、 変換された素材、 ま たは送出された素材をモニタするようにしたので、 いずれの段階で 故障が起きているのかを、 迅速かつ確実に検出することが可能とな る。

また、 本発明に係る多チャンネルデジタルデ一夕の送出装置及び 送出方法では、 故障または誤りが発生したとき、 保持されている情 報の中から、 必要な情報を取り出すことにより、 故障または誤りを 監視して、 その影響を最小限に押さえることができるようにする。 すなわち、 本発明に係る多チャンネルデジタルデータの送出装置 は、 送出する素材の情報を管理するとともに、 送出するデ一夕の進 行編成を行い、 進行情報を生成する編成手段と、 素材、 進行情報、 および素材を送出するのに必要な他の情報を保持する保持手段と、 保持手段に保持されている複数の素材を伝送形式に変換する変換手 段と、 変換手段で変換された複数の素材を、 多チャンネルデジタル データとして伝送路に送出する送出手段と、 各手段が故障したとき. 保持手段に保持されている情報の中から、 必要な情報が各手段に供 給されるように、 各手段の故障を監視する監視手段とを備えること を特徴とする。

また、 本発明に係る多チャンネルデジタルデ一夕送出方法は、 送 出する素材の情報を管理するとともに、 送出するデータの進行編成 を行い、 進行情報を生成する編成ステップと、 素材、 進行情報、 お よび素材を送出するのに必要な他の情報を保持する保持ステツプと、 保持ステツプで保持された複数の素材を伝送形式に変換する変換ス テツプと、 変換ステップで変換された複数の素材を、 多チャンネル デジタルデータとして伝送路に送出する送出ステップと、 各ステツ プでの処理に誤りが発生したとき、 保持ステツプで保持された情報 の中から、 必要な情報が各ステップでの処理に提供され、 利用され るように、 各ステップでの誤りを監視する監視ステップとを備える ことを特徴とする。

このように本発明に係る多チャンネルデジタルデ一夕の送出装置 及び送出方法によれば、 各手段が故障したり、 各ステップでの処理 に誤りが発生したとき、 保持された情報の中から、 必要な情報が各 手段または各ステップに供給され、 利用されるように、 各手段の故 障または各ステツプでの誤りを監視するようにしたので、 故障また は誤りが発生した場合、 迅速に対応することができ、 その影響を最 小限に押さえることが可能となる。

また、 本発明に係る情報編成装置及び情報編成方法では、 情報の 再生時間、 合間の数、 送出時間から、 均等な情報の合間の時間が演 算し、 その演算結果と、 設定された合間の上限値または下限値が比 較することによって、 多くのチャンネルの情報を短時間で効率的に 編成できるようにする。 すなわち、 本発明に係る情報編成装置は、 所定の送出時間内に送 出する複数の情報を決定する決定手段と、 情報と情報の合間の時間 の上限値と下限値の少なく とも一方を設定する設定手段と、 情報の 再生時間、 合間の数、 および送出時間とから、 均等な合間の時間を 演算する演算手段と、 演算手段の演算結果と、 設定手段により設定 された上限値または下限値を比較する比較手段とを備えることを特 徴とする。

また、 本発明に係る情報編成方法は、 所定の送出時間内に送出す る複数の情報を決定する決定ステツプと、 情報と情報の合間の時間 の上限値と下限値の少なく とも一方を設定する設定ステップと、 情 報の再生時間、 合間の数、 および送出時間とから、 均等な合間の時 間を演算する演算ステップと、 演算ステップの演算結果と、 設定ス テップで設定された上限値または下限値を比較する比較ステップと を備えることを特徴とする。

このように、 本発明に係る情報編成装置及び情報編成方法によれ ば、 情報の再生時間、 情報と情報の合間の数、 および情報の送出時 間とから、 均等な合間の時間を演算し、 その演算結果と、 設定され た上限値または下限値を比較するようにしたので、 所定の送出時間 内に送出できる情報を、 簡単かつ確実に編成することが可能となる < さらに、 本発明に係る多チャンネルデジ夕ルデ一夕の管理装置及 び管理方法では、 アーカイブする条件が設定されると、 保持されて いる複数の素材の中から、 条件を充足する素材を検出して、 ァ一力 イブするようにすることにより、 小型で低コス 卜の装置を実現でき るよつに！ "る。

すなわち、 本発明に係る多チヤンネルデジタルデータの管理装置 は、 送出する複数の素材を保持する保持手段と、 保持手段に保持さ れている複数の素材を、 多チャンネルデジタルデータとして伝送路 に送出する送出手段と、 ァ一カイブする条件を設定する設定手段と、 保持手段に保持されている複数の素材の中から、 設定手段により設 定された条件を充足する素材を検出する検出手段と、 検出手段によ り検出された素材をアーカイブするァーカイブ手段と、 各手段を接 続する接続手段とを備えることを特徴とする。

また、 本発明に係る多チャンネルデジタルデータ管理方法は、 送 出する複数の素材を保持る保持ステツプと、 保持ステツプで保持さ れた複数の素材を、 多チヤンネルデジタルデータとして伝送路に送 出する送出ステップと、 アーカイブする条件を設定する設定ステツ プと、 保持ステップで保持されている複数の素材の中から、 設定ス テツプで設定された条件を充足する素材を検出する検出ステツプと、 検出ステヅプで検出された素材をァーカイブするァーカイブステツ プと、 各ステツプでの処理が他のステップでの処理と関連づけられ るように、 各ステツプの処理を相互に接続する接続ステツプとを備 えることを特徴とする。

このように、 本発明に係る多チヤンネルデジタルデ一夕の管理装 置及び管理方法によれば、 保持されている複数の素材の中から、 設 定された条件を充足する素材を検出し、 アーカイブするようにした ので、 保持するための容量をァ一カイブしておくための容量に較べ て小さく し、 低コス ト化、 小型化を行うことが可能となる。

図面の簡単な説明 図 1は、 本発明を適用した編集サイ トの構成例を示すブロック図 である。

図 2は、 本発明を適用した送出サイ 卜の構成例を示すブロック図 である。

図 3は、 図 1 と図 2に示した主要部の接続状態を示すプロック図 である。

図 4は、 整合性チェックの処理を説明するフローチヤ一トである ( 図 5 ( A ) , ( B ) は、 整合性チェックの処理を説明する図であ る。

図 6は、 楽曲のファイル化を行う構成例を示すブロック図である ( 図 7は、 楽曲のファイル化を行う構成例を示すプロック図である < 図 8は、 楽曲のフアイル化を行う構成例を示すプロック図である < 図 9は、 楽曲のフアイル化を行う構成例を示すプロック図である, 図 1 0は、 ァーカイブ処理を説明するフ口一チヤ一トである。 図 1 1は、 コンフィ グレーショ ンを説明する図である。

図 1 2は、 コンフィ グレーションファイルの更新を説明するフロ 一チヤ一トである。

図 1 3は、 マルチプレックスコン トローラに対する接続関係を示 す図である。

図 1 4は、 マルチプレックスコン トローラに対する信号の授受を 説明する図である。

発明を実施するための最良の形態 以下、 本発明の好適な実施の形態を図面を参照しながら詳細に説 明する。

本発明の実施の形態を図 1乃至図 3に示す。 図 1は主に編成サイ 卜 1の構成を示し、 図 2は主に送出サイ ト 2の構成を示し、 図 3は、 両者が接続された状態を、 主要部の構成で示している。 このシステ ムは M P E G (Moving Picture Experts Group )方式で圧縮された音 楽ファイル （デジタルデ一夕） を 1つの衛星中継器 （ トランスボン ダ） で 1 0 0チヤンネル放送する自動化デジタル放送システムであ る。 なお、 この明細書において、 システムの用語は、 複数の装置で 構成される全体の装置を表すものとして使用する。

このシステムは、 放送番組製作を行う編集サイ ト 1 と、 番組を送 出する送出サイ ト 2で構成されており、 両者の間はローカルエリア ネヅ トワーク（LAN : Loacal Aria Network) などよりなる専用回線 3 で接続されている。 編集サイ ト 1には、 情報源管理システム 1 1、 素材情報管理 ·進行編成システム 1 2、 および素材情報登録システ ム 1 3が設けられている。 また、 送出サイ ト 2には、 保有サーバお よび多チャンネル送出システム 1 0 1、 2次多重衛星送出システム 1 0 2、 多チャンネルモニタシステム 1 0 3、 および送出管理シス テム 1 0 4が設けられている。

このシステムでは、 衛星を介して各ユーザに楽曲を放送するので、 情報源としては C Dが用いられる。 情報源管理システム 1 1は、 こ の C Dすなわち媒体の管理と、 音源としての C Dに収録されている 楽曲の管理を行う。 このため、 情報源管理システム 1 1は、 C D在 庫管理サーバ 2 1を有しており、 この C D在庫管理サーバ 2 1には、 ハードディスク （ミラ一ディスク） 2 2 と、 M Oオートチェンジャ 2 3が接続されている。 このハードディスク 2 2と M〇オートチェ ンジャ 2 3で ドライブする M〇ディスクに必要な情報を登録し、 デ 一夕ベースを構成するようになされている。

C D在庫管理サーバ 2 1にはまた、 在庫管理パーソナルコンビュ —夕（PC : Personal Computer ) 2 4が 1 2台接続されている。 なお、 本明細書において、 これらの在庫管理 P Cを個々に区別する必要が ある場合には、 在庫管理 P C 2 4 - 1乃至在庫管理 P C 2 4 - 1 2 のように記述し、 特に区別する必要がない場合には、 単に、 在庫管 理 P C 2 4のように記述する。

さらに、 この情報源管理システム 1 1には、 3台のネッ トワーク プリン夕 2 5— 1乃至 2 5— 3、 イメージスキャナ 2 6、 バーコ一 ドリ一ダ 2 7、 および 4台のバーコードプリン夕 2 8— 1乃至 2 8 - 4が設けられている。 ネッ トワークプリ ン夕 2 5は、 各種の帳票 をプリン トするのに用いられる。 バーコ一ドブリン夕 2 8は、 管理 する C Dに添付するバ一コ一ドをプリン 卜するのに用いられる。 ノ ーコードリーダ 2 7は、 各 C Dに添付されているバーコ一ドを読み 取るのに用いられる。 イメージスキャナ 2 6は、 C Dに付随してい る楽譜、 歌詞、 その他の情報を取り込むとき用いられる。

C Dに関するすべての情報は、 ハードディスク 2 2のデ一夕べ一 スに蓄積されている。 C D在庫管理は、 次のように行われる。

1 . C D在庫管理者は C D発注依頼情報を在庫管理 P C 2 4から C D在庫管理サーバ 2 1へ登録し、 サーバ 2 1からネッ トヮー クプリン夕 2 5を介して出力される C D発注票を購入先へ送付 して発注する。 2. CDが入庫次第、 CD在庫管理者は在庫管理 P C 2 4から入 庫情報を登録し、 在庫管理のための検索に必要な C D媒体に関 するあらゆる情報と、 C Dに収録されている楽曲 （音源） に関 するあらゆる情報を C D在庫管理サーバ 2 1のデータベースに 入力する。 この情報には、 タイ トル、 ァ一テイ ス ト名、 時間、 ジャンル、 キ一ワードなどのテキス ト入力されるもの、 ジャケ ッ トイメージをイメージスキャナ 2 6で入力されるものなどが 含まれる。 また他にも、 歌詞、 アルバム、 もしくは楽曲に関す る詳細情報、 写真、 M I D Iデータ、 カラオケの唄い出しタイ ミング等、 電子的デ一夕で入力されるものも含まれる。 ここで 入力される情報は、 アルバム （ C D全曲） と楽曲に関するもの、 並びにそれらに付随 · 関連するものであり、 送出 ·放送に関す る管理情報 ·履歴等は含まれていない （これらは、 後述するよ うに、 編成サーバ 4 1に登録される） 。

3. C D在庫管理サーバ 2 1はハ一ドディスク 2 2に情報を格納 し、 C D媒体管理番号を受け付け順に発番して、 バーコ一ドプ リン夕 2 8からバーコ一ドラベルを発行する。

4. C D在庫管理者は C D媒体管理番号順に管理棚に C Dを収納 する。

5. CD利用者は情報管理システム 1 1の受け付けに行き、 CD 媒体管理番号を告げることにより、 C Dの貸し出しを受けるこ とができる。

なお、 この情報源管理システム 1 1には、 D AT、 コンパク ト力 セッ ト、 レコ一ドなどのその他の媒体も管理されている。

1台の C D在庫管理サーバ 2 1はハードディスク 2 2をミラ一リ ング構成として、 M Oディスクにより週 1回の全バヅクァヅプをと り、 毎日その日に入力した情報 （差分） について情報をバックアツ プする。 1 2台のクライアン トとしての在庫管理 P C 2 4で発注、 入庫、 情報入力、 検索、 貸し出しを行なう。 最大格納情報量は楽曲 について 1 0 0万件である。

素材情報管理 · 進行編成システム 1 2は、 2台の編成サーバ 4 1 一 1 , 4 1— 2と、 それに接続されている 1 5台の編成用 P C 4 2 一 1乃至 4 2— 1 5により構成されている。 編成サ一バ 4 1は、 そ れぞれハ一ドディスク 4 1 Aを有している。 この素材情報管理 ·進 行編成システム 1 2は、 放送に寄与する楽曲の管理と、 進行表の編 成を行う。 この進行表には、 放送される素材とその放送開始時刻、 放送間隔が記録されている。 放送に必要な楽曲の素材情報とチャン ネル毎の進行表は、 全て、 編成サーバ 4 1のハードディスク 4 1 A に格納されている。 なお、 ここで、 素材とは、 楽曲を M P E G圧縮 (エンコード） してファイル化したものを言い、 素材情報とは、 素 材情報登録システム 1 3によりエンコードした、 もしくはェンコ一 ド依頼があるこれから放送に必要な素材の情報を言う。

素材情報管理 · 進行編成は以下のように行なわれる。 編成者は編 成用 P C 4 2から自分の担当するチヤンネルの進行表を作成する。

1 . 編成者は放送したい楽曲について編成サーバ 4 1の素材情報 を検索する。 目的の素材が見つかれば、 編成用 P C 4 2のグラ フィカル 'ユーザ ' インターフエース（GUI Graphical User In terface )上で、 その楽曲を編成枠に ドラッグする。 この時、 ド ラッグされた楽曲の演奏時間は放送する際の実時間である。 編 成枠上この楽曲は 「収録済」 となる。 . 編成者は放送したい楽曲について編成サーバ 4 1の素材情報 を検索した結果、 目的の素材が見つからなければ、 C D在庫管 理サーバ 2 1を検索する。 目的の楽曲が見つかれば、 編成用 P C 4 2の G U I上で、 その楽曲を編成枠に ドラッグする。 この 時、 ドラッグされた楽曲の演奏時間は C D在庫管理上の時間で あり、 収録した結果の時間はこれと異なる場合がある。 この場 合には未だ素材情報登録 （エンコード） がされていないので、 編成枠上この楽曲は 「未収録」 となる。 未収録の楽曲は、 順次、 素材情報登録システム 1 3に収録候補として通知され、 ェンコ —ドされ次第、 編成サーバ 4 1上で、 「未収録」 が 「収録済」 の素材に変更され、 このとき、 素材の演奏時間は放送する際の 実時間となる。

C D在庫管理サーバ 2 1を検索して、 目的の楽曲が見つから ない場合、 C D在庫管理サーバ 2 1に対して C D発注依頼が出 力された後、 仮候補とされ、 入庫、 C D在庫管理登録が済み次 第、 上述の手続きを経て、 エンコードが行なわれ、 最終的に全 ての楽曲が編成枠上 「収録済」 となる。

. 全ての楽曲が編成枠上 「収録済」 となった時点で、 編成者は 編成用 P C 4 2の G U I上で整合性チェックをかける。 整合性 チェックとは、 編成枠内で指定された素材を均等に割り付け、 再生時間、 曲間 （無音） 時間が規定値以内であるか否かを自動 的にチェックする。 例えば 1時間番組で約 5分の曲を 1 2曲放 送しょうとした場合、 1 1曲が丁度 5分、 1曲が 6分だとする と、 合計の再生時間が編成枠 （ 1時間） を超えてしまう。 また. 全曲が丁度 5分だとすると、 曲の間の無音部分がなくなつてし まい、 放送としては不自然になってしまう。 そこで素材を放送 する場合の曲間 （無音） の時間の下限値 （例えば 1. 5秒） と、 上限値 （例えば 3秒） を設定して、 全曲を均等に割り付けた時 に、 曲間 （無音） 時間がこの範囲に入るかどうかチェックする もし入らない場合は、 演奏時間の異なる素材に入れ替えるか、 短めな編成としてその編成枠の最後に、 予め用意してある時間 調整の為の素材を入れてチヱックを通過するようにする。

図 4は、 このような整合性チェックの処理のフローチヤ一トを表 している。 最初にステップ S 1において、 整合性チェックの処理を 開始し、 ステップ S 2において、 すべての楽曲が収録済みであるか 否かを判定する。 収録済みである場合には、 整合性チェックする素 材が確定しているので、 ステップ S 3に進み、 曲間の上限値と下限 値を入力する。 例えば、 曲間の上限値として 3秒が、 曲間の下限値 として 1. 5秒が、 それぞれ入力される。

次に、 ステップ S 4で、 均等割付け計算が行われる。 例えば、 図 5 ( A) に示すように、 編成枠が 1時間 （ 3 6 00秒） であり、 こ の放送時間内に、 曲 A乃至曲 Lを放送するものとする。 曲 A乃至曲 Lの演奏 （再生） 時間の合計は、 34 3 7秒となるので、 曲間総時 間は、 1 6 3秒 （= 3 6 0 0— 343 7 ) となる。

そこで、 この曲間総時間を、 曲間数 （= 1 2 ) で割算すると、 曲 間平均時間として、 1 3. 5 8秒 （= 1 6 3秒/ 1 2 ) が得られる, 次に、 ステップ S 5に進み、 曲間が上限以内であるか否かが判定 される。 いまの場合、 曲間は 1 3. 5 8秒であり、 上限値 （ 3秒） を越えている。 この場合、 ステップ S 6に進み、 推奨差し替え曲時 間を表示する。 いまの場合、 曲間上限時間の総和は、 36秒 （= 3秒 X 12) で あり、 曲間下限時間の総和は、 1 8秒 （= 1. 5秒 X I 2) となる。 従って、 最低演奏増加時間は、 1 27秒 （=曲間総時間 136秒一 曲間上限時間総和 36秒） となり、 最大演奏増加時間は、 145秒 (二曲間総時間 1 63秒—曲間下限時間総和 1 8秒） となる。 そこ で、 例えば 「現状より 2分 07秒 （ 1 27秒） 乃至 2分 25秒 （ 1 45秒） 長い曲に変更する必要あり」 のようなメッセージを編成用 P C 42に表示させる。

そこで、 編成者は、 ステップ S 7において、 所定の曲を、 より長 い曲に差し替えるなどの再編成処理を行う。

例えば、 図 5に示すように、 2分の長さの曲 Lを、 4分 10秒 (250秒） の曲 Mに変更すると、 曲 Mは、 曲 Lより 2分 10秒 ( 130秒） 長いので、 図 5 (B) に示すように、 曲 A乃至曲 K、 および曲 Μの合計 1 2曲を、 均等の曲間 （ 2. 75秒） で割り付け ることができる。

図 4のステップ S 5で、 曲間が上限値以内であると判定された場 合には、 ステップ S 8に進み、 曲間が下限値以内であるか否かが判 定される。 曲間が下限値以内である場合には、 ステップ S 1 1に進 み、 整合性チェックが完了される。

これに対して、 ステップ S 8において、 曲間が下限値以内ではな いと判定された場合には、 ステップ S 9に進み、 推奨差し替え曲時 間が表示される。 そして、 ステップ S 1 0において、 編成者は、 よ り短い曲に差し替えるなどの再編成処理を行う。 このため、 各種の 長さの曲が、 予め用意され、 後述する保有サーバ 1 2 1に登録され ている。 ステップ S 2において、 整合性チェックを行う楽曲が、 すべて収 録済みではないと判定された場合には、 ステップ S 1 2に進み、 未 収録曲が、 編成用 P C 4 2に表示される。 この場合、 均等割付け計 算を行うことができないので、 ステップ S 1 3に進み、 整合性チェ ック未了のまま、 処理が終了される。

なお、 これらの素材の演奏時間は C D在庫管理サーバ 2 1のデー 夕ベースの時間ではなく、 編成サーバ 4 1上の素材情報データべ一 ス （エンコードされた後の素材） の時間を基に計算される。

このようにして、 1つのチャンネルの 1 曰分の進行表 （フアイ ル） が作成される。 最終的に編成管理者がこの進行表を承認し、 承 認された進行表 （ファイル） は書き換えられないようにロックされ て、 送出サイ ト 2の保有サーバ 1 2 1の外部ハードディスク 1 2 1 Aに専用回線 3を使って転送される。

4 . このように、 編成サーバ 4 1には、 チャンネル毎、 放送日毎 に、 進行表がデータベースとして保存される。 また編成サーバ 4 1 には、 素材情報として、 既に放送素材として保有サーバ 1 2 1の外 部ハードディスク 1 2 1 Aに蓄積されている素材に関するデータ、 および今後放送予定があり、 保有サーバ 1 2 1の外部ハードディス ク 1 2 1 Aに蓄積されるべき未収録の素材に関するデータが、 デ一 夕ベースとして蓄積される。 これらのデータは、 C D在庫管理サー バ 2 1のデ一夕べ一スから、 放送に必要な項目を引き出したデータ を基本とし、 それに放送日、 放送チャンネル、 編成者など、 放送に 関する情報を付加した形で蓄積されている。

2台の編成サーバ 4 1— 1 , 4 1 - 2はそれぞれ外部ハードディ スク 4 1 A— 1， 4 1 A— 2をもち、 デュアル稼働している。 1 5 台の編成用 P C 4 2— 1乃至 4 2— 1 5で、 編成サーバ 4 1の検索、 CD在庫管理サーバ 2 1の検索などにより編成表を作成する。 編成 サーバ 4 1の最大格納情報量は素材について 1 0万件である。

素材情報登録システム 1 3は、 8台の CDプレーヤおよびアンプ

5 1— 1乃至 5 1— 8を有し、 8台の MP E Gエンコーダデコーダ

52— 1乃至 5 2— 8は、 CDプレーヤおよびアンプ 5 1— 1乃至 5 1— 8の再生出力をエンコードして、 8台の登録 P C 5 3— 1乃 至 5 3— 8に出力するようになされている。 登録 P C 5 3— 1乃至 5 3— 8は、 エンコーダデコーダ 5 2— 1乃至 5 2— 8より供給さ れたデ一夕を、 ル一夕 73— 3、 夕一ミナルアダプタ（TA:Terminal

Adapter) 7 2 - 3 デジタルサ一ビスユニッ ト （DSU:Digital Ser vice Unit) 7 1— 3から、 専用回線 3を介して送出サイ ト 2の D S U 1 2 5— 3に出力するようになされている。

登録 P C 5 3— 1乃至 5 3— 8には、 8台のライブ P C 6 1— 1 乃至 6 1— 8が接続されている。 これらのライブ P C 6 1は、 その ハードディスク 6 1 Aに、 ライブ用のデータを保存する。 そして、 ライブ P C 6 1— 1乃至 6 1— 8より出力されたデ一夕は、 MP E Gデコーダ 6 2— 1乃至 6 2— 8によりデコ一ドされた後、 コーデ ヅク （CODEC: Coder-Decoder) 6 3— 1乃至 6 3— 8から専用回線 3を介して、 送出サイ ト 2のコ一デック 1 24— 1乃至 1 24 - 8 に供給されるようになされている。

なお、 このとき、 MP E Gデコーダ 6 2 _ 1乃至 6 2— 8の出力 は、 適宜、 マイクロホン 7 6— 1乃至 7 6— 8からの入力と加算さ れ、 コーデック 6 3から出力されるようになされている。

ァ一カイブ制御 P C 54には、 ァーカイブ MOチェンジャ 5 5が 接続されており、 アーカイブ MOチェンジャ 5 5で ドライブされる MOディスクに、 ァ一カイブデ一夕が記憶されるようになされてい る。 このアーカイブ制御 P C 54は、 登録 P C 5 3、 ライブ P C 6 1、 在庫管理サーバ 2 1、 編成サーバ 4 1、 編成用 P C 4 2などに 接続されている他、 ル一夕 7 3— 2、 夕一ミナルアダプタ 7 2— 2、 D S U 7 1— 2から、 専用回線 3を介して、 送出サイ ト 2の D S U 1 2 5— 2、 夕一ミナルアダプタ 1 2 6— 2、 ルー夕 1 2 7— 2か ら、 保有サーバ 1 2 1にも接続されている。

素材情報登録システム 1 3は、 例えば CD等の蓄積媒体から CD プレーヤおよびアンプ 5 1で楽曲を再生して、 MP E Gエンコーダ デコーダ 5 2により圧縮処理 （エンコード） をして素材フアイル化 し、 登録 P C 5 3、 ル一夕 7 3— 3、 ターミナルアダプタ 7 2— 3、 D S U 7 1— 3、 専用回線 3、 D S U 1 2 5— 3、 ターミナルァダ プ夕 1 2 6— 3、 ルー夕 1 2 7— 3を介して保有サーバ 1 2 1に転 送する機能、 保有サーバ 1 2 1内の素材を削除したり、 または、 保 有サーバ 1 2 1内の素材をル一夕 1 2 7— 2、 ターミナルアダプタ 1 2 6— 2、 D S U 1 2 5— 2、 専用回線 3、 D S U 7 1— 2、 夕 —ミナルアダプタ 7 2— 2、 ルータ 7 3— 2、 ァーカイブ制御 P C 54を介して、 アーカイブ MOチェンジャ 5 5に転送する機能、 保 有サーバ 1 2 1内の楽曲を任意に選択して、 ルー夕 1 2 7— 3、 夕 一ミナルアダプタ 1 2 6— 3、 D S U 1 2 5— 3、 専用回線 3、 D SU 7 1— 3、 夕一ミナルアダプタ 7 2— 3、 ルータ 7 3— 3、 登 録 P C 5 3、 MP E Gエンコーダデコーダ 5 2、 CDプレーヤおよ びアンプ 5 1の経路で、 音楽を再生する機能を実現するシステムで ある。 素材情報管理 · 進行編成システム 1 2で編成者が放送したい楽曲 について編成サーバ 4 1の素材情報を検索した結果、 目的の素材が 見つからず、 C D在庫管理サーバ 2 1を検索して、 目的の素材が見 つかれば、 編成用 P C 4 2の G U I上で、 その楽曲を編成枠に ドラ ヅグする。 この場合には未だ素材情報登録 （エンコード） がされて いないので、 編成枠上この楽曲は 「未収録」 となる。 そこで未収録 の楽曲は専用回線 3を介してこの素材情報登録システム 1 3に収録 候補として通知される。

素材情報登録担当者は、 この未収録すなわち素材登録候補の楽曲 の中から、 これから登録を行う楽曲を予約する。 これは同時に他の 担当者と作業が重複しないようにするためである。 予約をした後、 素材情報登録担当者は、 情報源管理システム 1 1の貸し出し窓口に 行き、 必要な C D媒体を借りる。 この時、 編成用 P C 4 2上で引き 出された素材情報は、 C D在庫管理サーバ 2 1のデ一夕ベースによ るものなので、 C D媒体管理番号によって即座に目的の C D媒体を 引き出すことができる。

これを素材登録を行うブースにて、 素材登録候補の楽曲と、 実際 に借り出してきた C D媒体のうちの楽曲を電子的に照合するチエツ クを行う。 これは、 C D在庫管理登録をする際に、 1つの楽曲に対 して演奏時間と トラック番号などから、 ある一定の演算式により求 められた楽曲に一意に定まる値を計算して、 それが照合 I Dとして デ—夕ベースに保存されているので、 実際に借り出したとき、 再度 その演算により求められた値が一致するかどうかで実現できる。 確認された楽曲を C Dプレーヤおよびアンプ 5 1にかけ、 リアル タイムに M P E Gエンコーダデコーダ 5 2でエンコードして、 登録 P C 5 3のハードディスク 5 3 Aに、 MP E Gファイルとして格納 する。 書き込みが終了したファイル （素材） は、 送出サイ ト 2の保 有サーバ 1 2 1の外部ハードディスク 1 2 1 Aに専用回線 3を使つ て転送される。 さらに送出サイ ト 2の保有サーバ 1 2 1の外部ハー ドディスク 1 2 1 Aに格納されたファイル （素材） は、 専用回線 3 を使って、 編成サイ ト 1の登録 P C 5 3のハードディ スク 5 3 Aに 転送される。 素材情報登録担当者はこの保有サーバ 1 2 1から転送 されたファイル （素材） を、 MP E Gエンコーダデコーダ 5 2によ つて再生して、 音を最初から最後まで聴く検聴を行う。 検聴作業を 経て問題ない素材が 「収録済」 となる。

楽曲の MP E Gファイル化については図 6乃至図 9に示す方法で 実現できる。

1. 図 6に示す方法では、 C Dプレーヤおよびアンプ 5 1 として の実時間再生装置 2 0 1 (例えば CDプレーヤ） で音楽 （ベースバ ン ド） を再生し、 それを MP E Gエンコーダデコーダ 5 2としての 実時間エンコーダ 2 0 2で圧縮して、 登録 P C 5 3のハードディス ク 5 3 Aに蓄積する。

2. 図 7に示す方法では、 CDプレーヤおよびアンプ 5 1 として の N倍速の再生装置 2 1 1、 例えば 8倍速の CD— R OMプレーヤ でデ一夕を読み込み、 これを MP E Gエンコーダデコーダ 5 2とし ての 8倍速のエンコーダ 2 1 2で圧縮して、 登録 P C 5 3のハード ディスク 5 3 Aに蓄積する。 Nは 1より犬の小数を含む数である。

3. 図 8に示す方法では、 C Dプレーヤおよびアンプ 5 1 として の可変倍速再生装置 2 2 1 (例えば CD— R OMプレーヤ） でデ一 夕を読み込み、 これを直接登録 P C 5 3の内部メモリまたはハード ディスク 5 3 Aに一旦蓄積して、 ソフ トウエアでエンコードして、 ハードディスク 5 3 Aに蓄積する。 なお、 ここにおける可変倍速と はバース ト読み出し制御を含む。

4. 図 9に示す方法では、 外部にて既にエンコードされたフアイ ルの供給を受けて、 登録 P C 5 3のハ一ドディスク 5 3 Aに蓄積す る ο

素材情報登録システム 1 3では、 保有サーバ 1 2 1からルー夕 1 27 - 2, ターミナルアダプタ 1 2 6— 2、 D SU 1 2 5— 2、 専 用回線 3、 D S U 7 1— 2、 夕一ミナルアダプタ 7 2— 2、 ル一夕 7 3 - 2, ライブ P C 6 1の経路で転送されたファイル （素材） を、 M P E Gデコーダ 6 2によってデコード、 再生する方法で、 デイス クジョッキー（DJ:disc jockey)によるライブ放送の楽曲送出が行わ れる。 放送したい楽曲を、 D J端末としてのライブ P C 6 1から編 成サーバ 4 1を検索して、 目的の楽曲が既に収録済であるか否かを 調べる。 その素材を送出サイ ト 2の保有サーバ 1 2 1から専用回線 3により転送して、 デコーダ 6 2によって楽曲を再生 （デコード） する。 このとき、 マイクロホン 7 6により収音した音声信号が A/ D変換され、 MP E Gデコーダ 6 2の出力に重畳 （ミキシング） さ れる。

また、 高速で高価な保有サーバ 1 2 1の外部ハードディスク 1 2 1 Aの容量は有限なために、 いずれ飽和してしまう。 そこで保有サ —バ 1 2 1の外部ハ一ドディスク 1 2 1 Aの容量を常に監視し、 設 定した条件に従って、 削除候補の素材をアーカイブ制御 P C 54に 表示する。 この条件とは、 例えば、 放送された回数が 1年以内に 2 回以下の素材、 予め放送終了後に削除候補に指定した楽曲などであ る。 逆に予め素材登録時に削除候補にあげないように指定した素材 は削除候補から除外される。 素材管理者がこの削除候補から実際に 削除する楽曲、 MOディスクにアーカイブするもの、 削除候補から 外すもの、 を指定することによって、 自動的にその処理が行われる アーカイブ MOチェンジャ 5 5の MOディ スクにアーカイブされて いる楽曲は、 編成上必要となった時、 バッチ処理によって保有サー バ 1 2 1の外部ハードディスク 1 2 1 Aに戻すことが可能である。 このため、 保有サーバ 1 2 1 とァ一カイブ制御 P C 54は、 ルー夕 1 2 7— 2、 夕一ミナルアダプタ 1 2 6— 2、 D S U 1 2 5— 2、 専用回線 3、 D S U 7 1— 2、 夕一ミナルアダプタ 7 2— 2、 ル一 夕 7 3— 2の経路で相互に接続されている。

図 1 0は、 このアーカイブ処理の詳細を表している。 すなわち、 最初にステップ S 3 1において、 ァーカイブ制御 P C 54または登 録 P C 5 3からァ一カイブのための条件が設定される。 この条件は、 上述したように、 例えば、 放送回数が過去 1年以内に 2回以下の楽 曲とすることができる。 このときァ一カイブ制御 P C 54は、 ステ ップ S 3 2に進み、 過去 1年以内に放送回数が 2回以下の素材を編 成サーバ 4 1から検索し、 これを削除候補として、 アーカイブ制御 P C 54または登録 P C 5 3に表示させる。

次に、 ステップ S 3 3に進み、 ステップ S 3 2で表示された削除 候補の素材の中から、 素材管理者が実際に削除するものを指定する, この指定が行われると、 ステップ S 34において、 アーカイブ制御 P C 54は、 削除が指定された素材を保有サーバ 1 2 1の登録から 削除する処理を行う。

次に、 ステップ S 3 5において、 素材管理者は、 削除候補素材の 中から、 アーカイブ素材を指定する。 この指定が行われると、 ァ一 カイブ制御 P C 5 4は、 ステップ S 3 6で、 保有サーバ 1 2 1に登 録されているその素材を、 アーカイブ M〇チェンジャ 5 5の M Oデ イスクにアーカイブさせる。

これにより、 高速ではあるが容量が小さいハードディスク 1 2 1 Aと、 ハードディスク 1 2 1 Aに較べて低速ではあるが、 容量が大 きい M Oディスクに素材を分けて保存することができ、 すべての素 材をハードディスク 1 2 1 Aに保存する場合に較べて、 小型化、 低 コス ト化を図ることができる。

このように、 8台の登録 P C 5 3— 1乃至 5 3— 8で編成サーバ 4 1のデータベース上の素材登録候補を知り、 各登録 P C 5 3に接 続された 8台のエンコーダデコーダ 5 2— 1乃至 5 2— 8で素材の ファイル化を行う。 1台のアーカイブ制御 P C 5 4 (クライアン ト） で編成サーバ 4 1のデータベース上の削除候補の素材を知り、 登録 P C 5 3から削除するか、 または、 接続された 1台のァ一カイ ブ M Oチェンジャ 5 5の M Oディスクにアーカイブを行う。 8台の ライプ P C 6 1— 1乃至 6 1— 8 (クライアン ト） で編成サーバ 4 1のデータベース上の収録済素材を知り、 ライブ P C 6 1— 1乃至 6 1 - 8に接続された 8台のデコーダ 6 2— 1乃至 6 2— 8で楽曲 の再生を行う。

なお、 一度アーカイブされた素材であったとしても、 その素材が、 再び進行表上で使用された場合には、 これを保有サーバ 1 2 1に再 び保持させる必要がある。 すなわち、 上述したように、 進行表上で 素材が指定されると、 その素材が収録済みであるか否かがチエツク される。 収録済みでない素材は、 収録する必要があるが、 ァ一カイ ブされた素材は、 既に収録されている素材である。 編成サーバ 4 1 は、 ハードディスク 4 1 A上に形成されているデ一夕ベースにおい て、 素材の情報を管理しており、 その素材が、 アーカイブされた素 材である場合、 その素材のァ一カイブ M Oチェンジャ 5 5の記録位 置も保持している。

そこで、 編成サーバ 4 1は、 進行表上で指定された素材がァ一力 イブされた素材であることが判明した場合、 予め設定してある所定 の時刻が到来したとき、 バッチ処理により、 アーカイブ制御 P C 5 4を制御し、 アーカイブ M Oチェンジャ 5 5に保持されている、 そ の素材を読み出させ、 保有サーバ 1 2 1に転送し、 保有させる。 なお、 もちろん、 編成者が必要に応じて手動操作して、 ァ一カイ ブされている素材を保有サーバ 1 2 1に転送し、 保持させるように することも可能である。

さらにまた、 進行表上で指定されたアーカイブ素材を、 バッチ処 理により、 自動的に保有サーバ 1 2 1に転送し、 保有させる機能を 停止するか、 あるいは続行するかを、 必要に応じて、 選択させるよ うにしてもよい。 このようにすれば、 アーカイブされている素材が、 誤って保有サーバ 1 2 1に復元されるようなことが抑制される。 保有サーバおよび多チャンネル送出システム 1 0 1は、 2台の保 有サーバ 1 2 1 - 1 , 1 2 1— 2を有している。 これらの保有サ一 ノ 1 2 1には、 例えば、 5 0 0 G Bの容量を有するハ一ドディスク (ディスクアレイ） 1 2 1 Aが接続されている。 保有サーバ 1 2 1 は、 ル一夕 1 2 7— 1、 夕ーミナルアダプタ 1 2 6— 1、 D S U 1 2 5— 1、 専用回線 3、 編成サイ ト 1の D S U 7 1— 1、 ターミナ ルアダプタ 7 2— 1、 ルー夕 7 3— 1を介して編成サーバ 4 1に接 続されている。

また、 保有サーバ 1 2 1には、 専用回線 3上のハブ （HUB) 1 2 2を介して 9台の送出サーバ 1 2 3— 1乃至 1 2 3— 9が接続さ れている。 送出サーバ 1 2 3— 1乃至 1 2 3— 9には、 それぞれ 2 0 GBの容量を有するハ一ドディスク 1 2 3 A— 1乃至 1 2 3 A— 9が接続されている。

送出サーバ 1 2 3— 1乃至 1 2 3— 9には、 MP E Gエンコーダ 1 2 9— 1乃至 1 2 9— 9の出力が供給されている。 MP E Gェン コーダ 1 2 9— 1乃至 1 2 9— 9は、 編成サイ ト 1のコーデヅク 6 3— 1乃至 6 3— 8から専用回線 3を介してコ一デヅク 1 2 4— 1 乃至 1 24— 8に供給され、 そこからさらにスィ ッチ 1 2 8を介し て入力されたデータをエンコードして出力するようになされている ( 送出サーバ 1 2 3— 1乃至 1 2 3— 9と、 MP E Gエンコーダ 1 2 9— 1乃至 1 2 9 9— 9のうち、 それぞれ 1台の送出サーバ 1 2 3と、 1台の MP E Gエンコーダ 1 2 9は、 予備用 （待機用） とさ れ、 他の送出サーバ 1 2 3または MP E Gエンコーダ 1 29が故障 したとき、 代わりに用いられるようになされている。

保有サーバおよび多チヤンネル送出システム 1 0 1においては、 保有サーバ 1 2 1がその外部ハ一ドディスク 1 2 1 Aに、 放送に必 要な楽曲を MP E G圧縮 （エンコード） した素材、 進行表、 多チヤ ンネル （この実施の形態の場合、 l O O c h) のデータの送出に必 要な全てのシステムコンフィ グレーション （システム全体の制御に 必要な情報） を保有する。

ここでは送出サーバ 1 2 3は、 1台で、 最大 1 3チャンネル分の フォーマツ ト変換と多重化をソフ トウエアにより行う。 本実施の形態における保有サーバ 1 2 1の外部ハードディスク 1 2 1 Aの容量は 500ギガバイ ト（GByte)である。 これは、 次に示す ように、 楽曲の 1曲を 5分として、 256 k b i t /秒のレートの 素材とした場合、 約 5万曲の格納容量となる。 条件 ： サンプリング周波数 48 kH z

量子化ビッ 卜数 1 6 b i t

音尸モー S T E R E O

圧縮率 1/6 ( 2 56 kb s) 演奏時間 5分 計算式 ：

48 kH z x l 6 b i t x 2 x ( 1/6) x 60 x 5 x ( 1 / 8 ) =約 10Mb y t e

500 G b y t e程度/約 1 OMb y t e = 5万曲 その他の進行表、 1 00 c h送出に必要な全てのコンフィグレー シヨンのファイルサイズは素材の容量に比べて極わずかとなる。 保有サーバ 12 1への編成サイ ト 1からのアクセスは以下の場合 に行われる。

1. 素材情報管理 · 進行編成システム 1 2からの各チャンネル、 各放送日毎の進行表の転送。

2. 素材情報登録システム 1 3からの素材の転送 （登録） 。

3. 素材情報登録システム 1 3への素材の転送 （検聴、 楽曲再 生） 。 4 . 素材情報登録システム 1 3からの保有サーバ 1 2 1内の素材 の削除。

5 . 素材情報登録システム 1 3への素材のァーカイブ M Oチェン ジャ 5 5への転送 · 削除。

6 · 素材情報登録システム 1 3のアーカイブ M Oチェンジャ 5 5 からの素材の復帰。 保有サーバ 1 2 1に格納されるシステムコンフィ グレーシヨンフ アイルは以下の通りである。

共通時刻 ：

送出システム全体が正しい時刻を共有する。

ビッ トレート表 ：

送出する音楽チャンネルのビッ トレ一トを定義する。

チャンネル組合せ表 ：

送出サーバ 1 2 3が受け持つチャンネルを定義する。

M U X現用状態 ：

2次多重衛星送出システム 1 0 2の現用系を示す。 P M T (Program Map Table ) ：

プログラムマップテ一ブル

サービス対応表 ：

管理チャンネル番号と放送サービス番号の対応表である。 なお、 ここでいう送出システムとは、 編成サーバ 4 1、 保有サー バ 1 2 1、 送出サーバ 1 2 3、 切替制御 P C 1 8 2、 および、 マル チプレクサコン トローラ（MXC :Multiplexor controler ) 1 4 4を意 味している。 このうち、 保有サーバ 1 2 1には送出システムの共通 情報を蓄積することができ、 システム運用中はいつでも参照 · 更新 を行うことができる。

これらのコンフィグレーションを設定するサーバと参照するサ一 バの関係を図 1 1に示す。

ビッ トレート表、 P T M 、 およびサービス対応表は、 システム 基本パラメ一夕を定義しており、 通常の運用中には変更されないも のである。 チャンネル組合せ表と M U X現用状態は、 通常の運用中 に変更されないが、 チャンネルグループを受け持つ送出サーバ 1 2 3は障害時や保守時に変更される。

これらコンフィ グレーシヨンのフアイルは先頭注釈行に更新日時 が記録されており、 参照側はこれから更新の有無を知ることができ る。

以下の説明で単に 「管理チャンネル番号」 と呼ぶものは、 システ ムの内部チヤンネルに対応する番号であり、 1から 1 0 0までの連 番である。 <共通時刻 >

切替制御 P C 1 8 2は、 局内時計 1 8 4の計時する時刻を基準に して、 定期的に保有サーバ 1 2 1の共通時刻を設定し、 更正する。 送出サーバ 1 2 3 と M X C 1 4 4は、 保有サーバ 1 2 1を対象に r d a t eコマン ドを実行することで送出システム全体の時刻を合わ せることができる。

<ビッ トレ一ト表 > ビヅ トレート表は、 各チヤンネルの送出ビッ トレートと、 保有サ ーバ 1 2 1に保持されている素材ファイルからの送出であるのか、 またはリアルタイムの MPE Gエンコーダ 1 29からの送出である のか、 を定義するとともに、 注釈として放送する音楽ジャンルを定 義する。 これは切替制御 P C 1 82が設定し、 編成サーバ 4 1と送 出サーバ 123が参照する。

<チヤンネル組合せ表〉

このチャンネル組合せ表は、 1つの送出サーバ 1 23が受け持つ 管理チャンネルを定義するファイルである。 これは、 切替制御 P C 182が f t p (file transfer protocol) で設定し、 送出サーバ 123と MXC 144が参照する。

<MUX現用状態 >

これは、 2重系構成である 2次多重衛星送出システム 102のマ ルチプレクサ（MUX:Multiplexor) 14 1の現用系を示し、 切替制御 P C 1 82が設定し、 MX C 144が参照する。

< P M T (プログラムマップテーブル） 〉

PMTは放送の各チヤンネルに割り当てられるマツプ情報を定義 するファイルである。 これは、 MXC 144が f t pで毎日更新し、 送出サーバ 1 23が参照する。 この P M Tの転送手順は次の通りである。

時刻 t l [MX C 144→保有サーバ 1 2 1 ] 翌日用 PMTを PMT. newとして f t p転送 時刻 t 2 [保有サーバ 1 2 1 ]

PMT .newがあれば P M Tにフアイル名変更 時刻 t 3 [送出サーバ 1 23]

当日の放送終了

時刻 t 4 [保有サーバ 1 2 1 送出サーバ 123]

P M Tのコピー

時刻 t 5 [送出サーバ 1 23]

翌日の放送開始 なお、 放送時刻は、 時刻 t 0から時刻 t 6までが 1日 （ 1サイク ル） とされ、 上記手順の時刻 t 1乃至 t 5は、 その間の所定の時刻 である。

保有サーバ 1 2 1は、 毎日所定の時刻に新しい PMT(PMT.new) の存在を調べ、 あればファイル名を PMTとすることで受領する。 送出サーバ 1 23は、 毎日の放送開始に先だって PMTをコピーす る。 このとき、 保有サーバ 1 2 1に障害があれば、 前日にコピーし た PMTで送出する。

<サービス対応表 >

これは、 管理チャンネル番号と放送サービス上で割り当てられる 「チャンネル番号」 との対応を示し、 切替制御 P C 182が設定し 送出サーバ 123と MXC 144が参照する。 くコンフィグレーションフアイル変更方法 > 以下のファイルを更新する場合は、 接尾語に （.new) を付加して 切替制御 P C 1 82から保有サーバ 1 2 1へ ftp転送する。

ビ 卜 レー卜表 ： /100ch/conf ig/bitrate.new チャンネル組合せ表 ： /lOOch/config/Channel.new サービスタ寸 jiS ： /100ch/conf ig/service.new 保有サーバ 1 2 1は、 毎日、 放送終了間際の所定の時刻に、 これ ら更新ファイルの存在を調べ、 あれば接尾語を除いたファイル名に 変更することでこれを受領する。

送出サーバ 1 23は、 毎日の放送開始に先だって、 受領されたフ アイル （すなわち、 接尾語の付かないファイル） をコピーする。 こ のとき、 保有サーバ 1 2 1に障害があれば、 前日にコピーしたもの が有効とされる。

コンフ ィ グレーショ ンファイル変更 （更新） の処理をフローチヤ —卜にまとめると、 図 12に示すようになる。 最初に、 ステップ S 4 1において、 保有サーバ 1 2 1は、 （.new) の接尾語が付加され ているフアイルがぁるか否かを判定し、 このようなフアイルが存在 する場合には、 ステップ S 42に進み、 ファイル置換処理を実行す ο

すなわち、 保有サーバ 1 2 1は、 （.new) の接尾語を除いたファ ィル名のファイルを、 その接尾語がついたフアイルの内容で更新す る。 例えば、 AB C.newのファイルが存在する場合、 ファイル AB Cが、 ファイル AB C.newで更新される。 そして、 更新後のフアイ ル名は、 AB Cとされる。

このようなファイル置換処理が実行された後、 ステップ S 43に 進む。 ステップ S 4 1において、 （.new) の接尾語を有するフアイ ルが存在しないと判定された場合には、 ステツプ S 4 2の処理をス キップし、 ステップ S 43に進む。 ステップ S 43においては、 こ のようにして保有サーバ 1 2 1において更新されたファイルが、 送 出サーバ 1 2 3にコピーされ、 送出サーバ 1 2 3は、 その内容に応 じて、 放送を行う。

本実施の形態において、 送出サーバ 1 2 3は 9台とし、 そのうち 8台が現用、 1台を予備としている。 送出サーバ 1 2 3は 1台で保 有サーバ 1 2 1からの複数チヤンネル （本実施の形態においては最 大 1 3チャンネル） の素材フアイル、 或いは実時間で MP E G圧縮 (エンコード） 処理するリアルタイムエンコーダ 1 2 9からの素材 ス ト リームを入力とし、 MP E Gシステム規格のトランスポートス ト リ一ム（TS transport Stream) にソフ トウエアにてリアルタイム で変換し、 多重する。

また、 送出サーバ 1 23は、 他にプログラムマップテーブル（PMT ： Program Map Table )、 プログラムクロヅクリフアレンス（PCR:Prog ram Clock Reference)も同時に多重する。 これを 1次多重化と呼ぶ _c 本実施の形態のように、 全体で 1 0 0チャンネルを放送する場合、 8台の送出サーバ 1 2 3の内、 6台が 1 3チャンネル、 1台が 1 2 チャンネル、 残り 1台が 1 0チャンネルを 1次多重する。 それを電 気信号に変換して、 2次多重衛星送出システム 1 0 2の現用系と予 備系の 2台のマルチプレクサ（MUX:Multiplexor) 1 4 1 - 1 , 1 4 1— 2に並列に出力する。 さらに同様の出力を、 T S音声モニタ 1 63にも並列に出力する。 これらの伝送路のケーブル内を流れる電 気信号は、 全て送出サーバ 1 2 3からマルチプレクサ 1 4 1、 T S 音声モニタ 1 6 3への信号であり、 内容は T Sデータ、 クロック、 シンク、 デ一夕バリ ッ ドである。

送出サーバ 1 2 3は日替り時 （ 4 ： 0 0 ) に、 前日に取得した当 日分の複数の担当チヤンネル分の進行表に従って、 放送に必要な素 材のフアイルを送出サーバ 1 2 3の外部ハ一ドディスク 1 2 3 Aか ら順次読み出し、 それと同時に、 M P E Gエンコーダ 1 2 9により 実時間で M P E G圧縮 （エンコード） 処理された素材ス ト リームを 並列の M P E Gシステム規格の トランスポートス ト リームパケヅ ト に変換し、 また、 P M Tパケッ トの作成を行い、 さらに N u l lパ ケヅ トを挿入した後、 P C Rバケツ トを多重した上に、 その P C R バケツ 卜に時間情報を打刻して出力する。

送出サーバ 1 2 3はさらに、 日替り時に、 翌日分の複数の担当チ ヤンネル分の進行表を保有サーバ 1 2 1から読み出し、 その進行表 に従って、 翌日放送に必要な素材を保有サーバ 1 2 1から送出サー バ 1 2 3の外部ハ一ドディスク 1 2 3 Aへコピーする。 これにより、 万一、 保有サーバ 1 2 1に障害が生じた場合や、 進行表の送付が遅 れた場合に対して、 翌日まで対応を猶予することができる。 また万 一、 2日以上、 保有サーバ 1 2 1に障害が生じた場合や、 進行表が 送付されなかった場合に、 その当日は前日分の進行表を代用 （コピ ―) することによって、 放送が全く実行されないという事故を防ぐ ことが可能となる。

本実施の形態における送出サーバ 1 2 3の外部ハードディスク 1 2 3 Aの容量は、 2日分格納するものとした。 ディスクの占有容量 は、 本日分と翌日分など、 素材が重複する場合には、 各チャンネル 内、 さらに全チヤンネルで互いに全く重複しない素材を放送する場 合より減少する。 すなわち、 極端な場合として、 全てのチャンネル で 1つの素材を連続して 2日間放送する場合には、 ディスクの占有 容量は 1素材ファイル分のみでよい。 また、 運用によっては、 特定 のチャンネルはより短い編成とし、 特定のチャンネルはより長い編 成にすることも可能である。

8台の送出サーバ 1 2 3の中の 1台に、 万一障害が生じ、 送出不 能になった場合、 その送出サーバ 1 2 3— iが担当している全ての チャンネル （例えば 1 3チャンネル） の放送が停止する。 そこで、 障害が生じた送出サーバ 1 2 3 — iで実行していたプロセスを、 全 て 備の送出サーバ 1 2 8— jへ切り替える （ 9 / 8 リダンダン ド 切替を行う） 。 後述する切替制御 P C 1 8 2は保有サーバ 1 2 1の コンフィグレーションを書き換え、 その後、 各送出サーバ 1 2 3、 MXC 1 4 4にコンフィグレーションが書き換えられたことを伝える。 予備として待機していた送出サーバ 1 2 8— j は障害を生じた送出 サーバ 1 2 8— iが担当していたチャンネルの進行表を保有サーバ 1 2 1から取得して、 その進行表に従って現在送出に必要な素材フ アイルを保有サーバ 1 2 1から直接読み出して送出を開始する。 こ れと同時に M X C 1 4 4は M U X 1 4 1の入力チャンネルを切り替 える。 すなわち、 障害の生じた M U X 1 4 1の入力ゲートを閉じ、 予備としてそれまで閉じていた入力ゲートを開ける。 これにより直 ちに放送が開始される （復旧する） 。

また、 その間にも送出サーバ 1 2 3— jは、 担当するチャンネル の進行表から、 今後、 本日および翌日に必要となる素材ファイルを 検索し、 それを保有サーバ 1 2 1から読み出して外部ハードデイス ク 1 2 3 A— j に順次コピーを行う。 すなわち、 送出する素材ファ ィルの読み出しよりも、 保有サーバ 1 2 1から送出サーバ 1 2 3へ のファイルの転送時間の方が早いので、 送出すべきものは、 すべて の素材のコピーの完了を待たずに送出し、 その合間に、 コピーを完 了する。 これにより予備として待機していた送出サーバ 1 2 3— j は、 最終的に、 障害を生じた送出サーバ 1 2 3— iと全く同様の設 定となる。 これにより、 障害により入れ替えが起こった後、 予備機 を現用機に戻す必要がなく、 以後、 障害が生じた送出サーバ 1 2 3 一 iを予備機として待機させ、 修理することが可能となる。

2次多重衛星送出システム 1 0 2は、 図 1 3に示すように、 送出 システム A系 3 1 1 と、 送出システム B系 3 1 2を有している。 送 出システム A系 3 1 1を構成するマルチプレクサ 1 4 1— 1には、 送出サーバ 1 2 3— 1乃至 1 23— 9の出力が供給されている。 マ ルチプレクサ 1 4 1一 1は、 MX C 1 44— 1により制御され、 所 定の 8台の送出サーバ 1 2 3からの出力を選択し、 変調装置 1 42 — 1に出力している。 変調装置 1 4 2— 1は、 入力されたデ一夕を QP S K方式で変調し、 セレクタ 1 43に出力する。

同様に、 送出システム B系 3 1 2を構成するマルチプレクサ 1 4

1一 2は、 MX C 1 44— 2により制御され、 送出サ一バ 1 2 3の 出力を選択し、 変調装置 1 4 2— 2に出力している。 変調装置 1 4

2— 2は、 入力された信号を QP S K方式で変調し、 セレクタ 1 4 3に出力している。

なお、 送出サーバ 1 2 3から MX C 1 44と T S音声モニタ 1 6 3には、 DVB (Digital Video Broadcasting) パラレル、 LVD Sなどで、 デ一夕が転送される。

セレクタ 1 4 3は、 切替制御 P C 1 8 2により制御され、 変調装 置 142— 1または変調装置 142— 2より入力された信号の一方 を選択し、 図示せぬ中間周波 （ I F) 処理回路を介して衛星に出力 するようになされている。

また、 マルチプレクサ 14 1と MX C 144には、 放送全体を管 理する放送管理システム 30 1より、 適宜、 所定の信号が供給され るようになされている。

2次多重衛星送出システム 1 0 2では、 8系統の送出サーバ 1 2 3よりそれぞれ供給される 1 3チヤンネル分の P E S (Program Ele mentary Stream) パケッ ト、 PMTパケッ ト、 および P C Rパケッ 卜が 1次多重された T Sを、 マルチプレクサ 14 1に入力す 。 2 次多重装置としてのマルチプレクサ 14 1ではこれらのバケツ 卜と、 PMT以外の番組選択に必要なバケツ 卜、 番組ガイ ドパケッ ト、 番 組管理バケツ ト、 顧客管理バケツ ト等、 衛星に送出する全てのパケ ッ トを多重化して出力する。 その出力は QP SK変調装置 142に てエラー訂正符号が付加された後に、 Q P S K変調されて変調信号 として出力される。

MX C 144は放送管理システム 30 1から翌日分の運行データ (放送全体の運行を規定する） を毎日 26 : 30に受け取り、 27 ： 50に PMTフアイルを作成し、 P M T .newとしてハブ 1 22を 介して保有サーバ 1 2 1に転送する。 また MX C 144はマルチプ レクサ 14 1に対して、 P M T以外の番組選択に必要なパケヅ ト、 番組ガイ ド用バケツ ト、 番組管理パケッ ト、 顧客管理バケツ ト等、 衛星に送出する全てのパケッ 卜の送出の設定およびスケジュールを 転送する。

図 14に現用 MXC 144から見た周辺装置の構成を示す。 なお、 図 14において、 送信または受信は、 中央に配置されている現用の MX C 144 - 1 (または 144— 2) からみた場合を示している _c

MXC 144は、 MXC 144— 1 (MX C - A) と MXC 14 4- 2 (MX C - B ) の 2台により構成され、 MX C 144以降の A系、 B系それぞれを独立に制御するが、 現用系 MXC 144だけ が、 ハブ 1 22を介して送出サーバ 1 23に、 ハブ 303を介して T S音声モニタ 1 63に、 また、 ハブ 303とチャンネルセヅ夕 P C 1 62を経由して、 多チャンネルモニタシステム 1 03の多チヤ ンネルモニタ 1 6 1のスィ ツチ卓 34 1に、 それぞれ制御情報を送 る （図 1 3) 。 現用、 予備の認識は、 保有サーバ 1 2 1上のコンフ ィグレーシヨンにより行われる。

MX C 144の主な役割の 1つは各種パラメ一夕の設定であり、 初期パラメ一夕の設定を行い、 その後、 異常がない限り、 送出運用 には関与しない。 また他の 1つの役割は異常監視であり、 各周辺装 置の監視を行い、 アラーム P C 1 83に異常 （アラーム） を通知し- 切替制御 P C 182からの切替指示により、 保有サーバ 1 2 1上の コンフィグレーションに従って切替制御を行う （図 14 ) 。

M X C 144— 1と M X C 144— 2は、 例えば、 5分毎に、 ダ ミ―デ—夕の書き込みを要求し、 その実行を確認するなどして、 相 互に他方を監視し合い、 予備 MX Cから現用 MX Cの異常がアラー ム P C 1 83に通知された場合は、 監視者 （人） はこれを判断して 切替制御 P C 1 82を制御して、 現用、 予備を入れ替えさせる。 現用系 MX C 144の役割を以下に示す。

-放送管理システム 30 1からの各種送出制御情報の受信

•保有サーバ 1 2 1への PMTフアイルの送信 •保有サーバ 1 2 1からの時刻、 現用/予備指定等のコンフィグ レーションの受信

' アラーム P C 1 83への異常通知

• 切替制御 P C 1 82からの切替指示受信

•現用系 MUX 14 1の設定および監視

送出サーバ 1 23の異常時の現用系 MUX 14 1の入力チヤ ンネルの切替

現用系 MUX 14 1の入力チヤンネルのエラーの送信 •現用系 QP S K変調装置 142の設定および監視

• 予備系 MX C 144の監視

• T S音声モニタ装置 1 63の設定および監視

• チャンネルセッ夕 P C 1 62の設定および監視 予備系 MX C 144の役割を以下に示す。

•放送管理システム 30 1からの各種送出制御情報の受信

•保有サーバ 1 2 1からの時刻、 現用/予備指定等のコンフィグ レーションの受信

• アラーム P C 1 83への異常通知

•切替制御 P C 1 82からの切替指示受信

• 予備系 MUX 14 1の設定および監視

送出サーバ 1 23の異常時の予備系 MUX 14 1の入力チヤ ンネルの切替予備系 MUX 14 1の入力チャンネルのエラー の送信

• 予備系 QP SK変調装置 142の設定および監視

•現用系 MXC 144の監視 マルチプレクサ 14 1、 QP SK変調装置 142、 MX C 144 は上述の如く、 それぞれ A系と B系の 2台があり、 全く独立に並列 に動作している。 それぞれの QP S K変調装置 142の出力は、 セ レク夕 143に供給され、 切替制御 P C 182がこの切り替えを行 う。 これにより、 現用系 · 予備系が入れ替わる （A · B切替） 。 M X C 144は独立にそれぞれの MUX 14 1に、 設定およびスケジ ユールを転送するが、 保有サーバ 1 2 1への P M Tファイルの送信、 T S音声モニタ 1 63の設定および監視、 チャンネルセッ夕 P C 1 62の設定および監視は、 現用系の MX C 144のみが行う。

多チャンネルモニタシステム 1 03は、 多チャンネルモニタ 1 6 1を有している。 この多チャンネルモニタ 1 6 1には、 変調装置 1 42 - 1 , 142— 2の出力と、 T S音声モニタ 1 63の出力が供 給されている。 さらに、 この多チャンネルモニタ 16 1には、 図示 せぬ受信装置で衛星からの電波を受信し、 これを復調して得られた 受信 I F信号も供給されている。 さらに、 多チャンネルモニタ 1 6 1には、 0 Aリスニング P C 1 65の出力が、 M P E Gデコーダ 1 66でデコ一ドされた後、 供給されている。 多チャンネルモニタ 1 6 1では、 これらの入力を適宜モニタすることができるようになさ れている。 チャンネルセッ夕 P C 1 62は、 多チャンネルモニタ 1 6 1を制御するようになされている。

多チャンネルモニタシステム 1 03は、 正しく全てのチャンネル が送出されているかをモニタするシステムである。 まず、 衛星から の送信電波を受信して、 1 00台の受信装置としての図示しない I R D ( Integrated Receiver and Decoder) に分酉己して、 それぞれの I RDによって音を再生して、 多チャンネルモニタ 1 6 1の 100 チヤンネル分のピークレベルメ一夕に一斉表示する。 監視者はその メ一夕の動きにより一目で送出状態を知ることが出来る。 また、 多 チャンネルモニタ 1 6 1にレベル検出装置 1 6 1 Aを設け、 — 50 dB以下の状態 （無音） が 30秒以上続いた場合に、 ビークレベル メ一夕 tのィンジケ一夕を赤く点滅させるとともに、 アラームを鳴 らすことで監視者に注意を促す。 監視者はそれを知り、 そのチャン ネルを選択して音をスピーカに出力して、 障害かどうかの調査を行 うことができる。 このレベルのしきい値、 検出時間設定は変更する ことが可能である。

衛星の送出系統に異常が検出された場合には、 多チャンネルモニ 夕 1 6 1への入力を、 一斉に、 I RDの出力 （ C S— I F) から、 現用系の QP SK変調装置 142の出力に切り替えて、 衛星送出前 の音声を、 100チャンネルのビークレベルメータと、 スィ ッチ卓 34 1で選択した 1つの音声によって確認を行う。 必要に応じて予 備系の QP SK変調装置 1 42の出力に切り替えて、 衛星送出前の 音声を 1 00チャンネルのピークレベルメ一夕と、 1つの選択音声 によつて確認を行う。

さらに問題がある場合は、 T S音声モニタ 1 63によって送出サ —バ 1 23の出力すなわち MUX 14 1に入力する前の 1次多重化 ス ト リームから、 1チャンネルのトランスポ一トス ト リーム（TS)を デマルチプレックスして抜き出し、 デコーダ 1 64 (図 3) でデコ ードして、 1 00チャンネルのピ一クレベルメ一夕と、 1つの選択 音声によって確認を行う。 送出サーバ 1 23で 1台当たり 13チヤ ンネルを同時に多重するために、 T S音声モニタ 1 63は、 1台で 最大 1 3チャンネルの T Sを同時にデコードして、 1 3チャンネル の音声を出力する。 T S音声モニタ 1 63を 8台 （9台のうちの 1 台は予備となる） 装備することによって 100チャンネルの音声を 同時に出力することができる。

多チャンネルモニタ 1 6 1のスィ ツチ卓 34 1は 100個の選択 スィ ッチを有し、 そのスィ ッチ 1つ 1つがチャンネル番号に対応し ている。 一方、 T S音声モニタ 1 63の出力は各送出サーバ 1 23 の出力に物理的に対応しているために、 9 / 8リダンダン ド切替が 実施されると、 T S音声モニタ 1 63の出力はチャンネル番号に対 応しなくなる。 そのため本実施の形態においては、 チャンネルセッ 夕 P C 1 62により、 切替情報に応じて多チャンネルモニタ 1 6 1 のスィ ツチ卓 34 1の 100個の選択スィ ツチがどこの入力を選択 して出力するかの設定を行う。

また、 チャンネルセヅ夕 P C 1 62は 1台の多チャンネルモニタ 1 6 1のスィ ッチ卓 341を制御するのに対し、 選択スィ ヅチを制 御する設定ファイルは 2台の MXC 144から転送されるために、 MX C 144との通信は専用回線 3としての LANを使ったネッ ト ワーク経由で行い、 多チャンネルモニタ 1 6 1のスィ ツチ卓 34 1 に対する通信は R S— 422で行われる （図 1 3) 。

送出サーバ 1 23より前段に問題がある場合には、 保有サーバ 1 2 1上の素材に原因がある可能性があるので、 0 A(0n Air)リス二 ング P C 1 65により保有サーバ 1 2 1から問題の素材ファイルを 直接読み出し、 MP E Gデコーダ 1 66でデコードして確認を行う ことが出来る。 なお、 図 3において、 0 Aリスニング P C 1 65と MP E Gデコーダ 1 66は、 再生装置 265として示されている。 例えば、 放送し、 受信した音に異常があった場合、 収録された素 材自体に異常があつたのか、 送出過程において異常が発生したのか を識別する必要がる。 そこで、 0 Aリスニング P C 1 65により、 異常があった日とチャンネルを指定し、 進行表を表示させる。 異常 があった素材を進行表上で指定すると、 OAリスニング P C 1 65 は、 指定された素材を保有サーバ 1 2 1から読み出し、 再生させる c これにより、 素材自体に異常があつたのか否かを判断することがで きる。

送出管理システム 104は、 切替制御 P C 1 82 - 1 , 1 82 - 2を有しており、 この切替制御 P C 1 82には、 計時動作を行う局 内時計 1 84の出力が供給されている。 送出管理システム 1 04は、 この他、 OAモニタ P C 1 8 1— 1 , 1 8 1— 2、 アラーム P C 1 83を有している。

送出管理システム 104の OAモニタ P C 18 1、 切替制御 P C 182、 アラーム P C 183、 OAリスニング PC 1 85は、 2次 多重衛星送出システム 102の MXC 144に接続されている。 送出管理システム 1 04は、 保有サーバおよび多チャンネル送出 システム 1 0 1と 2次多重衛星送出システム 1 02からの送出の監 視 '切替を行う。 各システムで発生したアラームは全てアラーム P C 183に通知され、 ここでは、 その対応レベルに応じて 4種類の 音色のチヤィムが鳴り、 アラームの番号とメ ヅセージがアラーム P C 1 83の表示画面に現われる。 また、 それに対する対応方法も G U Iに従って参照することができる。 このアラーム P C 1 83から 各システムのアラーム LOGも見ることができ、 問題発生の経緯を 知ることができる。 システム監視者はこのアラーム P C 1 83での アラームにより異常を知る。 アラーム PC 1 83の表示内容から障 害状況と対応を判断して、 必要に応じて切替制御 P C 1 82から切 替操作を行う。

2台の切替制御 P C 182— 1， 1 82 - 2のうちのいずれかが 現用に設定され、 切替動作が入力可能状態に設定される。 予備に設 定された切替制御 P C 182からは切替動作の入力を行うことは出 来ない。 切替制御 P C 182は局内時計 1 84から正確な時刻を知 り、 保有サーバ 1 2 1に設定する。 各周辺装置は保有サーバ 1 2 1 を参照することにより、 正確な時刻を得る。 切替制御 P C 1 82は システム監視者の入力に従い、 送出サーバ 1 23の^備系への切替 (9/8リダンダン ド切替） と、 セレクタ 143による QPSK変調装 置 142の出力の切替 （A · B切替） を行う。 その時、 切替制御 P C 182は保有サーバ 1 2 1のコンフィグレーションを書き換え、 その後、 各周辺装置にコンフィグレーションが書き換えられたこと を伝える。 各周辺装置はそれを 卜 リガーに保有サーバ 1 2 1から新 たなコンフィグレーションを取得することで動作を切り替える。 また、 Q P S K変調装置 142の出力の切替 （A · B切替） は、 セレクタ 143をリモートにしておくことによって切替制御 P C 1 82の指示により行われるが、 セレクタ 143をローカル設定にし て、 セレクタ 143の本体の前面パネルで切替を強制的に行うこと も可能である。 その場合、 セレクタ 143本体で切替が行われたこ とを切替制御 P C 1 82が知り、 その情報により保有サ一バ 1 2 1 のコンフィ グレーションを切り替える。 また、 送出サーバ 1 23か らの楽曲の送出状況を、 OAモニタ P C 18 1で知ることができる,

OAモニタ P C 18 1上の GU Iから任意のチャンネルを選択す ると、 そのチャンネルの送出イベン ト （楽曲） 予定が （すなわち、 進行表の内容が） リス トとして表示される。 さらに、 送出中の楽曲 (イベント） のタイ トル、 演奏者、 演奏時間、 残時間が他と異なる 色などでマークされ、 現在の送出状況、 過去の送出履歴、 今後の送 出予定を一目で知ることができる。 また、 O Aモニタ P C 1 8 1の 状態は、 送出サーバ 1 2 3から取得され、 イベント更新は送出サー バ 1 2 3の動作を基準として行われるので、 送出サーバ 1 2 3の異 常 ·停止状況も知ることができる。

本発明は、 1 0 0チャンネルの音楽放送に限ったものではなく、 デジ夕ル化されたあらゆる情報のデ一夕放送にも容易に応用できる ことは言うまでもない。

本実施の形態では、 圧縮方式として M P E G方式を用いているが、 単なる説明のためであり、 A C— 3， A T R A Cなど、 他の圧縮方 式を用いることもできる。 また、 圧縮を使わない場合にも、 本発明 は適用ができる。

本実施の形態では、 伝送路を衛星を想定して説明したが、 伝送路 はこの他、 地上波、 光空間、 光ケーブル、 同軸ケーブル、 その他の 実時間伝送路であっても、 磁気テープ、 光テープ、 磁気ディスク、 光ディスク、 その他の蓄積型伝送路であっても構わない。

本発明により多チャンネルデータ放送の自動送出システムが実現 される。

Claims

請 求 の 範 囲

1 . 情報源の情報を管理する管理手段と、

送出する素材の情報を管理するとともに、 送出するデータの進行 編成を行う編成手段と、

送出する素材情報を登録する登録手段と、

複数の前記素材を保持する保持手段と、

前記保持手段に保持されている複数の前記素材を、 多チャンネル デジタルデータとして伝送路に送出する送出手段と、

前記各手段が他の手段にアクセスできるように、 前記各手段を相 互に接続する接続手段と

を備えることを特徴とする多チャンネルデジタルデ一夕送出装置 (

2 . 前記送出手段は、

送出処理を行う第 1の送出手段と、

送出処理を行う第 2の送出手段と、

前記第 1の送出手段と第 2の送出手段の一方が故障したとき、 他 方に切り替える切り替え手段と

を備えることを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の多チャンネ ルデジ夕ルデータ送出装置。

3 . 多チャンネルデジタルデ一夕の送出運行を管理する送出管理 手段と、

多チヤンネルデジタルデ一夕の送出運行を監視する多チヤンネル 監視手段と をさらに備えることを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の多チ ヤンネルデジタルデータ送出装置。

4 . 前記保持手段に保持されている複数の前記素材をソフ トウェ ァで伝送フォーマツ 卜に変換し、 時刻情報、 サービス識別情報、 サ

—ビス管理情報を多重して 1つのス ト リームとして出力する変換手 段を

さらに備えることを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の多チヤ ンネルデジタルデ一夕送出装置。

5 . 前記変換手段は、 前記保持手段に保持されている素材、 進行 情報、 およびシステムコンフィ グレーシヨンの少なく とも 2日分を 補助的に保持する補助保持手段を備える

ことを特徴とする請求の範囲第 4項に記載の多チャンネルデジ夕 ルデ一夕送出装置。

6 . 前記システムコンフィ グレーションは、 そのファイル名の 部を利用して更新される

ことを特徴とする請求の範囲第 5項に記載の多チャンネルデジ夕 ルデ一夕送出装置。

7 . 前記変換手段は、 実際に運用される現用変換手段と、 現用変 換手段が故障したとき運用される待機用の変換手段とで構成されて いる

ことを特徴とする請求の範囲第 4項に記載の多チャンネルデジ夕 ルデ一夕送出装置。

8 . 情報源の情報を管理する管理ステツプと、

送出する素材の情報を管理するとともに、 送出するデータの進行 編成を行う編成ステツプと、 送出する素材情報を登録する登録ステツプと、

複数の前記素材を保持する保持ステツプと、

前記保持ステツプで保持された複数の前記素材を、 多チャンネル デジタルデ一夕として伝送路に送出する送出ステツプと、

前記各ステップでの処理が他のステップでの処理と関連づけられ るように、 前記各ステツプの処理を相互に接続する接続ステツプと を備えることを特徴とする多チャンネルデジタルデ一夕送出方法

9 . 送出する複数の素材を保持する保持手段と、

前記保持手段に保持されている素材を読み出し、 再生する再生手 段と、

前記再生手段により再生された素材をリアルタイムでエンコー ド するエンコード手段と、

前記保持手段に保持されている複数の前記素材、 または、 前記ェ ンコード手段により リアルタイムでェンコ一ドされた複数の素材を、 伝送形式に変換する変換手段と、

前記変換手段により変換された前記素材を、 多チャンネルデジ夕 ルデータとして伝送路に送出する送出手段と、

前記各手段が他の手段にアクセスできるように、 前記各手段を相 互に接続する接続手段と

を備えることを特徴とする多チャンネルデジタルデータ送出装置,

1 0 . 前記変換手段は、 前記素材に、 時刻情報、 サービス識別情 報、 サービス管理情報を多重して 1つのス ト リームとする

ことを特徴とする請求の範囲第 9項に記載の多チャンネルデジ夕 ルデ一夕送出装置。

1 1 . 送出する素材を保持する保持ステップと、 前記保持ステツプで保持された素材を読み出し、 再生する再生ス テツプと、

前記再生ステツプで再生された素材をリアルタイムでェンコ一ド するエンコードステップと、

前記保持ステップで保持された複数の前記素材、 または、 前記ェ ンコードステップにより リアルタイムでェンコ一ドされた複数の素 材を、 伝送形式に変換する変換ステップと、

前記変換ステツプで変換された前記素材を、 多チャンネルデジ夕 ルデ一夕として伝送路に送出する送出ステツプと、

前記各ステップでの処理が他のステップでの処理と関連づけられ るように、 前記各ステツプの処理を相互に接続する接続ステツプと を備えることを特徴とする多チャンネルデジタルデータ送出方法 <

1 2 . 送出する複数の素材を保持する保持手段と、

前記保持手段に保持されている複数の前記素材を伝送形式に変換 する変換手段と、

前記変換手段で変換された複数の前記素材を、 多チャンネルデジ 夕ルデ一夕として伝送路に送出する送出手段と、

前記保持手段より読み出された素材、 前記変換手段により変換さ れた素材、 または前記送出手段より送出された素材をモニタするモ 二夕手段と、

前記保持手段より読み出された素材、 前記変換手段により変換さ れた素材、 または前記送出手段より送出された素材を、 前記モニタ 手段に供給する供給手段と

を備えることを特徴とする多チャンネルデジタルデータ送出装置,

1 3 . 前記モニタ手段は、 前記送出手段から伝送路に伝送され、 受信、 復調された前記素材をさらにモニタする

ことを特徴とする請求の範囲第 1 2項に記載の多チャンネルデジ タルデータ送出装置。

1 4 . 前記モニタ手段は、 各素材のレベルを検出する検出手段を 備える

ことを特徴とする請求の範囲第 1 2項に記載の多チャンネルデジ 夕ルデ一夕送出装置。

1 5 . 前記検出手段は、 所定の時間以上、 前記素材が実質的にモ 二夕されないとき、 警告を発生する

ことを特徴とする請求の範囲第 1 4項に記載の多チャンネルデジ 夕ルデ一夕送出装置。

1 6 . 前記送出手段は、

送出処理を行う第 1の送出手段と、

送出処理を行う第 2の送出手段と、

前記第 1の送出手段と第 2の送出手段の一方が故障したとき、 他 方に切り替える切り替え手段と

を備えることを特徴とする請求の範囲第 1 2項に記載の多チャン ネルデジタルデータ送出装置。

1 7 . 前記モニタ手段は、 モニタする素材を選択するスィ ッチを 有し、 前記スィ ッチは、 前記切り替え手段による切り替えに対応し て制御される

ことを特徴とする請求の範囲第 1 6項に記載の多チャンネルデジ 夕ルデ一夕送出装置。

1 8 . 前記変換手段により変換された素材をモニタする前記モニ 夕手段は、 前記変換手段により進行表に基づいて変換され、 送出さ れた素材と、 これから変換され、 送出される素材に関する情報を表 示する

ことを特徴とする請求の範囲第 1 2項に記載の多チャンネルデジ 夕ルデ一夕送出装置。

1 9 . 前記送出手段から伝送路に伝送された素材が進行表上にお いて指定されたとき、 その素材を再生する再生手段をさらに備える ことを特徴とする請求の範囲第 1 2項に記載の多チャンネルデジ 夕ルデ一夕送出装置。

2 0 . 送出する複数の素材を保持する保持ステップと、

前記保持ステツプで保持された複数の前記素材を伝送形式に変換 する変換ステヅプと、

前記変換ステツプで変換された複数の前記素材を、 多チャンネル デジタルデ一夕として伝送路に送出する送出ステップと、

前記保持ステツプで読み出された素材、 前記変換ステツプで変換 された素材、 または前記送出ステツプで送出された素材をモニタす るモニタステップと、

前記保持ステツプで読み出された素材、 前記変換ステツプで変換 された素材、 または前記送出ステップで送出された素材を、 前記モ 二夕ステップでモニタできるように供給する供給ステップと

を備えることを特徴とする多チャンネルデジタルデ一夕送出方法 ( 2 1 . 送出する素材の情報を管理するとともに、 送出するデータ の進行編成を行い、 進行情報を生成する編成手段と、

前記素材、 進行情報、 および前記素材を送出するのに必要な他の 情報を保持する保持手段と、

前記保持手段に保持されている複数の前記素材を伝送形式に変換 する変換手段と、

前記変換手段で変換された複数の前記素材を、 多チヤ

タルデータとして伝送路に送出する送出手段と、

前記各手段が故障したとき、 前記保持手段に保持されている情報 の中から、 必要な情報が各手段に供給されるように、 前記各手段の 故障を監視する監視手段と

を備えることを特徴とする多チャンネルデジ夕ルデ一夕送出装置 c

2 2 . 前記送出手段は、

送出処理を行う第 1の送出手段と、

送出処理を行う第 2の送出手段と、

前記第 1の送出手段と第 2の送出手段の一方が故障したとき、 他 方に切り替える切り替え手段と

を備えることを特徴とする請求の範囲第 2 1項に記載の多チャン ネルデジタルデータ送出装置。

2 3 . 前記第 1の送出手段と第 2の送出手段は、 相互に監視し合 い、 一方が故障したとき、 他方は前記監視手段に通知する

ことを特徴とする請求の範囲第 2 2項に記載の多チャンネルデジ 夕ルデ一夕送出装置。

2 4 . 前記第 1の送出手段と第 2の送出手段のうち、 現用の方が、 前記保持手段に所定の通知を行う

ことを特徴とする請求の範囲第 2 2項に記載の多チャンネルデジ タルデータ送出装置。

2 5 . 前記変換手段は、 実際に運用される現用変換手段と、 現用 変換手段が故障したとき運用される待機用の変換手段とで構成され ている ことを特徴とする請求の範囲第 2 1項に記載の多チャンネルデジ 夕ルデ一夕送出装置。

2 6 . 前記変換手段は、 前記保持手段に保持されている情報の内 の少なく とも 1 日分の情報を補助的に保持する補助保持手段を備え る

ことを特徴とする請求の範囲第 2 1項に記載の多チャンネルデジ 夕ルデ一夕送出装置。

2 7 . 送出する素材の情報を管理するとともに、 送出するデータ の進行編成を行い、 進行情報を生成する編成ステツプと、

前記素材、 進行情報、 および前記素材を送出するのに必要な他の 情報を保持する保持ステツプと、

前記保持ステツプで保持された複数の前記素材を伝送形式に変換 する変換ステツプと、

前記変換ステツプで変換された複数の前記素材を、 多チャンネル デジタルデ一夕として伝送路に送出する送出ステップと、

前記各ステツプでの処理に誤りが発生したとき、 前記保持ステツ プで保持された情報の中から、 必要な情報が各ステツプでの処理に 提供され、 利用されるように、 前記各ステップでの誤りを監視する 監視ステップと

を備えることを特徴とする多チャンネルデジタルデータ送出方法, 2 8 . 所定の送出時間内に送出する複数の情報を決定する決定手 段と、

前記情報と情報の合間の時間の上限値と下限値の少なく とも一方 を設定する設定手段と、

前記情報の再生時間、 前記合間の数、 および前記送出時間とから 均等な前記合間の時間を演算する演算手段と、

前記演算手段の演算結果と、 前記設定手段により設定された上限 値または下限値を比較する比較手段と

を備えることを特徴とする情報編成装置。

2 9 . 前記比較手段は、 前記比較結果に対応して、 前記上限値ま たは下限値を満足する情報の長さを提示する

ことを特徴とする請求の範囲第 2 8項に記載の情報編成装置。

3 0 . 所定の送出時間内に送出する複数の情報を決定する決定ス テツプと、

前記情報と情報の合間の時間の上限値と下限値の少なく とも -方 を設定する設定ステツプと、

前記情報の再生時間、 前記合間の数、 および前記送出時間とから、 均等な前記合間の時間を演算する演算ステツプと、

前記演算ステツプの演算結果と、 前記設定ステツプで設定された 上限値または下限値を比較する比較ステップと

を備えることを特徴とする情報編成方法。

3 1 . 送出する複数の素材を保持する保持手段と、

前記保持手段に保持されている複数の前記素材を、 多チャンネル デジタルデータとして伝送路に送出する送出手段と、

ァーカイブする条件を設定する設定手段と、

前記保持手段に保持されている複数の前記素材の中から、 前記設 定手段により設定された条件を充足する前記素材を検出する検出手 段と、

前記検出手段により検出された前記素材をァーカイブするァ一力 ィブ手段と、 前記各手段を接続する接続手段と を備えることを特徴とする多チャンネルデジタルデータ管理装置 c

3 2 . 前記検出手段により検出された前記素材の中から、 ァ一力 ィブまたは削除する素材を指定する指定手段を

さらに備えることを特徴とする請求の範囲第 3 1項に記載の多チ ヤンネルデジタルデ一夕管理装置。

3 3 . 送出する複数の前記素材の進行表を管理し、 アーカイブさ れた前記素材が前記進行表で使用されたとき、 ァ一カイブされた前 記素材を前記保持手段に再び保持させる管理手段を

さらに備えることを特徴とする請求の範囲第 3 1項に記載の多チ ヤンネルデジタルデータ管理装置。

3 4 , 送出する複数の素材を保持する保持ステップと、

前記保持ステツプで保持された複数の前記素材を、 多チャンネル デジタルデータとして伝送路に送出する送出ステップと、

ァ一カイブする条件を設定する設定ステツプと、

前記保持ステツプで保持されている複数の前記素材の中から、 前 記設定ステツプで設定された条件を充足する前記素材を検出する検 出ステップと、

前記検出ステツプで検出された前記素材をァ一カイブするァ一力 ィブステップと、

前記各ステツプでの処理が他のステツプでの処理と関連づけられ るように、 前記各ステツプの処理を相互に接続する接続ステツプと を備えることを特徴とする多チャンネルデジタルデ一夕管理方法,