WO2000007405A1 - Dispositif de commande a distance et dispositif d'affichage video - Google Patents

Description

明 細 書

遠隔制御装置及び画像表示装置

技術分野

本発明は、 例えばテレビジョン受像機などの画像表示装置を遠隔制 御するのに適した遠隔制御装置及びこの遠隔制御装置によって制御さ れるテレビジョン受像機などの画像表示装置に関する。

背景技術

例えば、 テレビジョン受像機などの画像表示装置を遠隔制御するた めに遠隔制御装置が使用されている。 このような遠隔制御装置におい て、 遠隔制御装置のリモートコマンダの機能を変更するために、 例え ば、 米国特許第 5， 2 3 5 , 3 2 8号に開示されているように、 遠隔 制御装置の送信機、 すなわち、 リモートコマンダに、 それぞれ異なる データが書きこまれた I Cカードあるいはメモリカードを着脱自在に 装着することが知られている。 しかしながら、 この米国特許第 5 , 2 3 5， 3 2 8号に開示されている技術は、 リモートコマンダの機能を 変更することができるだけであって、 このリモートコマンダによって 制御される側の装置の機能を変更するものではない。

一方、 近年、 テレビジョン受像機は、 単にテレビジョン放送波を受 信して映像を表示するだけではなく、 例えば、 インタ一ネッ ト等の情 報ネッ トワークに接続して種々の情報を取得するための端末としても 使用できるようにされたものがある。 このような情報ネッ トワークに 接続可能なテレビジョン受像機は、 インタ一ネッ ト T Vと呼ばれるこ と fcある。

このイン夕一ネッ ト T Vに対しては、 通常のパーソナルコンピュー 夕と同様に情報ネッ トワークに接続するための機能がアプリケ一ショ ンソフトとして提供される。 この種のアプリケ一シヨンソフトにおい ては、 必要に応じてバージョンアップされることがある。 さらに、 こ の種の情報ネッ トワークから提供されるサ一ビスが種々に変更される 場合がある。

したがって、 このような情報ネッ トワークに接続可能なテレビジョ ン受像機においては、 情報ネッ トワークから提供されるサ一ビスの変 更に対応してテレビジョン受像機の機能を変更できることが望ましい 。 すなわち、 必要に応じてテレビジョン受像機の動作を制御するため の制御プログラムを簡易に更新あるいは変更することができれば、 こ の種の映像表示装置の機能や使い勝手を一層改善することができる。 また、 近年、 デジタルカメラあるいはビデオカメラによって撮像さ れた静止画あるいは比較的短時間の動画のデータを I Cカードに記録 し、 この I Cカードをカメラから取り外して、 所定のアダプタを介し てパーソナルコンピュー夕に接続し、 このパーソナルコンピュー夕の ディスプレイに表示することが行われている。 しかしながら、 このよ うな I Cカードに記録された映像を見るためには、 パーソナルコンビ ユー夕の電源を投入し、 パーソナルコンピュータが立ち上がった後に 所定の操作を行わなければならず、 時間と手間を要するいう不都合が ある。 したがって、 テレビジョン受像機を利用して I Cカードに記録 された画像を簡便に見ることができれば好都合である。

本発明は、 以上の点を考慮してなされたものであり、 本発明の目的 は、 必要に応じてテレビジョン受像機など画像表示装置の動作を制御 するための制御プログラムを簡易に更新あるいは変更することができ る遠隔制御装置およびこの遠隔制御装置により遠隔制御される画像表 示装置を提供することである。

本発明の別の目的は、 テレビジョン受像機を利用して I Cカードに 記録された画像を簡便に見ることができる遠隔制御装置およびこの遠 隔制御装置により遠隔制御される画像表示装置を提供することである 発明の開示

本発明は、 遠隔制御送信機から被制御機器に対して遠隔制御信号を 送信することにより被制御機器の動作を制御する遠隔制御装置におい て、 遠隔制御送信機が、 被制御機器に対して送信されるべき所定のデ 一夕が記録されている I Cカードを遠隔制御送信機に対して着脱自在 に装着するための装着部材と、 遠隔制御送信機に対して I Cカードが 装着されたときにこの I C力一ドに記録されている所定のデータを読 み込んで被制御機器に対して送信するための制御装置とを備えている ことを特徴とする遠隔制御装置である。

所定のデ一夕は、 被制御機器の動作を制御するための制御プロダラ ムを更新するためのデータとすることができる。

また、 被制御機器は、 画像表示装置とすることができる。

また、 画像表示装置は、 この画像表示装置の機能を選択するための メニュー画面を表示することが可能なものであって、 所定のデータは 、 メニュー画面の表示を変更するためのデータとすることができる。 また、 所定のデータは、 画像表示装置によって再生されるべきビデ ォデ一夕とすることができる。

また、 所定のデータは、 画像表示装置によって再生されるべきビデ ォデ一夕およびオーディォデ一夕とすることができる。

また、 本発明は上記の遠隔制御装置によって制御される画像表示装 置であって、 所定のデ一夕が記録されている I Cカードが着脱自在に 装着される遠隔制御送信機から送信される I Cカードに記録されてい る所定のデータを受信して制御プログラムを更新するための手段を備 えていることを特徴とする画像表示装置である。 遠隔制御装置において、 遠隔制御送信機に対して I Cカードを着脱 可能に装着し、 遠隔制御送信機からこの I Cカードに記録されている データを被制御機器に送信すれば、 I Cカードに記録されている被制 御機器の制御プログラムをパ'一ジョンアツプするための制御プロダラ ムを被制御機器に送信することができる。 これにより被制御機器の制 御プログラム等を遠隔操作により簡易に更新することができる。 また

、 I C力一ドに記録されているビデオデータを画像表示装置に送信す る場合には、 I C力一ドに記録されている画像を簡便に見ることがで さる。

また I C力一ドを着脱可能に装着した遠隔制御装置により制御され る画像表示装置において、 遠隔制御装置の遠隔制御送信機から送信さ れる I Cカードに記録されている被制御機器の制御プログラムをバ一 ジョンアップするための制御プログラムを被制御機器に送信すれば画 像表示装置の機能を遠隔操作により簡易にパージヨンアップすること ができる。

図面の簡単な説明

第 1図は、 本発明の実施の形態に係るテレビジョン受像機とリモー トコマンダとの構成を示す斜視図である。

第 2図は、 リモートコマンダを示す平面図である。

第 3図は、 I Cカードのフォーマッ トを示す略線図である。

第 4図は、 本発明の実施の形態に係るテレビジョン受像機とリモ一 トコマンダとを示すブロック図であ

る。

第 5図は、 メインメニュー画面を示す略線図である。

第 6図は、 副のメニュー画面を示す略線図である。

第 7図は、 第 6図のメニュー画面に対応して更新したメニュー画面 を示す略線図である。

発明を実施するための最良の形態

以下の説明においては、 テレビジョン受像機を例に挙げて説明する が、 これは単に例示であつ-てこれに限定されるものではない。

第 1図は、 本発明の実施の形態に係るテレビジョン受像機をその周 辺構成と共に示す斜視図である。 このテレビジョン受像機 1は、 遠隔 制御により、 その動作を制御することができるようになつている。 す なわち、 遠隔制御装置の送信装置を構成するリモートコマンダ 2から テレビジョン受像機 1側に設けられた受信装置 4に.、 電源のオン · ォ フ、 受信チャンネルの切り換え、 音量の調整などの各機能に対応した 異なったコードで変調された赤外線を送信することにより、 遠隔制御 が行われる。

また、 このテレビジョン受像機 1は、 単にテレビジョン放送波を受 信して映像を表示するだけではなく、 例えば、 インターネッ ト等の情 報ネッ トワークに接続して種々の情報を取得するための端末としても 使用できるようになつている。 このため、 本発明の実施の形態に係る テレビジョン受像機 1においては、 テレビジョン放送波の受信と情報 ネッ トワークへの接続とをリモートコマンダ 2により切り換えること ができるようになつている。

本発明の実施の形態に係るテレビジョン受像機においては、 必要に 応じてテレビジョン受像機など画像表示装置の動作を制御するための 制御プログラムを簡易に更新あるいは変更することができるようにす るために、 また、 テレビジョン受像機を利用して I Cカード 3に記録 された映像および音声を簡便に再生することができるようにするため に、 制御データ、 映像データ、 音声データなどの所定のデータが書き 込まれた I Cカード 3がリモートコマンダ 2に対して着脱自在に設け られている。

本発明の実施の形態に係る遠隔制御装置においては、 所定のデータ が書き込まれた I C力一ド 3がリモ一トコマンダ 2に対して着脱自在 に設けられている。 ―

所定のデ一夕とは、 たとえば、 リモートコマンダ 2の機能を変更す るための制御プログラムのデータ、 テレビジョン受像機 1の動作を変 更するための制御プログラムのデ一夕、 テレビジョン受像機 1におい て表示される画像のデ一夕、 テレビジョン受像機 1において再生され る音声のデ一夕などである。

これらの所定のデ一夕のうち、 リモ一トコマンダ 2からテレビジョ ン受像機 1の受信装置 4に送信されるデ一夕に関しては、 テレビジョ ン受像機 1に対する遠隔制御信号と同様なフォーマツ ト、 あるいは、 独自のフォーマツ 卜で伝送される。

第 2図は、 このリモートコマンダ 2を示す平面図である。 このリモ —トコマンダ 2は、 テレビジョン受像機 1を赤外線により遠隔制御す る。 このリモートコマンダ 2は、 I Cカード 3を装着することが可能 である。 この I Cカード 3には、 後で詳細に説明するように制御プロ グラムのデータ、 静止画 · 動画のビデオデータ等が J P E G (Joint Photographic Experts Group) 、 MP EG (Moving Picture Experts Group)等の所定のフォーマツ 卜で圧縮された状態で記録されている。 I Cカード 3に記録されているこれらのデータは、 リモートコマンダ 2の本体内に一旦口一ドされた後にテレビジョン受像機 1に送信され る。 テレビジョン受像機 1側では、 これらのデータに基づいて、 制御 プログラムの更新、 伸張処理および画像表示が行われる。

リモートコマンダ 2は、 先端が広がった棒形状に形成され、 根元側 に数字の操作子 9、 メニュー画面を開くための操作子 1 0等が配置さ れる。 さらにリモートコマンダ 2は、 左右、 上下に力一ソル等を移動 させるための操作子 1 1がリング状に配置され、 これら操作子 1 1の 中央に選択項目を決定するための操作子 1 2が配置される。 リモート コマンダ 2の先端側には、 ^_I Cカード 3を挿入するスロッ ト 1 3が形 成され、 このスロッ ト 1 3の下側に赤外線の送出部が形成される。 リ モートコマンダ 2は、 このスロッ ト 1 3の両側に、 電源スィツチ 1 4 、 I Cカード 3より管理用デ一夕等を口一ドするための操作子 1 5、 I Cカード 3のデ一夕を送信するための操作子 1 6が配置される。 さらにリモートコマンダ 2には、 操作子 1 1の先端側に、 I Cカー ド 3に記録されているデ一夕あるいはファイルの内容そのものあるい は概要を画像あるいは文字で示す液晶表示装置などから構成される表 示部 1 7が形成される。 I Cカード 3がリモ一トコマンダ 2に装着さ れると、 I Cカード 3に記録されているファイルの種類を示すデータ がリモ一トコマンダ 2にロードされ、 発光ダイオード 2 3 a， 2 3 b ， 2 3 cの点灯により、 静止画 · 動画を示すビデオデ一夕、 音声を示 すオーディオデータ、 制御プログラム等の各種データの種類が表示さ れる。

第 3図は、 I Cカード 3のメモリ空間を示す略線図である。 I C力 —ド 3は、 メモリ空間の先頭領域より I Cカードのポリュ一ム、 全体 の記録容量等が記録されており、 続いて管理用データが記録され、 残 る領域に制御プログラムのファイル、 ビデオデータのファイル、 ォー ディォデ一夕のファイル等が記録されている。 管理用データとしては 、 ユーザ一領域を管理するデータが記録される。 具体的には、 各ファ ィルのアドレス、 ファイルの種類 （ビデオデータ、 オーディオデ一夕 、 テキストデータ等の種類と圧縮のフォーマッ ト等である） 、 残りの 記録容量等が記録される。 I Cカード 3は、 この管理用データに基づ いてユーザ一領域にアクセスすることにより、 所望のデータを口一ド できる。

第 4図は、 テレビジョン受像機 1とリモートコマンダ 2とを示すブ ロック図である。 リモ一トコマンダ 2は、 操作子 9〜 1 2、 1 4〜 1 6の操作に応動したコントロ一ラ 2 0の制御によりテレビジョン受像 機 1を遠隔制御する。

リモ一卜コマンダ 2において、 コントローラ 2 0は、 マイクロコン ピュ一夕により構成され、 操作子 9〜 1 2、 1 4〜 1 6の操作に応動 して送信部 2 1の動作を制御し、 これによりテレビジョン受像機 1に 向けて遠隔制御信号を送出する。

またリモートコマンダ 2は、 インターフェース （ I / F ) 2 2を介 して I Cカード 3の装着が検出されると、 ロードの操作子 1 5の操作 により、 インタ一フェース 2 2を制御して I Cカード 3より管理用デ —夕をロードする。 ロードが完了すると、 この管理用データに含まれ ているファイルの種別を示す情報に基づいて、 ビデオ、 オーディオ、 データの種類表示用の発光ダイオード 2 3 a、 2 3 b、 2 3 cの中の 該当する発光ダイオードを発光させる。 また、 コントローラ 2 0が表 示部 1 7を駆動する。 さらにリモートコマンダ 2は、 この状態でユー ザ一が送信の操作子 1 6を操作すると、 ィン夕一フェース 2 2を制御 して I Cカード 3に記録された管理用デ一夕、 ファイルのデ一夕を送 信部 2 1に順次送出する。

イン夕一フェース 2 2は、 I C力一ド 3を接続するコネクタにおい て所定の端子電圧をモニタし、 この端子電圧の変化により I Cカード 3の着脱を検出する。 またこのようにして I Cカード 3の装着を検出 すると、 I Cカード 3をアクセスし、 これにより I Cカード 3が正し く装着されたか否か検出し、 正しく装着されている場合にはコント口 ーラ 2 0に通知する。 またこれとは逆に、 この端子電圧の変化により

1 Cカード 3が取り外されたことを検出し、 この場合もコントロ一ラ

2 0に通知する。

さらにィンターフェ一ス 2 2は、 コントローラ 2 0の制御により、 I Cカード 3の管理用データをロードしてコントローラ 2 0に通知し 、 さらには I C力一ド 3に記録されたファイルのデ一夕を順次ロード して送信部 2 1に伝送する。

送信部 2 1は、 コントローラ 2 0の制御により赤外線による遠隔制 御信号を送出し、 これによりテレビジョン受像機 1を遠隔制御する。 さらに送信部 2 1は、 同様のコントローラ 2 0の制御により、 イン夕 —フェース 2 2より伝送される I C力一ドのデータを所定の変調方式 により変調して赤外線により送出する。

これらによりリモ一トコマンダ 2は、 テレビジョン受像機 1を遠隔 制御し、 また I Cカード 3に記録した各種デ一夕をテレビジョン受像 機 1に送信するようになされている。

テレビジョン受像機 1において、 モデム 3 1は、 システムコント口 —ラ 3 8の制御により電話回線を介して所望のデータを送出し、 これ により例えばィン夕ーネッ 卜に接続して電子メールを送受する。

セッ ト トップボックス （S T B ) 3 2は、 ケーブルテレビのネッ 卜 ヮ一クに接続され、 システムコントローラ 3 8の制御によりこのネッ トワークより種々の番組を選択する。 セッ ト トップボックス 3 2は、 この選択した番組の受信信号をテレビジョンチューナ一部 3 3に出力 する。

テレビジョンチュ一ナ一部 3 3は、 システムコントローラ 3 8の制 御により所望の放送チャンネルを選局し、 選局したチャンネルのビデ ォデ一夕、 オーディオデータを表示部 3 4に出力する。 またュ一ザ一 がケーブルテレビを選択した場合には、 システムコントローラ 3 8の 制御により、 放送チヤンネルに代えてセッ ト トツプボックス 3 2より 入力される受信信号を処理して、 そのビデオデータ及びオーディォデ —夕を表示部 3 4に出力する。

表示部 3 4は、 テレビジョンチューナ一部 3 3、 ビデオデッキ部 3 5より出力されるビデオデータを処理して所定の表示画面に表示する 。 また同様にして得られるオーディォデ一夕を処理してスピーカーよ り出力する。 さらに表示部 3 4は、 ユーザ一によりメニュー画面が選 択されると、 システムコントローラ 3 8の制御により現在表示中の画 面にこれらメニュー画面によるウィンドウを表示する。

ビデオデッキ部 3 5は、 システムコントローラ 3 8の制御により動 作を切り換え、 このテレビジョン受像機 1で受信可能な各種番組を記 録し、 また記録した番組を再生して出力する。

受信部 3 6は、 リモートコマンダ 2より送出される赤外線を受光し 、 受光結果を処理する。 これにより受信部 3 6は、 リモートコマンダ 2より出力される遠隔制御信号、 各種データを取得し、 システムコン トロ一ラ 3 8に通知する。

システムコントローラ 3 8は、 このテレビジョン受像機 1全体の動 作を制御する機能を有しており、 マイクロコンピュータから構成され る。 すなわちシステムコントローラ 3 8は、 受信部 3 6の通知に従つ てランダムアクセスメモリ 3 7に記録された制御プログラムを実行す ることにより、 リモートコマンダ 2の操作に応動してこのテレビジョ ン受像機 1の動作を制御する。

すなわちユーザーが数字の操作子 9を操作してチャンネルを選択す ると、 この選択に応動してテレビジョンチューナ一部 3 3、 セッ ト ト ップボックス 3 2に制御コマンドを発行し、 これにより所望の番組を 選択する。 これらの制御において、 システムコントローラ 3 8は、 リ モートコマンダ 2において、 ユーザがメニュー画面を開く操作子 1 0 を操作すると、 この操作に応動して第 5図に示すメインメニューのゥ インドウを表示する。 ^_

このメインメニューのウィンドウには、 メインメニューであること を示す表示 （MA I N MENU) と、 ユーザ一に操作を促すメッセ —ジが表示される。 また各種の選択メニューが表示される。 ここでこ れら選択メニューは、 操作ガイ ドの選択メニュー （S EL E CT G U I DE) 、 操作ガイ ドの主の選択メニュー （MAS TE R GU I D E) 、 操作可能なリストのメニュー （S EL E CT L I S T) , ケ一ブルテレビによる映画のガイ ドメニュー （MOV I E S GU I D E) 、 メインメニュー画面を抜け出すメニュー （EX I T) 、 ケ一 ブルテレビによる映画のリストメニュー （MOV I E S L I S T) 、 オプションのメニュー （OP T I ON S MENU) 、 時計のセッ トアップメニュー （T I MER S ETUP) , 制御プログラムのセ ッ トアップメニュー （S ETUPMENU) により形成される。

システムコントローラ 3 8は、 ディフォルトの状態では、 メインメ ニュー画面を抜け出すためのメニュー （EX I T) の表示色を、 他の メニューとは異ならせて表示する。 さらにリモートコマンダ 2におい て左右、 上下にカーソル等を移動させる操作子 1 1が操作されると、 この操作に応動して選択されたメニューの表示色を他のメニューとは 異ならせて表示する。 これによりユーザ一において操作子 1 1を操作 して所望のメニューを自由に選択できるようにする。 さらにシステム コントロ一ラ 3 8は、 このようにして所望のメニューが選択された後 、 決定の操作子 1 2が操作されると、 各メニュー画面に対応する副の メニュー画面を表示し、 また必要に応じて映画のリス卜等を表示する 第 6図は、 このようにして操作可能なリストのメニュー （S E L E CT L I S T) が選択されて決定の操作子 1 2が操作された場合に おける表示画面を示す略線図である。 システムコントローラ 3 8は、 このメニュー （S EL E CT L I S T) の表示画面において、 この 表示画面より抜け出すメニュ一 （EX I T) 、 電子メールのメニュー (ME S S AGE) 、 ビデオデッキ部 3 5における夕イマ一録画の設 定メニュー （T I MERZRE C) 、 特定の番組の試聴を制限するメ ニュ一 （LOCK&L I M I TS) を表示する。

システムコントローラ 3 8は、 メインメニュー画面における操作と 同様にして、 例えば電子メールのメニュー （ME S S AGE) が選択 された場合、 続く操作画面を表示し、 ユーザ一の操作に応動してモデ ム 3 1を駆動することにより電子メールを送受する。 またタイマ一録 画の設定メニュー （T I MERZRE C) 画面が選択された場合、 対 応する操作画面を表示してタイマ録画予約を受け付ける。

これに対してメインメニュー画面において、 制御プログラムのセッ トアップメニュー （S ETUP MENU) が選択された場合、 シス テムコントローラ 3 8は、 所定の表示画面を表示する。 システムコン トローラ 3 8は、 この表示画面中において、 セッ トアップ用の操作手 順を説明する。 この実施の形態の場合、 システムコントローラ 3 8は 、 セッ トアップ用の I Cカード 3をリモートコマンダ 2に装着した後 、 ロードの操作子 1 5、 送信の操作子 1 6を順次操作する旨、 メッセ 一シを表示 —る。

システムコントローラ 3 8は、 この表示画面の表示に従ったユーザ —の操作により I Cカード 3の管理用データ、 制御プログラムのデ一 夕がリモートコマンダ 2より送信されて受信部 3 6より通知されると 、 この制御プログラムによりランダムアクセスメモリ 3 7に格納した 制御プログラムを更新し、 これにより例えば制御プログラムをパージ ヨンアップする。 このときシステムコントローラ 3 8は、 この制御プ ログラムのデータと共に伝送される管理用デ一夕に応じて表示画面を 切り換えると共に、 ユーザ一の操作を受け付け、 これにより更新する 制御プログラムをユーザーにより確認させる。

これによりシステムコントローラ 3 8は、 例えば第 6図について上 述したタイ トルによるメニュー画面を第 7図に示すようにシンポルに よるメニュー画面に変更できるようになされている。

以上の構成において、 リモートコマンダ 2における電源の操作子 1 4の操作により、 送信部 2 1からテレビジョン受像機 1に向けて赤外 線による遠隔制御信号が送出される。 テレビジョ ン受像機 1において は、 この遠隔制御信号が受信部 3 6において受信され、 この受信結果 によるシステムコントローラ 3 8の制御による電源が立ち上げられる 。 また数字の操作子 9の操作により同様に遠隔制御信号がリモ一トコ マンダより送出され、 この遠隔制御信号により例えばテレビジョンチ ュ一ナ一部 3 3の動作が切り換えられてチャンネルが切り換えられる このようにしてテレビジョン受像機を遠隔制御するリモートコマン ダ 2において、 メニューの操作子 1 0が操作されると、 テレビジョ ン 受像機 1においては、 遠隔制御によりメインメニュー画面 （第 5図） が表示される。 この状態でリモートコマンダ 2において、 操作子 1 1 が操作されると、 このメニュー画面における各メニューの表示が切り 換わり、 このようにしてメニューの表示色を切り換えることにより所 望のメニューを選択した状態で、 決定の操作子 1 2を操作することに よりこの選択したメニューを実行することが可能となる。 すなわち例えば操作可能なリストのメニュー （S E L E CT L I S T) を選択して決定の操作子 1 2を操作した場合には、 続くメニュ —画面 （第 6図） が表示され、 この続くメニュー画面において同様に 所望のメニューを選択して決定の操作子 1 2を操作することにより、 タイマー録画予約、 電子メール等が可能となる。

これに対して制御プログラムのセッ トアップメニュー （S ETUP MENU) が選択された場合、 テレビジョン受像機 1において、 I Cカード 3をリモートコマンダ 2に装着した後、 口一ドの操作子 1 5 、 送信の操作子 1 6を順次操作する旨のメッセージが表示される。 こ のメッセージに対応して I Cカード 3をリモートコマンダ 2に装着す ると、 リモ一トコマンダ 2においては、 インターフェース 2 2により I Cカード 3の装着が検出され、 コントローラ 2 0に通知される。 この状態でロードの操作子 1 5が操作されると、 I Cカード 3に記 録された管理用デ一夕がロードされ （第 3図） 、 I Cカード 3に記録 されたファイルの種別が表示部 1 7、 発光ダイオード 2 3 a、 2 3 b 、 2 3 cにより表示される。 さらにこの表示を確認して実行される操 作子 1 6の操作によりこの管理用データ、 I Cカード 3に記録された ファイルのデータがテレビジョン受像機 1に送信される。

これによりテレビジョン受像機 1において、 この送信されたフアイ ルのデータによりランダムアクセスメモリ 3 7の制御プログラムが更 新され、 例えばタイ トルによるメニュー画面 （第 6図） をシンポルに よるメニュー画面 （第 7図） に変更するように制御プログラムが更新 される。

以上の構成によれば、 I Cカード 3に記録したデ一夕をリモートコ マンダ 2によりテレビジョン受像機 1に送信することにより、 またこ のようにして送信されたデ一夕により制御プログラムを更新すること により、 I Cカード 3によりバージョンアツプ等の制御プログラムの 提供を受け、 簡易に制御プログラムを更新することができる。

なお上述の実施の形態においては、 制御プログラムの更新によりメ ニュー画面の表示を変更する場合について述べたが、 本発明はこれに 限らず、 単なる制御プログラムのバ一ジョンアップ、 さらには機能の 追加等に広く適用することができる。

また上述の実施の形態においては、 テレビジョン受像機の制御プロ グラムをバージョンアツプする場合について述べたが、 本発明はこれ に限らず、 種々の被制御機器の制御プログラムをバージョンアップす る場合、 さらにはセッ トアッププログラムのローデイング等に広く適 用することができる。

上述のように本発明によれば、 I Cカードを装着できるように遠隔 制御装置を構成し、 この I Cカードに記録されたデ一夕を遠隔制御信 号と同様に送信することにより、 例えば制御プログラムのバ一ジョン アップを簡易に実行することができる。

Claims

請求の範囲

1 . 遠隔制御送信機から被制御機器に対して遠隔制御信号を送信す ることにより前記被制御機器の動作を制御する遠隔制御装置において 前記遠隔制御送信機が、 前記被制御機器に対して送信されるべき所 定のデ一夕が記録されている I C力一ドを前記遠隔制御送信機に対し て着脱自在に装着するための装着部材と、 前記遠隔制御送信機に対し て前記 I C力一ドが装着されたときにこの I C力一ドに記録されてい る前記所定のデータを読み込んで前記被制御機器に対して送信するた めの制御装置とを備えていることを特徴とする遠隔制御装置。

2 . 前記所定のデータが、 前記被制御機器の動作を制御するための 制御プログラムを更新するためのデータであることを特徴とする請求 項 1に記載の遠隔制御装置。

3 . 前記被制御機器が、 画像表示装置であることを特徴とする請求 項 1に記載の遠隔制御装置。

4 . 前記画像表示装置が、 この画像表示装置の機能を選択するため のメニュー画面を表示することが可

能なものであり、 前記デ一夕が、 前記メニュー画面の表示を変更する ためのデータであることを特徴とする請求項 3に記載の遠隔制御装置

5 . 前記所定のデ一夕が、 前記画像表示装置によって再生されるべ きビデオデータであることを特徴とする請求項 3に記載の遠隔制御装

6 . 前記所定のデ一夕が、 前記画像表示装置によって再生されるべ きビデオデ一夕およびオーディォデ一夕であることを特徴とする請求 項 3に記載の遠隔制御装置。

7 . 遠隔制御信号を送信する遠隔制御送信機を有する遠隔制御装置 によって動作が制御される画像表示装置であって、

遠隔制御送信機に対して装着された I Cカードに記録されている所 定のデ一夕を受信する手段と、

受信した前記所定のデータに基づいて制御プログラムを更新するた めの手段を備えていることを特徴とする画像表示装置。