WO2002001805A1

WO2002001805A1 - Procede de gestion d'un reseau de communications et dispositif de communications

Info

Publication number: WO2002001805A1
Application number: PCT/JP2001/005472
Authority: WO
Inventors: Yoshitoshi Shoji; Hideo Nanba
Original assignee: Sharp Kabushiki Kaisha
Priority date: 2000-06-27
Filing date: 2001-06-26
Publication date: 2002-01-03
Also published as: JPWO2002001805A1; JP3766382B2; DE60143432D1; EP1304833A4; EP1304833A1; US20030109255A1; EP1304833B1; US7162260B2

Description

明細書通信ネットワーク管理方法および通信装置技術分野

本発明は、 1つのハブ端末とその他のリーフ端末が相互に通信を行うネットワークであり、ネットワーク内に存在する複数の通信装置がハブ端末になることが可能で、かつネットワーク内の通信装置の構成変更を任意に行えるようなネットワークに関するものである。背景技術

通常、ハブ端末を必要とするネットワークにおいて、ハブ端末は固定の基地局あるいは特定の端末であり、ネットワークの制御情報は局部的に保持される。

このとき、ネットワークの端末構成を変更する手段は、特開平 1 0 - 1 3 4 4 0号公報によリ示されている。また、複数の端末からなるネットワークにおいて、動的にハブ端末を変化させる手段については、特開平 7 - 2 0 3 5 3 5号公報に示されている。

しかし、ネットワークの端末構成が変化し、ハブ端末の内部で、保持するネットワークの制御情報が更新されたとき、何らかの要因によリハブ端末の変更が発生しても、更新された制御情報を新しいハブ端末に反映させる手段がなく、ネットワークを維持できない。発明の開示

本発明は、前記課題を解決するために、通信装置がハブ端末あるいはリーフ端末として構成されるための端末モ一ド選択の手順と、通信装置をネットワークに登録するための初期登録の手順と、通信装置がネットワーク内で通信を行うことを許可するためのァソシェ —シヨンの手順と、ネットワークを構成する通信装置を示す登録ステ一シヨン情報の生成、更新の手段と、通信装置間で登録ステ一ション情報の同期を行う手段とを提供する。

すなわち、本発明における通信ネットワーク管理とはユニーク I Dによリ識別された複数の登録済みの通信装置により構成される通信ネットワークにおいて、個々の通信ネットワークがネットワーク

I Dによリ識別され、ステーション I Dを一つの通信ネットワーク内において獲得した通信装置が相互に通信を行う通信ネットワークの管理方法であって、ステーション I Dを獲得した通信装置のうち、一つの通信装置がハブ端末を構成し、他の通信装置はリーフ端末を構成し、ハブ端末がネットワーク I Dとステーション I Dの割り当て情報を含む、ネットワーク管理情報を定期的に送信し、リーフ端末がネットワーク管理情報に従い端末同期情報を定期的に送信することを特徴とする通信ネットワーク管理方法を特徴とする。また、本発明において通信装置は上記通信ネットワーク管理情報における通信装置であって、自身が参加する通信ネットワークのネットヮ一ク I Dを保持する記憶手段と、キヤリアセンスによリ通信チャネルが使用されているかどうかを検出する手段と、自身が保持するネットワーク I Dを含むネットワーク管理情報を検出する検出手段とを備えることを特徴とする。本明細書は本願の優先権の基礎である特願 2 0 0 0 - 1 9 2 2 1 1および特願 2 0 0 0— 2 6 0 3 0 1の明細書および/または図面に記載される内容を包含する。図面の簡単な説明

図 1は本発明の実施の形態に係る通信ネットワークの例である。図 2は本発明の実施の形態に係る通信ネットワーク内での送信信号の例である。

図 3は本発明の実施の形態に係る端末モード選択手順の例である。図 4は本発明の実施の形態に係る通信装置の構成の例である。図 5は本発明の実施の形態に係る通信装置の構成のその他の例である。

図 6は本発明の実施の形態に係る通信装置の最小構成であるリ一フ専用端末の例である。

図 7は本発明の実施の形態に係る初期登録の手順の例である。図 8は本発明の実施の形態に係るリーフ端末がァソシエーションを行う手順の例である。

図 9は本発明の実施の形態に係るハブ端末がァソシェ一ションを行う手順の例である。

図 1 0は本発明の実施の形態に係る登録ステ一ション情報補完の手順の例である。

図 1 1は本発明の実施の形態に係る登録ステーション情報同期開始側の手順の例である。

図 1 2は本発明の実施の形態に係る登録ステ一ション情報同期受け側の手順の例である。

図 1 3は本発明の実施の形態に係る任意に能力の変更を可能とする通信装置の構成の例である。

図 1 4は本発明の実施の形態に係るハブ対応端末が保持する登録ステーション情報の例である。

図 1 5は登録ステーション情報をもつハブ対応端末がリーフ端末からのアソシエーション要求に対する動作手順の例である。

図 1 6は本発明の実施の形態に係る登録ステーション情報の同期動作における参照側の手順の例である。発明を実施するための最良の形態図 1は本発明の実施の形態に係る通信ネットワークの例である。図 1に示すネットワークでは、 1台のハブ端末に構成された通信装置と、 3台のリーフ端末に構成された通信装置があり、それぞれの通信装置が相互に通信を行っている。

図 2は図 1に示すネットワークでの送信信号の例であり、ハブ端末が定期的に送信するネットワーク管理情報があり、続いて各リーフ端末からの端末同期情報があり、それ以降に各端末が送信するデータが存在している。

ネット.ワーク管理情報には、ハブ端末の保持するネットワーク I Dと、ステーション I D情報としてネットワーク内のステーション

1 Dの使用ノ未使用を表す情報と、端末同期信号を送信すべきリーフ端末を指定する端末同期情報送信要求が含まれおリ、端末同期情報送信要求で指定されたリーフ端末は、ネットワーク管理情報に続いてそれぞれの端末同期情報を順次送信することになる。

図 4は、本発明の実施の形態における通信装置の機能を表す構成図であり、請求項 2記載の通信装置はキャリアセンス部 1 2 0 3、ネットワーク管理情報検出部 1 2 0 4、ネットワーク I D保持部 1

2 0 5を備え、自身が参加するネットワークを検出することが可能である。

請求項記載 4の通信装置は上記に加え端末同期情報生成部 1 2 0 6を備え、ネットワーク管理情報に対する端末同期情報の送信が可能でリーフ端末として動作可能である。

請求項 5記載の通信装置はさらに登録ステーション情報保持部 1 2 0 9、ユニーク I D検索ノ比較部 1 2 1 0、ユニーク I D追加部 1 2 1 1 を備え、自身と同一のネットワーク I Dを保持する通信装置のユニーク I Dのリストを管理することが可能である。

請求頊 6記載の通信装置はさらにネットワーク管理情報生成部 1 2 0 8、ステ一ション I D管理部 1 2 0 7を備え、上記と合わせ初期登録およびァソシェ一ションへの応答が可能であリ、ネットヮ一ク管理情報の送信を行うことでハブ端末として動作可能である。請求項 1 0記載の通信装置は、ネットワーク I D保持部 1 2 0 5 および登録ステーション情報保持部 1 2 0 9の内容を初期状態に戻す初期化部 1 2 1 2を備え、すでにあるネットワークに対し初期登録済みの通信装置を初期状態に戻すことで、再び新たなネットヮ一クに対し初期登録を行うことを可能にする。

請求項 1 8および 1 9記載の通信装置は、ネットワーク I D保持部 1 2 0 5を、あるいはそれに対応する登録ステーション情報保持部 1 2 0 9との組み合わせを、別の状態保持部 1 2 1 3として保持することが可能であり、場合によってはさらに多数の組み合わせの状態を保持可能とするものである。

図 5は、本発明の実施の形態における通信装置の機能を表す別の構成図である。請求項 4、 6および 1 0記載の通信装置は通信チヤネル上の信号を受信する受信部 B 0 1 と、通信チャネルが使用されているかどうか判別するキャリアセンス部 B 0 2と、通信チヤネルに信号を送信する送信部 B 0 3と、メッセージを受信または送信するメッセージを生成するメッセージ受信ノ生成部 B 0 4と、通信装置に必要なデータを記憶するデータ保持部 B 0 5と、ネットワークで通信を行うための制御部 B 0 6に大別される。

さらに、メッセージ受信/生成部 B 0 4では、ネットワーク管理情報 A 0 7、端末同期情報 A 0 8、登録要求ノ応答 A 0 9、ァソシエーシヨン要求/応答 A 1 0、登録ステーション情報参照ノ確認応答 A 1 1、の各メッセ一ジを受信生成し、データ保持部 B 0 5 には、ネットワーク I D A 1 2、ユニーク I D A 1 3、ステーシヨン I D A 1 4、登録ステ一ション情報 A 1 5、チェックサム A 1 6を保持する領域があリ、制御部 B 0 6では、ステーション I D管理 A 1 7、ユニーク I D検索/追加 A 1 8、登録ステーション情報同期 A 1 9、ハブ端末選択手順 A 2 0、初期登録手順 A 2 1 、アソシエーション手順 A 2 2を行う機能を持つ。

通信装置は初期状態において、ネットワーク I D A 1 2として未だどのネットワークにも属さないことを示す値、あるいは通信装置ごとにユニークな値を持ち、これは通信装置のユニーク I D A 1 3の値をそのまま使用してもよい。

通信装置が起動すると、図 3に示す端末モードの選択手順により、キヤリアセンス部 1 2 0 3においてキヤリアセンスを行い（ S 3 0 1 )、使用中であるチャネル上の信号からネッ卜ワーク管理情報 A 0 7からネットワーク I D A 1 2との一致を検出する（ S 3 0 2 )。ネットワーク I Dの一致を検出した場合（ S 3 0 3 ) は、既にネットワークが存在しているので通信装置はリーフ端末として構成される（ S 3 0 4 )。

使用中のチャネルを一巡してネットワーク I Dの一致が検出できなかった場合、これをランダム回数繰り返し（S 3 0 5 )、終了であつたらネットワーク I D A 1 2を持つハブ端末は存在しないと判断し、自身をハブ端末として構成する（S 3 0 6 )。

ハブ端末に構成された通信装置は、キヤリアセンスにおいて未使用だったチャネルを使用してネットヮ一ク管理情報の送信を開始する。ランダム回数の繰り返しを判定する（S 3 0 5 ) 代わりに、ある確率で繰り返しの終了を判定し、ハブ端末として構成する（ S 3 0 6 ) ようにしてもよい。

通信装置によっては、ハブ端末として構成できないように制限されたリーフ専用端末であることも可能で、この場合の通信装置の構成を図 6に示す。

リーフ端末専用の通信装置では、図 6のメッセージ受信ノ生成部 L 0 4、データ保持部 L 0 5、制御部 L 0 6に示されるように、図 5の通信装置に比較して、登録ステ一ション情報に関連する機能と、ステ一ション I Dを管理する機能が省略される。さらに図 3に示す端末モードの選択手順での手順 S 3 0 5において、ハブ端末に構成できないため必ず手順 S 3 0 1に戻るように遷移する。

初期状態の通信装置は、ユニークなステーション I Dを保持しているので必ずハブ端末に構成される事になるので、新規にネットヮ —クに参加させるには、ネットワーク内で動作中の通信装置に対し初期登録手順 A 2 1により図 7に示す手順で初期登録を行う。

初期登録では、登録する通信装置を登録要求側（S 6 0 1 )、ネットワーク内で動作中の通信装置を登録応答側として（ S 6 0 6 )、登録モードに設定する。

登録応答側となる通信装置は、登録モードに設定されることで一時ネットワークからはずれ、初期登録を行う通信装置以外とは通信できなくなる。要求側は、応答側に対し自身のデータ保持部 B 0 5 にあるユニーク I D A 1 3を含む登録要求メッセージを送信（ S 6 0 2 ) し、登録応答メッセージの受信を待つ（S 6 0 3 )。

応答側は要求メッセージの受信を待ち（ S 6 0 7 )、受信したら登録要求メッセージにある要求側のユニーク I Dが登録ステ一ション情報に存在しない場合は追加し（ S 6 0 8 )、要求側に登録応答メッセージを送信し（S 6 0 9 )、登録モードを解除する（ S 6 1 0 )。登録応答メッセ一ジを受信した要求側は、登録応答メッセージにあるネットワーク I Dを自身のデータ保持部 B 0 5のネットワーク I D A 1 2に保持する。

初期登録時に登録モ一ドに設定された 2つの通信装置は、登録モ ―ド終了後に再び端末モード選択の手順を行う。

初期登録により同一のネットワーク I Dを持つ通信装置が複数存在するとき、通常、最初に起動した通信装置がハブ端末として構成されているので、続いて起動した通信装置は、ハブ端末が送信するネットワーク管理情報を検出することが可能であり、リーフ端末として構成される。

リーフ端末として構成された通信装置は、ハブ端末に対しァソシェ一シヨンを行い、自身のステーション I Dを決定することで、ネットワーク内での通信が可能となる。

図 8に示すアソシエーション手順では、リーフ端末はハブ端末の送信するネットワーク制御情報を参照して、未使用のステーション I Dを選択し（S 7 0 1 )、選択したステーション I Dと、自身のュ二一ク I Dを含むァソシェ一ション要求をハブ端末に送信し（ S 7 0 2 )、アソシエーションタイマを起動し（S 7 0 3 )、ァソシェ一シヨンタイマのタイムアウトまで（S 7 0 5 ) ハブ端末からのァソシェ一シヨン応答メッセージの受信を待つ（S 7 0 4 )。

リーフ端末がタイムァゥト前にァソシェ一ション応答メッセージを受信した場合はアソシエーション成功であり、選択したステーシヨン I Dを使用してネットワーク内で通信を行うことが可能となリ、タイムアウトした場合はアソシエーション失敗であリネットワーク内で通信できない。

ハブ端末はリーフ端末からのァソシェ一ション要求メッセージを受信した場合（S 8 0 1 )、メッセージ中のユニーク I Dが保持している登録ステーション情報に存在するか確認し（S 8 0 2 )、存在する場合にはリーフ端末は初期登録された通信装置であるのでァソシェ一ションを許可し、選択されているステーション I Dを使用中に変更し（S 8 0 3 )、リーフ端末にアソシエーション応答メッセージを送信する（ S 8 0 5 )。ユニーク I Dが登録ステ一ション情報に存在しない場合はァソシエーシヨンを拒否し（ S 8 0 4 )、ァソシェ一シヨン手順を終了する。

ァソシエーションに成功したリーフ端末は、最初にハブ端末に対し登録ステーション情報の同期を行い、ハブ端末と自身が保持している登録ステ一ション情報の内容を一致させる。図 1 1 に示す登録ステーション情報同期開始側の手順の例によリ、リーフ端末は自身の登録ステーション情報のチェックサムを含む登録ステーション情報確認メッセージをハブ端末に送信する（S 1 0 0 1 )。

このときハブ端末は図 1 2に示す登録ステーション情報同期受け側の手順の例によリ、登録ステ一ション情報確認メッセージを受信したとき（ S 1 1 0 1 )、メッセージ中のチェックサムと自身が保持するチェックサムを比較し（ S 1 1 0 2 )、一致するときは登録ステ —ション情報が同一であリ、ハブ端末は保持しているチェックサムを含む登録ステ一ション情報応答メッセージをリーフ端末に送信する（ S 1 1 0 4 )。

手順 S 1 1 0 2においてチェックサムが一致しなかった場合は、ハブ端末はリーフ端末に対し登録ステーション情報補完をすることになる（ S 1 1 0 3 )。

図 1 0に登録ステーション情報補完手順の例が示され、ハブ端末は登録ステ一ション情報の参照側としてリーフ端末に登録ステ一ション情報参照メッセージを送信し（ S 9 0 1 )、登録ステ一ション情報参照メッセージを受信したリーフ端末は（ S 9 0 5 )、参照側のハブ端末に自身の登録ステーション情報を送信する（ S 9 0 6 )。

リーフ端末から登録ステーション情報を受信したハブ端末は（ S 9 0 2 )、自身の登録ステ一ション情報と比較し、未登録のユニーク I Dが存在する場合にはそれを自身の登録ステーション情報に追加し（ S 9 0 3 )、チェックサムを更新する（ S 9 0 4 )。

未登録のユニーク I Dが存在しない場合には、ハブ端末のチエツクサムは前と同一の値のままである。

ハブ端末はリーフ端末に対し登録ステーション情報補完を行った ( S 1 1 0 3 ) 後、更新したチェックサムを含む登録ステーション情報応答メッセージをリーフ端末に送信する（S 1 1 0 4 )。ハブ端末からの登録ステ一ション情報応答メッセージを受信したリーフ端末は（S 1 0 0 2 )、ハブ端末と自身のチェックサムを比較し（ S 1 0 0 3 )、一致するときはハブ端末が自身と同一の登録ステ —シヨン情報を保持している事がわかリ、登録ステ一ション情報同期を終了するが、一致しない場合、今度はリーフ端末側からハブ端末に対し登録ステ一ション情報補完を行い、チェックサムを更新する（ S 1 0 0 4 )。

この時点で、リーフ端末とハブ端末はお互いから未登録のュニ一ク I Dを受け取つており、リーフ端末は更新したチェックサムとハブ端末からのチェックサムを比較した場合（S 1 0 0 5 )、両者の登録ステーション情報は一致するはずであリ登録ステ一ション情報同期手順は終了するが、一致しない場合は登録ステーション情報同期手順をやり直す。

ハブ端末は、以上のようなリーフ端末からの登録ステ一ション情報同期により、登録ステーション情報が更新された場合、ネットヮ —ク内の全てのリーフ端末に対しハブ端末側から登録ステーション情報同期を行うことによリ、ネットワーク内に存在するすべての登録ステ一ション情報に変更を反映させる。

動作中のネットヮ一クにおいて、ハブ端末の電源が切断された場合、あるいはハブ端末が初期登録を行うため登録モードに設定された場合は、ネットワークにおけるハブ端末が消滅し、リーフ端末はネットワーク管理情報を受信できない状態となり、よって通信不能となるが、一定期間ネットワーク管理情報が受信されないとき通信装置はリーフ端末としての動作を終了し、起動時と同じく端末モ一ドの選択手順を開始する。

複数の端末が同時に端末モードの選択手順を開始しても、手順 S 3 0 5の段階で最初にネットワークの検出を終了した通信装置が、新たなハブ端末として動作を開始することになリ、その他の通信装置は新たなハブからのネットワーク管理情報を検出し、リーフ端末として構成される。

前記登録モードに設定されてハブ端末でなくなった通信装置は、初期登録の終了後に既に他の通信装置がハブ端末として構成済みであると、端末モード選択時にリーフ端末として構成され、ハブ端末に対しァソシェ一シヨンを行うことになリ、ァソシエーション後にハブ端末に対し登録ステーション情報同期を行うため、初期登録で登録ステーション情報に追加したユニーク I Dが動作中のハブ端末の登録ステ一ション情報にも反映され、さらにハブ端末は自身の登録ステ一ション情報が変更されたためネットワーク内の全てのリ一フ端末に対し登録ステーション情報同期を行うことになリ、ひとつのユニーク I Dの追加はネットワーク内の全ての登録ステーション情報に反映される。

これにより、ハブ端末は新規登録された通信装置がァソシエーシヨンを行うことを許可できるようになる。

既にいずれかのネットワークに初期登録済みの通信装置を他のネットワークに登録しなおす場合、登録ステ一ション情報を保持している通信装置は初期登録の要求側になれないため、まず通信装置の初期化手段によリ通信装置の内部に保持されているネットヮ一ク I Dと登録ステーション情報を消去し初期状態とすることが必要である。

通信装置が図 4の状態保持部 1 2 1 3に当たるネットワーク I D、あるいはネットワーク I Dと対応する登録ステ一ション情報の組を複数保持可能である場合は、通信装置を複数のネットワークに対し初期登録を行うことで複数のネットワーク I Dを記憶し、さらにそれぞれのネットワークに対しァソシエーションを行うことで複数のネットワークで同時に、あるいは切り替えて通信が可能であり、また使用するネットワーク I Dに対応する登録ステーション情報を保持している場合は、そのネットワークにおいてハブ端末として構成可能である。

図 1 3は、通信ネットワークでの動作において、能力変更が可能な通信装置の構成例である。通信装置の能力項目としては、送受信が可能な通信速度および変調方式、あるいは符号化および復号化が可能な符号方式、あるいはアプリケーションの種類等が考えられる。更新履歴の表示には、リアルタイムクロックによるタイムスタンプや、能力情報の変更ごとに更新されるカウンタ値を利用する。能力変更手段をもつ通信装置は外部からプログラムの変更が行われ、通信装置自身が能力を切り替え可能な構成であるときにはスィッチによリその能力が選択され、あるいは通信装置に補助的な装置を付加することで能力が変更される。このとき、通信ネットワークにおける能力情報が更新されると共に、能力変更の履歴情報も更新される。通信装置の能力は、自身が参加する通信ネットワーク、すなわち内部に保持するネットワーク I Dに対して定義されるものであるので、複数のネットワーク I Dを保持する通信装置においては、それぞれのネットワーク I Dを持つ通信ネットワークでのいずれかについて能力変更が起こったときに、履歴情報の更新も行われる。

上記の、能力の変更が可能な通信装置が存在する通信ネットヮ一クにおいて、ハブ対応端末が保持する登録ステーション情報を図 1 4のように定めることが出来る。このとき図 7 aにおける初期登録要求側の手順 S 6 0 2では登録要求メッセージにユニーク I Dに加え能力情報と履歴情報を合わせて送信し、図 7 bにおける初期登録応答側の手順 S 6 0 8ではユニーク I Dに加え能力情報と履歴情報を合わせて登録ステ一ション情報に追加する。

また、図 8におけるリーフ端末のアソシエーション手順 S 7 0 2 ではアソシエーション要求メッセ一ジに選択したステーション I D と自身のユニーク I Dに加え、能力情報と履歴情報を合わせて送信する。

図 1 5は、図 1 4の登録ステーション情報をもつハブ対応端末がハブ端末として動作するときの、リーフ端末からのァソシェ一ション要求に対する動作手順であり、リ一フ端末からのァソシェ一ション要求を受信した場合（ S 1 5 0 1 )、メッセージ中のユニーク I D が保持している登録ステーション情報に存在するかを確認し（ S 1

5 0 2 )、存在しなければアソシエーションを拒否し（ S 1 5 0 4 )、ァソシェ一ション手順を終了する。ァソシエーション要求メッセージ中のユニーク I Dが、保持している登録ステーション情報に存在する場合には、アソシエーション要求を送信したリーフ端末は初期登録済みの通信装置であるのでァソシェ一ションを許可し、続いて履歴情報を登録ステ一ション情報の内容と比較し（ S 1 5 0 3 )、相違があれば登録ステーション情報にある能力情報と履歴情報をァソシェ一ション要求メッセージ中にある値に更新する。さらに選択されているステ一ション I Dを使用中に変更し（ S 1 5 0 5 )、リーフ端末にァソシエーション応答メッセージを送信する（ S 1 5 0 6 )。ハブ端末は、ァソシエーション動作によリ登録ステ一ション情報が変更された場合は、他のハブ対応端末に対し登録ステ一ション情報の同期動作を行う。これによリ通信装置が通信ネットワークに参加した時点で能力情報の変更が itちに反映される。

図 1 6は登録ステーション情報の同期動作における参照側の手順であり、参照先に登録ステーション情報参照メッセージを送信し（ S 1 6 0 1 )、参照先からの登録ステーション情報を受信すると（ S 1

6 0 2 )、自身が保持する登録ステーション情報と比較して、未登録のユニーク I Dが存在する場合にはそれを能力情報と履歴情報と合わせて自身の登録ステーション情報に追加し（ S 1 6 0 3 )、さらに登録済みのユニーク I Dに関する履歴情報を比較して、自身の履歴情報が古い場合には該当するユニーク I Dの能力情報と履歴情報を、参照先から受信した登録ステーション情報の中の内容に置き換え

( S 1 6 0 4 )、チェックサムを更新する（ S 1 6 0 5 )。本明細書で引用した全ての刊行物、特許および特許出願をそのまま参考として本明細書にとり入れるものとする。産業上の利用の可能性

本発明はネットワークの端末構成を変更する手段として有用である。

Claims

請求の範囲

1 . ユニーク I Dによリ識別された複数の登録済みの通信装置によリ構成される通信ネットワークにおいて、個々の通信ネットヮークがネットワーク I Dにより識別され、ステーション I Dを一つの通信ネットワーク内において獲得した通信装置が相互に通信を行う通信ネットワークの管理方法であって、ステーション I Dを獲得した通信装置のうち、一つの通信装置がハブ端末を構成し、他の通信装置はリーフ端末を構成し、ハブ端末がネットワーク I Dとステ一シヨン I Dの割り当て情報を含む、ネットワーク管理情報を定期的に送信し、リーフ端末がネットワーク管理情報に従い端末同期情報を定期的に送信することを特徴とする通信ネットワーク管理方法。

2 . 自身が参加する通信ネットワークのネットワーク I Dを保持する記憶手段と、キヤリアセンスにより通信チャネルが使用されているかどうかを検出する手段と、自身が保持するネットワーク I D を含むネットワーク管理情報を検出する検出手段とを備えることを特徴とする、請求項 1記載の通信装置。 '

3 . 請求項 2記載の通信装置がキャリアセンスを行い、使用中の通信チャネルにおいて、自身が保持するネットワーク I Dを含むネットワーク管理情報の検出を行うことを特徴とする、通信ネットヮーク管理方法。

4 . ネットワーク管理情報に従い、端末同期情報を送信する手段を備える事により、リーフ端末として動作可能であることを特徴とする、請求項 3記載の通信装置。

5 . ステーション I Dの使用/未使用を管理する手段と、ネットワーク管理情報を送信する手段とを備えることによリ、ハブ端末として動作可能であることを特徴とする、請求項 4記載の通信装置。

6 . 自身が保持するネットワーク I Dに対し、同一のネットヮ一ク I Dを保持する通信装置のユニーク I Dの一覧を登録ステ一ション情報として保持する記憶手段と、あるユニーク I Dが登録ステ一シヨン情報内に存在するかどうか判断する手段と、登録ステーション情報に新たにユニーク I Dを追加する手段とを備えることを特徴とする、請求項 5記載の通信装置。

7 . 請求項 6記載の通信装置が、請求項 3記載の方法で通信ネットワーク検出をランダム回数だけ繰り返し、その間にネットワークが検出されたときはリ一フ端末として動作し、検出されなくかつ通信装置がハブ端末として動作可能であれば、空きチャネルの通信チャネルを使用してネットワーク管理情報を送信し、自身が保持するネットワーク I Dを持つネットワークのハブ端末として動作するように構成されることを、通信ネットワークにおけるハブ端末の選択手順とする、通信ネットワーク管理方法。

8 . 請求項 4または 6記載の通信装置において、初期登録の要求側となる新規の通信装置は既存の通信装置に対し自身の保持するュ二一ク I Dを含む登録要求メッセージを送信し、初期登録の応答側は登録要求メッセ一ジを受信し、メッセージ内のユニーク I Dが自身の保持する登録ステーション情報に存在しない場合は追加し、要求側に自身のネットヮ一ク I Dを含む登録応答メッセ一ジを送信し、要求側は登録応答メッセージを受信し、メッセ一ジ内のネットヮ一ク I Dを自身のネットワーク I Dとして保持することを、通信ネットワークに新規に通信装置を登録する初期登録の手順とする、通信ネットワーク管理方法。

9 . 請求頊 4または 6記載の通信装置が、初期登録の手順を行うことが可能となるための登録モードに設定する手段を備え、登録モ

―ドに設定された通信装置のみが初期登録動作を行うことを特徴とする、通信ネットワーク管理方法。

1 0 . 保持するネットヮ一ク I Dおよび対応する登録ステーション情報を消去し、初期状態へ復帰する手段を備えることを特徴とする、請求項 6記載の通信装置。

1 1 . 請求項 6記載の通信装置が、保持する登録ステーション情報が初期状態でないとき、初期登録を行えないように制限することを特徴とする、通信ネットワーク管理方法。

1 2 . 請求項 4または 6記載の通信装置が、ハブ端末が定期的に送信すべきネットワーク管理情報を監視する手段と、ァソシエーション用タイマを備え、ネットワーク管理情報から未使用のステーション I Dを検出し、ハブ端末に自端末のユニーク I Dおよび未使用のステーション I Dを含むァソシェ一ション要求メッセ一ジを送信し、ハブ端末は、該アソシエーション要求メッセージ内容からュニ —ク I Dが登録ステーション情報に存在する通信端末である場合には、ァソシエーション要求メッセージで指定されたステ一ション I Dのステータスを未使用から使用中に変更し、ァソシェ一ション要求メッセージを送信した通信端末にァソシエーション応答メッセ一ジを送信し、アソシエーション要求を送信した端末は、ハブ端末からのアソシエーション応答メッセ一ジを受信したときのみ取得したステーション I Dを使用してリ一フ端末として通信を開始することを、通信装置がネットワーク中で通信を行うためのステーション I Dを取得するアソシエーション手段とする、ネットワーク管理方法。

1 3 . 請求項 6記載の通信装置がハブ端末として動作するときにおいて、使用中のステ一ション I Dを持つリーフ端末が送信する端末同期情報を監視する手段を備え、一定時間、特定のリーフ端末からの自端末情報が確認されないときは割リ当てたステーション I D のステータスを未使用に変更することを特徴とする、ネットワーク管理方法。

1 4 . 請求項 6記載の通信装置が、登録ステーション情報参照メッセ一ジを送信する手段と、登録ステーション情報を送信する手段と、受信した登録ステーション情報と自身が保持する登録ステ一シヨン情報を比較する手段とを備え、参照側は被参照側に登録ステーション情報参照メッセージを送信し、被参照側は登録ステーション情報参照メッセージを受信したとき、自身が保持する登録ステ一シヨン情報を参照側に送信し、被参照側の登録ステーション情報を受信した参照側は、自身の保持する登録ステーション情報と比較し、受信した登録ステ一ション情報に含まれ自身の登録ステーション情報に含まれていないユニーク I Dを自身の登録ステーション情報に追加し保持することを、通信装置間の登録ステーション情報補完方法とする、通信ネットワーク管理方法。

1 5 . 請求項 6記載の通信装置が、自身が保持する登録ステ一ション情報のチェックサムを生成する手段と、ネットワーク内の他の通信装置にチェックサムを含む登録ステーション情報確認メッセージおよび登録ステ一ション情報応答メッセージを送信する手段と、受信したチェックサムを自身の保持するチェックサムと比較する手段とを備え、同期開始側は同期先に登録ステ一ション情報確認メッセージを送信し、同期先から登録ステ一ション情報応答メッセージを受信し、同期先のチェックサムと自身の保持するチェックサムを比較し、一致する場合は同期動作を終了し、一致しない場合は同期先に対し請求項 1 5の手段による登録ステーション情報補完を行つた後、再び同期先に登録ステーション情報確認メッセージを送信し、これを同期先のチェックサムと自身の保持するチェックサムの比較において一致するまで行い、同期受け側は開始側からの登録ステ一ション情報確認メッセージに含まれるチェックサムと自身が保持するチェックサムを比較し、一致した場合は登録ステーション情報応答メッセージを同期開始側に送信し、一致しない場合は同期開始側に対し登録ステ一ション情報補完を行った後、登録ステーション情報応答メッセージを同期開始側に送信することを通信装置間の登録ステ一ション情報同期方法とする、通信ネットワーク管理方法。

1 6 . アソシエーションに成功したリーフ端末は、ハブ端末に対し登録ステ一ション情報同期を行うことを特徴とする、通信ネットワーク管理方法。

1 7 . 自身の保持する登録ステーション情報が変更されたハブ端末は、ネットヮ一ク内の他のリ一フ端末すべてに対して順に登録ステ一シヨン情報同期を行うことを、ネットワーク内で通信を行うすベての通信装置の登録ステーション情報同期方法とする、通信ネットワーク管理方法。

1 8 . 複数のネットワーク I Dを保持する手段を備えることを特徴とする、請求項 4または 6記載の通信装置。

1 9 . 複数のネットワーク I Dのそれぞれに対応する登録ステ一シヨン情報を保持する手段を備えることを特徴とする、請求項 6記載の通信装置。

2 0 . 請求項 8記載の初期登録を、複数の通信ネットワークに対して行うことで、複数のネットワークにおいて動作可能とすることを特徴とする、通信ネットワーク管理方法。

2 1 . 通信装置が、任意に能力の変更を可能とする更新手段をもち、さらに通信装置は内部に自身の能力の変更に関する履歴情報の保持手段を設け、能力が変更された際に履歴情報を更新することを特徴とする、通信装置。

2 2 . 請求項 6記載の登録ステーション情報に、通信装置のュニ —ク I Dとそれに対応する能力情報とさらにその履歴情報を合わせて記憶することを特徴とする、ネットワーク管理方法。

2 3 . 請求項 1 2記載のアソシエーションにおいて、ハブ端末はァソシエーションを要求する通信装置の能力情報を確認し、登録ステーション情報の内容と相違がある場合はハブ端末において当該の登録ステ一ション情報を更新することを特徴とする、ネットワーク管理方法。

2 4 . 請求項 1 7の手段によリ登録ステ一ション情報の同期を行う際、登録済みのユニーク I Dに対する能力情報に相違がある場合、履歴情報を比較してよリ新しい情報に合わせて更新する事を特徴とする、ネットワーク管理方法。