WO2002082786A1 - Terminal de communication cellulaire extensible, dote d'une camera a fonction de controle photographique, et procede de controle photographique dans le terminal - Google Patents

Description

明 細 書 撮影制御機能を備えたカメ ラ付き折畳式携帯通信端末及び当該端末 における撮影機能制御方法 技術分野

本発明は、 撮影制御機能を備えたカメ ラ付き折畳式携帯通信端末及 ぴ当該端末にお.ける撮影機能制御方法に関する。 背景技術

近年、 携帯電話機等の携帯通信端末は、 多機能化が急速に進展し、 最近では、 光を電気信号に変換する半導体受光素子を利用した C C D ( Charge Coup l ed Dev i ce) カメ ラを備えたカメ ラ付き携帯電話機が普 及し始めている。

カメ ラ付き携帯電話は、 利用者がどこへでも持ち運ぶことができ、 いつでも手軽に所望の被写体を撮影するこ とができるという利便性を · 有する。 こ こで、 「撮影」 とは、 カメラの撮影レンズによって被写体の 像を半導体受光素子の受光面に結像し、 結像した像を画像データに変 換するこ とをいう。

又、 上記カメ ラ付き携帯電話機においては、 本体の背面に C C D力 メ ラが配置され、 C C Dカメ ラでと らえた被写体の像は、 本体の正面 に配置された液晶画面に画像と して表示されるので、 利用者は撮影し た被写体の画像を液晶画面ですぐに見るこ とができ、 また撮影した画 像を携帯電話機に記億させた り、 電子メールで知人や友人に送るこ と ができる。

しかしながら、 最近、 このようなカメ ラ付き携帯電話機の利便性を 悪用 した盗撮行為が増大し、 社会問題化しつつある。 又、 カメ ラ付き 携帯電話機を折畳式にするこ とによる上記携帯電話機のコンパク ト化 によって、 カメ ラ付き.携帯電話機の利便性が益々 向上する一方で、 こ れら利便性の向上したカメ ラ付き折畳式携帯電話機を利用した盗撮行 為の増大が懸念されている。 発明の開示

本発明は、 盗撮行為を防止するための撮影制御機能を備えたカメ ラ 付き折畳式携帯通信端末及び撮影機能制御方法を提供するこ とを目的 とする。

上記目的を達成すべく 、 本発明は、 撮影機能を有し、 開閉可能な折 畳式携帯通信端末であつて、 閉じた状態にあるこ とを検出する検出手 段と、 閉じた状態にある限り、 撮影を抑止する撮影制御手段とを備え るこ とを特徴とする。

又、 本発明は、 開閉可能な折畳式携帯通信端末であって、 前記折畳 式携帯通信端末が閉じた状態で外部から視認できない位置に配置され た撮影レンズと、 前記撮影レンズを介して被写体の撮影をする撮影手 段とを備えるこ とを特徴とする。

又、 本発明は、 撮影機能を有し、 開閉可能な折畳式携帯通信端末に おける撮影機能制御方法であって、 閉じた状態にあるこ とを検出する 検出ステッ プと、

閉じた状態にある限り、 撮影を抑止する撮影制御ステッ プとを含むこ とを特徴とする。

この構成によ り、 撮影者は、 折畳式携帯通信端末を閉じたコ ンパク トな状態でカメ ラ撮影するこ とができないので、 周囲の人にカメ ラ撮 影しているこ とを気づかれないように撮影する こ とが困難となり、 盗 撮行為を有効に防止するこ とができる。

又、 前記検出手段は、 さ らに前記折畳式携帯通信端末の開き角度を 検出し、 前記撮影制御手段は、 前記開き角度が閾値よ り小さい限り、 撮影を抑止するこ とと してもよい。

この構成によ り、 撮影者が折畳式携帯通信端末を半開きの状態に し て、 盗撮する行為を防止するこ とができる。 又、 前記撮影制御手段はさ らに、 前記開き角度が閾値より小さい場 合に警告を発する警告手段を有するこ とと してもよい。

又、 前記撮影制御手段はさ らに、 前記折畳式携帯通信端末が閉じた 状態にある場合に警告を発する警告手段を有するこ とと してもよい。

この構成によ り、 撮影機能が抑止されているこ とを撮影者に気づか せるこ とができる。

又、 前記折畳式携帯通信端末は、 さ らに外光の明るさの レベルを示 す明度を測定し、 測定した明度が閾値よ り小さいか否かを判定する明 度判定手段を備え、

前記撮影制御手段はさ らに、 明度が閾値よ り小'さい限り、 撮影を抑 止するこ と と してもよい。

この構成によ り、 盗撮行為が行われやすい暗い場所でのカメ ラ撮影 が抑止されるので、 例えば女性の衣服の中を盗撮しょう とするような 卑劣な行為を有効に防止するこ とができる。

又、 前記撮影制御手段はさ らに、 明度が閾値よ り小さい場合に 警告を発する警告手段を有するこ とと してもよい。

この構成によ り、 盗撮されている当事者が盗撮行為に気づきやすい やすいよう に、 注意を喚起するこ とができる。

又、 前記折畳式携帯通信端末は、 さ らに外光の明るさのレベルを示 す明度を測定し、 測定した明度が閾値よ り小さいか否かを判定する明 度判定手段を備え、 前記撮影制御手段は、 さ らに明度が閾値よ り小さ い限り、 警告を発する警告手段を有するこ と と してもよい。

又、 前記警告手段は、 発光する こ とによ り警告を発するこ と と して もよい。

又、 前記警告手段は バイ ブレーシ ョ ンするこ とによ り警告を発す ること と してもよい。

又、 前記警告手段は 音声メ ッセージを発生する こ とによ り警告を 発する こ とと してもよい。

この構成によ り、 暗い場所で盗撮を行おう とする と、 警告が発せら れるので、 盗撮されている相手は、 容易に盗撮されているこ とに気づ く こ とができる。 図面の箇単な説明

図 1は、 折畳式通信端末 1の開いた状態における外観図を示す。 図 1 ( A) は、 折畳式携帯通信端末 1の正面図を示し、 図 2 ( B ) は、 折畳式携帯通信端末 1の右側面図を示し、 図 1 (C) は、 折畳式携帯 通信端末 1 の背面図を示す。

図 2は、折畳式携帯通信端末 1の構成を示す機能ブロ ッ ク図である。 図 3は、 制御部 34が行う撮影制御処理の詳細を示すフ ローチヤ一 トである。

図 4は、 撮影処理を終了させずに警告音を発生させる場合における 制御部 34が行う撮影制御処理の詳細を示すフ ローチ ャ ー ト である。 発明を実施するための最良の形態

本発明の実施の形態に係る折畳式携帯通信端末は、 撮影機能を有す る開閉可能な折畳式携帯通信端末であつて、 上記携帯通信端末が閉じ た状態にあるこ とを検出し、 閉じた状態にある限り、 撮影機能を抑止 するこ とを特徴とする折畳式携帯通信端末である。

<構成 >

以下、 本発明に係る折畳式携帯通信端末について、 図を参照して詳 細に説明する。

図 1は、 本実施の形態における折畳式通信端末 1の開いた状態にお ける外観図を示す。 図 1 (A) は、 折畳式携帯通信端末 1の正面図を 示し、 図 2 (B) は、 折畳式携帯通信端末 1の右側面図を示し、 図 1 (C) は、 折畳式携帯通信端末 1の背面図を示す。

折畳式携帯通信端末 1は、 筐体 1 1、 筐体 1 2、 メ イ ン表示部 1 3、 操作部 3 6、 マ イ ク 1 5、 開閉検出部 1 6、 レシーバー 1 7、 ィ ャホ ン端子 1 8、 アンテナ 3 1、 ス ピーカー 20、 サブ表示部 2 1、 カメ ラ邵 2 2、 ヒンジ部 2 3、 ミ ラー 2 4、 採光穴 2 5 を含む。 説明の便宜上、 こ こでは、 筐体 1 1 、 筐体 1 2、 開閉検出部 1 6、 操 作部 3 6 に含まれるサイ ドキー 1 4 i 、 イ ヤホン端子 1 8、 ミ ラー 2 4、 採光穴 2 5 について説明し、 他の構成要素については、 後述する。 筐体 1 1 と筐体 1 2は、 中央のヒ ンジ部 2 3 を介して接続される折 り畳み可能な筐体である。 筐体 1 1 の内面 （図 1 ( A ) に示されてい る側） 上には、 メ イ ン表示部 1 3 と レシーバー 1 7が配置され、 外面 (図 1 ( C ) に示されている側） 上には、 スピーカ一 2 0 とサブ表示 部 2 1 が配置されている。

筐体 1 2の内面 （図 1 ( A ) に示されている側） 上には、 操作部 3 6 とマイ ク 1 5が配置され、 外面 （図 1 ( C ) に示されている側） 上 には、 カメ ラ部 2 2、 ミ ラー 2 4、 採光穴 2 5が配置され、 側面側に は、 カメ ラ部 2 2で撮影をするためのシャ ッ ターと して機能するサイ ドキー 1 4 i が配置されている。

こ こで、 筐体 1 2 の表面上には、 カメ ラ部 2 2の撮影レンズが配置 されている。

サイ ドキー 1 4 i は、 カメ ラ部 2 2で撮影するときに使用するキー であり、 キーは半押し状態と全押し状態の 2段階の状態を与えるよう に構成されており、 半押し状態では、 撮影処理開始指示を与え、 全押 した状態では、 撮影指示を制御部 3 4 に与えるためのキーと して機能 する。

こ こで、 「撮影処理開始指示」 とは、 カメ ラ部 2 2 に被写体の撮影 を開始させ、 撮影された直後の被写体の画像データを、 逐次メ イ ン表 示部 1 3 に表示させるための指示のこ とをいう。

また、 「撮影指示」 とは、 カメ ラ部 2 2が撮影した被写体の画像デ 一夕を記録部 2 8 に記録させるための指示のこ とをいう。

開閉検出部 1 6 は、 折畳式携帯通信端末 1 が開いた状態か、 閉じた 状態にあるかを機械的に検出するマイ ク ロ スィ ツチである。 例えば、 筐体 1 1 に凸部 （図 1 ( A ) の 1 6 a) を設け、 設けた凸部が、 折畳式 携帯通信端末 1 を閉じた状態で、 開閉検出部を押圧するか否かによ り、 閉じた状態を開閉検出部 1 6 に機械的に検出させる こ とができ、 開閉 検出部 1 6 は、 凸部による押圧を検出すると、 検出信号を後述する制 御部 3 4に出力する。 これによ り、 制御部 3 4は、 折畳式携帯通信端 末 1 が閉じた状態にあるこ とを検知するこ とができる。

又、 開閉検出部 1 6 に光セ ンサーを設け、 折畳式携帯通信端末 1 が 開いた状態か半開きの状態であるこ とを、 開閉検出部 1 6の位置に設 けた採光穴から光センサーが受光した光量に応じて発生する電圧の値 が、 当該状態に対応付けて予め設定された所定の閾値よ り大きいか否 かによ り検出 し、 同様に折畳式携帯通信端末が閉じた状態であるこ と を当該状態に対応付けて予め設定された所定の閾値よ り小さいか否か によ り検出するこ とと してもよい。

こ こ で、 「半開きの状態」 とは、 折畳式携帯電話機 1 が完全に開いて いない状態、 例えば、 筐体 1 1 と筐体 1 2の各内面間の開き角度が所 定の角度 （例えば 9 0度） 以下である場合のこ とをいう。

又、 エンコーダによって筐体の開き角度を検出するなど、 他の周知 の技術を用いて開閉の検出を行う こ と と してもよい。

イヤホン端子 1 8は、 イヤホンマイ クを接続するための端子である。 ミ ラー 2 4 は、 撮影者が自分自身を撮影する場合に、 被写体である 自分自身がミ ラーに写し出されているか否かによ り、 被写体 （自分自 身） がカメ ラの レンズによって正しく捉えられているか否かを確認す るために用いられる。

採光穴 2 5 は、 光センサ一部 3 7が筐体 1 2の周囲の明るさの レべ ル （以下、 「明度」 という。） を検出するための外光を取り込む。

図 2は、 折畳式携帯通信端末 1 の構成を示す機能ブロ ッ ク図である。 図に示す通り、 折畳式携帯通信端末 1 は、 ア ンテナ 3 1 、 送受信部 3 2、 変復調部 3 3、 制御部 3 4、 メ イ ン表示部 1 3、 サブ表示部 2 1 、 カ メ ラ部 2 2 、 カ メ ラ I F (イ ンタ フ ヱ ース） 3 5、 操作部 3 6、 音声処理部 3 9、 マイ ク 1 5 、 レシーバ 1 7、 光セ ンサー部 3 7、 記 録部 3 8から構成される。

アンテナ 3 1 は、 通信電波を送受信する。

送受信部 3 2は、 通信電波と して通信するための通信データの送受 信を行う。 こ こで、 「通信データ」 とは、 通話の音声データ、 文字情 報、 画像データ、 通信制御のために用いられる制御データ （呼出側の 電話番号等の音声通信の着信情報、 S M Sベアラー （シ ョー ト · メ ッ セージ . ベアラー） という方式によって送信されて く る電子メールお よび文字メ ッセージの着信情報など） などのこ とをいう。

変復調部 3 3は、 送信用通信データを変調する。 また、 受信用通信 データを復調し、 音声処理部 3 9に出力する。

制御部 3 4は、 例えばマイ ク ロプロセッサと. R OM (Read Only Memory) 3 4 a及ぴ R AM (Random Access Memory) 3 4 bなどを含み、 R O M 3 4 aに格納されている制御プログラムに従って、 撮影制御等 の各種の制御を行う。 具体的には、 制御部 3 4は、 サイ ドキー 1 4 i を介してユーザーから与えられる撮影に関する指示 （撮影処理開始指 示、 撮影指示） 、 開閉検出部 1 6から出力される検出信号、 及ぴ光セ ンサ一部 3 7から出力される電圧の大きさに基いて上記撮影制御を行 う。 又、 撮影指示を受取ると、 RAM 3 4 bに記憶されている撮影直 後の被写体の画像データを読出し、 記録部 3 8に記録する。

なお、 制御部 3 4の行う上記撮影制御の処理の詳細については後述 する。

R OM 3 4 aは、 上記制御プログラム、 光セ ンサー部 3 7から出力 される電圧レベルと比較するための電圧の閾値である電圧閾値を格納 する。

R AM 3 4 bは、 送信する通信データや受信した通信データ、 撮影 された被写体の画像データ、 電話帳データ （例えば、 メモ リ ダイ アル

9 9 9件分のデータ） などを一時的に又は利用者によって操作部 3 6 からデータの消去又は変更操作が行われるまで記憶している。 なお、 RAM 34 bに加えて、 撮影された被写体の画像データを専 用に記憶する大容量の R AMを別に設けるこ と と してもよい。

メ イ ン表示部 1 3は、 カラー液晶表示装置、 DMD (デジタル ' ミ ラー · デバイ ス） 、 有機 E L (Electro Luminescence (電界発光）） 表 示装置、 P D P (プラズマ ' ディ スプレイ ' パネル） 等から構成され、 カメ ラ部 22で撮影された被写体の画像 （撮影処理開始指示時後、 撮 影指示前のほぼリ アルタ イ ムの動画像若しく は間欠画像、 又は静止画 像）、 着信履歴等の通知すべき情報、 電子メールや電話帳データ等の文 字情報、 現在時刻情報等を表示する。 なお、 開閉検出部 1 6によって 折畳式携帯通信端末 1が閉じた状態にあるこ とを示す検出信号が出力 され、 制御部 34によって検出信号が検知される と、 メ イ ン表示部 1 3における表示は、 制御部 34によって O F Fに制御されるか又はメ イ ン表示部 1 3に備えられたバッ クライ ト （図示せず。） が消灯される。 サブ表示部 2 1 は、 カラ一液晶表示装置、 D M D (デジタル · ミ ラ 一 · デバイ ス） 、 有機 E L (Electro Luminescence (電界発光）） 表示 装置、 P D P (プラズマ · ディ スプレイ . パネル） 等から構成され、 待ち受け表示、 着信履歴等の通知すべき情報、 現在時刻情報等を表示 する。

カメ ラ部 22は、 フ レキシブルケーブル及ぴカメ ラ I /Fを介して、 制御部 34と接続されており、 内蔵カメ ラを有し、 内蔵カ メ ラの撮影 レンズ （図 1 (C) の筐体 1 2の外面上の 22に示す位置に配置され ている。 ） を介して被写体の像を半導体受光素子の受光面に結像させ、 結像させた像を各受光素子における入射光量に応じた大きさの電気信 号に変換し、 さ らに変換した電気信号を A/D変換し、 画像データ と して カメ ラ I ZF 3 5を介して制御部 34の RAM34 bに格納する。 内 蔵カメ ラと しては、 C C Dカメ ラや CMO S (Complementary Metal Oxide Semiconductor) カメ ラ等を用いるこ とができる。

カメ ラ I ZF 3 5は、 制御部 34からの撮影処理開始指示に応じて、 カ メ ラ部 2 2に対し、 撮影処理を実行し、 制御部 34からの撮影処理 終了指示に応じて撮影処理の実行を終了する。 こ こで、 「撮影処理」 とは、 カメ ラ部 2 2によ り撮影され、 逐次出 力された被写体の画像データを取り込み、 制御部 34の RAM34 b に格納するこ とをいう。

操作部 3 6は、 ユーザーからの指示を受付けるための各種の機能キ 一を有する。 例えば、 図 1 ( A ) の例では、 操作部 3 6は、 フ レキシ ブルキ一 1 4 a、 接点キー 1 4 b、 E—メールキ一 1 4 c、 OKキ一 1 4 d、 終了キー 1 4 e、 テンキー 1 4 f 、 WE Bキー 1 4 g、 開始 キー 1 4 h、 サイ ドキ一 1 4 i から構成される。

なお、 図 1 (A) における操作部 36を構成する各種の機能キーの 種類及び配置は、 一例を示したものであり、 操作部 3 6を構成する各 種のキーの種類及び配置は、 こ の例に限定されない。

フ レキシブルキー 1 4 aは、 メ イ ン表示部 1 3に表示されている画 面の内容に応じて、 機能が特定されるキーであり、 例えば、 メニュー 選択画面においては、 ユーザー所望のメニューを選択するためのメニ ユー選択キーと して、 機能し、 待ち受け表示画面においては、 メニュ 一選択画面を表示させるためのフ ァ ンクシ ョ ンキーと して機能する。 接点キー 1 4 bは、 カーソルを上下左右に移動させるためのキーで ある。 又、 メ イ ン表示部 1 3に表示されている画面によ っては、 音量 を設定するためのキーと して機能したり、 電話番号を呼び出すための キーと して機能したり、 かな文字を漢字に変換するためのキ一と して 機能する。

E—メールキ一 1 4 cは、 電子メールの表示画面を表示させるため のキーである。 又、 メ イ ン表示部 1 3に表示された文字を消したり、 直前の表示されていた画像を表示させるために用いられるキーである。

OKキー 1 4 dは、 フ レキシブルキ一 1 4 aで選択されたメニュー を確定するためのキーである。

終了キー 1 4 eは、 電源のオン · オフを したり、 通話を終了するた めのキーである。

テンキー 1 4 は、 電話番号や文字を入力するためのキーである。 W K Bキー 1 4 gは、 ィ ンターネ ッ ト接続機能の表示画面を表示さ せるためのキーである。

開始キー 1 4 hは、 発呼及び着呼時の通話を開始するためのキーで ある。

なお、 上記各種キーは、 押しボタ ン形式であっても よい し、 タ ツチパ ネル形式のものであってもよいし、 ダイヤルキー形式のものであって もよい。

音声処理部 3 9は、 変復調部 3 3から出力された通信データを DZ A変換し、 音声信号と して レシーバー 1 7に出力し、 マイ ク 1 5から 出力された音声を音声信号に変換し、 送信用通信データ と して、 変復 調部 3 3に出力する。

又、 音声処理部 3 9は、 制御部 3 4よ り入力される警告音発生指示 に応じて、 ス ピーカー 2 0に警告音を発生させる。

マイ ク 1 5は、 入力された音声を音声処理部 3 9に出力する。

レシーバ 1 7は、 音声処理部 3 9から出力された音声信号から音声 を再生する。

光セ ンサ一部 3 7は、 例えば、 光の信号を電気信号に変換する素子 である光センサー （例えば、 フ ォ ト ダイオー ド）、 抵抗器、 ト ランジス タから成る検出回路から構成され、 図 1 (C) の撮影レンズの位置 （ 2 2 ) .に近接した位置 （ 2 5 ) に設けた採光穴から光センサーが受光し た光量に応じて検出される電圧を制御部 3 4に出力する。

なお、 採光穴の位置は、 上記の位置に限定されず、 筐体 1 1 又は 1 2の表面上の何れかの位置に設ける こ とができる。

記録部 3 8は、 制御部 3 4によ って記録された被写体の画像データ を記録している。

<動作 >

次に制御部 3 4が行う撮影制御処理の詳細について説明する。 図 3 は、 上記処理を示すフローチャー ト である。 以下、 図 3のフローチヤ ー ト を用いて、 説明する。 制御部 34は、 ユーザーから撮影処理開始指示が入力されたか否か を、 サイ ドキー 1 4 i の半押し操作によ り発生する操作信号を検知す るこ とによ り判定し （ステッ プ S 1 00 1 ) 、 撮影処理開始指示が入 力された場合 （ステップ S 1 00 1 ： Y) 、 さ らに折畳式携帯通信端 末 1が閉じた状態にあるか否かを、 開閉検出部 1 6から検出信号が入 力されているか否かによ り、 判定する （ステッ プ S 1 0 02) 。

閉じた状態でない場合 （ステップ S 1 002 ： N) 、 カメ ラ I ZF 35を介して撮影処理を実行し （ステッ プ S 1 003) 、 光センサー 部 25よ り 出力される電圧の レベルが ROM34 aに格納された電圧 閾値よ り小さいか否かによ り、 明度が閾値よ り小さいか否かを判定す る （ステ ッ プ S 1 004) 。

閾値よ り小さい場合 （ステップ S 1 0 04 : Y) 、 カメラ I ZF 3 5に撮影処理の終了を指示し、 撮影処理の実行を終了させ （ス テ ッ プ S 1 0 05 ) 、 撮影処理が抑止されたこ とを通知するための警告音を 音声処理部 3 9を介して発生させる （ステップ S 1 00 6) 。

閾値よ り小さ く ない場合 （ステ ッ プ S 1 004 ： N)、 撮影処理を継 続して実行する （ステップ S 1 003、 ステッ プ S 1 0 04)。

ステップ S 1 0 02において、 閉じた状態である場合 （ステッ プ S 1 002 ： Y)、 警告音を音声処理部 3 9を介して発生させる （ス テ ップ S 1 00 6 ) 。

<補足 >

以上、 本発明に係る折畳式携帯電話機について、 実施の形態に基づ いて説明したが、 本発明はこれら実施の形態に限られないこ とは勿論 である。 即ち、

( 1 ) 本実施の形態では、 カメ ラ部 22は、 筐体 1 2の外面側に配置 されているが、 カメ ラ部 22を筐体 1 1又は筐体 1 2の内面側に配置 するこ とと してもよい。 この場合、 サブ表示部 2 1の表示部の大きさ を画像データを表示できるサイ ズにする こ とにより、 カメラ部 22か ら出力された画像データをサブ表示部 2 1 に表示させることができる。 この構成によると、 カメ ラ撮影者は、 折畳式携帯電話機が開いた状態 でなければ、 カメ ラ撮影が不可能となるため、 開閉検出部 1 6を用い るこ となく 、 折畳式携帯電話機を閉じた状態での盗撮行為を防止する こ とができる。

( 2 ) 本実施の形態における撮影制御処理においては、 図 3のフロー チャー ト に示すように、 明度が閾値よ り も小さい場合に撮影処理を終 了させるこ と と したが （ステ ップ S 1 0 0 4、 ステ ップ S 1 0 0 5 )、 撮影処理を終了させずに、 警告音を発生させ、 撮影処理を続行するこ とと してもよい。この場合の撮影処理のフローチヤ一ト を図 4に示す。 図 4のフローチャー ト に示されているよう に、 明度が閾値よ り も小さ い限り （ステップ S 1 0 0 4 : Y)、 制御部 3 4は、 警告音を音声処理 部 3 9を介して発生させる （ステ ップ S 1 0 0 6 )。

なお、 図 4のフ ローチャー トの各ステップについては、 図 3のフロ 一チャー トで説明済みであるので、 説明を省略する。

( 3 ) 本実施の形態及び （ 2 ) における撮影制御処理においては、 図 3及び図 4のフローチャー ト のステップ S 1 0 0 6において、 警告音 を発生させると したが、 警告音の代わりに音声メ ッセージを発生させ るこ と と してもよいし、，発光させるこ と と してもよいし、 折畳式携帯 電話機をパイ ブレーシ ョ ンさせるこ と と してもよい。

(4 ) 本実施の形態における撮影制御処理においては、 図 3のフロー チャー ト に示すよう に、 折畳式携帯通信端末 1 が閉じた状態にある場 合に、 撮影処理を抑止するこ とと したが、 閉じた状態に限らず、 半開 きの状態にある場合においても、 撮影処理を抑止するこ とと してもよ い。 半開きの状態は、 例えば、 開閉検出部 1 6を光センサーと し、 光 センサ一が受光した光量に応じて発生する電圧の値を制御部 3 4に出 力し、 制御部 3 4が、 出力された電圧の値と、 半開きの状態に対応付 けて予め設定された所定の閾値との大小関係を比較する ことにより検 出する こ とができる。 すなわち、 図 3のフローチャー ト のステッ プ S 1 0 0 2において、 制御部 3 4は、 出力された電圧の値が上記閾値よ り小さいか否かによ り、 折畳式携帯通信端末 1 が閉じた状態及び半開 き状態の何れかの状態にあるか否かを判定するこ とができる。

( 5 ) 本実施の形態における撮影制御処理において、 撮影処理の実行 中に制御部 3 4が折畳式携帯通信端末 1 が閉じた状態にあると判定し た場合に、 制御部 3 4は撮影処理を終了させるこ と と してもよいし、 警告音を発生させるこ と と してもよいし、 撮影処理の終了と警告音の 発生の両方の処理を実行させるこ と と してもよい。

( 6 ) 本実施の形態においては、 撮影制御処理の機能を折畳式携帯通 信端末において、 実現させる こ とと したが、 折畳の機能を持つもので あれば、 デジタルカメ ラやビデオカメ ラにおいても、 実現させるこ と ができる。 産業上の利用可能性

本発明に係る折畳式携帯通信端末及び撮影機能制御方法は、 撮影機 能を備えた折畳式携帯通信端末における盗撮行為の防止に利用できる,

Claims

請 求 の 範 囲

1 . 撮影機能を有し、 開閉可能な折畳式携帯通信端末であって、 閉じた状態にあるこ とを検出する検出手段と、

閉じた状態にある限り、 撮影を抑止する撮影制御手段と

を備える こ とを特徴とする折畳式携帯通信端末。

2 . 前記検出手段は、 前記折畳式携帯通信端末の開き角度を検出 し、 前記撮影制御手段は、 前記開き角度が閾値よ り小さい限り、 撮影を 抑止する

こ とを特徴とする請求の範囲第 1 項記載の折畳式携帯通信端末。

3 . 前記撮影制御手段はさ らに、 前記開き角度が閾値よ り小さい場合 に警告を発する警告手段を有する

こ とを特徴とする請求の範囲第 2項記載の折畳式携帯通信端末。

4 . 前記撮影制御手段はさ らに、 前記折畳式携帯通信端末が閉じた状 態にある場合に警告を発する警告手段を有する ，

こ とを特徴とする請求の範囲第 1 項記載の折畳式携帯通信端末。

5 . 前記折畳式携帯通信端末は、 さ らに外光の明るさの レベルを示す 明度を測定し、 測定した明度が閾値よ り小さいか否かを判定する明度 判定手段を備え、

前記撮影制御竽段はさ らに、 明度が閾値よ り小さい限り、 撮影を抑 止する

こ とを特徴とする請求の範囲第 1項記載の折畳式携帯通信端末。

6 . 前記撮影制御手段はさ らに、 明度が閾値よ り小さい場合に警告を 発する警告手段を有する こ とを特徴とする請求の範囲第 5項記載の折畳式携帯通信端末。

7 . 前記折畳式携帯通信端末は、 さ らに外光の明るさの レベルを示す 明度を測定し、 測定した明度が閾値よ り小さいか否かを判定する明度 5 判定手段を備え、

前記撮影制御手段は、 さ らに明度が閾値よ り小さい限り、 警告を発 する警告手段を有する

こ とを特徴とする請求の範囲第 1 項記載の折畳式携帯通信端末。 0

8 . 前記警告手段は、 発光するこ とによ り警告を発する

こ とを特徴とする請求の範囲第 7項記載の折畳式携帯通信端末。

9 . 前記警告手段は、 バイ ブレーシ ョ ンする こ とによ り警告を発する こ とを特徴とする請求の範囲第 7項記載の折畳式携帯通信端末。

1 5

1 0 . 前記警告手段は、 音声メ ッセージを発生する こ とによ り警告を 発する

こ とを特徴とする請求の範囲第 7項記載の折畳式携帯通信端末。 ίθ 1 1 . 開閉可能な折畳式携帯通信端末であって、

前記折畳式携帯通信端末が閉じた状態で外部から視認できない位置 に配置された撮影レンズと、

前記撮影レンズを介して被写体の撮影をする撮影手段と

を備えるこ とを特徴とする折畳式携帯通信端末。

:5

1 2 . 撮影機能を有し、 開閉可能な折畳式携帯通信端末における撮影 機能制御方法であって、

閉じた状態にあることを検出する検出ステ ップと、

閉じた状態にある限り、 撮影を抑止する撮影制御ステ ッ プと を含むこ とを特徴とする撮影機能制御方法。