WO2004107744A1 - 機器制御処理装置、表示処理装置、および方法、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents

Abstract

ユーザ負担を軽減したコンテンツの選択、提供を可能とした装置および方法を提供する。コンテンツ識別情報に基づいて、制御対象機器を決定し、決定した制御対象機器に応じた制御情報を生成して例えばリモコンに出力し、リモコンからの制御信号に基づいて機器制御を実行する。ユーザは、コンテンツの出力に必要な制御機器や制御機器に対するチャンネル操作や、コンテンツ格納位置検索等の処理を全く行うことなく、コンテンツを出力し視聴することができる。さらに、コンテンツ情報を記録したコンテンツカードをカード群として示し、カーソルの位置に対応するカードのコンテンツ情報を表示する。

Description

明 細 書 機器制御処理装置、 表示処理装置、 および方法、 並びにコンピュータ 'プロ グラム 技術分野 本発明は、 テレビ受像機、 ディスプレイ等の表示装置、 その他の様々な電子 機器の制御を実行し、ユーザによるコンテンッの選択、出力を効率的に実行し、 コンテンッ選択や機器制御におけるユーサの負担軽減を実現する機器制御処 理装置、 表示処理装置、 および方法、 並びにコンピュータ ·プログラムに関す る。 背景技術 昨今のデータ通信ネットワークの普及に伴い、家庭内においても家電機器や コンピュータ、その他の周辺機器をネットワーク接続し、各機器間での通信を 可能とした、 いわゆるホームネッ トワークが浸透しつつある。 ホームネットヮ ークは、ネットワーク接続機器間で通信を行なうことにより各機器のデータ処 理機能を共有したり、機器間でコンテンツの送受信を行なう等、ユーザに利便 性 '快適性を提供するものであり、今後、ますます普及することが予測される。 例えば 1 0数年前までは、家庭に繋がるネットワークといえば、地上波テレ ビ放送と電話回線程度であった。 また、 パーソナルコンピュータ（P C )、 C D プレーヤ等のデジタル製品も住宅内には存在せず、住宅内のネットワークと言 えば、高々テレビ番組を録画するためにテレビと V T Rを接続すると力 ォー ディォ機器間で機器同士の接続がある程度であった。 しかしながら、 近年、 主にビジネスの用途として発展してきた L A N等のィ ントラネット技術を生かした「ホームネットワーク（宅内ネットワーク）」 が急 速に注目され始めている。 また、ユーザに対して情報を提示して操作を促す機 構として、 C S放送や CAT V等の放送事業者が E P G (電子番組ガイ ド： E l e c t r o n i c P r o g r a m G u i d e)と呼ばれる番組ガイ ド機能 を持つナビゲーシヨンシステム （E PGシステム） を実現し、 ユーザに提供し ている。 例えば特開平 1 1— 3 1 3 2 9 1号公報 （特許文献 1 ) は、 E P Gシステム により提供される番組案内情報により、新聞のテレビ番組欄、テレビガイ ド情 報誌等の外部情報に頼らずに、 テレビ番組 （コンテンツ） の選択を行うことを 可能とした構成を開示している。 さらに、昨今、ホームネットワークおよびィンターネット等の外部ネットヮ ークを利用することによって、携帯端末により家の外からでも家の中の電子機 器にアクセスし、サービスを実行可能とした構成も実用化されてきている。例 えば特開平 1 1— 1 6 8 4 7 1号公報 （特許文献 2) は、 無線通信機能を持つ 端末で家庭内のエアコンなどの各種機器を制御するシステムを開示している。 一方で、ユーザの利用可能なコンテンツも多様化しており、例えばテレビ放 送は、 地上波、 C S、 B Sの衛星放送、 ケーブル TV等、 様々なデータ配信形 態を利用した放送がなされ、さらに、ィンターネット、電話回線を介した動画、 音楽コンテンツの配信も盛んに行われている。 また、 CD、 DVD, MD等の 各種メディアを介したコンテンツ提供も盛んに行われている。 発明の開示 しかし、 情報機器の発達、 およびコンテンッの多様化により、機器操作によ るコンテンッ選択のユーザ負担が大きくなつてきている。例えば、 TVを見る 場合、 ユーザは、 複数のチャンネルから 1つを選ぶ必要がある。 C S放送では チャンネル数は 1 0 0チャンネル以上に及ぶ。ユーザは、多数の番組のなかか ら、 自分が視聴したい番組を選ぶという処理を行わなければならない。 また、近年普及し始めているハードディスクビデオレコーダや D V Dレコー ダは、大容量のデータ記憶が可能であり、ユーザの録画番組は D V Dあるいは H D内に大量に蓄積され、時間の経過とともに増加する。 このような大容量の データ蓄積手段からのデータ （コンテンツ、 番組） 選択の際にも、 ユーザは、 多数のデータから、自分が視聴したいデータを選ぶという処理を行わなければ ならない。 さらに、 様々な情報機器が接続されるホームネットワーク環境では、 P C、 ハードディスクビデオレコーダだけでなく、ホームサーバへもコンテンツが蓄 積され、ユーザは多数のネットワーク接続機器の提供可能な多数のコンテンツ の中から自分が望むコンテンツを選ぶ必要がある。 このように、 情報機器、 メディア、 コンテンッ提供サービスの多様化および 増大に伴い、ユーザは利用コンテンツを選択するという処理に多くの時間と労 力を費やさなければならないという問題が発生している。 従来は、 テレビ番組ならテレビ、 D V Dなら D V Dプレーヤ、 音楽なら C D プレーヤ、ホームページなら P Cや携帯電話や P D Aというように、それぞれ、 操作対象機器を明示的にユーザが認識して操作する必要があった。例えば、テ レビに C Sチューナとハードディスクビデオレコーダが接続あるいは一体化 されていた場合、ユーザがテレビを介して閲覧できる動画コンテンツは、地上 波放送、 C Sチャンネル、ハードディスクビデオレコーダに保存されている動 画コンテンツの 3つがある。 この 3種の異なる入力コンテンツは、 3つの機器それぞれに対応しているた め、ユーザは C Sチャンネルが見たければ C Sチューナを操作し、ハードディ スクビデオレコーダの動画コンテンツが見たければハードディスクビデオレ コーダを操作する必要があり、 さらには、テレビの入力切替操作もする必要が あった。 C Sチューナのチャンネルを操作しても、テレビの入力を C Sチュー ナに合わせなければ望んだチャンネルは見られない。 このように、家庭内に複 数の機器を揃えると、ユーザが利用できる機能の種類は増えていくものの、 コ ンテンッを楽しむためには、機器構成の把握が必要であり、 これがユーザにと つて大きな負担となっていた。 また、 地上波、 B S、 C Sの複数チャンネルから 1つの視聴チャンネルを選 択するという場合も、全ての番組を、たとえばチャンネルを順次切り替えて検 索することは長時間の処理を要し、 ユーザの負担を発生させている。 表示データの選択操作の効率性を向上させた画面表示処理構成としてスク ロールバーがある。 これは、 動画、 静止画、 テキストデータなどのデータを画 面に表示するとともに、全データが画面に収まりきらない場合に、ユーザが注 目している部分のみを表示し、表示外の部分へ移りたい場合には、スクロール バーを操作し表示部分を切り替えるものである。 しかし、 このようなスクロールバー方式では、 自分が注目し、 画面に表示し ている部分がデータ全体のどのあたりなのかは理解できる力 表示されていな い要素に関しての情報が全く得られないという問題がある。 本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、ユーザのコンテンツ選 択処理における負担を軽減し、コンテンツの提供機器や提供メディアを意識す ることなく、ユーザの視聰したいコンテンッの選択のみでコンテンッの視聴可 能な構成を実現する。すなわち、 コンテンッを提供する機器の選択やチャンネ ル選択等の処理をユーザが行う必要を排除してユーザ負担を軽減させた機器 制御処理装置、 表示処理装置、 および方法、 並びにコンピュータ 'プログラム を提供することを目的とする。 さらに、 本発明は、 さまざまな機器、 メディアの提供する多数の視聴可能コ ンテンッ中からのユーザによるコンテンッ選択処理を効率的に実行可能とす るものであり、情報の一覧性を高めるなど、ユーザにより多くのコンテンツ情 報提示し、 コンテンツ選択の利便性の向上を実現とした機器制御処理装置、表 示処理装置、 および方法、 並びにコンピュータ ·プログラムを提供することを 目的とする。 本発明の第 1の側面は、

機器制御処理装置であり、

コンテンッ識別情報とコンテンッ提供機器との対応データを格納したコン テンッ機器対応テーブルを格納した記憶部と、

コンテンッ識別情報を入力する入力部と、

前記入力部から入力するコンテンッ識別情報に基づいて、前記コンテンツ機 器対応テーブルから制御対象機器を特定し、該特定された制御対象機器に応じ た制御情報を生成して出力するデータ処理手段と、

を有することを特徴とする機器制御処理装置にある。 さらに、本発明の機器制御処理装置の一実施態様において、前記機器制御処 理装置は、制御対象機器の遠隔操作用のリモコンに接続され、前記データ処理 手段は、前記リモコンに対してリモコン制御用のデータを出力する構成である ことを特徴とする。 さらに、本発明の機器制御処理装置の一実施態様において、前記コンテンツ 機器対応テーブルは、 コンテンツに対応するコンテンツ提供機器情報と、 コン テンッロケーショ ンと してのチャンネル情報またはコンテンツ記憶位置情報 を格納した構成であり、前記データ処理手段は、前記入力部から入力するコン テンッ識別情報に基づいて、前記コンテンツ機器対応テーブルから制御対象機 器およびコンテンッロケーショ ンと してのチヤンネル情報またはコンテンッ 記憶位置情報を取得し、取得したチヤンネル情報またはコンテンツ記憶位置情 報に対応するコンテンッの提供に必要な制御情報を生成して出力する構成で あることを特徴とする。 さらに、 本発明の第 2の側面は、

コンテンッ情報の表示処理を実行する表示処理装置であり、

コンテンッ情報を記録したコンテンツカードをコンテンツ数に応じて設定 し、該コンテンッ数に対応する複数のコンテンツカードからなるカード群をコ ンテンッ情報を非表示状態としてコンテンツ存在のみを示すカード群として 表示するとともに、

ユーザの操作可能な選択指示子によって選択されたコンテンツを前記カー ド群の隣接部にコンテンツ情報を表示状態として表示する処理を実行する表 示データ生成手段を有することを特徴とする表示処理装置にある。 さらに、本発明の表示処理装置の一実施態様において、前記表示データ生成 手段は、前記カード群における前記選択指示子の相対位置に応じて、各コンテ ンッカードの表示態様を決定する処理を実行する構成であることを特徴とす る。 さらに、本発明の表示処理装置の一実施態様において、前記表示データ生成 手段は、前記カード群における前記選択指示子の相対位置に応じて、各コンテ ンッカードの表示態様を決定し、前記選択指示子に近い位置にあるコンテンッ カードをコンテンツ情報が表示状態となる傾きに設定し、前記選択指示子に遠 い位置にあるコンテンッカードをコンテンツ情報が非表示状態となる傾きに 設定した表示処理を実行する構成であることを特徴とする。 さらに、本発明の表示処理装置の一実施態様において、前記表示データ生成 手段は、前記コンテンツカードをパラメ トリ ック曲線に沿って移動させ、前記 選択指示子によって選択されたコンテンツを前記カード群から離間したパラ メ トリック曲線上の位置において、コンテンツ情報を表示状態として表示する 処理を実行する構成であることを特徴とする。 さらに、本発明の表示処理装置の一実施態様において、前記表示データ生成 手段は、前記コンテンツカードをジャンル別に区分して表示する処理を実行す る構成であることを特徴とする。 さらに、 本発明の第 3の側面は、

コンテンツ情報を記録したコンテンツカードであり、

前記コンテンツカードは、コンテンツの提供機器およびロケーション情報を コードデータとして記録した構成であることを特徴とするコンテンッカード にある。 さらに、本発明のコンテンツカードの一実施態様において、前記コードデー タはバーコードであることを特徴とする。 さらに、本発明のコンテンツカードの一実施態様において、前記ロケーショ ン情報は、 コンテンッ取得に適用可能なコンテンツ位置情報としての U R L (Uni form Resource Locators) であることを特徴とする。 さらに、 本発明の第 4の側面は、

機器制御処理方法であり、

コンテンッ識別情報を入力するコンテンッ識別情報入力ステップと、 入力コンテンツ識別情報に基づいて、コンテンッ識別情報とコンテンッ提供 機器との対応データを格納したコンテンツ機器対応テーブルから制御対象機 器を決定し、該決定した制御対象機器に応じた制御情報を生成して出力するデ ータ処理ステップと、

を有することを特徴とする機器制御処理方法にある。 さらに、本発明の機器制御処理方法の一実施態様において、前記機器制御処 理方法において、前記データ処理ステップは、 リモコン制御用のデータを生成 し出力することを特徴とする。 さらに、本発明の機器制御処理方法の一実施態様において、前記コンテンッ 機器対応テーブルは、 コンテンツに対応するコンテンツ提供機器情報と、 コン テンッロケーションと してのチャンネル情報またはコンテンツ記憶位置情報 を格納した構成であり、前記データ処理ステップは、前記入力部から入力する コンテンツ識別情報に基づいて、前記コンテンツ機器対応テーブルから制御対 象機器およびコンテンツロケーションと してのチャンネル情報またはコンテ ンッ記憶位置情報を取得し、取得したチャンネル情報またはコンテンツ記憶位 置情報に対応するコンテンッの提供に必要な制御情報を生成して出力するこ とを特徴とする。 さらに、 本発明の第 5の側面は、

コンテンッ情報の表示処理を実行する表示処理方法であり、

コンテンッ情報を記録したコンテンツカードをコンテンツ数に応じて設定 し、該コンテンツ数に対応する複数のコンテンツカードからなるカード群をコ ンテンッ情報を非表示状態としてコンテンツ存在のみを示すカード群として 表示するステップと、

ユーザの操作可能な選択指示子によって選択されたコンテンッを前記カー ド群の隣接部にコンテンツ情報を表示状態として表示するステップと、 を有することを特徴とする表示処理方法にある。 さらに、本発明の表示処理方法の一実施態様において、前記表示処理方法は、 さらに、前記カード群における前記選択指示子の相対位置に応じて、各コンテ ンッカードの表示態様を決定する処理を実行するステップを有することを特 徴とする。 さらに、本発明の表示処理方法の一実施態様において、前記表示処理方法は、 前記カード群における前記選択指示子の相対位置に応じて、各コンテンツカー ドの表示態様を決定するステップを有し、前記選択指示子に近い位置にあるコ ンテンッカードをコンテンツ情報が表示状態となる傾きに設定し、前記選択指 示子に遠い位置にあるコンテンツカードをコンテンツ情報が非表示状態とな る傾きに設定した表示処理を実行することを特徴とする。 さらに、本発明の表示処理方法の一実施態様において、前記表示処理方法は、 前記コンテンツカードをパラメ トリック曲線に沿って移動させ、前記選択指示 子によって選択されたコンテンツを前記カード群から離間したパラメ トリツ ク曲線上の位置において、コンテンッ情報を表示状態として表示する処理を実 行することを特徴とする。 さらに、本発明の表示処理方法の一実施態様において、前記表示処理方法は、 さらに、前記コンテンツカードをジャンル別に区分して表示する処理を実行す るステップを含むことを特徴とする。 さらに、 本発明の第 6の側面は、

機器制御処理データの生成処理を実行するコンピュータ 'プログラムであり、 コンテンッ識別情報を入力するコンテンッ識別情報入力ステップと、 入力コンテンツ識別情報に基づいて、コンテンッ識別情報とコンテンッ提供 機器との対応データを格納したコンテンツ機器対応テーブルから制御対象機 器を決定し、該決定した制御対象機器に応じた制御情報を生成して出力するデ ータ処理ステップと、

を有することを特徴とするコンピュータ 'プログラムにある。 さらに、 本発明の第 7の側面は、

コンテンッ情報の表示処理を実行するコンピュータ ·プログラムであり、 コンテンッ情報を記録したコンテンツカードをコンテンツ数に応じて設定 し、該コンテンッ数に対応する複数のコンテンツカードからなるカード群をコ ンテンッ情報を非表示状態としてコンテンツ存在のみを示す力一ド群として 表示するステップと、

ユーザの操作可能な選択指示子によって選択されたコンテンツを前記カー ド群の隣接部にコンテンツ情報を表示状態として表示するステップと、 を有することを特徴とするコンピュータ 'プログラムにある。 本発明の構成によれば、 コンテンツ識別情報を入力し、入力コンテンツ識別 情報に基づいて、コンテンツ識別情報とコンテンツ提供機器との対応データを 格納したコンテンツ機器対応テーブルから制御対象機器を決定し、決定した制 御対象機器に応じた制御情報を生成して出力する構成としたので、 ユーザは、 コンテンッの指定情報を入力するのみで希望のコンテンツを出力させること ができる。すなわち、 コンテンツの出力に必要な制御機器や制御機器に対する チャンネル操作や、 コンテンツ格納位置検索等の処理を全く行うことなく、 コ ンテンッを出力し視聴することができ、ユーザの負担を著しく軽減させること が可能となる。 さらに、本発明の構成によれば、 コンテンッ情報を記録したコンテンツカー ドをコンテンツ数に応じて設定し、コンテンッ数に対応する複数のコンテンツ カードからなるカード群をコンテンツ情報を非表示にしてコンテンツ存在の みを示すカード群として表示し、ユーザの操作可能な例えばカーソルの位置に 応じて、 コンテンツカードを、パラメ トリック曲線上で傾きを変えながら移動 させて、ユーザの選択カードを含む少数カードのコンテンツ情報のみを表示状 態として表示する構成としたので、ユーザはコンテンツ全体の大まかな情報を 知り、 かつ選択したコンテンツの詳細情報を知ることが可能となる。 さらに、本発明の構成によれば、 コンテンツの提供機器およびロケーション 情報をコードデータとして含むコンテンツ情報を記録したコンテンツカード を構成したので、 カードの受け渡しに基づいて、カードのコ一ド情報に基づく コンテンッ取得を容易に行うことが可能となる。 なお、 本発明のコンピュータ 'プログラムは、 例えば、 様々なプログラム' コードを実行可能な汎用コンピュータ 'システムに対して、 コンピュータ可読 な形式で提供する記憶媒体、 通信媒体、 例えば、 C D F D、 M Oなどの記憶 媒体、 あるいは、ネットワークなどの通信媒体によって提供可能なコンビユー タ ·プログラムである。 このようなプログラムをコンピュータ可読な形式で提 供することにより、 コンピュータ 'システム上でプログラムに応じた処理が実 現される。 本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施例や添付す る図面に基づく、 より詳細な説明によって明らかになるであろう。 なお、 本明 細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装 置が同一筐体内にあるものには限らない。 図面の簡単な説明 図 1は、 本発明の適用可能なネットワーク構成例を示す図である。

図 2は、機器制御処理データを生成する機器制御処理装置の構成について説 明する図である。

図 3は、機器制御処理装置の保有するコンテンッ機器対応テーブルの構成に ついて説明する図である。

図 4は、機器制御処理装置の実行する機器制御処理データの生成シーケンス を説明する図である。

図 5は、 コンテンツカードの構成例について説明する図である。

図 6は、本発明の表示処理装置の生成するコンテンッカードを用いたユーザ インタフェースについて説明する図である。

図 7は、コンテンツカードを用いたユーザィンタフェースにおける表示態様 について説明する図である。 図 8は、 コンテンッカードの動きについて説明する図である。

図 9は、 パラメ トリック曲線について説明する図である。

図 1 0は、カーソル位置とパラメ トリ ック曲線の変形について説明する図で ある。

図 1 1は、コンテンツカードを用いたユーザインタフェースにおける表示処 理シーケンスについて説明するフロー図である。

図 1 2は、コンテンツカードを用いたユーザィンタフエースにおける表示処 理に適用するパラメータ等について説明する図である。

図 1 3は、コンテンツカードを用いたユーザィンタフェースにおける表示処 理について説明する図である。

図 1 4は、 物理コンテンツカードについて説明する図である。

図 1 5は、 物理コンテンツカードの適用構成について説明する図である。 図 1 6は、 物理コンテンツカードの利用構成例について説明する図である。 図 1 7は、 物理コンテンツカードの利用構成例について説明する図である。 図 1 8は、機器制御処理装置、表示制御装置として適用可能ナ情報処理装置 例について説明する図である。 発明を実施するための最良の形態 以下、 図面を参照しながら、 本発明の機器制御処理装置、 表示処理装置、 お よび方法、 並びにコンピュータ ·プログラムの詳細について説明する。

[システム概要]

まず、図 1を参照して、本発明の適用可能なネットワーク構成例について説 明する。 図 1は、 例えばホームネットワーク構成を示しており、複数の電子機 器が相互に接続された構成を持つ。 ネットワークには、 テレビ受像機 1 1 1、 C Sチューナ 1 1 2、 ハードディ スクビデオレコーダ （H D V R ) 1 1 3、 D V D再生機 1 1 4、 P C 2 0 0が 接続されている。 ネットワークは、 有線、 無線等いずれかのネットワークであ る。 ユーザは、 P C 2 0 0のディスプレイにネットワーク接続機器の提供可能な コンテンッ情報を表示し、 P C 20 0の入力手段を介してコンテンツ選択情報 を入力し、 P C 2 0 0とケーブル接続されたリモコン 3 0 0から信号を出力し、 例えば TV受像機 1 1 1に様々なコンテンツを表示させる。 コンテンツは、例 えば TV受像機 1 1 1に備えられた地上波チューナの受信コンテンツ、または C Sチューナ 1 1 2の受信コンテンツ、 ハードディスクビデオレコーダ （HD VR) 1 1 3の格納コンテンツ、 あるいは、 DVD再生機 1 1 4からの再生コ ンテンッなどである。 リモコン 3 0 0からの信号は、ユーザが選択したコンテンツの提供機器およ び表示機器に対する操作信号として出力される。ユーザは、 コンテンッがどの 機器が保有あるいは受信するコンテンツであるかを意識することなく、コンテ ンッの選択情報を P C 2 0 0の入力手段を介して入力するのみで、 P C内のデ ータ処理手段が、 コンテンツ取得、 表示処理に必要な制御データを生成し、 リ モコン 3 0 0にケープルを介して出力し、リモコン 3 0 0は P C 2 00力 ら入 力する信号に従って赤外線等のリモコン信号を出力する。 なお、図 1に示す構成において、 リモコン 3 0 0によって制御されるテレビ 受像機 1 1 1、 C Sチューナ 1 1 2、 ハードディスクを備え、 リモコン制御可 能な機器として構成されている。 [リモコン制御構成]

図 2を参照して、機器制御処理装置としての P C 2 0 0およびリモコン 3 0 0の構成について説明する。機器制御処理データを生成する機器制御処理装置 としての P C 2 0 0は、記憶部にコンテンツ機器対応テーブル 2 6 1を格納し ている。 コンテンツ機器対応テーブルの構成例を図 3に示す。 コンテンツ機器 対応テープルは、 コンテンツ I D、 コンテンツ名等のコンテンツ識別情報と、 コンテンツ提供機器およびチャンネルあるいはデータ格納位置情報として口 ケーション情報とを対応付けたテーブルデータである。 コンテンッ機器対応テーブルには、ネットワーク接続されたコンテンツ提供 機器としてのテレビ受像機 1 1 1、 C Sチューナ 1 1 2、 ハードディスクビデ ォレコーダ （HDVR) 1 1 3、 D VD再生機 1 1 4、 P C 2 0 0の提供可能 なコンテンツに関する情報が全てリスト化されて蓄積されている。 なお、ホームネットワークの構成に適するプロ トコルとしてユニバーサルプ ラグアンドプレイ （U P n P ： Universal Plug and Play) が知られている。 ユニバーサルプラグアンドプレイ （U P n P) は、 複雑な操作を伴うことなく 容易にネッ トワークを構築することが可能であり、困難な操作や設定を伴うこ となくネッ トワーク接続された機器において各接続機器の提供サービスを受 領可能とするものである。 また、 U P n Pはデバイス上の O S (オペレーティ ングシステム） にも依存せず、 容易に機器の追加ができるという利点を持つ。

U P n Pは、 接続機器間で、 XML (extensible Markup Language) に準拠 した定義ファイルを交換し、機器間において相互認識を行ない、各機器の提供 できるサービス情報を取得することが可能である。従って、図 1に示すネット ワーク接続機器が U P n P対応機器である場合には、 P C 2 0 0は、 U P n P に従ったサービス情報取得処理に基づいて、 コンテンツ情報を取得し、取得し た情報に基づいて図 3に示すコンテンツ機器対応テーブルを生成してもよレ、。 図 3に示すテーブル例において、上段 2つのェントリはテレビ受像機 1 1 1 に備えられた地上波チューナによって受信可能なコンテンツ情報である。中段 の 2つのエン ト リは C Sチューナ 1 1 2によって受信可能なコンテンッ情報 である。 下段の 2つのエントリはハードディスクビデオレコーダ （HDVR) 1 1 3によって提供可能なコンテンツ情報である。図 3には一部のデータ例を 示しており、 この他にも D V D再生機に対応するコンテンツ情報等、全てのネ ットワーク接続機器のコンテンツ情報が格納される。 図 2に戻り、 P C 2 0 0の構成およびリモコン 3 0 0との接続構成について 説明する。 P C 2 0 0は、 データ処理部 2 0 0、 キーボード、 マウス等の入力 部 2 6 3、 ディスプレイ、 スピー力等の出力部 2 6 2、 リモコン 3 0 0との接 続部としての例えば U S Bなどの接続が可能なィンタフエース 2 6 4を有す る。 データ処理部 2 5 0は、ハード的には C P U、メモリ等によって構成される。 図にはデータ処理部において実行されるソフトウェア構成を示してある。デー タ入出力ソフトウエアは、入力部 2 6 3からのユーザ入力に基づいて、 コンテ ンッ—機器対応テーブルからコンテンツ情報を取得し、ディスプレイ等の出力 部 2 6 2に出力する。 なお、ディスプレイ等の出力部 2 6 2に出力するコンテ ンッ情報は、図 3に示すコンテンツ機器対応テーブルとしてもよいが、 さらに ユーザにとってコンテンツ選択を容易にした表示態様を生成し、表示してもよ い。 なお、 本発明に係るコンテンツ情報の表示処理構成については、 後段で説 明する。 ユーザは、出力部 2 6 2に出力されたコンテンツ情報から視聴したいコンテ ンッを 1つ選択すると、入力部 2 6 3を介して選択情報としてのコンテンツ識 別情報を入力する。コンテンツ選択情報はデータ入出力処理ソフトウェアによ り解釈され、選択されたコンテンツの提供機器の制御情報を生成する各スクリ プトに渡される。 例えばユーザの選択コンテンツが C Sチューナ 1 1 2によって提供され、 T V受像機 1 1 1に表示するコンテンツである場合、 C S操作スクリプトおよび T V操作スクリプトに対してコンテンツ選択情報が渡され、各スクリブトが選 択コンテンツを出力するために必要な制御情報を生成し、リモコン制御ソフト ウェアに渡し、 リモコン制御ソフトウエアは、各スク リブトから受領した情報 に基づいて、 リモコン制御情報を生成する。 リモコン制御情報は、 U S B等によるインタフェース 2 6 4を介してケープ ル接続されたリモコン 3 0 0に出力される。 リモコン制御情報は、 リモコン 3 0 0のインタフェース 3 0 1 を介してリモ コン 3 0 0内のデータ処理部 3 0 2に入力され、各ネットワーク機器に対応す る制御信号情報についてのデータを記録した設定情報記憶部 3 0 3からの情 報および、 P C 2 0 0からのリモコン制御情報に基づいて、選択コンテンツの 出力に必要な制御信号 （例えば赤外線信号） を生成し、 制御信号出力部 3 0 4 を介して出力する。 例えば、 ユーザの選択コンテンツが C Sチューナ 1 1 2によって提供され、 T V受像機 1 1 1に表示するコンテンッである場合、リモコンの出力する制御 信号は C Sチューナ 1 1 2に対するコンテンッを指定したコンテンツ出力制 御情報であり、また T V受像機 1 1 1の入力を C Sチューナにする制御信号な どである。 これらの制御信号の元データは、 P C 2 0 0の C S操作スクリプトおよび T V操作スク リブトがコンテンツ選択情報に基づいて生成した情報である。 図 2に示す構成では、 データ処理部 2 5 0に、 T V操作スクリブト、 C S操 作スクリプト、 ハードディスクビデオレコーダ （H D V R ) スクリプトのみを 示してあるが、これらのスクリプト以外にも D V Dの制御情報を生成するスク リプト、 あるいは P Cによって U R L (Uniform Resource Locators) 指定に よりィンターネッ トを介して受信する様々な W e bページの選択制御を実行 する P Cコントロールスクリプト等、ネットワーク接続された機器によって提 供可能なコンテンツの制御情報を生成するプログラムを格納し、データ処理部 において実行可能とすることで、ネットワーク接続機器の提供コンテンツのコ ンテンッ指定情報をリモコン制御情報に変換し、 リモコンに出力することで、 リモコンからの制御信号に基づいて様々な機器の提供するコンテンッの視聴 が可能となる。 次に、 図 4を参照して、ユーザによるコンテンツ選択からリモコンによる制 御信号出力までの処理手順について説明する。 まず、ステップ S 1 0 1においてユーザが P Cの入力手段を介してコンテン ッ選択情報を入力する。 ステップ S 1 0 2において、 コンテンツ選択情報はデ ータ入出力処理ソフトウェアにより解釈され、選択コンテンツ出力のための制 御機器に対応するスクリブトにコンテンツ選択情報が渡される。 ステップ S 1 0 3では、スクリブトが選択コンテンツを出力するために必要 な制御情報を生成し、 リモコン制御ソフトウェアに渡し、ステップ S 1 0 4に おいて、 リモコン制御ソフトウエアは、 スクリブトから受領した情報に基づい て、 リモコン制御情報を生成する。 ステップ S 1 0 5において、 リモコン制御情報は、 U S B等によるインタフ エースを介してケーブル接続されたリモコンに送信される。ステップ S 1 0 6 において、 リモコン制御情報は、 リモコン内のデータ処理部に入力され、 リモ コン制御情報に基づいて選択コンテンツの出力に必要な制御信号（例えば赤外 線信号） を生成し、 制御信号出力部を介して出力される。 このように、ユーザは、 コンテンッの指定情報を入力するのみで希望のコン テンッを出力させることができる。すなわち、 コンテンツの出力に必要な制御 機器や制御機器に対するチャンネル操作や、コンテンツ格納位置検索等の処理 を全く行うことなく、 コンテンツを出力し視聴することができ、ユーザの負担 を著しく軽減させることが可能となる。 [コンテンツカードを用いたコンテンツ情報の表示構成] 次に、ユーザによるコンテンッ選択をより効率的に実行可能とするコンテン ッ選択用のユーザィンタフエースの構成例について説明する。 なお、 以下において説明するコンテンッ選択用のユーザィンタフェースは、 例えば図 1に示す P C 2 0 1のディスプレイにおいてネッ トワーク接続され た各機器の提供可能なコンテンツ情報を表示するものとして利用可能であり、 あるいは、単独の機器例えばハードディスクビデオレコーダに対する格納コン テンッのみを対象としたコンテンッ情報表示のための構成として適用するこ ともできる。例えば、ハードディスクビデオレコーダとケーブル接続あるいは ネッ トワーク接続したディスプレイを有する P C等の表示処理装置において 以下のコンテンツカードを用いたユーザィンタフェースを表示する。 ユーザインタフェースを生成し、表示する処理を実行するのは、 P C等にお ける表示データ生成手段であり、具体的には、以下に説明する処理を実行する プログラムが P C等によって構成される表示処理装置に格納され、 C P Uの制 御の下に表示情報としてのコンテンツ選択用のユーザィンタフェース生成が 行われる。 コンテンッ選択用のユーザインタフェースには、コンテンッ情報をカード形 式に設定して記述したコンテンツカードが用いられる。コンテンツカードの例 を図 5に示す。 図 5に示すように、 コンテンッカード 5 0 0は、 コンテンッの タイ トル 5 0 1、 チャンネル情報、 日時情報等の付属情報 5 0 2、 サムネール 画像 5 0 3を有するデータである。 例えば、 アンテナから入力される T V放送を、ハードディスクへ保存する場 合に、 M P E Gなどのデジタル動画フォーマットにェンコ一ドを行い、ハード ディスクへ保存するとともに、 番組のタイ トル、 開始時間、 ジャンルなど、 E P G (電子番組ガイ ド： E l e c t r o n i c P r o g r a m G u i d e ) 等の付属情報を記録し、 コンテンツのジャンル分けをして保存する。 コンテン ッを閲覧する場合は、ハードディスクからコンテンツを読み出し、デコーダを 通して出力する。 コンテンッカードを適用したコンテンッ選択用のユーザィンタフェースの 構成例を図 6に示す。 ディスプレイ 6 0 0には、ネットワーク接続機器の提供コンテンツに対応し て設定されたコンテンツカードによってコンテンッ情報が提示される。ユーザ によって操作可能なユーザの操作可能な選択指示子、すなわちカーソル 6 0 1 を上下に移動させることにより、矢印 6 1 1または矢印 6 1 2に沿ってコンテ ンッカードが順次移動し、連続的に異なるコンテンッカードを提示することが できる。 コンテンッカード群 6 0 3は、ネットワーク接続機器の提供コンテンツに対 応して設定されたコンテンツカードの全体を示している。各コンテンツカード は、 ニュース、 ドラマ等のジャンル情報 6 0 2によってカテゴリ区分がなされ る。 ユーザは、 例えばカーソル 6 0 1を上方向 （矢印 6 1 1方向） に移動させる ことで、 スポーツ、 ドラマ、 ニュースの各ジャンルのコンテンツ情報を表示さ せることができる。 カーソル 6 0 1を上方向 （矢印 6 1 1方向） に移動させた 場合、 コンテンッカードは矢印 6 1 1に沿って移動する。 すなわち、 コンテン ッカード群 6 0 3の右側の領域を時計回りに回転しながら順次、コンテンッカ ード群 6 0 3のスポーツ、 ドラマ、 ニュースの各ジャンルのコンテンッ情報を 表示することができる。 図に示す例では、コンテンツカード 6 0 5が最大の大きさで前面に表示され ており、 カーソル 6 0 1を上方向 （矢印 6 1 1方向） に移動させた場合、 コン テンッカード 6 0 5がコンテンツカード 6 0 6の位置に移動し、コンテンッカ ード 6 0 4がコンテンツ力一ド 6 0 5の位置に設定される。 カーソル 6 0 1を下方向 （矢印 6 1 2方向） に移動させた場合は、 コンテン ッカードは矢印 6 1 2に沿って移動する。すなわち、 コンテンツカード群 6 0 3の右側の領域を反時計回りに回転しながら順次、コンテンツカード群 6 0 3 の音楽、映画、パラエティの各ジャンルのコンテンツ情報を表示することがで きる。 この場合、 コンテンッカード 6 0 5がコンテンッカード 6 0 4の位置に 移動し、コンテンツカード 6 0 6がコンテンツカード 6 0 5の位置に設定され る。 このように、画面の左側は、選択可能なコンテンツ全てをジャンル分けしコ ンテンッカード群として示している。 カーソル 6 0 2は、現在ユーザが注目し ている部分を示す。 コンテンツのジャンルは、 コンテンツ選択の目安となる。 ひとつひとつのコンテンツカードは小さく描画され、詳しい情報は得られない 力 現在カーソル 6 0 2がどのジャンルにあるの力 カーソル 6 0 2は、 選択 肢全体の上の方なのか下の方なのか、 など、全体の概要の情報がここから得ら れる。 画面の右側は、ユーザが注目しているコンテンッの詳細を表示している。 こ こには、 コンテンッカードに含まれる情報が全て表示され、 タイ トル、 チャン ネル、 放送日時、 サムネールなどが確認できる。 中央にあるコンテンツカード 6 0 5が、現在ユーザが注目しているコンテンッであり、そこから離れるにし たがって、だんだんと描画面積が減っていき、最終的には左側のコンテンツ力 ード群 6 0 3に取り込まれる。 このように、 全体表示と、 詳細表示とが連続的 に描画されているのが特徴である。 カーソル 6 0 2を下向きに移動させた場合のコンテンツカードの移動につ いて図 7を参照して説明する。 図 7において、カーソル 6 0 2を下向きに移動させた場合、 コンテンッカー ドは、 コンテンッカード群 6 0 3の右側の領域を反時計回りに回転する。図 7 ( a ) → ( b ) → ( c ) → ( d ) の順番に従って各コンテンツカードの移動が 行われる。 コンテンッカードの移動曲線は、例えばパラメ トリック曲線で描かれる。 図 8は、コンテンツカードの移動曲線 6 2 1をコンテンツカードに沿って示した 図である。パラメ トリック曲線は制御点の座標をもとに捕間式をつく り、パラ メータ 0〜 1の値を捕間式に代入していくことで得られる曲線で、ベジエ曲線 や、 スプライン曲線などが有名である。 コンテンッカードの移動曲線 6 2 1は、図 9に示すように、上下 2つのパラ メ トリック曲線、すなわち、図 9に示す〇印によって示される制御点を持つ t 0をパラメータとするパラメ トリック曲線と、口印によって示される制御点を 持つ t 1をパラメータとするパラメ トリック曲線である。 一番右の制御点は、 上下 2つの曲線の制御点を兼ねる。 図 1 0は、カーソル 6 0 1が動いた場合のパラメ トリ ック曲線の変化につい て示した図である。 （b ) はカーソル 6 0 1が移動曲線の中心にある状態を示 し、 （ a ) はカーソル 6 0 1が移動曲線の上部にある状態を示し、 （c ) は力 一ソル 6 0 1が移動曲線の下部にある状態を示している。各状態において、右 側の制御点は固定されたままで、左側の制御点が、カーソルの変化にともなつ て上下に動く。 図 1 1に、 カーソル 6 0 1の位置に基づいてパラメ トリック曲線を設定し、 設定したパラメ トリック曲線上にコンテンツカードを描画する処理手順を説 明するフローチヤ一トを示す。 図 1 2は、 コンテンツカードの描画処理におい て適用するパラメータについて説明する図である。 図 1 1、図 1 2を参照して、パラメ トリック曲線上にコンテンツカードを描 画する処理について説明する。 図 1 1のステップ S 1 0 1において、カーソル位置に基づいてパラメ トリツ ク曲線の制御点位置を決定する。 前述したように、 コンテンツカードの移動曲線は、上下 2つのパラメ トリツ ク曲線、すなわち、図 1 2に示す〇印によって示される制御点を持つ t 0をパ ラメータとするパラメ トリック曲線と、口印によって示される制御点を持つ t 1をパラメータとするパラメ トリ ック曲線によって構成され、これらの各制御 点 P 0~P 6を決定する。 ステップ S 2 0 2において、 i = 0, d = AB/nの初期設定を行う。 iは コンテンツカードの順番に対応する 0〜 nの値である。図 1 2に示すパラメ ト リック曲線の上端 Aに i = 0のカードが設定され、下端 Bに i = nのカードが 設定される。 d =AB/nは、 図 1 2において i = 0と i = 1の間に示すよう に、 コンテンッカード群における各カードの距離に対応する。 以下のステップ S 2 0 3以降の処理は、 各コンテンツカード、 すなわち、 i = 0〜！！について各々実行する。 ステップ S 2 0 3において、描画処理対象の i番目のコンテンツカードにつ いて、 I 卜 i X d I < 1- ？が成立するか否かを判定する。 f は、 図 1 2に示 すようにカーソル位置の点 Fから上端の点 Aまでの距離であり、 rは点 Fから t 0をパラメータとするパラメ トリック曲線の制御点 P 0までの距離である。

I f - i X d I < r ？が成立しない場合とは、描画処理対象の i番目のコン テンッカードが図 1 2に示す領域 7 0 1または領域 7 0 2にある場合である。 この場合は、ステップ S 2 0 4に進み、 i番目のオブジェク トはカーソルから 遠いので、線 A B上の Aから距離 i dの位置に i番目のオブジェク トを 9 0度 傾斜させて描画する。 ステップ S 2 0 3において、描画処理対象の i番目のコンテンツカードにつ いて、 I f _ i X d I く r ？が成立すると判断した場合は、 ステップ S 2 0 5 に進み、 f > i X d？が成立するか否かを判定する。 f > i X d？が成立する場合とは、描画処理対象の i番目のコンテンツカー ドが図 1 2に示す領域 7 0 3にある場合である。 この場合は、ステップ S 2 0 6に進み、 i番目のオブジェク トを点 P 0 , P 1 , P 2 , P 3を制御点とする パラメ トリック曲線上 t Oの t 0 = ( f - i d ) / rの場所に （ 1 一 t 0 ) X 9 0度傾斜させて描画する。 一方、 ステップ S 2 0 5において、 f 〉 i X d？が成立しない場合は、 描画 処理対象の i番目のコンテンツカードが図 1 2に示す領域 7 0 4にある場合 である。 この場合は、 ステップ S 2 0 7に進み、 i番目のオブジェク トを点 P 3 , P 4 , P 5 , P 6を制御点とするパラメ トリック曲線上 t 1の t 1 = ( i d— f ) ノ rの場所に t 1 X 9 0度傾斜させて描画する。 上述したように、ステップ S 2 0 4では、 コンテンツカードを 9 0度傾けて 表示し、 ステップ S 2 0 6、 S 2 0 7では、 図 1 2において右方向に進むにつ れて傾きを緩やかにして表示するようにしている。 このように、 コンテンツカードは、 図 1 2の左側のコンテンッカード群すな わち、 領域 7 0 1 , 7 0 2では 9 0度の傾きをもつが、 右側の領域に進むに従 つて、 徐々に傾きが緩やかになり、 右端に来たときに傾き = 0、 すなわちコン テンッカードが正面を向くように回転しながら移動曲線を移動する。 ステップ S 2 0 8において、 i < n ?を判定する。 i < nである場合は、 ま だ描画処理対象のコンテンツカードが残っていることを意味するので、ステツ プ S 2 0 9において、 i = i + l とする iの値の更新処理を実行し、次のコン テンッカードの描画処理を実行する。 ステップ S 2 0 8において、 i < nでないと判定すると、すべてのコンテン ッカードの描画処理が終了したこととなり、処理を終了する。 この描画処理シ 一ケンスは、 カーソルの移動に応じて繰り返し実行する処理である。 なお、 3次元コンピュータグラフィクスを用いれば、カメラから遠くのもの は小さく、 近くのものは大きく描画することができるので、 直線 A Bを、 カメ ラから遠く、 点 P 2、 P 3、 P 4をカメラに近く配置することで、 全体表示と 詳細表示とで、 コンテンツカードの大きさを変えて描画することができる。 も ちろん、 2次元的に、' 明示的にコンテンツカードの大きさを指定してもよい。 このような描画処理を実行することにより、図 1 3に示すように、 コンテン ッカードは、左側のコンテンツカード群の領域のコンテンツカード 7 2 1は 9 0度傾いて表示され、 コンテンッカード 7 2 2、 7 2 3 , 7 2 4と、 右側のパ ラメ トリック曲線 7 2 0を右方向に進むに従って傾きが緩やかになり、右端に 進むと、コンテンッカード 7 2 5のように傾き 0となって正面にすべてのコン テンッ情報を示したカードが表示される。

[バーコ一ドを記録した物理コンテンツカード]

次に、 コンテンツカードをディスプレイ表示するのではなく、ユーザが持ち 運べるカード （物理コンテンツカード） とするとともに、 コンテンツカードに コンテンツの提供機器、ロケーション情報を示すバーコ一ドを記録した構成と した。 コンテンツカードのバーコ一ドをバーコ一ドリーダによって読み取り、 読み取り情報に基づいてコンテンツを提示することを可能とした。 図 1 4にコンテンツの提供機器、ロケーション情報を示すバーコードを持つ 物理コンテンツカード 8 0 0の例を示す。 コンテンッカード 8 0 0は、 コンテ ンッのタイ トル 8 0 1、 チャンネル情報、 日時情報等の付属情報 8 0 2、 サム ネール画像 8 0 3の他にコンテンツの提供機器、ロケーション情報を示すバー コード 8 0 4を持つ。 ロケーショ ン情報は、 チャンネル情報、 記憶位置情報、 U R L (Uniform Resource Locators) 等、 コンテンツに対応した情報である。 バーコ一ドを持つコンテンッカ一ドの利用構成について図 1 5を参照して 説明する。 ユーザは、 多数のコンテンツカードの中から、 視聴を希望する 1つ のコンテンツカード 8 0 0を選択し、 P C 2 0 0等のデータ処理手段に接続さ れたバーコードリーダ 8 5 0にコンテンツカード 8 0 0のバーコードの読み 取りを実行させる。 読み取られたバーコ一ド情報は、 P C 2 0 0等のデータ処理手段に入力され、 データ処理手段において、読み取り情報に含まれるコンテンッの提供機器、 口 ケーション情報にしたがって、コンテンッの提供機器に対する制御情報を生成 し、ネッ トワークを介して、 あるいはリモコン 3 0 0を介して制御対象機器に 対する制御信号を出力する。 P C 2 0 0における制御情報の生成処理は、先に 図 2〜図 4を参照して説明した処理と同様である。 なお、 コンテンツの提供機器、 ロケーショ ン情報にしたがって実行するコン テンッ取得は、ホームネットワーク内のリモコン制御可能機器を対象とする構 成には限られない。 例えば、 コンテンツの提供機器、 ロケーショ ン情報がイン ターネッ ト接続されたコンテンッ提供サーバのァドレスゃコンテンッの位置 情報としての U R L情報とすることも可能である。 この場合、 P Cはバーコ一 ドから読み取られた U R L等のコンテンツアクセス情報に基づくアクセスを 実行しコンテンツ取得を行う。 コンテンッの提供機器、ロケーション情報からなるバーコ一ドを持つ物理コ ンテンッカードの利用形態について、 図 1 6、 図 1 7を参照して説明する。 例 えば、 図 1 6に示すように、 ユーザ Aが P C 8 7 0を用いて、 あるコンテンッ 取得用の U R Lに基づいてネットワーク配信コンテンツ、あるいはホームネッ トワーク内のサーバからコンテンッを取得し、取得コンテンツに対応するコン テンッカードを生成し P C 8 7 0の記憶部に格納する。 ユーザ Aは、 P C 8 7 0に接続されたプリンタ 8 7 1を用いて、 P C 8 7 0 の記憶部に格納したコンテンツカード情報に基づいて物理コンテンツカード を印刷する。この印刷された物理コンテンツカードにはコンテンッの提供機器、 ロケーション情報からなるバーコ一ドが印刷される。この場合コンテンツ取得 用の U R L情報がバーコードとして記録されることになる。 ユーザ Aは、郵送などにより、物理コンテンツカードをユーザ Bに送付する。 ユーザ Bは、ユーザ Bの P C 8 7 2に接続したバーコ一ドリーダ 8 7 3を用い て物理コンテンツカード 8 0 0のバーコ一ドを読み取る。 P C 2 0 0は、 パー コードの読み取り情報に含まれる U R Lに基づいてネットワークを介してコ ンテンッ取得処理を実行する。 あるいは、 図 1 7に示すように、 ユーザ Aの P C 8 7 0から、 コンテンツ力 一ド情報をネットワークを介してユーザ Bの P C 8 7 2に送信し、ユーザ B側 でプリンタ 8 7 4により物理コンテンツカード 8 0 0を印刷し、ィンサッカー ドのバーコードをバーコ一ドリーダ 8 7 3で読み取り、読み取り情報に基づく コンテンツ取得を行う構成とすることも可能である。

[情報処理装置ハード構成]

上述の実施例において説明した機器制御処理情報を生成しリモコンに出力 する処理、 あるいは、 コンテンツカードに基づくユーザインタフェースを生成 しディスプレイに提示する処理は、例えば P Cに上述した処理を実行するプロ グラムを格納し、 P C内の C PUを制御手段として実行させることで実現され る。上述の処理を実行するハードウヱァ構成例としての P Cの構成について図 1 8を参照して説明する。 C PU (Central Processing Unit) 9 0 1は、 ROM (Read Only Memory) 9 0 2、または HDD 9 0 4等に記憶されているプログラムに従って、各種の処 理を実行し、 データ処理手段、 あるいは通信制御処理手段として機能する。 R AM 9 0 3には、 C PU 9 0 1が実行するプログラムやデータが適宜記憶され る。 C PU 9 0 1、 ROM 9 0 2 , および RAM 9 0 3、 HDD 9 0 4は、 ノく ス 9 0 5を介して相互に接続されている。 バス 9 0 5には、入出力ィンタフェース 9 0 6が接続されており、 この入出 力インタフェース 9 0 6には、 例えば、 ユーザにより操作されるキーボード、 マウス、 あるいはバーコ一ドリーダからの入力情報を処理する入力部 9 0 7、 ユーザに各種の情報を提示する L CD、 CRT, スピー力等により構成される 出力部 9 0 8が接続される。 さらに、データ送受信手段として機能する通信部 9 0 9が接続される。 通信部 9 0 9は、 ホームネットワーク、 ィンターネット を介して様々な機器との通信を実行する通信であるとともに、例えば U S Bに よるケーブル接続されるリモコンに対する通信を実行する。 さらに、磁気ディ スク、 光ディスク、 光磁気ディスク、 または半導体メモリなどのリムーバプル 記録媒体 9 1 1を装着可能で、これらのリム一バブル記録媒体 9 1 1からのデ ータ読み出しあるいは書き込み処理を実行する ドライブ 9 1 0が接続される。 以上、 特定の実施例を参照しながら、 本発明について詳解してきた。 しかし ながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成 し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示してきた のであり、限定的に解釈されるべきではない。本発明の要旨を判断するために は、 特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。 なお、 明細書中において説明した一連の処理はハードウェア、またはソフト ウェア、 あるいは両者の複合構成によって実行することが可能である。 ソフト ウェアによる処理を実行する場合は、処理シーケンスを記録したプログラムを、 専用のハードウエアに組み込まれたコンピュータ内のメモリにインス トール して実行させるカ あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプロ グラムをインストールして実行させることが可能である。 例えば、プログラムは記録媒体としてのハードディスクゃ R O M (Read Only Memory)に予め記録しておくことができる。 あるいは、 プログラムはフレキシ プルディスク、 C D— R O M (Compact Di sc Read Only Memory) , M O (Magneto optical)ディスク， D V D (Di gital Versat i le Di sc)、 磁気ディスク、 半導体 メモリなどのリムーパプル記録媒体に、 一時的あるいは永続的に格納 （記録） しておくことができる。 このようなリムーバプル記録媒体は、いわゆるパッケ ージソフトウェアとして提供することができる。 なお、 プログラムは、上述したようなリ ムーバブル記録媒体からコンビユー タにィンストールする他、 ダウンロードサイ トカゝら、 コンピュータに無線転送 したり、 L A N (Local Area Network)、 インターネットといったネットワーク を介して、 コンピュータに有線で転送し、 コンピュータでは、 そのようにして 転送されてくるプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体に ィンストールすることができる。 なお、 明細書に記載された各種の処理は、記載に従って時系列に実行される のみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあ るいは個別に実行されてもよい。 また、 本明細書においてシステムとは、複数 の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限 らない。 産業上の利用可能性 以上、 説明したように,、 本発明の構成によれば、 コンテンツ識別情報を入力 し、入力コンテンツ識別情報に基づいて、 コンテンッ識別情報とコンテンツ提 供機器との対応データを格納したコンテンツ機器対応テーブルから制御対象 機器を決定し、決定した制御対象機器に応じた制御情報を生成して出力する構 成としたので、ユーザは、 コンテンッの指定情報を入力するのみで希望のコン テンッを出力させることができる。すなわち、 コンテンツの出力に必要な制御 機器や制御機器に対するチャンネル操作や、コンテンッ格納位置検索等の処理 を全く行うことなく、 コンテンツを出力し視聴することができ、ユーザの負担 を著しく軽減させることが可能となる。 さらに、本発明の構成によれば、 コンテンッ情報を記録したコンテンツカー ドをコンテンツ数に応じて設定し、コンテンッ数に対応する複数のコンテンツ カードからなるカード群をコンテンツ情報を非表示にしてコンテンツ存在の みを示すカード群として表示し、ユーザの操作可能な例えばカーソルの位置に 応じて、 コンテンツカードを、パラメ トリック曲線上で傾きを変えながら移動 させて、ユーザの選択カードを含む少数カードのコンテンツ情報のみを表示状 態として表示する構成としたので、ユーザはコンテンツ全体の大まかな情報を 知り、 かつ選択したコンテンツの詳細情報を知ることが可能となる。 さらに、本発明の構成によれば、 コンテンッの提供機器およびロケーション 情報をコードデータとして含むコンテンツ情報を記録したコンテンツカード を構成したので、 カードの受け渡しに基づいて、 カードのコード情報に基づく コンテンッ取得を容易に行うことが可能となる。

Claims

請求の範囲

1 . 機器制御処理装置であり、

コンテンツ識別情報とコンテンッ提供機器との対応データを格納したコン テンッ機器対応テーブルを格納した記憶部と、

コンテンッ識別情報を入力する入力部と、

前記入力部から入力するコンテンッ識別情報に基づいて、前記コンテンツ機 器対応テーブルから制御対象機器を特定し、該特定された制御対象機器に応じ た制御情報を生成して出力するデータ処理手段と、

を有することを特徴とする機器制御処理装置。

2 . 前記機器制御処理装置は、制御対象機器の遠隔操作用のリモコンに接続 され、前記データ処理手段は、前記リモコンに対してリモコン制御用のデータ を出力する構成であることを特徴とする請求項 1に記載の機器制御処理装置。

3 . 前記コンテンツ機器対応テーブルは、 コンテンツに対応するコンテンツ. 提供機器情報と、コンテンツロケーショ ンと してのチャンネル情報またはコン テンッ記憶位置情報を格納した構成であり、

前記データ処理手段は、

前記入力部から入力するコンテンツ識別情報に基づいて、前記コンテンツ機 器対応テーブルから制御対象機器およびコンテンツロケーションとしてのチ ヤンネル情報またはコンテンツ記憶位置情報を取得し、取得したチャンネル情 報またはコンテンツ記憶位置情報に対応するコンテンツの提供に必要な制御 情報を生成して出力する構成であることを特徴とする請求項 1に記載の機器 制御処理装置。

4 . コンテンッ情報の表示処理を実行する表示処理装置であり、

コンテンッ情報を記録したコンテンツカードをコンテンツ数に応じて設定 し、該コンテンッ数に対応する複数のコンテンツカードからなるカード群をコ ンテンッ情報を非表示状態としてコンテンツ存在のみを示すカード群として 表示するとともに、

ユーザの操作可能な選択指示子によつて選択されたコンテンツを前記カー ド群の隣接部にコンテンツ情報を表示状態として表示する処理を実行する表 示データ生成手段を有することを特徴とする表示処理装置。

5 . 前記表示データ生成手段は、

前記カード群における前記選択指示子の相対位置に応じて、各コンテンツ力 一ドの表示態様を決定する処理を実行する構成であることを特徴とする請求 項 4に記載の表示処理装置。

6 . 前記表示データ生成手段は、

前記カード群における前記選択指示子の相対位置に応じて、各コンテンッカ ードの表示態様を決定し、

前記選択指示子に近い位置にあるコンテンッカードをコンテンツ情報が表 示状態となる傾きに設定し、前記選択指示子に遠い位置にあるコンテンッカー ドをコンテンツ情報が非表示状態となる傾きに設定した表示処理を実行する 構成であることを特徴とする請求項 4に記載の表示処理装置。

7 . 前記表示データ生成手段は、

前記コンテンツカードをパラメ トリック曲線に沿って移動させ、前記選択指 示子によって選択されたコンテンツを前記カード群から離間したパラメ トリ ック曲線上の位置において、コンテンッ情報を表示状態として表示する処理を 実行する構成であることを特徴とする請求項 4に記載の表示処理装置。

8 . 前記表示データ生成手段は、

前記コンテンツカードをジャンル別に区分して表示す'る処理を実行する構 成であることを特徴とする請求項 4に記載の表示処理装置。

9 . 前記コンテンツカードは、 コンテンツの提供機器およびロケーション情 報をコードデータとして記録した構成であることを特徴とする請求項 4に記 載の表示処理装置。

1 0 .前記コードデータはバーコ一ドであることを特徴とする請求項 9に記 載の表示処理装置。

1 1 . 前記ロケーショ ン情報は、 コンテンツ取得に適用可能なコンテンツ位 置情報としての U R L (Uniform Resource Locators) であることを特徴とす る請求項 9に記載の表示処理装置。

1 2 . 機器制御処理方法であり、

コンテンッ識別情報を入力するコンテンッ識別情報入力ステップと、 入力コンテンツ識別情報に基づいて、コンテンッ識別情報とコンテンッ提供 機器との対応データを格納したコンテンツ機器対応テーブルから制御対象機 器を決定し、該決定した制御対象機器に応じた制御情報を生成して出力するデ ータ処理ステップと、

を有することを特徴とする機器制御処理方法。

1 3 . 前記機器制御処理方法において、

前記データ処理ステップは、

リモコン制御用のデータを生成し出力することを特徴とする請求項 1 2に 記載の機器制御処理方法。

1 4 . 前記コンテンツ機器対応テーブルは、 コンテンッに対応するコンテン ッ提供機器情報と、コンテンツロケーションとしてのチャンネル情報またはコ ンテンッ記憶位置情報を格納した構成であり、

前記データ処理ステップは、 前記入力部から入力するコンテンツ識別情報に基づいて、前記コンテンツ機 器対応テーブルから制御対象機器おょぴコンテンッロケーションとしてのチ ャンネル情報またはコンテンツ記憶位置情報を取得し、取得したチャンネル情 報またはコンテンツ記憶位置情報に対応するコンテンッの提供に必要な制御 情報を生成して出力することを特徴とする請求項 1 2に記載の機器制御処理 方法。

1 5 . コンテンツ情報の表示処理を実行する表示処理方法であり、 コンテンヅ情報を記録したコンテンツカードをコンテンツ数に応じて設定 し、該コンテンツ数に対応する複数のコンテンツカードからなるカード群をコ ンテンッ情報を非表示状態としてコンテンツ存在のみを示すカード群として 表示するステップと、

ユーザの操作可能な選択指示子によって選択されたコンテンツを前記カー ド群の隣接部にコンテンツ情報を表示状態として表示するステップと、 を有することを特徴とする表示処理方法。

1 6 . 前記表示処理方法は、 さらに、

前記カード群における前記選択指示子の相対位置に応匕て、各コンテンツ力 一ドの表示態様を決定する処理を実行するステップを有することを特徴とす る請求項 1 5に記載の表示処理方法。

1 7 . 前記表示処理方法は、

前記カード群における前記選択指示子の相対位置に応じて、各コンテンッカ 一ドの表示態様を決定するステップを有し、前記選択指示子に近い位置にある コンテンツカードをコンテンツ情報が表示状態となる傾きに設定し、前記選択 指示子に遠い位置にあるコンテンッカードをコンテンツ情報が非表示状態と なる傾きに設定した表示処理を実行することを特徴とする請求項 1 5に記載 の表示処理方法。

1 8 . 前記表示処理方法は、

前記コンテンツカードをパラメ トリック曲線に沿って移動させ、前記選択指 示子によって選択されたコンテンツを前記カード群から離間したパラメ トリ ック曲線上の位置において、コンテンッ情報を表示状態として表示する処理を 実行することを特徴とする請求項 1 5に記載の表示処理方法。

1 9 . 前記表示処理方法は、 さらに、

前記コンテンツカードをジャンル別に区分して表示する処理を実行するス テツプを含むことを特徴とする請求項 1 5に記載の表示処理方法。

2 0 . 機器制御処理データの生成処理を実行するコンピュータ 'プログラム であり、

コンテンッ識別情報を入力するコンテンッ識別情報入力ステップと、 入力コンテンツ識別情報に基づいて、コンテンツ識別情報とコンテンッ提供 機器との対応データを格納したコンテンツ機器対応テーブルから制御対象機 器を決定し、該決定した制御対象機器に応じた制御情報を生成して出力するデ ータ処理ステップと、

を有することを特徴とするコンピュータ 'プログラム。

2 1 . コンテンツ情報の表示処理を実行するコンピュータ ·プログラムであ り、

コンテンツ情報を記録したコンテンツカードをコンテンッ数に応じて設定 し、該コンテンツ数に対応する複数のコンテンツカードからなるカード群をコ ンテンッ情報を非表示状態としてコンテンツ存在のみを示すカード群として 表示するステップと、

ユーザの操作可能な選択指示子によつて選択されたコンテンッを前記カー ド群の隣接部にコンテンツ情報を表示状態として表示するステップと、 を有することを特徴とするコンピュータ 'プログラム。