WO2008047611A1 - Appareil de communication, procédé de communication, circuit de communication, téléphone mobile, programme et support d'enregistrement lisible par ordinateur avec programme enregistré sur celui-ci - Google Patents

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WO2008047611A1
WO2008047611A1 PCT/JP2007/069489 JP2007069489W WO2008047611A1 WO 2008047611 A1 WO2008047611 A1 WO 2008047611A1 JP 2007069489 W JP2007069489 W JP 2007069489W WO 2008047611 A1 WO2008047611 A1 WO 2008047611A1
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Kenji Mameda
Fumihiro Fukae
Hitoshi Naoe
Tsukasa Kaminokado
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Sharp Kabushiki Kaisha
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Description

明 細 書
通信機器、通信方法、通信回路、携帯電話機、プログラム、およびプログ ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
技術分野
[0001] 本発明は、データを送受信するための通信機器、通信方法、通信回路、携帯電話 機、プログラム、およびプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に 関するものである。
背景技術
[0002] 携帯電話とテレビ、プリンタ、 PC (Personal Computer)をつなぐインタフェースとして IrDA (Infrared Data Association)などの赤外線方式がある(非特許文献 1から 5参照
)。
[0003] IrDAなどの赤外線方式は、指向性があるため、通信機器間に遮蔽物が存在する 場合は、データの転送が不可能であるが、通信機器間の見通しが良い場合は、高速 のデータ転送が可能である。 IrDA規格には、最大転送速度が 16Mbpsの Very Fast IR (VFIR)と、 4Mbpsの Fast IR (FIR)と、 115· 2kbps以下の通信速度の SIRとが ある力 現在市場に出回っているのは、最大転送速度が 4Mbpsまでのものである。
[0004] 図 6を参照しながら、 IrDA規格における LAP層の接続手順について説明する。図
6は、赤外線通信の規格の一つである IrDA規格において、 LAP層の接続を行うとき の信号シーケンスである。
[0005] 一次局(Primary Device)とは、最初に通信相手を探す側の局、すなわち、データ転 送状態の確立を要求する局であり、局発見コマンド(XID (Exchange Station Identific ation)コマンド)を送出する側の局である。また、二次局(Secondary Device)とは、該 要求を受け入れる局であり、局発見コマンドに対して局発見レスポンス (XIDレスボン ス)を送出する側の局である。一次局から二次局への要求(命令)をコマンドと呼び、 逆に、そのコマンドに対する、二次局から一次局への応答をレスポンスと呼ぶ。
[0006] XIDコマンドとは、一次局から通信可能距離内に二次局となり得る局が存在するか を探すコマンドである。括弧内の番号は SlotNumberを 16進数で表している。 SlotNum berは、何個目のコマンドを送出して!/、るかを表すものである。
[0007] XIDコマンドを受け取った二次局は、局発見レスポンスである XIDレスポンスを返し
、 自局の存在を一次局に知らせる処理を行う。一次局は、規定の数の XIDコマンドを 送出し、最後の XIDコマンドの SlotNumberを「0xFF」とする。「0xFF」は、これが最後の コマンド(XID— End)であることを示して!/、る。
[0008] 続!/、て、一次局は、自局の最大転送可能速度、最大受信可能データ長等の通信 に必要となるパラメータを、 SNRM (Set Normal Response Mode)コマンドを用いて二 次局に知らせる。そのコマンドを受け取った二次局は、自局の設定値と比較し、受け 入れることが可能な設定値を、 UAレスポンスを用いて一次局に知らせる。
[0009] IrLAPのコマンドパケットによる IrLAPの接続の後、 IrLAPのデータパケットにより、
IrLMP、 TinyTP、 OBEXの接続が行われる。
[0010] 一次局の IrLMPの接続要求が、 IrLAPのデータパケットにより二次局に転送され、 二次局の IrLMP接続応答が、 IrLAPのデータパケットにより一次局に転送され、 IrL
MPの接続が行われる。
[0011] ついで、 TinyTPの接続要求力 S、 IrLAPのデータパケットにより二次局に転送され、 二次局の TinyTP接続応答が、 IrLAPのデータパケットにより一次局に転送され、 Ti nyTPの接続が行われる。
[0012] さらに、一次局の OBEXの接続要求が、 IrLAPのデータパケットにより二次局に転 送され、二次局の OBEX接続応答力 IrLAPのデータパケットにより一次局に転送さ れ OBEXの接続が行われることにより、情報データの転送が可能な接続状態が確立 する。
[0013] なお、切断時には、 OBEXの切断要求と応答、 TinyTPの切断要求と応答、 IrLM Pの切断要求と応答が IrLAPのデータパケットにより転送され、ついで IrLAPの切断 が転送され、一次局と二次局との間の通信状態が切断される。
[0014] 上記の IrDAによる接続手順では、データ転送に係る時間が長くなり、転送効率が 低下するという問題が生じていた。すなわち、 IrDAによる接続の確立までには、セン シング、 XIDコマンドによる局発見、 SNRMコマンド、 UAレスポンスによるネゴシェ ーシヨンパラメータの交換が必要である。さらに、この XIDによる局発見は、 IrDA規 格により 9600bpsという速度に規定されており、データが交換される 4Mbpsという速 度よりもかなり低速な速度に規定されている。また、情報データの転送までには、上 述のとおり、 IrLAPの接続が完了した後、 IrLMP、 TinyTP、 OBEXの層を順に接続 していく必要がある。このように、 IrDAはデータ送信を行うときのオーバーヘッドが大 きぐ大容量ファイルを効率的に送受信するには不向きである。
[0015] そこで、赤外線通信の利便性の向上を目的として、接続に必要な時間を短縮し、接 続要求から切断までの通信効率を高めた通信プロトコル「IrSimple」が 2005年に規 格化されている(非特許文献 6から 8、特許文献 1参照)。 IrSimpleは、 IrDAの一部 機能を改良したものである力 局発見に関わる通信を行わないため、従来の IrDAと 比較すると接続に要する時間が短ぐ同一サイズのデータ通信における通信時間を 4分の 1から 10分の 1程度に短縮することができる。
[0016] IrSimpleには、片方向通信と双方向通信の 2つの通信方式がある。片方向通信で は、接続および切断処理を 1対のパケット交換で終了できるように処理を簡略化する ことにより、接続および切断処理時間を短縮し、またデータ転送においてはエラー再 送処理を簡略化することで、高速化を図っている。
[0017] 図 7を参照しながら、 IrSimple規格の片方向通信における LAP層の接続手順につ いて説明する。図 7は、 IrSimple規格における片方向通信において、 LAP層の接続 を行うときの信号シーケンスである。図 7に示すように、一次局は、二次局の存在を確 認するための局発見コマンドを送信することなぐ接続要求コマンドである SNRMコ マンドを送信する。 SNRMコマンドを送信した一次局は、二次局から応答コマンドパ ケットである UAレスポンスを待つことなぐデータ送信を開始する。一方、上記 SNR Mコマンドを受信した二次局は、 UAレスポンスを返すことなぐ一次局からのデータ 転送を待つ。受信した SNRMコマンド内に上位層データが含まれていない場合は、 不正な接続要求として、データ転送待機状態へと遷移しなレ、としてもよ!/、。
[0018] 次に、図 8を参照しながら、 IrSimple規格の双方向通信における LAP層の接続手 順について説明する。図 8は、 IrSimple規格における双方向通信において、 LAP層 の接続を行うときの信号シーケンスである。 [0019] 図 8に示すように、一次局は、二次局の存在を確認するための局発見コマンドを送 信することなぐ接続要求コマンドである SNRMコマンドを送信する。 SNRMコマンド を受信した二次局は応答コマンドパケットである UAレスポンスを送信する。一次局が 、 UAレスポンスを受信したことにより、 LAP層、 LMP層、 SMP層、 OBEX層の各層 の接続が完了する。つまり、 LAP層の接続が完了した後に、 LMP層、 SMP層、 OB EX層を順に接続して!/、く必要はな!/、。
[0020] 次に、図 9を参照しながら、 IrSimpleプロトコルの SNRMコマンドについて説明す る。図 9は、 SNRMコマンドのフレームを示す説明図である。
[0021] 「A (Address) field」は接続を確立するために使用されるフィールドであり、 7ビットの 接続先アドレス、および、 1ビットの C/R (Command/Response)識別子を示す。図 8の SNRMコマンドの場合は、接続前であるため、接続先アドレスの値はブロードキャスト を表す「0x7F」となる。また、 C/Rビットの値は、このパケットがコマンドであることを表 す「1」となる。つまり、図 8の SNRMコマンドにおける A fieldの値は、アドレスデータと C/Rビットとを合わせて、「0xFF」となる。
[0022] 「C (Control) field」は、このパケットの制御フィールドである。パケットは SNRMコマ ンドであるため、 C fieldの値は、 Unnumbered format (U format)において SNRMを表 す「0x93」(双方向通信)、または、「0x83」(片方向通信)となる。図 8に示すシーケン スは双方向通信であるので、 C fieldの値は「0x93」となる。
[0023] 「Source AddressJは送信元(一次局)のアドレスを示すフィールドであり、「0」および 「0xFFFFFFFF」以外の値となる。
[0024] 「Destination device AddressJは送信先(二次局)のアドレスを示すフィールドである 。図 8では、接続前であるため、 Destination device Addressの値はブロードキヤストア ドレスを表す「0xFFFFFFFF」となる。
[0025] 「Connection device AddressJは、接続完了後に使用する 7ビットのコネクションアド レスの値、および、 1ビットの C/Rビット(値は必ず「0」)で構成される。コネクションアド レスの値は一次局が自由に設定できる。
[0026] 「Requested_QoS Parameters Jは、一次局がサポートして!/、る通信速度や、最大タ ーンアラウンドタイムなどの QoS (Quality of Service)のパラメータ値を示すフィールド である。
[0027] 「Upper User DataJは IrLAP層より上位層で使用するデータが記述されるフィール ドである。例えば、 SMPのパラメータや OBEXの接続要求である CONNECTコマン ドなどが記述される。
[0028] 次に、図 10を参照しながら、 IrSimpleプロトコルの UAレスポンスについて説明す る。図 10は、 UAレスポンスのフレームを示す説明図である。
[0029] 「A (Address) field」は、対応する SNRMコマンドの「Connection device AddressJで 設定された 7ビットのアドレスの値、および、 1ビットの C/Rビットで構成される。 C/Rビッ トの値はこのパケットがレスポンスであることを示す「0」となる。
[0030] 「C (Control) fieldjは、このパケットが UAレスポンスパケットであるため、 Unnumbere d format (U format)にお!/、て UAレスポンス表す「0x73」となる。
[0031] 「Source device AddressJは、二次局で決めた 32ビットのアドレス値であり、「0」およ び「0xFFFFFFFF」以外の値となる。
[0032] 「Destination device AddressJは送信先(一次局)のアドレスを示すフィールドである
。対応する SNRMコマンドパケットの Source device Addressで通知された一次局のァ ドレスィ直となる。
[0033] 「Responsed_QoS Parameters Jは、一次局の Requested-QoS Parametersと自局の Q oSパラメータから判別した QoSのパラメータ値となる。
[0034] 「Upper User DataJは、 IrLAP層より上位層で使用するデータが記述されるフィー ノレドである。例えば、上位層である SMPのパラメータや OBEXの接続要求に対する 回答である Successレスポンスなどである。
[0035] IrD Aプロトコルと IrSimpleプロトコルの両方を規定どおりにサポートする通信機器 は、二次局の通信機器と接続を試みるとき、二次局の反応に応じてプロトコルを自動 的に切り替える(非特許文献 6参照)。すなわち、上記通信機器は、二次局が IrD Aプ ロトコルに反応する場合は、 IrD Aプロトコルにより二次局との接続を行い、二次局が I rSimpleプロトコルの双方向通信に反応する場合は、 IrSimpleの双方向通信により 二次局との接続を行う。
[0036] 図 11を参照しながら、上記通信機器が、 IrSimpleプロトコルと IrD Aプロトコルとの 切り替える手順について説明する。図 11は、上記通信機器が、 IrSimpleプロトコルと IrD Aプロトコルとの切り替えを行うときの信号シーケンスである。
[0037] 一次局は以下に示す(1)から(3)の処理を繰り返して、二次局との接続を試みる。
下記 SNRMコマンドおよび XIDコマンドは 9600bpsの速度で送信される。
(1) IrSimpleプロトコルにより接続を試みる。従って、 IrSimpleプロトコルの SNRM コマンドを送信する。
(2)二次局からの反応が無い場合は、次に、 IrD Aプロトコルにより接続を試みる。従 つて、二次局を発見するために 1スロットの XIDコマンドを送信する。
(3)二次局からの反応が無い場合は、 XID— Endコマンドを送信して局発見を終了 し、再び IrSimpleプロトコルにより接続を試みる。従って、 IrSimpleプロトコルの SN RMコマンドを送信する。
[0038] 上記(1)および(3)において送信される SNRMコマンドのフレーム構成は、図 9と 同様である。
[0039] 上記、順番で送信されてくるパケットを受信する二次局は、受信したパケットが自局 がサポートしているプロトコルで規定されている正常なパケットであるならばそのパケ ットに対して応答を行う。つまり、二次局が IrSimpleプロトコルをサポートしているのな らば、上記(1)または(3)の SNRMコマンドに対して UAレスポンスを返し、二次局が IrD Aプロトコルをサポートしているのならば、上記(2)の XIDコマンドに対して XIDレ スポンスを返す。さらに、二次局が IrSimpleプロトコルと IrDAプロトコルの両方をサ ポートしているのならば、 1スロットの XIDコマンドを 2回連続して受信しないと XIDレス ポンスパケットを応答しな!/、とレ、う規定が IrSimpleプロトコルにある(非特許文献 6参 照)。この規定により、上記(1)のパケットを取りこぼして上記(2)のパケットから受信 できた場合、すぐには XIDレスポンスパケットを応答しない。よって、次の上記(3)の I rSimpleのプロトコルの SNRMコマンドに応答して UAレスポンスを返し、結果として I rSimpleプロトコルで接続する。
[0040] 次に、図 12を参照しながら、 IrD Aプロトコルの局発見コマンドである XIDコマンドに ついて説明する。図 12は、上記(2)で送信される XIDコマンドのフレームを示す説明 図である。 [0041] 「A fieldjは上述と同様のフィールドである。値は「0xFF」となる。
[0042] 「C fieldjは上述と同様のフィールドである。値は、 XIDコマンドパケットを示す「0x3F 」となる。
[0043] 「format Identifiedは、拡張用の識別子であり、通常「0x01」とする。
[0044] 「Source device AddressJは上述と同様のフィールドである。
[0045] 「Destination device AddressJは上述と同様のフィールドである。
[0046] 「Discovery Flags Jは、 XIDコマンドのスロット数(同時に相手局をサーチできる数) を示すフィールドである。図 11に示す例は 1スロットであるため、値は「0x00」となる。
[0047] 「Slot NumberJは、現在のスロット番号を示すフィールドである。番号はシーケンシャ ルに付与される。図 11の最初の XIDコマンドパケットの場合、 Slot Numberの値は「0x 00」となる。また最終の XIDコマンドパケットである XID— Endコマンドパケットの場合 、 Slot Numberの値は、最終であることを示す「0xFF」となる。
[0048] 「Version NumberJは、 IrLAPのバージョン番号を示すフィールドである。バージョン
1. 1では、 Version Numberの値は「0x00」となる。
[0049] 「Discovery Info」は、最終のコマンドである XID— Endコマンドパケットのみに付加 されるフィールドであり、局発見中の任意の情報が記述される。例えば、一次局の機 器名称などの局情報などが記述される。
[0050] IrSimpleプロトコルの双方向通信を規定どおりにサポートする二次局力 上記で説 明した、 IrDAプロトコルと IrSimpleプロトコルの両方を規定どおりにサポートする一 次局と接続するときの信号シーケンスは、図 8と同様である。すなわち、一次局は、二 次局の存在を確認するための局発見コマンドを送信することなぐ接続要求コマンド である SNRMコマンドを送信する。 SNRMコマンドを受信した二次局は応答コマンド パケットである UAレスポンスを送信する。一次局が、 UAレスポンスを受信したことに より、 LAP層、 LMP層、 SMP層、 OBEX層の各層の接続が完了する。
[0051] 上記の SNRMコマンドは 9600bpsの速度で送信され、また、 UAレスポンスは 115 . 2kbpsの速度で送信される。そのため、一次局は SNRMコマンドを送信した後は、 115. 2kbpsのパケットを受信できる状態で UAレスポンスを待つ。
[0052] 次に、図 13を参照しながら、 IrDAプロトコルと IrSimpleプロトコルの両方を規定ど おりにサポートする通信機器と IrD Aプロトコルのみを規定どおりにサポートする通信 機器との接続手順について説明する。図 13は、 IrDAプロトコルと IrSimpleプロトコ ルの両方を規定どおりにサポートする一次局が、 IrD Aプロトコルのみを規定どおりに サポートする二次局と接続するときの信号シーケンスである。
[0053] 図 13に示すように、一次局は接続要求である SNRMコマンドを送信する力 S、二次 局はこのパケットには応答しない。応答しない理由は、「A field」および「Destination d evice Address」の両方がブロードキャストアドレスを示すパケット(以下、「ブロードキヤ ストパケット」と称す)は、 IrD Aプロトコルで規定されている正常なパケットではない。 そして、正常でないパケットを受信した場合は、応答レスポンスを返信しない旨が規 定されて!/、るためである(非特許文献 1参照)。
[0054] 図 13において一次局が送信する SNRMコマンドは、いずれの値もブロードキャスト を表すため、 IrD Aプロトコルを規定どおりにサポートする二次局はこの SNRMコマン ドには応答しない。
[0055] そして、送信した SNRMコマンドに対する応答が無いので、一次局は IrD Aプロトコ ルによる接続に切り替えて、 IrDAの局発見パケットである XID (0x00)コマンドを送信 する。二次局はこの XID (0x00)コマンドに応答し、 XIDレスポンスを送信する。
[0056] 図 14を参照しながら、 IrD Aプロトコルの局発見レスポンスである XIDレスポンスに ついて説明する。図 14は、 XIDレスポンスパケットのフレームを示す説明図である。
[0057] 「A fieldjは上述と同様のフィールドである。値は、レスポンスパケットであるため「0x FE」となる。
[0058] 「C fieldjは上述と同様のフィールドである。値は、 XIDレスポンスパケットを示す「0x 3FJになる。
[0059] 「format Identifiedは上述と同様のフィールドである。値は「0x01」となる。
[0060] 「Source device AddressJは、送信元(二次局)のアドレスを示すフィールドであり、「
0」および「0xFFFFFFFF」以外のィ直となる。
[0061] 「Destination device AddressJは、送信先(一次局)のアドレスを示すフィールドであ る。この場合は、 XIDコマンドパケットの Source device Addressで通知された一次局 のアドレスとなる。 [0062] 「Discovery Flags Jは上述と同様のフィールドである。値は、 XIDコマンドパケットに おける Discovery Flagsの値と同じとなる。例えば、 XIDコマンドパケットにおける Disco very Flagsの値が「0x00」であった場合は、「0x00」となる。
[0063] 「Slot NumberJは上述と同様のフィールドである。値は、対応する XIDコマンドパケ ットの Slot Numberの値と同じとなる。例えば、 XID (0x00)コマンドに対するレスポンス であれば、値は「0x00」となる。
[0064] 「Version NumberJは上述と同様のフィールドである。
[0065] rDiscovery InfoJは上述と同様のフィールドである。例えば、二次局の機器名称な どの局情報などが記述される。
[0066] 一次局は XIDレスポンスを受信した後、 XID— Endコマンドを送信する。これにより 局発見が終了する。
[0067] 次に、一次局は、 IrDAプロトコルの接続要求である SNRMコマンドを送信する。図
15を参照しながら、 IrDAプロトコルの SNRMコマンドについて説明する。図 15は、 S
NRMコマンドパケットのフレームを示す説明図である。
[0068] フレーム構成は図 9とほぼ同様である力 S、 Destination device addressには、局発見 中の XIDレスホンスノ、ク、ントの Source Device Addressのィ を己述する。まに、 Upper
User Dataは存在しない。
[0069] 上記 SNRMコマンドでは、 A fieldの値、および、 Destination device Addressの値の
V、ずれもがブロードキャストアドレスではな!/、ので、二次局はこの SNRMコマンドを Ir
DAプロトコルの正常なパケットとして受信し、 UAレスポンスを送信する。
[0070] 図 16を参照しながら、 UAレスポンスについて説明する。図 16は、 UAレスポンスパ ケットのフレームを示す説明図である。フレーム構成は図 10とほぼ同様である力 Up per User Dataは存在しない。
[0071] 一次局が上記 UAレスポンスを受信したことで、 IrLAP層の接続が終了する。これ に引き続き、 LAP層より上位層での接続が行われる。
[0072] IrDAプロトコルにより局発見および接続を行う場合において、 XIDコマンドパケット
、 XIDレスポンスパケット、 SNRMコマンドパケット、および、 UAレスポンスパケットは いずれも 9600bpsの速度で送信される。そのため、一次局は XIDコマンドパケットあ るいは SNRMコマンドパケットを送信した後は、 9600bpsの速度のパケットが受信で きる状態で、 XIDレスポンスパケットあるいは UAレスポンスパケットを待つ。
[0073] 上記で説明したように、 IrDAプロトコルと IrSimpleプロトコルの両方を規定どおりに サポートする通信機器は、 IrDAプロトコルあるいは IrSimpleプロトコルを規定どおり にサポートする二次局と接続し、通信することができる。
[0074] しかしながら、 A fieldおよび Destination device Addressの両方がブロードキヤストア ドレスを示すブロードキャストパケットを受信したときに IrDAプロトコルの UAレスポン スを返信する、 IrDAプロトコルを規定どおりにサポートしていない通信機器 (以下、「 応答レスポンス誤送信機器」と称す)が存在し、 IrDAプロトコルと IrSimpleプロトコル の両方を規定どおりにサポートする通信機器は、この応答レスポンス誤送信機器と通 信を行うことができない。
[0075] 図 17を参照しながら、 IrDAプロトコルと IrSimpleプロトコルの両方を規定どおりに サポートする通信機器と応答レスポンス誤送信機器との接続手順について説明する 。図 17は、 IrDAプロトコルと IrSimpleプロトコルの両方を規定どおりにサポートする 通信機器が一次局として、上記応答レスポンス誤送信機器を相手に接続を試みると きの信号シーケンスである。
[0076] 図 13で説明したように、一次局は、まず IrSimpleプロトコルの接続要求である SNR Mコマンドを送信した後、二次局からの UAレスポンスを 115. 2kbpsの速度で待つ。
[0077] 上述のとおり、上記 SNRMコマンドの A fieldおよび Destination device Addressはい ずれもブロードキャストアドレスを示すので、 IrDAプロトコルを規定どおりにサポート する二次局であれば、上記 SNRMコマンドはブロードキャストパケットであると認識し 、 UAレスポンスを返信しない。し力、し、上記応答レスポンス誤送信機器は上記 SNR Mコマンドを IrDAプロトコルの SNRMパケットであると誤って認識し、 UAレスポンス を 9600bpsの速度で送信する。
[0078] し力、し、一次局は、 115. 2kbpsの速度で UAレスポンスパケットを待っているため、
9600bpsの速度で送信された UAレスポンスを検出することはできない。従って、一 次局は、二次局からの応答が無いと判断し、図 11で説明したとおり、次に XIDコマン ドを 9600bpsの速度で送信する。 [0079] しかし、二次局は上記 UAレスポンスを送信した時点で接続処理を完了するため、 ネゴシエーションした速度で、次に送信されてくるはずのパケット(すなわち、 LAP層 の上位層における接続要求パケット)を待っている。そのため、二次局は、一次局が 送信した 9600bpsの XIDコマンドを検出することはできず、引き続きパケットの待ち 状態が続く。
[0080] 一次局は、上記 XIDコマンドに対する応答が無いので、図 11で説明したとおり、再 び IrSimpleプロトコルでの接続要求である SNRMコマンドを送信する。し力、し、二次 局は引き続き LAP層の上位層における接続要求パケットを待っているため、応答で きない。
[0081] 上記のとおり、一次局および二次局のいずれも相手局のパケットを受信できず、最 終的には、各局における処理のタイムアウトにより、接続が失敗して終了する。
[0082] 以上のように、 IrD Aプロトコルと IrSimpleプロトコルの両方を規定どおりにサポート する通信機器は、上記応答レスポンス誤送信機器と通信を行うことができなレ、。
非特許文 1: Inrrared Data Association Serial Inrrared Link Access Protocol(IrLAP) Version 1.1 (June 16, 1996)
非特許文献 2: Infrared Data Association Serial Infrared Link Management Protocol(Ir LMP) Version 1.1 (January 23, 1996)
非特許文献 3: Infrared Data Association i ny TP': A Flow-Control Mechanism for use with IrLMP Version l. l(October 20, 1996)
非特許文献 4 : Infrared Data Association Object Exchange Protocol Version 1.3(Jan 3,2003)
非特許文献 5: Infrared Data Association IrLAP Fast Connect(Application Note) Vers ion 1.0(Nov 27,2002)
非特許文献り: irDA Serial Infrared Link Access Protocol Specification for IrSimple A ddition Version 1.0(Oct 14,2005)
非特許文献 7: IrDA Serial Infrared Link Management Protocol Specification for IrSim pie Addition Version 1.0(Oct 14,2005)
非特許文献 8: IrDA Serial Infrared Sequence Management Protocol for IrSimple Vers ion 1.0(Oct 14,2005)
特許文献 1 :国際公開第 2006/080330号パンフレット (公開日:平成 18年 (2006) 8月 3曰)
発明の開示
[0083] 本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、最初に第 2の 接続要求コマンドを受信したときに、第 1のプロトコルの応答レスポンスを返信する、 第 1のプロトコルをサポートする通信機器と通信を行うことができる、第 1のプロトコノレ および第 2のプロトコルの両方をサポートする通信機器、通信方法、通信回路、携帯 電話機、通信方法を動作させるためのプログラム、およびプログラムを記録した記録 媒体を提供することにある。
[0084] 上記課題を解決するために、本発明に係る通信機器は、二次局と通信する一次局 としての通信機器であって、二次局の存在を確認するための局発見コマンドを送信し た後、当該局発見コマンドに対する応答レスポンスを二次局から受信した場合に、第 1の接続要求コマンドを送信して接続処理を行う第 1のプロトコル制御手段と、二次局 の存在を確認するための局発見コマンドを送信することなぐ第 2の接続要求コマンド を送信して接続処理を行う第 2のプロトコル制御手段と、上記局発見コマンドを送信し てから予め定められた時間の間、当該局発見コマンドに対する応答レスポンスを受信 しなかった場合に、上記第 2のプロトコル制御手段に上記第 2の接続要求コマンドを 送信させるプロトコル切り替え手段とを備えることを特徴としている。
[0085] また、本発明に係る通信方法は、二次局の存在を確認するための局発見コマンド を送信した後、当該局発見コマンドに対する応答レスポンスを二次局から受信した場 合に、第 1の接続要求コマンドを送信して接続処理を行う第 1のプロトコル制御ステツ プと、二次局の存在を確認するための局発見コマンドを送信することなぐ第 2の接続 要求コマンドを送信して接続処理を行う第 2のプロトコル制御ステップと、上記局発見 コマンドを送信してから予め定められた時間、当該局発見コマンドに対する応答レス ポンスを受信しなかった場合に、上記第 2のプロトコル制御ステップにより上記第 2の 接続要求コマンドを送信するプロトコル切り替えステップとを含むことを特徴としてい [0086] 上記の構成によれば、一次局は、二次局が第 1のプロトコル、または第 2のプロトコ ルのいずれをサポートしている場合であっても接続できるように、第 1のプロトコルの 局発見コマンドおよび第 2のプロトコルの第 2の接続要求コマンドを切り替えて接続を 試みる。さらに、一次局は、最初に上記局発見コマンドを送信するので、二次局が第 1のプロトコルのみを規定どおりにサポートする場合は、上記局発見コマンドに対する 応答レスポンスを返信することができる。また、二次局が、(a)第 2のプロトコルのみを 規定どおりにサポートする場合、または、(b)第 1および第 2のプロトコルを規定どおり にサポートし、かつ、第 2のプロトコルを優先させる場合には、一次局が、最初に上記 局発見コマンドを送信しても、二次局は上記局発見コマンドに対する応答は行わな いので、次に送信される第 2の接続要求コマンドに対する応答レスポンスを返信する ことができる。さらに、二次局が、最初に第 2の接続要求コマンドを受信したときに第 1 のプロトコルの応答レスポンスを返信する応答レスポンス誤送信機器であった場合、 一次局は、最初に上記局発見コマンドを送信するので、二次局は上記局発見コマン ドに対する応答レスポンスを返信することができる。
[0087] よって、二次局が第 1のプロトコルを規定どおりにサポートする場合、第 2のプロトコ ルを規定どおりにサポートする場合、第 1および第 2のプロトコルを規定どおりにサボ ートし、かつ、第 2のプロトコルを優先させる場合、応答レスポンス誤送信機器の場合 のいずれであっても、一次局が上記いずれかの二次局と接続するにあたり、最初に 上記第 2の接続要求コマンドを送信するのではなぐ最初に上記局発見コマンドを送 信することにより、二次局が確実に応答レスポンスを返信することができる。
[0088] したがって、一次局は、二次局と確実に接続することができるという効果を奏する。
特に、上記通信機器または通信方法は、応答レスポンス誤送信機器と第 1のプロトコ ルにて確実に接続することができるという効果を奏する。
[0089] また、本発明に係る通信機器は、二次局と通信する一次局としての通信機器であつ て、二次局との通信接続を行うとき、二次局の存在を確認するための局発見コマンド を送信した後、当該局発見コマンドに対する応答レスポンスを二次局から受信した場 合に、第 1のプロトコルでデータ通信を行うため第 1の接続要求コマンドを送信して接 続処理を行う第 1のプロトコルと、第 2のプロトコルでデータ通信を行うための第 2の接 続要求コマンドを送信して接続処理を行う第 2のプロトコルと、を切り替え可能であり、 前記第 2の接続要求コマンドの前に前記局発見コマンドを送信し、当該局発見コマン ドに対する応答を受信した場合には、第 1の接続要求コマンドを送信し、当該局発見 コマンドに対する応答を前記局発見コマンドを送信してから予め定められた時間受 信しなかった場合には、第 2の接続要求コマンドを送信することを特徴として!/、る。
[0090] 上記の構成によれば、一次局は、第 1のプロトコルの局発見コマンドおよび第 2のプ ロトコルの第 2の接続要求コマンドを切り替え可能である。さらに、一次局は、二次局 が第 1のプロトコル、または第 2のプロトコルのいずれをサポートしているかに関わらず 、上記第 2の接続要求コマンドの前に上記局発見コマンドを送信する。そのため、二 次局が第 1のプロトコルのみを規定どおりにサポートする場合は、上記局発見コマン ドに対する応答レスポンスを返信することができる。また、二次局が、(a)第 2のプロト コルのみを規定どおりにサポートする場合、または、(b)第 1および第 2のプロトコルを 規定どおりにサポートし、かつ、第 2のプロトコルを優先させる場合、二次局は、一次 局が上記送信した局発見コマンドに対する応答は行わないが、その次に送信される 第 2の接続要求コマンドに対する応答レスポンスを返信することができる。さらに、二 次局力 最初に上記第 2の接続要求コマンドを受信したときに第 1のプロトコルの応 答レスポンスを返信する応答レスポンス誤送信機器であった場合であっても、一次局 は、上記第 2の接続要求コマンドより前に上記局発見コマンドを送信するので、二次 局は上記局発見コマンドに対する応答レスポンスを返信することができる。
[0091] よって、二次局が第 1のプロトコルを規定どおりにサポートする場合、第 2のプロトコ ルを規定どおりにサポートする場合、第 1および第 2のプロトコルを規定どおりにサボ ートし、かつ、第 2のプロトコルを優先させる場合、応答レスポンス誤送信機器の場合 のいずれであっても、一次局が上記いずれかの二次局と接続するにあたり、上記第 2 の接続要求コマンドより前に上記局発見コマンドを送信することにより、二次局が確 実に応答レスポンスを返信することができる。
[0092] したがって、一次局は、二次局と確実に接続することができるという効果を奏する。
特に、上記通信機器または通信方法は、応答レスポンス誤送信機器と第 1のプロトコ ルにて確実に接続することができるという効果を奏する。 [0093] なお、上記通信機器は、コンピュータによって実現してもよぐこの場合には、コンビ ユータを上記各手段として動作させることにより上記通信機器をコンピュータにて実 現させる通信機器の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可 能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
図面の簡単な説明
[0094] [図 1]本発明の実施の一形態である通信機器の要部構成を示すブロック図である。
[図 2]本発明の実施の一形態である通信機器を用いた通信システムの要部構成を示 すブロック図である。
[図 3]本発明の実施の一形態である通信機器が他の通信機器と接続する処理の流 れを示すフローチャートである。
[図 4]本発明の実施の一形態である通信機器が他の通信機器と接続するにあたり、 所定のメッセージを提示する場合の処理の流れを示すフローチャートである。
[図 5]図 1に示す通信機器における、メッセージ提示例を示す図である。
[図 6]IrD A規格において、 LAP層の接続を行うときの信号シーケンス図である。
[図 7]IrSimple規格における片方向通信において、 LAP層の接続を行うときの信号 シーケンス図である。
[図 8]IrSimple規格における双方向通信において、 LAP層の接続を行うときの信号 シーケンス図である。
[図 9]IrSimpleでの SNRMコマンドフォーマットを示す説明図である。
[図 10]IrSimpleでの UAレスポンスフォーマットを示す説明図である。
[図 1 l]IrDAプロトコルと IrSimpleプロトコルの両方を規定どおりにサポートする通信 機器力 s、 IrSimpleプロトコルと IrD Aプロトコルとの切り替えを行うときの信号シーケン ス図である。
[図 12]IrDAでの XIDコマンドフォーマットを示す説明図である。
[図 13]IrD Aプロトコルと IrSimpleプロトコルの両方を規定どおりにサポートする通信 機器力 IrDAプロトコルのみを規定どおりにサポートする通信機器を二次局として接 続するときの信号シーケンス図である。
[図 14]IrDAでの XIDレスポンスフォーマットを示す説明図である。 [図 15]IrDAでの SNRMコマンドフォーマットを示す説明図である。
[図 16]IrD Aでの UAレスポンスフォーマットを示す説明図である。
[図 17]IrD Aプロトコルと IrSimpleプロトコルの両方を規定どおりにサポートする通信 機器が一次局として、 IrSimpleの SNRMコマンドに対して IrDAの UA応答レスポン スを返信する通信機器を相手に接続を試みるときの信号シーケンス図である。
符号の説明
[0095] 1 通信機器 (一次局)
2 通信機器 (二次局)
103 メッセージ提示部 (メッセージ提示手段)
111 IrDA-LAP制御部(第 1のプロトコル制御部)(第 1のプロトコル制御手段) 112 IrSimple-LAP制御部(第 2のプロトコル制御部)(第 2のプロトコル制御手段) 113 プロトコル切り替え部(プロトコル切り替え手段)
発明を実施するための最良の形態
[0096] 本発明の一実施形態について図 1から図 5に基づいて説明すれば、以下のとおり である。
[0097] 実施の形態において、具体例を挙げて説明する場合、第 1のプロトコルを IrSimple とし、第 2のプロトコルを IrDAとして説明する。もちろん、第 1のプロトコルは IrSimple に限られるものではなぐまた、第 2のプロトコルは IrDAに限られるものではない。す なわち、第 1のプロトコルは、二次局の存在を確認するための局発見コマンドを必要 としないプロトコルであり、第 2のプロトコルは、二次局の存在を確認するための局発 見コマンドを必要とするプロトコルであればょレ、。
[0098] なお、実施の形態では、物理層、データリンク層、ネットワーク層、トランスポート層、 セッション層 +プレゼンテーション層を、それぞれ、 PHY、 LAP, LMP、 SMP、 OB
EXと表記することがある。
[0099] 図 2を参照しながら、本発明に係る通信機器を用いた通信システム 3について説明 する。図 2は、本発明に係る通信機器である通信機器 1と通信機器 2とを備える通信 システム 3の構成を示すブロック図である。
[0100] 通信機器 1は、例えば、撮像した画像データを通信機器 2に送信するデジタルカメ ラゃ、メールデータ、アドレス帳データ、スケジュール帳データなどを通信機器 2に送 信する携帯電話機などである。通信機器 2は、例えば、通信機器 1から受信した画像 データを表示するテレビや、通信機器 1から受信したメールデータ、アドレス帳データ 、スケジュール帳データなどを記録する PCなどである。
[0101] また、通信機器 2は、(l) IrDAプロトコルをサポートする力 「A field」および「Destin ation device Address」の両方がブロードキャストアドレスを示すパケット(以下、「ブロ ードキャストパケット」と称す)に対して UAレスポンスを返信する、 IrDAプロトコルを規 定どおりにサポートしていない通信機器 (以下、「応答レスポンス誤送信機器」と称す )、 (2) IrDAプロトコルのみを規定どおりにサポートする通信機器、(3) IrSimpleプロ トコルのみを規定どおりにサポートする通信機器、(4) IrDAプロトコルおよび IrSimpl eプロトコルの両方を規定どおりにサポートする通信機器のいずれかである。
[0102] 通信機器 1と通信機器 2とは、赤外線を用いた無線通信にてデータを送信部 80か ら受信部 83へ、および、送信部 82から受信部 81へ送信し、相互に通信することが可 能である。
[0103] 送信部 80、 82は、例えば、 IrDA規格に準拠し、赤外線を用いた無線通信にてデ ータを外部に送信できるものである。なお、上記では、無線通信の方式として IrDA規 格を挙げた力、それに限定されるものではない。
[0104] 受信部 81、 83は、例えば、 IrDA規格に準拠し、赤外線を用いた無線通信にてデ ータを外部から受信できるものである。なお、上記では、無線通信の方式として IrDA 規格を挙げた力、それに限定されるものではない。
[0105] また、通信機器 1は、通信ネットワーク 900に接続されており、通信ネットワーク 900 を通じて図示しな!/、外部の通信機器と通信が可能であってもよレ、。通信ネットワーク 9 00に接続されている場合、通信機器 1は、図示しない外部の通信機器との間で、音 声データ、メールデータ、画像データなどを送受信することができる。
[0106] ここで、通信ネットワーク 900としては、特に限定されず、例えば、インターネット、ィ ントラネット、エキストラネット、 LAN, ISDN, VAN, CATV通信網、仮想専用網(vir tual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能であ る。また、通信ネットワーク 900を構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例え ば、 IEEE1394ケープノレ、 USBケーブル、電力線搬送、ケーブル TV回線、電話線 、 ADSL回線等の有線でも、 IrDAのような赤外線、 Bluetooth (登録商標)、 802. 1 1無線、 HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能で ある。本実施形態では通信ネットワーク 900は携帯電話網である。
[0107] 次に、図 1を参照しながら、通信機器 1の構成について説明する。図 1は、本実施の 一形態に係る通信機器 1の構成を示すブロック図である。
[0108] 図 1に示すように通信機器 1は、主制御部 10、記憶部 20、表示制御部 30、表示装 置 31、入力制御部 40、入力装置 41、撮像制御部 50、撮像装置 51、音声制御部 60 、音声入力装置 61、音声出力装置 62、外部通信制御部 70、送信部 80、および受 信部 81とを備えて構成される。
[0109] 主制御部 10は、表示制御部 30、入力制御部 40、撮像制御部 50、音声制御部 60 、外部通信制御部 70、送信部 80、および受信部 81を制御するものである。主制御 部 10は、記憶部 20に記憶されたプログラムを実行することによって上記の制御を行 うとともに、所定の演算処理を行うものである。所定の演算処理としては、例えば、他 の通信機器との接続要求がある。主制御部 10は、例えば、記憶部 20に記憶された
、メモリにロードされたプログラムを実行する図示しない CPU (Central Processing Uni t)によって実現される。上記メモリは、例えば半導体メモリで構成され、入力制御部 4 0、撮像制御部 50、送信部 80、受信部 81、および CPUが処理を行うために必要な データなどのデータを記憶する。主制御部 10の詳細な構成については後述する。
[0110] 記憶部 20は、例えば、主制御部 10の CPUで実行されるプログラム、プログラムで 利用される設定データや入力データ、プログラムの実行によって得られたデータ、通 信機器 2に送信するデータなどを記憶するものであり、 ROM (Read-Only Memory) やフラッシュメモリなどの不揮発性メモリなどで実現される。記憶部 20に記憶するデ ータには、撮像装置 51から取り込まれた画像データ、入力装置 41から入力されたメ ールデータ、アドレス帳データ、スケジュール帳データ、後述するメッセージ提示部( メッセージ提示手段) 103が提示するメッセージ、図示していないメール受信部により 受信したメールデータ、画像データ、通信機器 1が二次局として他の通信装置から受 信部 81を介して受信した画像データなどが含まれる。
[0111] 表示装置 31は、表示制御部 30より送られた情報を表示する。表示装置 31は、例え ば LCD (Liquid Crystal Display;液晶表示装置)で構成される。表示装置 31に表示 する情報としては、通信機器 1の操作者に提示する操作メニュー、通信機器 1の操作 者が送信しょうとする画像データ、後述するメッセージ提示部 103から送信されるメッ セージなどが含まれる。
[0112] 表示制御部 30は、表示装置 31を制御し、主制御部 10から指示された情報を表示 装置 31に送信する。
[0113] 入力装置 41は、通信機器 1の操作者の入力操作を受けつける入力装置であり、入 力操作に応じた入力信号を入力制御部 40に送信する。入力装置 41は、例えば、通 信機器 1の表面に設けられたボタン (キー)、スィッチ、タツチパネルなどの入力デバ イスで構成される。操作者が入力装置 41から入力操作を行うことにより、メール、アド レス帳、スケジュール帳などのデータを生成することができる。生成されたデータは、 主制御部 10を経由して記憶部 20に記憶される。
[0114] 入力制御部 40は、通信機器 1の操作者の操作を受けつける入力装置 41を制御し 、操作者の入力操作に応じた入力信号を主制御部 10に送信する。なお、入力装置 4 1が受けつける入力操作には、通信機器 1の操作者が送信しょうとする画像データの 選択、通信機器 2との赤外線通信を開始するための赤外線通信開始指示などが含ま れる。
[0115] 撮像装置 51は、人物、風景などの被写体を撮像し、撮像した画像または映像を撮 像制御部 50へ送信する。撮像装置 51は、例えばカメラ等で構成される。
[0116] 撮像制御部 50は、撮像装置 51により撮像された画像または映像をデジタルデータ に変換して主制御部 11に送信する。なお、送信されたデジタルデータは、記憶部 20 に記 fe、される。
[0117] 音声入力装置 61は、通信機器 1の操作者から発声される音声を音声信号として取 り込み、音声制御部 60に送信する。音声入力装置 61は、例えばマイクで構成される
[0118] 音声出力装置 62は、音声制御部 60から送信されるアナログ音声信号を音声に変 換して出力する。音声出力装置 62は、例えばスピーカーで構成される。
[0119] 音声制御部 60は、通信機器 1の操作者の音声が入力される音声入力装置 61と、 通信機器 1の操作者に対して音声を出力する音声出力装置 62とを制御する。音声 制御部 60は、他の通信機器から送信される音声データをアナログ音声信号に変換し て音声出力装置 62に出力する。また、メッセージ提示部 103から音声データが送信 される場合は、音声データをアナログ音声信号に変換して音声出力装置 62に出力 する。
[0120] 外部通信制御部 70は通信ネットワーク 900と接続し、通信ネットワーク 900を介して 通信機器 1と図示しない外部の通信機器との通信を制御する。すなわち、外部通信 制御部 70は、図示しない外部の通信機器から送信されてくる各種データを主制御部 10に送信する。また、外部通信制御部 70は、主制御部 10からの指示に応じて、主 制御部 10から送信されてきた各種データを、通信ネットワーク 900を通じて図示しな い外部の通信機器へ送信する。なお、外部通信制御部 70は、例えばアンテナなど の通信部を含む。
[0121] なお、表示制御部 30、表示装置 31、撮像制御部 50、撮像装置 51、音声制御部 6 0、音声入力装置 61、音声出力装置 62、および外部通信制御部 70は必ずしも常に 備えられるものではなぐ通信機器 1の機能に応じて適宜選択して備えられるもので ある。
[0122] 例えば、通信機器 1をデジタルカメラに適用する場合には、撮像制御部 50および 撮像装置 51を設けて、撮像した画像を、主制御部 10、送信部 80、受信部 81による 通信機能によって、通信機器 2に送信するように構成することができる。また、例えば 、通信機器 1を携帯電話機に適用する場合には、音声制御部 60、音声入力装置 61 、音声出力装置 62、および外部通信制御部 70を設けて、受信した音声データゃメ ールデータを、主制御部 10、送信部 80、受信部 81による通信機能によって、通信 機器 2に送信するように構成することができる。
[0123] 次に、主制御部 10ついて、詳細に説明する。
[0124] 主制御部 10は、 LAP層処理部 100と上位層処理部 101と下位層処理部 102とを 含んでいる。また、主制御部 10はメッセージ提示部 103を含んでいてもよい。 [0125] LAP層処理部 100は、プロトコル制御部 110、タイマー 120、送信要求コマンド解 析部 130、送信用上位層データ格納部 140、送信フレーム生成部 150、受信フレー ム解析部 160、受信用上位層データ格納部 170、受信コマンド通知生成部 180とを 備えて構成される。
[0126] プロトコル制御部 110は、 LAP層のプロトコルを制御する。そのために、プロトコル 制御部 110は、 IrDA-LAP制御部(第 1のプロトコル制御部)(第 1のプロトコル制御手 段) 111、 IrSimple-LAP制御部(第 2のプロトコル制御部)(第 2のプロトコル制御手段 ) 112、プロトコル切り替え部(プロトコル切り替え手段) 113を有する。
[0127] IrDA-LAP制御部 111は、 IrDA-LAPプロトコルによる通信を行う。そのために、 IrDA -LAP制御部 111は、局発見制御部 l l la、接続制御部 l l lb、データ転送制御部 1 l lc、切断制御部 11 Idを備える。局発見制御部 11 laは、 IrDA-LAPプロトコルによ る局発見処理を行う。接続制御部 11 lbは、 IrDA-LAPプロトコルによる接続処理を行 う。データ転送制御部 111cは、 IrDA-LAPプロトコルによるデータ転送を行う。切断制 御部 11 Idは、 IrDA-LAPプロトコルによる切断処理を行う。そして、 IrDA-LAP制御部 111は、接続時には、局発見制御部 11 laにより局発見処理を行った上で接続制御 部 11 lbにより接続処理を行い、データ転送時には、データ転送制御部 11 により データ転送を行い、切断時には、切断制御部 11 Idにより切断処理を行う。
[0128] IrSimple-LAP制御部 112は、 IrSimple-LAPプロトコルによる通信を行う。そのために 、 IrSimple-LAP制御部 112は、接続制御部 112a、データ転送制御部 112b、切断制 御部 112cを備える。接続制御部 112aは、 IrSimple-LAPプロトコルによる接続処理を 行う。データ転送制御部 112bは、 IrSimple-LAPプロトコルによるデータ転送を行う。 切断制御部 112cは、 IrSimple-LAPプロトコルによる切断処理を行う。そして、 IrSimpl e-LAP制御部 112は、接続時には、接続制御部 112aにより接続処理を行い、データ 転送時には、データ転送制御部 112bによりデータ転送を行い、切断時には、切断 制御部 112cにより切断処理を行う。
[0129] プロトコル切り替え部 113は、 IrDA-LAP制御部 111と IrSimple-LAP制御部 112を 切り替える。つまり、通信機器 2との接続を確立する際、通信機器 1はプロトコル切り 替え部 113の切り替え処理によって、まず IrDAプロトコルによる接続を試み、次に Ir Simpleプロトコルによる接続を試み、次に再び IrDAプロトコルによる接続を試みる、 という処理を繰り返す。
[0130] 具体的には、プロトコル切り替え部 113は、通信機器 2との接続を確立する際、まず 、 IrDA-LAP制御部 111を最初に動作させる。そして、 IrDAの局発見コマンドである XIDコマンドを送信する。 XIDコマンドを送信した後に通信機器 2から応答がなけれ ば、 XID— Endコマンドを送信し、 IrDA-LAP制御部 111の動作を停止する。そして、 次に、 1 1^16_し八?制御部112を動作させる。そして、接続要求コマンドである SNR Mコマンドを送信する。 SNRMコマンドを送信した後に通信機器 2から応答がなけれ ば、 0八-511^16制御部112の動作を停止する。そして、再び IrDA-LAP制御部 111 を動作させる。プロトコル切り替え部 113は、以上の切り替え処理を繰り返し行う。な お、通信が切断された場合は、プロトコル切り替え部 113は、再び IrDA-LAP制御部 1 11に動作を切り替え、 IrDA-LAPプロトコルによる接続を試みる。処理手順の詳細に ついては後述する。
[0131] メッセージ提示部 103は、通信機器 1と通信機器 2との接続が開始される前に、具 体的にはプロトコル切り替え部 113が最初に IrDA-LAP制御部 111を動作させる前に 、所定のメッセージを提示する。上記メッセージは、例えば、他の通信機器を受信可 能状態にすることを通信機器 1の操作者に促す旨のテキストデータや音声データで ある。また、メッセージ提示部 103は、上記メッセージを、表示制御部 30を経由して 表示装置 31に表示させたり、音声制御部 60を経由して音声出力装置 62に出力させ ることにより、操作者に提示する。
[0132] タイマー 120は、プロトコル制御部 110により、制御されるタイマーである。タイマー
120は、例えば、プロトコル制御部 110が接続処理のタイムアウトを判定する際に利 用される。
[0133] 送信要求コマンド解析部 130は、上位層(LMP層)からの送信要求コマンドを解析 する。ここでいう送信要求コマンドとは、接続要求、データ転送要求、切断要求である 。解析結果は、プロトコル制御部 130に通知される。
[0134] 送信用上位層データ格納部 140は、上位層(LMP層)からの送信データを格納す る。格納されたデータは、送信フレーム生成部 150に渡され、送信フレーム内に配置 される。
[0135] 送信フレーム生成部 150は、送信用上位層データ格納部 140から取得したデータ に基づいて、下位層(PHY層)へ渡す送信フレームを生成する。ここでいう送信フレ ームとは、 SNRMコマンド(接続要求)、 UIコマンド(データ転送要求)、 DISCコマン ド(切断要求)である。
[0136] 受信フレーム解析部 160は、下位層(PHY層)からの受信フレームを解析し、解析 結果をプロトコル制御部 110に通知する。また、受信フレーム解析部 160は、解析時 に抽出された上位層データを受信用上位層データ格納部 170に格納する。
[0137] 受信用上位層データ格納部 170は、受信フレーム解析部 160にて、解析、抽出さ れた上位層データを格納する。格納されたデータは、上位層(LMP層)へと渡される
[0138] 受信コマンド通知生成部 180は、プロトコル制御部 110からの受信コマンド通知生 成要求により、受信コマンドを生成し、上位層(LMP層)へと通知する。ここでいぅ受 信コマンドとは、接続要求受信コマンド、データ転送要求受信コマンド、切断要求受 信コマンドである。
[0139] 上位層処理部 101は、受信用上位層データ格納部 170からのデータと受信コマン ド通知生成部 180からの受信コマンドとを基にして、 LAP層より上位層での処理を行
5。
[0140] 下位層処理部 102は、送信用上位層データ格納部 140からのデータと送信フレー ム生成部 150送信フレームとを基にして、 LAP層より下位層での処理を行う。
[0141] 次に、図 3を参照しながら、一次局である通信機器 1が二次局である通信機器 2と接 続する手順について説明する。図 3は、通信機器 1が二次局からの応答の有無に応 じて接続要求コマンドを繰り返し送信する処理の流れを示すフローチャートである。
[0142] 通信機器 1の操作者が入力装置 41から赤外線通信開始指示を入力すると(Sl)、 プロトコル切り替え部 113は、まず IrDA-LAP制御部 111を最初に動作させ、 IrDAプ ロトコルをサポートする他の通信機器が通信機器 1の通信可能距離内にいるかどうか を確認するために、 1スロットの XIDコマンドを局発見制御部 11 laから送信する(S2 ( 第 1のプロトコル制御ステップ))。通信機器 2が IrDAプロトコルをサポートしており、 かつ、通信機器 1の通信可能距離内にあれば、通信機器 2は二次局として XIDコマ ンドに応答して XIDレスポンスを返信する。なお、通信機器 2が IrDAプロトコルおよ び IrSimpleプロトコルの両方を規定どおりにサポートする場合は、 1回目の 1スロット の XIDコマンドには、上述したとおり応答しない。
[0143] 次に、局発見制御部 11 laが通信機器 2からの応答の有無を確認し、応答があれば
(S3にて YES)、 IrDA-LAP制御部 111の接続制御部 11 lbが IrD Aプロトコルでの接 続を行う(S13〜S 14)。一方、応答がなければ(S3にて NO)、 IrDAプロトコルで規定 されて!/、る XID— Endコマンドを局発見制御部 11 laが送信し(S4 (第 1のプロトコル 制御ステップ))、局発見コマンドの終了を通信可能距離内の他の通信機器に伝える
[0144] 次に、プロトコル切り替え部 113が IrDA-LAP制御部 111に代えて IrSimple-LAP制 御部 112を動作させ、 IrSimpleプロトコルの SNRMコマンドを接続制御部 112aが送 信する(S5 (第 2のプロトコル制御ステップ))。通信機器 2が IrSimpleプロトコルをサ ポートしており、かつ、通信機器 1の通信可能距離内にあれば、通信機器 2は二次局 として SNRMコマンドに応答して UAレスポンスを返信する。また、通信機器 2が IrD Aプロトコルおよび IrSimpleプロトコルの両方を規定どおりにサポートする場合も、同 様に UAレスポンスを返信する。
[0145] 次に、接続制御部 112aが通信機器 2からの応答の有無を確認し、応答があれば( S6にて YES)、 IrSimpleプロトコルをサポートする通信機器を二次局として発見した ことになる。これにより、 LAP層、 LMP層、 SMP層、 OBEX層の接続が完了し、記憶 部 20に記憶しているデータを IrSimpleプロトコルにより通信機器 2に送信することが 可能となる。一方、通信機器 2からの応答がなければ(S6にて NO)、プロトコル切り 替え部 113が IrSimple-LAP制御部 112に代えて IrDA-LAP制御部 111を動作させ、 ステップ S2と同様に 1スロットの XIDコマンドを局発見制御部 11 laが送信する(S7 ( 第 1のプロトコル制御ステップ))。
[0146] 次に、ステップ S3と同様に、局発見制御部 11 laが通信機器 2からの応答の有無を 確認し、応答があれば(S8にて YES)、 IrDA-LAP制御部 111が IrDAプロトコルでの 接続を行う(S13〜S 14)。応答がなければ(S8にて NO)、 IrDAプロトコルで規定さ れて!/、る XID— Endコマンドを局発見制御部 11 laが送信し(S9 (第 1のプロトコル制 御ステップ))、局発見コマンドの終了を通信可能距離内の他の通信機器に伝える。
[0147] 次に、ステップ S5と同様に、プロトコル切り替え部 113が IrDA_LAP制御部 111に代 えて IrSimple-LAP制御部 112を動作させて、 IrSimpleプロトコルの SNRMコマンドを 接続制御部 112aが送信する(S 10 (第 2のプロトコル制御ステップ) )。
[0148] 次に、接続制御部 112aが二次局からの応答の有無を確認し、応答があれば(S 11 にて YES)、 IrSimpleプロトコルをサポートする通信機器 2を二次局として発見したこ とになる。これにより、 LAP層、 LMP層、 SMP層、 OBEX層の接続が完了し、通信 機器 1が記憶部 20に記憶しているデータを IrSimpleプロトコルにより通信機器 2に送 信すること力 S可能となる。一方、通信機器 2からの応答がなければ(S8にて NO)、ス テツプ S5〜S10の繰り返しが満了したかどうかをプロトコル切り替え部 113が判定し( S 12)、繰り返しが満了して!/、れば(S 12にて YES)、二次局は発見されずに接続処 理を終了する。繰り返しが満了したことの判定は、規定された回数だけ繰り返しを行 つたことを判定してもよいし、接続手順を開始してからの経過時間をタイマー 120によ り測定して判定してもよい (例えば、接続開始後 5秒間だけ繰り返すなど)。一方、繰り 返しが満了していなければ(S 12にて NO)、再度、プロトコル切り替え部 113が IrSim ple-LAP制御部 112を動作させ、 IrSimpleプロトコルの SNRMコマンドを接続制御 部 112aが送信する(S5)。
[0149] また、 IrDAプロトコルの局発見コマンドに対して、通信機器 2から応答があった場 合(S3または S8にて YES)、通信機器 1は IrDAプロトコルをサポートする通信機器 2 を発見したことになり、 XID— Endコマンドを局発見制御部 11 laが送信し、局発見コ マンドの終了を通信可能距離内の他の通信機器に伝える(S 13 (第 1のプロトコル制 御ステップ))。続いて、 IrDAプロトコルで規定される LAP層の接続を行う SNRMコ マンドを接続制御部 11 lbが送信する(S 14)。さらに図示しな!/、が LAP層の接続が 完了すると、上位層処理部 101が LMP層、 TinyTP層、 OBEX層での接続を実行 する。各層の接続が完了すると、通信機器 1は記憶部 20に記憶しているデータを IrD Aプロトコルにより通信機器 2に送信することが可能となる。
[0150] 次に、二次局である通信機器 2が、(1) IrD Aプロトコルをサポートする力 S、ブロード キャストパケットに対して UAレスポンスを返信する応答レスポンス誤送信機器の場合 、 (2) IrDAプロトコルのみを規定どおりにサポートする場合、(3) IrSimpleプロトコル のみを規定どおりにサポートする場合、(4) IrDAプロトコルおよび IrSimpleプロトコ ルの両方を規定どおりにサポートする場合、のそれぞれについて、通信機器 1と通信 機器 2との接続の流れを、図 3に示すフローチャートを用いて説明する。
[0151] (1)応答レスポンス誤送信機器の場合
この場合、通信機器 2は、局発見制御部 11 laが送信した 1スロットの XIDコマンド( S2)に応答し、 XIDレスポンスを返信する。通信機器 1は、通信機器 2からの応答が あつたので(S3にて YES)、 IrDA-LAP制御部 111が IrDAプロトコルでの接続を行う (S 13〜; 14)。上記のように処理が進むことで、通信機器 1は、 IrSimpleプロトコルの SNRMパケットを通信機器 2に送信することがなぐ IrDAプロトコルでの通信を行うこ と力 Sできる。
[0152] (2) IrDAプロトコルのみを規定どおりにサポートする場合
この場合、通信機器 2は、局発見制御部 11 laが送信した 1スロットの XIDコマンド( S2)に応答し、 XIDレスポンスを返信する。通信機器 1は、通信機器 2からの応答が あつたので(S3にて YES)、 IrDA-LAP制御部 111が IrDAプロトコルでの接続を行う (S 13〜; 14)。上記のように処理が進むことで、通信機器 1は通信機器 2と IrDAプロト コルでの通信を行うことができる。
[0153] (3) IrSimpleプロトコルのみを規定どおりにサポートする場合
この場合、通信機器 2は、局発見制御部 11 laが送信した 1スロットの XIDコマンド( S 2)を認識できないため、これには応答しない。通信機器 1は、通信機器 2からの応 答が無!/、ので(S3にて NO)、 XID— Endコマンドを局発見制御部 11 laが送信し(S 4)、プロトコル切り替え部 113が IrDA-LAP制御部 111に代えて IrSimple-LAP制御部 112を動作させ、 IrSimpleプロトコルの SNRMコマンドを接続制御部 112aが送信す る(S5)。そして、通信機器 2は、接続制御部 112aが送信した IrSimpleプロトコルの SNRMコマンドに応答して UAレスポンスを返信する。通信機器 1は、通信機器 2か らの応答があつたので(S6にて YES)、接続を完了する。上記のように処理が進むこ とで、通信機器 1は通信機器 2と IrSimpleプロトコルでの通信を行うことができる。 [0154] (4) IrD Aプロトコルおよび IrSimpleプロトコルの両方を規定どおりにサポートする 場合
この場合、通信機器 2は、局発見制御部 11 laが送信した 1スロットの XIDコマンドに は応答しない。通信機器 1は、通信機器 2からの応答が無いので(S3にて NO)、 XI D— Endコマンドを局発見制御部 11 laが送信し(S4)、プロトコル切り替え部 113が I rDA-LAP制御部 111に代えて IrSimple-LAP制御部 112を動作させ、 IrSimpleプロト コルの SNRMコマンドを接続制御部 112aが送信する(S5)。そして、通信機器 2は、 接続制御部 112aが送信した IrSimpleプロトコルの SNRMコマンドに応答して UAレ スポンスを返信する。通信機器 1は、通信機器 2からの応答があつたので(S6にて YE S)、接続を完了する。上記のように処理が進むことで、通信機器 1は通信機器 2と IrS impleプロトコルでの通信を行うことができる。なお、通信機器 2が、上述した通信機 器 1、すなわち、 IrDAプロトコルおよび IrSimpleプロトコルの両方を規定どおりにサ ポートし、かつ、接続の際、 IrDAの接続力も試みる場合も、上記と同様の処理手順 により、通信機器 1は通信機器 2と IrSimpleプロトコルでの通信を行うことができる。
[0155] 次に、図 4を参照しながら、通信機器 1において、メッセージ提示部 103によるメッセ ージ表示を行う場合の接続手順について、説明する。図 4は、通信機器 1の操作者 が赤外線通信の開始指示を行うときまで、メッセージ提示部 103が所定のメッセージ を提示する処理の流れを示すフローチャートである。
[0156] 通信機器 1の操作者が入力装置 41を用いて、例えば、表示装置 31に表示された 画像データの中から他の通信機器に送信したい画像データを選択すると(S21)、メ ッセージ提示部 103が、記憶部 21に格納されている所定のメッセージを、例えば図 5 に示すように表示装置 31に提示する(S22)。この表示によって、通信機器 1の操作 者に対して、通信機器 2を受信可能状態にするように促す。操作者がこのメッセージ に従って通信機器 2を受信可能状態にすることで、通信機器 2は、図 3のステップ S2 にて通信機器 1から送信される初回の XIDコマンドを受信し損なうことがなぐ確実に 応答すること力 Sでさる。
[0157] 次に、プロトコル切り替え部 113が、通信機器 1の操作者が入力装置 51から赤外線 通信開始指示を行うまで接続開始処理を待ち合わせ(S23)、操作者からの赤外線 通信開始指示があると、図 3のステップ S2〜S14で説明した接続手順に従って通信 機器 2との接続処理を行う (S24)。
[0158] 次に、接続が成功していれば(S25にて YES)、上位層処理部 101、 LAP層処理 部 100、および下位層処理部 102が接続したプロトコルにより通信を行う(S26)。
[0159] そして、通信が終了すると、上位層処理部 101、 LAP層処理部 100、および下位 層処理部 102が接続したプロトコルにより切断処理を行い(S27)、通信を完了する。
[0160] また、本発明に係る通信機器および二次局となる通信機器は、赤外線通信が可能 な通信機器であれば、例えば、携帯電話機、 PDA(Personal Digital Assistant), PC、 テレビ、デジタルカメラ、プリンタなどであってもよい。
[0161] 例えば、本発明に係る通信機器は、他の携帯電話機から携帯電話網を介して受信 したメールデータや画像データなどを二次局に赤外線で送信する携帯電話機に好 適である。また、例えば、本発明に係る通信機器は、撮像した画像データを二次局に 赤外線で送信するデジタルカメラなどの撮像装置に好適である。また、本発明に係る 通信機器が送受信するデータは、テキストデータ、音声データ、画像データ、映像デ ータ、またはそれらを組み合わせたものであってもよぐまた、特定のフォーマットに限 定されるものではない。
[0162] また、上述の実施の形態では、通信機器 1がー次局として動作する形態について 記述したが、通信機器 1は二次局としても動作する機能を有していてもよい。
[0163] なお、本発明は、以下のようにも表現できる。
[0164] [1]本発明に係る通信機器は、赤外線で通信を行う通信機器であって、局発見を 必要とする第 1のプロトコルを処理する相手機を探索する局発見パケット送信手段と 、第 1のプロトコルで接続を行う第 1接続パケット送信手段と、局発見を必要としない 第 2のプロトコルで接続を行う第 2接続パケット送信手段と、受信手段と、送信指示手 段とを備え、送信指示手段により送信を指示すると、局発見パケット送信手段により 局発見パケットを送信し、局発見パケット送信手段が送信する局発見パケットに呼応 した応答を他の通信機器から受信した場合、第 1のプロトコルの接続パケットを送信 し、局発見パケットに呼応した応答を他の通信機器力 受信しなかった場合、第 2の プロトコルの接続パケットを送信するものであってもよい。 [0165] [2]さらに、本発明に係る通信機器は、上記 [1]の装置であって、第 1のプロトコノレ は IrD Aプロトコルであり、第 2のプロトコルは IrSimpleプロトコルであってもよい。
[0166] [3]さらに、本発明に係る通信機器は、上記 [1]の装置であって、メッセージ提示手 段を持ち、局発見パケットを送信する前に、相手装置を受信状態にするよう促すメッ
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[0167] [4]本発明に係る通信方法は、赤外線で通信を行う通信方法であって、局発見を 必要とする第 1のプロトコルを処理する相手機を探索する局発見パケット送信ステツ プと、第 1のプロトコルで接続を行う第 1接続パケット送信ステップと、局発見を必要と しな!/、第 2のプロトコルで接続を行う第 2接続パケット送信ステップと、受信ステップ手 段と、送信指示ステップとを備え、
送信指示ステップで送信を指示すると、局発見パケット送信ステップで局発見バケツ トを送信し、局発見パケット送信ステップが送信する局発見パケットに呼応した応答を 他の通信機器から受信した場合、第 1のプロトコルの接続パケットを送信し、局発見 パケットに呼応した応答を他の通信機器から受信しなかった場合、第 2のプロトコノレ の接続パケットを送信するものであってもよレ、。
[0168] 最後に、主制御部 10は、上述のように CPUを用いてソフトウェアによって実現して もよいし、ノ、一ドウエアロジックによって構成してもよい。ソフトウェアによって実現する 場合は、通信機器 1は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行する CPU、 上記プログラムを格納した ROM、上記プログラムを展開する RAM、上記プログラム および各種データを格納するメモリ等の記憶装置 (記録媒体)などを備えてレ、る。そし て、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである通信機器 1の制御 プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプ ログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、通信機器 1に供給し 、通信機器 1内のコンピュータほたは CPUや MPU)が記録媒体に記録されて!/、る プログラムコードを読み出し実行することによつても、達成可能である。
[0169] 上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッ ピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクや CD— ROM/MO/ MD/DVD/CD— R等の光ディスクを含むディスク系、 ICカード(メモリカードを含 む)/光カード等のカード系、あるいはマスク ROM/EPROM/EEPROM/フラッ シュ ROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
[0170] また、通信機器 1を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを 通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定さ れず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、 LAN, ISDN, VAN, CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網 、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体とし ては、特に限定されず、例えば、 IEEE1394ケーブル、 USBケーブル、電力線搬送 、ケーブル TV回線、電話線、 ADSL回線等の有線でも、 IrDAのような赤外線、 Blu etooth (登録商標)、 802. 11無線、 HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタ ル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的 な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも 実現され得る。
[0171] 本発明は上述した実施形態に限定されるものではなぐ請求項に示した範囲で種 々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段 を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
[0172] 以上のように、本発明に係る通信機器は、二次局と通信する一次局としての通信機 器であって、二次局の存在を確認するための局発見コマンドを送信した後、当該局 発見コマンドに対する応答レスポンスを二次局から受信した場合に、第 1の接続要求 コマンドを送信して接続処理を行う第 1のプロトコル制御手段と、二次局の存在を確 認するための局発見コマンドを送信することなぐ第 2の接続要求コマンドを送信して 接続処理を行う第 2のプロトコル制御手段と、上記局発見コマンドを送信してから予 め定められた時間の間、当該局発見コマンドに対する応答レスポンスを受信しなかつ た場合に、上記第 2のプロトコル制御手段に上記第 2の接続要求コマンドを送信させ るプロトコル切り替え手段とを備えることを特徴としている。
[0173] また、本発明に係る通信方法は、二次局の存在を確認するための局発見コマンド を送信した後、当該局発見コマンドに対する応答レスポンスを二次局から受信した場 合に、第 1の接続要求コマンドを送信して接続処理を行う第 1のプロトコル制御ステツ プと、二次局の存在を確認するための局発見コマンドを送信することなぐ第 2の接続 要求コマンドを送信して接続処理を行う第 2のプロトコル制御ステップと、上記局発見 コマンドを送信してから予め定められた時間、当該局発見コマンドに対する応答レス ポンスを受信しなかった場合に、上記第 2のプロトコル制御ステップにより上記第 2の 接続要求コマンドを送信するプロトコル切り替えステップとを含むことを特徴としてい
[0174] 上記の構成によれば、一次局は、二次局が第 1のプロトコル、または第 2のプロトコ ルのいずれをサポートしている場合であっても接続できるように、第 1のプロトコルの 局発見コマンドおよび第 2のプロトコルの第 2の接続要求コマンドを切り替えて接続を 試みる。さらに、一次局は、最初に上記局発見コマンドを送信するので、二次局が第 1のプロトコルのみを規定どおりにサポートする場合は、上記局発見コマンドに対する 応答レスポンスを返信することができる。また、二次局が、(a)第 2のプロトコルのみを 規定どおりにサポートする場合、または、(b)第 1および第 2のプロトコルを規定どおり にサポートし、かつ、第 2のプロトコルを優先させる場合には、一次局が、最初に上記 局発見コマンドを送信しても、二次局は上記局発見コマンドに対する応答は行わな いので、次に送信される第 2の接続要求コマンドに対する応答レスポンスを返信する ことができる。さらに、二次局が、最初に第 2の接続要求コマンドを受信したときに第 1 のプロトコルの応答レスポンスを返信する応答レスポンス誤送信機器であった場合、 一次局は、最初に上記局発見コマンドを送信するので、二次局は上記局発見コマン ドに対する応答レスポンスを返信することができる。
[0175] よって、二次局が第 1のプロトコルを規定どおりにサポートする場合、第 2のプロトコ ルを規定どおりにサポートする場合、第 1および第 2のプロトコルを規定どおりにサボ ートし、かつ、第 2のプロトコルを優先させる場合、応答レスポンス誤送信機器の場合 のいずれであっても、一次局が上記いずれかの二次局と接続するにあたり、最初に 上記第 2の接続要求コマンドを送信するのではなぐ最初に上記局発見コマンドを送 信することにより、二次局が確実に応答レスポンスを返信することができる。
[0176] したがって、一次局は、二次局と確実に接続することができるという効果を奏する。
特に、上記通信機器または通信方法は、応答レスポンス誤送信機器と第 1のプロトコ ルにて確実に接続することができるという効果を奏する。
[0177] さらに、本発明に係る通信機器は、上記の構成において、上記プロトコル切り替え 手段が最初に上記第 1のプロトコル制御手段に上記局発見コマンドを送信させる前 に、二次局を受信可能状態にすることを促す所定のメッセージを提示するメッセージ 提示手段をさらに備える構成としてもよい。
[0178] 上記の構成によれば、さらに、上記通信機器が最初に局発見コマンドを送信する 前に、操作者に二次局を受信可能状態にすることを促す所定のメッセージが提示さ れる。
[0179] よって、操作者が、提示されたメッセージに従って予め上記二次局を受信可能状態 にしておくことで、上記二次局が上記最初に送信される局発見コマンドを受信し損な うことがなくなり、上記最初に送信される局発見コマンドに対する応答レスポンスを確 実に返信することができる。特に、二次局が応答レスポンス誤送信機器である場合は 、最初の局発見コマンドを受信し損なうと、次に受信する第 2の接続要求コマンドに 対して応答レスポンスを誤送信することとなる。これを防止するため、操作者が、提示 されたメッセージに従って予め上記応答レスポンス誤送信機器を受信可能状態にし ておくことで、上記最初に送信される局発見コマンドに対する応答レスポンスを確実 に返信することができる。
[0180] したがって、二次局は、上記局発見コマンドに対する応答レスポンスを確実に送信 するので、上記通信機器は上記二次局と確実に接続できるという効果を奏する。特 に、上記通信機器は応答レスポンス誤送信機器と第 1のプロトコルにて確実に接続 すること力 Sできると!/、う効果を奏する。
[0181] さらに、本発明に係る通信機器は、上記の構成において、上記第 1のプロトコルが I rD Aプロトコルであり、上記第 2のプロトコルが IrSimpleプロトコルである構成としても よい。
[0182] 上記の構成によれば、さらに、上記通信機器は、二次局力 SlrDAプロトコル、または I rSimpleプロトコルのいずれをサポートしている場合であっても接続できるように、 IrD Aプロトコルの局発見コマンドである XIDコマンドおよび、 IrSimpleプロトコルの接続 要求コマンドである SNRMコマンドを切り替えて接続を試みる。さらに、上記通信機 器が最初に上記 XIDコマンドを送信するので、二次局が IrDAプロトコルのみを規定 どおりにサポートする場合は、上記 XIDコマンドに対する応答レスポンスを返信するこ と力できる。また、二次局が IrSimpleプロトコルのみを規定どおりにサポートする場合 、または、 IrDAおよび IrSimpleプロトコルを規定どおりにサポートする場合には、上 記通信機器が最初に上記 XIDコマンドを送信しても、二次局は上記 XIDコマンドに 対する応答は行わなレ、ので、次に送信される SNRMコマンドに対する応答レスボン スを返信すること力できる。さらに、二次局が、最初に SNRMコマンドを受信したとき に IrDAプロトコルの応答レスポンスを返信する応答レスポンス誤送信機器であった 場合、上記通信機器が最初に XIDコマンドを送信するので、二次局は上記 XIDコマ ンドに対する応答レスポンスを返信することができる。
[0183] よって、二次局が、 IrDAプロトコルを規定どおりにサポートする場合、 IrSimpleプロ トコルを規定どおりにサポートする場合、 IrDAおよび IrSimpleプロトコルを規定どお りにサポートし、かつ、 IrSimpleプロトコルを優先させる場合、応答レスポンス誤送信 機器の場合のいずれであっても、上記通信機器が上記いずれかの二次局と接続す るにあたり、上記プロトコル切り替え手段が最初に第 2のプロトコル制御手段に IrSim pieの接続要求コマンドである SNRMコマンドを送信させるのではなぐ最初に第 1の プロトコル制御手段に IrDAの局発見コマンドである XIDコマンドを送信させることに より、二次局が確実に応答レスポンスを返信することができる。
[0184] したがって、上記通信機器は、二次局と確実に接続することができるという効果を奏 する。特に、上記通信機器は応答レスポンス誤送信機器と IrDAプロトコルにて確実 に接続すること力できるとレ、う効果を奏する。
[0185] さらに、本発明に係る携帯電話機は、上記通信機器を搭載し、通信ネットワークを 介して接続された外部の通信装置力 受信したデータを、該通信機器によって送信 することを特 ί毁としている。
[0186] したがって、上記携帯電話機は、二次局、特に、応答レスポンス誤送信機器に、通 信ネットワークを介して接続された外部の携帯電話機から受信したデータを確実に送 信すること力 Sできると!/、う効果を奏する。
[0187] なお、上記通信機器は、コンピュータによって実現してもよぐこの場合には、コンビ ユータを上記各手段として動作させることにより上記通信機器をコンピュータにて実 現させる通信機器の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可 能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
[0188] また、上記通信機器は、上記の各手段として機能する通信回路によって実現しても よい。
[0189] また、本発明に係る通信機器は、二次局と通信する一次局としての通信機器であつ て、二次局との通信接続を行うとき、二次局の存在を確認するための局発見コマンド を送信した後、当該局発見コマンドに対する応答レスポンスを二次局から受信した場 合に、第 1のプロトコルでデータ通信を行うため第 1の接続要求コマンドを送信して接 続処理を行う第 1のプロトコルと、第 2のプロトコルでデータ通信を行うための第 2の接 続要求コマンドを送信して接続処理を行う第 2のプロトコルと、を切り替え可能であり、 前記第 2の接続要求コマンドの前に前記局発見コマンドを送信し、当該局発見コマン ドに対する応答を受信した場合には、第 1の接続要求コマンドを送信し、当該局発見 コマンドに対する応答を前記局発見コマンドを送信してから予め定められた時間受 信しなかった場合には、第 2の接続要求コマンドを送信することを特徴として!/、る。
[0190] 上記の構成によれば、一次局は、第 1のプロトコルの局発見コマンドおよび第 2のプ ロトコルの第 2の接続要求コマンドを切り替え可能である。さらに、一次局は、二次局 が第 1のプロトコル、または第 2のプロトコルのいずれをサポートしているかに関わらず 、上記第 2の接続要求コマンドの前に上記局発見コマンドを送信する。そのため、二 次局が第 1のプロトコルのみを規定どおりにサポートする場合は、上記局発見コマン ドに対する応答レスポンスを返信することができる。また、二次局が、(a)第 2のプロト コルのみを規定どおりにサポートする場合、または、(b)第 1および第 2のプロトコルを 規定どおりにサポートし、かつ、第 2のプロトコルを優先させる場合、二次局は、一次 局が上記送信した局発見コマンドに対する応答は行わないが、その次に送信される 第 2の接続要求コマンドに対する応答レスポンスを返信することができる。さらに、二 次局力 最初に上記第 2の接続要求コマンドを受信したときに第 1のプロトコルの応 答レスポンスを返信する応答レスポンス誤送信機器であった場合であっても、一次局 は、上記第 2の接続要求コマンドより前に上記局発見コマンドを送信するので、二次 局は上記局発見コマンドに対する応答レスポンスを返信することができる。
[0191] よって、二次局が第 1のプロトコルを規定どおりにサポートする場合、第 2のプロトコ ルを規定どおりにサポートする場合、第 1および第 2のプロトコルを規定どおりにサボ ートし、かつ、第 2のプロトコルを優先させる場合、応答レスポンス誤送信機器の場合 のいずれであっても、一次局が上記いずれかの二次局と接続するにあたり、上記第 2 の接続要求コマンドより前に上記局発見コマンドを送信することにより、二次局が確 実に応答レスポンスを返信することができる。
[0192] したがって、一次局は、二次局と確実に接続することができるという効果を奏する。
特に、上記通信機器または通信方法は、応答レスポンス誤送信機器と第 1のプロトコ ルにて確実に接続することができるという効果を奏する。
[0193] また、本発明に係る通信機器は、二次局と通信する一次局としての通信機器であつ て、二次局との通信接続を行うとき、二次局の存在を確認するための局発見コマンド を送信した後、当該局発見コマンドに対する応答レスポンスを二次局から受信した場 合に、第 1の接続要求コマンドを送信して接続処理を行う第 1のプロトコル制御手段と 、二次局との通信接続を行うとき、二次局の存在を確認するための局発見コマンドを 送信することなぐ第 2の接続要求コマンドを送信して接続処理を行う第 2のプロトコ ル制御手段と、二次局との通信接続を行うとき、最初に上記第 1のプロトコル制御手 段に上記局発見コマンドを送信させ、送信してから予め定められた時間の間、当該 局発見コマンドに対する応答レスポンスを二次局から受信しなかった場合に、上記第 2のプロトコル制御手段に上記第 2の接続要求コマンドを送信させるプロトコル切り替 え手段とを備えることを特徴としてレ、る。
[0194] また、本発明に係る通信方法は、二次局との通信接続を行うとき、二次局の存在を 確認するための局発見コマンドを送信した後、当該局発見コマンドに対する応答レス ポンスを二次局から受信した場合に、第 1の接続要求コマンドを送信して接続処理を 行う第 1のプロトコル制御ステップと、二次局との通信接続を行うとき、二次局の存在 を確認するための局発見コマンドを送信することなぐ第 2の接続要求コマンドを送信 して接続処理を行う第 2のプロトコル制御ステップと、二次局との通信接続を行うとき、 最初に上記第 1のプロトコル制御ステップにより上記局発見コマンドを送信し、送信し てから予め定められた時間、当該局発見コマンドに対する応答レスポンスを二次局か ら受信しなかった場合に、上記第 2のプロトコル制御ステップにより上記第 2の接続要 求コマンドを送信するプロトコル切り替えステップとを含むことを特徴としている。
[0195] 上記の構成によれば、一次局は、二次局が第 1のプロトコル、または第 2のプロトコ ルのいずれをサポートしている場合であっても接続できるように、第 1のプロトコルの 局発見コマンドおよび第 2のプロトコルの第 2の接続要求コマンドを切り替えて接続を 試みる。さらに、一次局は、最初に上記局発見コマンドを送信するので、二次局が第 1のプロトコルのみを規定どおりにサポートする場合は、上記局発見コマンドに対する 応答レスポンスを返信することができる。また、二次局が、(a)第 2のプロトコルのみを 規定どおりにサポートする場合、または、(b)第 1および第 2のプロトコルを規定どおり にサポートし、かつ、第 2のプロトコルを優先させる場合には、一次局が、最初に上記 局発見コマンドを送信しても、二次局は上記局発見コマンドに対する応答は行わな いので、次に送信される第 2の接続要求コマンドに対する応答レスポンスを返信する ことができる。さらに、二次局が、最初に第 2の接続要求コマンドを受信したときに第 1 のプロトコルの応答レスポンスを返信する応答レスポンス誤送信機器であった場合、 一次局は、最初に上記局発見コマンドを送信するので、二次局は上記局発見コマン ドに対する応答レスポンスを返信することができる。
[0196] よって、二次局が第 1のプロトコルを規定どおりにサポートする場合、第 2のプロトコ ルを規定どおりにサポートする場合、第 1および第 2のプロトコルを規定どおりにサボ ートし、かつ、第 2のプロトコルを優先させる場合、応答レスポンス誤送信機器の場合 のいずれであっても、一次局が上記いずれかの二次局と接続するにあたり、最初に 上記第 2の接続要求コマンドを送信するのではなぐ最初に上記局発見コマンドを送 信することにより、二次局が確実に応答レスポンスを返信することができる。
[0197] したがって、一次局は、二次局と確実に接続することができるという効果を奏する。
特に、上記通信機器または通信方法は、応答レスポンス誤送信機器と第 1のプロトコ ルにて確実に接続することができるという効果を奏する。
産業上の利用可能性
[0198] 本発明は、通信機器に広く適用可能であり、特に光空間通信機能を有する通信機 器、例えばノート PC、 PDA,携帯電話、デジタルカメラ等の携帯型無線通信機器に 好適に利用できる。

Claims

請求の範囲
[1] 二次局と通信する一次局としての通信機器であって、
二次局の存在を確認するための局発見コマンドを送信した後、当該局発見コマンド に対する応答レスポンスを二次局から受信した場合に、第 1の接続要求コマンドを送 信して接続処理を行う第 1のプロトコル制御手段と、
二次局の存在を確認するための局発見コマンドを送信することなぐ第 2の接続要 求コマンドを送信して接続処理を行う第 2のプロトコル制御手段と、
上記局発見コマンドを送信してから予め定められた時間、当該局発見コマンドに対 する応答レスポンスを受信しなかった場合に、上記第 2のプロトコル制御手段に上記 第 2の接続要求コマンドを送信させるプロトコル切り替え手段とを備えることを特徴と する通信機器。
[2] 上記プロトコル切り替え手段が最初に上記第 1のプロトコル制御手段に上記局発見 コマンドを送信させる前に、二次局を受信可能状態にすることを促す所定のメッセ一 ジを提示するメッセージ提示手段をさらに備えることを特徴とする請求項 1に記載の 通信機器。
[3] 上記第 1のプロトコルが IrDA (Infrared Data Association)プロトコルであり、上記第
2のプロトコルが IrSimpleプロトコルであることを特徴とする請求項 1または 2に記載 の通信機器。
[4] 二次局と通信する一次局としての通信機器における通信方法であって、
二次局の存在を確認するための局発見コマンドを送信した後、当該局発見コマンド に対する応答レスポンスを二次局から受信した場合に、第 1の接続要求コマンドを送 信して接続処理を行う第 1のプロトコル制御ステップと、
二次局の存在を確認するための局発見コマンドを送信することなぐ第 2の接続要 求コマンドを送信して接続処理を行う第 2のプロトコル制御ステップと、
上記局発見コマンドを送信してから予め定められた時間、当該局発見コマンドに対 する応答レスポンスを受信しな力、つた場合に、上記第 2のプロトコル制御ステップによ り上記第 2の接続要求コマンドを送信するプロトコル切り替えステップとを含むことを 特徴とする通信方法。
[5] 請求項 1から 3のいずれ力、 1項に記載の通信機器を動作させるプログラムであって、 コンピュータを上記の各手段として機能させるためのプログラム。
[6] 請求項 5に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
[7] 請求項 1から 3のいずれ力、 1項に記載の通信機器を動作させる通信回路であって、 上記の各手段として機能することを特徴とする通信回路。
[8] 請求項 1から 3のいずれか 1項に記載の通信機器を搭載し、通信ネットワークを介し て接続された外部の通信装置力 受信したデータを、該通信機器によって送信する ことを特徴とする携帯電話機。
[9] 本発明に係る通信機器は、二次局と通信する一次局としての通信機器であって、 二次局との通信接続を行うとき、二次局の存在を確認するための局発見コマンドを 送信した後、当該局発見コマンドに対する応答レスポンスを二次局から受信した場合 に、第 1のプロトコルでデータ通信を行うため第 1の接続要求コマンドを送信して接続 処理を行う第 1のプロトコルと、第 2のプロトコルでデータ通信を行うための第 2の接続 要求コマンドを送信して接続処理を行う第 2のプロトコルと、を切り替え可能であり、 前記第 2の接続要求コマンドの前に前記局発見コマンドを送信し、当該局発見コマ ンドに対する応答を受信した場合には、第 1の接続要求コマンドを送信し、
当該局発見コマンドに対する応答を前記局発見コマンドを送信してから予め定めら れた時間受信しなかった場合には、第 2の接続要求コマンドを送信することを特徴と する通信機器。
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