【日本ハム】9回のハンコックが火消し失敗 4失点で逆転負け

スポーツ報知
9回1死一、三塁、外崎修汰に左越えに逆転3ランを打たれベンチへ戻るハンコック

◆日本ハム2―4西武(7日・東京ドーム)

 日本ハムは9回に登板したジャスティン・ハンコック投手(28)が抑えに失敗し逆転負けを喫した。

 強力西武打線にのまれた。8回3安打無失点と好投した有原に代わり、マウンドに上がったハンコック。1死から秋山に右前打、山川に四球を与えた。好調の森の右前適時打で1点差とされ、なおも1死一、三塁。絶対絶命の場面で投じた内角高めの直球を、外崎に左翼席中段にたたき込まれた。

 来日1年目の右腕は「いつも通りの気持ちでマウンドに上がりました。何球か投げミスもあって、その後に四球もあって」とうなだれた。変化球の精度に苦しんだことで、打者有利のカウントから直球を狙い打ち。「自分のミスで勝てる試合を落としてしまった」と反省した。

 投手陣に厳しい状況が続く。守護神候補筆頭の石川直が不調のため2軍に降格中。栗山監督は「それは最初から分かっていること。(9回の起用は)いろんな理由がある。誰が連投できるかとか。そういう中でみんながそろうまでやるしかないので」と前を向いた。

野球

×