さいたま市本庁舎、2031年に新都心に移転へ 市長「本市の中央、合併の象徴」

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さいたま市
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 さいたま市の清水勇人市長は2日、2031年をめどに、市役所本庁舎をさいたま新都心駅東口のバスターミナル(大宮区北袋町1)付近に移転する意向を示した。同日開会した市議会2月定例会の施政方針演説で明らかにした。

 新都心地区への本庁舎移転は01年の市発足当初から検討されてきたが、具体的な日程と場所を示したのは初めて。旧浦和市を地盤とする市議らの中には反対論もあり、移転の可否を巡って今後議論になるとみられる。

 清水市長は演説で、新都心地区について「本市の中央にあり、合併の象徴。合併30周年をめどに移転を目指す」と表明。移転によって「(大宮・浦和の)二つの都心の一体性をより高め、東日本の中枢都市にふさわしい魅力あふれる市に発展する」と強調した。浦和区の現本庁舎については区役所機能を残した上で、文化芸術や教育・先進研究拠点などの設置を検討する。

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