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自転車ロード・増田成幸 けが、病気を克服の不死鳥、悲願の舞台へ

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男子ロードレースに出場する増田成幸選手=宇都宮ブリッツェン提供
男子ロードレースに出場する増田成幸選手=宇都宮ブリッツェン提供

 東京オリンピックの男子ロードレースに24日、増田成幸(37)=宇都宮ブリッツェン=が出場した。落車による大けがや病気を何度も克服してきた「不死鳥」が悲願の大舞台に挑んだ。

 ロードレースに本格的に取り組み始めたのは日大時代。在学中、人力飛行機のパイロットとして日本記録を樹立した異色の経歴を持つ。

 だが、2010年には人力飛行の世界記録挑戦中の事故で腰椎(ようつい)を圧迫骨折。11年には鎖骨や肩甲骨などを、19年には腰と骨盤をいずれもレース中の落車で骨折するなど、度重なるけがに悩まされてきた。17年春には甲状腺ホルモンが過剰に分泌されるバセドー病と診断され、半年ほど実戦から離れた。それでも復活する度にレースで強さを見せてきた。

 その増田をして「手ごわい相手」と言わしめたのが新型コロナウイルスの感染拡大だ。上位2人が代表に内定する選考ランキングで2位につけていたが、昨年3月中旬に選考対象レースが一斉に中止となり、代表選考期間は「5月末まで」から「10月中旬まで」に変更された。

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