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名古屋のアングラ地帯で起こった驚愕事案。殺人、薬物、老人の性…

 2020年、大都市では広域で再開発ラッシュが起こっている。超高層ビルが立ち並び、クリーンな街づくりが進む一方、都会の街は夜になると顔を変え、大麻や殺傷事件など物騒な話題が世間を騒がせた。そんなヤバいニュースのさらなる裏側や、ニッチだが知っておきたい闇情報を、夜の街のプロフェッショナルから総ざらいする!

<名古屋>殺人、薬物、老人の性。アングラな街で起こった驚愕事案

夜の[ヤバい街]ランキング

刺殺現場付近。「トヨタのお膝元だから取り締まりがユルい」と豪語するが、呂布氏は飲酒で免許を剥奪された

 名古屋在住歴25年になるラッパーの呂布カルマ氏が注目するのは、2019年5月に栄の路上で起こった殺人事件。 「栄の女子大小路という歓楽街で、元ヤクザが元ヤクザを刺殺したんです。一部始終の動画がSNSにアップされて凄惨でしたね」  殺人現場からほど近い池田公園には、アジア人のキャッチが常時20人ほど立っている。 「外国人パブやクラブも多いけど、若者は同じ栄でも錦や住吉に行っていて、女子大は30代後半以降が行く取り残された街。モラルがあるから大ごとにはならないだけで、薬物がまん延しています」  さらに名古屋は外国人、LGBT、性風俗に優しい街だと呂布氏。 「80歳のおじいさんがゲイバーのカウンターの中で“殉職”して、事故物件化した店を自分のレーベルのスタジオに改造したんですが、性に関心を持ち続ける老人が多いのが特徴。栄の風俗嬢のイベントでなぜか俺も物販を出したら、隣の風俗嬢の“10秒ハグ”に60代の男が行列を成していて『半年はこれで頑張れる』と絶妙ないい顔をしてました」
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呂布カルマ氏

 都心が規制の憂き目に遭うなかで、夜の輝きを鈍く放っている。

<夜の名古屋ニュースランキング>

1位 ヤクザの刺殺事件がSNSで大拡散 人通りが多いなかでの刺殺事件。歌舞伎町のホスト殺傷事件と同じくSNSで現場の様子が広がった。「山口組弘道会の本拠地は新栄だけど、本物のヤクザはちゃんとしている」と呂布氏。 2位 栄・女子大のクラブは薬物の温床に セキュリティがないため、ドラッグ好きにとっては遊びやすい街。 3位 80歳のゲイバー店主がカウンターで死亡 LGBTが暮らしやすいコミュニティが存在。納屋橋にはハッテン場も。 4位 フェチ系風俗のレベルが爆上がり 5位 飲酒運転の取り締まりがユルい 【ラッパー・呂布カルマ氏】 名古屋在住ラッパー。『フリースタイルダンジョン』3代目モンスター。「パンのマルシェ」に行くなど至って平和な名古屋ライフを送る <取材・文/週刊SPA!編集部>
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