ロコ・ソラーレ 開幕5連勝、最大ライバル中部電力下し五輪代表前進

[ 2021年2月12日 05:30 ]

カーリング 全農日本選手権第4日 ( 2021年2月11日    北海道稚内市みどりスポーツパーク )

中部電力戦でショットを放つロコ・ソラーレの吉田知。左は吉田夕、右は鈴木(C)JCA IDE
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 1次リーグが行われ、女子の18年平昌五輪銅メダルで連覇を狙うロコ・ソラーレが、昨年準優勝の中部電力を7―4で下し、開幕5連勝とした。スキップ・藤沢五月(29)らメンバーのショットが好調で着実に得点を重ね、1次リーグ1位での決勝トーナメント進出を決めた。

 ロコ・ソラーレが最大のライバル・中部電力に完勝した。全員のショットの精度が高く、有利な後攻では着実に2点を積み重ね、不利な先攻では1失点にとどめた。司令塔の藤沢は「チーム全員で氷を読めたおかげで大きなミスなく、(中部電力の)いいショットにいいショットを返せた」と納得の表情。2年前は海外遠征を繰り返して国内チームとの対戦が少なく、情報がないまま日本選手権で中部電力に敗れた。新型コロナ禍の今季は海外に行けず、国内で中部電力とも対戦。「慣れているのはメリット」。1次リーグ1位での決勝トーナメント進出も決定し、連覇すれば得られる22年北京五輪代表に前進。「いい流れでいけている」と手応えを口にした。

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